説明

撮像装置

【課題】ノイズ源の測位精度への悪影響を回避しながらも、画像を撮像したときの現在位置情報を取得することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】デジタルカメラ99は、自機の位置に関する情報を、該情報を含む電波を介して測位するGPS150と、被写体像を撮像し画像データを生成するCCDイメージセンサー104と、電波と干渉する駆動周波数40.5MHzと、電波と干渉しない駆動周波数44MHzのいずれかを用いてCCDイメージセンサー104による撮像の際の読み出し駆動周波数を制御するメインコントローラー110を備え、メインコントローラー110は、GPS150が測位していない間においては、駆動周波数40.5MHzにてCCDイメージセンサー104を制御し、GPS150が測位している間においては、駆動周波数44MHzにてCCDイメージセンサー104を制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
測位装置を有する撮像装置に関する。特に、測位装置により取得した測位情報を撮像画像と関連付けて記録する撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
撮像した画像のデータをGPSにより測位した現在位置情報と関連付けて記録することができるデジタルカメラが知られている。このとき、測位される位置情報の精度が悪いと、実際に画像を撮像した位置と、GPSにより取得される位置情報とに大きな誤差が生じてしまい好ましくない。GPSの測位精度への悪影響として、デジタルカメラ内部の撮像素子であるCCDセンサを駆動するためのクロックノイズなどが原因として知られている。
【0003】
この問題に対して例えば特許文献1は、測位精度への悪影響を防止するために、GPSが記録すべき位置情報の測位を実行している間は、ノイズ源である撮像回路や記録回路を停止させる電子カメラを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−271375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の電子カメラは、GPS測位中において画像の撮像および記録が禁止されるため、画像の撮像と現在位置の測位とを同時に実行することができない。そのため、該画像を撮像したときの正確な現在位置情報を記録することができなかった。
【0006】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ノイズ源の測位精度への悪影響を回避しながらも、画像を撮像したときの現在位置情報を取得することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明の撮像装置は、自機の位置に関する情報を、該情報を含む電磁波を介して測位する測位手段と、被写体像を撮像し画像データを生成する撮像手段と、電磁波と干渉する第一の駆動周波数と、電磁波と干渉しない第二の駆動周波数のいずれかを用いて撮像手段による撮像の際の読み出し駆動周波数を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、測位手段が測位していない間においては、第一の駆動周波数にて撮像手段を制御し、測位手段が測位している間においては、第二の駆動周波数にて撮像手段を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、ノイズ源の測位精度への悪影響を回避しながらも、画像を撮像したときの現在位置情報を取得することができる撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施の形態1に係る撮像装置の電気的構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る撮像装置の背面構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る撮像装置の動作のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
〔1. 実施の形態1〕
本発明に係るCCDイメージセンサーの駆動パルス周波数がGPS装置に干渉のすることに対する対策法は例えばデジタルカメラ等の撮像する装置に適用できる。以下図面を用いて、デジタルカメラ99に適用した本発明の実施の形態1について説明する。
【0011】
〔1−1. 構成〕
〔1−1−1. 概要〕
図1に実施の形態1の電気的構成のブロック図を示す。
【0012】
本発明に係るデジタルカメラ99は、被写体像を光学系100を通してCCDイメージセンサー104で撮像する。撮像により作成された画像データは前処理部(AFE)105や画像処理部106において各種処理を施される。画像データはフラッシュメモリ120やメモリカード122に保存される。フラッシュメモリ120やメモリカード122に保存された画像データは、使用者による操作部130の操作を受け付けて液晶ディスプレイ140上に再生表示される。以下でデジタルカメラ99における各電気的構成の詳細を説明する。
【0013】
〔1−1−2. 電気的構成〕
フォーカスレンズ101は焦点距離の調節に用いられる。ズームレンズ102は拡大縮小倍率の調節に用いられる。絞り103は絞りの開き具合の調節に用いられる。フォーカスレンズ101、ズームレンズ102、絞り103の動作は駆動装置を介してメインコントローラー110により制御される。なお、光学系100は収差補正等のためレンズ構成は何枚でも何郡でもよい。また、光学系100に光学式手ぶれ補正レンズOIS(Optical Image Stabilizer)(図示せず)を含んでいてもよい。
【0014】
CCDイメージセンサー104は光学系100を通して集光された光を電気信号へと変換する。CCDイメージセンサー104の受光面には多数のフォトダイオードが2次元的に配列されている。被写体からの光は光学系100を通過したのちにCCDイメージセンサー104上の受光面に結像される。そして、被写体からの光は受光面にて光電効果により電荷として蓄えられる。各受光面で蓄えられた電荷は垂直CCDおよび水平CCDによってアンプに転送される、その結果、画像信号が生成される。なお、本発明は、インターライントランスファー方式のCCDイメージセンサーに限らない。例えば、フレームトランスファー方式や、フレームインターライントランスファー方式など、他の転送方式のCCDイメージセンサーでもよい。
【0015】
前処理部105は、CCDイメージセンサー104で生成された画像信号に対して、相関二重サンプリング、ゲイン調整、およびアナログ形式の画像データからデジタル形式の画像データへの変換を施す。その後、前処理部105はRGB信号の画像データを画像処理部106に出力する。
【0016】
画像処理部106は、入力されたRGB信号の画像データに対して自動露出検出やJPEG形式への圧縮等の処理を施す。
自動露出検出をするために画像処理部106は、画像データから得られる画像を複数の小領域に分割し、分割した小領域ごとにRGB信号の積算値を算出し、メインコントローラー110に出力する。メインコントローラー110は、RGB信号に基づいて被写体の輝度を検出し、撮影に適した露出値を算出する。メインコントローラー110は、算出された露出値と所定のプログラム線図に従って、絞り値とシャッタースピードを決定する。自動露出検出の過程で得られる画像の輝度の値は本発明において使用可能である。
JPEG形式への圧縮は、大別してダウンサンプリング、離散的コサイン変換、量子化、ハフマン符号化の手順で行われる。なお、ダウンサンプリングの過程において、RGB信号は輝度と色情報であるYCbCrや輝度と色差情報であるYUVに分解される。JPEG形式への圧縮の過程で得られる画像の輝度の値は本発明に使用可能である。
画像処理部106が施す各種処理としては、他にもガンマ補正、ホワイトバランス補正、YC変換処理、電子ズーム処理、動画圧縮・伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、これらの一部を欠く構成としてもよい。画像処理部106は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピューターなどで構成してもよい。またメインコントローラー110などとともに1つの半導体チップで構成してもよい。
【0017】
液晶ディスプレイ140は、画像処理部106で処理された表示用の画像データが示す画像を表示する。また、画像の他、デジタルカメラ99の設定条件等を表示可能である。本実施例では、表示手段の一例として液晶ディスプレイ140を示すが、本発明はこれに限らない。例えば、有機ELディスプレイ等の表示手段を用いてもよい。
【0018】
本発明に係るデジタルカメラ99全体の動作はメインコントローラー110によって統括制御される。メインコントローラー110は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピューターなどで構成してもよい。また、画像処理部106などと共に1つの半導体チップで構成してもよい。また、メインコントローラー110は内部メモリを備えるようにしてもよい。
【0019】
メインコントローラー110は、垂直同期信号を定期的に生成する。メインコントローラー110は、垂直同期信号をタイミング発生器(TG)107に出力する。
【0020】
タイミング発生器107は、垂直同期信号に基づいて、CCDイメージセンサー104、前処理部105、画像処理部106を駆動するための同期信号を生成する。
【0021】
タイミング発生器107は駆動パルスを定期的に生成し、CCDイメージセンサー104を駆動する。すなわち、CCDイメージセンサー104は、駆動パルスに応じて、CCDイメージセンサー104内に多数存在する受光面で生成された電荷を垂直CCDに読み出し、続いて水平CCDに転送する。続いて、生成された電荷はアンプに転送され、ここで電気信号に変換される。その後、CCDイメージセンサー104は、この電気信号を前処理部105に転送する。駆動パルスの周波数が高くなるとCCDイメージセンサー104の電荷転送速度は速くなり、一方、駆動パルスの周波数が低くなるとCCDイメージセンサー104の電荷転送速度は遅くなる。
【0022】
バッファメモリ119は、画像処理部106やメインコントローラー110のワークメモリとして機能する記憶手段である。バッファメモリ119はDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで実現できる。
【0023】
フラッシュメモリ120は、画像データ等を記憶するための内部メモリとして機能する。メインコントローラー110は、画像処理部106で処理される画像データをフラッシュメモリ120に記憶させたり、メモリカード122に記憶させたりする。
【0024】
カードスロット121は、メモリカード122を着脱可能な接続手段である。カードスロット121は、メモリカード122を電気的及び機械的に接続可能である。また、カードスロット121は、メモリカード122を制御する機能を備えてもよい。
【0025】
メモリカード122は、内部にフラッシュメモリ等の記憶部を備えた外部メモリである。メモリカード122は、画像処理部106で処理される画像データなどのデータを記憶可能である。本実施例では、外部メモリの一例としてメモリカード122を示すが、本発明はこれには限らない。例えば、光ディスク等の記憶媒体を外部メモリとしてもよい。
【0026】
GPS150はメインコントローラー110の指示を受け測位を行う。メインコントローラー110は、GPS150によって測位した位置情報を撮影画像と関連付けてフラッシュメモリ120やメモリカード122に記録する。
【0027】
ここで、GPS150が受信する位置情報を有する電波の周波数とCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数の関連について簡単に説明する。本実施の形態1のデジタルカメラ99においては、GPS150の受信する位置情報を有する電波が、CCDイメージセンサー104を40.5MHzの駆動パルス周波数で駆動したきに、互いに干渉して正確な位置情報を得ることができないとする。この課題は、GPS150の動作中において、CCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数の切り替えを行うことで解決できる。周波数を低周波側に切り替えを行うと電荷伝送速度が遅くなり処理に時間がかかるため高周波側に切り替えることが望ましい。しかしながらCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を高くすると、消費電力が高くなってしまう。そのため、GPS150が動作していないときは、消費電力を抑えるため低周波数(例えば40.5MHz)にてCCDイメージセンサー104を駆動する。そして、GPS150が受信する電波と、駆動パルス周波数が互いに干渉する場面に限り、CCCイメージセンサー104の駆動パルス周波数をGPS150が受信する位置情報を有する電波の周波数に対して干渉が最小となる周波数(例えば44MHz)に切り替える。
【0028】
図2は、実施の形態1に係わるデジタルカメラの背面構成を示ブロック図である。デジタルカメラ99本体の背面および上面は液晶パネル140、レリーズキー181、ズームダイヤル182、中央キー183、上キー184、右キー185、下キー186,左キー187、GPS測位キー190等により構成される。なお液晶ディスプレイ140はタッチパネル方式であっても良い。これらの構成は、図1の操作部130に対応する。操作部130は使用者による操作を受け付ける。GPS測位キー190を使用者が押下することによりメインコントローラー110からGPS150に位置測定の指示が出される。
【0029】
〔1−1−3. 本発明との対応関係〕
GPS150は、本発明の測位手段の一例である。CCDイメージセンサー104は、本発明の撮像手段の一例である。40.5MHzは、本発明の第一の駆動周波数の一例である。44MHzは、本発明の第二の駆動周波数の一例である。メインコントローラー110は、本発明の制御手段の一例である。
【0030】
〔1−2. 動作〕
〔1−2−1. 概要〕
本実施の形態1に係るデジタルカメラ99は、GPS150の動作に応じてCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を変化させる。以下で、本発明のCCDイメージセンサー104とGPS150の駆動パルス周波数の干渉現象の対策について、図を用いて順に説明する。
【0031】
〔1−2−2. GPSの駆動状況に応じたCCD駆動〕
図3を用いて、GPSの駆動状況に応じたCCD駆動方法について説明する。
本実施の形態1に係るデジタルカメラ99において、まず始めに撮影モード中のCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数はメインコントローラー110の指示により40.5MHzで動作する(S300)。CCDイメージセンサー104は受光部で生成された電荷を40.5MHzで読み出し、電荷情報を前処理部105に転送する。その後画像処理部106にてデータを処理して画像を液晶ディスプレイ140へ映し出す。
続いてGPS150がメインコントローラー110からの信号により起動する(S301)。GPS150は一定の時間間隔で自動的にデジタルカメラ99の現在位置を測定し、メインコントローラー110に測位情報の信号を送信する。このとき、メインコントローラー110はGPS150の測位動作状況を常に監視している(S302)。
GPS150の測位動作がメインコントローラー110によって検出された場合、CCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を44MHzに切り替える(S303)。CCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数が44MHzに切り替えられた後もメインコントローラー110はGPS測位動作を一定時間後に監視し、CCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数の判定を行う(S302)。GPS150による測位動作が引き続き行われていた場合は、CCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を44MHzで動作させ続け(S303)、GPS150の測位動作が終了していた場合にはCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を40.5MHzに戻す(S304)。
以降はGPSの測位状態を検知してステップS303或いはステップS304の動作を繰り返し行う。
【0032】
以上のように、本実施の形態1のデジタルカメラ99は、自機の位置に関する情報を、該情報を含む電波を介して測位するGPS150と、被写体像を撮像し画像データを生成するCCDイメージセンサー104と、電波と干渉する駆動周波数40.5MHzと、電波と干渉しない駆動周波数44MHzのいずれかを用いてCCDイメージセンサー104による撮像の際の読み出し駆動周波数を制御するメインコントローラー110を備え、メインコントローラー110は、GPS150が測位していない間においては、駆動周波数40.5MHzにてCCDイメージセンサー104を制御し、GPS150が測位している間においては、駆動周波数44MHzにてCCDイメージセンサー104を制御する。これにより、GPS150は、位置情報を有する電波をCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数の干渉を受けずに受信することができる。従って、本実施の形態1にかかるデジタルカメラ99は、CCDイメージセンサー104が動作時・非動作時にかかわらず正確な位置情報をGPS150によって測位することが可能になる。
【0033】
また、GPS150が測位していない間においては、GPS150が測位している間に比べ低い駆動周波数でCCDイメージセンサー104を駆動するため消費電力を抑えることができる。また、GPS150が測位している間は、GPS150が測位していない間に比べ高い駆動周波数でCCDイメージセンサー104を駆動するため消費電力の面では不利であるが、受光した電荷の高速読み出しをするのに有利である。
【0034】
なお、本発明のCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数の切り替え動作に関するGPS150の測位開始信号はメインコントローラー110から一定時間間隔で自動的に発信される信号のみに限定されるものではない。例えば、図2に示されたGPS測位キー190で使用者の任意にGPS150が測位を開始させる場合も含む。この場合もCCDイメージセンサー104の駆動時にはGPS150が測位動作中か否かをメインコントローラー110にて判定し、GPS150が測位動作中であると検出された場合にはCCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を44MHzに切り替える。メインコントローラー110がGPS測位動作を検出しない場合は、CCDイメージセンサー104の駆動パルス周波数を40.5MHzにする。GPS測位キー190にて測位を開始する場合、連続的にGPS測位動作を行わないため、自動的に測位する場合と比較して消費電力という面で有利である。
【0035】
なお、上記ではCCDイメージセンサー104の駆動周波数を通常動作時は40.5MHz、GPS測位動作時は45MHzとしたが、本発明ではこれを限定しない。
〔他の実施例〕
上記では、CCDイメージセンサー104の場合を説明したが、本発明は他の撮像素子であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明はデジタルカメラに限定されるものではなく、カムコーダー、カメラ付き携帯電話など、GPSのような測位装置を搭載した撮像装置に適用することができる。
【符号の説明】
【0037】
99 デジタルカメラ、
100 光学系、
101 フォーカスレンズ、
102 ズームレンズ、
103 絞り
104 CCDイメージセンサー、
105 前処理部(AFE)、
106 画像処理部
107 タイミング発生器、
110 メインコントローラー、
119 バッファメモリ
120 フラッシュメモリ、
121 カードスロット、
122 メモリカード、
130 操作部、
140 液晶ディスプレイ
150 GPS
181 レリーズキー
182 ズームダイヤル
183 中央キー
184 上キー
185 右キー
186 下キー
187 左キー
190 GPS測位キー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自機の位置に関する情報を、該情報を含む電磁波を介して測位する測位手段と、
被写体像を撮像し画像データを生成する撮像手段と、
前記電磁波と干渉する第一の駆動周波数と、前記電磁波と干渉しない第二の駆動周波数のいずれかを用いて前記撮像手段による撮像の際の読み出し駆動周波数を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記測位手段が測位していない間においては、前記第一の駆動周波数にて前記撮像手段を制御し、前記測位手段が測位している間においては、前記第二の駆動周波数にて前記撮像手段を制御する、
撮像装置。
【請求項2】
前記第一の駆動周波数は、前記第二の駆動周波数よりも低周波数である、
請求項1に記載の撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−103619(P2011−103619A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−258591(P2009−258591)
【出願日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】