【課題】ターゲット・コマーシャル・インプレッションの保証された配信に基づく新しい広告パラダイムを提供すること
【解決手段】システムおよび方法は、一般に、実際の視聴者の閲覧結果に基づいて放送番組を（例えば、実際の挿入および／またはアセット・チャンネルへの切り替えを介して）アセットに与える。例えば、アセット・プロバイダは、特定の視聴者分類に応じて配信するアセットのターゲットを定めることを望んでいる場合がある（例えば、性別、所得水準、地域、年齢など）。テレビ番組編成者およびラジオ番組編成者などの番組プロバイダ（例えば、標準的な電波塔ラジオ放送および衛星ラジオ）は、放送網ユーザ（１０７）から情報を受け取り、それらのアセットをその情報に基づいて利用可能な帯域幅内に挿入する。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ターゲット・アセットを放送網のユーザに配信する方法であって、各ユーザは、ユーザ機器デバイスを有し、前記方法は、
ユーザによる単一の現在の番組選択、又はユーザ機器デバイスの単一の現在の番組ステータスに制限された現在のユーザ配信元情報と、
１以上のターゲット・アセットをユーザに合わせることに関連する前記放送網からユーザ機器デバイスに送信されるターゲット情報の全てを構成するネットワーク配信元情報であって、ターゲット・アセットの何れか１つに対する所望の視聴者の特性を特定する情報と、ユーザの特性又はグループ関連性を特定する情報とを含む前記ネットワーク配信元情報と、
ユーザ機器デバイスにおいて、プロセッサが非線形性適応フィルタ又は確率的モデルを用いて一連の入力又は経時的にイベントを分析することにより推定されるプロセッサ推定情報であって、プロセッサによって任意のアセット配信機会で実施する候補のアセットから選択させる情報を構成するプロセッサ推定情報と
を取得するようにユーザ機器デバイスのプロセッサが動作すること、
ユーザ機器デバイスにおいて、ネットワーク加入者に向けた放送網情報を受信することであって、前記放送網情報は、複数のアセットを含み、前記複数のアセットの各々は、前記任意のアセット配信機会で実施するオプションとして利用可能である、前記受信すること、
ユーザ配信情報及びネットワーク配信情報と組み合わせたプロセッサ推定情報を用いて、任意のアセット配信機会における実施に利用可能な複数のアセットから更なるユーザの介入無しにユーザ機器デバイスのプロセッサに選択させることであって、アセットに対する集計した視聴者サイズは、ネットワーク・ユーザのユーザ機器デバイスのプロセッサによる選択に依存する、前記選択させること、
レポート情報をユーザ機器デバイスから放送網ネットワークのプラットフォームに送信することであって、実際のレポートされた実施情報に基づいて、レポート情報がアセットに対する集計した視聴者を判定するように用いられるように、サイズレポート情報は、プロセッサ推定情報を用いた機器デバイスのプロセッサによる選択を実施させる、前記送信することを備える、方法。
【請求項２】
前記アセットの受信と前記アセットの配信との間の加入者宅内機器デバイスにおける周期に対する前記アセットを記憶することを備える、請求項１に記載の方法。
【請求項３】
前記レポート情報を送信することは、前記アセットが配信されたユーザを特定しない、請求項１に記載の方法。
【請求項４】
前記レポート情報を送信することは、ユーザのグループを特定し、異なるユーザのグループを特定しない、請求項１に記載の方法。
【請求項５】
前記レポート情報を送信することは、
アセット配信通知をユーザ機器デバイスからプライバシー管理者に通知することであって、前記アセット配信通知は、前記ユーザに特有な情報を含む、前記通知すること、
前記ユーザに特有な情報を削除した後に、情報を前記アセット配信通知から情報管理者に通知することを含む、請求項１に記載の方法。
【請求項６】
複数のユーザからアセット配信に関する情報を集めることを備える、請求項５に記載の方法。
【請求項７】
集められたアセット配信に関する情報をユーザに配信することを備える、請求項６に記載の方法。
【請求項８】
前記プロセッサは、前記ユーザの視聴習慣を監視することにより、ユーザに対するユーザ分類情報を判定する、請求項１に記載の方法。
【請求項９】
前記ユーザの視聴習慣から取得された前記ユーザの特性の指示を記憶することを備える、請求項８に記載の方法。
【請求項１０】
前記ユーザ分類情報は、リアルタイムのユーザを特定する記憶されたリアルタイム情報に基づく、請求項８に記載の方法。
【請求項１１】
前記プロセッサ推定情報は、前記ユーザ機器デバイスの現在のユーザに関するユーザ分類情報を含み、
前記判定することは、前記ユーザ分類情報とターゲット情報とを合わせることを含み、
前記ターゲット情報は、前記アセットに対する前記ネットワーク配信元情報の一部として供給される、請求項１に記載の方法。
【請求項１２】
ターゲット・アセットを放送網のユーザに配信する装置であって、各ユーザは、ユーザ機器デバイスを有し、前記装置は、
ユーザ機器デバイスのプロセッサであって、
ユーザによる単一の現在の番組選択、又はユーザ機器デバイスの単一の現在の番組ステータスに制限された現在のユーザ配信元情報と、
１以上のターゲット・アセットをユーザに合わせることに関連する前記放送網からユーザ機器デバイスに送信されるターゲット情報の全てを構成するネットワーク配信元情報であって、ターゲット・アセットの何れか１つに対する所望の視聴者の特性を特定する情報と、ユーザの特性又はグループ関連性を特定する情報とを含む前記ネットワーク配信元情報と、
ユーザ機器デバイスにおいて、非線形性適応フィルタ又は確率的モデルを用いて一連の入力又は経時的にイベントを分析することにより推定されるプロセッサ推定情報であって、任意のアセット配信機会で実施する候補のアセットから前記プロセッサに選択させる情報を構成する前記プロセッサ推定情報と
を取得するように動作する前記プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
ネットワーク加入者に向けた放送網情報を受信することであって、前記放送網情報は、複数のアセットを含み、前記複数のアセットの各々は、前記任意のアセット配信機会で実施するオプションとして利用可能である、前記受信すること、
前記ユーザ配信元情報及び前記ネットワーク配信元情報と組み合わせた前記プロセッサ推定情報を用いて、任意のアセット配信機会における実施に利用可能な複数のアセットから更なるユーザの介入無しに選択することであって、アセットに対する集計した視聴者サイズは、ネットワーク・ユーザのユーザ機器デバイスのプロセッサによる選択に依存する、前記選択すること、
レポート情報を前記ユーザ機器デバイスから放送網ネットワークのプラットフォームに送信することであって、実際のレポートされた実施情報に基づいて、前記レポート情報が前記アセットに対する集計した視聴者を判定するように用いられるように、サイズレポート情報は、プロセッサ推定情報を用いた機器デバイスのプロセッサによる選択を実施させる、前記送信すること
を実施するようにさらに動作する、装置。
【請求項１３】
前記アセットの受信と前記アセットの配信との間の加入者宅内機器デバイスにおける周期に対する前記アセットを記憶する前記ユーザ機器デバイスの記憶装置を備える、請求項１２に記載の装置。
【請求項１４】
前記プロセッサは、
前記アセットが配信されたユーザを特定しない前記レポート情報を送信するように動作する、請求項１２に記載の装置。
【請求項１５】
前記プロセッサは、
サポート情報がユーザのグループを特定し、異なるユーザのグループを特定しないように、前記レポート情報を送信するように動作する、請求項１２に記載の装置。
【請求項１６】
前記プロセッサは、
アセット配信通知をユーザ機器デバイスからプライバシー管理者に通知することであって、前記アセット配信通知は、前記ユーザに特有な情報を含む、前記通知すること、
前記ユーザに特有な情報を削除した後に、情報を前記アセット配信通知から情報管理者に通知すること
によって前記レポート情報を送信するように動作する、請求項１２に記載の装置。
【請求項１７】
複数のユーザからアセット配信に関する情報を集めるように動作するネットワーク・プラットフォームを備える、請求項１６に記載の装置。
【請求項１８】
前記ネットワーク・プラットフォームは、集められたアセット配信に関する情報をユーザに配信するように動作する、請求項１７に記載の装置。
【請求項１９】
前記プロセッサは、
前記ユーザの視聴習慣を監視することにより、ユーザに対するユーザ分類情報を判定するように動作する、請求項１２に記載の装置。
【請求項２０】
前記ユーザの視聴習慣から取得された前記ユーザの特性の指示を記憶する、前記加入者の機器デバイスの記憶装置をさらに備える、請求項１２に記載の装置。
【請求項２１】
前記プロセッサは、
リアルタイムのユーザを特定する記憶されたリアルタイム情報に基づいてユーザ分類情報を見積もるように動作する、請求項１２に記載の装置。
【請求項２２】
前記プロセッサ推定情報は、ユーザ分類情報を含み、
前記プロセッサは、前記ユーザ分類情報とターゲット情報とを合わせるように動作し、
前記ターゲット情報は、前記アセットに対する前記ネットワーク配信元情報の一部として供給される、請求項１２に記載の装置。
【請求項２３】
放送網ネットワークにおいてアセットをターゲットとする方法であって、
ユーザ機器デバイスにおいて、機械学習ツールを用いて前記ユーザ機器デバイスに対するユーザ入力の少なくとも１部分に基づいて前記ユーザ機器デバイスの利用に関するユーザ情報を判定すること、
前記ユーザ情報に基づいて前記放送網ネットワークに信号伝達することであって、前記ユーザに対するアセットの適合性に関して前記ネットワークに指示を供給することを含む、前記信号伝達することを備える、方法。
【請求項２４】
前記信号伝達することは、
前記ユーザ機器デバイスにおいて配信されたアセットに関して前記ネットワークに情報を供給することを含む、請求項２３に記載の方法。
【請求項２５】
放送網ネットワークにおいてアセットをターゲットとする装置であって、
ユーザ機器デバイスに関連付けられ、機械学習ツールを用いて前記ユーザ機器デバイスに対するユーザ入力の少なくとも１部分に基づいて前記ユーザ機器デバイスの利用に関するユーザ情報を判定するプロセッサと、
前記プロセッサと動作可能に関連付けられ、前記ユーザ情報に基づいて前記放送網ネットワークに信号伝達するインターフェイスであって、前記ユーザに対するアセットの適合性に関して前記ネットワークに指示を供給するように用いられる前記インターフェイスとを備える、装置。
【請求項２６】
前記インターフェイスは、
前記ユーザ機器デバイスにおいて配信されたアセットに関して前記ネットワークに情報を供給するように用いられる、請求項２５に記載の装置。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１Ａ】

【図１１Ｂ】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１５】

【図１６Ａ】

【図１６Ｂ】

【図１６Ｃ】

【図１７Ａ】

【図１７Ｂ】

【図１８】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２２】

【図２３Ａ】

【図２３Ｂ】

【図２４】

【図２５】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図２９Ａ】

【図２９Ｂ】

【図３０】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４】

【図３５】

【図３６Ａ】

【図３６Ｂ】

【図３６Ｃ】

【図３７】

【図３８Ａ】

【図３８Ｂ】

【図３８Ｃ】

【図３９Ａ】

【図３９Ｂ】

【図４０Ａ】

【図４０Ｂ】

【公開番号】特開２０１２−２５３７９１（Ｐ２０１２−２５３７９１Ａ）
【公開日】平成２４年１２月２０日（２０１２．１２．２０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１２−１６３１４９（Ｐ２０１２−１６３１４９）
【出願日】平成２４年７月２３日（２０１２．７．２３）
【分割の表示】特願２００７−５５１４０１（Ｐ２００７−５５１４０１）の分割
【原出願日】平成１８年１月１２日（２００６．１．１２）
【出願人】（５０７２３５２８４）インビディ　テクノロジーズ　コーポレイション (6)
【氏名又は名称原語表記】ＩＮＶＩＤＩ　ＴＥＣＨＮＯＬＯＧＩＥＳ　ＣＯＲＰＯＲＡＴＩＯＮ
【Ｆターム（参考）】