説明

新規フェノール誘導体

【課題】顕著な尿酸排泄促進作用を有する、新たな化合物及び医薬を提供すること。
【解決手段】
【化1】


上記一般式(1)[上記式中、R、Rは同一又は異なった低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、低級アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、アルキルスルファニル基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、低級アルキル置換カルバモイル基、飽和含窒素複素環N−カルボニル基、ハロゲン原子、シアノ基、水素原子を示し、Rは低級アルキル基、ハロアルキル基、ハロゲン原子、水酸基、水素原子を示し、Xは硫黄原子、−S(=O)−、−S(=O)−を示す。]で表される新規フェノール誘導体、その医薬上許容される塩、並びにそれらの水和物及び溶媒和物からなる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)
【化1】

[上記式中、R、Rは同一又は異なった低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、低級アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、アルキルスルファニル基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、低級アルキル置換カルバモイル基、飽和含窒素複素環N−カルボニル基、ハロゲン原子、シアノ基、水素原子を示し、Rは低級アルキル基、ハロアルキル基、ハロゲン原子、水酸基、水素原子を示し、Xは硫黄原子、−S(=O)−、−S(=O)−を示す。]で表される新規フェノール誘導体、その医薬上許容される塩、並びにそれらの水和物及び溶媒和物。
【請求項2】
は低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、低級アルコキシ基、ハロアルキル基、ハロアルコキシ基、アルキルスルファニル基、低級アルキル置換カルバモイル基、飽和含窒素複素環N−カルボニル基、ハロゲン原子を示し、Rはシアノ基、ハロアルキル基、ハロゲン原子を示し、Rはハロアルキル基、水酸基、水素原子を示し、Xは硫黄原子、−S(=O)−で表される請求項1記載の化合物、その医薬上許容される塩、並びにそれらの水和物及び溶媒和物。
【請求項3】
はハロアルキル基、ハロゲン原子であり、Rはシアノ基、ハロゲン原子であり、Rは水素原子であり、Xは−S(=O)−で表される請求項1又は2記載の化合物、その医薬上許容される塩、並びにそれらの水和物及び溶媒和物。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物及びその医薬上許容される塩、並びにそれらの水和物及び溶媒和物からなる群から選ばれる物質を有効成分とする医薬。
【請求項5】
1又は2以上の製剤用添加物を含む医薬組成物形態の請求項4記載の医薬。
【請求項6】
尿酸の排泄促進を目的とする請求項4又は5記載の医薬。
【請求項7】
血中及び/又は組織中の尿酸量及び/又は尿酸濃度の低下を目的とする請求項4又は5記載の医薬。
【請求項8】
血中及び/又は組織中の尿酸が係わる疾患の予防及び/又は治療に用いる請求項4又は5記載の医薬。
【請求項9】
高尿酸血症、高尿酸血症に伴う疾患及び/又は高尿酸血症を伴う疾患の予防及び/又は治療に用いる請求項4又は5記載の医薬。
【請求項10】
痛風、尿路結石、肥満、高脂血症、異脂肪血症、耐糖能異常、糖尿病、メタボリックシンドローム、腎疾患及び/又は心血管疾患の予防及び/又は治療に用いる請求項4又は5記載の医薬。
【請求項11】
痛風が、その病態として痛風結節、痛風関節炎、痛風腎の少なくとも一つを有するものである請求項10記載の医薬。
【請求項12】
心血管疾患が、高血圧、頚動脈疾患、動脈硬化、血栓症、血管内皮障害、脳血管疾患及び/又は心疾患である請求項10記載の医薬。
【請求項13】
請求項8から12のいずれか1項に記載の疾患における合併症の予防及び/又は治療に用いる請求項4又は5記載の医薬。

【公開番号】特開2011−74017(P2011−74017A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−227402(P2009−227402)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(592197599)株式会社富士薬品 (10)
【Fターム(参考)】