説明

映像データ伝送装置

【課題】カメラアダプタとカメラ制御装置間をトライアックスケーブルでシリアルデジタル信号で双方向伝送するデジタルトライアックスシステムにおいて、画像圧縮されたリターン映像信号とプロンプタ映像信号を効率良く伝送する。
【解決手段】リターン圧縮映像とプロンプタ圧縮映像を合わせたデータ伝送領域を定義し、プロンプタ圧縮映像データとリターン圧縮映像データの増減に合わせて個々の伝送領域の大きさを可変にすることで、伝送ロスや伝送遅延を最小にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビジョンカメラとカメラ制御装置間をトライアックス(三重同軸)ケーブルでシリアルデジタル信号で双方向伝送する映像データ伝送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
テレビ局のスタジオ等でデジタルトライアックスシステム等の映像データ伝送装置を用いる場合、オンエア中の他のカメラの映像(リターン映像)やアナウンサーの台本用の映像(プロンプタ映像)をカメラ制御装置に入力し、その映像信号をトライアックスケーブルを介してカメラアダプタに伝送し、カメラアダプタが接続されたテレビジョンカメラのビューファインダや台本投射装置に映像を出力することがある。
トライアックスケーブルを介して伝送される場合、このリターン映像とプロンプタ映像に割り当てられる伝送領域(伝送時間幅)は、テレビジョンカメラが撮像する本線映像信号の伝送領域よりもずっと狭い。このため、デジタルトライアックスシステムにおいては、リターン映像とプロンプタ映像を画像圧縮して伝送している。また、通常、伝送領域は、リターン映像とプロンプタ映像、各々、固定の領域を持っている。
【0003】
【特許文献1】特開平9−18844号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リターン映像やプロンプタ映像を画像圧縮した映像信号は、テレビジョンカメラが撮像する本線映像信号のような非圧縮映像のようには、データ量が一定にはならない。また、リターン映像やプロンプタ映像の映像信号の内容によってデータ量が増減する。そのため、固定した伝送領域を使ってリターン映像やプロンプタ映像を伝送すると、当該データ量が伝送領域より少ないときは伝送ロスが生じ、当該データ量が伝送領域より多いときは、複数回に渡ってデータを伝送するため伝送遅延が発生する。
特許文献1では、本線映像信号の品質を保つために、リターン映像やプロンプタ映像が必要であるか否か、若しくは正常であるか否かによって伝送領域を変更する技術が開示されているが、リターン映像やプロンプタ映像の伝送領域については変更していない。
本発明の目的は、リターン映像やプロンプタ映像を圧縮した圧縮データ(リターン圧縮映像データとプロンプタ圧縮映像データの伝送領域を、圧縮されたデータの増減に合わせて可変にすることにより、伝送ロスや伝送遅延を減らすことが可能な映像データ伝送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、本発明の映像データ伝送装置は、リターン映像とプロンプタ映像を合わせた伝送領域のみ定義し、個々の伝送領域は、圧縮データの増減に合わせて大きさを可変することにより、伝送ロスや伝送遅延を最小にしたものである。
【0006】
即ち、本発明は、テレビジョンカメラに接続するカメラアダプタと、カメラ制御装置とを、トライアックスケーブルでシリアルデジタル信号を時分割双方向伝送する映像データ伝送装置において、前記カメラ制御装置は、リターン映像信号およびプロンプタ映像信号を、画像圧縮する画像圧縮部と、前記画像圧縮されたリターン圧縮映像データを格納するリターン映像格納メモリと、前記画像圧縮されたプロンプタ圧縮映像データを格納するプロンプタ映像格納メモリと、前記リターン映像格納メモリと前記プロンプタ映像格納メモリそれぞれに格納されたデータ量から所定の第1の値より大きいデータ量が格納されたメモリからデータを前記トライアックスケーブルに出力する要に制御するメモリ残量検出部と、を備えたものである。
また好ましくは、上記発明の映像データ伝送装置において、前記カメラ制御装置の前記メモリ残量部は、前記リターン映像格納メモリと前記プロンプタ映像格納メモリそれぞれに格納されたデータ量が所定の第2の値未満のデータ量である場合には、前記リターン映像格納メモリと前記プロンプタ映像格納メモリから交互にデータを前記トライアックスケーブルに出力するように制御するものである
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、リターン圧縮映像データとプロンプタ圧縮映像データの伝送領域を圧縮データの増減に合わせて可変にすることにより、伝送ロスや伝送遅延を最小にし、カメラ制御装置からカメラアダプタへ効率よく映像信号を伝送することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1によって、本発明の映像データ伝送装置における、カメラ制御装置からカメラアダプタへのリターン映像信号とプロンプタ映像信号の流れを説明する。図1は、本発明の一実施例のデジタルトライアックスシステムの構成を示すブロック図である。110はカメラ制御装置、120はカメラアダプタ、150はトライアックスケーブルである。また、カメラ制御装置110において、1と2はA/D変換部、3と4は画像圧縮部、5と6はFIFO(First−In First−Out)メモリ、7はメモリ残量検出部、8と11はスイッチ、9はコード付加部、10は信号多重部、23はP/S(Parallel to Serial)変換部、24はS/P(Serial to Parallel)変換部である。また、カメラアダプタ120において、13と16はスイッチ、14は信号分離部、15はコード判定部、17と18はFIFO部、19と20は画像伸長部21と22はD/A変換部、25はS/P(Serial to Parallel)変換部、26はP/S(Parallel to Serial)変換部である。
なお、画像圧縮部3及び4は、例えば、H.264形式で映像信号を圧縮を行う。
【0009】
図1において、リターン映像信号はA/D変換部1に入力され、プロンプタ映像信号はA/D変換部2に入力される。
A/D変換部1は、入力されたリターン映像信号をデジタル信号に変換して画像圧縮部3に出力する。画像圧縮部3は入力されたデジタルリターン映像信号を圧縮してFIFOメモリ5に出力する。FIFOメモリ5は、入力されたリターン圧縮映像信号を格納する。
同様に、A/D変換部2は、入力されたプロンプタ映像信号をデジタル信号に変換して画像圧縮部4に出力する。画像圧縮部3は入力されたデジタルプロンプタ映像信号を圧縮してFIFOメモリ6に出力する。FIFOメモリ6は、入力されたプロンプタ圧縮映像信号を格納する。
【0010】
メモリ残量検出部7は、FIFOメモリ5及び6にアクセスし、ライトアドレスからリードアドレスを引いた差から、FIFOメモリ5とFIFOメモリ6のメモリの残量を検出し、メモリ残量が所定の値以上のFIFOメモリから圧縮データを、スイッチ8に読み出す。なお、所定の値とは、例えば、1フレーム分の映像データ量である。また、ここで、1フレーム分のデータとは、カメラアダプタ120を介してテレビジョンカメラのモニタやビューファインダで再生可能な映像データの最小単位である。
この時、メモリ残量検出部7は、読みだされた圧縮データがスイッチ8から出力されるようにスイッチ8を切替え、かつ、スイッチ8が当該データを出力する時に、正当なコードが付加されるように、コード付加部9にも制御信号を出力する。
【0011】
なお、メモリ残量検出部7は、データが出力されているFIFOメモリの残量が、上記所定の値より小さな値の第2の所定の値未満である場合には、後述する図2(b)に示すように、FIFOメモリ5とFIFOメモリ6のデータを交互に読み出し、トライアックスケーブル150に出力するように制御を行う。
即ち、図2(b)では、メモリ残量検出部7は、FIFOメモリ5及び6にアクセスを続け、ライトアドレスからリードアドレスを引いた差から、FIFOメモリ5とFIFOメモリ6のメモリの残量を検出し、残量の多いほうのFIFOメモリから圧縮データを、スイッチ8に読み出す。
【0012】
スイッチ8は、メモリ残量検出部7に制御されて、入力を切替え、FIFOメモリ5若しくはFIFOメモリ6から読み出された圧縮データをコード付加部9に出力する。
コード付加部9は、入力された圧縮データが、リターン映像であるかプロンプタ映像であるかを判別するための識別情報を付加し、信号多重部10に出力する。
【0013】
信号多重部10には、図示しないマイクから、カメラアダプタ120側のカメラマンへ伝送される音声、及び、図示しない操作部から入力されるリモートでテレビジョンカメラや付属するカメラアダプタを操作するための制御信号が入力される。これらの音声信号や制御信号は、カメラ制御装置110側の操作者が、必要な時に、適宜入力される。
信号多重部10は、入力された音声信号や制御信号と、コード付加部9から入力された映像信号とを時間軸多重して、スイッチ11を介して、トライアックスケーブル150に出力する。
スイッチ11は、カメラ制御装置110−カメラアダプタ120間の送受信を切替えるスイッチである。即ち、スイッチ11は、カメラ制御装置110からデータをトライアックスケーブル150にシリアルデジタル信号に変換して出力し、また、カメラアダプタ120からトライアックスケーブル150を介して入力された、カメラ本線映像、音声信号、若しくは制御信号等のデータをカメラ制御部110側に出力する。
【0014】
トライアックスケーブル150は、カメラアダプタ120とカメラ制御装置110間で、本線映像信号、リターン映像信号、プロンプタ映像信号、音声信号、制御信号、及び、電源の伝送を、ケーブル1本で行う伝送路である。
【0015】
トライアックスケーブル150を通ったデータ(シリアルデジタル信号)は、カメラアダプタ120に入力される。
カメラアダプタ120では、スイッチ13が、トライアックスケーブル150からの入力されたデータをパラレルデータに変換した後、信号分離部14に出力する。このスイッチ13は、カメラアダプタ120−カメラ制御部110間の送受信を切替えるスイッチである。即ち、スイッチ13は、カメラアダプタ120からデータ(カメラ本線映像、音声信号、若しくは制御信号等のデータ)をトライアックスケーブル150に出力し、また、カメラ制御装置110からトライアックスケーブル150を介して出力された、音声信号、若しくは制御信号等のデータをカメラアダプタ120側に出力する。
【0016】
信号分離部14は、スイッチ13から入力されたデータを、映像圧縮データと、音声信号及び制御信号とに分離し、音声信号及び制御信号のデータをカメラアダプタ120側に出力し、かつリターン映像若しくはプロンプタ映像のデータをコード判定部15及びスイッチ16に出力する。
コード判定部15は、入力されたデータが、リターン映像かプロンプト映像かのどちらのデータであるかを、付加された識別コードをもとに判定し、スイッチ16を制御する。即ち、信号分離部14からスイッチ16に入力されるデータを、リターン映像の圧縮データであればリターン映像信号側のFIFOメモリ17に出力し、プロンプタ映像の圧縮データであればプロンプタ映像信号のFIFOメモリ18かに出力する。
【0017】
リターン映像用のFIFOメモリ17とプロンプタ映像用のFIFOメモリ18は、入力された圧縮データを格納する。
画像伸張部19は、FIFOメモリ17から圧縮データを読出して画像の伸張(復元)処理を行い、D/A変換部21に出力する。D/A変換部21は入力されたデータをアナログ信号に変換して、リターン映像信号としてテレビジョンカメラに出力する。
同様に、画像伸張部20は、FIFOメモリ18から圧縮データを読出して画像の伸張(復元)処理を行い、D/A変換部22に出力する。D/A変換部22は入力されたデータをアナログ信号に変換して、プロンプタ映像信号としてテレビジョンカメラに出力する。
【0018】
図2によって、本発明の映像データ伝送装置におけるデータ伝送について説明する。図2は、本発明の映像データ伝送装置によって伝送されるデータのタイミングチャートの一実施例を示す図である。図2は、トライアックスケーブル内を伝送されるデータを時間軸(横軸:左方向が古い時刻で、右方向が新しい時刻)で説明する図である。図2(a)は、トライアックスケーブル内を伝送される全ての種類のデータを示し、図2(c)は、図2(a)のリターン圧縮映像とプロンプタ圧縮映像の部分の時間幅を拡大して示した図である。また、図2(c)と比較するために図2(b)に従来の場合のリターン圧縮映像とプロンプタ圧縮映像とを示した。また、図2(b)と図2(c)は、同じ時間スケールで図示している。51はテレビジョンカメラの本線映像信号、52と54は音声信号/制御信号、53はリターン圧縮映像/プロンプタ圧縮映像データ、55と57はリターン圧縮映像データ、56と58はプロンプタ圧縮映像データである。
【0019】
図2に示すように、トライアックスケーブル150(図1参照)内では図2(a)のように、カメラアダプタ120(図1参照)からカメラ制御装置110(図1参照)方向に伝送されるデータとして、テレビジョンカメラの本線映像信号51と音声信号/制御信号52がある。また、カメラ制御装置110からカメラアダプタ120方向に伝送されるデータとして、リターン圧縮映像/プロンプタ圧縮映像のデータと音声信号/制御信号54がある。
これらのデータは、所定の周期で交互に伝送されている。以下、交互に伝送される状態を双方向伝送と称する。
【0020】
図2(b)と図2(c)は、図2(a)で示したリターン圧縮映像/プロンプタ圧縮映像データ53の伝送部分を時間軸上で拡大したものである。
従来は、図2(b)のように、リターン圧縮映像データ55とプロンプタ圧縮映像データ56の伝送領域の大きさは同一で、先にリターン圧縮データ55を送って、後からプロンプタ圧縮データ56を伝送していた。
本発明の図2(c)の実施例では、リターン圧縮映像/プロンプタ圧縮映像データ53の伝送領域を合わせた伝送領域内で、圧縮データの多いほうにより大きな伝送領域を割り当てるようにしている。即ち、図1のカメラ制御装置110のメモリ残量検出部7は、リターン圧縮映像が格納されているFIFOメモリ5とプロンプタ圧縮映像が格納されているFIFOメモリ6とにアクセスし、それぞれのデータ量を検出し、所定のデータ量以上(例えば、1フレーム分以上)のデータ量が検出された場合には、当該所定のデータ量以上検出されたFIFOメモリから圧縮映像データを読み出し、トライアックスケーブル150に出力する。
【0021】
上記図2の圧縮映像データの伝送領域の割り当てを示すタイミングチャートにおいて、所定のデータ量以上とは、例えば1フレーム分の圧縮映像データとしたが、プロンプタ映像やリターン映像が再生可能なデータ量単位であれば良いので、それらの映像を再生するモニタやビューファインダによって、1フレーム分のデータ量が異なっても良い。また、プロンプタ圧縮映像とリターン圧縮映像のそれぞれ判定のために用いる、所定の1フレームのデータ量が異なっていても良い。
なお、図1の実施例において、テレビジョンカメラ等の映像生成装置から入力される映像がデジタルデータである場合には、A/D変換部及びD/A変換部は必要ではない。
【0022】
以上のように上記実施例によれば、リターン圧縮映像データとプロンプタ圧縮映像データの伝送領域を、圧縮データの増減に合わせて可変にすることにより、伝送ロスや伝送遅延を減らすことができ、カメラ制御装置からカメラアダプタへ効率よく映像信号を伝送することができる。
【0023】
なお、リターン映像は、他のテレビジョンカメラで撮像されている映像信号やオンエアされている映像信号を、カメラアダプタ側のカメラマンがビューファインダでモニタするためのものである。通常、カメラマンは、自身が撮影しているテレビジョンカメラの映像をビューファインダに表示しており、リターン映像は、現在、他のテレビジョンカメラが何を撮っているのか、またはどのような映像をオンエアされているのかを、カメラマンがチェックする場合に必要とする信号である。またプロンプタ映像は、通常、原稿発生装置等の出演者が見えるようにされたモニタ(プロンプタ)で再生され、アナウンサ等の出演者が読み上げる原稿を表示するために使われる信号である。出演者が読み上げるための原稿を必要としない場合や、プロンプタが接続されていない場合は、必要としない。またプロンプタ映像は1画面分に読み上げる原稿が表示されるため、頻繁に映像データを伝送することはない。
従って、プロンプタ映像より、リターン映像の方が、伝送要求が高い場合が多い。図1若しくは図2の実施例では、FIFOメモリのデータ残量について、リターン映像とプロンプタ映像でメモリ残量の判定に優先順位をつけていない。しかし、上記必要性から、メモリ残量検出部がリターン映像を格納するFIFOメモリについてだけ判定して、所定の残量以上の場合には優先的にトライアックスケーブルに出力するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の一実施例のデジタルトライアックスシステムの構成を示すブロック図。
【図2】本発明の映像データ伝送装置によって伝送されるデータのタイミングチャートの一実施例を示す図。
【符号の説明】
【0025】
1,2:A/D変換部、 3,4:画像圧縮部、 5,6:FIFOメモリ、 7:メモリ残量検出部、 8:スイッチ、 9:コード付加部、 10:信号多重部、 11:スイッチ、 13:スイッチ、 14:信号分離部、 15:コード判定部、 16:スイッチ、 17,18:FIFOメモリ、 19,20:画像伸張部、 21,22:D/A変換部、 23,26:P/S変換部、 24、25:S/P変換部、 51:本線映像信号、 52,54:音声信号と制御信号、 53:リターン圧縮映像/プロンプタ圧縮映像データ、 55,57:リターン圧縮映像データ、 56,58:プロンプタ圧縮映像データ、 110カメラ制御装置、 120:カメラアダプタ、 150:トライアックスケーブル。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビジョンカメラに接続するカメラアダプタと、カメラ制御装置とを、トライアックスケーブルでシリアルデジタル信号を時分割双方向伝送する映像データ伝送装置において、前記カメラ制御装置は、
リターン映像信号およびプロンプタ映像信号を、画像圧縮する画像圧縮部と、
前記画像圧縮されたリターン圧縮映像データを格納するリターン映像格納メモリと、前記画像圧縮されたプロンプタ圧縮映像データを格納するプロンプタ映像格納メモリと、前記リターン映像格納メモリと前記プロンプタ映像格納メモリそれぞれに格納されたデータ量から所定の第1の値より大きいデータ量が格納されたメモリからデータを前記トライアックスケーブルに出力する要に制御するメモリ残量検出部と、を備えたことを特徴とする映像データ伝送装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−135882(P2010−135882A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−307158(P2008−307158)
【出願日】平成20年12月2日(2008.12.2)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】