説明

映像・音声フォーマット再生装置、映像・音声フォーマット再生方法及びプログラム

【課題】最小限の操作で切り替えが行え、また、ストリームの選択を直感的に行えるユーザー操作性に優れた映像・音声フォーマット再生装置及び映像・音声フォーマット再生方法を提供する。
【解決手段】同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリームと、前記オーディオストリームのユーザー選択を可能にするオーディオメニューとを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う場合に、任意のオーディオストリームの再生状態から前記オーディオメニューの表示状態へ直接移行させ、その後ユーザーによりオーディオストリームが選択された時点でオーディオメニュー表示直前の再生位置から再生を再開させる。また、オーディオメニューを表示しなくても、任意のオーディオストリームをユーザーが直接指定することを可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザー操作性に優れた映像・音声フォーマット再生装置、映像・音声フォーマット再生方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年の家電製品は、高機能化・多機能化が進展している。新しい技術を応用して新機能を付加することは、商品の使い勝手が向上する反面、操作が複雑となり、特に高齢者等にとっては逆に使いにくいものとなる場合がある(例えば、非特許文献1参照)。また、高齢者に限らず、全ての消費者にとって、製品の「使いやすさ」が新たな付加価値として認知されてきている(例えば、非特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】経済企画庁、”平成6年国民生活白書 実りある長寿社会に向けて”、平成6年11月18日[平成16年9月25日検索]、インターネット<URL: http://wp.cao.go.jp/zenbun/seikatsu/wp-pl94/wp-pl94-02202.html>
【非特許文献2】(社)ビジネス器械・情報システム産業協会 技術委員会 ヒューマンセンタードデザイン小委員会、”商品計画フェーズにおける人間中心設計(HCD)プロセスとHCDプロセスの導入効果”、平成16年5月 [平成16年9月25日検索]、インターネット<URL: http://www.jbmia.or.jp/~tc/rep-hcd0405.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、光ディスクなどの情報記録媒体に記録された映像・音声データを再生する映像・オーディオ機器などにおいても、操作性の良好な製品が求められている。情報記録媒体において、同一時間に再生可能なオーディオストリームが複数存在する場合、タイトルドメイン再生中のオーディオストリーム選択方法として、従来、次の2つの方法がある。
【0005】
第1は、タイトルドメイン再生から、ルートメニュー表示、オーディオメニュー表示、オーディオ選択、ルートメニュー表示、タイトルドメイン再生、の順に行う方法、第2は、AudioStreamChangeコマンドによる方法である。
【0006】
しかしながら、上記第1の方法は、タイトルドメイン再生に戻るまでの操作手順が煩雑で、ユーザー操作性がよくないという欠点があった。また、第2の方法は、ダイレクトな操作ではあるが、選択可能なオーディオの種類が視覚的にわかりにくく、また同一ボタンの押下等による操作であるため、一般的にストリーム番号を1つずつ順番に切り替えることしかできないという欠点があった。
【0007】
本発明は、ストリームの選択を直感的に行えるユーザー操作性に優れた映像・音声フォーマット再生装置、映像・音声フォーマット再生方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
また、本発明の映像・音声フォーマット再生装置は、映像・音声フォーマット内の情報を電気信号に変換する読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された情報から映像・音声を復調する映像・音声再生手段と、読み出し手段によって読み出された情報から映像・音声情報を再生するための管理情報および再生する映像・音声データを制御するための映像・音声データ管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、再生する映像・音声データの制御を行う再生映像・音声データ制御手段と、ユーザーからの入力を伝達する入力手段と、を備え、同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリーム若しくはサブピクチャストリーム又はアングルを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う映像・音声フォーマット再生装置であって、任意の状態からユーザ指定言語のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えるための切り替え手段を有する。上記構成によれば、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームを直感的に選択し、最小限の操作でストリームの切り替えを行うことができる。
【0009】
また、本発明において、前記切り替え手段は、前記別のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えを行う際、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームが単一である場合には、その旨をユーザーに報知してオーディオストリーム又はサブピクチャストリームの切り替えを行わない。上記構成によれば、ユーザーは、オーディオストリームの選択が行えないことを認識できる。
【0010】
また、本発明の映像・音声フォーマット再生方法は、同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリーム若しくはサブピクチャストリーム又はアングルを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う映像・音声フォーマット再生方法であって、任意の状態からユーザ指定言語のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えるための切り替えステップを有する。上記方法によれば、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームを直感的に選択し、最小限の操作でストリームの切り替えを行うことができる。
【0011】
また、本発明において、前記切り替えステップは、前記別のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えを行う際、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームが単一である場合には、その旨をユーザーに報知してオーディオストリーム又はサブピクチャストリームの切り替えを行わない。上記構成によれば、ユーザーは、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームの選択が行えないことを認識できる。
【0012】
本発明のプログラムは、同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリームを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う映像・音声フォーマット再生装置における各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、任意の状態からユーザ指定言語のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えるための切り替えステップをコンピュータに実行させる。上記方法によれば、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームを直感的に選択し、最小限の操作でストリームの切り替えを行うことができる。
【0013】
また、本発明において、前記切り替えステップは、前記別のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えを行う際、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームが単一である場合には、その旨をユーザーに報知してオーディオストリーム又はサブピクチャストリームの切り替えを行わない。上記構成によれば、ユーザーは、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームの選択が行えないことを認識できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、同一時間に再生可能となるように配置された複数のストリームを含む映像・音声フォーマットで記録された情報記録媒体の再生時等において、ストリームの選択肢を直感的に把握して、最小限の操作でストリームの切り替えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態におけるDVD−Videoディスク再生装置の構成を示すブロック図
【図2】入力手段の一例であるリモコンの外観を示す図
【図3】本発明の実施の形態におけるDVD−Videoディスク再生装置の、ストリーム切り替え時のユーザー操作の概要を説明するための図
【図4】映像・音声フォーマットに記録された映像・音声データを再生するための管理情報のデータ構成を模式的に示す図
【図5】VTSM_LU_SRPのデータ構成を模式的に示す図
【図6】VTSM_PGCI_SRPのデータ構成を模式的に示す図
【図7】映像・音声フォーマットに記録された映像・音声データを再生するための管理情報のデータ構成を模式的に示す図
【図8】VTS_AST_Nsのデータ構成を模式的に示す図
【図9】VTS_AST_ATRTのデータ構成を模式的に示す図
【図10】映像・音声フォーマット再生装置を制御するためのナビゲーション・パラメータのひとつであるシステムパラメータの構成を模式的に示す図
【図11】本発明の実施の形態1におけるDVD−Videoディスク再生装置の、オーディオストリーム切り替え処理手順を示すフローチャート
【図12】本発明の実施の形態1におけるDVD−Videoディスク再生装置の、オーディオメニュー再生処理手順を示すフローチャート
【図13】オーディオストリーム切り替え時に、管理情報記憶手段に記憶した状態がタイトルドメイン再生中でない場合の処理手順を示すフローチャート
【図14】オーディオストリーム切り替え時に、管理情報記憶手段に記憶した状態がタイトルドメイン再生中でない場合の別の処理手順を示すフローチャート
【図15】オーディオストリームが単一である場合にオーディオメニュー表示要求が発生した際の処理手順を示すフローチャート
【図16】オーディオメニューが存在しない場合にオーディオメニュー表示要求が発生した際の処理手順を示すフローチャート
【図17】オーディオメニューが存在しない場合にオーディオメニュー表示要求が発生した際の別の処理手順を示すフローチャート
【図18】本発明の実施の形態7におけるDVD−Videoディスク再生装置の、オーディオストリーム指定時のオーディオストリーム切り替え処理手順を示すフローチャート
【図19】ユーザーへの画面報知例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係る映像・音声フォーマット再生装置について詳細に説明する。尚、映像・音声フォーマット再生装置の一例として、以下では、DVD−Videoディスク再生装置を用いて説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態におけるDVD−Videoディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【0018】
DVD−Videoディスク再生装置は、主に、映像・音声フォーマット200内の情報を電気信号に変換する読み出し手段210、読み出し手段210によって読み出された映像・音声フォーマット200内の情報から映像・音声を復調する映像・音声再生手段220、読み出し手段210によって読み出された映像・音声フォーマット200内の情報から映像・音声情報を再生するための管理情報を記憶する管理情報記憶手段230、再生する映像・音声データの制御を行う再生映像・音声データ制御手段270、ユーザーからの入力を伝達する入力手段260、などで構成される。
【0019】
管理情報記憶手段230は、更に、映像・音声フォーマット200に記録されている映像・音声再生のための管理情報を格納する映像・音声属性情報用メモリ240、再生する映像・音声データを制御するための映像・音声データ管理情報用メモリ250、を含む。
【0020】
図2は、入力手段260の一例であるリモコンの外観を示す図である。リモコンには、オーディオ(音声)メニューやサブピクチャ(字幕)メニュー、アングルメニュー等のメニュー画面などを表示させるためのメニュー画面エリア、音声を選択するための音声選択エリア、字幕を選択するための字幕選択エリア、アングルを選択するためのアングル選択エリア、などで構成される。
【0021】
例えば、メニュー画面エリアの音声メニューキー300を押下すると、音声メニューを表示させることができる。また、オーディオ(音声)ストリームを選択するための音声選択エリア310で、日本語キー320や英語キー330、その他のオーディオストリーム選択キー340、をそれぞれ押下すると、対応する音声ストリーム(即ち、対応する言語の音声)を直接選択することができる。
【0022】
次に、上記構成のDVD−Videoディスク再生装置の動作の概要を、従来と比較しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態におけるDVD−Videoディスク再生装置の、ストリーム切り替え時のユーザー操作の概要を説明するための図である。図には、比較のため従来のユーザー操作手順も記載している。
【0023】
本発明の実施の形態におけるDVD−Videoディスク再生装置では、例えば、オーディオストリームを英語に切り替える場合、タイトルドメイン再生中に、直接オーディオメニューへ移行し(ステップS110)、英語のオーディオストリームボタンを選択して(ステップS111)、オーディオストリームが決定すると、同時にタイトルドメインの再生も再開する(ステップS112)、という3段階のユーザー操作で切り替えが完了する。
【0024】
一方、従来のDVD−Videoディスク再生装置では、はじめにタイトルドメイン再生からルートメニューへ移行し(ステップS100)、次にオーディオメニューボタンを選択し(ステップS101)、オーディオメニュー表示を決定して(ステップS102)、英語のオーディオストリームボタンを選択する(ステップS103)。次に、オーディオストリームを決定し(ステップS104)、ルートメニューへ移行して(ステップS105)、タイトルドメイン再生に戻るボタンを選択し(ステップS106)、最後にタイトルドメイン再生の再開を決定する(ステップS107)、という8段階のユーザー操作が必要であった。
【0025】
このように、本発明の実施の形態におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、例えばリモコンにオーディオストリームやサブピクチャストリームなどの選択肢のボタンを個別に設けることにより、ストリームの種類を直感的に把握して、少ない操作でストリームの切り替えを行うことができる。
【0026】
ここで、DVD−Videoディスク再生装置で再生する映像・音声フォーマットに記録されている映像・音声データのデータ構成について説明する。
【0027】
はじめに、図4は、映像・音声フォーマットに記録された映像・音声データを再生するための管理情報のデータ構成例を示す図である。管理情報は、各言語のビデオ・タイトル・セット・メニュー(VTSM)を再生するVTSメニュー・プログラム・チェーン情報に関する情報を記述するテーブルが記録されているVTSM_PGCI_UT400、VTSM言語ユニットへのサーチポインタが記録されているVTSM_LU_SRP410、VTSMのプログラム・チェーン情報へのサーチポインタが記録されているVTSM_PGCI_SRP420、VTSMのプログラム・チェーン情報が記録されているVTSM_PGCI430、などで構成される。
【0028】
次に、図5は、上述のVTSM_LU_SRP410のデータ構成を模式的に示す図である。VTSM_LU_SRP410は、ビデオ・タイトル・セット・メニューの有無が記録されているVTSM_EXST500、VTSM_EXST500の詳細内容のひとつであり、ルートメニューの有無が記録されているROOTM_EXST510、オーディオメニューの有無が記録されているAM_EXST520、ROOTM_EXST510の定義内容530、AM_EXST520の定義内容540、などで構成される。
【0029】
次に、図6は、上述のVTSM_PGCI_SRP420のデータ構成を模式的に示す図である。VTSM_PGCI_SRP420は、PGCのカテゴリが記録されているVTSM_PGC_CAT600、VTSM_PGC_CAT600の詳細内容のひとつであり、エントリPGCか否かが記録されているEntry type610、VTSM_PGC_CAT600の詳細内容のひとつであり、メニューの種類が記録されているMenu ID620、Entry type610の定義内容630、Menu ID620の定義内容640、などで構成される。
【0030】
次に、図7は、映像・音声フォーマットに記録された映像・音声データを再生するための管理情報のデータ構成を模式的に示す図である。管理情報は、1個以上のビデオ・タイトルとVTSメニューのための情報が記録されているVTSI700、VTSI700内の各情報の先頭アドレス及びVTS内のVOBSの属性に関するテーブルを記録するVTSI_MAT710、VTSI_MAT710の詳細内容のひとつであり、当該VTS内のVTSTT_VOBSのオーディオストリーム数を記録するVTS_AST_Ns720、VTSI_MAT710の詳細内容のひとつであり、当該VTS内のVTSTT_VOBSの各オーディオストリームの属性が記録されているVTS_AST_ATRT730、などで構成される。
【0031】
次に、図8は、上述のVTS_AST_Ns720のデータ構成を模式的に示す図である。VTS_AST_Nsは、当該VTS内のVTSTT_VOBSのオーディオストリーム数が記録されているNumber of Audio streams800、Number of Audio streams800の定義内容810、などで構成される。
【0032】
次に、図9は、上述のVTS_AST_ATRT730のデータ構成を模式的に示す図である。VTS_AST_ATRTは、当該VTS内のVTSTT_VOBSの特定のオーディオストリームの属性が記録されているVTS_AST_ATR900、VTS_AST_ATR900の詳細内容のひとつであり、当該オーディオストリームが、言語ありか否かが記録されているAudio type910、VTS_AST_ATR900の詳細内容のひとつであり、当該オーディオストリームの特定コードが記録されているSpecific code920、Audio type910の定義内容930、Specific code920の定義内容940、などで構成される。
【0033】
次に、図10は、映像・音声フォーマット再生装置を制御するためのナビゲーション・パラメータのひとつであるシステムパラメータの構成を模式的に示す図である。システムパラメータは、タイトルドメイン用のオーディオストリーム番号を格納するSPRM[1]1000、SPRM[1]1000の詳細内容のひとつであり、タイトルドメイン用のオーディオストリーム番号が格納されるASTN1010、ASTN1010の定義内容1020、などで構成される。
【0034】
次に、上記構成のDVD−Videoディスク再生装置のストリーム切り替え動作について詳細に説明する。尚、以下では一例としてオーディオストリームの切り替え動作について説明する。また、以下の実施の形態のすべてのフローチャートにおいて、同一の処理手順は同じ符号を付与し、その説明を省略する。
【0035】
(実施の形態1)
図11は、本発明の実施の形態1におけるDVD−Videoディスク再生装置の、オーディオストリーム切り替え処理手順を示すフローチャートである。
【0036】
はじめに、映像・音声フォーマット200の再生を行うと、映像・音声フォーマット200に記録された管理情報が読み出し手段210により読み出されて、管理情報記憶手段230内の映像・音声属性情報用メモリ240と映像・音声データ管理情報用メモリ250に記憶される(ステップS1100)。次に、映像・音声データが読み出し手段210を介して映像・音声再生手段220に転送され、映像・音声データの再生が開始される(ステップS1110)。
【0037】
映像・音声データの再生開始後、再生映像・音声データ制御手段270は、リモコンの音声メニューキー300のユーザー操作による入力があるか否かを判定し(ステップS1120)、入力がある場合、ステップS1100で記憶したオーディオストリーム数VTS_AST_Ns720を参照して、オーディオストリームが複数存在するか否かを判定する(ステップS1130)。オーディオストリームが複数存在する場合、オーディオメニュー再生処理を実行する(ステップS1140)。一方、オーディオストリームが単一である場合、ユーザーへの報知等の処理(ステップS1150)を実行するが詳細は後述する。
【0038】
ここで、オーディオメニュー再生処理(ステップS1140)の処理内容について説明する。図12は、本発明の実施の形態1におけるDVD−Videoディスク再生装置の、オーディオメニュー再生処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップS1100にて記憶したAM_EXST520を参照して、オーディオメニューが存在するか否かを判定する(ステップS1200)。オーディオメニューが存在しない場合、ユーザーへの報知等の処理(ステップS1290)を実行するが詳細は後述する。
【0039】
一方、オーディオメニューが存在する場合、オーディオメニューに移行する直前の再生位置情報および再生状態を映像・音声データ管理情報用メモリ250に記憶する(ステップS1210)。次に、オーディオメニュー表示へ移行して(ステップS1220)、その後、ユーザー操作によるオーディオストリーム決定の入力があるか否かを判定する(ステップS1230)。入力がある場合、ナビゲーションコマンドのひとつであるボタンコマンドの実行を開始する(ステップS1240)。また、実行するナビゲーションコマンドが決定した状態において(ステップS1221)、図3の操作手順100〜103など、正規のルートを介してオーディオメニューを表示していることを前提とした可能性のある、オーディオメニュー上のボタンコマンド等のナビゲーションコマンド(ステップS1222)については、その実行を制限する(ステップS1223)。例えば、ボタンコマンドにてGPRMを用いる場合に、前記ボタンコマンドの実行を禁止することなどが挙げられる。なお、その際にナビゲーションコマンドの実行を行わないことをユーザーに通知してもよい。
【0040】
次に、ボタンコマンド実行によりSPRM[1]1000が変更されたか否かを判定する(ステップS1250)。SPRM[1]1000が変更されたら、ボタンコマンドの実行が最後まで完了していない場合はそれを中断し、次のステップS1260の処理へ移行する。
【0041】
次に、再生映像・音声データ制御手段270は、ステップS1210にて記憶した再生位置情報がタイトルドメイン内にあり、且つステップS1210にて記憶した状態が再生中であるか否かを判定する(ステップS1260)。いずれの条件も満たしている場合、ステップS1210で保存した再生位置及び再生状態に復帰して、再生を再開する(ステップS1270)。
【0042】
一方、ステップS1210にて記憶した再生位置情報がタイトルドメイン以外である場合、またはステップS1210にて記憶した再生位置情報がタイトルドメインであっても再生状態が再生中以外である場合、待機などの処理(ステップS1280)を実行するが、詳細は後述する。
【0043】
以上のように、本発明の実施の形態1におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、例えば、音声メニューキーをリモコンに設け、再生映像・音声データ制御手段270の制御によりオーディオメニューを直接表示できるようにした(即ち、音声メニューキー及び再生映像・音声データ制御手段で移行手段を構成した)ことにより、最小限の操作でストリームの切り替えを行うことができる。また、管理情報記憶手段230が、ストリーム切り替え直前の再生位置情報及び再生状態を記憶しているため、煩雑なユーザー操作を行うことなく、オーディオメニュー表示直前の再生位置及び再生状態から再生を再開することができる。
【0044】
尚、本実施の形態では、オーディオメニューに移行するための移行手段として、リモコンに設けた音声メニューキー300を用いたが(図11のフローチャートのステップS1120)、これ以外の特定のキー入力や、リモコンによる特定キーの長押し、またリモコン以外のユーザーインタフェースによる入力などを用いてもよい。
【0045】
(実施の形態2)
図13は、オーディオストリーム切り替え時に、管理情報記憶手段230に記憶した状態がタイトルドメイン再生中でない場合の処理手順(図12のフローチャートにおけるステップS1280)を示すフローチャートである。この処理手順では、保存した再生位置情報がタイトルドメイン以外である場合、または保存した再生位置情報がタイトルドメイン内であっても再生状態が再生中以外である場合に行う処理を示している。
【0046】
はじめに、管理情報記憶手段230に保存した再生位置および再生状態に復帰する(ステップS1300)。この状態は例えば、タイトルメニュー表示状態、ルートメニュー表示状態、タイトルドメイン内での一時停止状態などが考えられる。その後、再生映像・音声データ制御手段270は、ユーザー操作またはナビゲーションコマンドによりタイトルドメイン再生状態に移行したか否かを判断する(ステップS1310)。タイトルドメイン再生状態に移行した場合、ステップS1240にて変更されたSPRM[1]1000の値が有効となり、再生映像・音声データ制御手段270は、ステップS1230のユーザー操作にて選択されたオーディオストリームの再生を実行する(ステップS1320)。
【0047】
以上のように、本発明の実施の形態2におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、オーディオストリーム切り替え時に、再生映像・音声データ制御手段270が、タイトルドメイン再生状態であるか否かを判断し、以降の再生可能となった時点で選択したオーディオストリームを再生するため、煩雑なユーザー操作を行うことなく、適切な時点でユーザーが選択したオーディオストリームの再生を再開させることができる。
【0048】
(実施の形態3)
図14は、オーディオストリーム切り替え時に、管理情報記憶手段230に記憶した状態がタイトルドメイン再生中でない場合の別の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、保存した再生位置情報がタイトルドメイン以外である場合、または保存した再生位置情報がタイトルドメイン内であっても再生状態が再生中以外である場合に行う処理を示している。
【0049】
図14(a)のフローチャートに示すように、はじめに、再生映像・音声データ制御手段270は、管理情報記憶手段230に保存した再生位置情報がタイトルドメイン内にあるか否かを判定する(ステップS1400)。タイトルドメイン内にある場合、ステップS1210にて保存した状態が例えば一時停止中など、再生中でなかった場合でも、管理情報記憶手段230に保存した再生位置情報に基づいて当該位置から強制的に再生を再開する(ステップS1410)。
【0050】
一方、管理情報記憶手段230に保存した再生位置情報がタイトルドメイン以外である場合、再生映像・音声データ制御手段270は、映像・音声データ管理情報用メモリ250にタイトルドメイン復帰時のレジューム情報が格納されているか否かを判定し(ステップS1420)、レジューム情報がある場合、強制的にタイトルドメイン内のレジューム位置からの再生を開始する(ステップS1430)。また、レジューム情報がない場合、強制的にタイトル番号1の先頭から再生を開始する(ステップS1440)。
【0051】
尚、図14(b)のフローチャートに示すように、ステップS1440でタイトル番号1から再生を開始する代わりに、強制的に当該VTSの先頭タイトルから再生を開始してもよい(ステップS1450)。
【0052】
以上のように、本発明の実施の形態3におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、オーディオストリーム切り替え時に、再生映像・音声データ制御手段270が、タイトルドメイン再生状態でない場合にも適切な再生位置から再生を実行するため、オーディオメニュー表示直前の状態が、ユーザーが選択したオーディオストリームを再生できない状態であっても、煩雑なユーザー操作を行うことなく、選択したオーディオストリームを選択した時点から再生させることができる。
【0053】
(実施の形態4)
図15は、オーディオストリームが単一である場合にオーディオメニュー表示要求が発生した際の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、管理情報記憶手段230に記憶したオーディオストリーム数VTS_AST_Ns720が単一である場合に行う処理を示している。
【0054】
再生映像・音声データ制御手段270は、オーディオストリームが単一である旨をユーザーに報知して(ステップS1500)、オーディオメニュー表示へ移行させない。図19は、ユーザーへの画面報知例を示す図である。DVD−Videoディスク再生装置1900と接続されているモニタ1910へメッセージを出力することにより、ユーザーからのオーディオメニュー表示要求が拒否されたことを通知する。その際のメッセージの内容は、メッセージ1920のようにオーディオストリームが単一である旨を通知してもよいし、メッセージ1930のように禁止マークの表示のみとしてもよい。また、図19に示す報知方法以外にも、FL管やその他の出力装置への報知を行ってもよい。
【0055】
以上のように、本発明の実施の形態4におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、ユーザーからのオーディオメニュー表示要求時に、再生映像・音声データ制御手段270が、オーディオストリーム数を判断し、ストリーム数が1の場合にはメニュー表示へ移行させないため、ユーザー選択が不可能な状態にもかかわらずオーディオメニューを表示するという不必要な操作を防止することができる。
【0056】
(実施の形態5)
図16は、オーディオメニューが存在しない場合にオーディオメニュー表示要求が発生した際の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、管理情報記憶手段230に記憶したAM_EXST520を参照して、オーディオメニューが存在しない場合に行う処理を示している。
【0057】
再生映像・音声データ制御手段270は、オーディオメニューが存在しない旨をユーザーに報知して(ステップS1600)、オーディオメニュー表示へ移行させない。図19は、ユーザーへの画面報知例を示す図である。DVD−Videoディスク再生装置1900と接続されているモニタ1910へメッセージを出力することにより、ユーザーからのオーディオメニュー表示要求が拒否されたことを通知する。その際のメッセージの内容は、メッセージ1940のようにオーディオメニューが存在しない旨を通知してもよいし、メッセージ1950のように禁止マークの表示のみとしてもよい。また、図19に示す報知方法以外にも、FL管やその他の出力装置への報知を行ってもよい。
【0058】
以上のように、本発明の実施の形態5におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、ユーザーからのオーディオメニュー表示要求時に、再生映像・音声データ制御手段270が、オーディオメニューの有無を判断し、メニューが存在しない場合にはその旨を報知するため、ユーザーは、オーディオメニューからのオーディオストリーム選択が行えないことを認識できる。
【0059】
(実施の形態6)
図17は、オーディオメニューが存在しない場合にオーディオメニュー表示要求が発生した際の別の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、管理情報記憶手段230に記憶したAM_EXST520を参照して、オーディオメニューが存在しない場合に行う処理を示している。
【0060】
はじめに、再生映像・音声データ制御手段270は、管理情報記憶手段230に記憶したROOTM_EXST510を参照して、ルートメニューが存在するか否かを判定する(ステップS1700)。ルートメニューが存在する場合、オーディオメニューの代わりにルートメニューを表示する(ステップS1710)。一方、オーディオメニューとルートメニューのどちらも存在しない場合、オーディオメニューが存在しない旨をユーザーに報知する(図16のフローチャートにおけるステップS1600の処理と同じ)。
【0061】
以上のように、本発明の実施の形態6におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、ユーザーからのオーディオメニュー表示要求時に、再生映像・音声データ制御手段270が、オーディオメニューの有無を判断し、メニューが存在しない場合にはルートメニューを表示させるため、例えば、ルートメニュー上にオーディオストリームを選択できるメニューが記録されているような場合に、ユーザーはそのメニューからオーディオストリームを選択することができる。
【0062】
(実施の形態7)
図18は、本発明の実施の形態7におけるDVD−Videoディスク再生装置の、オーディオストリーム指定時のオーディオストリーム切り替え処理手順を示すフローチャートである。
【0063】
映像・音声フォーマットに記録された管理情報を取得して(ステップS1100)、映像・音声の再生が開始されると(ステップS1110)、再生映像・音声データ制御手段270は、ユーザー操作によるオーディオストリームの指定入力(例えば、図2に示すリモコンの音声選択エリアにおける日本語キー320、英語キー330、その他のオーディオストリーム選択キー340など)があるか否かを判定する(ステップS1800)。オーディオストリームの指定入力がある場合、再生映像・音声データ制御手段270は、管理情報記憶手段230に記憶したAudio type910及びSpecific code920を参照して、ユーザー操作により選択されたオーディオストリームが存在するか否かを判定する(ステップS1810)。
【0064】
選択されたオーディオストリームが存在する場合、再生映像・音声データ制御手段270は、入力されたキーが日本語キー320または英語キー330であるか否かを判定する(ステップS1820)。日本語キー320もしくは英語キー330のいずれかである場合、管理情報記憶手段230に記憶したVTS_AST_ATRT730を参照して、選択された言語に該当するオーディオストリーム番号を導き、それをSPRM[1]1000に格納する(ステップS1830)。また、入力されたキーが日本語キー320または英語キー330のいずれでもない場合、再生映像・音声データ制御手段270は、上述のオーディオメニュー再生処理へ移行して(ステップS1140)、所定の音声ストリームをユーザー選択させる。
【0065】
一方、ユーザー操作により選択されたオーディオストリームが存在しない場合、選択されたオーディオストリームが存在しない旨をユーザーに報知する(ステップS1840)。図19は、ユーザーへの画面報知例を示す図である。DVD−Videoディスク再生装置1900と接続されているモニタ1910へメッセージを出力することにより、ユーザーからのオーディオストリーム切り替え要求が拒否されたことを通知する。その際のメッセージの内容は、メッセージ1960のように選択されたオーディオストリームが存在しない旨を通知してもよいし、メッセージ1970のように禁止マークの表示のみとしてもよい。また、図19に示す報知方法以外にも、FL管やその他の出力装置への報知を行ってもよい。
【0066】
尚、本実施の形態ではステップS1800におけるオーディオストリームを切り替えるためのユーザー操作として、リモコンの日本語キー320、英語キー330、その他のオーディオストリーム選択キー340の入力を例に説明したが、これ以外の特定のキー入力や、リモコンによる特定キーの長押し、またリモコン以外のユーザーインタフェースによる入力などとしてもよい。また、ユーザー操作による直接的なオーディオストリーム切り替えを可能にするリモコンキーは、日本語や英語だけに限定されるものではない。
【0067】
以上のように、本発明の実施の形態7におけるDVD−Videoディスク再生装置によれば、例えば、「日本語」や「英語」などの特定のオーディオストリームを指定するキーをリモコンに設け、再生映像・音声データ制御手段270の制御によりオーディオストリームを直接指定できるようにした(即ち、音声選択エリア内の各キー及び再生映像・音声データ制御手段で切り替え手段を構成した)ことにより、オーディオストリームを直感的に選択し、最小限の操作でストリームの切り替えを行うことができる。つまり、ユーザーは、リモコン上に記載されたキー名から目的とする音声(言語)を容易に把握でき、各言語に対応するオーディオストリーム番号を認識していなくとも、対応するオーディオストリームを容易に選択することができる。また、再生映像・音声データ制御手段270は、オーディオストリーム数が1の場合にその旨を報知するため、ユーザーは、オーディオストリームの選択が行えないことを認識できる。
尚、本実施の形態では、オーディオメニューに移行するための移行手段として、リモコンに設けた音声メニューキー300を用いたが(図11のフローチャートのステップS1120)、これ以外の特定のキー入力や、リモコンによる特定キーの長押し、またリモコン以外のユーザーインタフェースによる入力などを用いてもよい。
【0068】
ところで、以上の実施の形態では、オーディオストリームの切り替えに関する動作について説明したが、同一構成のDVD−Videoディスク再生装置で、サブピクチャストリームやアングルについても同様の切り替え動作を行うことができることは言うまでもない。その場合、例えば、リモコン(図2参照)のメニュー画面エリアの字幕メニューキーやアングルメニューキーを操作して直接メニュー表示に移行させたり、更に、字幕選択エリアやアングル選択エリアの各キーを操作してストリームの選択を直接実行させたりすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0069】
本発明の映像・音声フォーマット再生装置、映像・音声フォーマット再生方法及びプログラムは、同一時間に再生可能となるように配置された複数のストリームを含む映像・音声フォーマットで記録された情報記録媒体の再生において、各種ストリームを直感的に選択し、最小限のユーザー操作で容易にストリームの切り替えが行えるという効果を有し、ユーザー操作性の向上において有効である。
【符号の説明】
【0070】
200 映像・音声フォーマット
210 読み出し手段
220 映像・音声再生手段
230 管理情報記憶手段
240 映像・音声属性情報用メモリ
250 映像・音声データ管理情報用メモリ
260 入力手段
270 再生映像・音声データ制御手段
300 音声メニューキー
310 音声選択エリア
320 日本語キー
330 英語キー
340 その他キー
400 VTSM_PGCI_UT
410 VTSM_LU_SRP
420 VTSM_PGCI_SRP
430 VTSM_PGCI
500 VTSM_EXST500
510 ROOTM_EXST
520 AM_EXST
530 ROOTM_EXST510の定義内容
540 AM_EXST520の定義内容
600 VTSM_PGC_CAT
610 Entry type
620 Menu ID
630 Entry type610の定義内容
640 Menu ID620の定義内容
700 VTSI
710 VTSI_MAT
720 VTS_AST_Ns
730 VTS_AST_ATRT
800 Number of Audio streams
810 Number of Audio streams800の定義内容
900 VTS_AST_ATR
910 Audio type
920 Specific code
930 Audio type910の定義内容
940 Specific code920の定義内容
1000 SPRM[1]
1010 ASTN
1020 ASTN1010の定義内容
1900 DVD−Videoディスク再生装置
1910 モニタ
1920 メッセージ
1930 メッセージ
1940 メッセージ
1950 メッセージ
1960 メッセージ
1970 メッセージ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像・音声フォーマット内の情報を電気信号に変換する読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された情報から映像・音声を復調する映像・音声再生手段と、読み出し手段によって読み出された情報から映像・音声情報を再生するための管理情報および再生する映像・音声データを制御するための映像・音声データ管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、再生する映像・音声データの制御を行う再生映像・音声データ制御手段と、ユーザーからの入力を伝達する入力手段と、を備え、同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリーム若しくはサブピクチャストリーム又はアングルを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う映像・音声フォーマット再生装置であって、任意の状態からユーザ指定言語のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えるための切り替え手段を有する映像・音声フォーマット再生装置。
【請求項2】
前記切り替え手段は、前記別のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えを行う際、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームが単一である場合には、その旨をユーザーに報知してオーディオストリーム又はサブピクチャストリームの切り替えを行わない請求項1記載の映像・音声フォーマット再生装置。
【請求項3】
同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリーム若しくはサブピクチャストリーム又はアングルを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う映像・音声フォーマット再生方法であって、任意の状態からユーザ指定言語のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えるための切り替えステップを有する映像・音声フォーマット再生方法。
【請求項4】
前記切り替えステップは、前記別のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えを行う際、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームが単一である場合には、その旨をユーザーに報知してオーディオストリーム又はサブピクチャストリームの切り替えを行わない請求項3記載の映像・音声フォーマット再生方法。
【請求項5】
同一時間に再生可能となるように配置された複数のオーディオストリーム若しくはサブピクチャストリーム又はアングルを含む映像・音声フォーマットで記録された光ディスクの再生を行う映像・音声フォーマット再生装置における各手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、任意の状態からユーザ指定言語のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えるための切り替えステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項6】
前記切り替えステップは、前記別のオーディオストリーム又はサブピクチャストリームに切り替えを行う際、オーディオストリーム又はサブピクチャストリームが単一である場合には、その旨をユーザーに報知してオーディオストリーム又はサブピクチャストリームの切り替えを行わない請求項5記載のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2010−15687(P2010−15687A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−242601(P2009−242601)
【出願日】平成21年10月21日(2009.10.21)
【分割の表示】特願2005−280080(P2005−280080)の分割
【原出願日】平成17年9月27日(2005.9.27)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】