説明

映像記録装置及び記録メディア

【課題】非接触型アクセスと接触型アクセスが可能な記録メディアを用い、その記録メディア内に記録されたデータの内容を、接触型アクセスでのメディアの挿入といった手間を抑えながら確認することができる映像記録装置を提供する。
【解決手段】映像記録装置は、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ118及び接触型アクセスに対応する接触用メモリ115を有する記録メディア112に映像記録する。そして、装着される記録メディア112が非接触型アクセスと接触型アクセスに対応する対応記録メディアか否かを判定する判定手段を備える。また、判定手段により対応記録メディアと判定された場合に映像データの他に代表映像データを生成する生成手段を備える。また、生成手段により生成された代表映像データを非接触用メモリ118に保存すべく対応記録メディアに送信する送信手段を備える。各手段は、情報処理部109の制御の下に機能する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2系統のアクセス手段を持つ記録メディア、特に非接触型アクセス手段と接触型アクセス手段を持つ記録メディアに画像情報を記録する映像記録装置及び記録メディアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
データの読み書きが可能な携帯型の接触型記録メディア、例えば、半導体メモリ等の記憶素子を用い、信号伝送や電力供給のための接点が設けられているメモリカードが、デジタルカメラやビデオカメラ等の映像記録装置の記録メディアとして利用されている。
【0003】
しかし、メモリカードは、従来の光学ディスクや、テープメディアと比べて小型であるため、記録した内容をメディア表面に記載することがあまり行われず、その場合、メディア自体を外から見ただけは内容を確認することができない。
【0004】
そのため、ユーザーは、再生機器のスロット型のリーダライタにメディアを挿入し、再生機器にて内容を読み出して表示することで内容を確認している。
【0005】
このような手間を省く手段として、記録メディアとして接点を必要としない非接触型記録メディア(例えばICカード等)を用いて、タッチするように近づけるだけでメディアの中身を確認する手段が考えられる。
【0006】
また、主にセキュリティ性を高める目的ではあるが、非接触型のICカードと接触型のICカードを組み合わせる技術(特許文献1参照)や、非接触型のICカードとメモリカード部を組み合わせる技術が提案されている。
【特許文献1】特開2000−123139号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述のように、記録メディアの内容を確認する手間を抑えるために、非接触型の記録メディアを用いることが考えられるが、非接触型の記録メディアとして使われるメモリは、低消費電力で、読み書きが早い等の条件があり、コストが高い。そのため、容量としては少ないのが一般的である。
【0008】
また、メモリカードと組み合わせることでメディア自体、容量の問題は解決するが、記録メディア単体を機器に近づけて非接触アクセスでデータを読み出す場合は、限られた電力で、近づけてから離すまでの限られた期間に通信セッションを完了させる必要がある。
【0009】
そのため、ICカード部にて一般的なICカードと同様の限られたデータ量の通信で必要な情報を読み出す必要がある。
【0010】
本発明の目的は、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能な記録メディアを用い、その記録メディア内に記録されたデータの内容を、接触型アクセスでのメディアの挿入といった手間を抑えながら確認することができる映像記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、請求項1記載の映像記録装置は、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、前記非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び前記接触型アクセスに対応する接触用メモリを有する記録メディアに映像記録する映像記録装置において、装着される前記記録メディアが前記非接触型アクセスと前記接触型アクセスに対応する対応記録メディアか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記対応記録メディアと判定された場合に映像データの他に代表映像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記代表映像データを前記非接触用メモリに保存すべく前記対応記録メディアに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の映像記録装置は、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、前記非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び前記接触型アクセスに対応する接触用メモリを有する記録メディアに映像記録する映像記録装置において、装着される前記記録メディアが前記非接触型アクセスと前記接触型アクセスに対応する対応記録メディアか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記対応記録メディアと判定された場合に前記接触用メモリに保存する映像データの代表映像データを前記非接触用メモリにも保存するよう指示する制御データを前記対応記録メディアに送信する第1の送信手段と、前記第1の送信手段により前記制御データを送信した後に前記映像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記映像データを前記対応記録メディアに送信する第2の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の記録メディアは、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、前記非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び前記接触型アクセスに対応する接触用メモリを有し、映像記録装置の映像データを記録する記録メディアにおいて、前記接触用メモリに前記映像データを保存する場合に前記非接触用メモリに前記映像データの代表影像データを保存する処理を行う処理手段を備えることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の映像記録装置は、第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、前記第1の記録領域と第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段を持つ記録メディアに記録可能な映像記録装置において、前記第2のアクセス手段により、前記第2の記録領域に映像データを記録する場合に、前記第1の記録領域に前記映像データに関する情報を記録するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の映像記録装置は、第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段とを持つ記録メディアに記録可能な映像記録装置において、前記第2のアクセス手段により、前記第2の記録領域に映像データを記録する場合に、前記映像データに関する情報を前記第1の記録領域に記録する処理を指示する前記制御データを前記記録メディアに送信するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項7記載の映像記録装置は、第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、前記第1の記録領域と第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段を持つ記録メディアに記録可能な映像記録装置において、前記第2のアクセス手段により前記記録メディアにアクセス可能になった場合に、前記第1の記録領域に前記第2の記録領域に保存された映像データに関する情報を記録するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項9記載の記録メディアは、第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段を持つ記録メディアにおいて、
前記第2のアクセス手段より前記第2の記録領域に映像データが保存される場合に、前記第1の記録領域に前記映像データに関する情報を記録することを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように、本発明の映像記録装置によれば、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能な記録メディアを用い、その記録メディア内に記録されたデータの内容を、接触型アクセスでのメディアの挿入といった手間を抑えながら確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態に係る映像記録装置と記録メディアが接続された映像記録システムのブロック図である。
【0021】
図1において、本発明の映像記録装置(例えば、デジタルカメラ)は、非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び接触型アクセスに対応する接触用メモリを有する記録メディアに映像記録する。
【0022】
映像記録装置101は、レンズ102、固体撮像素子であるCCD103、撮像信号を映像信号にする映像信号処理回路104を備える。
【0023】
また、映像記録装置101は、映像信号と情報処理部からのOSD(On Screen Diaplay)情報を重畳して表示装置あるいは出力端子へ出力する映像表示出力回路105、映像出力端子106を備える。
【0024】
また、映像記録装置101は、映像表示装置であるLCD107、ユーザーの操作を入力する操作キー108、各部の制御を行う情報処理部109を備える。
【0025】
また、映像記録装置101は、記録メディア112と接触して通信処理を行う接触型通信部110、記録メディア112と非接触で通信処理を行う非接触型通信部111を備える。
【0026】
映像記録装置101に装着(挿入)される記録メディア112は、映像記録装置101と接触して通信処理を行う接触型通信部113、映像記録装置101と非接触で通信処理を行う非接触型通信部116を備える。
【0027】
また、記録メディア112は、接触型通信部113を介してアクセス可能な接触用メモリ(第2の記録領域)115、接触型通信部113及び接触用メモリ115を制御する接触型通信用処理部(第2のアクセス手段)114を備える。
【0028】
また、記録メディア112は、非接触型通信部116を介してアクセス可能な非接触用メモリ(第1の記録領域)118、非接触型通信部116及び非接触用メモリ118を制御する非接触型通信用処理部(第1のアクセス手段)117を備える。ここで、接触型通信用処理部114と非接触型通信用処理部117の間で情報を授受することも可能である。
【0029】
ここで、接触型通信用処理部114と非接触型通信用処理部117は、接触用メモリ115に画像データ(映像データ)を保存する場合に、非接触用メモリ118に映像データの代表画像データ(代表影像データ)を保存する処理を行う処理手段として機能する。
【0030】
図2は、図1における映像記録装置によって実行される画像撮影・送信処理の第1の例の手順を示すフローチャートである。
【0031】
本処理は、図1における情報処理部109の制御の下に実行される。
【0032】
記録メディア112を認識している状態で、まず、ステップS201において、非接触と接触型のアクセスの両方に対応したメディアか否か確認しておく。
【0033】
ステップS201は、装着される記録メディア112が非接触型アクセスと接触型アクセスに対応する対応記録メディアか否かを判定する判定手段として機能する。
【0034】
対応メディアであった場合は、ステップS202において、画像撮影指示を受けると、ステップS203に進む。
【0035】
ステップS203において、CCD103からの撮像信号を、映像信号処理回路104にて映像信号化し、画像データ(映像データ)を生成した後、ステップS204において、代表画像データ(代表映像データ;映像データに関する情報)を生成する。
【0036】
ステップS204は、判定手段により対応記録メディアと判定された場合に、映像データの他に代表映像データを生成する生成手段として機能する。
【0037】
ステップS205において、先のステップS203にて生成した画像データを記録メディア112に接触型アクセスで送信する。次に、ステップS206において、先のステップS204で生成した代表画像データを記録メディア112に接触型アクセスで送信する。
【0038】
ステップS206は、生成手段により生成された代表映像データを非接触用メモリ118に保存すべく前記対応記録メディアに送信する送信手段として機能する。
【0039】
記録メディア112では、送信された代表画像データを接触型通信用処理部114から非接触型通信用処理部117を介して非接触用メモリ118に保存する。
【0040】
ステップS201にて対応メディアでないと判定した場合は、ステップ202にて画像撮影開始した後、ステップ203で画像データ生成、ステップ205にて画像データを記録メディアに保存するために送信するという従来の記録メディアでの処理となる。
【0041】
図3は、図1における映像記録装置によって実行される画像撮影・送信処理の第2の例の手順を示すフローチャートである。
【0042】
記録メディア112を認識している状態で、まずステップS301において、非接触と接触型のアクセスの両方に対応したメディアか否か確認しておく。対応メディアであった場合は、ステップS302において、記録メディア112へ制御データを送信する。
【0043】
制御データには、映像記録装置101から画像データを送信し、接触用メモリ115に保存する際に、非接触用メモリ118にも代表画像データをコピーして保存する処理を記述しておく。
【0044】
ステップS302は、判定手段により対応記録メディアと判定された場合に、接触用メモリ115に保存する映像データの代表映像データを非接触用メモリ118にも保存するよう指示する制御データを対応記録メディアに送信する第1の送信手段として機能する。
【0045】
その後、ステップS303において、画像撮影指示を受けると、ステップS304に進み、CCD103からの撮像信号を映像信号処理回路104にて映像信号化し、画像データを生成する。
【0046】
ステップS305において、生成した画像データを、記録メディア112に接触型アクセスで送信する。
【0047】
ステップS305は、生成手段により生成された映像データを対応記録メディアに送信する第2の送信手段として機能する。
【0048】
記録メディア112側では、先のステップS302で送信した制御データに従い、記録メディア112の接触型通信用処理部114から非接触型通信用処理部117を介して非接触用メモリ118に、送信された画像データの一部(代表画像データ)を保存する。
【0049】
ステップS301において対応メディアでないと判断していた場合は、単純にステップS303からのステップで画像撮影し、ステップS304、S305と遷移して画像データを送信するのみである。
【0050】
図4は、図1における記録メディアによって実行される画像データ受信処理の手順を示すフローチャートである。
【0051】
ステップS401において、映像記録装置101からの制御データを受信し、接触用メモリ115に格納しておく。次に、ステップS402にて画像データを受信した場合、ステップS403において、先に格納しておいた制御データに従い、ステップS402にて受信した画像データはコピー対象か否か判定する。
【0052】
コピー対象だった場合、ステップS404において、画像データを非接触用メモリ118に保存し、ステップS405において、画像データを接触用メモリ115に保存する。
【0053】
ステップS403にて、受信したデータが画像データでない場合等、制御データで指示されたコピー対象のデータでなかった場合は、ステップS403からステップS405に移り、画像データを接触用メモリ115に保存するのみである。
【0054】
図5は、図1における記録メディアが映像記録装置に挿入されたときの挿入時処理の手順を示すフローチャートである。
【0055】
ステップS501において、記録メディア112が映像記録装置101に挿入された場合、ステップS502において、非接触と接触型のアクセスの両方に対応したメディアか否か判定する。
【0056】
対応メディアであった場合は、ステップS503において、代表画像データを生成し、ステップS504において、代表画像データを保存する。このことで、映像記録装置101に記録メデイア112を挿入した場合に、撮影を行わなくても代表画像を記録メディア112の非接触用メモリ118に保存しておくことが可能である。
【0057】
尚、代表画像データは、記録されている画像データの時間情報を用いること、最終画像データを用いること、先頭画像データを用いること、サムネイル画像のように、オリジナルの画像データを加工した画像データを用いることが可能である。
【0058】
図6は、図1における記録メディアの初期化時処理の手順を示すフローチャートである。
【0059】
ステップS601において、記録メディア112が非接触と接触型のアクセスの両方に対応したメディアか否か判定しておく。対応メディアであった場合は、ステップS602において、記録メディア112の初期化処理を行う。
【0060】
ステップS603において、画像が記録されていないことを示す画像無記録情報を生成する。その後ステップS604において、画像無記録情報を記録メディア112の非接触用メモリ118に保存しておく。
【0061】
図7は、図1における記録メディアの内容確認処理の手順を示すフローチャートである。
【0062】
ステップS701において、記録メディア112を非接触型の通信で検知し、データ通信を行う。
【0063】
ステップS701は、対応記録メディアを非接触型アクセスで検知する検知手段として機能する。
【0064】
ステップS702において、受け取ったデータに代表画像データがあるか判定する。
【0065】
ステップS702は、検知手段により対応記録メディアが検知された場合に非接触用メモリ115に保存されている代表映像データの有無を判定する第2の判定手段として機能する。
【0066】
代表画像データがあった場合は、ステップS703において、代表画像データをLCD107に表示する。
【0067】
ステップS703は、第2の判定手段により非接触用メモリ115に代表映像データが保存されていると判定された場合に、代表映像データを表示する表示手段として機能する。
【0068】
代表画像データが無かった場合には、ステップS704において、画像無記録情報があるか判定する。画像無記録情報があった場合は、ステップS705において、LCD107に画像が無い旨のメッセージを表示する。
【0069】
画像無記録情報も無かった場合には、以前に映像記録装置101に挿入されたことの無い記録メディア112であるため、ステップS706において、非対応で内容が分からない旨のメッセージをLCD107に表示する。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本発明の実施の形態に係る映像記録装置と記録メディアが接続された映像記録システムのブロック図である。
【図2】図1における映像記録装置によって実行される画像撮影・送信処理の第1の例の手順を示すフローチャートである。
【図3】図1における映像記録装置によって実行される画像撮影・送信処理の第2の例の手順を示すフローチャートである。
【図4】図1における記録メディアによって実行される画像データ受信処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1における記録メディアが映像記録装置に挿入されたときの挿入時処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図1における記録メディアの初期化時処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】図1における記録メディアの内容確認処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0071】
101 映像記録装置
104 映像信号処理回路
105 映像表示出力回路
107 LCD
109 情報処理部
110 接触型通信部
111 非接触型通信部
112 記録メディア
113 接触型通信部
114 接触型通信用処理部
115 接触用メモリ
116 非接触型通信部
117 非接触型通信用処理部
118 非接触用メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、前記非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び前記接触型アクセスに対応する接触用メモリを有する記録メディアに映像記録する映像記録装置において、
装着される前記記録メディアが前記非接触型アクセスと前記接触型アクセスに対応する対応記録メディアか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記対応記録メディアと判定された場合に映像データの他に代表映像データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記代表映像データを前記非接触用メモリに保存すべく前記対応記録メディアに送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする映像記録装置。
【請求項2】
非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、前記非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び前記接触型アクセスに対応する接触用メモリを有する記録メディアに映像記録する映像記録装置において、
装着される前記記録メディアが前記非接触型アクセスと前記接触型アクセスに対応する対応記録メディアか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記対応記録メディアと判定された場合に前記接触用メモリに保存する映像データの代表映像データを前記非接触用メモリにも保存するよう指示する制御データを前記対応記録メディアに送信する第1の送信手段と、
前記第1の送信手段により前記制御データを送信した後に前記映像データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記映像データを前記対応記録メディアに送信する第2の送信手段と、
を備えることを特徴とする映像記録装置。
【請求項3】
前記対応記録メディアを前記非接触型アクセスで検知する検知手段と、
前記検知手段により前記対応記録メディアが検知された場合に前記非接触用メモリに保存されている前記代表映像データの有無を判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記非接触用メモリに前記代表映像データが保存されていると判定された場合に前記代表映像データを表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする請求項1または2記載の映像記録装置。
【請求項4】
非接触型アクセスと接触型アクセスが可能で、前記非接触型アクセスに対応する非接触用メモリ及び前記接触型アクセスに対応する接触用メモリを有し、映像記録装置の映像データを記録する記録メディアにおいて、
前記接触用メモリに前記映像データを保存する場合に前記非接触用メモリに前記映像データの代表影像データを保存する処理を行う処理手段を備えることを特徴とする記録メディア。
【請求項5】
第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、前記第1の記録領域と第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段を持つ記録メディアに記録する映像記録装置において、
前記第2のアクセス手段により、前記第2の記録領域に映像データを記録する場合に、前記第1の記録領域に前記映像データに関する情報を記録するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする映像記録装置。
【請求項6】
第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段とを持つ記録メディアに記録する映像記録装置において、
前記第2のアクセス手段により、前記第2の記録領域に映像データを記録する場合に、前記映像データに関する情報を前記第1の記録領域に記録する処理を指示する前記制御データを前記記録メディアに送信するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする映像記録装置。
【請求項7】
第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、前記第1の記録領域と第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段を持つ記録メディアに記録する映像記録装置において、
前記第2のアクセス手段により前記記録メディアにアクセス可能になった場合に、前記第1の記録領域に前記第2の記録領域に保存された映像データに関する情報を記録するよう制御する制御手段を備えることを特徴とする映像記録装置。
【請求項8】
前記第1の記録領域にある前記映像データを読み出して表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の映像記録装置。
【請求項9】
第1の記録領域にアクセス可能な第1のアクセス手段と、第2の記録領域にアクセス可能な第2のアクセス手段を持つ記録メディアにおいて、
前記第2のアクセス手段より前記第2の記録領域に映像データが保存される場合に、前記第1の記録領域に前記映像データに関する情報を記録することを特徴とする記録メディア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−296541(P2009−296541A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−150810(P2008−150810)
【出願日】平成20年6月9日(2008.6.9)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】