説明

曲げ工具

【課題】狭い場所でも容易に長尺材を曲げることができる曲げ工具を提供する。
【解決手段】長尺材1を曲げ加工する曲げ工具2において、長尺材1の長手方向に離間する二点を支持するための2つの荷重受け部6、6を有すると共にこれら荷重受け部6、6間に溝7を有する第1ブロック3と、荷重受け部6、6に支持されて荷重受け部6、6間に位置される長尺材1を溝7に向かって押圧する押圧部12を有する第2ブロック4と、第1ブロック3に対して第2ブロック4を押圧部12の押圧方向に進退移動させる移動機構5とを備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、丸棒、パイプ又は角材等の長尺材を曲げ加工するための曲げ工具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図13に示すように、加圧水型軽水炉の蒸気発生器40においては、伝熱管41の振動を防止するための振動防止板17が伝熱管41間に無数に介在されている。振動防止板17は、端部42を伝熱管41間の外に延出させると共に断面矩形状の長尺材1に溶接されることで支持されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−263142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、振動防止板17の端部に長尺材1を溶接するとき、溶接の熱で長尺材1が変形して曲がることがあった。
【0005】
このような場合、パイプベンダーのような部材曲げ装置(図示せず)を用いて長尺材を矯正するように曲げていたが、部材曲げ装置は、部材を固定する部位や曲げ加重を作用させるハンドル部の長さが長く、狭い領域での曲げ加工が難しいという課題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、狭い場所でも容易に長尺材を曲げることができる曲げ工具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明は、長尺材を曲げ加工する曲げ工具において、長尺材の長手方向に離間する二点を支持するための2つの荷重受け部を有すると共にこれら荷重受け部間に溝を有する第1ブロックと、上記荷重受け部に支持されて荷重受け部間に位置される長尺材を上記溝に向かって押圧する押圧部を有する第2ブロックと、上記第1ブロックに対して上記第2ブロックを上記押圧部の押圧方向に進退移動させる移動機構とを備えたものである。
【0008】
上記2つの荷重受け部が一方方向に平行に延びて形成されると共に上記押圧部が上記荷重受け部と平行に延びて形成されるとよい。
【0009】
上記荷重受け部の先端と上記押圧部の先端が同一平面上に形成され、上記荷重受け部の先端と上記押圧部の先端との間に長尺材を側面から挿入するための長尺材挿入口が形成されるとよい。
【0010】
上記第2ブロックには、上記押圧部に対して直交され長尺材の位置決めをするための支持面が形成されるとよい。
【0011】
上記第1ブロック又は第2ブロックには、上記荷重受け部の延長方向とは反対側に延びる取っ手が設けられるとよい。
【0012】
上記長尺材が、加圧水型軽水炉の蒸気発生器の伝熱管の振動を抑えるための振動防止板に溶接され該振動防止板を支持するための支持体であるとよい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、狭い場所でも容易に長尺材を曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は曲げ工具を下方から視た斜視図である。
【図2】図2は曲げ工具を上方から視た斜視図である。
【図3】図3は曲げ工具を下方から視た斜視図である。
【図4】図4(a)は長尺材を曲げた曲げ工具の斜視図であり、図4(b)は(a)の底面図である。
【図5】図5(a)は一度曲げた長尺材を更に曲げるべく曲げ工具にセットした状態の斜視図であり、図5(b)は図5(a)の正面図である。
【図6】図6(a)は図5(a)の長尺材を曲げた状態の曲げ工具の斜視図であり、図6(b)は図6(a)の底面図であり、図6(c)は図6(a)の正面図である。
【図7】図7は蒸気発生器内での曲げ工具の使用方法を示す斜視説明図である。
【図8】図8は図7の側面図である。
【図9】図9は他の実施の形態に係る曲げ工具を上方から視た斜視図である。
【図10】図10は図9の曲げ工具を下方から視た斜視図である。
【図11】図11はジャッキを取り外した曲げ工具を上方から視た斜視図である。
【図12】図12はジャッキを取り外した曲げ工具を下方から視た斜視図である。
【図13】図13は加圧水型軽水炉の蒸気発生器の要部平面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1、図2及び図3に示すように、長尺材1を曲げ加工する曲げ工具2は、第1ブロック3と、第2ブロック4と、第1ブロック3に対して第2ブロック4を近接離間させるように進退移動させる移動機構5とからなる。なお、長尺材1とは、金属製の丸棒、パイプ、角材等をいう。
【0016】
第1ブロック3は、略直方体状に形成され前面に長尺材1の長手方向に離間する二点を支持するための2つの荷重受け部6、6を有すると共にこれら荷重受け部6、6間に溝7を有する。荷重受け部6、6は、第1ブロック3の前面の左右両側に前方に突出すると共に上端近傍から下端まで延びて形成されている。2つの荷重受け部6、6は平行に形成されており、荷重受け部6、6の上下長さは、後述する溝7の深さより十分長く形成されている。また、荷重受け部6、6の前端内側には、荷重受け部6、6間の長尺材1が溝7内に押されて屈曲するとき長尺材1に当接される滑らかな曲面8が形成されている。溝7は、荷重受け部6、6に支持されて荷重受け部6、6間に位置される長尺材1が溝7へ向けて押圧されたとき長尺材1の変形を許容するものである。また、第1ブロック3の前面上縁には、第1ブロック3に対する第2ブロック4の移動をガイドするガイド部9が形成されている。ガイド部9は、前方に突出すると共に左右に延びて形成されており、後述する第2ブロック4をスライド可能にガイドするようになっている。また、第1ブロック3には、上方(荷重受け部の延長方向とは反対側)に延びる取っ手10が設けられている。
【0017】
第2ブロック4は、略直方体状に形成され上面をガイド部9の下面に当接される第2ブロック本体部11と、第2ブロック本体部11に下方に延びて設けられた押圧部12とを備える。押圧部12は、荷重受け部6、6に支持されて荷重受け部6、6間に位置される長尺材1を溝7に向かって押圧するためのものであり、円柱状に形成される。また、押圧部12は第2ブロック本体部11の下面から荷重受け部6、6と平行に下方に延びて形成されており、押圧部12の先端(下端)は、荷重受け部6、6の先端(下端)と同一平面上となるように形成されている。荷重受け部6、6の先端と押圧部の先端との間には、長尺材1を側面から挿入するための長尺材挿入口13が形成される。第2ブロック本体部11は、押圧部12の後方の下面に長尺材1の位置決めをするための支持面14を有する。支持面14は、押圧部12の延長方向に対して直交されており、長尺材1を荷重受け部6、6又は押圧部12の延長方向に対して直角に位置決めするようになっている。
【0018】
移動機構5は、第1ブロック3と第2ブロック4に挿通されるボルト15と、ボルト15に螺合されるナット16とからなり、ナット16を締め付け方向に回すことで第1ブロック3と第2ブロック4を近接させるようになっている。ボルト15は六角ボルトからなり、ナット16は六角ナットからなることが好ましいが、これに限るものではく、他の種類のボルト、ナットであってもよい。
【0019】
次に本実施の形態の作用を述べる。
【0020】
図7及び図8に示すように、長尺材1が、加圧水型軽水炉の蒸気発生器40の伝熱管の振動を抑えるための複数の振動防止板17に溶接され、これら振動防止板17を支持するための支持体からなり、振動防止板17に長尺材1を一端側から順に溶接しているとき、長尺材1が溶接の熱で曲がって振動防止板17の溶接位置から外れた場合、長尺材1を溶接位置に戻すように曲げ加工する。具体的には、まず、曲げたい長尺材1の部分を曲げ工具2の長尺材挿入口13から荷重受け部6、6と押圧部12の間に挿入する。このとき、押圧部12が曲げたい長尺材1の部分の内周側に位置されるように曲げ工具2を配置する。
【0021】
この後、取っ手10を押さえながらトルクレンチ18等の工具でナット16を締め付ける方向に回す。第2ブロック4はガイド部9に当接されて回り止めされながら第1ブロック3に接近する方向に進み、長尺材1が2つの荷重受け部6、6に支持されると共に荷重受け部6、6間のスパン内の長尺材1が押圧部12によって溝7の方向に押し曲げられる。長尺材1は、屈曲されるに従って溶接されていない自由端側の長尺材1を溝7内に引き込みながら屈曲される。長尺材1は、荷重受け部6、6の曲面8と押圧部12の外周面に沿って滑りながら円滑に屈曲される。
【0022】
また、振動防止板17に溶接する前の長尺材1に対して曲げ加工を施したい場合、図4(a)及び図4(b)に示すように、曲げ工具2の長尺材挿入口13から荷重受け部6、6と押圧部12の間に長尺材1を挿入し、長尺材1を第2ブロック4の支持面14に当接させる。これにより、長尺材1が荷重受け部6、6及び押圧部12に対して位置決めされる。この後、取っ手10を押さえながらトルクレンチ18等の工具でナット16を締め付ける方向に回す。
【0023】
またさらに、長尺材1を三次元的に曲げたい場合、図4(a)及び図4(b)に示すように、直線状の長尺材1を上述の要領で曲げ工具2を用いて曲げ加工(面内曲げ)を施したのち、図5(a)及び図5(b)に示すように、2つの荷重受け部6、6に対して長尺材1を90°回転させて長尺材1の曲げ中心が長尺材1の屈曲部の上方又は下方に位置するように長尺材1の姿勢を変え、長尺材挿入口13から荷重受け部6、6と押圧部12の間に長尺材1を挿入し、取っ手10を押さえながらトルクレンチ18等の工具でナット16を締め付ける方向に回す。これにより、図6(a)、図6(b)及び図6(c)に示すように、上下方向に曲がっている長尺材1を前後方向にさらに曲げることができ、長尺材1を三次元的に曲げ加工(面外曲げ)できる。
【0024】
このように、長尺材1の長手方向に離間する二点を支持するための2つの荷重受け部6、6を有すると共にこれら荷重受け部6、6間に溝7を有する第1ブロック3と、荷重受け部6、6に支持されて荷重受け部6、6間に位置される長尺材1を溝7に向かって押圧する押圧部12を有する第2ブロック4と、第1ブロック3に対して第2ブロック4を押圧部12の押圧方向に進退移動させる移動機構5とを備えて曲げ工具2を構成したため、コンパクトかつ簡易な構造にでき、蒸気発生器40内などの作業空間が狭い場所でも容易に長尺材1を曲げることができる。
【0025】
2つの荷重受け部6、6が下方に平行に延びて形成され、押圧部12が荷重受け部6、6と平行に下方に延びて形成されるものとしたため、長尺材1を線で支持することができ、従来のパイプベンダーのような部材曲げ装置では長尺材1を面内方向のみしか曲げることができなかったのに対し、面外方向にも曲げることができ、長尺材1の様々な変形に対応できる。
【0026】
荷重受け部6、6の先端と押圧部12の先端が同一平面上に形成され、荷重受け部6、6の先端と押圧部12の先端との間に長尺材1を側面から挿入するための長尺材挿入口13が形成されるものとしたため、長尺材1の一部が振動防止板17に溶接された状態であっても長尺材1に曲げ工具2を容易にセットでき、長尺材1を所望の位置で容易に曲げ加工できる。
【0027】
第2ブロック4には、押圧部12に対して直交され長尺材1の位置決めをするための支持面14が形成されるものとしため、振動防止板17に溶接される前の直線状の長尺材1に対して曲げ加工を施す場合、長尺材1の姿勢を容易に荷重受け部6、6及び押圧部12に対して直角にすることができ、長尺材1を精度良く容易に曲げ加工できる。
【0028】
第1ブロック3には、荷重受け部6、6の延長方向とは反対側に延びる取っ手10が設けられるものとしたため、曲げ工具2を容易に押さえることができ、ナット16を容易に締め付けることができる。
【0029】
また、荷重受け部6、6の間隔が異なる複数の第2ブロック4を予め用意しておき、第2ブロック4を適宜交換することにより、長尺材1の曲げ半径を自在に調節でき、長尺材1の局所曲げにも対応できる。
【0030】
なお、長尺材1が、蒸気発生器40の振動防止板17に溶接される支持体からなる場合について説明したが、これに限るものではない。長尺材1は丸棒であってもよく、パイプであってもよい、例えば既設配管の一部を新たな配管に交換するとき、新たな配管の両端が既設配管の接続位置に一致しない場合、曲げ工具2を用いることで現地で配管を容易に曲げ加工できる。
【0031】
また、取っ手10は、第1ブロック3に設けられるものとしたが、第2ブロック4に設けられるものとしてもよい。
【0032】
2つの荷重受け部6、6を第2ブロック4に設け、押圧部12を第1ブロック3に設けるものとしてもよい。
【0033】
次に他の実施の形態について述べる。なお、上述と同様の構成については同符号を付し説明を省略する。
【0034】
図9及び図10に示すように、曲げ工具20は、第1ブロック21と、第2ブロック22と、第1ブロック21に対して第2ブロック22を近接離間させるように進退移動させる移動機構23とからなる。
【0035】
図11及び図12に示すように、第1ブロック21は、略板状に形成されると共に中央に第2ブロック22をスライド可能に収容するための収容孔24を有し、収容孔24より前側に板厚方向(下方)に突出する突出部25を有する。収容孔24の左右に位置する第1ブロック21の内縁側部26は平行に形成されており、第2ブロック22のスライドをガイドするようになっている。収容孔24の前端に位置する第1ブロック21の内縁前部27には、左右方向の中央に押圧部12が形成されている。押圧部12は、内縁前部27に後方に突出すると共に上端から下端に延びて形成されており、断面半円状に形成されている。
【0036】
第2ブロック22は、第1ブロック21より板厚方向に厚い略直方体状に形成されており、左右両側に第1ブロック21の内縁側部26に嵌合されるガイド溝28が形成されている。第2ブロック22の前面下部には、前方に突出すると共に突出部25と平行に下方に延びる荷重受け部6、6が左右に離間して2つ形成されており、荷重受け部6、6間の第2ブロック22には溝7が形成されている。荷重受け部6、6は前端を円弧状に丸めて形成されている。また、第2ブロック22は、下面が第1ブロック21の突出部25の下面と同一平面上となるように第1ブロック21に係合されており、荷重受け部6、6の下端と押圧部12の下端とが同一平面上に形成されている。荷重受け部6、6の下端と押圧部12の下端との間には、長尺材1を側面から挿入するための長尺材挿入口13が形成される。
【0037】
また、第1ブロック21は、押圧部12の後方の下面に長尺材1の位置決めをするための支持面29を有する。支持面29は、押圧部12の延長方向に対して直交されており、長尺材1を荷重受け部6、6又は押圧部12の延長方向に対して直角に位置決めするようになっている。
【0038】
図9及び図10に示すように、移動機構23は、第2ブロック22の後端と収容孔24の後端に位置する第1ブロック21の内縁後端31との間に設けられ前後方向に伸縮する電動ジャッキ30からなる。電動ジャッキ30には、上方に延びる取っ手10が設けられている。
【0039】
本実施の形態の作用について述べる。
【0040】
溶接の熱で曲がって振動防止板17の溶接位置から外れた長尺材1を溶接位置に戻すように曲げ加工する場合、曲げたい長尺材1の部分を曲げ工具20の長尺材挿入口13に挿入する。このとき、押圧部12が曲げたい長尺材1の部分の内周側に位置されるように曲げ工具20を配置する。
【0041】
この後、取っ手10を押さえながら電動ジャッキ30を伸長させる。第2ブロック22が第1ブロック21の押圧部12側に接近する方向に進み、長尺材1が2つの荷重受け部6、6に支持されると共に荷重受け部6、6間の長尺材1が押圧部12によって溝7の方向に押し曲げられる。
【0042】
また、振動防止板17に溶接する前の長尺材1に対して曲げ加工を施したい場合、曲げ工具20の長尺材挿入口13内に長尺材1を挿入し、長尺材1を第1ブロック21の支持面29に当接させる。これにより、長尺材1が荷重受け部6、6及び押圧部12に対して直角に延びるように位置決めされる。この後、取っ手10を押さえながら電動ジャッキ30を伸長させる。
【0043】
このように、曲げ工具20が、長尺材1の長手方向に離間する二点を支持するための2つの荷重受け部6、6を有すると共にこれら荷重受け部6、6間に溝7を有する第2ブロック22と、荷重受け部6、6に支持されて荷重受け部6、6間に位置される長尺材1を溝7に向かって押圧する押圧部12を有する第1ブロック21と、第2ブロック22に対して第1ブロック21を押圧部12の押圧方向に進退移動させる移動機構23とを備えるものとしても曲げ工具20をコンパクトかつ簡易な構造にでき、蒸気発生器40内などの作業空間が狭い場所でも容易に長尺材1を曲げることができる。
【符号の説明】
【0044】
1 長尺材
2 曲げ工具
3 第1ブロック
4 第2ブロック
5 移動機構
6 荷重受け部
7 溝
10 取っ手
12 押圧部
13 長尺材挿入口
14 支持面
17 振動防止板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺材を曲げ加工する曲げ工具において、長尺材の長手方向に離間する二点を支持するための2つの荷重受け部を有すると共にこれら荷重受け部間に溝を有する第1ブロックと、上記荷重受け部に支持されて荷重受け部間に位置される長尺材を上記溝に向かって押圧する押圧部を有する第2ブロックと、上記第1ブロックに対して上記第2ブロックを上記押圧部の押圧方向に進退移動させる移動機構とを備えたことを特徴とする曲げ工具。
【請求項2】
上記2つの荷重受け部が一方方向に平行に延びて形成されると共に上記押圧部が上記荷重受け部と平行に延びて形成された請求項1記載の曲げ工具。
【請求項3】
上記荷重受け部の先端と上記押圧部の先端が同一平面上に形成され、上記荷重受け部の先端と上記押圧部の先端との間に長尺材を側面から挿入するための長尺材挿入口が形成された請求項2記載の曲げ工具。
【請求項4】
上記第2ブロックには、上記押圧部に対して直交され長尺材の位置決めをするための支持面が形成された請求項2又は3記載の曲げ工具。
【請求項5】
上記第1ブロック又は第2ブロックには、上記荷重受け部の延長方向とは反対側に延びる取っ手が設けられた請求項2〜4のいずれかに記載の曲げ工具。
【請求項6】
上記長尺材が、加圧水型軽水炉の蒸気発生器の伝熱管の振動を抑えるための振動防止板に溶接され該振動防止板を支持するための支持体である請求項1〜5のいずれかに記載の曲げ工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−221293(P2010−221293A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−74538(P2009−74538)
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)
【Fターム(参考)】