植物のリグニンを調節するための組成物および方法
【課題】モノリグノール合成、モノリグノール輸送、およびリグニン重合化の発現を調節するために有用なDNA構築物、およびリグニン重合化の発現を調節するために有用なDNA構築物を含む、植物細胞ならびに植物の提供。
【解決手段】新規植物モノリグノール合成、モノリグノール輸送、およびリグニン重合化遺伝子ならびにそのような遺伝子によってコードされるポリペプチドであってユーカリ(Eucalyptus)およびマツ(Pinus)から単離したポリヌクレオチドおよびポリペプチド配列。
【解決手段】新規植物モノリグノール合成、モノリグノール輸送、およびリグニン重合化遺伝子ならびにそのような遺伝子によってコードされるポリペプチドであってユーカリ(Eucalyptus)およびマツ(Pinus)から単離したポリヌクレオチドおよびポリペプチド配列。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
SEQ ID NO:1〜252、765、および768、ならびにその保存的変種からなる群より選択される核酸配列を含む単離されたポリヌクレオチド。
【請求項2】
変種がSEQ ID NO:1〜252、756、および768のいずれか一つと99%、98%、97%、96%、95%、94%、93%、92%、91%、90%、89%、88%、87%、86%、85%、84%、83%、82%、81%、80%、79%、78%、77%、76%、75%、74%、73%、72%、71%、70%、69%、68%、67%、66%、65%、64%、63%、62%、61%、60%より大きいまたはそれに等しい配列同一性を有する、請求項1記載のポリヌクレオチド。
【請求項3】
SEQ ID NO:1〜252、765、および768、ならびにその保存的変種のいずれか一つの配列を有する少なくとも一つのポリヌクレオチドを含むDNA構築物。
【請求項4】
ポリヌクレオチドがSEQ ID NO:79〜80、121、149、185〜186、191、223および765からなる群より選択される、請求項3記載のDNA構築物。
【請求項5】
プロモーターとポリヌクレオチドとが機能的に連結している、プロモーターをさらに含む、請求項3記載のDNA構築物。
【請求項6】
さらにイントロンを含み、ポリヌクレオチド、プロモーター、およびイントロンが機能的に連結している、請求項5記載のDNA構築物。
【請求項7】
ポリヌクレオチドがRNA転写物をコードする、請求項3記載のDNA構築物。
【請求項8】
ポリヌクレオチドがプロモーターに対してセンスまたはアンチセンス方向に存在する、請求項5記載のDNA構築物。
【請求項9】
RNA転写物がSEQ ID NO:1〜252、765、および768からなる群より選択される核酸配列を有するポリヌクレオチドのRNA干渉を誘導する、請求項8記載のDNA構築物。
【請求項10】
請求項3記載のDNA構築物によって形質転換された植物細胞。
【請求項11】
請求項10記載の植物細胞を含むトランスジェニック植物。
【請求項12】
植物の表現型が、DNA構築物によって形質転換されていない同じ種の植物の表現型とは異なる、請求項11記載のトランスジェニック植物。
【請求項13】
トランスジェニック植物において異なる表現型が、リグニンにおけるシリンギル単量体の産生および取り込みであり、野生型植物がシリンギル単量体をほとんどまたは全く有さないリグニンによって特徴付けられる、請求項12記載のトランスジェニック植物。
【請求項14】
木本である、請求項11記載のトランスジェニック植物。
【請求項15】
樹木である、請求項14記載のトランスジェニック植物。
【請求項16】
請求項3記載のDNA構築物によって形質転換されたトランスジェニック樹木から得られた木材。
【請求項17】
請求項3記載のDNA構築物によって形質転換されたトランスジェニック樹木から得られた木材パルプ。
【請求項18】
請求項1記載の単離ポリヌクレオチドによってコードされるアミノ酸配列を含む単離ポリペプチド。
【請求項19】
アミノ酸配列がSEQ ID NO:253〜504、766、および769からなる群より選択される、請求項18記載の単離ポリペプチド。
【請求項20】
RNA転写物が低分子干渉RNAである、請求項9記載のDNA構築物。
【請求項1】
SEQ ID NO:1〜252、765、および768、ならびにその保存的変種からなる群より選択される核酸配列を含む単離されたポリヌクレオチド。
【請求項2】
変種がSEQ ID NO:1〜252、756、および768のいずれか一つと99%、98%、97%、96%、95%、94%、93%、92%、91%、90%、89%、88%、87%、86%、85%、84%、83%、82%、81%、80%、79%、78%、77%、76%、75%、74%、73%、72%、71%、70%、69%、68%、67%、66%、65%、64%、63%、62%、61%、60%より大きいまたはそれに等しい配列同一性を有する、請求項1記載のポリヌクレオチド。
【請求項3】
SEQ ID NO:1〜252、765、および768、ならびにその保存的変種のいずれか一つの配列を有する少なくとも一つのポリヌクレオチドを含むDNA構築物。
【請求項4】
ポリヌクレオチドがSEQ ID NO:79〜80、121、149、185〜186、191、223および765からなる群より選択される、請求項3記載のDNA構築物。
【請求項5】
プロモーターとポリヌクレオチドとが機能的に連結している、プロモーターをさらに含む、請求項3記載のDNA構築物。
【請求項6】
さらにイントロンを含み、ポリヌクレオチド、プロモーター、およびイントロンが機能的に連結している、請求項5記載のDNA構築物。
【請求項7】
ポリヌクレオチドがRNA転写物をコードする、請求項3記載のDNA構築物。
【請求項8】
ポリヌクレオチドがプロモーターに対してセンスまたはアンチセンス方向に存在する、請求項5記載のDNA構築物。
【請求項9】
RNA転写物がSEQ ID NO:1〜252、765、および768からなる群より選択される核酸配列を有するポリヌクレオチドのRNA干渉を誘導する、請求項8記載のDNA構築物。
【請求項10】
請求項3記載のDNA構築物によって形質転換された植物細胞。
【請求項11】
請求項10記載の植物細胞を含むトランスジェニック植物。
【請求項12】
植物の表現型が、DNA構築物によって形質転換されていない同じ種の植物の表現型とは異なる、請求項11記載のトランスジェニック植物。
【請求項13】
トランスジェニック植物において異なる表現型が、リグニンにおけるシリンギル単量体の産生および取り込みであり、野生型植物がシリンギル単量体をほとんどまたは全く有さないリグニンによって特徴付けられる、請求項12記載のトランスジェニック植物。
【請求項14】
木本である、請求項11記載のトランスジェニック植物。
【請求項15】
樹木である、請求項14記載のトランスジェニック植物。
【請求項16】
請求項3記載のDNA構築物によって形質転換されたトランスジェニック樹木から得られた木材。
【請求項17】
請求項3記載のDNA構築物によって形質転換されたトランスジェニック樹木から得られた木材パルプ。
【請求項18】
請求項1記載の単離ポリヌクレオチドによってコードされるアミノ酸配列を含む単離ポリペプチド。
【請求項19】
アミノ酸配列がSEQ ID NO:253〜504、766、および769からなる群より選択される、請求項18記載の単離ポリペプチド。
【請求項20】
RNA転写物が低分子干渉RNAである、請求項9記載のDNA構築物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
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【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
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【図119】
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【図126】
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【図133】
【図134】
【図135】
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【図139】
【図140】
【図141】
【図142】
【図143】
【図144】
【図145】
【図146】
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【図149】
【図150】
【図151】
【図152】
【図153】
【図154】
【図155】
【図156】
【図157】
【図158】
【図159】
【図160】
【図161】
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【図163】
【図164】
【図165】
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【図167】
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【図170】
【図171】
【図172】
【図173】
【図174】
【図175】
【図176】
【図177】
【図178】
【図179】
【図180】
【図181】
【図182】
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【図184】
【図185】
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【図189】
【図190】
【図191】
【図192】
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【図196】
【図197】
【図198】
【図199】
【図200】
【図201】
【図202】
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【図205】
【図206】
【図207】
【図208】
【図209】
【図210】
【図211】
【図212】
【図213】
【図214】
【図215】
【図216】
【図217】
【図218】
【図219】
【図220】
【図221】
【図222】
【図223】
【図224】
【図225】
【図226】
【図227】
【図228】
【図229】
【図230】
【図231】
【図232】
【図233】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
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【図10】
【図11】
【図12】
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【図29】
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【図34】
【図35】
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【図82】
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【図90】
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【図98】
【図99】
【図100】
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【図106】
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【図113】
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【図116】
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【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
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【図123】
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【図125】
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【図128】
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【図133】
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【図135】
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【図137】
【図138】
【図139】
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【図143】
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【図145】
【図146】
【図147】
【図148】
【図149】
【図150】
【図151】
【図152】
【図153】
【図154】
【図155】
【図156】
【図157】
【図158】
【図159】
【図160】
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【図162】
【図163】
【図164】
【図165】
【図166】
【図167】
【図168】
【図169】
【図170】
【図171】
【図172】
【図173】
【図174】
【図175】
【図176】
【図177】
【図178】
【図179】
【図180】
【図181】
【図182】
【図183】
【図184】
【図185】
【図186】
【図187】
【図188】
【図189】
【図190】
【図191】
【図192】
【図193】
【図194】
【図195】
【図196】
【図197】
【図198】
【図199】
【図200】
【図201】
【図202】
【図203】
【図204】
【図205】
【図206】
【図207】
【図208】
【図209】
【図210】
【図211】
【図212】
【図213】
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【図215】
【図216】
【図217】
【図218】
【図219】
【図220】
【図221】
【図222】
【図223】
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【図225】
【図226】
【図227】
【図228】
【図229】
【図230】
【図231】
【図232】
【図233】
【公開番号】特開2012−152214(P2012−152214A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−38939(P2012−38939)
【出願日】平成24年2月24日(2012.2.24)
【分割の表示】特願2007−532667(P2007−532667)の分割
【原出願日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(505450722)アーバージェン インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年2月24日(2012.2.24)
【分割の表示】特願2007−532667(P2007−532667)の分割
【原出願日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(505450722)アーバージェン インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】
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