説明

検知装置

【課題】 簡単な構成により低コストで、妨害カバーや妨害シール等の遮蔽物による妨害を確実に阻止し得るようにした検知装置を提供する。
【解決手段】 センサ部12を覆うカバー13を備えた検知装置10であって、カバー13表面の少なくとも検知視野に対応する領域に、カバー13表面から放射状に突出する複数本の針状突起15を所定間隔で設ける。針状突起15が所定間隔で突出しているので、意図的に検知装置10の検知視野を無効にするためにカバーを覆う妨害カバーや妨害シールを装着しようとしても、針状突起が邪魔になって、妨害カバーや妨害シールを装着することができない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、焦電素子への遠赤外線エネルギー量の変化を検出して、所定の検知領域内での侵入者等の存在を検知するための検知装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、このような防犯用の検知装置は、例えば図4に示すように構成されている。図4において、検知装置1は、例えば天井や壁面等に取り付けられる取付ベース2と、取付ベース2と電気的に接続されて取り付けられるセンサ部3と、から構成され、センサ部3は外ケースを兼ねたセンサ部を覆うカバー4を備えている。
【0003】
上記センサ部3は、例えばパッシブセンサとして、物体から副射される遠赤外線エネルギー量を検知する焦電素子から構成されており、検知視野5内に侵入した人間の移動によって起こる遠赤外線エネルギー量の変化を検出し、その変化に基づいて、侵入者等が検知され得るようになっている。上記カバー4は、図示の場合半球状に形成されており、遠赤外線を透過し得る不透明材料から構成されている。
【0004】
このような構成の検知装置1によれば、検知視野5内に侵入者等がいない場合には、検知視野5内からの遠赤外線エネルギー量の変化がないことから、焦電素子からは信号が出力されない。
【0005】
この状態から、上記検知視野5内に侵入者等が入ると、この侵入者等によって焦電素子の受ける遠赤外線エネルギー量が変化する。この遠赤外線エネルギー量の変化を適宜に処理することによって、侵入者等の存在が検知されることになる。
【0006】
ところで、このような構成の検知装置1は長年に亘って最も多く使用されてきている。このため侵入者側においても、パッシブセンサの動作原理等が広く知られるようになり、パッシブセンサの弱点をついた種々の検知妨害行為が顕在化するようになっている。
【0007】
ここで、パッシブセンサは周知のように人体が発する遠赤外線エネルギーを焦電素子により検出し、侵入者の移動によって生ずる人体と周囲環境(壁面や床面等)との温度差の変動量を検出することによって、侵入者等を検知するという原理に基づいて作動するようになっている。従って、パッシブセンサの外ケースを兼ねる遠赤外線透過窓、例えばカバー4の少なくとも遠赤外線透過部分は、ポリエチレン等の遠赤外線を透過し得る材料から構成されている。
【0008】
そして、近年において、上述した遠赤外線透過部分に、遠赤外線を透過しない材料から成るシールを貼付したり、カバー4全体に、遠赤外線を透過しない材料から成る妨害カバーを被せたりすることにより、遮蔽物により侵入者検知を妨害する事態が目立つようになってきている。
【0009】
これに対して、特許文献1においては、カバー4内に例えば赤外LED等の発光素子6と例えばフォトトランジスタ等の受光素子7とを配置して、検知妨害を検出するようにした検出装置が開示されている。
【0010】
この構成の検出装置によれば、発光素子6から出射した光の一部がカバー4で反射されて受光素子7に達するが、カバー4を透過した光は、通常はそのまま外部に拡散される。他方、カバー4の外側に遮蔽物8が存在する場合には、発光素子6から出射してカバー4を透過した光がこの遮蔽物8により反射されて、再びカバー4を透過して受光素子7に達することになる。このため、受光素子7の受光光量が増大するので、この受光素子7の受光光量を監視することにより、遮蔽物8の存在を検出することができる。
【0011】
また、本出願人による特許文献2には、カバー4または取付ベース2から突出する検知妨害カバー取付防止部材が設けられた検知装置が開示されている。
この構成の検知装置によれば、検知妨害カバー取付防止部材がカバー4または取付ベース2から突出していることによって、上記カバー4を覆う妨害カバーを取り付けようとしても、妨害カバー取付防止部材が邪魔になって、妨害カバーを取り付けることができないようになっている。
【0012】
【特許文献1】特開平02−287278号公報
【特許文献2】特許第3635386号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、特許文献1による検出装置においては、遮蔽物8が発光素子6及び受光素子7を利用して光検出方式で検知されるようになっていることから、制御回路の構成が比較的複雑になり、部品点数の増加による製品の大型化、コストの上昇、そして装置全体の消費電流の増加を招く。また、光検出方式であることから、透明色や黒色のシールやカバー等の遮蔽物を検知できないという検出方式固有の欠点があると共に、外乱光の影響を受けて誤動作を起こす可能性があった。
【0014】
また、特許文献2による検知装置では、カバー4全体を覆うような半球状の妨害カバーの装着を効果的に阻止することができる。これは、パッシブセンサが半球状の不透明なカバー4により覆われており、外部からセンサの検知方向や検知視野を認識することが困難であるため、半球状の妨害カバーが被せられることが多いということによる。
しかしながら、パッシブセンサに詳しい者がパッシブセンサの検知方向の透過部分を特定して、この透過部分にシール等の遮蔽物を配置するような妨害行為を阻止することはできなかった。
【0015】
本発明は、上記課題に鑑み、簡単な構成により、低コストで、妨害カバーや妨害シール等の遮蔽物による妨害を確実に阻止し得るようにした、検知装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するため、本発明によれば、例えば、外ケースを兼ねたセンサ部を覆うカバーを備えた検知装置において、カバー表面の少なくとも検知視野に対応する領域に、カバー表面からほぼ放射状に突出する複数本の針状突起が所定間隔で設けられていることを特徴とする。
【0017】
上記構成によれば、検知装置のカバーの検知視野に対応する領域にて、カバー表面から外側に向かって、妨害カバー取付防止部材として役立つ針状突起が所定間隔で突出しているので、意図的に検知装置の検知視野を無効にするために、カバーを覆う妨害カバーを取り付けようとしても、上記針状突起が邪魔になって、妨害カバーを取り付けることができない。
【0018】
また、同様にして検知装置のカバー表面の検知視野を無効にするために、カバーの少なくとも検知視野に対応する領域に妨害シールを貼付けようとしても、上記針状突起が所定間隔に配置されていることにより、妨害シールを貼付けるスペースがなく、同様に妨害シールを貼付けることができない。
従って、当該検知装置は、妨害カバーや妨害シールによって検知視野が妨げられることなく、常に侵入者等の検知を行なうことができる。
【0019】
ここで、上記針状突起が放射状に延びていることにより、センサ部の検知視野における視野欠損ができるだけ小さく、殆ど無視できる程度に抑制され得るので、検知性能が損なわれるようなことはない。
さらに、外観上、カバー表面から放射状に複数本の針状突起が突出していることにより、個々の針状突起が検知妨害行為に対する威嚇効果を発生させることになり、妨害行為が抑制されることにもなる。
【0020】
本発明による検知装置は、好ましくは、針状突起が、細くて折れ難く剛性の高い材料から構成されている。この針状突起が、好ましくは、金属から構成されている。このため、針状突起を一つ一つ除去して妨害カバーや妨害シールを装着するためには時間がかかることから、妨害行為がより一層抑制され得る。
【0021】
本発明による検知装置は、好ましくは、針状突起が、カバーに対して取り付けられている。個々の針状突起が直接にカバーに取り付けられることにより、部品点数が少なくて済み、部品コストが抑制され得る。
【0022】
本発明による検知装置は、好ましくは、針状突起がカバーの外側に配置された保護カバーに対して取り付けられている。個々の針状突起が前もって保護カバーに取り付けられていれば、検知装置の組立が容易に行なわれる。
【0023】
本発明による検知装置において、針状突起がカバーの外側に配置された格子状の保護カバーに対して一体に形成されていると、簡単な構成により、部品点数が少なくて済み、部品コスト及び組立コストが抑制される。
【0024】
本発明による検知装置は、好ましくは針状突起の根元部分が、引抜き防止のためカバーまたは保護カバーに対して抜け止め防止加工されている。これにより、個々の針状突起がカバーまたは保護カバーから容易に引き抜くことができず、妨害行為がより一層抑制される。
【0025】
本発明による検知装置は、好ましくは、針状突起の根元部分が、押し込み防止のため、カバーまたは保護カバーに対して潰し加工されている。これにより、個々の針状突起がカバーまたは保護カバーから容易に押し込むことができず、妨害行為がより一層抑制され得る。
【発明の効果】
【0026】
本発明の検知装置によれば、検知装置のカバーの検知視野に対応する領域にて、カバー表面から外側に向かって、妨害カバー取付防止部材として役立つ針状突起が所定間隔で突出しているので、意図的に検知装置の検知視野を無効にするために、カバーを覆う妨害カバーや妨害シールを装着しようとしても、針状突起が邪魔になって、妨害カバーや妨害シールを装着することができない。
【0027】
さらに、カバー表面に針状突起を備えるだけの簡単な構成であるから、比較的低コストで済み、また電気的な素子や回路等が不要であることから、検知装置全体が大型化することもなく、従来のセンサ部をそのまま利用して構成することが可能である。また、光検出方式での欠点であった透明や黒色の遮蔽物を検知できないという問題も、カバーやシール等の遮蔽物自体の装着が防止されることで解決される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1及び図2は本発明による検知装置の一実施形態を示している。図1は本発明による検知装置の一実施形態の外観を示す概略斜視図であり、図2は図1の検知装置の内部構成を示す概略断面図である。図1及び図2において、検知装置10は、例えば天井に取り付けられる取付ベース11と、この取付ベース11と電気的に接続されて取り付けられるセンサ部12とから構成され、センサ部12は、外ケースを兼ねたセンサ部を覆うカバー13を備えている。
【0029】
上記センサ部12は、図2に示すように、例えばパッシブセンサとして、物体から副射される遠赤外線エネルギー量を検知する焦電素子から構成されており、検知視野14内に侵入した人間の移動によって起こる遠赤外線エネルギー量の変化を検出し、その変化に基づいて侵入者等が検知され得る。なお、上記センサ部12は、上記焦電素子と、上記焦電素子の出力信号に基づいて侵入者の有無を判断する判定回路と、判定回路の判定結果に基づいて警報を出力する警報出力回路等が搭載される基板(図示せず)と、焦電素子の検知視野14を設定するためのミラー等の光学系16と、これらを覆うカバー13と、を含んで構成することができる。
【0030】
上記カバー13は、図示の場合半球状に形成されており、遠赤外線を透過し得る不透明材料から構成されている。
【0031】
以上の構成は、従来の検知装置1と同様の構成であるが、本発明実施形態による検知装置10においては、さらに、図1及び図2に示すように、妨害カバー取付防止部材としての複数本の針状突起15が設けられている。これらの針状突起15は、図示の場合、カバー13の検知視野14に対応する領域にて、カバー13の表面から放射状に延びるように所定間隔で配置されている。
【0032】
各針状突起15は、それぞれ細く、しかも折れ難く、剛性の高い材料、例えば金属から構成されており、例えばピアノ線等の剛性の高い金属線材を当該検知装置10の設置場所・目的等の使用条件に合わせて専用部材として適宜に加工され、あるいは入手の容易な市販の針ピン等が利用されることができる。
【0033】
図3は、図1の検知装置における針状突起のカバーへの取付状態を示す部分拡大断面図である。図3に示すように、各針状突起15は、それぞれその先端がカバー13の内側から外側に向かってほぼ垂直に貫通するように押し込まれ、拡大された根元部分15aが抜け止め加工として役立つようになっている。
さらに、各針状突起15は、カバー13の表面に近接した外側部分が押し込み防止のために、図3にて符号15bで示すように潰し加工される。
これにより、各針状突起15は、カバー13に対して引抜き及び押し込みが防止され、確実に固定保持されることになる。
【0034】
このようにして、各針状突起15は、それぞれカバー13の表面から外部に向かって放射状に突出していることにより、カバー13の外側に妨害カバーが被せられたり、妨害シールが貼り付けられることを防止することができる。なお、各針状突起15は、その長さや間隔が適宜に、さらに当該検知装置10の使用条件に合わせて任意に決定され得る。
【0035】
本発明実施形態による検知装置10は、以上のように構成されており、検知視野14内に侵入者等がいない場合には、検知視野14内からの遠赤外線エネルギー量の変化がないことから、焦電素子からは信号が出力されない。
【0036】
この状態から、上記検知視野14内に侵入者等が入ると、この侵入者等によって焦電素子が受ける遠赤外線エネルギー量が変化する。この遠赤外線エネルギー量の変化を判定回路及び警報出力回路により適宜に処理することによって、侵入者等の存在が検知され、例えば警報が出力されることになる。
【0037】
ここで、意図的に検知視野14を無効にするような遮蔽物、例えばカバー13をそっくり覆ってしまうような妨害カバー20を取り付けようとした場合、検知装置10には、カバー13の表面から外側に向かって放射状に突出するように配置された針状突起15が設けられているので、この針状突起15が邪魔になって、妨害カバー20を取り付けることは不可能である。
【0038】
また、同様にカバー13の検知視野に対応する領域に妨害シールを貼り付けようとした場合、検知装置10のカバー13の表面には所定間隔で放射状に針状突起15が突出しているので、個々の針状突起15の間に、妨害シールを貼り付けるスペースがないため、妨害シールを貼り付けることは不可能である。
【0039】
これに対して、さらに妨害カバーを取り付けるため、針状突起15を取り外しまたは除去するために針状突起15をカバー13から引き抜いたり押し込んだりしようとしても、前述したように各針状突起15には抜け止め加工15a及び潰し加工15bが施されているので、針状突起15を容易に引抜いたり押し込むことはできない。
【0040】
また、個々の針状突起15を切断しようとしても、前もって特殊な工具を用意しておく必要があると共に、切断するために時間がかかってしまう。
さらに、個々の針状突起15は、カバー13の表面から放射状に延びていることから、比較的目立つので、妨害行為を諦めさせる、所謂抑止効果も備えることになり、妨害行為を未然に防止し得ることにもなる。
【0041】
上記実施形態においては、センサ部12は、外部からの遠赤外線を受光する、所謂遠赤外線パッシブセンサとして構成されているが、これに限らず、赤外線発光素子及び赤外線受光素子を備えた、所謂赤外線アクティブセンサや、超音波やマイクロ波のドップラー検出式センサであってもよいことは明らかである。
【0042】
また、上述した実施形態においては、取付ベース11は、例えば天井等に取り付けられるように説明されているが、これに限らず垂直あるいは斜めの壁面等に取り付けられてもよいことは明らかである。さらに、修理や交換における保守性は劣るが、取付ベース11を用いずに、センサ部12を直接天井や壁面に取り付ける安価な構造としてもよい。
【0043】
さらに、上述した実施形態においては、各針状突起15はカバー13の表面に取り付けられているが、これに限らず、検知装置10がカバー13全体を覆う保護カバーを備えている場合には、各針状突起15は、この保護カバーの表面に取り付けられていてもよく、また保護カバーが格子状の金属製である場合には、保護カバーと一体に形成されていてもよい。この場合、各針状突起15は、前もって保護カバーに取り付けられ、または一体に形成されているので、検知装置10の組立の際には、カバー13の外側に保護カバーを装着するだけで、各針状突起15が検知装置10に対して容易に組み付けられ得ることになる。
【0044】
以上述べたように、本発明によれば、簡単な構成により、低コストで、妨害カバーや妨害シール等の遮蔽物による妨害を確実に阻止し得るようにした、極めて優れた検知装置が提供される。
【0045】
本発明は、上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。本発明に用いる針状突起15やカバー13は、その使用目的に応じて、適宜に選択あるいは設計すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明による検知装置の一実施形態の外観を示す概略斜視図である。
【図2】図1の検知装置の内部構成を示す概略断面図である。
【図3】図1の検知装置における針状突起のカバーへの取付状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】従来の検知装置の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
【0047】
10:検知装置
11:取付ベース
12:センサ部
13:カバー
14:検知視野
15:針状突起
15a:根元部分
16:光学系(ミラー)
20:妨害カバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサ部を覆うカバーを備えた検知装置において、上記カバー表面の少なくとも検知視野に対応する領域に、上記カバー表面からほぼ放射状に突出する複数本の針状突起が所定間隔で設けられていることを特徴とする、検知装置。
【請求項2】
前記針状突起が、細くて折れ難く剛性の高い材料から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の検知装置。
【請求項3】
前記針状突起が、金属から構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の検知装置。
【請求項4】
前記針状突起が、前記カバーに対して取り付けられていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の検知装置。
【請求項5】
前記針状突起が、前記カバーの外側に配置された保護カバーに対して取り付けられていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の検知装置。
【請求項6】
前記針状突起が、前記カバーの外側に配置された格子状の保護カバーに対して一体に形成されていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の検知装置。
【請求項7】
前記針状突起の根元部分が、引抜き防止のため、前記カバーまたは保護カバーに対して抜け止め防止加工されていることを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載の検知装置。
【請求項8】
前記針状突起の根元部分が、押し込み防止のため、前記カバーまたは保護カバーに対して潰し加工されていることを特徴とする、請求項1から5または7の何れかに記載の検知装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−330937(P2006−330937A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−151506(P2005−151506)
【出願日】平成17年5月24日(2005.5.24)
【出願人】(592218492)日本電子工学株式会社 (6)
【出願人】(590005911)株式会社日本アレフ (19)
【Fターム(参考)】