説明

機能に応じた適応的な見え方を持つ円形導光リングを備えるユーザインターフェース

本発明は、光源から放出される光の特性を制御するよう構成された制御装置に関するものである。該制御装置は接触感知性ユーザインターフェースを有することができ、該ユーザインターフェースは上記特性のうちの少なくとも1つを表す一連の利用可能な値を視覚的に示すと共に、ユーザが、上記表された特性を該接触感知性ユーザインターフェース上で接触された位置に基づいて制御するのを可能にするよう構成されている。制御される特性は、ユーザ入力に対応する制御信号を上記光源に通知するよう構成された通信ユニットにより調整することができる。該制御装置は、ユーザにより活性化領域が活性化されると、ユーザが該活性化領域に関連する特性をユーザインターフェースにより制御するのを可能にするように構成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広くは、光源の制御に関する。特に、本発明は光源から放出される光の特性を制御するための制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光源は、部屋等の種々の場所における特定の照明雰囲気を生成するために広範囲の周囲照明用途で広く使用されている。オフィス、店舗、ホテル等を目的とする専門の室内照明用途は、特に重要な応用分野である。
【0003】
このような光源における発光ダイオード(LED)の使用は、フィラメント電球等の伝統的光源と比較して、例えば低いエネルギ消費、長寿命、改善された強固さ及び一層小さな寸法により、益々普通になってきている。このようなLEDは一般的に種々の色の光を放出することもでき、このことは、斯様なLEDを有する照明器具から放出される光の色を制御することを可能にさせる。また、輝度及び彩度等の、LEDから放出される光の他の特性を制御することも知られており、これは、種々の態様で実施することができる。
【0004】
特に専門の屋内照明用途では、変化する条件及びユーザのニーズに適合させることができるように、当該光源から放出される光の複数の特性を制御することができることが一般的に望ましい。
【0005】
周囲照明用途に使用される光源の特性を制御するための従来の制御装置は、通常、光源から放出される光の色、輝度、彩度又は強度を、ユーザが、当該装置上に設けられた色変更手段、輝度変更手段、彩度変更手段又は強度変更手段を用いて調整するのを可能にしている。
【0006】
例えば従来技術による色変更手段を考察すると、斯かる手段には、通常、該色変更手段の操作に際して当該光源から放出される光の利用可能な色変化範囲を示すために配設された静止型の印刷されたカラー・ホイール(例えば、円形のステッカ型の指示具)が伴っている。輝度、彩度又は強度の変更を行うために、当該装置上には、通常、上記の色変更手段に加えて該色変更手段と同様の対応する変更手段が設けられる。というのは、異なる特性は、通常、異なる態様で表されねばならないからである(例えば、色変化を表すための静止型のカラー・ホイールは、強度変化を表すには適していないからである)。しかしながら、多数の特性を制御することが可能な従来の制御装置の場合、従って、当該制御装置上に多数の変更手段が配置されることが必要とされ、ユーザに多数の可能性のある選択をさせることになり、これは混乱及び苛立ちにつながり得る。
【0007】
他の従来例によれば、変更手段は複数の接触又は接近感知セグメントを有することができ、その場合において、第1(放射)方向に配列されたセグメントは当該光源から放出される光の色を調整するために選択することができ、第2(周)方向のセグメントは当該光源から放出される光の強度又は彩度を調整するために選択することができる。しかしながら、このような従来の装置は、一般的に、使用するのが複雑であると共に、ユーザが理解するのも困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このように、従来技術においては、上述した問題に対処した改善された制御装置に対する需要が存在する。
【0009】
上記に鑑み、本発明の目的は、光源から放出される光の特性を制御するための改善された制御装置を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、光源から放出される光の特性を制御するための制御装置であって、ユーザが行うことができる可能性のある選択の数を減少させ、ユーザが一度に過多な情報により過負担状態(オーバーロード)になる危険性を低減又は除去することができるような制御装置を提供することである。
【0011】
本発明の更に他の目的は、光源から放出される光の特性を制御するための制御装置であって、使用及び理解するのが容易な制御装置を提供することである。
【0012】
本発明の更に他の目的は、斯様な制御装置と共に使用されるべき接近センサを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的の1以上は、独立請求項に記載された制御装置により完全に又は部分的に達成される。本発明の追加の実施例は従属請求項に記載されており、本発明の他の目的は後述の記載から明らかとなるであろう。
【0014】
本発明の第1態様によれば、光源から放出される光の特性を制御するように構成された制御装置が提供される。該制御装置は接触感知性ユーザインターフェース(UI)を有し、該ユーザインターフェースは少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値を視覚的に示すと共に、上記の表された特性をユーザが当該接触感知性UI上で接触された位置に基づいて制御するのを可能にするように構成される。ユーザが該接触感知性UIに接触することにより、当該制御装置にはユーザ入力が供給される。該制御装置は、制御される特性を、当該光源に上記ユーザ入力に対応する制御信号を通知することにより調整するように構成された通信ユニットを更に有する。該制御装置は複数の活性化領域を更に有し、その場合において、各活性化領域は前記特性のうちの少なくとも1つに関連付けられ、また、各活性化領域は、活性化された場合に、当該制御装置にユーザが前記接触感知性UIにより該活性化された活性化領域に関連付けられた特性を制御するのを可能にさせるように構成される。
【0015】
このような制御装置(制御ユニット)は、店舗、オフィス、ホテル等の特に専門の屋内照明アプリケーション等の、屋内照明アプリケーションを制御するために使用することができる。本発明によれば、種々の照明アプリケーションにおいて光の特性を制御するための制御装置であって、単一のUI上に制御可能な特性を表すことに関して挙動及びユーザ対話原理が一貫しているような制御装置が提供される。言い換えると、該制御装置は、異なる制御可能な特性の全てを制御するための単一のUIを有することができ、その場合において、各特性は、ユーザにより、他の特性に対するものと同一のユーザ対話原理を用いた該UI上でのユーザ入力を介して制御される。このような制御装置は、上記UI上に一度に1つの制御可能な特性を表すことを可能にし、この結果、ユーザが行うことができる可能性のある選択の数が減少され、これにより、一度に過多な情報によりユーザが過負担になるという危険性を軽減又は削除することができる。このような制御装置によれば、ユーザはどの特性を該ユーザが制御することができるか(及びどれを該ユーザが制御することができないか(これは、従来の制御装置では常にそうであるとは限らない))を容易に理解することができる。従って、該制御装置の高度のユーザの直観性を達成することができる。更に、各々が特定の特性を制御するような、幾つかの制御又は変更手段を含める必要性はないので、該制御装置の製造コストは相対的に低いレベルに維持することができる。従って、本発明による制御装置はユーザにとり使用及び理解するのが容易である。というのは、異なる制御可能な特性を、単一のUI上に実質的に同様の直観的態様で表すことができ、更に同一のユーザ対話原理を用いて制御することができるからである。このことは、当該制御装置の複雑さを減少させると共に、ユーザの使い易さを増加させ、結果として、一度に過多な情報によりユーザが過負担になるという危険性を軽減又は削除することができる。
【0016】
当該制御装置の前記活性化領域は接触感知性であるように構成することができる。言い換えると、これら活性化領域は、例えば容量性接触感知又は抵抗性接触感知に基づいて、上記制御装置の当該活性化領域における部品又は部分の運動を伴わないユーザ入力により活性化されるように構成することができる。他の例として、上記活性化領域は、ユーザにより押下又は押圧され得るハードキー又は釦等の機械装置又はユーザにより活性化されるように構成された何らかの他の適切な機械的装置によるユーザ入力により活性化されるように構成することができ、これにより、当該制御装置がユーザに上記の活性化された活性化領域に関連付けられた特性を前記接触感知性UIにより制御することが可能となるようにさせる。以下においては、活性化領域は特に接触感知性であるとして参照され得るが、これは該活性化領域を接触感知性に限定することを意図するものではなく、該活性化領域は代わりに上述したような機械的装置を有することができる。
【0017】
本発明の前後関係おいて、"ユーザ直観的"装置又はエレメントとは、ユーザが操作/使用するために直観的で、複雑でなく且つ素直であるような装置又はエレメントを意味する。
【0018】
当該制御装置上での上記接触感知性UIによるユーザ入力は、例えば、これらに限定されるものではないが該接触感知性UIのユーザの打ち又は叩き動作を含むことができる。即ち、ユーザが該UI上で例えば指又はスタイラスの単一の又は繰り返しの接触及び引き離し動作を行うこと、該接触感知性UI上でのスライド動作、即ちユーザが当該UIから例えば指又はスタイラスを引き離すことなく、該UI上で指又はスタイラスの接触及びスライド運動を行うことを含むことができる。
【0019】
上記接触感知性UIは、例えば、容量性接触感知又は抵抗性接触感知に基づくものとすることができる。
【0020】
本発明の第2態様によれば、本発明の前記第1態様による制御装置又はその実施例と共に使用されるように構成された接近センサが提供される。
【0021】
本発明の実施例によれば、前記制御装置は前記UIの視覚的な見掛け(見え方)を調整するように構成されたUI視覚的見掛け変更ユニットを更に有する。
【0022】
このような構成により、上記UIの視覚的な見え方は、例えば、前記活性化領域による活性化される特性のユーザの選択に基づいて調整することができ、かくして、ユーザには、何をユーザが制御することができる及び何をユーザが制御することができないか並びに特定の特性を如何にして制御するかについてのユーザに対する指示を供給することを更に容易にするために使用することが可能な視覚的情報が提供され得る。
【0023】
本発明の他の実施例によれば、各活性化領域は更に、活性化された場合に、前記UI視覚的見掛け変更ユニットに前記接触感知性UIの視覚的見え方を、対応する活性化される特性に関連付けられた特定の視覚的見え方に適合させるよう構成される。
【0024】
このような構成により、ユーザには、現在活性化されている特性に関連付けられた視覚的情報が供給され得る。これは、何をユーザが制御することができるか、及び何をユーザが制御することができないかの表示をユーザに提供することを更に一層容易化するために使用することができ、このことは、益々ユーザにとり直観的な制御装置につながる。
【0025】
本発明の更に他の実施例によれば、前記UI視覚的見掛け変更ユニットは、導光器と該導光器の近傍に配置された複数の発光エレメントとを有し、該UI視覚的見掛け変更ユニットは、上記発光エレメントの動作の変化が当該接触感知性UIの視覚的見え方の変化を生じさせるように構成される。
【0026】
このような構成により、製造に関しては相対的に安価であり、能力的要件に関しては柔軟性のある制御装置が実現される。更に、このような制御装置は、操作及び接触感知性UIの視覚的見え方を変更することができる態様に関して、柔軟性があり且つ汎用的なUI視覚的見掛け変更ユニットを提供する。例えば、このような構成により、上記接触感知性UIには、変化する色を有し及び/又は画像のような種々のパターンを形成する適応的な視覚的見え方が付与することができる。このような画像の解像度は、原理的に、前記導光器の構造及び発光エレメントの数(例えば、ピクセルの数)によってのみ限定される。
【0027】
ここで説明する本発明の異なる実施例に関して記載される発光エレメントは、これに限られるものではないが、如何なるタイプのものとすることもできる及び/又は如何なる色の光を放出するものとすることもできる発光ダイオード(LED)を有することができる。
【0028】
本発明の更に他の実施例によれば、上記発光エレメントは、連続したループを形成するように間隔を開けて連続して配置される。言い換えると、上記発光エレメントは間隔を開けて連続的に配置され、斯かる間隔を開けた連続における最初の発光エレメントと最後の発光エレメントとは互いに隣接して配置される。
【0029】
このような構成は、光源により放出される光の特性を連続したループ(例えば、リング又は四角形状)により表すことを可能にする。このような表し方(表現)は、色調のように、2つの極限値により限定された一連の値によっては表され得ない特性にとり理想的であり得る。該表現は、これがユーザに対して明確に通知されるような態様で行われる。従って、更に一層直観的なUIを設けることができ、結果として、当該制御装置のユーザにとっての使い易さが更に一層増加され得る。
【0030】
本発明の更に他の実施例によれば、前記導光器は実質的に円形であって、大凡平面的であり、前記複数の発光エレメントは該導光器の周囲において周方向に離隔され、該導光器に対して実質的に半径方向に向けられる。
【0031】
このようにして、上記発光エレメントは上記導光器内へ実質的に半径方向に光を放出することができる。このような構成により、能力的要件及び/又は前記接触感知性UIの操作に関して柔軟性があると共に汎用的であるような制御装置が実現される。
【0032】
本発明の更に他の実施例によれば、前記接触感知性UIは、前記少なくとも1つの特性を表す前記一連の利用可能な値におけるステップ状不連続を視覚的に示すよう構成された少なくとも1つの不連続指示エレメントを有する。
【0033】
このような構成は、UI上に表された現在活性化されている特性を表す一連の利用可能な値において、所謂"急激な遷移"を設けることを可能にする。
【0034】
本発明の前後関係において、"急激な遷移"なる用語とは、前記接触感知性UIの視覚的見掛けにおける、少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値における、例えば該少なくとも1つの特性を表す上記一連の利用可能な値の極値の間におけるステップ状の不連続の存在をユーザに対して示すような部分を意味する。
【0035】
直ぐ上に記載した実施例による斯様な構成は、光源により放出される光の特性を、輝度、彩度、色温度等の例えば最小値及び最大値の形態の2つの極値により境界を定められた一連の値により表すことが可能な特性にとり理想的であり得るような表現により表すことを可能にする。この様にして、利用可能な値における上記極値(例えば、最小値及び最大値)をユーザに対して明確に伝達することができ、これにより、更に一層ユーザにとり直観的なUIを提供することができ、従って当該制御装置のユーザの使い易さが更に増加され得る。
【0036】
本明細書に記載された本発明の異なる実施例の幾つかを参照して説明される不連続形成エレメントは、これらに限定されるものではないが、スリット、孔、又は前記導光器若しくは該導光器上に設けられた有色領域内に配置される光阻止構造を有することができる。
【0037】
本発明の更に他の実施例によれば、少なくとも2つの隣接する発光エレメントは、これら2つの隣接する発光エレメントの間の間隔が前記複数の発光エレメントにおける他の隣接する発光エレメントの間の間隔より小さくなるように配置される。
【0038】
このような構成により、例えばUI上に示される一連の値における急激な遷移において視覚コントラストを増加させるための相対的に容易に実施化可能な方法が可能となる。
【0039】
本発明の更に他の実施例によれば、前記接触感知性UIは、更に、前記少なくとも1つの特性を表す前記一連の利用可な値のうちの部分範囲を視覚的に示すように構成される。
【0040】
このような構成は、例えば、ユーザが上記少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値に"ズームイン"することを、言い換えると、該少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値の部分範囲に視覚的に焦点を合わせることを可能にし、これにより、例えばユーザが表示された特性を前記UI上でのユーザ入力により一層細かい増分で調整する(即ち、該表示された特性を微調整する)ことを可能にすることにより、ユーザが該特性を一層微細に調整することを可能にする。このような構成は、例えば当該光源により放出される光の色調を制御するために特に有効であり得る。
【0041】
本発明の更に他の実施例によれば、前記制御装置はデータを記憶するように構成されたメモリユニットを更に有し、前記接触感知性UIは、更に、ユーザが該メモリユニットに事前に記憶された1以上のプリセット値を選択するのを可能にするように構成され、これらプリセット値は前記特性の1以上の所定の設定を表す。
【0042】
直ぐ上に記載した実施例による構成は、ユーザが前記特性に関するプリセット値を記憶することを可能にし、これらプリセット値は前記制御装置及び/又は光源がオフさ、次いでオンされた後においてさえも取り出すことができ、従って、前記制御装置の操作に関する汎用性を増加させる。
【0043】
上記メモリユニットは、読み取り専用メモリ(ROM)又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有することができる。
【0044】
本発明の更に他の実施例によれば、前記制御装置は、該制御装置から所定の距離内への物体の接近を感知するように構成された接近センサを更に有することができる。
【0045】
代替的に又はオプションとして、上記接近センサは、前記複数の活性化領域における1つの活性化領域から所定距離内及び/又は前記接触感知性UIから所定距離内への物体の接近を感知するように構成することができる。
【0046】
このような構成は、特定の近傍内で物体が感知された場合に当該制御装置が休止モード(節電状態)から活性モード(ユーザ入力に対する準備完了状態)に入るのを可能にし、及び/又は特定の近傍内で物体が感知されない場合に当該制御装置が休止モードに切り換わるのを可能にする。このことは、上記接近センサにより、又は該接近センサにより駆動される他の適切な部品により実行することができる。このように、当該制御装置のエネルギ消費を、該制御装置の通常の使用期間(該制御装置が活性状態にある場合)の間において低減することができる。接近が検出された場合、当該制御装置の部品の活性化(電源オン、校正等を含む)が開始され得る。上記接近センサは、所定の感知レートで物体の接近を感知するよう構成することができる。該接近センサは、例えば、容量性接触感知又は抵抗性接触感知に基づくものとすることができる。
【0047】
代替的に又はオプションとして、上記接近センサは、上述したように所定の距離内の物体の接近が感知された場合に、現在活性化されている領域の(例えばバックライトユニットによる)バックライト照明を行うように構成することができる。該接近センサは、現在活性化されている活性化領域の第1の光束を持つバックライト照明を行う一方、他の活性化領域の上記第1の光束より少ない第2の光束を持つバックライト照明を行うように構成することができる。例えば、上記第1の光束と第2の光束との間の差は、該差が裸眼(例えば、ユーザの)により明確に検出することができるようなものとすることができる。
【0048】
本発明の前後関係において、部品の"バックライト照明"とは、該部品の側部又は背後からの照明であって、該部品の前面がユーザによって見られることを意図するものである照明を意味する。
【0049】
電力の節約に加えて、このような構成は、ユーザに対し前記制御装置の活性化において該制御装置が使用のための準備が整っていることを該ユーザに示す視覚信号(例えば、前記UIを照らし出すことによる)を供給するために使用することができる。
【0050】
本発明の更に他の実施例によれば、前記制御装置は、前記特性が色調、彩度、輝度、色温度及びタイミング特性からなる群から選択される光の特性のうちの何れかを有することができるように構成される。尚、この列挙は網羅的であることを意図するものではない。代わりに、本発明は、前記制御装置が上記に列挙した例示的な特性以外の、当該光源から放出される光の特性を制御することができるように構成され得るような実施例も含む
【0051】
本発明の前後関係において、"タイミング特性"とは、例えば光がオン/オフされている期間の長さ、光がオン/オフ又は調光されねばならないまでの期間の長さ等を意味する。
【0052】
本発明の他の目的及び利点は、実施例により後に示されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1a】図1aは、本発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図1b】図1bは、本発明の他の実施例の概略ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の他の実施例の概略図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例による制御装置の構成部品の概略分解図である。
【図4a】図4aは、本発明の実施例による接触感知性ユーザインターフェースの概略図である。
【図4b】図4bは、図4aの接触感知性ユーザインターフェースの断面A−Aに沿う側面図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施例の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0054】
以下、本発明の実施例を、添付図面を参照して説明する。尚、添付図面において、同一の符号は全図を通して同一の又は同様の構成要素を示す。
【0055】
以下は、本発明による実施例の説明である。以下の記載は、限定するものではなく、本発明の原理を説明することを目的とするものであると理解されるべきである。
【0056】
図1aを参照すると、本発明の一実施例による制御装置1の概略ブロック図が示されている。制御装置1は、該制御装置1上でのユーザ入力に対応する制御信号を無線通信を介して光源10に通知するように構成された通信ユニット2を有することができる。この場合、光源10も、制御装置1の通信ユニット2から通知された制御信号を受信するように構成された通信ユニット11を有することができ、該制御信号に基づいて、光源10から放出される光の特性を調整することができる。
【0057】
図1bを参照すると、本発明の他の実施例による制御装置1の概略ブロック図が示されている。該制御装置1は、該制御装置1上でのユーザ入力に対応する制御信号を通信ワイヤを介して光源10に通知するように構成された通信ユニット2を有することができる。この場合、光源10も、制御装置1の通信ユニット2から通知された制御信号を受信するように構成された通信ユニット11を有することができ、該制御信号に基づいて、光源10から放出される光の特性を調整することができる。
【0058】
このように、図1a〜1bを参照すると、制御装置1の通信ユニット2は光源10に対して(又は光源10の通信ユニット11に対して)、有線で(例えば、イーサネット、デジタル・アドレッサブル照明インターフェース(DALI)、DMX(DMX512等)等の照明制御システム等により)又は無線で(例えば無線赤外線(IR)通信若しくは他の無線光通信により、又は無線電波通信により)制御信号を伝送するよう構成することができる。このような技術は従来から知られており、更に、それ自体は本発明の実施にとり重大ではないので、斯かる技術の詳細な説明は省略する。また、制御装置1は、例えば該制御装置1が制御しようとする照明器具を有するドッキングステーション(図示略)内で実施化することもでき、斯かるドッキングステーションは光源10と統合されるか又は該光源10の外部のものとされる。このような場合、通信ユニット2は、一方においては、該制御装置1が上記ドッキングステーションに結合されている場合、制御信号を光源10に該ドッキングステーションを介して伝達することができる。他方において、当該制御装置1が上記ドッキングステーションに結合されていない場合、通信ユニット2は、例えば、制御信号を光源10に(又は光源10の通信ユニット11に)上述したように有線又は無線で伝送することができる。
【0059】
図2を参照すると、本発明の一実施例による制御装置1の概要図が示されており、該制御装置1は光源10から放出される光の特性を制御するように構成されている。該制御装置1は接触感知性ユーザインターフェース(UI)3を有している。図示された実施例によれば、該UI3はユーザによる接触に対して感知的なリング状パネルを有し、これにより、当該制御装置1にはユーザ入力が供給される。接触感知性UI3は、光源10により放出される光の少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値を視覚的に示すと共に、ユーザが該表された特性をUI3に接触された位置に基づいて制御することを可能にするように構成されている。制御装置1は、更に、制御される特性を、上記ユーザ入力に対応する制御信号を光源10に伝送することにより調整するよう構成された通信ユニット2を有している。図2を参照して説明するUI3はリング状のパネルを有するが、該UI3は、本発明の利点を完全に又は部分的に達成するものであるかも知れないが、斯様なリング状の形状以外の形状を有することもできる。このことは、後に更に説明する。
【0060】
上記制御装置は、該制御装置1の電源を、各々、投入及び遮断するためのオン釦4a及びオフ釦4bを更に有している。また、制御装置1は前側ハウジング5も有することができ、該前側ハウジングはユーザとの対話を可能にするために、図示の実施例によれば、上記UI3を有することができる。
【0061】
図2を更に参照すると、制御装置1は複数の接触感知性活性化領域6a,6b,6cを更に有することができる。各接触感知性活性化領域6a,6b,6cは、例えば色調、彩度、輝度、色温度及びタイミング特性等の、上記光源10から放出される光の特性のうちの少なくとも1つの関連付けることができる。各接触感知性活性化領域6a,6b,6cは、活性化された場合に、制御装置1に、ユーザが該活性化された対応する接触感知性活性化領域6a,6b,6cに関連付けられた特性を、接触感知性UI3を介して制御するのを可能にさせるよう構成することができる。
【0062】
ここで図3を参照すると、本発明の一実施例による制御装置1の概略分解図が示されている。図示された制御装置1は、該制御装置1の活性化/非活性化のための活性化/非活性化部4を有している。図2を参照すると、該活性化/非活性化部4は、当該制御装置1を電源オン及びオフするためのオン釦4a及びオフ釦4bを、各々、有することができる。図3を更に参照すると、制御装置1は前側ハウジング5及び後側ハウジング14を更に有することができる。前側ハウジング5及び後側ハウジング14は、一緒に組み立てられると共に、当該制御装置1の他の部品を収容及び保護することができるように構成されている。制御装置1は、更に、導光器8を有することができる。図示した実施例によれば、導光器8は実質的に円形であると共に、略平面状であり、且つ、複数の周方向に離隔された切欠き(又は凹部)9を有することができる。各切欠き9(1つの切欠きのみが符号9により示されている)は発光エレメント20を受け入れることができるように配置され、各発光エレメント20は、対応する切欠き9に受け入れられた場合、上記導光器8に対して実質的に半径方向(放射方向)に向けられ得る。このような発光エレメント20は、例えば、異なる色及び/又はタイプの発光ダイオード(LED)を有することができる。
【0063】
図2及び3を参照すると、前記接触感知性UI3は、接触感知性手段(図示略)が設けられた印刷回路基板(PCB)13上に配置される上記導光器8により実施化することができる。例えば、上記接触感知性手段は、容量性接触感知又は抵抗性接触感知に基づくものとすることができる。このような技術は従来知られており、更に、それ自体本発明の実施化にとり重大ではないので、斯かる技術の詳細な説明は省略する。導光器8がPCB13上に配置された場合、発光エレメント20(1つの発光エレメントのみが符号20により示されている)を、対応する切欠き9内に、これら発光エレメント20が光を導光器8内へと半径方向に放出することができるように配置することができる。このようにして、半径方向に放出するエレメント20a,20bからの光は、導光器8内で、当該UI3上に表される少なくとも1つの特性を表す一連の値を視覚的に示すように混合され得る。従って、発光エレメント20の動作の変化を、当該接触感知性UI3の視覚的な見え方(図示された実施例によれば、導光器8により実施される)の変化を生じさせるために使用することができる。この様にして、上記導光器8及び発光エレメント20は、UI視覚的見掛け変更ユニット(後に、図4a〜4bを参照して更に説明する)を有することになる。PCB13は、従来知られている適切な固定手段を用いて後側ハウジング14に取り付けることができる。発光エレメント20に電力を供給するために、PCB13は、従来良く知られているように、例えば電池等の当該発光エレメント20に電力を供給するように構成された電源(図示略)を更に有することができる。
【0064】
図3を参照すると、制御装置1は、PCB13に取り付けることが可能な釦12a,12b,12cとして実施化された活性化領域(図2参照)を更に有することができる。図3に示されたように、前側ハウジング5は、前記導光器8及び釦12a,12b,12cを少なくとも部分的に収容するための切除部を有することができる。
【0065】
図3を更に参照すると、制御装置1は、該制御装置1制御することができることを意図する照明環境の近傍の又は斯かる照明環境内の壁等に取り付けられるように構成することができる。この目的のために、図3に示されたように、当該制御装置1を掛け釘又はネジ16等の適切な取付手段により取り外し可能に取り付けるために取付プレート15を設けることができる。
【0066】
ここで図4a及び4bを参照すると、図4aには本発明の一実施例によるUI視覚的見掛け変更ユニット7の概略図が示されている。図4bは、図4aに示されたUI視覚的見掛け変更ユニット7の断面A−Aに沿う側面図である。
【0067】
図2及び3を参照すると、制御装置1は、前記UI3の視覚的見え方を調整するように構成されたUI視覚的見掛け変更ユニット7を更に有することができる。各接触感知性活性化領域6a,6b,6cは、更に、活性化された場合に、上記UI視覚的見掛け変更ユニット7に当該接触感知性UI3の視覚的見え方を、対応する活性化された特性に関連付けられた特定の視覚的見え方に調整させるよう構成することができる。
【0068】
図4aを参照すると、UI視覚的見掛け変更ユニット7は、PCB13(一部のみが示されている)上に配置された実質的に円形で略平らな導光器8を有することができる。該UI視覚的見掛け変更ユニット7は、更に、複数の周方向に離隔された切欠き(又は凹部)9を有することができ、各切欠き9(図4aでは、1つの切欠きのみが符号9により示されている)は発光エレメント20a,20bを受容することができるように配置され、各発光エレメントは、対応する切欠き9に受容された場合に、導光器8に対して実質的に半径方向に向けられ得る。例示された図示の実施例によれば、発光エレメント20a,20bは、白色光を放出することができるLED20aと、RGB光を放出することができるLED20cとを有し、これら発光エレメント20a,20bは白色及びRGBのLED20a,20bの実質的に周期的な連続として配置されている。しかしながら、このような周期的連続は例示としてのみ示されたもので、ユーザのニーズ及び/又はアプリケーションの要件に従って、白色LED及びRGBのLED、又はRGBのLEDのみ等の他の構成も実施化することができる。
【0069】
例示として図示された該実施例によれば、発光エレメント20a,20bは導光器8の周囲に実質的に一定な間隔で周方向に離隔配置されている。尚、図4aは概略的なもので、本発明は周方向に離隔された発光エレメント20a,20bの間に任意の距離を有するような実施例も含むことを強調しておく。
【0070】
周方向に離隔された発光エレメント20a,20bの間の距離は、導光器8の全周で同一である必要はない。反対に、少なくとも2つの隣接する発光エレメント20b',20b"は、これら2つの隣接する発光エレメント20b',20b"の間の間隔が当該複数の発光エレメントの他の隣接する発光エレメントの間の間隔より小さくなるように配置することができる。このような構成は、図4aにおける導光器8の底部に示されている。この構成は、前述したように、急激な遷移における視覚的コントラストを増加させるために使用することができる。
【0071】
図4aに図示の実施例によれば、このような急激な遷移は、導光器8内に配置された不連続形成エレメント23により実施化することができる。従って、UI3は、前記少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値におけるステップ状不連続を視覚的に示すよう構成された不連続指示エレメント23を更に有することができ、かくして、UI3上に表された現在活性化されている特性を表す一連の利用可能な値における斯様な急激な遷移を実施化する。このような不連続指示エレメント23の実施化のために、図示の実施例によれば、導光器8内に例えばライン23等の有色領域を配置することができる。
【0072】
導光器8は、更に、直前の段落で説明したような1対の隣接する発光エレメント20b',20b"の間に又は、さもなければ、その近傍に光阻止構造22又は障壁を有することができ、該光阻止構造22は、前記急激な遷移の近傍における視覚的特性を更に制御するために、発光エレメントにより放出される光を実質的に遮断するように構成される。
【0073】
図4bは、図4aを参照して説明したUI視覚的見掛け変更ユニット7の断面A−Aに沿う側面図であり、該ユニットは変化する色の光を導光器8内へ実質的に半径方向に放出することが可能なLEDを含み得る発光エレメント20を有している。
【0074】
図3、4a及び4bを参照して説明した本発明の実施例は概ねリング状の形状を持つ導光器8を有しているが、該導光器8は、例えば正方形形状等の他の形状を持つように構成することもできる。この場合、発光エレメント20,20a,20bは、当該導光器8内へ光を放出することができるように、連続したループを形成する間隔を開けた連続として配置することができ、上記光は該導光器8内で、当該UI3上で表された前記少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値を視覚的に示すように混合され得る。このようにして、発光エレメント20,20a,20bの動作の変化を、接触感知性UI3の視覚的な見え方の変化を生じさせるように使用することができる。
【0075】
ここで図5を参照すると、本発明の一実施例による制御装置1の概略図が示されている。図5に示された制御装置1は、図2を参照して説明した制御装置に含まれる部品と同様の又は同一の部品を有している。従って、このような同様の又は同一の部品の図5を参照しての説明は省略する。
【0076】
図5を参照すると、図2を参照して説明した制御装置1とは対照的に、制御装置1はデータを記憶するように構成されたメモリユニット24を有している。当該接触感知性UI3は、ユーザがメモリユニット24に事前に記憶された1以上のプリセット値を選択することができるように構成することができる。このようなプリセット値は、1以上の特性の所定の設定を表すことができる。このようにして、ユーザは上記特性のためにプリセット値を記憶することができ、これらプリセット値は、当該制御装置及び/又は光源が電源オフされ、次いで電源オンされた後でさえも、(ユーザにより)取り出すことができる。メモリユニット24は、読み取り専用メモリ(ROM)又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有することができる。
【0077】
図5を参照すると、図2を参照して説明した制御装置1とは対照的に、この制御装置1は該制御装置1から所定の距離内へのユーザの指又はスタイラス等の物体の接近を感知するように構成された接近センサ25を有している。代わりに又はオプションとして、接近センサ25は、接触感知性活性化領域6a,6b,6cから所定距離内への及び/又は接触感知性UI3から所定距離内への物体の接近を感知するように構成することができる。このような接近センサ25は、或る近傍内の物体が感知された場合に当該制御装置1が休止(アイドル:電力節約)モードから活性モード(ユーザ入力のための準備完了)へ移行するのを可能にし、及び/又は或る近傍内に物体が感知されない場合に該制御装置1が休止(アイドル)モードに切り換わるのを可能にする。このことは、上記接近センサ25自体により、又は該接近センサ25により駆動される他の適切な部品により実施することができる。このように、制御装置1のエネルギ消費を、当該制御装置1の通常の使用の期間(該制御装置1が活性状態である時)の間において低減することができる。接近が検出された場合、制御装置1の部品の活性化(電源オン、校正等を含む)を開始することができる。上記接近センサ25は、物体の接近を規則的な間隔で感知するように構成することができる。このような接近センサ25は、例えば、容量性接触感知又は抵抗性接触感知に基づくものとすることができる。このような技術は従来知られており、更に、本発明自体の実施化にとり重大ではないので、該技術の詳細な説明は省略する。
【0078】
図5を参照して説明したメモリユニット24及び/又は接近センサ25はオプション的なものである。
【0079】
結論として、本発明は光源から放出される光の特性を制御するように構成された制御装置に関するものである。該制御装置は接触感知性ユーザインターフェースを有することができ、該ユーザインターフェースは、上記特性のうちの少なくとも1つを表す一連の利用可能な値を視覚的に示すと共に、ユーザが該表された特性を上記接触感知性ユーザインターフェース上で接触された位置に基づいて制御するのを可能にするように構成される。制御される特性は、前記光源にユーザ入力に対応する制御信号を伝送するよう構成された通信ユニットにより調整することができる。当該制御装置は、ユーザが、活性化領域に関連付けられた特性を、該ユーザにより該活性化領域が活性化されると前記ユーザインターフェースにより制御するのを可能にするよう構成することができる。
【0080】
ここでは本発明の例示的な実施例が説明されたが、当業者であれば、ここで説明した本発明に対し多数の変更、修正又は変形を行うことができることは明らかであろう。このように、本発明及び添付図面についての上記記載は、本発明の限定するものでない例と見なされるべきものであり、保護の範囲は添付請求項により定められるものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源から放出される光の特性を制御する制御装置において、
少なくとも1つの特性を表す一連の利用可能な値を視覚的に示す接触感知性ユーザインターフェース(UI)であって、ユーザが前記表された特性を前記接触感知性UI上で接触された位置に基づいて制御するのを可能にし、これにより前記制御装置にユーザ入力が供給されるようにする接触感知性UIと、
前記制御される特性を、前記ユーザ入力に対応する制御信号を前記光源に伝送することにより調整する通信ユニットと、
複数の活性化領域であって、各活性化領域が前記特性のうちの少なくとも1つに関連付けられると共に、活性化された場合に、前記制御装置に前記ユーザが前記活性化された活性化領域に関連付けられた特性を前記接触感知性UIにより制御するのを可能にさせる複数の活性領域と、
を有する制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載の制御装置において、前記UIの視覚的見え方を調整するUI視覚的見掛け変更ユニットを更に有する制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の制御装置において、各活性化領域が、活性化された場合に、更に前記UI視覚的見掛け変更ユニットに前記接触感知性UIの視覚的見え方を、対応する活性化された特性に関連付けられた特定の視覚的見え方に調整させる制御装置。
【請求項4】
請求項2に記載の制御装置において、前記UI視覚的見掛け変更ユニットが導光器と、該導光器の近傍に配置された複数の発光エレメントとを有し、該UI視覚的見掛け変更ユニットが、前記発光エレメントの動作の変化が前記接触感知性UIの視覚的見え方の変化を生じさせるように構成される制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の制御装置において、前記発光エレメントが連続したループを形成する間隔を開けた連続として配置される制御装置。
【請求項6】
請求項4に記載の制御装置において、前記導光器は実質的に円形であると共に略平らであり、前記複数の発光エレメントは前記導光器の周りにおいて周方向に隔てられると共に、前記導光器に対して実質的に半径方向に向けられる制御装置。
【請求項7】
請求項4に記載の制御装置において、少なくとも2つの隣接する発光エレメントが、これら2つの隣接する発光エレメントの間の間隔が前記複数の発光エレメントにおける他の隣接する発光エレメントの間の間隔より小さくなるように配置される制御装置。
【請求項8】
請求項1に記載の制御装置において、前記接触感知性UIが、前記少なくとも1つの特性を表す前記一連の利用可能な値におけるステップ状の不連続を視覚的に示す少なくとも1つの不連続指示エレメントを有する制御装置。
【請求項9】
請求項1に記載の制御装置において、前記接触感知性UIが更に、前記少なくとも1つの特性を表す前記一連の利用可能な値の部分範囲を視覚的に示す制御装置。
【請求項10】
請求項1に記載の制御装置において、データを記憶するメモリユニットを更に有し、前記接触感知性UIは、更に、ユーザが前記メモリユニットに事前に記憶された1以上のプリセット値を選択するのを可能にし、これらプリセット値が前記特性の1以上における所定の設定を表す制御装置。
【請求項11】
請求項1に記載の制御装置において、前記制御装置から所定の距離内への物体の接近を感知する接近センサを更に有する制御装置。
【請求項12】
請求項1に記載の制御装置において、前記特性が、色調、彩度、輝度、色温度及びタイミング特性からなる群から選択される光の特性の何れかを含む制御装置。
【請求項13】
請求項1ないし12の何れか一項に記載の制御装置と共に使用される接近センサ。

【図1a】
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【図1b】
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【図2】
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【図3】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【公表番号】特表2012−527149(P2012−527149A)
【公表日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−510400(P2012−510400)
【出願日】平成22年5月4日(2010.5.4)
【国際出願番号】PCT/IB2010/051941
【国際公開番号】WO2010/131155
【国際公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】