説明

水切り装置

【課題】噴射ノズルからの気体噴射流の反力を利用して噴射ノズルの旋回を行うように構成するとともに、被処理物に対する吹付け圧の影響を緩和し、気体噴射量を増やして、処理効率を向上した水切り装置を提供する。
【解決手段】トレー2などの被処理物に気体を吹付けて水切り処理を行う気体噴射手段9,10に、回転可能に支持されたノズルアーム18と、このノズルアーム18に設けられ、気体の噴射に伴って近傍の気体を吸引して風量を増やしながら噴射する噴射ノズル19,20を備え、それらの噴射ノズル19,20からの気体の噴射により該噴射ノズル19,20が旋回するように構成するとともに、前記気体噴射手段9,10を被処理物を挟んでほぼ対向するように両側に配設して、それらの気体噴射手段9,10により被処理物の両側から同時に水切り処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被処理物の表面に付着した水滴等の液分の水切り装置に関し、特にトレーやパレットなどの板状の被処理物に好適な水切り装置に関する。
【背景技術】
【0002】
噴射ノズルから噴射される気体噴射流自体の反力によって噴射ノズルを旋回させながら広い面積を同時に処理し得るように改良した水切り装置は従来から知られている(特許文献1参照)。この従来技術は、回転駆動機構が不要になるという利点があった。しかしながら、片面ずつ水切り処理を実行すると、処理面から吹飛ばされた水滴が反対面に回り込んで付着しやすいという問題があった。また、被処理物が板状の場合などには、被処理物が気体の吹付け圧によって不安定にばたついたり、ときには吹飛ばされるといった問題もあった。したがって、特に板状の被処理物の場合などには、気体噴射量を増やしたり吹付け圧を大きくとることには技術的な困難が伴い、効率的な水切り処理にも限界があった。また、気体の噴射に伴って近傍の気体を吸引して風量を増やしながら噴射する風量増幅型の噴射ノズルも知られている(特許文献2、特許文献3参照)。
【特許文献1】実開平1−144791号公報
【特許文献2】実公平3−44266号公報
【特許文献3】特公昭57−9861号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑み、噴射ノズルからの気体噴射流自体の反力を利用して噴射ノズルの旋回を行うように構成するとともに、被処理物に対する吹付け圧の影響を緩和し、気体噴射量を増やすことにより、処理効率を向上し得る水切り装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、被処理物に気体を吹付ける気体噴射手段と、該気体噴射手段と被処理物を相対的に移動させる移動手段とを備え、被処理物に付着する液分を気体の吹付け作用により除去する水切り装置において、前記気体噴射手段は、回転可能に支持されたノズルアームと、該ノズルアームに設けられ、気体の噴射に伴って近傍の気体を吸引して風量を増やしながら噴射する噴射ノズルとを備え、前記噴射ノズルからの気体の噴射により該噴射ノズルが旋回するように構成するとともに、以上の構成からなる前記気体噴射手段を被処理物を挟んでほぼ対向するように両側に配設し、それらの気体噴射手段により被処理物の両側から同時に水切り処理を行うという技術手段を採用した。前記噴射ノズルを被処理物との距離が50mm以内になるように配設すると、より良好な水切り作用が得られる(請求項2)。板状の被処理物を水切り時及び搬送時に倒れないように立てた状態で支持する支持手段を設けたものでもよい(請求項3)。前記気体噴射手段を外部と隔離した水切り処理室内に設け、少なくとも水切り処理時に前記水切り処理室内を排気するように構成すれば、水切り作用により飛散した液分が被処理物の表面に再付着する度合いを低減することが可能である(請求項4)。前記水切り処理室の下流側に離隔して被処理物を熱風により乾燥させる熱風乾燥室を配設してもよい(請求項5)。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、噴射ノズルからの気体噴射流自体の反力を利用して噴射ノズルの旋回を行うように構成するとともに、被処理物に対して両側から気体噴射流を吹付けるように構成したので、次の効果を得ることができる。
(1)噴射ノズルを旋回するための回転駆動機構が不要なことから、気体噴射手段の部分の構成を大幅に簡略化できる。
(2)被処理物に対する両側からの気体噴射流の吹付け圧がバランスして、吹付け圧による影響が大幅に低減され、被処理物の安定性が改善されるので、気体噴射量を増やして、処理効率を大幅に向上することが可能となる。
(3)気体を噴射することにより近傍の気体を吸引して噴射量を増幅する噴射ノズルを採用したので、大量の気体噴射流により処理効率のきわめて良好な、簡素な構成からなる使い勝手のよい水切り装置を提供することができる。
(4)少なくとも水切り処理時に水切り処理室内を排気するように構成すれば、水切り作用により飛散した液分が被処理物の表面に再付着する度合いを低減することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は、洗浄処理後のトレーやパレットなどの板状の被処理物の表面に付着した液分を水切り処理する場合に好適であるが、他の形状の被処理物にも適用することが可能である。板状の被処理物の表面に付着した液分の水切り処理においては、被処理物を立てた状態で、なるべく噴射ノズルを接近させて大量の気体を吹付けることが効果的である。特に、トレーのように部品挿入部などの凹部が存在する場合には、被処理物を水平に載置した状態では、凹部内に溜った液分を除去しにくいため、立てた状態で水切り処理を行うことが望ましい。気体噴射手段は、被処理物を挟んでほぼ対向するように両側に配設し、それらの両側の気体噴射手段を共に作動させて水切り処理を行う。なお、水切り処理時には室内に微細な液滴が舞う状態となり、特に風量増幅型の噴射ノズルの場合には、その液滴を吸引してノズル部にスケールが堆積したり、被処理物に液滴が再付着したりする原因になることから、少なくとも水切り処理時に水切り処理室内を排気するように構成することは有効である。噴射ノズルとしては、近傍の気体を巻込んで風量を数倍〜数十倍に増幅可能な風量増幅型の噴射ノズルなどを採用し、ロータリージョイント等を中心として放射方向に延設され回転可能に構成されたノズルアームの端部に傾斜した状態に配設することにより、噴射反力の分力を活用して自ら旋回するように構成することができる。また、噴射ノズルの噴射方向は傾斜させずに、噴射ノズルの胴部の進行方向後方に形成した別個の小孔からの噴射反力によって旋回するように構成することも可能である。なお、ノズルアームの中心部を回転可能に支持し、その両端部に噴射ノズルを配設すると、旋回動作上のバランスがよくなる。また、ノズルアームを3本以上設け、バランスがとれるように配設したものでもよい。1本のノズルアームに複数の噴射ノズルを設ける場合には、そのうちの少なくとも1個の噴射ノズルを傾斜したり旋回用の前記小孔を形成すればよい。それぞれのノズルアームの長さを変えることも可能である。さらに、ノズルアーム上において、噴射ノズルの回転中心からの距離を自在に調節できるように構成することも可能である。噴射ノズルの設置数はいくつでもよく、同じ円周上に配置せずに旋回半径を変えて配置してもよい。以上のように組立てられた気体噴射手段は、被処理物の両側に1組あるいは複数組ずつ対称的に配設して、被処理物の両側から同時に水切り処理を実行するように構成する。また、気体噴射手段と被処理物とは、相対的に移動させながら水切り処理を実行することになる。板状の被処理物の場合には、立てた状態において両側から水切り処理を行い、噴射ノズルは50mm以内に近づけて吹付けることが望ましい。なお、その被処理物の立設状態は、直立状態でも少し傾斜した状態でもよい。また、被処理物を搬送しながら連続的に水切り処理を実行するように構成してもよいし、被処理物を停止させて間欠的に水切り処理を実行するように構成してもよい。
【0007】
以上のように、本発明では被処理物を挟んで両側から同時に水切り処理を実行するように構成したので、噴射ノズルからの気体の吹付け力がバランスして被処理物に対する影響力が大幅に低減される。したがって、近傍の気体を巻込んで風量を数倍〜数十倍に増幅させる風量増幅型の噴射ノズルを用いて、一度に広い範囲で水切り処理を行うことが可能となった。しかも、噴射ノズルの旋回力は、自らの噴射流自体の反力を活用して旋回するように構成したので、回転駆動機構が不要であり、構成の大幅な簡略化が可能である。因みに、噴射ノズルは風量を増幅可能なものであればどのようなタイプのものでも応用が可能であり、異なるタイプの噴射ノズルを組合わせて使用することも可能である。また、被処理物に対する気体噴射手段の相対的な動作も、単純に一方向動かすだけではなく、揺動や回転などのさまざまな動きをさせることも可能である。
【実施例1】
【0008】
図1は本発明の第1実施例を示した正面図であり、図2はその水切り処理室内を示した拡大側面図である。本実施例では、被洗浄物が電子部品を並べて載置するためのトレーの場合の適用例を示した。図中、1は搬入側の搬送コンベヤであり、この搬送コンベヤ1により被処理物としてのトレー2を案内支持部材3に沿って洗浄処理室4へ搬入するように構成している。洗浄処理室では図示しない適宜の洗浄ノズルを用いてトレー2の両面を洗浄する。洗浄処理の済んだトレー2はシャッタ5を介して隣接した水切り処理室6へ間欠的に移送され、両面に付着した水滴等の液分の水切り処理が行われる。水切り処理の済んだトレー2は搬出側の搬送コンベヤ7により案内支持部材8に沿って水切り処理室6から搬出され、さらに必要に応じて水平方向に転倒した上、所定段数に積重ねられ、積層状態で搬出される。
【0009】
次に前記水切り処理室6内におけるトレー2に対する水切り処理に関して説明する。本実施例では、洗浄処理済みのトレー2に対し、図2に示したように案内支持部材8に寄りかかるように若干傾斜した状態において、両面に対する水切り処理を行う場合を例示した。この場合、トレー2に吹付けられる気体の衝撃圧によってトレー2が安定しないような場合には、必要に応じてトレー2の上部を押え部材によって下方へ押付けるように構成してもよい。傾斜した前記トレー2の両側には、第1気体噴射手段9と第2気体噴射手段10が対向設置されている。因みに、それらの第1及び第2気体噴射手段9,10へはコンプレッサなどの1つの加圧気体供給源から分岐してそれぞれ圧縮空気が供給されるように構成されている。また、それらの第1及び第2気体噴射手段9,10は、それぞれ縦方向に並んで配設された3組ずつの旋回噴射手段11〜16を備えている。なお、水切り処理室6には図示しない排気装置が接続されており、第1気体噴射手段9及び第2気体噴射手段10からの気体の吹付けによって飛散した液分を含んだ空気を外部へ排気できるように構成されている。その場合、洗浄処理室4を介して水切り処理室6の排気を行うように構成することも可能である。
【0010】
図3〜図5は前記各旋回噴射手段の構成及び作動原理を説明するための概略説明図であり、図3は被処理物側からみた正面図、図4は平面図、図5はその右側面図である。図示のように、旋回噴射手段11〜16は、それぞれロータリジョイント17を介して中央部を回転可能に支持されたノズルアーム18を備えており、そのノズルアーム18の両端部に備えた噴射ノズル19,20から構成される。図5に示したように、噴射ノズル19,20は、それらの噴射方向がロータリジョイント17を中心とした旋回方向後方へ若干傾斜した状態に設置されている。このため、噴射ノズル19,20から気体が噴射されると、その噴流の反力の円周方向成分により、噴射ノズル19,20は、図3において矢印で示した方向にロータリジョイント17を中心に自ら旋回することになる。したがって、噴射ノズル19,20を旋回するための回転駆動機構が不要となることから、旋回噴射手段11〜16の構成を大幅に簡略化することができる。なお、噴射ノズル19,20の傾斜状態に関しては、少なくともロータリジョイント17を中心とした旋回方向後方への傾斜を含むものであれば、他の方向への傾斜を含むものであってもよい。また、噴射ノズル19,20への気体の供給は、ロータリジョイント17及びノズルアーム18に形成した内部流通路を介して供給することができる。
【0011】
しかして、被処理物としてのトレー2が搬送コンベヤ1を介して洗浄処理室4へ搬入され、所期の洗浄処理が終了すると、水切り処理室6へ移送され、水切り処理が行われる。この水切り処理は、第1気体噴射手段9と第2気体噴射手段10とを対向させて移動しながら、トレー2の表裏両面に対して気体を吹付けて表面に付着した液分を除去することにより行われる。その際、それぞれの旋回噴射手段11〜16に備えられた噴射ノズル19,20は、前述のように自らの噴射流による反力によってロータリジョイント17を中心として旋回しながら、広範囲にわたって均等な気体吹付け作用を与えることができる。以上のように、本実施例では、第1気体噴射手段9と第2気体噴射手段10とを対向させて移動しながらトレー2の両側から気体を吹付けるように構成したので、それらの気体の吹付け圧が互いにバランスして、トレー2に対する影響力を解消ないし大幅に低減することができる。したがって、第1気体噴射手段9及び第2気体噴射手段10からの風量や吹付け圧を増やして吹付け作用を強化して、水切り処理の効率を大幅に向上することが可能となる。なお、本実施例においては、洗浄処理室4における洗浄処理工程と、水切り処理室6における水切り処理工程を、トレー2を停止させた状態で並行して間欠的に実行する間欠処理方式を採用したが、連続処理方式も可能である。因みに、連続処理方式の場合には、図6に示したように、トレー2を両側の案内支持部材21,22により垂直状態で移動するように案内しながら搬送コンベヤ23により連続的に搬送し、停止状態の第1気体噴射手段9と第2気体噴射手段10との間を通過させて、両側から気体を吹付けるように構成することにより可能である。なお、この場合には、前記シャッタ5に代る仕切り部に、ブラシや可撓片などを用いた通過口を設けて、トレー2が常時通過し得るように構成する。
【実施例2】
【0012】
図7は本発明の第2実施例を示した正面図であり、図8はその平面図である。本実施例では、被洗浄物がパレットの場合の適用例を示した。図示のように、本実施例の場合には、水平状態で供給されるパレット24を起立機構25により垂直に起立させて洗浄処理室26へ搬入し、洗浄ノズル27を上下左右に移動しながら両面を洗浄する。しかる後、洗浄済みのパレット2は、仕切り部28の通過口を介して水切り処理室29に移送して水切り処理を行う。この水切り処理室29には、図6に示した第1気体噴射手段9及び第2気体噴射手段10と同様の気体噴射手段が設置されており、それらの気体噴射手段を構成する両側の旋回噴射手段11〜16に設けた噴射ノズル19,20から噴射される気体をパレット24の両面に吹付けて、表面に付着した液分を除去するように構成されている。
【0013】
水切り処理室29における水切り処理が終了したパレット2は、次の熱風乾燥室30に移送され、熱風吹付け手段31の部分を通過する際に受ける熱風により熱風乾燥処理される。この熱風乾燥室30は、水切り処理室29と離隔した状態に設けられ、水切り処理室29で使用される冷たい圧縮空気が流入して乾燥効果を低下させないように構成されている。しかして、熱風乾燥処理を終了したパレット2は転倒機構32へ移送され、図8に示したように、水平状態に転倒した上、必要に応じて所定段数に積重ねて搬出されることになる。なお、以上の洗浄処理室26における洗浄処理工程、水切り処理室29における水切り処理工程、及び熱風乾燥室30における乾燥処理工程は、間欠処理方式でも連続処理方式でも可能である。因みに、当該処理が終了して被処理物を次の処理室へ移送する際に、噴射ノズル19,20からの気体噴射を停止して、旋回噴射手段11〜16の旋回速度が一度大きく減速したり停止すると、再び旋回速度が上昇して安定するまでには時間がかかり、処理の遅延を招くことになることから、気体の噴射は停止しないで継続することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1実施例を示した正面図である。
【図2】同実施例における水切り処理室内を示した拡大側面図である。
【図3】旋回噴射手段の構成及び作動原理を説明するための概略正面図である。
【図4】同概略平面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】第1実施例の変形例の要部を示した拡大側面図である。
【図7】第2実施例を示した正面図である。
【図8】同実施例を示した平面図である。
【符号の説明】
【0015】
1…搬送コンベヤ、2…トレー、3…案内支持部材、4…洗浄処理室、5…シャッタ、6…水切り処理室、7…搬送コンベヤ、8…案内支持部材、9…第1気体噴射手段、10…第2気体噴射手段、11〜16…旋回噴射手段、17…ロータリジョイント、18…ノズルアーム、19,20…噴射ノズル、21,22…案内支持部材、23…搬送コンベヤ、24…パレット、25…起立機構、26…洗浄処理室、27…洗浄ノズル、28…仕切り部、29…水切り処理室、30…熱風乾燥室、31…熱風吹付け手段、32…転倒機構


【特許請求の範囲】
【請求項1】
被処理物に気体を吹付ける気体噴射手段と、該気体噴射手段と被処理物を相対的に移動させる移動手段とを備え、被処理物に付着する液分を気体の吹付け作用により除去する水切り装置において、前記気体噴射手段は、回転可能に支持されたノズルアームと、該ノズルアームに設けられ、気体の噴射に伴って近傍の気体を吸引して風量を増やしながら噴射する噴射ノズルとを備え、前記噴射ノズルからの気体の噴射により該噴射ノズルが旋回するように構成するとともに、以上の構成からなる前記気体噴射手段を被処理物を挟んでほぼ対向するように両側に配設し、それらの気体噴射手段により被処理物の両側から同時に水切り処理を行うように構成したことを特徴とする水切り装置。
【請求項2】
前記噴射ノズルを被処理物との距離が50mm以内になるように配設した請求項1に記載の水切り装置。
【請求項3】
板状の被処理物を水切り時及び搬送時に倒れないように立てた状態で支持する支持手段を設けた請求項1又は2に記載の水切り装置。
【請求項4】
前記気体噴射手段を外部と隔離した水切り処理室内に設け、少なくとも水切り処理時に前記水切り処理室内を排気するように構成した請求項1〜3のいずれか一項に記載の水切り装置。
【請求項5】
前記水切り処理室の下流側に離隔して被処理物を熱風により乾燥させる熱風乾燥室を配設した請求項1〜4のいずれか一項に記載の水切り装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−10111(P2006−10111A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−184241(P2004−184241)
【出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【出願人】(393028357)シブヤマシナリー株式会社 (77)
【Fターム(参考)】