説明

水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物

【課題】剥離剤としての安定性、剥離性が良好であり、かつ、作業上の問題が生じない、フロアーポリッシュ剥離剤組成物を提供する。
【解決手段】水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物を、少なくとも、増粘剤、溶剤成分を含有する構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロアーポリッシュが塗布されている床面から、該フロアーポリッシュの皮膜を完全に除去するために使用される剥離剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、一般住宅建築の木質系床材としてフローリングを採用する家屋が増加している。汚れの付着を防止しフローリングの表面を保護して、フローリングの美観を保つために、フローリングの表面にはフロアーポリッシュが塗布される。フロアーポリッシュの塗布直後は光沢のある美観を呈しているが、時間の経過と共に傷や汚れが付き美観が損なわれていく。
【0003】
このような場合は、フロアーポリッシュの皮膜を完全に取り除くフロアーポリッシュ剥離作業を行った後、新たにフロアーポリッシュを塗布、乾燥して、フロアーポリッシュ皮膜を再形成し、床面の美観を維持管理する。このフロアーポリッシュ剥離作業の際、フロアーポリッシュ剥離剤が使用される。従来のフロアーポリッシュ剥離剤としては、アンモニアやアミンを含有するとともに、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどを含有した強アルカリ性タイプのものが広く使用されていた。
【0004】
しかしながら、従来のフロアーポリッシュ剥離剤には、以下のような問題が存在した。まず、一般家庭において広く使用されているフローリングは、表面がコーティングされたものが多く、強アルカリ性の剥離剤を使用することにより変色、いわゆるアルカリ焼けを起こす場合があった。また、フロアーポリッシュ剥離剤が強アルカリ性を呈していることおよび併用している界面活性剤の浸透作用により作業者の手あれを引き起こすこともあった。
【0005】
強アルカリ剤を使用しないフロアーポリッシュ剥離剤としては、特許文献1〜3が報告されている。
【特許文献1】特開平9−241687号公報
【特許文献2】特開平10−298593号公報
【特許文献3】特開2001−89712号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来のフロアーポリッシュ剥離剤はフロアーポリッシュ被膜への浸透力を考慮して低粘性としたものが多く、これら低粘度のフロアーポリッシュ剥離剤を床面に塗布した場合、床材の目地部分からフロアーポリッシュ剥離剤が入り込んでしまうことがあった。この場合、床材が変形、変色を起こし、床材が損傷し取り替える必要が生じたり、新たにフロアーポリッシュを塗布しても、新しく塗布したフロアーポリッシュの性能が十分発揮されずに、床面と接着不良を起こしたり色や艶が十分出なかったりする場合があった。
【0007】
一方、界面活性剤は剥離剤としての安定性維持、フロアーポリッシュ被膜への浸透性向上、剥離した被膜の分散安定性等の面で、不可欠な成分であると考えられていた。上記した剥離剤の粘度の問題を解決するため、剥離剤の粘度を高くすると、剥離剤が目地へ浸透することを減少させることができる。しかし、従来の剥離剤は界面活性剤を含有しているため、剥離作業時に泡が消えにくく剥離できたかどうかが判りにくい、剥離液の回収において真空回収機内で泡が立ち、少量しか回収していないのに該真空回収機が止まる、という作業上の問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、剥離剤としての安定性、剥離性が良好であり、かつ、作業上の問題が生じない、フロアーポリッシュ剥離剤組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以下、本発明について説明する。
【0010】
第1の本発明は、少なくとも、増粘剤、溶剤成分を含有することを特徴とする水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物(以下、「剥離剤組成物」と省略する場合がある。)である。本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、増粘剤を含有しているので、剥離剤組成物の粘度を好ましい範囲に調製することができ、これにより、剥離剤組成物の粘度に基づく問題(目地への浸透等)を解決できる。また、剥離剤組成物の粘性を調整することにより、剥離剤組成物の液安定性を向上できる。また、除去する被膜を溶解・膨潤させる機能を有する溶剤、および、増粘剤を、有効成分として含有して機能を発揮できる構造なので、他の成分が配合されることによる作業性の問題等が生じない。
第1本発明の剥離剤組成物において、増粘剤は、水溶性の増粘剤であることが好ましい。水溶性の増粘剤を使用することにより、剥離剤組成物の液安定性をより向上させることができる。また、溶剤成分は、アルコール系溶剤成分および/またはグリコール系溶剤成分であることが好ましい。
【0011】
第1の本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、界面活性剤を含有していない構成、つまり、界面活性剤の含有量がゼロであることが好ましい。これにより、界面活性剤を含有する場合における、剥離作業時に泡が消えにくく剥離できたかどうか判りにくい、剥離液の回収において真空回収機内で泡が立ち、少量しか回収していないのに該真空回収機が止まる、という作業上の問題を解決することができる。
【0012】
第1の本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物を使用する際における、組成物のpHは、6.0以上9.0以下に調整することが好ましい。この範囲にpHを調整することで、床材、例えば、フローリング材が損傷したり黄変したり、床材の塗装面に悪影響を与えるのを防ぐことができる。また、界面活性剤を含有していないこととpHを所定範囲に調整したことにより、作業者の肌荒れを効果的に防ぐことができる。
【0013】
第1の本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物を使用する際における、25℃、回転数60rpmで測定した粘度は、10mPa・s以上1000mPa・s以下であることが好ましい。粘度の測定は、ブルックフィールド粘度計を用いて行った。このような範囲に剥離剤組成物の粘度を調整することにより、剥離剤組成物の粘性に基づく問題(目地への浸透等)を解決できる。また、剥離剤組成物の粘度を調整することにより、剥離剤組成物の液安定性を向上できる。
【0014】
第1の本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、さらに、アルキルアミンおよび/またはキレート剤を含有していてもよい。アルキルアミンを含有することで、pHを上記した好ましい範囲に調整することが容易となる。また、キレート剤を含有することで、金属イオンと錯体を形成させ、剥離剤組成物の剥離洗浄性を向上させることができる。
【0015】
第1の本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、木質系床材用、その中でも特にフローリング用として好ましく使用される。また、Pタイル用としても使用することができる。ここで、Pタイルとは、床材として用いられるプラスチック製のタイルをいう。
【発明の効果】
【0016】
本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、増粘剤を含有しているので、剥離剤組成物の粘度を好ましい範囲に調製することができ、これにより、剥離剤組成物の粘性に基づく問題を解決できる。また、剥離剤組成物の粘性を調整することにより、剥離剤組成物の液安定性を向上できる。また、除去する被膜を溶解・膨潤させる機能を有する溶剤、および、増粘剤を、有効成分として含有することで機能を発揮できる構造であるので、他の成分が配合されることによる作業性の問題等が生じない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、増粘剤および溶剤成分を含有して構成される。以下、各構成成分について説明する。
【0018】
(増粘剤)
増粘剤としては、通常の剥離剤に用いられるものであれば特に限定されることなく使用することができ、中でも、剥離剤組成物の液安定性の点から、水溶性の増粘剤を使用することが好ましい。水溶性の増粘剤としては、例えば、メチルセルロース、カルボキシルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、アルギン酸ソーダ、キサンタンガム,ローカストビーンガム、グアーガム、カラギーナン、カゼイン、カゼイン酸ソーダ、ポリカルボン酸エマルジョン樹脂を例示することができる。また、これらのうちの二種以上を混合して配合してもよい。中でも、本発明では、特に、キサンタンガムを使用することが好ましい。
【0019】
本発明の剥離剤組成物の使用時における、ブルックフィールド粘度計を使用して、25℃回転数60rpmで測定した粘度は、10mPa・s以上1000mPa・s以下とすることが好ましい。粘度が低すぎる場合は、フローリングの目地内部や床木の間への剥離剤組成物の浸透が早まり、フローリングの変形や変色等の悪影響が生じるからである。また床面全体にほぼ均一に剥離剤を塗布しても流れてしまい塗りむらが発生するからである。このような場合、床面に塗布されていた古いワックスを完全にすべて除去することができず、再度繰り返して作業を行うことが必要となり作業性が悪くなる。また、粘度が小さすぎる場合は、剥離剤組成物の液安定性が悪くなる、つまり、溶剤成分が分離し易くなる。また、粘度が高すぎる場合は、古いワックス膜への浸透が遅くなり剥離作業に時間がかかってしまう。また、剥離剤組成物を塗布しにくくなる。
【0020】
増粘剤の配合量は、剥離剤組成物が上記の好ましい粘度となるような量であり、かつ、溶剤成分が分離しないような量であれば、特に限定されない。
【0021】
(溶剤成分)
溶剤成分は床面に塗布されている古いフロアーポリッシュ被膜を溶解・膨潤させることができる。使用する溶剤成分は、床材を傷めないことが必須条件であり、通常の剥離剤に用いられるものであれば特に限定することなく使用することができ、例えば、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、t−ブチルカルビトール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、プロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール等を例示することができる。また、これらの溶剤成分は二種以上を混合して使用してもよい。本発明では、アルコール系溶剤成分および/またはグリコール系溶剤成分を用いることが好ましく、その中でも、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、3−メチル−3−メトキシブタノールを使用することが好ましい。
【0022】
溶剤成分の含有量は特に限定されないが、使用時の剥離剤組成物全量を基準(100質量%)として、好ましくは0.5質量%以上70質量%以下、より好ましくは2質量%以上40質量%以下とされる。理由は、溶剤成分の含有量が少なすぎる場合、フロアーポリッシュ被膜を溶解する効果が低く、また、溶剤成分の含有量が多すぎる場合は、皮膜除去効果は飽和するからである。
【0023】
(界面活性剤)
本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、界面活性剤を含有していないことが好ましい。界面活性剤として、洗浄剤に一般に用いられているものを以下に例示する。
陰イオン系界面活性剤:脂肪酸セッケン、アルファスルホ脂肪酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、
非イオン系界面活性剤:多価アルコール脂肪酸エステル(ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等)、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、
【0024】
陽イオン系界面活性剤:第四級アンモニウム塩(アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩等)、
両性イオン系界面活性剤:アミノ酸およびその塩(アルキルアミノ脂肪酸塩等)、ベタイン系(アルキルベタイン等)、アミンオキサイド(アルキルアミンオキサイド)。
【0025】
(キレート剤)
本発明の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物は、キレート剤を含有していてもよい。キレート剤を含有することで、金属イオンとの錯体を形成させて、剥離剤組成物の洗浄性を向上させることができる。
【0026】
キレート剤は、通常の剥離剤に用いられるものであれば特に限定されることなく使用することができる。例えば、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、クエン酸、グルコン酸、ヒドロキシ酢酸、グリコール酸、またはこれらの塩を例示することができる。また、これらは二種以上を混合して使用してもよい。
【0027】
キレート剤の含有量は特に限定されないが、使用時の剥離剤組成物全量を基準(100質量%)として、好ましくは0.05質量%以上10質量%以下、より好ましくは0.5質量%以上5質量%以下とされる。理由は、キレート剤の含有量が少なすぎる場合は、重金属の亜鉛やカルシウム架橋のキレート力が劣るためであり、また、キレート剤の含有量が多すぎる場合であっても、特に優れた効果が得られないからである。
【0028】
(添加成分)
さらに本発明では、通常の剥離剤に配合される、クメンスルフォン酸塩、キシレンスルフォン酸塩等の可溶化剤、殺菌剤、防腐剤、香料、研磨剤、消泡剤、レベリング剤等の成分を適宜任意に配合することができる。
【0029】
(pH)
本発明の剥離剤組成物は、使用時において、そのpHを、好ましくは6.0以上9.0以下、より好ましくは6.5以上8.0以下に調整される。理由は、pHが上記範囲を超えて高すぎたり低すぎたりする場合は、木材であるフローリング材が損傷したり黄変したり、フローリング材の塗装面に悪影響を与える場合があり、また、作業者の肌あれの原因となるからである。
【0030】
剥離剤組成物のpHを上記の範囲内に調整するために、pH調整剤を配合してもよい。pH調整剤は、通常の剥離剤に用いられるものであれば特に限定なく使用することができる。例えば、モノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルキルアミン、アンモニア等の塩基性物質、苛性カリウムや苛性ソーダ等の苛性アルカリ、あるいは、塩酸、クエン酸、シュウ酸等の酸性物質を例示することができる。この中でも、本発明においては、アルキルアミン、苛性アルカリを用いることが好ましい。
【0031】
本発明は、木質系床材、特にフローリング用途およびPタイル用途に適するが、本発明の組成物が適用できる床材はこれらに限るものではない。
【0032】
以上、主に使用時における剥離剤組成物について説明してきたが、本発明の剥離剤組成物は、上記した成分を高濃度に含んだ濃縮された形態であってもよい。濃縮された剥離剤組成物は、使用時に適切な濃度に水で薄めて使用される。各成分が上記した好ましい含有量となるように、水で希釈されることで、本発明の剥離剤組成物の効果を有効に発揮することができる。
【実施例】
【0033】
以下、本発明を実施例に基づき説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。尚、配合量は質量%である。
【0034】
<実施例1〜5、比較例1、2>
表1に示した配合量で各成分を配合して本発明の剥離剤組成物を作製した。
【0035】
【表1】

【0036】
<評価>
(pH、粘度)
【0037】
上記で得られた剥離剤組成物のpHと粘度を測定した。粘度はブルックフィールド粘度計を使用し、回転数(rpm)60、25℃で測定した。
【0038】
(液安定性)
液安定性は、50±2℃に保った恒温器に、14日間、上記で得られた剥離剤組成物を静置し、その後液の状態を以下の基準で評価した。
優:均一である。
劣:分離している。
【0039】
(剥離性)
剥離性の評価は、以下のようにして作製したテストパネルを用いて行った。
木床フローリングにフロアーポリッシュ組成物(ポリーズユシロンコート コスモ、ユシロ化学社製)を、一回当たりの塗布量13±2g/mにて6回塗り重ねた後、50±2℃に保った恒温器中で14日間静置したものをテストパネルとして試験に供した。
実施例1〜5、比較例1、2で調整した剥離剤組成物を上記テストパネル上に10mL塗布し、5分放置した。5×10cmに切断したパッド(51ライン レッドバッファーパッド、住友3M社製)を洗浄試験機(ウォッシャビリティーテスター、テスター産業社製)に取り付けて、完全にフロアーポリッシュ皮膜が除去できるまでテストピース上を摺動させた。そして、完全にフロアーポリッシュ皮膜が除去できるまでの摺動回数から剥離性を評価した。基準を以下に示す。
優秀:完全にフロアーポリッシュ皮膜が除去できるまでの摺動回数が、50回以下であった、
良好:完全にフロアーポリッシュ皮膜が除去できるまでの摺動回数が、51回以上100回以下であった、
可:完全にフロアーポリッシュ皮膜が除去できるまでの摺動回数が、101回以上250回以下であった、
劣:完全にフロアーポリッシュ皮膜が除去できるまでの摺動回数が、251回以上であった。
【0040】
(目地への浸透)
木床フローリングの合わせ目への剥離剤組成物の浸透性(目地への浸透性)はワックス除去後、フローリングを分解し、剥離液の浸透程度を目視で評価した。
【0041】
【表2】

【0042】
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも、増粘剤、溶剤成分を含有することを特徴とする水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項2】
前記増粘剤が、水溶性の増粘剤である、請求項1に記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項3】
前記溶剤成分が、アルコール系溶剤成分および/またはグリコール系溶剤成分である、請求項1または2に記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項4】
界面活性剤を含有していない、請求項1〜3のいずれかに記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項5】
使用時におけるpHが6.0以上9.0以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項6】
25℃、回転数60rpmで測定した、使用時における粘度が10mPa・s以上1000mPa・s以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項7】
さらに、アルキルアミンおよび/またはキレート剤を含有している、請求項1〜6のいずれかに記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項8】
木質系床材用である、請求項1〜7のいずれかに記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。
【請求項9】
フローリング用である、請求項8に記載の水性フロアーポリッシュ剥離剤組成物。

【公開番号】特開2008−308528(P2008−308528A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−155695(P2007−155695)
【出願日】平成19年6月12日(2007.6.12)
【出願人】(000115083)ユシロ化学工業株式会社 (69)
【Fターム(参考)】