説明

汚泥フロック化装置

【課題】 固液分離装置により処理される前の汚泥をフロック化する汚泥フロック化装置のコストを低減する。
【解決手段】 汚泥が送り込まれると共に、凝集剤が供給される混和槽2と、その混和槽2内の汚泥Sと凝集剤を撹拌する撹拌羽根11と、撹拌羽根11を回転駆動するモータ8とを具備し、撹拌羽根11は、回転駆動される回転軸9に固定された横バー17と、その横バー17に対して、回転軸9の半径方向に異なる各位置に選択的に、しかも着脱可能に固定される一対の羽根部材18,18Aを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、汚泥が送り込まれると共に、凝集剤が供給される混和槽と、該混和槽内の汚泥と凝集剤を撹拌する撹拌羽根と、該撹拌羽根を回転駆動するモータとを具備する汚泥フロック化装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
固液分離装置によって処理される汚泥を、その処理に先立ってフロック化する上記形式の汚泥フロック化装置は従来より周知である(特許文献1及び2参照)。この汚泥フロック化装置は、混和槽内の汚泥と凝集剤を、モータにより回転駆動される撹拌羽根によって撹拌することにより、汚泥中に多数のフロックを形成するものである。その際、大きなフロックを効率よく形成するには、撹拌羽根の回転速さを汚泥の性質に応じた適正な値に設定する必要がある。撹拌羽根の回転速さが速すぎても、また遅すぎても好ましくなく、汚泥の性質に合った適正な速さで撹拌羽根を回転させることが好ましいのである。
【0003】
そこで、従来は、撹拌羽根を駆動するモータの回転数をインバータにより制御し、又は変速機付きのモータを用いてその回転数を制御し、撹拌羽根の回転数を汚泥の性質に合せて適正な値に調整していた。ところが、インバータや変速機付きモータは高価であるため、これらを採用すると、汚泥フロック化装置のコストが上昇する。
【0004】
【特許文献1】特許第3317949号公報
【特許文献2】特許第3573742号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、コストを低減することのできる汚泥フロック化装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した形式の汚泥フロック化装置において、前記撹拌羽根は、その少なくとも一部が、前記モータの出力軸により構成されるか又は該モータによって回転駆動される回転軸に対して、該回転軸の半径方向に異なった各位置に選択的に固定され得るように構成されていることを特徴とする汚泥フロック化装置を提案する(請求項1)。
【0007】
また、上記請求項1に記載の汚泥フロック化装置において、前記撹拌羽根は、前記回転軸に固定された横バーと、該横バーに対して、前記回転軸の半径方向に異なる各位置に選択的に、しかも着脱可能に固定される一対の羽根部材とを有していると有利である(請求項2)。
【0008】
さらに、上記請求項2に記載の汚泥フロック化装置において、前記撹拌羽根は、前記横バーから、前記回転軸の中心軸線方向に離れた位置で該回転軸に固定された支えバーを有し、回転軸の回転により撹拌羽根が回転したとき、前記支えバーが前記羽根部材の自由端側を支えるように構成されていると有利である(請求項3)。
【0009】
また、上記請求項2又は3に記載の汚泥フロック化装置において、前記羽根部材は、該羽根部材が前記横バーに固定された位置を通り、かつ前記回転軸の中心軸線に対して平行に延びる線に関して、非対称な形状に形成され、かつ第1の姿勢と、該第1の姿勢から反転させた第2の姿勢のいずれの姿勢でも前記横バーに固定され得るように構成されていると有利である(請求項4)。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、撹拌羽根を回転駆動するモータとして、回転数を増減できる高価なモータを使用する必要がないため、汚泥フロック化装置のコストを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0012】
図1は、本例の汚泥フロック化装置1の垂直断面図であり、ここに示した汚泥フロック化装置1は、上部が開口した箱状の混和槽2を有し、この混和槽2の上方には、支持台28に支持されたモータ8が固定配置されている。このモータ8の出力軸により構成されるか又はモータ8によって回転駆動される回転軸9が混和槽2内を延び、その回転軸9には、撹拌羽根11が設けられている。また混和槽2の底壁には注入管13が接続され、しかも混和槽2の側壁下部には汚泥入口14が形成されていると共に、混和槽2の側壁上部には汚泥出口15が形成されている。
【0013】
図1に示した汚泥フロック化装置1によってフロック化できる汚泥としては、例えば、下水処理物、養豚場から排出される廃水、食品加工排水、廃牛乳、水の加えられた廃豆腐などの有機系汚泥や、切削屑を含む切削油、メッキ廃液、インク廃液、顔料廃液、塗料廃液などの無機系汚泥が挙げられる。これら汚泥は、必要に応じて、水処理系にて水処理された後、図示していない計量装置によって計量され、後述する固液分離装置の処理能力に合った量の汚泥が、汚泥入口14から矢印Aで示すように混和槽2内に送り込まれる。この計量装置としては、例えば、前述の特許文献1及び2に記載された計量槽を用いることができる。また、かかる計量装置を用いる代わりに、図示していない定量ポンプによって、固液分離装置の処理能力に合った量の汚泥を混和槽2に送り込むこともできる。混和槽2に流入する汚泥の含液率は、例えば99重量%程度である。このように、混和槽2に送り込まれた汚泥に対して図1においては符号Sを付して示してある。
【0014】
また、必要に応じて、混和槽2に送り込まれる前の汚泥に、例えばポリ硫酸第2鉄より成る凝集促進剤を添加し、これらを撹拌して汚泥S中に微小な多数の固形分の塊を形成することもできる。凝集促進剤は、後述する凝集剤による汚泥のフロック化を促進する働きをなすものである。
【0015】
一方、混和槽2には、注入管13を通して、例えば高分子凝集剤より成る凝集剤が矢印Bで示すように供給される。このとき、モータ8の作動により、回転軸9と撹拌羽根11が回転しており、汚泥Sと凝集剤とが、回転する撹拌羽根11によって撹拌される。これにより、汚泥が凝集反応してフロック化される。このようにフロック化された汚泥は、汚泥出口15から流出し、導管16を通して図示していない固液分離装置に移送され、ここで固液分離処理される。この固液分離装置によって液体分を分離された後の汚泥の含液率は、例えば80乃至85重量%程度である。かかる固液分離装置としては、例えば特許文献2に記載された装置などを広く採用することができる。
【0016】
以上のように、本例の汚泥フロック化装置1は、汚泥が送り込まれると共に、凝集剤が供給される混和槽2と、この混和槽2内の汚泥Sと凝集剤を撹拌する撹拌羽根と、その撹拌羽根を駆動するモータ8とを具備している。また、本例の汚泥フロック化装置1においては、撹拌羽根が、回転軸9に取り付けられていて、その回転軸9は、モータ8の出力軸により構成されるか、又はモータ8により回転駆動される軸から構成される。
【0017】
ところで、先に説明したように混和槽2内の汚泥Sと凝集剤を撹拌してフロックを形成するとき、撹拌羽根11の回転速さを汚泥の性質に応じた適正な値に設定し、大きなフロックを効率よく形成する必要がある。撹拌羽根11の回転速さが速すぎても、また遅すぎても好ましくなく、汚泥の性質に合った適正な速さで撹拌羽根11を回転させることが好ましいのである。
【0018】
そこで、従来は、先にも説明したように、撹拌羽根を駆動するモータの回転数をインバータにより制御し、又は変速機付きのモータを用いてその回転数を制御して、撹拌羽根の回転数を汚泥の性質に合せて適正な値に調整していたが、インバータや変速機付きモータは高価であるため、これらを採用すると、汚泥フロック化装置のコストが上昇する。
【0019】
これに対し、本例の汚泥フロック化装置1においては、撹拌羽根11が、図2及び図3に示すように、回転軸9に例えば溶接によって固定された横バー17と、一対の羽根部材18,18Aと、横バー17よりも下方の位置で回転軸9に例えば溶接によって固定された支えバー19とを有している。図示した例では、横バー17と支えバー19は、回転軸9に対してほぼ直交する向きに水平に延びている。また、図3に示すように、横バー17には、回転軸9を中心とした左右の部分に、複数個ずつの貫通孔20,21,22;20A,21A,22Aが形成されている。また、各羽根部材18,18Aの上部23,23Aは、ほぼ逆U字状に曲折されていると共に、その各上部23,23Aに取付孔24,24Aが形成されている。
【0020】
ここで、図3及び図4に示すように、複数の貫通孔20,21,22のうちの1つの貫通孔、例えば回転軸9の半径方向最外方に位置する貫通孔20と羽根部材18の取付孔24が合致するように、羽根部材18の上部23を横バー17に掛合し、その貫通孔20と取付孔24にボルト25を挿通し、そのボルト25にナット26を螺着してこれを締め付けることにより、羽根部材18を横バー17に固定することができる。また、上記ボルト25とナット26を取り外した後、羽根部材18を、回転軸9の半径方向に内側に移動させ、羽根部材18の上部23に形成された取付孔24を、貫通孔21に合致させ、これらの孔21,24にボルト25を挿通し、そのボルト25にナット26を螺着して、これを締め付けることにより、羽根部材18を、図4に示した位置よりも、回転軸9の中心軸線Xに近い位置で横バー17に固定することができる。同様にして、ボルト25とナット26を取り外した後、羽根部材18をさらに中心軸線Xの側にずらし、取付孔24を横バー17の貫通孔22に合致させて、これらの孔24,22にボルト25を挿通し、これにナット26を螺着して締め付けることにより、羽根部材18を、より一層回転軸9の中心軸線Xに近い位置で、横バー17に固定することができる。他方の羽根部材18Aも全く同様に、ボルト25Aとナット26Aを用いて、横バー17の異なる各位置に選択的に固定することができる。図2は2つの羽根部材18,18Aを、回転軸9の中心軸線Xから最も離れた位置で、横バー17に固定したときの状態を示している。また、本例の汚泥フロック化装置1においては、各羽根部材18,18Aがいずれの位置において横バー17に固定されたときも、その羽根部材18,18Aは、ほぼ上下方向に垂直な姿勢で、横バー17に固定される。
【0021】
ここで、撹拌羽根11を駆動するモータ8として、変速機能を有しておらず、常にほぼ一定の回転数で回転する低コストなモータが用いられている。かかるモータ8が作動し、撹拌羽根11が図2及び図4に矢印Dで示した方向に回転したとき、撹拌羽根11の羽根部材18,18Aが横バー17に対して固定された位置によって、その羽根部材18,18Aの線速(周速)が異なる。すなわち、羽根部材18,18Aが回転軸9の中心軸線Xから大きく離れた位置に固定されている場合には、羽根部材18,18Aが中心軸線Xに近い位置で固定されている場合よりも、その羽根部材18,18Aの線速が速くなる。このため、モータ8の回転数は、常にほぼ一定ではあるが、処理すべき汚泥の性質に応じて、羽根部材18,18Aの取付位置を調整することによって、汚泥を効率よくフロック化し、大きなフロックを形成することができる。これにより、固液分離装置による固液分離効率を高めることができ、しかもモータ8のコストが低いため、汚泥フロック化装置1のコストを下げることができる。
【0022】
上述した例では、撹拌羽根11の構成要素のうちの羽根部材18,18Aだけを、回転軸9に対して、その半径方向に異なった位置に固定できるように構成したが、具体例を後に説明するように、撹拌羽根の全体を回転軸9の半径方向に異なった各位置に固定できるように構成することもできる。要は、撹拌羽根を、その少なくとも一部が、モータの出力軸により構成されるか又はそのモータによって回転駆動される回転軸に対して、該回転軸の半径方向に異なった各位置に選択的に固定され得るように構成するのである。
【0023】
その際、図1乃至図4に示した例のように、撹拌羽根11が、回転軸9に固定された横バー17と、該横バー17に対して、その回転軸9の半径方向に異なる各位置に選択的に、しかも着脱可能に固定される一対の羽根部材18,18Aとを有していて、各羽根部材18,18Aが、横バー17を介して回転軸9に固定されるように構成されていると、簡単な構成で、撹拌羽根11により大きなフロックを効率よく形成することができる。
【0024】
かかる構成を採用した場合、各羽根部材18,18Aの上部23,23Aは横バー17に固定されるが、各羽根部材18,18Aの下部の自由端側は横バー17に固定されることはない。このため、撹拌羽根11が図2及び図4に矢印Dで示した方向に回転したとき、羽根部材18,18Aの下部自由端側が不安定に振れ動くおそれがある。そこで、本例の撹拌羽根11には、前述のように、横バー17から、回転軸9の中心軸線Xの方向に離れた位置で該回転軸9に固定された支えバー19が設けられ、回転軸9の回転により撹拌羽根11が回転したとき、図2及び図4に示すように、支えバー19が羽根部材18,18Aの自由端側を支えるように構成されている。これにより、撹拌羽根11の回転時に各羽根部材18,18Aが激しく振れ動くことはなく、安定した状態で回転することができる。
【0025】
ここで、図2に示すように、各羽根部材18,18Aが横バー17に固定された位置P,PAを通り、かつ回転軸9の中心軸線Xに対して平行に延びる線L,LAを考えたとき、各羽根部材18,18Aはその各線L,LAに関して非対称な形状に形成されている。しかも、羽根部材18,18Aを、第1の姿勢と、その第1の姿勢から180°反転させたときの第2の姿勢のいずれの姿勢でも、横バー17に固定されるように構成されている。すなわち、羽根部材18が図4に示したように横バー17に固定されているときの羽根部材18の姿勢を第1の姿勢とし、かかる羽根部材18を横バー17から取り外した後、その羽根部材18の表裏を反転させたときの羽根部材18の姿勢を第2の姿勢とすると、図5に示すように、その羽根部材18を第2の姿勢でも、横バー17にボルト25とナットとによって固定することができるのである。その際、羽根部材18は線Lに対して非対称に形成されているので、羽根部材18が図4に示した第1の姿勢で横バー17に固定されたときと、図5に示した第2の姿勢で横バー17に固定されたときとでは、羽根部材18が回転駆動されたときに、これが汚泥Sに対して与える撹拌作用が相違する。従って、羽根部材18,18Aを第1の姿勢で横バー17に固定するか、又は第2の姿勢で横バー17に固定するかを選択することによって、汚泥の性質に一層合致した状態で羽根部材18,18Aを回転させることができ、より効率よく、汚泥をフロック化し、大きなフロックを形成することができる。
【0026】
次に、撹拌羽根の全体を、回転軸9に対して、その半径方向に異なった位置に固定できる汚泥フロック化装置の具体例を説明する。
【0027】
図6に示すように、撹拌羽根11を、ほぼ水平に配置される一対の羽根部材118,118Aによって構成する。各羽根部材118,118Aには、それぞれ複数の貫通孔120,121,122;120A,121A,122Aが形成され、回転軸9には取付孔27が形成されている。図6に示した状態では、一方の羽根部材118の貫通孔122と、他方の羽根部材118Aの貫通孔122Aを、回転軸9の取付孔27に整合させ、これらの孔にボルト25を挿通し、そのボルト25にナット26を螺着してこれを締め付けることにより、両羽根部材118,118Aを回転軸9に固定してある。これに対し、ボルト25とナット26を取り外した後、他の貫通孔121又は120;121A又は120Aを取付孔27に整合させ、これらの孔にボルト25を挿通し、そのボルト25にナット26を螺着して締め付けることにより、両羽根部材118,118Aを回転軸9に固定することもできる。このように、ボルト25を挿通する貫通孔を選択することによって、一対の羽根部材118,118A、すなわち撹拌羽根11の全体を、回転軸9に対して、その半径方向に異なった位置に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】汚泥フロック化装置の垂直断面図である。
【図2】回転軸と撹拌羽根を示す図である。
【図3】羽根部材を横バーから取り外した状態を示す斜視図である。
【図4】羽根部材を横バーに取り付けたときの様子を示す斜視図である。
【図5】羽根部材を第2の姿勢で横バーに取り付けたときの様子を示す図である。
【図6】撹拌羽根の他の例を示す水平断面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 汚泥フロック化装置
2 混和槽
8 モータ
9 回転軸
11 撹拌羽根
17 横バー
18,18A,118,118A 羽根部材
19 支えバー
L,LA 線
S 汚泥
X 中心軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
汚泥が送り込まれると共に、凝集剤が供給される混和槽と、該混和槽内の汚泥と凝集剤を撹拌する撹拌羽根と、該撹拌羽根を回転駆動するモータとを具備する汚泥フロック化装置において、前記撹拌羽根は、その少なくとも一部が、前記モータの出力軸により構成されるか又は該モータによって回転駆動される回転軸に対して、該回転軸の半径方向に異なった各位置に選択的に固定され得るように構成されていることを特徴とする汚泥フロック化装置。
【請求項2】
前記撹拌羽根は、前記回転軸に固定された横バーと、該横バーに対して、前記回転軸の半径方向に異なる各位置に選択的に、しかも着脱可能に固定される一対の羽根部材とを有している請求項1に記載の汚泥フロック化装置。
【請求項3】
前記撹拌羽根は、前記横バーから、前記回転軸の中心軸線方向に離れた位置で該回転軸に固定された支えバーを有し、回転軸の回転により撹拌羽根が回転したとき、前記支えバーが前記羽根部材の自由端側を支えるように構成されている請求項2に記載の汚泥フロック化装置。
【請求項4】
前記羽根部材は、該羽根部材が前記横バーに固定された位置を通り、かつ前記回転軸の中心軸線に対して平行に延びる線に関して、非対称な形状に形成され、かつ第1の姿勢と、該第1の姿勢から反転させた第2の姿勢のいずれの姿勢でも前記横バーに固定され得るように構成されている請求項2又は3に記載の汚泥フロック化装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−136860(P2006−136860A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−330713(P2004−330713)
【出願日】平成16年11月15日(2004.11.15)
【特許番号】特許第3640957号(P3640957)
【特許公報発行日】平成17年4月20日(2005.4.20)
【出願人】(591007022)アムコン株式会社 (28)
【Fターム(参考)】