説明

注出栓

【課題】注出筒から垂れた内容液を確実に除去して、蓋体の閉蓋時の液の飛散を防止するようにし、しかも、一度除去した内容液による液だれや液漏れを防止可能な注出栓を提供する。
【解決手段】キャップ7は、ノズル本体5に装着されるとともに、該ノズル本体5への装着状態にて注出筒3を貫通させる開口部40aが頂壁40に形成されたベース35と、該ベース35に着脱可能に配置され栓部6が設けられた蓋体37と、ベース35に対して蓋体37を回動可能に連結保持するヒンジ36とを有し、ベース35とノズル本体5との相互間に注出筒3の周りに延在する貯留空間44が形成され、ベース35は、開口部40aの周りで頂壁40に開口し、貯留空間44内につながる少なくとも1本のスリット46を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、注出筒から垂れた内容液が蓋体の閉蓋に起因して飛散するのを防止した注出栓に関するものである。
【背景技術】
【0002】
容器の口部に取着されるノズル本体と、このノズル本体に覆い被さる蓋体とからなり、これらのノズル本体と蓋体とをヒンジを介して連結してなる注出栓は従来より知られている。
【0003】
このような従来の注出栓では、蓋体を開放しヒンジの反対側(ヒンジに対向する側)を下に傾けて内容液を注出した後、ノズル本体の上面周縁に注出筒から垂れた内容液が残留し、蓋体を閉蓋した際、蓋体の環状壁の下面とノズル本体の上面との当接により、ノズル本体の上面周縁に残留した液が飛散するという問題がある。
【0004】
この問題に対し、特許文献1には、注出具本体の上面に突出部を形成することにより、キャップの下面と注出具本体の上面との直接の衝突を回避して、液の飛散を防止する注出具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第2534269号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載の注出具では、注出具本体の上面に突出部を形成して液の飛散を防止しているが、注出具本体の上面の隣接する突出部相互間には液が残り、特に、内容液の注出等のために容器を傾けた場合に、これらの突出部間に残留した液が漏れ出すという問題があった。
【0007】
この発明は、上記問題を解決することを課題とし、注出筒から垂れた内容液を確実に除去して、蓋体の閉蓋時の液の飛散を防止するようにし、しかも、一度除去した内容液による液だれや液漏れを防止可能な注出栓を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の注出栓は、容器内の内容液を注出する注出筒を有し、容器の口部に固定保持されるノズル本体と、このノズル本体に配置され、前記注出筒に嵌合して該注出筒を密閉状態に保持する栓体を有するキャップとを備え、前記キャップは、前記ノズル本体に装着されるとともに、該ノズル本体への装着状態にて前記注出筒を貫通させる開口部が頂壁に形成されたベースと、該ベースに着脱可能に配置され前記栓部が設けられた蓋体と、前記ベースに対して蓋体を回動可能に連結保持するヒンジとを有し、前記ベースと前記ノズル本体との相互間に前記注出筒の周りに延在する貯留空間が形成され、前記ベースは、前記開口部の周りで前記頂壁に開口し、前記貯留空間内につながる少なくとも1本のスリットを有することを特徴とするものである。
【0009】
かかる注出栓にあっては、キャップを開蓋し容器を傾けて内容液を注出した後、注出筒から垂れた内容液はその傾斜方向に流れるが、キャップには、ノズル本体との相互間に区画形成された貯留空間内へとつながるスリットが設けられているので、内容液の注出時に流れ出た内容液はスリットを通ってこの貯留空間内へ流入し収納される。そして、貯留空間はスリットによってのみ外部につながることから一度貯留空間内に収容された液は外部に漏れ出し難い。
【0010】
従って、この発明の注出栓によれば、注出筒から垂れた内容液を確実に除去して、閉蓋時の液の飛散を防止することができ、しかも、一度除去した内容液の液だれや液漏れを防止することができる。
【0011】
なお、この発明の注出栓にあっては、前記スリットに、前記貯留空間に流入した内容液の漏出を防止する逆流防止片を設けることが好ましい。
【0012】
さらに、この発明の注出栓にあっては、前記蓋体は、前記注出筒を密閉状態に保持した閉塞姿勢にて、前記スリットに適合して前記貯留空間を密閉する封止壁を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
この発明によれば、注出筒から垂れた内容液等を確実に除去して、閉蓋時の液の飛散を防止するようにし、しかも、一度除去した内容液による液だれや液漏れを防止可能な注出栓を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の一実施形態の注出栓を容器の口部に装着した状態にて、該容器の一部とともに示した縦断面図である。
【図2】図1の注出栓に適用されるキャップを示し、(a)は平面図、(b)はA−A線に沿う断面図である。
【図3】この発明の他の実施形態の注出栓を容器の口部に装着した状態にて、容器の一部とともに示した縦断面図である。
【図4】図3の注出栓を用いて実際に内溶液の注出を行う状態を示す注出栓付き容器の一部縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。ここに図1は、この発明の一実施形態の注出栓を容器の口部に装着した状態にて、該容器の一部とともに示した縦断面図であり、図2は、図1の注出栓に適用されるキャップを示し、(a)は平面図、(b)はA−A線に沿う断面図である。
【0016】
図1に示すように、注出栓1は、内容液として例えば液体洗剤や柔軟剤が収容される容器2内の内容液を注出する注出筒3を有し、容器2の口部2aに固定保持されるノズル本体5と、このノズル本体5に配置され、注出筒3に嵌合して注出筒3を密閉状態に保持する栓部6を備えたキャップ7とを備えている。
【0017】
ノズル本体5は、容器2の口部2aに螺合により装着される第1ノズル部材9と、この第1ノズル部材9に着脱自在に被せられた第2ノズル部材10とを有している。
【0018】
容器2は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂材料をブロー成形等によりボトル状に成形したものからなる。上記口部2aは、容器2の底部から筒状に起立した胴部の上端部に設けられている。また、口部2aの外周面には、第1ノズル部材9を螺合により装着するためのネジ2bが形成されている。
【0019】
第1ノズル部材9は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などの合成樹脂材料からなる。第1ノズル部材9は、容器2の口部2aの内側に配置された環状の底壁11と、この底壁11の内周縁部から上方に立ち上がって口部2aより突出する筒状のノズル13と、底壁11の外周縁部から上方に向かって立ち上がる内筒部15と、この内筒部15の上方に位置して第2ノズル部材10が着脱自在に装着される中間筒部17と、これら内筒部15及び中間筒部17の外側に位置して容器2の口部2aに着脱自在に装着される外筒部19と、を有している。
【0020】
底壁11は、注出時にノズル13を傾ける方向とは反対方向に下降するように傾斜して設けられている。また、この底壁11の最下端部には、ノズル13と内筒部15との間に溜まった液体を容器2内に戻すための戻し口11aが設けられている。なお、このような戻し口11aは、底壁11以外にもノズル13の基端部や内筒部15に設けることができる。
【0021】
内筒部15は、口部2aの内側に挿入される部分であり、ノズル13との間に環状の空隙を隔てて設けられている。中間筒部17は、この内筒部15の上端部から段差部20を経て口部2aよりも上方に向かって略円筒状に立ち上がり形成されている。また、中間筒部17の外周面には、第2ノズル部材10を螺合により着脱自在とするためのネジ17bが形成されている。外筒部19は、中間筒部17のネジ17bよりも下方に位置するフランジ部21を介して下方に向かって略円筒状に垂下されている。また、外筒部19の内周面には、上述した口部2aのネジ2bに螺合されるネジ19bが形成されている。これにより、第1ノズル部材9は、容器2の口部2aに対して着脱自在に装着することが可能となっている。
【0022】
第2ノズル部材10は、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などの合成樹脂材料からなる。この第2ノズル部材10は、第1ノズル部材9から取り外してノズル13から注出された内容液を計り取る計量部10aと、第1ノズル部材9に被せた状態のまま容器2に収容された内容液を注出する上述の注出筒3とを有している。
【0023】
計量部10aの底面部の一部を構成する第1底板部23の外縁部からは、第1底板部23を取り囲むように環状の外側筒部24が上方に向けて立設され、第1底板部23の内縁部からは内側筒部25が上方に向けて立設されている。第1底板部23の背面側には、外側筒部24との間に、後述するベース35における挿入片41aが差し込まれる窪みを形成する固定壁26が垂下される。また、外側筒部24の背面側は、後述するヒンジ36に関連した弾性反転片36aとの干渉を避けるため一部が切り欠かれている。内側筒部25の上面部は第2底板部28により閉塞している。これにより、第2底板部28の周りには、環状の収納凹部29が形成されている。また、第2ノズル部材10は、計量部10aの側面部を構成する内周壁30と、内周壁30の外側に位置して第1ノズル部材9に着脱自在に装着される外周壁31とを有している。
【0024】
内周壁30は、第1底板部23の下面からノズル13の周囲を囲むように垂下されている。外周壁31は、内周壁30の外周面の中途部に位置するフランジ部32を介して下方に向かって略円筒状に垂下されている。また、外周壁31の内周面には、上述した中間筒部17のネジ17bに螺合されるネジ31bが形成されている。これにより、第2ノズル部材10は、第1ノズル部材9に対して着脱自在に被せることが可能となっている。
【0025】
なお、第2ノズル部材10は、計量部10aによる計量を行い易くするため、透明であることが好ましく、内周壁30の側面部には、容量表示のための目盛り(図示省略)が設けられている。また、外周壁31の外周面には、この第2ノズル部材10を回す際の滑り止めとなる複数のローレット33が全周に亘って設けられている。
【0026】
第2底板部28にノズル13に対向して設けられた注出筒3は、ノズル13の先端部よりも小径であり、ノズル13の内側に位置するように配置されている。また、注出筒3の先端部内面は、キャップ7の栓部6が円滑に挿入されるよう先端に向けて内径が漸増するテーパー形状を有している。
【0027】
さらに、注出筒3は、ノズル13の中心から容器2を傾ける側に偏心して配置されている。この場合、第2ノズル部材10を第1ノズル部材9に被せた状態のまま容器2を傾けることによって、ノズル13から注出された内容液を注出筒3から速やかに注出させることができる。
【0028】
キャップ7は、第2ノズル部材10に装着され保持されるベース35と、該ベース35に着脱可能に配置され上記栓部6が設けられた蓋体37と、キャップ7の背面側に配置され、ベース35に対して蓋体37を回動可能に連結保持するヒンジ36とを有している。またキャップ7には、ヒンジ36に関連して弾性反転片36aが設けられている。ベース35は、第2ノズル部材10とは別体に形成されている。蓋体37は、頂板38の外周縁部から垂下した環状の封止壁39を有し、封止壁39の下端面は、閉蓋時にベース35の頂壁40の段差部40bに当接する。上記栓部6は、頂板38の下面に形成されている。
【0029】
ベース35は、第2ノズル部材10の上記環状凹部29内に嵌合により保持されている。具体的には、ベース35は、第2底板部28の上面部に配置される環状の頂壁40と、頂壁40の外周縁部において垂下保持された外周壁41と、外周壁41の内側で頂壁40に垂下保持された内周壁42とを有し、外周壁41は、第2ノズル部材10の外側筒部24の外周面と液密に嵌合し、内周壁42は、第2ノズル部材10の内側筒部25の外周面と液密に嵌合する。外周壁41の背面側には下方に向けて延びる挿入片41aが設けられ、該挿入片41aは、第2ノズル部材10の背面側で、固定壁26と外側筒部24とにより区画形成される上記窪み内に挿入され、そこに液密に固定保持される(図1参照)。これにより、ベース35と第2ノズル部材10との間、より具体的には、ベース35の頂壁40、外周壁41及び内周壁42と第2ノズル部材10の第1底板部23との間には環状の貯留空間44が区画形成される。ベース35の頂壁40には、注出筒3を外部に臨ませるよう貫通させる開口部40aが設けられている。
【0030】
図2に示すように、ベース35の頂壁40の正面側(ヒンジ36に対向する側)には、上記開口部40aの周りで円弧状に開口するスリット46が少なくとも1本(ここでは1本)設けられている。具体的には、スリット46は、頂壁40の外周部に設けられた段差部40bに設けられている。スリット46は、キャップ7とノズル本体5との相互間に形成された貯留空間44につながり、注出筒3を介した内容液の注出時に注出筒3から垂れてベース35の頂壁40を伝って流れ出た内溶液を上記貯留空間44に流入させるものである。スリット46は、蓋体37の封止壁39の下端部に対向して設けられており、該下端部は、注出筒3を密閉状態に保持した閉塞姿勢(蓋体37の閉蓋状態)にて、スリット46に適合して貯留空間44を密封する。
【0031】
以上のような注出栓1を装着した容器2を用いて内容液の注出を行う場合には、蓋体37を閉じた第2ノズル部材10を第1ノズル部材9から取り外し、容器2を傾けてノズル13から内容液を注出し、第2ノズル部材10の計量部10aにて計量することができる(図示省略)。
【0032】
一方、この注出栓1を装着した容器2では、第2ノズル部材10を第1ノズル部材9に被せた状態のまま蓋体37を開き、容器2を傾けることによって、ノズル13から注出された内容液を注出筒3から注出することができる(図4参照)。
【0033】
そして、かかる注出栓1にあっては、蓋体37を開放しヒンジ36に対向する側(正面側)を下に向けて傾けて内容液を注出した後、注出筒3から垂れた内容液はベース35の頂壁40上を伝って正面側に向けて流れ出すが、頂壁40には、ベース35とノズル本体5との相互間に区画形成された貯留空間44内へとつながるスリット46が設けられているので、流れた液はスリット46を通って上記貯留空間44内へと収納される。そして、貯留空間44はスリット46によってのみ外部につながることから一度貯留空間44内に収容された液は外部に漏れ出し難くなっている。
【0034】
従って、この発明の注出栓1によれば、注出筒3から垂れた内容液を確実に除去して、蓋体37の閉蓋時の液の飛散を防止することができ、しかも、一度除去した内容液の液だれや液漏れを防止することができる。
【0035】
また、この実施形態の注出栓1によれば、蓋体37に、注出筒3を密閉状態に保持した閉塞姿勢にてスリット46に適合して貯留空間44を密封する封止壁を設けたことから、蓋体37の閉蓋時において貯留空間44内に流入した内溶液の漏出を防止することができる。
【0036】
次いで、この発明の他の実施形態について図3及び4を参照して説明する。ここに図3はこの発明の他の実施形態の注出栓を容器の口部に装着した状態にて、容器の一部とともに示した縦断面図であり、図4は、図3の注出栓を用いて実際に内溶液の注出を行う状態を示す縦断面図である。なお、図1及び2に示した実施形態と同様の構成部材には同一の符号を付しその説明を省略する。
【0037】
図3に示すように、この注出栓1では、スリット46に、ベース35と第2ノズル部材10との相互間に形成された貯留空間44に流入した内容液の漏出を防止する薄肉の逆流防止片48が設けられている。逆流防止片48は、スリット46の、容器2を傾ける方の側面に下方に傾斜して突設されている。これによれば、図4に示すように容器2を傾斜させてもこの逆流防止片48によって、貯留空間44内に収納された液が塞き止められるので、貯留空間44内からの液の漏出をより一層確実に防止することができる。
【0038】
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば、図示例ではスリットは1本として説明したが2本以上設けても良く、この場合、複数のスリットを円弧状に間欠的に配置しても良い。さらに、上記実施形態では、ノズル本体は、第1ノズル部材及び第2ノズル部材からなると説明したが、第1ノズル部材は省略しても良く、この場合、第2ノズル部材を直接容器の口部に装着可能に構成しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0039】
かくしてこの発明の注出栓によれば、注出筒から垂れた内容液を確実に除去して、閉蓋時の液の飛散を防止するようにし、しかも、一度除去した内容液の液だれや液漏れを防止することのできる注出栓を提供することが可能となる。
【符号の説明】
【0040】
1 注出栓
2 容器
3 注出筒
5 ノズル本体
6 栓部
7 キャップ
9 第1ノズル部材
10 第2ノズル部材
35 ベース
36 ヒンジ
37 蓋体
39 封止壁
40 頂壁
40a 開口部
44 貯留空間
46 スリット
48 逆流防止片

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器内の内容液を注出する注出筒を有し、容器の口部に固定保持されるノズル本体と、このノズル本体に配置され、前記注出筒に嵌合して該注出筒を密閉状態に保持する栓部を有するキャップとを備え、
前記キャップは、前記ノズル本体に装着されるとともに、該ノズル本体への装着状態にて前記注出筒を貫通させる開口部が頂壁に形成されたベースと、該ベースに着脱可能に配置され前記栓部が設けられた蓋体と、前記ベースに対して蓋体を回動可能に連結保持するヒンジとを有し、
前記ベースと前記ノズル本体との相互間に前記注出筒の周りに延在する貯留空間が形成され、
前記ベースは、前記開口部の周りで前記頂壁に開口し、前記貯留空間内につながる少なくとも1本のスリットを有することを特徴とする注出栓。
【請求項2】
前記スリットに、前記貯留空間に流入した内容液の漏出を防止する逆流防止片を設けた、請求項1に記載の注出栓。
【請求項3】
前記蓋体は、前記注出筒を密閉状態に保持した閉塞姿勢にて、前記スリットに適合して前記貯留空間を密閉する封止壁を有する、請求項1又は2に記載の注出栓。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2011−93578(P2011−93578A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−250462(P2009−250462)
【出願日】平成21年10月30日(2009.10.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【出願人】(000006769)ライオン株式会社 (1,816)
【Fターム(参考)】