説明

流体圧送、熱交換、熱検知および伝導率検知用システム、器具および方法

【課題】圧送されている流体に低せん断力および乱流を付与するポンプを提供すること。
【解決手段】往復容積式ポンプは、半球状である堅固なチャンバ壁と、可撓膜および堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように堅固なチャンバ壁に取り付けられた可撓膜と、堅固なチャンバ壁を通過して圧送チャンバへ流入する流れを堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向に方向づける入口と、堅固なチャンバ壁を通過して圧送チャンバから流出する流れを堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向に方向づける出口とを備える。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
半球状である堅固なチャンバ壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた前記可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを、前記堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向に方向づける入口;および
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを、前記堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向に方向づける出口
を備える、往復容積式ポンプ。
【請求項2】
半球状である堅固なチャンバ壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた前記可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを、前記圧送チャンバへ流入する低せん断流を供給する方向に方向づける入口;および
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを、前記圧送チャンバから流出する低せん断流を供給する方向に方向づける出口
を備える、往復容積式ポンプ。
【請求項3】
半回転楕円体状である堅固なチャンバ壁であって、周囲を有する前記壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記壁の周囲に取り付けられた前記可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを方向づける入口;および
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを方向づける出口であって、前記壁の周囲から離間している出口
を備え、前記膜がシリコーン製である往復容積式ポンプ。
【請求項4】
半回転楕円体状である堅固なチャンバ壁であって、周囲を有する前記壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記壁の周囲に取り付けられた前記可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを方向づける入口;および
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを方向づける出口であって、前記壁の周囲から離間している出口
を備え、前記膜が最小圧送チャンバ容積位置にあるときに前記膜の中央部分を前記堅固なチャンバ壁から離間させるバンプを前記膜が含む、往復容積式ポンプ。
【請求項5】
前記堅固なチャンバ壁が周囲を有し、前記可撓膜が前記壁の周囲に取り付けられている、請求項1または2のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項6】
前記堅固なチャンバ壁が周囲を有し、前記出口が前記周囲から離間している、請求項1または2のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項7】
前記膜がシリコーン製である、請求項1、2または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項8】
前記膜が高伸長シリコーン製である、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項9】
前記膜が最小圧送チャンバ容積位置にあるときに前記膜の中央部分を前記堅固なチャンバ壁から離間させるバンプを前記膜が含む、請求項1、2または3のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項10】
前記出口に向かう循環流体流を前記圧送チャンバ内に生成するように前記入口が配向され、前記圧送チャンバから流出するように方向づけられた流れが前記循環流から層状に剥離するように前記出口が配向されている、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項11】
前記膜の動きを制限し前記圧送チャンバの最大容積を制限する堅固な制限構造を更に含み、前記可撓膜および前記堅固な制限構造が作動チャンバを規定する、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項12】
前記作動チャンバが加圧された制御流体によって作動するようになされ、前記堅固な制限構造が一体型作動ポートを含む、請求項11に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項13】
前記堅固なチャンバ壁および前記堅固な制限構造が相互接続されている、請求項11に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項14】
前記堅固なチャンバ壁および前記堅固な制限構造は、超音波溶着によって相互接続されている、請求項13に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項15】
前記膜が前記堅固なチャンバ壁と前記堅固な制限構造との間の所定位置に保持される、請求項13に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項16】
前記圧送チャンバが最大容積のときに、前記堅固なチャンバ壁と、前記堅固な制限構造に押し当てられた前記可撓膜とが球状容積として前記圧送チャンバを規定するように、前記堅固な制限構造が前記可撓膜の動きを制限する、請求項11に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項17】
前記堅固な制限構造が、前記圧送チャンバが最小容積のときに前記可撓膜と共に球状の作動チャンバを規定する半球状制限壁である、請求項16に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項18】
正圧または負圧を間欠的に前記作動チャンバに供給する作動システムを更に含む、請求項11に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項19】
前記作動システムが、
正圧または負圧の制御流体を内包する貯留器;および
前記作動チャンバと前記貯留器との間の制御流体の流れを制御する動弁機構
を含む、請求項18に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項20】
前記動弁機構が、
2値のオンオフ弁;および
可変絞り弁
の一方を含む、請求項19に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項21】
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記動弁機構を制御する制御器
を更に含む、請求項19に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項22】
前記制御器が、前記動弁機構をディザリングさせ、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報から、いつストロークが終了したかを判定する、請求項21に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項23】
前記制御器が、ストロークの開始時および終了時のそれぞれにおいて前記可撓膜を前記堅固なチャンバ壁または前記堅固な制限構造に到達させるために前記動弁機構を制御し、
前記制御器が、ストローク数に基づいて前記ポンプを通過する流れの量を判定する、請求項22に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項24】
前記制御器が、異常な流れの状態を検出するために、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を1ストローク期間に亘って積分する、請求項21に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項25】
前記貯留器内の気体の圧力を測定する貯留器圧力トランスデューサを更に含み、
前記制御器が、前記貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信する、請求項21に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項26】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサおよび貯留器圧力トランスデューサのどちらかが誤動作しているかどうか判定するためにこれら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項25に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項27】
正圧と負圧を交互に前記作動チャンバに供給する作動システムを更に含む、請求項11に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項28】
前記作動システムが、
正圧貯留器;
負圧貯留器;および
前記作動チャンバと前記貯留器のそれぞれとの間の制御流体の流れを制御する動弁機構
を含む、請求項27に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項29】
前記動弁機構が、
それぞれ2値のオンオフ弁と可変絞り弁の一方であって、前記作動チャンバと前記正圧貯留器および負圧貯留器との間の制御流体の流れを制御する別々の正供給弁および負供給弁;および
前記作動チャンバと正圧貯留器および負圧貯留器との間の制御流体の流れを制御する三方向供給弁
の一方を含む、請求項28に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項30】
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記動弁機構を制御する制御器
を更に含む、請求項28に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項31】
前記制御器が、前記動弁機構をディザリングさせ、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報から、いつストロークが終了したかを判定する、請求項30に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項32】
前記制御器が、ストロークの開始時および終了時のそれぞれにおいて前記可撓膜を前記堅固なチャンバ壁または前記堅固な制限構造に到達させるために前記動弁機構を制御し、
前記制御器が、ストローク数に基づいて前記ポンプを通過する流れの量を判定する、請求項31に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項33】
前記制御器が、異常な流れの状態を検出するために、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を1ストローク期間に亘って積分する、請求項30に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項34】
前記正圧貯留器の圧力を測定する正圧貯留器圧力トランスデューサ;および
前記負圧貯留器の圧力を測定する負圧貯留器圧力トランスデューサを更に含み、
前記制御器が前記正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信する、請求項30に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項35】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサ、正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサのいずれかが誤動作しているかどうかを判定するために、これら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項34に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項36】
流れが前記入口を通って前記圧送チャンバから流出することを防止する入口弁、および流れが前記出口を通って前記圧送チャンバに流入することを防止する出口弁を更に含む、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項37】
前記入口弁および前記出口弁が受動逆止弁である、請求項36に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項38】
前記入口弁および前記出口弁がアクティブ制御弁である、請求項36に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項39】
前記ポンプが液体を圧送するようになされている、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項40】
前記ポンプが生体液体を圧送するようになされている、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項41】
前記ポンプが血液を圧送するようになされている、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項42】
前記ポンプが加温血液を圧送するようになされている、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項43】
前記圧送チャンバに流体連通するパージポートであって、前記圧送チャンバからの空気の放出を可能にするパージポート
を更に備える、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項44】
前記圧送チャンバと流体連通する二次入口であって、前記圧送チャンバへの二次流体の導入を可能にする二次入口
を更に備える、請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項45】
前記二次入口が、
ルアーポート;
注射器ポート;および
中空の注射針
のうちの1つを備える、請求項44に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項46】
前記二次流体が、
医療用溶液;
化学溶液;
希釈液;
血液希釈剤;および
抗凝血剤
のうちの1つを含む、請求項44に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項47】
前記いずれかの請求項に記載の往復容積式ポンプの対;
両ポンプの入口に連結された入口管;および
両ポンプの出口に連結された出口管
を備える、圧送用システム。
【請求項48】
前記対の往復容積式ポンプが、前記入口および出口管を通じて様々な流れパターンを供給するため、前記ポンプの独立動作が可能なように構成されている、請求項47に記載のシステム。
【請求項49】
前記ポンプが気体圧式または流体圧式に作動され、前記システムが各ポンプ用に独立した作動ポートを含む、請求項48に記載のシステム。
【請求項50】
前記ポンプが気体圧式または流体圧式に作動され、前記システムが、両ポンプ用の単一の作動ポートを含む、請求項47に記載のシステム。
【請求項51】
生体液を圧送するシステムであって、
前記生体液用の入口管、
前記生体液用の出口管、および
第1および第2の回転楕円体状ポンプポッドであって、それぞれ、
半球状である堅固なチャンバ壁、
半球状である堅固な作動壁、
可撓膜と前記チャンバ壁が圧送チャンバを規定すると共に前記可撓膜と前記作動壁が作動チャンバを規定するように前記チャンバ壁および前記作動壁に取り付けられた前記可撓膜、
前記入口管から前記圧送チャンバへ流入する流れを許容するが、前記圧送チャンバを流出して前記入口管へ流入する流れを防止する入口弁、
前記圧送チャンバから前記出口管へ流入する流れを許容するが、前記出口管から前記圧送チャンバへ流入する流れを防止する出口弁、および
前記作動チャンバとの流体連通を提供する作動ポートを含むポンプポッド
を含む使い捨てユニット;ならびに
前記使い捨てユニットを受容し保持する容器手段、および
前記作動ポートのそれぞれに正圧または負圧下で制御流体を供給する作動システム
を含むベースユニット
を備える、システム。
【請求項52】
前記第1および第2のポンプポッドが互いに強固に取り付けられ、前記容器手段が前記第1および第2のポンプポッドを一工程で受容する手段を含む、請求項51に記載のシステム。
【請求項53】
前記ベースユニットが、
第1のポンプポッドの作動ポートに供給される前記制御流体の圧力と前記第2のポンプポッドの作動ポートに供給される前記制御流体の圧力をそれぞれ測定する第1および第2の圧力トランスデューサ;および
前記第1および第2の圧力トランスデューサから圧力情報を受信し前記作動システムを制御する制御器
を更に含む、請求項51または52のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項54】
前記制御器が、一方のポンプポッドの圧送チャンバが実質的に一杯のときに他方のポンプポッドの圧送チャンバが実質的に空になるように、前記作動システムに前記ポンプポッドを互いに位相をずらして作動させる、請求項53に記載のシステム。
【請求項55】
生体液を圧送するシステムに用いる使い捨てユニットであって、
前記生体液用の入口管;
前記生体液用の出口管;および
第1および第2の回転楕円体状ポンプポッドであって、それぞれ、
半球状である堅固なチャンバ壁;
半球状である堅固な作動壁;
可撓膜と前記チャンバ壁が圧送チャンバを規定すると共に前記可撓膜と前記作動壁が作動チャンバを規定するように前記チャンバ壁および前記作動壁に取り付けられた前記可撓膜、
前記入口管から前記圧送チャンバへ流入する流れを許容するが、前記圧送チャンバから流出して前記入口管へ流入する流れを防止する入口弁、
前記圧送チャンバから前記出口管へ流入する流れを許容するが、前記出口管から前記圧送チャンバへ流入する流れを防止する出口弁、および
前記作動チャンバとの流体連通を提供する作動ポートを含むポンプポッド
を備える、使い捨てユニット。
【請求項56】
各ポンプポッドが、
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを、前記圧送チャンバへ流入する低せん断流を供給する方向に方向づける入口;および
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを、前記圧送チャンバから流出する低せん断流を供給する方向に方向づける出口
を含む、請求項55に記載の使い捨てユニット。
【請求項57】
各ポンプポッドが、
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを、前記堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向に方向づける入口;および
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを、前記堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向に方向づける出口を含む、請求項56に記載の使い捨てユニット。
【請求項58】
第1および第2の回転楕円体状ポンプポッドと流体連通する熱交換器構成部品であって、前記生体液を加温する熱交換器に受容されるようになされている熱交換器構成部品を更に含む、請求項55から57のいずれか一項に記載の使い捨てユニット。
【請求項59】
前記熱交換器構成部品が流体路を規定する可撓性のバッグを含む、請求項58に記載の使い捨てユニット。
【請求項60】
生体液を圧送するシステムであって、
前記生体液用の入口管、
前記生体液用の出口管、および
それぞれ各ストローク中に或る拍出量を送出可能な第1および第2のポンプポッドであって、それぞれ
ポンプチャンバを囲む堅固なポッド壁、
前記ポンプチャンバに隣接する往復部材、
前記入口管から前記圧送チャンバへ流入する流れを許容するが、前記圧送チャンバから流出して前記入口管へ流入する流れを防止する入口弁、
前記圧送チャンバから前記出口管へ流入する流れを許容するが、前記出口管から前記圧送チャンバへ流入する流れを防止する出口弁、および
前記堅固なポッド壁によって規定された作動ポートを有するポンプポッド
を含む使い捨てユニット;ならびに
前記使い捨てユニットを受容し保持する容器手段、および
前記作動ポートのそれぞれに正圧または負圧下で制御流体を供給する作動システム
を含むベースユニット
を備え、前記ベースユニットが、拍出量の異なるポッドポンプを有する使い捨てユニットを受容し保持することができる、システム。
【請求項61】
生体液を圧送するベースユニットであって、前記ベースユニットが、
使い捨てユニットを受容し保持する容器手段、および制御流体を正圧または負圧下で前記使い捨てユニットに供給する作動システムを備え、
前記ベースユニットが、拍出量の異なるポッドポンプを有する使い捨てユニットを受容し保持することができ、
前記使い捨てユニットが、それぞれ各ストローク中に或る拍出量を送出可能な第1および第2のポンプポッドを含み、各ポンプポッドは、
ポンプチャンバを囲む堅固なポッド壁、および
前記堅固なポッド壁によって規定され、前記作動システムと前記往復部材との間の流体連通を許容する作動ポート
を有する、ベースユニット。
【請求項62】
流体を圧送チャンバに引き込むまたは流体を圧送チャンバから押し出す手段;
前記圧送チャンバを通過する流量を判定する手段;および
前記流量を達成するために必要な仕事量を判定し、前記仕事量が異常な流れの状態を示した場合に警告を発する制御器
を備える、ポンプ。
【請求項63】
堅固なチャンバ壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた前記可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを方向づける入口;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを方向づける出口;
前記膜の動きを制限し前記圧送チャンバの最大容積を制限する堅固な制限壁であって、前記可撓膜および前記堅固な制限壁が作動チャンバを形成し、前記堅固なチャンバ壁および前記堅固な制限壁がストロークを通じて前記可撓膜の動きに物理的制限を与える制限壁;
正圧または負圧を間欠的に前記作動チャンバに供給する作動システム;
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、ストロークの開始時および終了時に前記可撓膜を前記物理的制限に到達させるために前記作動システムを制御する制御器を備え、
前記制御器が、ストローク数に基づいて前記ポンプを通過する流れの量を判定し、
前記制御器が、異常な流れの状態を検出するために前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を1ストローク期間に亘って積分する、往復容積式ポンプ。
【請求項64】
前記作動システムが、正圧と負圧を交互に前記作動チャンバに供給する、請求項63に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項65】
前記気体圧式作動システムが、
正圧貯留器;
負圧貯留器;および
前記作動チャンバと前記貯留器のそれぞれとの間の制御流体の流れを制御する動弁機構
を含む、請求項64に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項66】
前記正圧貯留器の圧力を測定する正圧貯留器圧力トランスデューサ、および
前記負圧貯留器の圧力を測定する負圧貯留器圧力トランスデューサを更に含み、
前記制御器が、前記正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信する、請求項65に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項67】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサ、正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサのいずれかが誤動作しているかどうかを判定するために、これら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項66に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項68】
前記作動システムが、
正圧または負圧の制御流体を内包する貯留器;および
前記作動チャンバと前記貯留器との間の制御流体の流れを制御する動弁機構を含む、請求項63に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項69】
前記貯留器内の制御流体の圧力を測定する貯留器圧力トランスデューサを更に含み、
前記制御器が、前記貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信する、請求項68に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項70】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサおよび貯留器圧力トランスデューサのどちらかが誤動作しているかどうか判定するためにこれら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項69に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項71】
前記制御器が、動弁機構をディザリングさせ、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報から、いつストロークが終了したかを判定する、請求項65または68のいずれか一項に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項72】
前記ポンプから流出する流れを防止する入口弁および前記ポンプへ流入する流れを防止する出口弁を更に含む、請求項63に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項73】
前記ポンプが液体を圧送するようになされている、請求項63に記載の往復容積式ポンプ。
【請求項74】
流体を圧送チャンバに引き込むこと、および流体を圧送チャンバから押し出すことの少なくとも一方によって前記圧送チャンバを通して流体を圧送すること;
前記圧送チャンバを通過する流量を判定すること;
前記流量を達成するために必要な仕事量を判定すること;および
前記流量に関する前記仕事量が異常な流れの状態を示した場合に警告を発すること
を備える、流れを制御する方法。
【請求項75】
前記流体を圧送すること、前記流量を判定すること、および前記仕事量を判定することが、
堅固なチャンバ壁と、可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が前記圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた前記可撓膜とを提供すること;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを方向づける入口および前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを方向づける出口を提供すること;
前記膜の動きを制限し前記圧送チャンバの最大容積を制限する堅固な制限壁であって、前記可撓膜および前記堅固な制限壁が作動チャンバを形成し、前記堅固なチャンバ壁および前記堅固な制限壁がストロークを通じて前記可撓膜の動きに物理的制限を与える前記制限壁を提供すること;
正圧または負圧を間欠的に前記作動チャンバに供給する作動システムを提供すること;
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサを提供すること;
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信すること;
ストロークの開始時および終了時に前記可撓膜を前記物理的制限に到達させるために前記作動システムを制御すること;
ストローク数に基づいて前記ポンプを通過する流れの量を判定すること;および
異常な流れの状態を検出するために、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を1ストローク期間に亘って積分することを備える、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
圧送チャンバに面している第1の面と作動チャンバに面している第2の面を有する往復部材;
前記圧送チャンバへ流入する流れを方向づける入口;
前記圧送チャンバから流出する流れを方向づける出口;
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;
正圧または負圧を間欠的に前記作動チャンバに供給する作動システムであって、
正圧または負圧下で制御流体を内包する貯留器、
前記作動チャンバと前記貯留器との間の制御流体の流れを制御する動弁機構、および
前記貯留器内の前記制御流体の圧力を測定する貯留器圧力トランスデューサ
を含む作動システム;ならびに
前記往復部材を動かすために前記作動システムを制御し、前記作動チャンバ圧力トランスデューサおよび貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記圧力トランスデューサのどちらかが誤動作しているかどうか判定するために前記圧力情報を比較する制御器
を備える、往復容積式ポンプ。
【請求項77】
前記貯留器の圧力があらかじめ設定した限界を超えることがないよう、前記制御器が前記貯留器の圧力を制御する、請求項76に記載のポンプ。
【請求項78】
堅固なチャンバ壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた前記可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流れを方向づける入口;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流れを方向づける出口;
前記可撓膜および堅固な制限壁が作動チャンバを形成する堅固な作動壁;
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;
正圧と負圧を交互に前記作動チャンバに供給する作動システムであって、
正圧貯留器、
負圧貯留器、
前記作動チャンバと前記貯留器のそれぞれとの間の制御流体の流れを制御する動弁機構、
前記正圧貯留器の圧力を測定する正圧貯留器圧力トランスデューサ、および
前記負圧貯留器の圧力を測定する負圧貯留器圧力トランスデューサ
を含む作動システム;ならびに
前記可撓膜を動かすために前記作動システムを制御し、前記作動チャンバ圧力トランスデューサ、正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記圧力トランスデューサのいずれかが誤動作しているかどうか判定するために前記圧力情報を比較する制御器
を備える、往復容積式ポンプ。
【請求項79】
複数の弁を内包する弁カセットであって、各弁が動弁チャンバおよび作動チャンバを含み、各弁が前記作動チャンバ内の制御流体によって作動可能である弁カセット;
ベースユニットからの制御流体との流体連通を提供する複数の流体インターフェースポートを有する制御カセット;および
前記弁カセットと前記制御カセットの間に伸びる複数のチューブであって、前記ベースユニットが1つの流体インターフェースポート内の制御流体を加圧することによって1つの弁を作動できるように、それぞれ1つの流体インターフェースポートと少なくとも1つの作動チャンバとの間の流体連通を提供するチューブを含む、動弁システム。
【請求項80】
前記弁カセットが制御流体によって作動可能なポンプを含み、前記複数のチューブが、前記ベースユニットが1つの流体インターフェースポート内の制御流体を加圧することによって前記ポンプを作動できるように、1つの流体インターフェースポートと前記弁との間の流体連通を提供する1本のチューブを含む、請求項79に記載の動弁システム。
【請求項81】
複数のポンプを内包するポンプカセットであって、各ポンプが圧送チャンバおよび作動チャンバを含み、各ポンプが前記作動チャンバ内の制御流体によって作動可能であるポンプカセット;
ベースユニットからの制御流体との流体連通を提供する複数の流体インターフェースポートを有する制御カセット;および
前記ポンプカセットと前記制御カセットの間に伸びる複数のチューブであって、前記ベースユニットが1つの流体インターフェースポート内の制御流体を加圧することによって1つのポンプを作動できるように、それぞれ1つの流体インターフェースポートと少なくとも1つの作動チャンバとの間の流体連通を提供するチューブを含む、圧送システム。
【請求項82】
前記ポンプカセットが制御流体によって作動可能である弁を含み、前記複数のチューブが、前記ベースユニットが1つの流体インターフェースポート内の制御流体を加圧することによって前記弁を作動できるように、1つの流体インターフェースポートと前記弁との間の流体連通を提供する1本のチューブを含む、請求項81に記載の圧送システム。
【請求項83】
往復容積式ポンプに使用するダイヤフラムであって、円形の周縁、および前記周縁に取り付けられたあらかじめ形成された半回転楕円体状である膜を有するダイヤフラム。
【請求項84】
前記膜がポンプチャンバ側に隆起構造の構成を含む、請求項83に記載のダイヤフラム。
【請求項85】
往復容積式ポンプに使用するダイヤフラムであって、周縁、および前記周縁に取り付けられた膜を有し、前記膜がポンプチャンバ側に隆起構造の構成を含むダイヤフラム。
【請求項86】
前記隆起構造が隆起したバンプを含む、請求項84または85のいずれか一項に記載のダイヤフラム。
【請求項87】
前記隆起構造が前記周縁から離れたところに位置している、請求項86に記載のダイヤフラム。
【請求項88】
前記周縁がポンプチャンバ壁と作動チャンバ壁の少なくとも一方と相互接続するようになされている、請求項83または85のいずれか一項に記載のダイヤフラム。
【請求項89】
前記周縁および前記膜がシリコーン製である、請求項83または85のいずれか一項に記載のダイヤフラム。
【請求項90】
前記周縁および前記膜が高伸長シリコーン製である、請求項89に記載のダイヤフラム。
【請求項91】
前記周縁および前記膜が一体である、請求項83または85のいずれか一項に記載のダイヤフラム。
【請求項92】
ポンプポッドを動作させる作動システムであって、ポンプ容積の異なるポンプポッドとの相互接続のための標準化された作動インターフェースを含む作動システム;
前記ポンプポッドの作動チャンバ内の圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから受信した圧力情報に基づいて前記ポンプポッドを動作させるために前記作動システムを制御する制御器を備えることによって、ポンプポッドの動作がポンプ容積と無関係である圧送システム。
【請求項93】
ポンプポッドを動作させる作動システムであって、ストローク長の異なるポンプポッドとの相互接続のための標準化された作動インターフェースを含む作動システム;
前記ポンプポッドの作動チャンバ内の圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから受信した圧力情報に基づいて前記ポンプポッドを動作させるために前記作動システムを制御する制御器
を備えることによって、ポンプポッドの動作がストローク長と無関係である圧送システム。
【請求項94】
内部チャンバを規定する、3部品でできているハウジングであって、作動チャンバ壁に連結された、2部品でできている圧送チャンバ壁を有するハウジング;および
前記内部チャンバ内の前記ハウジングに固定されたダイヤフラムであって、前記内部チャンバを圧送チャンバと作動チャンバに分割するダイヤフラム
を備え、前記ハウジングが前記作動チャンバと流体連通する第1のポートと、前記圧送チャンバと流体連通する少なくとも1つの第2のポートを含む、ポッドポンプ。
【請求項95】
前記ハウジングの3つの部品が超音波溶着によって相互接続される、請求項94に記載のポッドポンプ。
【請求項96】
前記圧送チャンバ壁の2つの部品の間に固定された、第2のポートそれぞれ用の弁を更に含む、請求項94に記載のポッドポンプ。
【請求項97】
内部チャンバを規定するハウジング;および
前記内部チャンバ内の前記ハウジングに固定されたダイヤフラムであって、前記内部チャンバを圧送チャンバと作動チャンバとに分割するダイヤフラムを備え、前記ハウジングが流体入口および流体出口の両方として使用するための前記圧送チャンバと連通する単一のポートを含む、ポッドポンプ。
【請求項98】
内部チャンバを規定するハウジング;
前記内部チャンバ内の前記ハウジングに固定されたダイヤフラムであって、前記内部チャンバを圧送チャンバと作動チャンバとに分割するダイヤフラム;および
前記作動チャンバ内に配設され、前記ダイヤフラムの運動を制限すること、前記ダイヤフラムの移動を鈍らせること、前記作動チャンバに流入するまたは前記作動チャンバから流出する流体をろ過すること、前記ポッドポンプの音または振動を弱めること、および前記圧送チャンバ内の流体に対して流体管理システム測定を実行することの少なくとも1つを行う構成部品を備える、ポッドポンプ。
【請求項99】
プローブハウジング;
検知端およびコネクタ端を有する、前記プローブハウジング内の熱センサ;
前記熱センサの前記検知端に熱的に結合され、前記プローブハウジングに取り付けられたプローブ先端であって、サーモウェルの内面と熱的結合するようになされたプローブ先端;および
前記熱センサの前記コネクタ端に接続された少なくとも2本のリード線を備えることによって、熱エネルギーが前記サーモウェルから前記熱センサへ伝達されるとともに、前記リード線を通して温度情報が伝送される、検知プローブ。
【請求項100】
前記プローブハウジング、前記熱センサおよび前記プローブ先端のうちの1つに取り付けられた、伝導率検知を可能にする第3のリード線を更に備える、請求項99に記載の検知プローブ。
【請求項101】
前記プローブ先端と前記プローブハウジングとの間にウレタン樹脂を更に備える、請求項99に記載の検知プローブ。
【請求項102】
サーモウェルの内面と熱的結合するようになされたプローブ先端を有するプローブハウジング;
検知端およびコネクタ端を有する、前記ハウジング内の熱センサであって、前記検知端が前記プローブ先端に熱的に結合された熱センサ;および
少なくとも3本のリード線を備え、
前記リード線が電気信号を伝達することによって前記信号が温度および伝導率を判定するのに用いられる、検知プローブ。
【請求項103】
前記熱センサと前記プローブ先端との間に熱エポキシを更に備える、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項104】
前記プローブ先端が銅である、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項105】
前記プローブ先端が鋼である、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項106】
前記プローブ先端が、銀、銅、鋼およびステンレス鋼のうちの少なくとも一種を含む金属である、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項107】
前記プローブハウジングがプラスチックである、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項108】
前記プローブハウジングは金属である、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項109】
前記ハウジングが、前記プローブハウジングの周りに配設されたフランジを更に備える、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項110】
前記フランジと連通するばねを更に備える、請求項109に記載の検知プローブ。
【請求項111】
前記プローブ先端が前記ハウジングと嵌合するフランジを含む、請求項99に記載の検知プローブ。
【請求項112】
前記プローブハウジング、前記熱センサおよび前記プローブ先端のうちの1つに取り付けられ、伝導率検知を可能とする伝導率センサ;および
前記伝導率センサに取り付けられた伝導率情報を伝送する第3のリード線を更に備える、請求項99に記載の検知プローブ。
【請求項113】
前記ハウジングに取り付けられた伝導率センサを更に備え、伝導率情報を伝送するために前記リード線のうちの少なくとも1本が前記伝導率センサに取り付けられている、請求項102に記載の検知プローブ。
【請求項114】
前記ハウジングが、一体化された可撓部材を含む、請求項99〜102のいずれか一項に記載の検知プローブ。
【請求項115】
プローブ先端を有するプローブハウジング;
検知端およびコネクタ端を有する、前記ハウジング内の熱センサであって、前記検知端が前記プローブ先端に熱的に結合された熱センサ;および
少なくとも3本のリード線を備え、前記リード線が電気信号を伝達することによって前記信号が温度および伝導率を判定するのに用いられる、センサ装置。
【請求項116】
所定の大きさと形状のサーモウェルを更に備え、前記サーモウェルが前記プローブと嵌合し、前記プローブ先端が前記サーモウェルに熱的結合されている、請求項115のセンサ装置。
【請求項117】
熱伝導性材料製の中空ハウジングであって、外面と内面を有し、前記内面が検知プローブとの嵌合関係を形成するように所定の形状を有するハウジングを備えることによって前記嵌合が前記内面を検知プローブと熱的に結合する、サーモウェル。
【請求項118】
所定の体積の熱グリースを前記内面上に更に備える、請求項117のサーモウェル。
【請求項119】
対象媒体の温度および伝導率を判定する方法であって、
温度および伝導率が判定できるようにサーモウェルと検知プローブを熱的に結合するステップ;
温度信号および伝導率信号を前記検知プローブから少なくとも3本のリード線を通じて伝達するステップ;および
前記信号を用いて温度および伝導率を判定するステップを備える、方法。
【請求項120】
流体管内の空気を検出する方法であって、
温度および伝導率が判定できるように流体管内に位置する少なくとも2つのサーモウェルを検知プローブに熱的に結合すること;
伝導率信号を前記検知プローブから少なくとも3本のリード線を通じて伝達すること;
各検知プローブについて伝導率を判定すること;
各検知プローブからの伝導率の差を計算すること;および
前記差が閾値を超えているかどうかを判定することを備える、方法。
【請求項121】
流体導管であって、前記導管を通る流体の温度を伝送することと伝導率検知を可能とすることの少なくとも一方を行うためのウェルを含む流体導管を備え、前記ウェルがセンサと相互接続するようになされている、装置。
【請求項122】
前記ウェルの一部分が前記導管内の流体と接触するように構成されている、請求項121に記載の装置。
【請求項123】
前記ウェルのどの部分も前記導管内の流体と接触しないように構成されている、請求項121に記載の装置。
【請求項124】
前記流体導管はプラスチックのチューブを備える、請求項121に記載の装置。
【請求項125】
前記流体導管は金属のチューブを備える、請求項121に記載の装置。
【請求項126】
前記ウェルおよび前記導管が、同じ材料から一体的に形成されている、請求項121に記載の装置。
【請求項127】
前記ウェルが前記流体導管に連結されている、請求項121に記載の装置。
【請求項128】
プレス嵌め接続、フレキシブルタブ、接着剤、超音波溶着、および保持プレートと締結具のうちの少なくとも一種を用いて前記ウェルが前記流体導管に連結されている、請求項127に記載の装置。
【請求項129】
前記ウェルと前記流体導管との間にOリングを更に含む、請求項127に記載の装置。
【請求項130】
前記Oリングが、丸型断面、四角型断面およびX形断面のうちの1つを含む、請求項128に記載の装置。
【請求項131】
前記ウェルが、前記Oリングの一部分を受容するための溝を含む、請求項129に記載の装置。
【請求項132】
前記導管に接触している前記ウェルの一部分が、前記導管を変形させるために可撓である、請求項127に記載の装置。
【請求項133】
前記導管に接触している前記ウェルの前記一部分が、かかる可撓性を与えるために複数の切り込みを含む、請求項132に記載の装置。
【請求項134】
前記ウェルが前記流体導管に埋め込まれている、請求項121に記載の装置。
【請求項135】
前記ウェルが前記流体導管に挿入成形されている、請求項134に記載の装置。
【請求項136】
前記ウェルおよび前記導管が異なる材料でできている、請求項121に記載の装置。
【請求項137】
前記導管がプラスチックであり、前記ウェルが金属製である、請求項136に記載の装置。
【請求項138】
前記ウェルが、前記ウェルを前記導管に固定する助けとなる突起を含む、請求項127に記載の装置。
【請求項139】
前記導管が内表面と外表面を有し、前記ウェルのセンサ端が前記外表面と面一である、請求項121に記載の装置。
【請求項140】
前記導管が内表面と外表面を有し、前記ウェルのセンサ端が前記外表面を超えて突出している、請求項121に記載の装置。
【請求項141】
前記導管が内表面と外表面を有し、前記ウェルのセンサ端が前記外表面より凹んでいる、請求項121に記載の装置。
【請求項142】
少なくとも1つのポンプ、および、導管を通る流体の温度を伝送することと伝導率検知を可能とすることの少なくとも一方を行うためのウェルを備え、前記ウェルがセンサと相互接続するようになされている、流体圧送装置。
【請求項143】
前記少なくとも1つのポンプが少なくとも1つのポッドポンプを含む、請求項142に記載の流体圧送装置。
【請求項144】
前記少なくとも1つのポッドポンプがポッドポンプの対を備える、請求項143に記載の流体圧送装置。
【請求項145】
前記少なくとも1つのポンプと前記ウェルがカセットに組み込まれている、請求項142に記載の流体圧送装置。
【請求項146】
請求項99〜114のいずれかに記載の検知プローブ;および
請求項121〜141のいずれかに記載のウェルであって、熱検知および伝導率検知の少なくとも一方のために前記検知プローブと連通しているウェル
を備える、検知システム。
【請求項147】
流体を加温または冷却する方法であって、
少なくとも1つの往復容積式ポンプであって、それぞれ
湾曲した堅固なチャンバ壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流体を、(a)前記堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向、(b)前記圧送チャンバへ流入する低せん断流を供給する方向の少なくとも一方に方向づける入口;および、
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流体を、(a)前記堅固なチャンバ壁に対して実質的に接線方向、(b)前記圧送チャンバから流出する低せん断流を供給する方向の少なくとも一方に方向づける出口を有するポンプを提供すること;
熱交換器を提供すること;ならびに
前記流体を前記熱交換器に通すために前記流体を源から前記少なくとも1つの往復容積式ポンプを用いて圧送することを備える、方法。
【請求項148】
各ポンプが半回転楕円体状である堅固なチャンバ壁を備えている、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
各ポンプが前記膜の動きを制限し前記圧送チャンバの最大容積を制限する堅固な制限構造を備え、前記可撓膜および前記堅固な制限構造が作動チャンバを規定する、請求項147に記載の方法。
【請求項150】
各ポンプが半回転楕円体状である堅固なチャンバ壁と半回転楕円体状である堅固な制限構造を備え、前記膜が前記堅固な制限構造に押し当てられたときに前記圧送チャンバが回転楕円体状となり、前記膜が前記堅固なチャンバ壁に押し当てられたときに前記作動チャンバが回転楕円体状となる、請求項149に記載の方法。
【請求項151】
前記少なくとも1つの往復容積式ポンプを提供することが、前記いずれかの請求項に記載の往復容積式ポンプの対を提供することを備える、請求項147に記載の方法。
【請求項152】
前記流体を圧送することが、実質的に連続的な流体流を生成するために前記対のポンプを位相をずらして動作させることを備える、請求項151に記載の方法。
【請求項153】
前記流体を圧送することが、
熱交換器構成部品を含む使い捨てユニットを提供すること;
前記熱交換器構成部品を前記熱交換器の近傍に配置すること;および
前記熱交換器構成部品内の前記流体を加温または冷却するために前記流体を前記熱交換器構成部品を通して圧送することを備える、請求項147に記載の方法。
【請求項154】
前記熱交換器構成部品が、少なくとも1つの熱交換器バッグ、或る長さのチューブおよびラジエータを含む、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
前記源が患者であり、前記流体が体液である、請求項147に記載の方法。
【請求項156】
前記加温された流体を患者へ圧送することを更に備える、請求項147に記載の方法。
【請求項157】
患者の温度を監視すること;および
所定の患者温度を達成するために、(a)前記少なくとも1つのポンプおよび(b)前記熱交換器の少なくとも一方の動作を制御することを更に備える、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
前記患者の温度を監視することが、
患者の体内の第1の場所からの温度示度を読み取ること;
患者の体内の第2の場所からの温度示度を読み取ること;
前記第1および第2の場所からの前記温度示度を比較すること;
前記第1の場所での前記温度示度が前記第2の場所での前記温度示度からあらかじめ設定した範囲内にない場合に、不正な温度示度であることを示す第1の警告信号を発すること;
前記第1の場所からの前記温度示度があらかじめ設定した上限を上回っているかどうか判定すること;および
示度が前記あらかじめ設定した上限を上回っている場合に、過熱状態を示す第2の警告信号を発することを備える、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
正圧または負圧を各ポンプの前記作動チャンバに間欠的に供給する気体圧式作動システムを提供することを更に備える、請求項149に記載の方法。
【請求項160】
前記気体圧式作動システムが、
正圧または負圧の気体を内包する貯留器;および
前記気体貯留器と各ポンプの前記作動チャンバとの間の気体の流れを制御する動弁機構を備えている、請求項159に記載の方法。
【請求項161】
前記気体圧式作動システムが、各ポンプの前記作動チャンバの圧力を測定する少なくとも1つの作動チャンバ圧力トランスデューサ、および前記少なくとも1つの作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し前記動弁機構を制御する制御器を更に備えている、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
前記気体圧式作動システムが、前記貯留器内の前記気体の圧力を測定する貯留器圧力トランスデューサを更に備え、前記制御器が、前記貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信する、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサおよび貯留器圧力トランスデューサのいずれかが誤動作しているかどうか判定するためにこれら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
正圧および負圧を各ポンプの前記作動チャンバに交互に供給する気体圧式作動システムを提供すること
を更に備える、請求項149に記載の方法。
【請求項165】
前記気体圧式作動システムが、
正圧気体貯留器;
負圧気体貯留器;および
前記気体貯留器と各ポンプの前記作動チャンバとの間の気体の流れを制御する動弁機構を備えている、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
前記気体圧式作動システムが、
各ポンプの前記作動チャンバの圧力を測定する少なくとも1つの作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記少なくとも1つの作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記動弁機構を制御する制御器を更に備えている、請求項165に記載の方法。
【請求項167】
前記気体圧式作動システムが、
前記正圧気体貯留器の圧力を測定する正圧貯留器圧力トランスデューサ;および
前記負圧気体貯留器の圧力を測定する負圧貯留器圧力トランスデューサを更に備えており、
前記制御器が、前記正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信する、請求項166に記載の方法。
【請求項168】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサ、正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサのいずれかが誤動作しているかどうかを判定するために、これら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項167に記載の方法。
【請求項169】
前記制御器が、前記動弁機構をディザリングさせ、前記少なくとも1つの作動チャンバ圧力トランスデューサから受信した圧力情報からストロークの終了を判定する、請求項168に記載の方法。
【請求項170】
前記制御器が、ストロークの開始時および終了時のそれぞれにおいて各ポンプの前記可撓膜を前記堅固なチャンバ壁または前記堅固な制限構造に到達させるために前記動弁機構を制御し、
前記制御器が、ストローク数に基づいて各ポンプを通過する流れの量を判定する、
請求項169に記載の方法。
【請求項171】
前記制御器が、異常な流れの状態を検出するために、作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を1ストローク期間に亘って積分する、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
各ポンプの前記入口が流れが前記入口を通って前記圧送チャンバから流出することを防止する入口弁を備え、各ポンプの前記出口が流れが前記出口を通って前記圧送チャンバに流入することを防止する出口弁を備えている、請求項147に記載の方法。
【請求項173】
前記入口弁および前記出口弁が受動逆止弁である、請求項172に記載の方法。
【請求項174】
前記入口弁および前記出口弁がアクティブ制御弁であり、前記流体を圧送することが前記弁を動作させることを備える、請求項172に記載の方法。
【請求項175】
熱交換器システムに使用する使い捨てユニットであって、
少なくとも1つの往復容積式ポンプであって、それぞれ
湾曲した堅固なチャンバ壁;
可撓膜および前記堅固なチャンバ壁が圧送チャンバを規定するように前記堅固なチャンバ壁に取り付けられた可撓膜;
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバへ流入する流体を、(a)前記堅固な、チャンバ壁に対して実質的に接線方向、(b)前記圧送チャンバへ流入する低せん断流を供給する方向の少なくとも一方に方向づける入口;および、
前記堅固なチャンバ壁を通過して前記圧送チャンバから流出する流体を、(a)前記堅固な、チャンバ壁に対して実質的に接線方向、(b)前記圧送チャンバから流出する低せん断流を供給する方向の少なくとも一方に方向づける出口を有するポンプ;ならびに
前記少なくとも1つのポンプと流体連通し熱交換器に受容されるようになされた熱交換器構成部品を備える、使い捨てユニット。
【請求項176】
前記熱交換器構成部品が、少なくとも1つの熱交換器バッグ、或る長さのチューブおよびラジエータを含む、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項177】
各ポンプが半回転楕円体状である堅固なチャンバ壁を含む、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項178】
各ポンプが前記膜の動きを制限し前記圧送チャンバの最大容積を制限する堅固な制限構造を含み、前記可撓膜および前記堅固な制限構造が作動チャンバを規定する、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項179】
各ポンプが半回転楕円体状である堅固なチャンバ壁と半回転楕円体状である堅固な制限構造を含み、前記膜が前記堅固な制限構造に押し当てられたときに前記圧送チャンバが回転楕円体状となり、前記膜が前記堅固なチャンバ壁に押し当てられたときに前記作動チャンバが回転楕円体状となる、請求項150に記載の使い捨てユニット。
【請求項180】
前記少なくとも1つの往復容積式ポンプが、請求項175〜179のいずれかに記載の往復容積式ポンプの対を備える、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項181】
前記対のポンプが、実質的に連続的な流体流を生成するために位相をずらして動作されることが可能である、請求項180に記載の使い捨てユニット。
【請求項182】
各ポンプの前記入口は流れが前記入口を通って前記圧送チャンバから流出することを防止する入口弁を含み、各ポンプの前記出口は流れが前記出口を通って前記圧送チャンバに流入することを防止する出口弁を含む、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項183】
前記入口弁および前記出口弁が受動逆止弁である、請求項182に記載の使い捨てユニット。
【請求項184】
前記入口弁および前記出口弁がアクティブ制御弁である、請求項182に記載の使い捨てユニット。
【請求項185】
前記熱交換器構成部品が、加温または冷却するために前記熱交換器へ流体を圧送する前記少なくとも1つのポンプの前記出口と流体連通する入口を含む、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項186】
前記熱交換器構成部品が、加温または冷却された流体を前記熱交換器構成部品から圧送する前記少なくとも1つのポンプの前記入口と流体連通する出口を含む、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項187】
前記熱交換器構成部品の出口と流体連通し、前記熱交換器構成部品から流出する加温または冷却された流体をろ過するフィルタ
を更に備える、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項188】
前記熱交換器構成部品の入口への流体接続を提供する少なくとも1つの入口ポート;および
前記熱交換器構成部品の出口への流体接続を提供する出口ポートを含むマニホールド
を更に備える、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項189】
前記マニホールドが、前記熱交換器構成部品の前記入口への流体接続を提供する入口ポートの対を含む、請求項188に記載の使い捨てユニット。
【請求項190】
前記少なくとも1つの往復容積式ポンプは、請求項175〜179のいずれかに記載の往復容積式ポンプの対を備え、前記対のポンプが前記対の入口ポートに連結されている、請求項189に記載の使い捨てユニット。
【請求項191】
前記対のポンプの出口が、前記対の入口ポートにそれぞれ連結されている、請求項190に記載の使い捨てユニット。
【請求項192】
前記マニホールドが、少なくとも1つのセンサ構成部品を更に含み、各センサ構成部品がポートに配設されており、前記ポートを通る流体に関する熱情報を伝送可能である、請求項188に記載の使い捨てユニット。
【請求項193】
前記マニホールドが、一方の入口ポートに配設された入口センサ構成部品と、前記出口ポートに配設された出口センサ構成部品を含む、請求項192に記載の使い捨てユニット。
【請求項194】
各センサ構成部品がサーモウェルを含む、請求項192に記載の使い捨てユニット。
【請求項195】
前記マニホールドが、
前記熱交換器構成部品の前記入口に連結され、前記少なくとも1つの入口ポートと流体連通する入口流体通路コネクタ;および
前記熱交換器構成部品の前記出口に連結され、前記出口ポートと流体連通する出口流体通路コネクタ
を含む、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項196】
前記少なくとも1つのポンプに連結され、前記熱交換器構成部品と流体連通する患者接続回路
を更に備える、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項197】
前記患者接続回路が、或る長さのチューブおよび前記或る長さのチューブの一部分を覆う保護材料を含む、請求項196に記載の使い捨てユニット。
【請求項198】
患者接続回路と流体連通する流体送出管
を更に備える、請求項196に記載の使い捨てユニット。
【請求項199】
前記流体送出管が流体源との連結のためのコネクタを含む、請求項198に記載の使い捨てユニット。
【請求項200】
前記熱交換器構成部品と流体連通する別の流体入口
を更に備える、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項201】
前記別の流体入口が、ルアーポート、注射器インターフェースおよび注射針のうちの少なくとも1つを含む、請求項200に記載の使い捨てユニット。
【請求項202】
前記少なくとも1つのポンプがカセットに組み込まれている、請求項175に記載の使い捨てユニット。
【請求項203】
請求項175〜202のいずれか一項に記載の使い捨てユニットの熱交換器構成部品を受容する熱交換器;
前記熱交換器構成部品を通して流体を圧送するために前記使い捨てユニットの少なくとも1つのポンプを動作させる気体圧式作動システム;および
前記気体圧式作動システムを制御する制御器
を備える、熱交換器システム。
【請求項204】
前記使い捨てユニットを更に備える、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項205】
患者の体内に位置する第1および第2の温度プローブを更に含み、前記制御器が、前記第1および第2の温度プローブからの示度に基づいて患者の温度を監視するようになされている、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項206】
前記制御器が、前記第1および第2の場所からの前記温度示度を比較する;前記第1の場所での前記温度示度が前記第2の場所での前記温度示度からあらかじめ設定した範囲内にない場合に、不正な温度示度であることを示す第1の警告信号を発する;前記第1または第2の場所からの前記温度示度があらかじめ設定した上限を上回っているかどうか判定する;および、示度が前記あらかじめ設定した上限を上回っている場合に、過熱状態を示す第2の警告信号を発するようになされている、請求項205に記載の熱交換器システム。
【請求項207】
前記気体圧式作動システムが、
正圧または負圧の気体を内包する貯留器;および
前記少なくとも1つのポンプと前記気体貯留器との間の気体の流れを制御する動弁機構
を含む、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項208】
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサを更に含み、前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記動弁機構を制御するようになされている、請求項207に記載の熱交換器システム。
【請求項209】
前記貯留器内の気体の圧力を測定する貯留器圧力トランスデューサを更に含み、
前記制御器が、前記貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信するようになされている、請求項208に記載の熱交換器システム。
【請求項210】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサおよび貯留器圧力トランスデューサのどちらかが誤動作しているかどうか判定するためにこれら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較するようになされている、請求項209に記載の熱交換器システム。
【請求項211】
前記気体圧式作動システムが、前記少なくとも1つのポンプに正圧と負圧を交互に供給するようになされている、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項212】
前記気体圧式作動システムが、
正圧気体貯留器;
負圧気体貯留器;および
前記少なくとも1つのポンプと前記気体貯留器のそれぞれとの間の気体の流れを制御する動弁機構
を含む、請求項211に記載の熱交換器システム。
【請求項213】
前記作動チャンバの圧力を測定する作動チャンバ圧力トランスデューサ;および
前記作動チャンバ圧力トランスデューサから圧力情報を受信し、前記動弁機構を制御する制御器
を更に含む、請求項212に記載の熱交換器システム。
【請求項214】
前記正圧気体貯留器の圧力を測定する正圧貯留器圧力トランスデューサ;および
前記負圧気体貯留器の圧力を測定する負圧貯留器圧力トランスデューサを更に含み、
前記制御器が、前記正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサから圧力情報を受信するようになされている、請求項213に記載の熱交換器システム。
【請求項215】
前記制御器が、前記作動チャンバ圧力トランスデューサ、正圧貯留器圧力トランスデューサおよび負圧貯留器圧力トランスデューサのいずれかが誤動作しているかどうかを判定するために、これら圧力トランスデューサからの前記圧力情報を比較する、請求項214に記載の熱交換器システム。
【請求項216】
前記制御器が、前記動弁機構をディザリングさせるようになされており、前記作動チャンバ圧力トランスデューサから受信した圧力情報から、いつポンプストロークが終了したかを判定する、請求項208または213のいずれか一項に記載の熱交換器システム。
【請求項217】
前記制御器が、完全なポンプストロークを起こすように前記動弁機構を制御するようになされており、前記制御器が、ストローク数に基づいて前記少なくとも1つのポンプを通過する流れの量を判定するようになされている、請求項207または212のいずれか一項に記載の熱交換器システム。
【請求項218】
前記制御器が、異常な流れの状態を検出するために、前記作動チャンバ圧力トランスデューサからの圧力情報を1ストローク期間に亘って積分するようになされている、請求項208または213のいずれか一項に記載の熱交換器システム。
【請求項219】
血液を圧送し加温するようになされている、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項220】
前記熱交換器が、加温プレートまたは冷却プレートを含む、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項221】
前記プレートが熱交換器バッグを受容するようになされている、請求項220に記載の熱交換器システム。
【請求項222】
前記プレートが熱交換器ラジエータカートリッジを受容するようになされている、請求項220に記載の熱交換器システム。
【請求項223】
前記プレートが、或る長さのチューブを受容する通路を有する一体のラジエータを含む、請求項220に記載の熱交換器システム。
【請求項224】
前記通路が、
内側ループ;
外側ループ;および
前記通路の前記内側ループおよび外側ループ内に配設されたチューブの部分を通って流れる流体が逆方向に流れるように前記内側ループおよび外側ループを接続する蛇行部分
を備える、請求項223に記載の熱交換器システム。
【請求項225】
前記使い捨てユニットのマニホールドを受容するマニホールドインターフェースを更に備える、請求項203に記載の熱交換器システム。
【請求項226】
前記マニホールドインターフェースが、前記マニホールドの対応するセンサ構成部品と嵌合する少なくとも1つのセンサを含む、請求項225に記載の熱交換器システム。
【請求項227】
前記制御器が、前記少なくとも1つのセンサから温度情報を受信し、前記温度情報に基づいて前記熱交換器および前記気体圧式作動システムの少なくとも一方を制御するようになされている、請求項226に記載の熱交換器システム。
【請求項228】
前記制御器が、伝導率を測定するために前記少なくとも1つのセンサを利用するようになされている、請求項226に記載の熱交換器システム。
【請求項229】
前記マニホールドインターフェースが、前記少なくとも1つのポンプに気体圧を供給する少なくとも1つの気体圧インターフェースを含む、請求項225に記載の熱交換器システム。
【請求項230】
前記マニホールドインターフェースが、前記使い捨てユニットのデータキーを受信するためのデータキーインターフェースを含み、前記制御器が、前記データキーインターフェースを介して前記データキーから受信した情報に基づいて前記熱交換器および前記気体圧インターフェースを制御するようになされている、請求項225に記載の熱交換器システム。
【請求項231】
前記制御器が更に、前記データキーインターフェースを介して情報を前記データキーに伝送するようになされている、請求項230に記載の熱交換器システム。
【請求項232】
熱交換器システムに使用するラジエータであって、
熱伝導性の材料を含むボディー;および
或る長さのチューブを受容する、前記ボディー内に配設された通路
を備える、ラジエータ。
【請求項233】
前記通路が、
内側ループ;
外側ループ;および
前記通路の前記内側ループおよび外側ループ内に配設されたチューブの部分を通って流れる流体が逆方向に流れるように前記内側ループおよび外側ループを接続する蛇行部分
を備える、請求項232に記載のラジエータ。
【請求項234】
血液を、患者アクセス器具と前記血液を加温する熱交換器との間で移動させる方法であって、
往復容積式ポンプを提供すること;
前記患者アクセス器具と前記ポンプとの間の第1の部分を有し、前記ポンプと前記熱交換器との間の第2の部分を有する流管を提供すること;
前記流管の前記第1の部分および第2の部分それぞれに前記流管の一方向のみの流れを可能とする弁を提供すること;および
前記患者アクセス器具と前記熱交換器との間に血液の流れを生じさせるために前記ポンプを作動させること
を備える、方法。
【請求項235】
前記ポンプが往復部材としての可撓膜を備えている、請求項234に記載の方法。
【請求項236】
前記ポンプが、前記膜に正圧と負圧を交互に供給する気体圧式作動システムを備えている、請求項235に記載の方法。
【請求項237】
患者の温度を監視すること
を更に含む、請求項234に記載の方法。
【請求項238】
前記患者の温度を監視することが、
前記患者の体の第1の場所からの温度示度を読み取ること;
前記患者の体の第2の場所からの温度示度を読み取ること;
前記第1および第2の場所からの前記温度示度を比較すること;
前記第1の場所での前記温度示度が前記第2の場所での前記温度示度からあらかじめ設定した範囲内にない場合に、不正な温度示度であることを示す第1の警告信号を発すること;
前記第1の場所または第2の場所からの前記温度示度があらかじめ設定した上限を上回っているかどうか判定すること;および
示度が前記あらかじめ設定した上限を上回っている場合に、過熱状態を示す第2の警告信号を発すること
を含む、請求項237に記載の方法。
【請求項239】
体外温熱治療用システムであって、
血液を加温する熱交換器;
患者アクセス器具と前記熱交換器との間で血液を移動する往復容積式ポンプであって、入口管と出口管を有するポンプ;
前記入口管内に位置し、前記ポンプから流出する血液の流れを防止する第1の弁;および
前記出口管内に位置し、前記ポンプへ流入する血液の流れを防止する第2の弁
を備える、システム。
【請求項240】
前記ポンプが往復部材としての可撓膜を含む、請求項239に記載のシステム。
【請求項241】
前記ポンプが、正圧および負圧を前記膜に交互に供給して前記膜を往復させる気体圧式作動システムによって作動されるようになされている、請求項240に記載のシステム。
【請求項242】
温熱処置のために体外の血液を加温する熱交換器であって、上記請求項のいずれか一項に記載のポンプを備え、
未加温血液用の入口と加温血液用の出口を有する熱交換流路;
電力を前記血液が吸収する熱に変換する電気熱変換器;
前記入口に位置し、前記熱交換器に流入する前記血液の温度を測定する第1の温度センサ;
前記出口に位置し、前記熱交換器から流出する前記血液の温度を測定する第2の温度センサ;
前記熱交換器を通過している血液の流量を測定する計測システム;および
前記変換器、前記第1および第2の温度センサおよび前記計測システムと連通する制御器であって、前記変換器によって使用されている電力量に関する情報を受信し、前記第1および第2の温度センサから温度情報を受信し、前記計測システムから流量情報を受信し、故障状態が存在するかどうか判定するために前記受信した情報を分析し、故障状態が検出された場合には信号を発する制御器
を更に含む、熱交換器。
【請求項243】
温熱処置のために体外の血液を加温する熱交換器であって
未加温血液用の入口;
加温血液用の出口;
前記入口から前記出口への流路;
前記流路に重なっており、第1および第2の加温素子を少なくとも含む加温素子のセットであって、第2の加温素子が前記出口近くの前記流路近傍に位置し、前記第1の加温素子が前記第2の加温素子の上流側の地点の前記流路近傍に位置する加温素子のセット;
前記第1の加温素子の上流側の前記流路近傍に位置する第1の温度センサ;
前記第1および第2の加温素子の間の前記流路近傍に位置する第2の温度センサ;および
前記第1および第2の温度センサから温度情報を受信し、前記第1および第2のセンサによって測定されている温度差が限界を超えた場合に信号を発する制御器
を備える、熱交換器。
【請求項244】
温熱処置のために体外の血液を加温する熱交換器であって
未加温血液用の入口;
加温血液用の出口;
前記入口から前記出口への流路;
前記流路に重なっており、第1、第2および第3の加温素子を少なくとも含む加温素子のセットであって、前記第3の加温素子が前記出口近くの前記流路近傍に位置し、前記第2の加温素子が前記第3の加温素子に先立つ地点の前記流路近傍に位置し、前記第1の加温素子が前記第2の加温素子に先立つ地点の前記流路近傍に位置する加温素子のセット;
前記第1および第2の加温素子の間の前記流路近傍に位置する第1の温度センサ;
前記第2および第3の加温素子の間の前記流路近傍に位置する第2の温度センサ;および
前記第1および第2の温度センサから温度情報を受信し、前記第1および第2のセンサによって測定されている温度差が限界を超えた場合に信号を発する制御器
を備える、熱交換器。
【請求項245】
前記流路が、実質的に平面的な使い捨てユニットを通過している、請求項244に記載の熱交換器。
【請求項246】
前記加温素子と前記使い捨てユニットとの間に位置する少なくとも第1の熱伝導性のプレートを更に含む、請求項245に記載の熱交換器。
【請求項247】
前記第1の熱伝導性のプレートに対向して前記使い捨てユニットの近傍に位置する第2の熱伝導性のプレート;
前記第2のプレートの前記使い捨てユニットの反対側に位置し前記流路に重なっており、第4、第5および第6の加温素子を少なくとも含む加温素子の第2のセットであって、前記第6の加温素子が前記出口近くの前記流路近傍に位置し、前記第5の加温素子が前記第6の加温素子に先立つ位置の前記流路近傍に位置し、第4の加温素子が前記第5の加温素子に先立つ位置の前記流路近傍に位置する加温素子のセット;
前記第4および第5の加温素子の間の前記流路近傍に位置する第3の温度センサ;および
前記第5および第6の加温素子の間の前記流路近傍に位置する第4の温度センサ;
を更に含み、前記制御器は前記第3および第4の温度センサから温度情報を受信し、前記第3および第4のセンサによって測定されている温度差が限界を超えた場合に信号を発する、請求項246に記載の熱交換器。
【請求項248】
前記第1および第2のプレートが、前記制御器によって作動され次第、前記使い捨てユニットから血液を押し出すために互いに押し合うようになされている、請求項247に記載の熱交換器。
【請求項249】
前記制御器によって発せられる前記信号が警告表示を引き起こす、請求項244または247のいずれか一項に記載の熱交換器。
【請求項250】
前記制御器によって発せられる前記信号が前記温熱処置を終了させる、請求項244または247のいずれか一項に記載の熱交換器。
【請求項251】
前記第1の加温素子に先立つ前記流路に沿った地点に位置する更に別の複数の加温素子を更に含む、請求項244または247のいずれか一項に記載の熱交換器。
【請求項252】
前記第1および第3の加温素子の間の前記流路に沿った地点に位置する更に別の複数の加温素子を更に含む、請求項244または247のいずれか一項に記載の熱交換器。
【請求項253】
前記流路が可撓性バッグによって規定されている、請求項244に記載の熱交換器。
【請求項254】
温熱処置のために体外の血液を加温する熱交換器であって
未加温血液用の入口;
加温血液用の出口;
電力を前記血液が吸収する熱に変換する電気熱変換器;
前記入口に位置し、前記熱交換器に流入する前記血液の温度を測定する第1の温度センサ;
前記出口に位置し、前記熱交換器から流出する前記血液の温度を測定する第2の温度センサ;
前記熱交換器を通過している血液の流量を測定する計測システム;および
前記変換器、前記第1および第2の温度センサおよび前記計測システムと連通する制御器であって、前記変換器によって使用されている電力量に関する情報を受信し、前記第1および第2の温度センサから温度情報を受信し、前記計測システムから流量情報を受信し、故障状態が存在するかどうか判定するために前記受信した情報を分析し、故障状態が検出された場合には信号を発する制御器
を備える、熱交換器。
【請求項255】
前記入口から前記出口への前記血液の流路を内包する使い捨てユニットであって、主として熱可塑性材料でできており、前記第1の温度センサと前記入口内の血液との間および前記第2の温度センサと前記出口内の血液との間の熱伝導性を向上させるため前記入口および出口それぞれに金属サーモウェルを内包する使い捨てユニットを更に含む、請求項254に記載の熱交換器。
【請求項256】
前記変換器から前記使い捨て器具へ熱を伝える少なくとも第1の熱伝導性のプレートを更に含む、請求項255に記載の熱交換器。
【請求項257】
サーモウェルと前記第1のプレートとの間の抵抗を測定する導電率センサを更に含み、前記制御器は前記導電率センサと連通し、前記測定された抵抗が低すぎる場合には第2の信号を発する、請求項256に記載の熱交換器。
【請求項258】
前記変換器から前記使い捨て器具の前記第1のプレートの反対側に熱を伝える第2の熱伝導性のプレートを更に含む、請求項257に記載の熱交換器。
【請求項259】
サーモウェルと前記第2のプレートとの間の抵抗を測定する前記導電率センサ、前記制御器は前記導電率センサと連通し、前記測定された前記サーモウェルと前記第2のプレートとの間の抵抗が低すぎる場合には第2の信号を発する、請求項258に記載の熱交換器。
【請求項260】
前記第1および第2のプレートが、前記制御器によって作動され次第、前記使い捨てユニットから血液を押し出すために互いに押し合うようになされている、請求項259に記載の熱交換器。
【請求項261】
前記制御器によって発せられる前記信号が警告表示を引き起こす、請求項254、257または259のいずれか一項に記載の熱交換器。
【請求項262】
前記制御器によって発せられる前記信号が前記温熱処置を終了させる、請求項254、257または259のいずれか一項に記載の熱交換器。
【請求項263】
温熱処置のために体外の血液を加温する熱交換器であって
未加温血液用の入口;
加温血液用の出口;
電力を前記血液が吸収する熱に変換する電気熱変換器;
前記入口から前記出口への前記血液の流路を内包し、主として熱可塑性材料でできている使い捨てユニット;
前記流路サーモウェル内の前記血液と前記変換器との間の抵抗を測定する導電率センサ;および
前記導電率センサと連通し、前記測定された抵抗が安全パラメータを満たさない場合には信号を発する制御器
を備える、熱交換器。
【請求項264】
前記制御器が、前記測定された抵抗が低すぎる場合には信号を発する、請求項263に記載の熱交換器。
【請求項265】
前記制御器が、前記測定された抵抗が高すぎる場合には信号を発する、請求項263に記載の熱交換器。
【請求項266】
温熱処置のために体外の血液を加温する熱交換器であって
未加温血液用の入口、
加温血液用の出口、および
前記入口から前記出口への前記血液の流路
を有する使い捨てユニット;ならびに
前記流路内の血液を加温する加温器であって、前記加温器は、前記使い捨てユニットの第1側に熱を伝える第1の熱伝導性のプレート、および前記使い捨てユニットの前記第1のプレートと反対側の第2側に熱を伝える第2の熱伝導性のプレートを含み、前記第1および第2のプレートが制御器によって作動され次第前記使い捨てユニットから血液を押し出すために互いに押し合うようになされている、加温器
を有するベースユニット
を備える、熱交換器。
【請求項267】
患者温度を監視する温度プローブを位置づける方法であって、
前記患者の体の第1の場所に位置づけられる第1の温度プローブから温度示度を読み取ること;
前記患者の体の第2の場所に位置づけられる第2の温度プローブから温度示度を読み取ること;
前記第1および第2のプローブからの前記温度示度を比較すること;
前記第1および第2の温度プローブを前記患者の体に位置決めすること;
前記第1の場所または第2の場所からの温度示度があらかじめ設定した限界を上回っているかどうか判定すること;および
前記第1のプローブからの前記温度示度が前記第2のプローブからの前記温度示度からあらかじめ設定した範囲内にある場合であって、前記第1または第2の場所からの前記示度があらかじめ設定した限界を上回っている場合に配置信号を発すること
を備える、方法。
【請求項268】
加温処置を患者に提供する方法であって、
前記患者からの血液を加温し加温血液を前記患者に圧送する熱交換器システムを提供すること;
前記患者から前記熱交換器システムへ第1の温度プローブを接続し、前記熱交換器システムが前記第1の温度プローブから受信した温度情報に基づいて前記血液の加温および圧送を制御し、前記第1の温度プローブから受信した前記温度情報をオペレータに表示すること;
前記オペレータによって別の第2の温度プローブを用いて患者温度を監視すること;および
前記温度プローブのどちらかが許容できない温度示度を伝達した場合に前記処置を終了すること
を備える、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30A】
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【図30B】
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【図31A】
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【図31B】
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【図32A】
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【図32B】
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【図33A】
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【図33B】
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【図34A】
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【図34B】
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【図35A】
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【図35B】
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【図35C】
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【図35D】
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【図35E】
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【図36A】
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【図36B】
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【図36C】
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【図37】
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【図38A】
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【図38B】
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【図39】
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【図40A】
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【図40B】
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【図41A】
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【図41B】
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【図42A】
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【図42B】
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【図42C】
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【図42D】
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【図43A】
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【図43B】
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【図43C】
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【図44A】
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【図44B】
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【図45】
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【図46A】
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【図46B】
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【図47A】
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【図47B】
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【図48】
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【図49A】
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【図49B】
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【図50A】
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【図50B】
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【図51A】
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【図51B】
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【図52A】
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【図52B】
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【図53】
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【図54】
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【図55A】
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【図55B】
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【図56A】
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【図56B】
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【図56C】
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【図56D】
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【図56E】
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【図56F】
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【図56G】
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【図56H】
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【図56I】
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【図56J】
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【図56K】
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【図56L】
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【図56M】
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【図56N】
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【図56O】
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【図56P】
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【図56Q】
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【図56R】
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【図56S】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60A】
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【図60B】
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【図61】
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【図62A】
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【図62B】
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【図63A】
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【図63B】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73A】
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【図73B】
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【図74A】
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【図74B】
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【図74C】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【公開番号】特開2013−27783(P2013−27783A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−246205(P2012−246205)
【出願日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【分割の表示】特願2009−505495(P2009−505495)の分割
【原出願日】平成19年4月13日(2007.4.13)
【出願人】(594010009)デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ (62)
【Fターム(参考)】