説明

浄化槽二重フタ

【課題】従来は、浄化槽のマンホールに最優先に求められることは、安全性の確保だった。そのため、気密性が犠牲となり、浄化槽内で発生する臭気、害虫がマンホールの外にでてくることに対応できなかった。
【解決手段】 浄化槽本体(1)にマンホール(2)の中にさらに気密性の高い中フタ(3)を取り付けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、浄化槽内の臭いと害虫をマンホールの外に出るのを遮断したものである。
【背景技術】
【0002】
従来の浄化槽は、浄化槽から発生する臭気と害虫に使用者が大変困っていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この考案は浄化槽内で悪臭や大量の害虫が発生した場合、少しの隙間でもあると悪臭と害虫が外に出てきてしまうため、その問題を解決するためにマンホールに安全性と気密性、両方を兼ねそなえることを目的として発明をした。
【課題を解決するため手段】
【0004】
この発明である浄化槽の二重フタの考案ポイントは安全性のマンホールと気密性の中フタの役割を分けたこと。
1枚のマンホールで安全性と気密性を両立させる事は、不可能なため、従来の浄化槽のマンホールは安全性を最優先に製品を作ってきたため気密性が犠牲になり、その結果浄化槽の中で発生する害虫や臭気が外にもれ、根本的な解決方法が見つからなかった。
そこで、マンホールの役割を安全性。気密性の中フタに役割分担することで問題の解決を図った。
【発明の効果】
【0005】
浄化槽内に、どんなに害虫が発生しようと、物凄い臭気が発生してもマンホールの外に害虫も臭気も一切でてこない。
これは、浄化槽使用者にとって画期的な朗報です。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施例について説明する。
浄化槽本体(1)の上部に強度のあるマンホール(2)を設ける。
浄化槽本体の中部に本体との気密性を持たした中フタ(3)を設ける。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、中フタさえしっかり取り付けてあれば、気密性が保て、浄化槽を使用したさいに、発生する臭気、害虫がマンホールの外に出てくることはない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】従来の断面図である。
【図2】本発明の断面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 浄化槽本体
2 マンホール
3 中フタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浄化槽のマンホールのフタの他にさらに気密性の高い内フタを設け二重フタにしたこと

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−200344(P2006−200344A)
【公開日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−43050(P2005−43050)
【出願日】平成17年1月21日(2005.1.21)
【出願人】(504066047)
【Fターム(参考)】