説明

浅い眠り動作を繰り返す人形

【課題】 上下瞼を徐々に閉じたり、開いたりする動作を繰り返して、あたかも眠気をもよおしてトロンとまどろませ、今にも眠りそうになって目の焦点が合わないような仕草を繰り返す人形を提供する。
【解決手段】 一端を軸着した揺動基板に磁石体と矢尻型パーツを取り付け、磁石体を吸着引き寄せるための金属片を配設し、前記矢尻型パーツの内部には上下切欠溝を凹設し、この上下切欠溝にそれぞれ別個に収納されるように上下並行連結バーを配設し、上下並行連結バーの離間距離を接離自在に調整する回転式のカム部材を配設し、矢尻型パーツの前方位置に目玉部材を配設し、この目玉部材の前面に、目玉部材を覆うことが可能な上下瞼部材を開閉自在に配設し、この上瞼部材は前記の下並行連結バーと一体的に、下瞼部材は前記の上並行連結バーと一体的に構成し、磁石体への反発押し戻し力を発揮することができる電磁石を設置し、この電磁石に音センサーを設置したこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上瞼と下瞼を徐々に閉じたり、開いたりする動作を繰り返して、あたかも眠気をもよおして眼球(目玉)をトロンとまどろませ、今にも眠りそうになって目の焦点が合わないような仕草をして、見ている者に愛くるしさを感じさせる浅い眠り動作を繰り返す人形に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から人形は、人々に癒しや安らぎを与えたり、愛情の対象とされたり、遊びのための道具としてなど、幅広く社会に受け入れられている。
そのような人形の楽しみ方の一つとして、人形の表情・仕草に変化を持たせるようにしたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1(特開平8−243260号公報)に示されるように、頭部全体を瞬時に変換させるように構成したものや、特許文献2(特開2004−57753号公報)に示されるように、唇の突き出し動作にあわせて、瞼を閉じる動作を行うようにしたものなどが提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平8−243260号公報
【特許文献2】特開2004−57753号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記に説明した従来の顔の表情・仕草に変化を持たせる人形のうち、特許文献1のものは顔の全体を入れ替えることで顔の表情・仕草の変化を表現するようにしており、特許文献2のものは、唇の突き出し動作に合わせて、上瞼を閉じることで顔の表情・仕草の変化を表現している。このような従来の人形にあっては、あたかも人間が睡魔に襲われてまどろんでいる状況と同様の状態の目つきを表現するようにしたものはまったく存在せず、結果的にそのような目つきの表情・仕草を可能にする人形の内部機構もまったく開発されていないという問題点があった。
【0006】
本発明は、睡魔に襲われてまさに本格的な眠りの状態に入ってしまう直前のまどろみ状況にある目つきの表情・仕草を繰り返し、その状況下で、手をたたくとか大声を張り上げるなどの大きな音を外部から発生させることで、まどろみ状況を注意された人間がとる行動パターンと同様に、音の発生に合わせて一瞬にして目を大きく見開いて睡魔から開放された状態の目つきに表情・仕草を戻すことができ、さらに静かな環境に戻すことで、再度前述のまどろみ状況にある目つきの表情・仕草を繰り返すという、浅い眠り動作を繰り返す人形を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る浅い眠り動作を繰り返す人形の請求項1のものは、一端を軸着した揺動基板1に磁石体2と矢尻型パーツ3を取り付け、揺動基板の近傍に磁石体2を吸着引き寄せるための金属片4を配設し、前記矢尻型パーツの内部には、矢尻型パーツの先端傾斜面と略並行状となる二本の上下切欠溝5,6を凹設し、この上下切欠溝にそれぞれ別個に収納されるように二本の上下並行連結バー7,8を配設し、この二本の上下並行連結バーの離間距離Lを接離自在に調整する回転式のカム部材9を、二本の上下並行連結バーの間に配設し、前記矢尻型パーツの前方位置に目玉部材10を配設し、この目玉部材の前面に、目玉部材を覆うことが可能な上瞼部材11と下瞼部材12を開閉自在に配設し、この上瞼部材は前記の下並行連結バーと一体的になるよう構成し、一方下瞼部材は前記の上並行連結バーと一体的になるよう構成し、ON,OFF切り替えにより前記磁石体と同一の極性を持ったときに、上記の磁石体と金属片との間の吸着引き寄せ力よりも大きな、磁石体への反発押し戻し力を発揮することができる電磁石13を、前記磁石体の近傍に設置し、この電磁石のON,OFF切り替えの電気信号を発することができる音センサー14を人形の内部又はその周囲に設置したことを特徴とする浅い眠り動作を繰り返す人形である。
【0008】
また請求項2は、電磁石のON状態をOFF状態に切り替えるためのタイマースイッチを備えたことを特徴とする請求項1記載の浅い眠り動作を繰り返す人形である。
【0009】
また請求項3は、カム部材が略長方形状の断面を呈するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の浅い眠り動作を繰り返す人形である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の請求項1記載の浅い眠り動作を繰り返す人形は、回転式のカム部材の回転スピードを後述する上下瞼部材の動きに合うようにセットし、矢尻型パーツに支持される二本の上下並行連結バーの離間距離をゆっくり接離させることで、上瞼部材と下瞼部材をゆっくり開閉させ、その開閉動により目玉部材の外部から視認できる範囲を広げたり狭めたりし、その動作はまさに眠気をもよおしているように見えるという効果がある。
【0011】
さらに大きな音を立てると、音センサーの働きで電磁石のスイッチが入り、二本の上下並行連結バーの離間距離は一瞬にして最大幅に広げられ、それに伴い上瞼部材と下瞼部材も瞬時に最大幅まで開かれ、目玉部材が広範囲に広げられ、ウトウト状態を指摘されて驚いた人間が、あたかもとるであろう行動パターンのように、一瞬にして目を大きく見開いて睡魔から開放された状態の目つきの表情・仕草をするという効果を発揮する。
また、本発明では各部材の動きの調整やセットが難しい金属バネを一切使用することなく、上述の上下瞼部材の動きを行わせるようにしているため、人形の上下瞼部材の動きが自然でスムーズとなり、機構的には故障が発生しにくいなどの効果を発揮する。
【0012】
さらに請求項2記載の浅い眠り動作を繰り返す人形は、大きく見開いた目はタイマースイッチの働きによりその設定時間経過後は、再度前述のまどろみ状況に復帰して、まどろみ状況にある目つきの表情・仕草を繰り返すという効果を発揮する。
【0013】
さらに請求項3記載の浅い眠り動作を繰り返す人形は、カム機構を簡単な構造のもので形成したので、複雑になりがちな人形の内部機構を簡素なものにすることができるという効果を発揮する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の浅い眠り動作を繰り返す人形の実施の形態を説明する。
図1は、本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の概要を示す正面図で、(a)は目をほとんど閉じるような状態にした人形、(b)はその目を半開きに変化させた状態にした人形である。
図2は、本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の概要を示す正面図で、(a)は目を半開きの状態にした人形、(b)は音センサーの働きでその目を一瞬で大きく見開らいた状態にした人形である。
図3は、本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の内部機構を示す正面図(目が半開き状態)である。
図4は、同側面図である。
図5は、同平面図である。
【0015】
図6は、本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の要部の詳細図(目をほとんど閉じている状態)で、(a)は側面図、(b)は正面図である。
図7は、本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の目の見開き状態の変化を示す要部の詳細図(目をほとんど閉じている状態)で、(a)は側面図(目を半開きにした状態)、(b)は正面図(目を半開きにした状態)、(c)は側面図(目をほとんど閉じている状態)、(d)は正面図(目をほとんど閉じている状態)である。
図8は、本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の目の見開き状態の変化を示す要部の詳細図で、(a)は側面図(目を半開きにした状態)、(b)は側面図(目を全開にした状態)である。
【0016】
本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形20は、台座15に取り付けられ、好みの素材で、自由な形、形態の胴体16や顔17に形成され、必要に応じてアクセサリー18,19が装飾として取り付けられる(図1〜図5参照)。
人形20の顔17の内部には、人形の目玉部材10を覆う状態で、上瞼部材11と下瞼部材12とをゆっくりした動作で閉じたり、開いたりするための駆動機構が内蔵されている。
【0017】
まず一端を枢軸24で軸着した揺動基板1に磁石体2と矢尻型パーツ3が取り付けられている。このため揺動基板1は、枢軸24を中心に揺動可能な状態にセットされる。揺動基板1の近傍には、磁石体2を吸着引き寄せるための金属片4が人形20の内部で固定される状態で配設されている。このため磁石体2を取り付けた揺動基板1は、金属片4を配設している方向(図4において、左方向)に常時引き寄せられように付勢力がかけられているので、平時は揺動基板1の下端が常に左側方向に傾斜する状態となっている。
【0018】
ついで、この矢尻型パーツ3の内部には、矢尻型パーツの先端傾斜面と略並行状となる二本の上下切欠溝5,6が凹設されており、この上下切欠溝5,6にはそれぞれ別個に二本の上下並行連結バー7,8が収納されるように配設されている。
【0019】
ここで矢尻型パーツ3について詳しく述べると、図6乃至図8に描かれるように矢尻型パーツ3はその縦断面形状(側面)が矢尻型を呈しており、先端の矢尻に相当する先端傾斜面の内面部には上記したような二本の上下切欠溝5,6が凹設されており、矢尻型パーツ3の後端は前記の揺動基板1に一体的になる状態で取り付けられている。図に示した矢尻型パーツ3は、平面形状、正面形状は薄板状を呈する状態で描かれているが、特に側面形状以外は、形状的条件はない。上下切欠溝5,6は矢尻型パーツ3の先端傾斜面と略並行状になるように凹設されるので、上下切欠溝5,6は斜めに傾斜した形状を呈している。
また、この二本の上下並行連結バー7,8の離間距離L(図8に図示した)を接離自在に調整する回転式のカム部材9を、二本の上下並行連結バーの間に配設している。
【0020】
カム部材9はその断面が長方形状を呈するものをはじめとして、自由な形状のものでよいが、そこには少なくとも長寸部と短寸部とを備えており、回転軸21に取り付けられて連続定速回転しているため、二本の上下並行連結バー7,8の間の縦方向に長寸部が位置したときは、二本の上下並行連結バー7,8の離間距離Lは広げられた状態となり、一方二本の上下並行連結バー7,8の間の縦方向に短寸部が位置したときは、二本の上下並行連結バー7,8の離間距離Lは狭められた状態となる。長寸部と短寸部の切り替わり部の形状は、緩やかなカーブで形成しても、あるいは角ばった形状に形成してもよいが、その選択は人形の表情・仕草が実際に眠りたい状況の臨場感を発揮できるように対応できることがポイントとなる。
【0021】
このため、二本の上下並行連結バー7,8の離間距離Lが広げられた場合(図7の(a),(b)参照)には、二本の上下並行連結バー7,8は矢尻型パーツ3の上下切欠溝5,6内を自由に移動して離間距離Lが広げられても矢尻型パーツとの位置関係を維持できるようにしている。
【0022】
反対に、二本の上下並行連結バー7,8の離間距離Lが狭められた場合(図7の(c),(d)参照)には、上記と同様に二本の上下並行連結バー7,8は矢尻型パーツ3の上下切欠溝5,6内を自由に移動して離間距離Lが狭められても矢尻型パーツとの位置関係を維持できるようにしている。
【0023】
ここで矢尻型パーツ3の前方位置には目玉部材10が取り付け支柱23を介して配設されており、この目玉部材10の前面には、目玉部材10を覆うことが可能な上瞼部材11と下瞼部材12が開閉自在に配設されている。
【0024】
またこの上瞼部材11は前記の下並行連結バー8と一体的になるよう構成されており、一方下瞼部材12は前記の上並行連結バー7と一体的になるよう構成されているので、前記離間距離Lが広げられた場合(図7の(a),(b)参照)には、上瞼部材11と下瞼部材12とが半開きの状態となる。
反対に、前記離間距離Lが狭められた場合(図7の(c),(d)参照)には、上瞼部材11と下瞼部材12とがほぼ閉じられた状態となる。ここでほぼ閉じられた状態とは、完全に閉じられた状態をも含む状態を意味する。
【0025】
したがって、カム部材9の回転運動を連続させることで、上瞼部材11と下瞼部材12とは、徐々に開いたり閉じたりの動作をゆっくり繰り返す。この動作のスピードはカム部材9の回転スピードを調整することで自由に調整できるが、実際に眠りたい状況の臨場感を発揮できるように対応することがポイントとなる。
【0026】
つぎに、ON,OFF切り替えにより前記磁石体2と同一の極性(すなわち、N極対N極,S極対S極のように反発力を発揮する極性のことを意味する)を持ったときに、上記の磁石体2と金属片4との間の通常時の吸着引き寄せ力よりも大きな、磁石体2への反発押し戻し力を発揮できる電磁石13を、前記磁石体2の近傍に設置し、この電磁石13のON,OFF切り替えの電気信号を発することができる音センサー14を人形20の内部又はその周囲に設置している。
【0027】
すなわち、人形20が上述のような居眠りの直前のような状況を繰り返しているときに、手をたたいたり、大きな声を発したりして居眠りを注意するような対応をした場合には、その大きな声などの音声を音センサー14が感知し、その音センサー14より電磁石13がON状態となるような電気信号を発すると、人形20の内部でその位置を固定して設置されている電磁石13の磁石体2に対する反発力が発揮され、図8の(b)に示すように磁石体2は瞬時に大きく反発する方向(図8の(b)において右側)に一瞬にして大きく移動し、その結果磁石体2と一体となる揺動基板1も同様に移動し、それに伴い矢尻型パーツ3も同様の方向に移動することになる。
【0028】
そのため、矢尻型パーツ3の上下切欠溝5,6内に収納されている上下並行連結バー7,8の離間距離Lが矢尻型パーツ3の動きに規制されて平常時における広がった状態以上に大きく広がり(図8の(b)参照)、上下並行連結バー7,8の瞬時の大きな広がり方向への移動にともない、上下並行連結バー7,8と一体的になる上下瞼部材11,12も同様の動きを行い、目を瞬時に見開いた状況が確保されることとなる。
【0029】
この状況は、一定時間経過後に、別途設置するタイマースイッチ(図示しない)の働きで解除し、電磁石13がOFF状態となり、それにより上記の状況がすべて解除されるので、再度通常のゆっくりした上下瞼部材11,12の開閉動に戻り、その動作を繰り返すことになる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明によれば、人形を製作したり、販売したりする業界、並びにその人形を使用して楽しむような業界で広く実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の概要を示す正面図で、(a)は目をほとんど閉じるような状態にした人形、(b)はその目を半開きに変化させた状態にした人形である。
【図2】本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の概要を示す正面図で、(a)は目を半開きの状態にした人形、(b)は音センサーの働きでその目を一瞬で大きく見開らいた状態にした人形である。
【図3】本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の内部機構を示す正面図(目が半開き状態)である。
【図4】同側面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の要部の詳細図(目をほとんど閉じている状態)で、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図7】本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の目の見開き状態の変化を示す要部の詳細図(目をほとんど閉じている状態)で、(a)は側面図(目を半開きにした状態)、(b)は正面図(目を半開きにした状態)、(c)は側面図(目をほとんど閉じている状態)、(d)は正面図(目をほとんど閉じている状態)である。
【図8】本発明にかかる浅い眠り動作を繰り返す人形の目の見開き状態の変化を示す要部の詳細図で、(a)は側面図(目を半開きにした状態)、(b)は側面図(目を全開にした状態)である。
【符号の説明】
【0032】
1 揺動基板
2 磁石体
3 矢尻型パーツ
4 金属片
5 上切欠溝
6 下切欠溝
7 上並行連結バー
8 下並行連結バー
9 カム部材
10 目玉部材
11 上瞼部材
12 下瞼部材
13 電磁石
14 音センサー
15 台座
16 胴体
17 顔
18 アクセサリー
19 アクセサリー
20 浅い眠り動作を繰り返す人形
21 カム部材の回転軸
22 駆動モータ
23 目玉部材の取り付け支柱
24 揺動基板の枢軸


【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端を軸着した揺動基板1に磁石体2と矢尻型パーツ3を取り付け、揺動基板の近傍に磁石体2を吸着引き寄せるための金属片4を配設し、前記矢尻型パーツの内部には、矢尻型パーツの先端傾斜面と略並行状となる二本の上下切欠溝5,6を凹設し、この上下切欠溝にそれぞれ別個に収納されるように二本の上下並行連結バー7,8を配設し、この二本の上下並行連結バーの離間距離Lを接離自在に調整する回転式のカム部材9を、二本の上下並行連結バーの間に配設し、前記矢尻型パーツの前方位置に目玉部材10を配設し、この目玉部材の前面に、目玉部材を覆うことが可能な上瞼部材11と下瞼部材12を開閉自在に配設し、この上瞼部材は前記の下並行連結バーと一体的になるよう構成し、一方下瞼部材は前記の上並行連結バーと一体的になるよう構成し、ON,OFF切り替えにより前記磁石体と同一の極性を持ったときに、上記の磁石体と金属片との間の吸着引き寄せ力よりも大きな、磁石体への反発押し戻し力を発揮することができる電磁石13を、前記磁石体の近傍に設置し、この電磁石のON,OFF切り替えの電気信号を発することができる音センサー14を人形の内部又はその周囲に設置したことを特徴とする浅い眠り動作を繰り返す人形。
【請求項2】
電磁石のON状態をOFF状態に切り替えるためのタイマースイッチを備えたことを特徴とする請求項1記載の浅い眠り動作を繰り返す人形。
【請求項3】
カム部材が略長方形状の断面を呈するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の浅い眠り動作を繰り返す人形。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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