説明

浴槽の製造方法および浴槽

【課題】 浴槽の溜湯面の裏面に断熱保温性を有する発泡層を備えた浴槽を、簡易に製造する製造方法および、その浴槽を提供する。
【解決手段】 成形金型2により浴槽1の浴槽本体11を形成する成形材料7と、浴槽本体11の裏面に発泡層81を形成する発泡性樹脂8と、による発泡層81を裏面に一体で設けた浴槽1の金型成形での製造方法であって、上記浴槽本体11形成後、上記発泡性樹脂8を注入する空間を形成するため、キャビティの密閉状態を保ちつつ型開きし、上記発泡性樹脂8を注入する。その後、キャビティの密閉状態を保ちつつ更に型開きし、注入した上記発泡性樹脂8を発泡させる発泡空間6を形成し、上記発泡空間6に上記発泡性樹脂8を発泡させることで、浴槽本体11裏面に密着した発泡層81を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽の製造方法および浴槽に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、浴槽の多くは、FRP(繊維強化樹脂)を材料としており、SMC法(積層成形法)と呼ばれる重ねたFRPのシート材を、成形金型でプレス加工し製造している。このFRP製浴槽は、断熱保温性に乏しく、浴槽の溜湯面に溜めた湯が冷め易く、断熱保温性を高めるため、上記溜湯面の裏面に、断熱部材を粘着テープなどの接着部材で貼り付けたものがある。
【0003】
しかし、曲面形状を有する上記裏面に対して、断熱部材の貼付け作業が困難であるという問題を生じていた。
【0004】
そこで、断熱部材を裏面に設けた浴槽が考えられている。この浴槽は、断熱部材を上記裏面に設ける時に、成形した浴槽本体を一方の型として、他方の型に断熱部材用の金型を設け、上記裏面に断熱部材を形成するものであり、浴槽本体用の金型と、断熱部材用の金型の二つを必要とするものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
しかしながら、断熱部材用の新たな金型を必要とし、尚且つ断熱部材を設ける時に、浴槽本体用の金型から、断熱部材用の金型への移動交換作業を必要としており、製造工程の複雑化および製造費用の増加という問題を抱えている。
【特許文献1】特開2005−205878号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであり、浴槽本体用の金型と断熱部材用の金型を一体とし、断熱保温性を有する発泡層を裏面に一体で設けた浴槽を簡易且つ安価に製造する製造方法、およびその浴槽を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の製造方法は、成形金型2により浴槽1の浴槽本体11を形成する成形材料7と、上記浴槽本体11の裏面に発泡層81を形成する発泡性樹脂8と、による発泡層81を裏面に一体で設けた浴槽1の製造方法であって、上記浴槽本体11形成後、浴槽本体11の裏面形状を形成した裏面型板4を動かして上記発泡性樹脂8を注入する空間を形成し、上記発泡性樹脂8を上記浴槽本体11の裏面に注入し、その後、上記裏面型板4を更に動かして、上記発泡性樹脂8を発泡させる発泡空間6を形成し、上記発泡空間6に上記発泡性樹脂8を発泡させることで、発泡層81を設けることを特徴とした方法である。
【0008】
このような構成をすることで、浴槽本体11の形成から連続して断熱部材を設けることが可能となり、作業工程を簡易にし、且つ断熱部材を接着する接着部材を不要にできる。また、浴槽本体11の曲面形状に対して、容易に断熱保温性を備えることができる。
【0009】
また、前記裏面型板4の浴槽本体11の裏面形状を形成する裏面形成面41に、複数の凹凸を設けることで、上記浴槽本体11と前記発泡性樹脂8の密着面にアンカー効果が得られ、上記浴槽本体11と上記発泡性樹脂8間の密着性が高まり、断熱保温性を向上でき好ましい。
【0010】
また、前記成形材料7が完全に硬化する前に、前記発泡性樹脂8を注入すれば、上記成形材料7により形成される前記浴槽本体11と前記発泡性樹脂8間の密着性が高まり、断熱保温性を向上でき好ましい。
【0011】
また、前記発泡性樹脂8を熱可塑性樹脂とし、前記裏面形成面41の温度を調節する温度調節手段を前記裏面型板4に設け、前記発泡空間6形成時、上記裏面形成面41の温度を上記温度調節手段で低下させることで、注入時の温度のままでは粘度が低く、発泡が生じても発泡層81が維持できずに崩壊してしまう発泡性樹脂8を用いる場合でも、粘度を高められ、発泡層81の崩壊を防止でき好ましい。
【0012】
また、前記発泡性樹脂8を熱硬化性樹脂とし、上記発泡性樹脂8が完全に硬化する前に、前記発泡空間6を形成し、上記発泡性樹脂8を発泡させるものとすれば、発泡層81の崩壊や発泡中断などの、上記発泡性樹脂8の完全硬化による発泡層81形成の不具合を防止でき、断熱保温性の得るのに十分な発泡層81を形成可能となり好ましい。
【0013】
また、前記発泡性樹脂8の硬化度を検知する検知手段43を、前記裏面型板4に設けることで、前記発泡空間6を形成する最適な時期の判断が容易となり、発泡層81を断熱保温性の得るのに十分な厚さにでき、断熱保温性のばらつきを軽減した発泡層81を形成可能となり好ましい。
【0014】
また、前記裏面型板4を、少なくとも二つ以上の金型を組み合わせたものとし、少なくとも一つ以上の上記金型が、型開きする方向以外の方向にも動くことで、前記発泡空間6が広がり、断熱保温性を向上でき、更に前記浴槽1の形状や機能に合わせて、前記発泡層81の厚さを調節可能となり好ましい。
【0015】
また、前記発泡空間6を減圧する減圧手段45を前記裏面型板4に設け、前記発泡性樹脂8発泡時、上記発泡空間6を上記減圧手段45で減圧すれば、前記発泡性樹脂8の発泡が促進され、発泡層81の厚さを均一に、且つ発泡時間を短縮して製造でき好ましい。
【0016】
また、本発明の浴槽1は、請求項1から8のいずれか一つに記載の製造方法で製造されたことを特徴とするものである。
【0017】
このような構成をすることで、発泡層81を裏面に一体で設けた浴槽1となり、断熱部材を浴槽本体11に接着する接着部材を不要にでき、断熱部材と浴槽本体11の上記接着部材の経年劣化による断熱部材の剥離の心配の無いものとなる。
【発明の効果】
【0018】
前述のように本発明の製造方法は、断熱部材用の金型を別途設ける必要が無くなり、製造費用を安価にでき、更に、浴槽本体の曲面形状に対して、容易に断熱部材を設けることができ、製造工程を簡易化できる。
【0019】
また、前述のように本発明の浴槽は、発泡層を裏面に一体で設けた浴槽となり、断熱部材を浴槽本体に接着する接着部材を不要にでき、断熱部材と浴槽本体の上記接着部材の経年劣化による断熱部材の剥離の心配の無いものとなり、且つ浴槽形状に沿って上記発泡層が直接形成されるため、密着性が高く、断熱保温性を向上したものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0021】
図1は、発泡性樹脂8の発泡による発泡層81を裏面に一体で設けた浴槽1の製造方法の実施例である。発泡性樹脂8は、発泡剤を含ませた樹脂あるいはガス含浸したガス含浸樹脂が望ましいが、本発明の製造方法で、発泡層81を形成可能とする樹脂ならば、特に限定しない。
【0022】
上記実施例における製造装置は、下方に設けた固定枠(特に図示しない)と、上方に備え上記固定枠に対して上下に可動自在とする可動枠(特に図示しない)と、上記固定枠および可動枠に囲まれた空間に位置する成形金型2と、からなるプレス加工機(特に図示しない)である。なお、図示しない製造装置においては、本発明の製造方法を実施できるものであれば、特に限定しないものである。
【0023】
そして、上記成形金型2は、上記固定枠に下方を固定され上方に浴槽本体11の表面形状である溜湯面の型である表面形成面31を備えた表面型板3と、上記可動枠に上方を固定され浴槽本体11の裏面形状の型である裏面形成面41を下方に備えた裏面型板4と、上記裏面型板4に設け発泡性樹脂8を注入する注入手段5と、からなるものである。
【0024】
浴槽本体11を形成する成形材料7を、図1aのように上記表面形成面31に載置し、前記可動枠を前記固定枠に向け動かすことで、上記裏面型板4と表面型板3が係合し、上記成形材料7をプレス加工し、図1bのように上記浴槽本体11が形成される。
【0025】
なお、成形材料7は、FRPシート材が望ましいが、本発明の製造方法で、発泡層81を裏面に一体で設けた浴槽1を製造可能とする成形材料7であれば、特に限定しない。
【0026】
そして、上記浴槽本体11が完全に硬化する前に、上記裏面型板4と表面型板3の係合により形成されたキャビティの密閉状態を保ちつつ、上記裏面型板4を動かし型開きすることで、発泡性樹脂8を注入する空間を形成する。そして、上記発泡性樹脂8を注入する空間に、上記注入手段5から上記発泡性樹脂8を注入することで、図1cのように浴槽本体11裏面に発泡性樹脂8を密着させる。
【0027】
更に、注入した上記発泡性樹脂8が完全に硬化する前に、図1dのようにキャビティの密閉状態を保ちつつ、更に型開きすることで、上記発泡性樹脂8を発泡させる発泡空間6を形成する。上記発泡性樹脂8が、上記発泡空間6内で発泡することで、発泡層81となり、図1eのようになる。
【0028】
上記発泡層81の形成が完了した後、裏面型板4を完全に型開きし、上記浴槽1を成形金型2から外すことで、裏面に発泡層81を備えた浴槽1を製造することができる。
【0029】
また、図2は、上記裏面形成面41に複数の凹凸を設けた他例である。上記凹凸は、型閉め方向に向けて開口した凹部411であり、上記裏面形成面41に、等間隔で複数設けたものである。
【0030】
浴槽本体11形成時に、成形材料7は、図2aのように上記凹部411に流入して、浴槽本体11は裏面に突出部12を設けたものとなる。上記突出部12により、注入した発泡性樹脂8と接する表面積が増加するため、成形材料7と発泡性樹脂8の密着度が向上する。
【0031】
また、凹部411の形状は、底面を開口面より小さいあるいは略同じ大きさであり、型開き時に、浴槽1が上記裏面型板4へ食い付き難いものとなっている。
【0032】
なお、凹凸は、凸部であってもよく、ましてや異なる凹凸を組み合わせたものであってもよく、浴槽本体11および発泡層81の機能を損なわず、且つ浴槽本体11と発泡層81との間に別途接着手段を必要としないものであれば、凹凸の形状および裏面形成面41への配置は、特に限定しない。
【0033】
図3は、蒸気管421と冷水管422からなる温度調節手段を裏面型板4に設け、裏面形成面41の温度調節を可能とし、発泡性樹脂8を熱可塑性樹脂とした他例である。発泡時に、冷水管422に冷水を流し、裏面形成面41を冷却し、発泡性樹脂8の温度を低下させ粘度を増加させることで、発泡による発泡層81の崩壊を防止でき、断熱保温性を備えた発泡層81の形成が可能となる。
【0034】
そして、完成した浴槽1を型から取り出した後、冷水管422の冷水を止め、蒸気管421に蒸気を流すことで裏面形成面41が加熱され、上記裏面形成面41の下がっていた温度が元に戻り、次の浴槽1の製造を行うことができる。なお、温度調節手段は、蒸気管421や冷水管422に限定するものではない。
【0035】
また、発泡性樹脂8の熱特性に合わせて、発泡層81形成前に、前記温度調節手段を用いて、発泡性樹脂8の粘度を調節し、発泡層81の断熱保温性を向上させることもできる。更に、発泡性樹脂8が熱硬化性樹脂である場合には、上記温度調節手段を用いて、粘度の調節だけでなく、発泡層81完了後に、裏面形成面41の温度を上げ、発泡層81の硬化を促進してもよい。
【0036】
また、図4は、注入した発泡性樹脂8の硬化度を検知する検知手段43を裏面型板4に設けた他例であり、上記検知手段43は、硬化度センサーである。
【0037】
検知した発泡性樹脂8の硬化度から、発泡空間6を形成する最適な時期を判断でき、発泡層81を裏面に一体で設けた浴槽1の品質のばらつきを軽減させることができる。
【0038】
また、検知手段43を裏面型板4に設けたため、浴槽本体11形成時の成形材料7の硬化度を検知することも可能であり、検知した成形材料7の硬化度に基づいて、発泡性樹脂8を注入する時期を判断し、成形材料7と発泡性樹脂8の密着度を向上させることもできる。
【0039】
なお、検知手段43は、硬化度センサーに限定するものではなく、温度センサーや圧力センサーであってもよく、発泡空間6を形成する時期を判断可能とする検知手段43であれば、特に限定しない。
【0040】
また、図5は、前記裏面形成面41の浴槽本体11の側面形状を形成する部位を、裏面型板4から可動自在の可動金型44としたものである。
【0041】
上記可動金型44は、型開きする方向に直交するA方向にスライド自在としたものである。発泡空間6形成時に、上記可動金型44は、図5aの状態からA方向にスライドすることで、側面側の発泡空間6を広げる。このとき、可動金型44の表面型板3と係合している部位は、キャビティの密閉状態を保つためA方向にスライドしない。
【0042】
そして、上記可動金型44のA方向へのスライドにより広がった側面の発泡空間6にも、発泡性樹脂8が発泡し、図5bのように発泡層81が形成される。
【0043】
したがって、キャビティの密閉状態を保ちつつ行う型開きだけでは、形成される発泡空間6が狭く、薄くなりがちな浴槽1側面側の発泡層81の厚さを増すことができ、より断熱保温性を向上した浴槽1を製造できる。
【0044】
また、上記可動金型44の表面型板3と係合している部位は、浴槽1を取り出すための型開き時に、A方向にスライドし、浴槽1を裏面型板4から取り外し可能とするものである。
【0045】
なお、可動金型44を複数組み合わせて浴槽本体11の底面や側面などの一つの平面を形成するものとして、配管などの浴室設備に合わせて、発泡層81の厚さを位置ごとに調節できるものとしてもよい。
【0046】
また、図6は、裏面型板4に減圧手段45を設け、発泡空間6内の圧力を減圧可能とした他例であり、上記減圧手段45は真空ポンプである。キャビティの密閉状態を保ちながら発泡空間6を形成するため、上記減圧手段45を設けなくても、上記発泡空間6の圧力は低下している。
【0047】
しかしながら、発泡空間6形成時の圧力低下のみでは、発泡層81の厚さにばらつきが発生することがあり、上記減圧手段45で更に圧力を低下させることで、発泡を促進させ、発泡層81の厚さを略均一に形成することを可能としたものである。
【0048】
なお、減圧手段45は、真空ポンプに限定するものではなく、発泡空間6を更に減圧可能とするものであれば、特に限定しない。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の発泡層を裏面に設けた浴槽の製造方法における実施例であり、(a)は成形金型の初期状態の断面図であり、(b)は浴槽本体形成時の断面図であり、(c)は発泡性樹脂注入時の断面図であり、(d)は発泡空間形成時の断面図であり、(e)は発泡層形成時の断面図である。
【図2】同上の、裏面形成面に凹凸を設けた他例であり、(a)は断面図であり、(b)は要所拡大図である。
【図3】同上の、裏面型板に温度調節手段を設けた他例の断面図である。
【図4】同上の、硬化度を検知する検知手段を設けた他例の断面図である。
【図5】同上の、裏面型板に可動金型を設けた他例であり、(a)は発泡性樹脂注入時の断面図であり、(b)は発泡層形成時の断面図である。
【図6】同上の、裏面型板に減圧装置を設けた他例の断面図である。
【符号の説明】
【0050】
1 浴槽
2 成形金型
3 表面型板
4 裏面型板
5 注入手段
6 発泡空間
7 成形材料
8 発泡性樹脂

【特許請求の範囲】
【請求項1】
成形金型により浴槽の浴槽本体を形成する成形材料と、上記浴槽本体の裏面に発泡層を形成する発泡性樹脂と、による発泡層を裏面に一体で設けた浴槽の製造方法であって、上記浴槽本体形成後、浴槽本体の裏面形状を形成した裏面型板を動かして上記発泡性樹脂を注入する空間を形成し、上記発泡性樹脂を上記浴槽本体の裏面に注入し、その後、上記裏面型板を更に動かして、上記発泡性樹脂を発泡させる発泡空間を形成し、上記発泡空間に上記発泡性樹脂を発泡させることで、発泡層を設けることを特徴とする浴槽の製造方法。
【請求項2】
前記裏面型板の浴槽本体の裏面形状を形成する裏面形成面に、複数の凹凸を設けたことを特徴とする請求項1記載の浴槽の製造方法。
【請求項3】
前記成形材料が完全に硬化する前に、前記発泡性樹脂を注入することを特徴とする請求項1または2記載の浴槽の製造方法。
【請求項4】
前記発泡性樹脂を熱可塑性樹脂とし、前記裏面形成面の温度を調節する温度調節手段を前記裏面型板に設け、前記発泡空間形成時、上記裏面形成面の温度を上記温度調節手段で低下させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の浴槽の製造方法。
【請求項5】
前記発泡性樹脂を熱硬化性樹脂とし、上記発泡性樹脂が完全に硬化する前に、前記発泡空間を形成し、上記発泡性樹脂を発泡させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の浴槽の製造方法。
【請求項6】
前記発泡性樹脂の硬化度を検知する検知手段を、前記裏面型板に設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の浴槽の製造方法。
【請求項7】
前記裏面型板を、少なくとも二つ以上の金型を組み合わせたものとし、少なくとも一つ以上の上記金型が、型開きする方向以外の方向にも動くことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の浴槽の製造方法。
【請求項8】
前記発泡空間を減圧する減圧手段を前記裏面型板に設け、前記発泡性樹脂発泡時、上記発泡空間を上記減圧手段で減圧することを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の浴槽の製造方法。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一つに記載の製造方法で製造されたことを特徴とする浴槽。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−42518(P2010−42518A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−206009(P2008−206009)
【出願日】平成20年8月8日(2008.8.8)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】