浴槽掃除機

【課題】浴槽の残り湯は排水しないで浴槽掃除機を水面上浮かべて洗剤を少し投入し、浴槽掃除機を駆動することにより、水面上て浴槽内壁全週の掃除が可能になり、排水口より排水することで水面が自然に下降し上面部より下面部まで浴槽内壁全週の掃除が可能になり、かつ軽量で簡単で高効率な浴槽掃除機を提供する。
【解決手段】回転ブラシ１は低速回転で、羽根車１１は高速回転で、同時に２速度回転を得られる二重軸駆動による浴槽掃除機であって、回転ブラシ１は芯軸２３に設けられており羽根車１１は外軸１０に設けられており、外軸１０は芯軸２３の外部に同芯二重軸構造で設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は二重軸駆動による浴槽掃除機に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来より浴槽内壁の掃除は主婦また高齢者にとっては重労働に近いと考えられるが、通常は浴槽内壁の手前側は普通に掃除が可能であるが、反対側は長いブラシを片手で持ちその手が届きにくいのですぐ疲れれしまう、浴槽の中に入れば少し狭い感じで掃除感覚は良いとはいえないが我慢しながらの毎回浴槽内壁の掃除を行っているのが現状だと考えられる、そこで実用性の高い安全で簡単で高効率的な浴槽内壁掃除ロボットのような物の出現が望まれているが、一般的にはまだ商品化されてないと思われる。
但し浴槽清浄機は特開平９−２１５６２１で見られるが、この浴槽清浄機は（１０１）インペラと（１０２）ブラシが（１０３）軸上に直列に設けられおり、該ブラシと該インペラは同時同速回転であることは明白である。該インペラの適正回転数で回転させた場合は該ブラシは高速回転の領域に入り水滴の飛散が激しく浴槽全体が水滴に覆い被さり、なお浴槽掃除壁面と該ブラシ間に水膜のようなものが発生し該ブラシによる掃除効率が低くなると考えられる、該ブラシの低速適正回転数で回転させた場合は掃除効率が高くなるが、逆に該インペラの効率が低くなり壁面に対する吸着力と浴槽清浄機の前進力が低くなり、該ブラシと該インペラの同時同速回転の場合は清浄効率が低いと考えられる。
そこで、本発明による二重軸駆動による浴槽掃除機の出現により浴槽内壁全週の上面部から下面部まで、浴槽の排水に伴い自動的に掃除が可能になり、主婦また高齢者には非常に快適な日々を送ることが出来るでしょう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
浴槽の残り湯は排水しないで浴槽掃除機を水面上浮かべて洗剤を少し投入し、浴槽掃除機を駆動することにより、水面上て浴槽内壁全週の掃除が可能になり、排水口より排水することで水面が自然に下降し上面部より下面部まで浴槽内壁全週の掃除が可能になり、
水面が無くなれば自動的に浴槽底面部に着床しリミットスイッチ作動用ゴムキャップによりリミットスイッチが作動しギヤードモータが自動停止する、
その後は手動電動ブラシとして浴槽底面部も掃除が可能になり、軽量で簡単で高効率的な二重軸駆動による浴槽掃除機で解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
回転ブラシは低速回転で、羽根車は高速回転で、同時に２速度回転を得られる二重軸駆動による浴槽掃除機であって、
該回転ブラシは芯軸に設けられており、該羽根車は外軸に設けられており、該外軸は該芯軸の外部に同芯二重軸構造で設けられている、
ことを特徴とする浴槽掃除機。
【発明の効果】
【０００５】
通常はハンドブラシで浴槽内壁を何回も上下運動を繰り返しながら浴槽内壁全週の掃除は主婦また高齢者には重労働に近いと考えられるが、本浴槽掃除機の出現より自動で正確に浴槽内壁全週を上部面より下部面までの掃除が可能になり、重労働から解放されて主婦また高齢者の皆様方には非常に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】掃除機全体を示す平面図である。
【図２】掃除機全体を示す正面図である。
【図３】Ｃ部詳細である。
【図４】回転ブラシ部のＡ−Ａ視図である
【図５】羽根車部のＢ−Ｂ断面図である。
【図６】直進走行形跡図である。
【図７】角部回転開始形跡図である。
【図８】角部中央回転形跡図である。
【図９】角部回転終了形跡図である。
【図１０】再直進走行形跡図である。
【図１１】手動床面掃除時の電動ブラシの形態を示す。
【図１２】従来の浴槽清浄機の構成断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
本浴槽掃除機の防水形パワースイッチの操作のみで駆動し、回転ブラシは低速回転で羽根車は高速回転で２速度同芯回転が得られる二重軸駆動により、回転ブラシは回転に伴う水滴の飛散を押えながら、浴槽壁面と回転ブラシ間に水膜の発生しにくい掃除効率の良い適正回転数が独自に得られ、
かつジェット噴流用は、羽根車を外軸部に設けられており、ジェット噴流の吸い込み力により回転ブラシが浴槽壁面に押圧力を与えながら、ジェット噴流で浴槽掃除機全体を所定のスピードで前進させる、効率の良い適正回転数が独自に得られる、
かつ掃除機底面に設けられた、リミットスイッチ作動用ゴムキャップにより防水性能とリミットスイッチの作動性にも信頼性の高い、実用的な浴槽掃除機と考えられる。
【実施例】
【０００８】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図１は本発明に係る浴槽掃除機の平面図で、図２は正面図で、図３はＣ部詳細図で、図４はＡ−Ａ視図で、図５はＢ−Ｂ断面図ある。
【０００９】
（２１）掃除機本体の中央部に（２３）芯軸が設けられており、該芯軸に（１０）外軸が設けられており、該芯軸の先端部に（１）回転ブラシが設けられており、該外軸に（１１）羽根車と（２５）羽根車駆動用シンクロプーリが設けられており、該芯軸に（２４）カラー、（２０）回転ブラシ駆動用シンクロプーリが設けられており、
【００１０】
該芯軸と該外軸部に（２８）芯軸用防水シールが設けられており、該外軸と該掃除機本体の軸受部には（２７）外軸用防水シールが設けられており、
【００１１】
かつ該掃除機本体底面部には（１６）ギヤードモータが装着されており、該ギヤードモータのギヤー出力軸側に（１７）ギヤー軸用シンクロプーリが設けられており、該ギヤー軸用シンクロプーリには（１９）回転ブラシ駆動用シンクロベルトが装着さされており、
【００１２】
かつ該ギヤードモータのモータ出力軸側に（１２）モータ軸用シンクロプーリが設けられており、該モータ軸用シンクロプーリには（２６）羽根車駆動用シンクロベルトが装着されており、
【００１３】
かつ該掃除機本体底面部には（１４）リミットスイッチ作動用ゴムキャップが装着されており、（１３）リミットスイッチ取付金具と（１５）リミットスイッチと（６）二次電池が設けられており、
【００１４】
かつ上面部には（２）防水形充電コネクター（７）防水形パワースイッチが載置されており、かつ該回転ブラシに（９）ジェット噴流の吸込口が設けられている。
【００１５】
図５は直進走行形跡図、図６は角部回転開始形跡図、図７は角部中央回転形跡図、図８は角部回転終了形跡図、図９は再直進走行形跡図であり、浴槽角部も円滑に順次直進から角度を変化させながら９０度回転し再直進走行に進む全形跡を示す、図１０は手動床面掃除用の電動ブラシとしての使用時を示す、図１１は従来の浴槽清浄機の構成断面図を示す。
【符号の説明】
【００１６】
１回転ブラシ
２防水形充電コネクター
３吸着方向矢印
４浴槽
５進行方向矢印
６二次電池
７防水形パワースイッチ
８ジェット噴流方向矢印
９ジェット噴流の吸込口
１０外軸
１１羽根車
１２モータ軸用シンクロプーリ
１３リミットスイッチ取付金具
１４リミットスイッチ作動用ゴムキャップ
１５リミットスイッチ
１６ギヤードモータ
１７ギヤー軸用シンクロプーリ
１８排水口
１９回転ブラシ駆動用シンクロベルト
２０回転ブラシ駆動用シンクロプーリ
２１掃除機本体
２２水面
２３芯軸
２４カラー
２５羽根車駆動用シンクロプーリ
２６羽根車駆動用シンクロベルト
２７外軸用防水シール
２８芯軸用防水シール

【特許請求の範囲】
【請求項１】
回転ブラシは低速回転で、羽根車は高速回転で、同時に２速度回転を得られる二重軸駆動による浴槽掃除機であって、
該回転ブラシは芯軸に設けられており、該羽根車は外軸に設けられており、該外軸は該芯軸の外部に同芯二重軸構造で設けられている、
ことを特徴とする浴槽掃除機。
【請求項２】
前記浴槽掃除機本体の底面部にリミットスイッチ作動用ゴムキャップを設けた、
ことを特徴とする請求項１記載の浴槽掃除機。

【図１】