説明

液体分配エンドピース、及び、そのようなエンドピースを備える液体の収容及び分配アッセンブリ

【課題】この液体分配エンドピースは、二つのフィルター膜と膜を支持すると共に膜を通じて液体を送るための支持部分とを備える、点眼液分配エンドピースを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、支持部分32、34、36を互いに固定するために支持部分に後成型される連結部分38を備え、支持部分は、上支持部分34と下支持部分32と上支持部分34と下支持部分32との間に配置された中間支持部分36を備え、膜28が下支持部分32と中間支持部分36との間に保持され、膜30が中間支持部分36と下支持部分32との間に保持され、膜28、30は連結部分38によってオーバーモールドされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二つのフィルター膜と、膜を支持すると共に膜を通じて液体を送るための支持部分とを備えるタイプの液体分配エンドピースに関する。
【背景技術】
【0002】
このタイプのエンドピースに使用されるフィルター膜は、薄弱である。これは、そのような分配エンドピースの生産を複雑で高くつくようにし、エンドピースが複数の膜を備える場合にはそれよりも複雑で高くつく。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、複数のフィルター膜を有し、生産するのに容易で経済的な液体分配エンドピースを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
このために、本発明は、上述したタイプの液体分配エンドピースを提案する。この液体分配エンドピースは、支持部分を互いに固定するために支持部分に後成型される連結部分を備え、支持部分は、上支持部分と、下支持部分と、上支持部分と下支持部分との間に配置された中間支持部分とを備え、膜が下支持部分と中間支持部分との間に保持され、膜が前記中間支持部分と下支持部分との間に保持される。
【0005】
他の実施態様によれば、液体分配エンドピースは、孤立されたあるいは技術的可能な組み合わせによる一つ以上の以下の特徴を備える。
【0006】
膜は、連結部分によってオーバーモールドされている。
【0007】
支持部分及び膜は、縦軸方向(A−A)に重ね合わされている。
【0008】
支持部分によって画定される二つの別個の液体流通通路を備え、二つの膜の各々は、それぞれの通路を横切って伸びる。
【0009】
通路は、上支持部分を通じた一端部及び下支持部分を通じた一端部において開いている。
【0010】
通路は、中間支持部分を通じた一端部及び下支持部分を通じた他端部において開いている。
【0011】
空気の流通用通路と、液体の流通用通路とを備え、空気の流通用通路を横切って伸びる膜は、疎水性であり、液体の流通用通路を横切って伸びる膜は、疎水性である。
【0012】
中間支持部分は、スナップ嵌合によって下支持部分及び上支持部分の双方に連結されている。
【0013】
連結手段は、中間支持部分を取り囲む。
【0014】
中間支持部分は、補強リブを備える。
【0015】
補強リブは、流体流通管及び中間支持部分を横切って伸びる少なくとも一組の星形リブを備える。
【0016】
連結手段は、支持部分の積み重ね軸線を中心にして分配されたいくつかの位置から注入によってオーバーモールドされる。
【0017】
中間支持部分は、連結手段の注入型を保持する部材を受け入れるための少なくとも一つの穴を備え、その部材は、連結部分の注入の間中間支持部分を固定するために穴に挿入される。
【0018】
保持部材を受け入れるための少なくとも一つの穴は、穴を介して横軸方向に開くエンドピースを通じた液体流通用通路の一部分の範囲を定める。
【0019】
本発明は、また、液体の収容及び分配アッセンブリに関し、液体の収容及び分配アッセンブリは、容器を備え、容器は、首部と、首部に配置された、上記画定されたエンドピースとを有する。
【0020】
本発明及びその利点は、添付図面を参照しながら、実施例を通して完全に与えられた以下の記述から明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1乃至図3は、水溶液の形態の目薬を収容及び分配するためのアッセンブリ2を示す。
【0022】
アッセンブリ2は、目薬を入れるための容器4と、滴カウンターエンドピース(端部分)6と、容器4を閉じるためのストッパー8と、アッセンブリ2の最初の開封を示す、いじくった跡が分かるように工夫されたベルト叉はリング10とを備える。
【0023】
図示の実施例では、容器4は、プラスチック材料で作られたボトルであり、図示しない目薬を収容する。容器4は、上首部14で伸びている中空の本体12を備え、上首部14は、垂直の縦軸線A−Aに沿って伸びる。
【0024】
一般的なように、本体12の壁は、本体12の内容積の減少及び上首部14を通じた目薬の排出を引き起こすために圧迫によって弾性的に変形できる。
【0025】
首部14は、外側ねじ部分16を備え、外側ねじ部分16は、ストッパー8を首部14にねじ込むためにストッパー8の内側ねじ部分18と相互補完する。
【0026】
いじくった跡が分かるように工夫されたリング10は、破壊可能なタブ20によってストッパー8に初期的に連結されており、そして、初めて開封されるときにストッパー8から分離される。
【0027】
このために、いじくった跡が分かるように工夫されたリング10は、いじくった跡が分かるように工夫されたリング10の内側面に対して突き出るスタッド(図示せず)を備える。いじくった跡が分かるように工夫されたリング10がストッパー8の締め付け方向に回転するのを許容するために、いじくった跡が分かるように工夫されたリング10が配置されるのを許容し、そして、いじくった跡が分かるように工夫されたリング10がストッパー8の締め付けない方向に回転するのを防止するために、そして、ストッパー8が初めて開封されるときにタブ20が破壊されるまでいじくった跡が分かるように工夫されたリング10を保持するために、スタッドは、首部14の歯車部22(図2)と協働する。
【0028】
エンドピース6は、目薬が一滴ずつ出されるのを許容し、容器12から出される目薬及び容器12に入る空気をろ過するために、首部14に嵌合される。
【0029】
エンドピース6は、二つの別個の分離した通路である、第1液体流通通路24と第2空気流通通路26を有する(図1)。
【0030】
エンドピース6は、第1通路24を横切って配置された親水性マイクロフィルター膜28と、第2通路26を横切って配置された親水性マイクロフィルター膜30とを備える。
【0031】
親水性マイクロフィルター膜28は、容器12から出される液体をろ過する機能と、第1通路24を介して空気が流入するのを防止する機能とを有する。親水性マイクロフィルター膜30は、液体の汚染を防ぐために容器12に流入する空気をろ過する機能と、液体が第2通路26を介して出されるのを防止する機能とを有する。
【0032】
図3に図示のように、エンドピース6は、下部分32、上部分34、下部分32と上部分34との間に配置された中間部分36とを備える支持部分を有する。
【0033】
エンドピース6は、支持部分32、34、36を互いに固定するために支持部分32、34、36にオーバーモールドされる連結部分38を備える。
【0034】
膜28、30は、支持部分32、34、36間で保持され、二つの通路24、26は、膜28、30を通じて液体及び空気を送るのに供する支持部分32、34、36によって画定される。
【0035】
図4に示されるように、下部分32は、概ね、軸線A−Aを有し、開口42と、上方に突き出るカニューレ44と、下方に突き出て、首部14の内側に嵌合される固定スカート部45と、上方に突き出て、上リム46に沿って分配された内部レリーフ48が提供された環状上リム46とを備える円柱ディスクの形状である。
【0036】
中間部分36は、概ね、軸線A−Aを有し、第1導管50と、中間部分36を通って伸びる第2導管52とを備える円柱ディスクの形状である。第1導管50は、縦軸線に沿って段状に伸び、上方に向かって広がる。第2導管52は、インレット管54とチャンバー56を備え、チャンバー56は、下方に開き、インレット管54は、中間部分36の外側面とチャンバー56との間を横方向に伸びる。
【0037】
上部分34は、概ね、軸線A−Aを有し、下方に突き出て、内部レリーフ61が提供された下方に開く凹部60を定める環状下リム58と、上方に突き出る液体分配ノズル62と、凹部60の基部とノズル62の上端部との間でノズル62の内側に伸びるアウトレット管64とを備える円柱ディスクの形状である。
【0038】
アウトレット管64は、本体12が使用者によって指と指との間で押しつぶされたときに、調整された滴の大きさで目薬が一滴ずつ分配されるのを許容する。このために、アウトレット管64は、従来のように、広がる部分に続く狭い部分を備える。
【0039】
支持部分32、34、36が軸線A−Aに沿って重ねあわされると、上部分34と下部分32は、中間部分36によって互いに軸方向に離間して保持される。
【0040】
さらに、一方で、第2通路26を画定するために開口42がチャンバー56に連結される。第2通路26は、下部分32を通る開口42を介して下方に開き、上部分34と下部分32との間にある中間部分36を通るインレット管54を介して横方向に開く。
【0041】
他方、一端部が下部分32を通るカニューレ44を介して下方に開き、他端部が上部分34を通るアウトレット管64を介して上方に開く第1通路24を画定するために、カニューレ44は、凹部60に連結された第1導管50に連結される。
【0042】
親水性膜30は、下部分32と中間部分36との間に配置される。下部分32と中間部分36は、環状支持部66を備え、環状支持部66の間に親水性膜30が固定され、親水性膜30は、第2通路26を横切って伸び、親水性膜30の端領域31は外方に突き出る。
【0043】
親水性膜28は、上部分34と中間部分36との間に配置される。上部分34と中間部分36は、環状支持部68を備え、環状支持部68の間に親水性膜28が固定され、親水性膜28は、第1通路24を横切って伸び、親水性膜28の端領域29は外方に突き出る。
【0044】
エンドピース6は、下部分32を中間部分36に及び中間部分36を上部分34にスナップ嵌合によって固定する手段を備える。
【0045】
図示の実施例では、スナップ嵌合手段は、中間部分36に提供され、下リム58の内部レリーフ61と協働する一組の第1可撓性部材70と、中間部分36に提供され、上リム46の内部レリーフ48と協働する一組の第2可撓性部材72とを備える。
【0046】
図6及び図7に示されるように、一組の第1可撓性部材70は、半径方向外方でかつ上方に傾斜して伸びる。各第1可撓性部材70は、制限角度部分にわたって軸線A−Aを中心にして延びる。第1可撓性部材70は、中間部分36の周りに分配され、スペース74によって分離される。
【0047】
中間部分36が上部分34のより近くに動かされると、一組の第1可撓性部材70は、内部レリーフ61の弾性回復によって係合し、上部分34に中間部分36を固定する。
【0048】
一組の第2可撓性部材72は、同様である。一組の第2可撓性部材72は、半径方向外方でかつ下方に突き出る。各第2可撓性部材72は、制限角度部分にわたって軸線A−Aを中心にして延びる。第2可撓性部材72は、中間部分36の周りに分配され、スペース76によって分離される。
【0049】
中間部分36が下部分32のより近くに動かされると、一組の第2可撓性部材72は、内部レリーフ48の弾性回復によって係合し、下部分32に中間部分36を固定する。
【0050】
図5に示されるように、連結部分38は、下部分32、上部分34、中間部分36にオーバーモールドされる。連結部分38は、機械的連結及び支持部分32、34、36間の密閉を提供するのに役立つ。
【0051】
また、連結部分38は、オーバーモールドされる通路24、26の外側に伸びる膜28、30の端領域29、31で、膜28、30を固定するのに役立つ。
【0052】
連結部分38は、下部分32と上部分34との間に伸び、リム46、58と係合、詳細にはリム46、58の内部レリーフ48、61と係合する。
【0053】
連結部分38は、中間部分38を取り囲み、中間部分38の周りにスリーブを形成する。さらに、可撓性部材70、72間の有効範囲(coverage)を提供し、従って、中間部分36の効果的な固定を提供し、可撓性部材70、72を固定し、中間部分が下部分32及び上部分34から分離されない。
【0054】
本発明によれば、エンドピース6を生産する方法は、下部分32、上部分34、中間部分36、膜28、30が積み重ねられ、スナップ嵌合手段(可撓性部材70、72及びレリーフ48、61)が係合される組立てステップを備える。
【0055】
これは、その積み重ねが適切な方法で少なくとも暫定的に維持されるのを許容する。膜28、30が、下部分32、上部分34及び中間部分36によって保持されかつ保護されているので、この積み重ねは、膜28、30を損傷しないで容易に扱われることができる。
【0056】
また、上記方法は、スタックが下部分32を収容するための凹部を備える下金型80と上部分34を収容するための凹部を備える上金型82とを有する型78の中に配置され、それから、プラスチック材料が連結部分38を形成するために加圧されて注入される、図8に示された注入ステップを備える。
【0057】
注入ステップの間、溶融したプラスチック材料がインレット管54に流れるのを防止するために、ニードル形状の挿入部84がインレット管54の内側と係合される。例えば、挿入部84は、下金型80に移動可能かつ取り外し可能(矢印F)に取り付けられる。
【0058】
溶融したプラスチック材料は、下部分32と上部分34との間で中間部分36の周囲に注入される。プラスチック材料は、可撓性部材70間及び可撓性部材72間のスペース74及び76(図6及び7)を通じて流れ、内部レリーフ41及び48と係合し、可撓性部材70、72を取り囲む。
【0059】
その結果、連結部分38は、支持部分32、34、36及び膜28、30の端領域29、31に後成型され、それは、端領域29、31が支持部分32、34、36に対して保持されるのを確実にする。
【0060】
また、連結部分38は、通路24、26を画定する支持部分32、34、36間のシールジョイントを形成する。
【0061】
図示の実施例では、連結部分38は、支持部分34と32との間のスペースに伸びる。本発明は、この実施例に限定されず、変形では、連結部分38は、支持部分34と32の外面を覆い、さらなに固定を改善するために、このスペースの外側に伸び、支持部分34と32の端部を迂回する。
【0062】
中間部分36は、首部14に連結するための下部分32と、一滴ずつ目薬を分配するための上部分34との間のスペースを維持するのに役立つ。
【0063】
注入ステップの間、中間部分36は、型78の下金型80及び上金型82によって支持されていない。
【0064】
中間部分36の外面にかかる圧力は、高く、中間部分36の粉砕が生じやすい。そのような粉砕を防止するために、図6及び図7に示されるように、中間部分36は、中間部分36の上面に星形のように配置された一組の補強リブ86と、中間部分36の下面に星形のように配置された一組のリブ88とを備える。一組の補強リブは、中間部分を製造するのに使用される材料量を制限することができると共に、中間部分に適当な強度を提供する。
【0065】
好ましくは、注入ステップの間、中間部分36の横方向の移動を防止するために、図9に示されるように、プラスチック材料は、エンドピース6の軸線A−Aを中心にして周囲に分配、好ましくは一定の間隔で配置された注入位置から、閉じた型78の中に放射状に注入される。例えば、二つの正反対に対向配置された注入位置90が使用される(図8)。
【0066】
さらに、選択的に、注入ステップの間、中間部分36は、型78の内側で半径方向に保持される。このために、図8及び図9に示されるように、インレット管54を閉じるための挿入部84、及び、例えば正反対に対向配置され、この目的のために中間部分36に提供されたブラインドホール94(図4)に係合される他の同様な挿入部を使用することが可能である。
【0067】
また、本発明は、鼻や目の水薬などの特に一滴ずつ分配される他の目薬を収容及び分配するためのアッセンブリに使用される。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】図1は、本発明による液体分配エンドピースを備える液体の収容及び分配アッセンブリの断面図である。
【図2】図2は、図1に示された液体の収容及び分配アッセンブリの分解斜視図である。
【図3】図3は、図1に示された液体の収容及び分配アッセンブリの断面図である。
【図4】図4は、エンドピースだけの分解斜視図である。
【図5】図5は、エンドピースだけの断面図である。
【図6】図6は、エンドピースの中間支持部分の底面図である。
【図7】図7は、エンドピースの中間支持部分の上面図である。
【図8】図8は、型に収容されたエンドピースの断面図である。
【図9】図9は、図8のIX−IXに沿った断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つのフィルター膜(28、30)と、
前記膜(28、30)を支持すると共に、前記膜(28、30)を通じて液体を送るための支持部分(32、34、36)とを備えるタイプの液体分配エンドピースであって、
前記支持部分(32、34、36)を互いに固定するために前記支持部分(32、34、36)に後成型される連結部分(38)を備え、
前記支持部分(32、34、36)は、上支持部分(34)と、下支持部分(32)と、前記上支持部分(34)と前記下支持部分(32)との間に配置された中間支持部分(36)とを備え、
膜(28)が前記下支持部分(32)と前記中間支持部分(36)との間に保持され、膜(30)が前記中間支持部分(36)と前記下支持部分(32)との間に保持されていることを特徴とする液体分配エンドピース。
【請求項2】
前記膜(28、30)は、前記連結部分(38)によってオーバーモールドされていることを特徴とする請求項1記載の液体分配エンドピース。
【請求項3】
前記支持部分(32、34)及び前記膜(28、30)は、縦軸方向(A−A)に重ね合わされていることを特徴とする請求項1叉は2に記載の液体分配エンドピース。
【請求項4】
前記支持部分(32、34、36)によって画定される二つの別個の液体流通通路(24、26)を備え、
前記二つの膜(28、30)の各々は、それぞれの通路(24、26)を横切って伸びることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の液体分配エンドピース。
【請求項5】
通路(24)は、前記上支持部分(34)を通じた一端部及び前記下支持部分(32)を通じた一端部において開いていることを特徴とする請求項4記載の液体分配エンドピース。
【請求項6】
通路(26)は、前記中間支持部分(36)を通じた一端部及び前記下支持部分(32)を通じた他端部において開いていることを特徴とする請求項5記載の液体分配エンドピース。
【請求項7】
空気の流通用通路(26)と、液体の流通用通路(24)とを備え、
前記空気の流通用通路(26)を横切って伸びる膜(30)は、疎水性であり、
前記液体の流通用通路(24)を横切って伸びる膜(28)は、疎水性であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一つに記載の液体分配エンドピース。
【請求項8】
前記中間支持部分(36)は、スナップ嵌合によって前記下支持部分(32)及び前記上支持部分(34)の双方に連結されていることを特徴とする請求項7記載の液体分配エンドピース。
【請求項9】
前記連結手段(38)は、前記中間支持部分(36)を取り囲むことを特徴とする請求項7叉は8記載の液体分配エンドピース。
【請求項10】
前記中間支持部分(36)は、補強リブ(86、88)を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一つ記載の液体分配エンドピース。
【請求項11】
前記補強リブは、流体流通管及び前記中間支持部分(36)を横切って伸びる少なくとも一組の星形リブ(86、88)を備えることを特徴とする請求項10記載の液体分配エンドピース。
【請求項12】
前記連結手段(38)は、前記支持部分(32、34、36)の積み重ね軸線(A−A)を中心にして分配されたいくつかの位置から注入によってオーバーモールドされることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一つ記載の液体分配エンドピース。
【請求項13】
前記中間支持部分(36)は、前記連結手段(38)の注入型(78)を保持する部材を受け入れるための少なくとも一つの穴(54、94)を備え、その部材は、前記連結部分(38)の注入の間前記中間支持部分(36)を固定するために前記穴(54、94)に挿入されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一つ記載の液体分配エンドピース。
【請求項14】
保持部材を受け入れるための少なくとも一つの穴(54)は、前記穴(54)を介して横軸方向に開く前記エンドピースを通じた液体流通用通路(26)の一部分の範囲を定めることを特徴とする請求項13記載の液体分配エンドピース。
【請求項15】
液体の収容及び分配アッセンブリであって、
前記液体の収容及び分配アッセンブリは、容器(12)を備え、
前記容器(12)は、首部(14)と、前記首部(14)に配置された、請求項1乃至14のいずれか一つ記載の液体分配エンドピース(6)とを有することを特徴とする液体の収容及び分配アッセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−213876(P2009−213876A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−19585(P2009−19585)
【出願日】平成21年1月30日(2009.1.30)
【出願人】(508256477)レクサム・ファーマ (2)
【Fターム(参考)】