説明

液体吐出容器

【課題】高粘度の液の吐出に好適で、大容量の貯留室を備えた大量消費型の吐出容器としても好適であり、使い勝手が良く、構造も簡単な液体吐出容器を提案する。
【解決手段】正立させた状態で傾斜する底壁10を備え、底壁下端位置の周壁11部分に吐出口を開口し、更に、頂部に加圧手段及び逆止弁32を備えた容器体Aと、吐出口に装着した開閉栓Bとを備え、前記加圧手段は、内容積を減少する如き弾性変形が可能な膨出部形態をなし、また、逆止弁は、加圧手段の押圧収縮時に内外が非連通で、加圧手段の弾性復元時に内外を連通する如く構成した。この逆止弁と加圧手段の存在で、容器本体内上部を高圧化することができ、これにより液を押圧して開閉栓より吐出できる如く構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は液体吐出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
液体の吐出容器として、高粘度の収容液を吐出する如く構成したものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
上記吐出容器は、液体貯留室の液体を吐出口部から吐出させる吐出容器であって、液体貯留室と吐出口とを液体流通路で連通するとともに、吐出口部にスリットが形成された弾性弁を配置し、また、液体貯留室と外側とを空気交換路で連通するとともに、その空気交換路の中間部にフィルターを介在せしめ、更にそのフィルターと液体貯留室との間には液体貯留室の側のみに拡開する空気流入弁を配置している。そして容器本体を圧搾することで液体流通路を介して吐出口より液を吐出し、容器本体の圧搾を停止すれば空気交換路から外気が容器本体内に導入される如く構成している。
【0004】
また、液体の吐出容器として、蛇腹を採用したものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この吐出容器は、液体吐出部を有するノズル部材と液体貯留室とを伸縮可能な蛇腹部材で連結するとともに、その蛇腹部材の上方と下方とに吐出方向には開放するが、吐出方向と反対の方向には開放しない弁を設けている。そして、ノズル部材を押圧することで蛇腹部材を収縮させて液を吐出し、押圧を解除することで負圧化した蛇腹部材内に弁を介して液体貯留室内の液を導入する如く構成している。
【特許文献1】特開平11−070963号公報
【特許文献2】特開平10−296166号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記吐出容器のうち前者は、ハンディータイプのものであり、大容量の貯留室を持つ大量消費型の容器としては適用が難しい。また、後者の場合には液が蛇腹内を通過するため、高粘度の液の吐出の際には蛇腹の伸縮が重くなる傾向がある。
【0006】
本発明は、高粘度の液の吐出に好適であり、しかも、大容量の貯留室を備えた大量消費型の吐出容器としても好適であり、使い勝手が良く、また、構造も簡単で安価に製造できる優れた液体吐出容器を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、正立させた状態で傾斜する底壁10下端位置の周壁11部分に吐出口14を開口し、頂部に加圧手段及び逆止弁32を備えた容器体Aと、吐出口14に装着して吐出口14を開閉可能に閉塞する開閉栓Bとを備え、前記加圧手段は内容積を減少する如き弾性変形が可能な膨出部形態をなし、前記逆止弁32を、加圧手段の押圧収縮時に内外が非連通で、加圧手段の弾性復元時に内外を連通する如く構成した。
【0008】
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記加圧手段が、容器体Aの頂部に下端を開口して一体に立設するとともに、筒壁に蛇腹20a を形成して伸縮可能に構成した筒状部20と、筒状部20の上端開口を気密に閉塞して着脱可能に装着したキャップA3とで構成した。
【0009】
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段に於いて、前記逆止弁32を、キャップ頂壁31に穿設した弁孔33と、キャップ頂壁31裏面に密接して弁孔33を閉塞する弾力性に富む材質で形成した弁板34とで構成し、前記弁板34を、容器体A内の負圧状態でキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く装着した。
【0010】
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第3の手段に於いて、前記弁板34を、上面を頂壁31裏面に密接した状態で周縁部の複数位置を係止してキャップ頂壁31裏面に装着し、容器体A内の負圧状態で弁板34が弾性的に撓むことでキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く構成した。
【0011】
第5の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第3の手段に於いて、前記弁板34を、一端部をキャップ頂壁31裏面に固着して装着し、容器体A内の負圧状態で固着部分を中心に弁板34が弾性的に開くことでキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く構成した。
【0012】
第6の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至前記第5の手段のいずれかの手段に於いて、筒状部20の周囲に筒状部20の不用意な押し下げを防止する突部21を立設した。
【発明の効果】
【0013】
本発明の液体吐出容器は、内容積を減少する如き弾性変形が可能な膨出部形態をなす加圧手段を備え、また、加圧手段の押圧収縮時に内外が非連通で、加圧手段の弾性復元時に内外を連通する如く構成した逆止弁32備えているため、加圧手段の加圧操作により容器体A内を加圧状態に維持でき、また、正立させた状態で傾斜する底壁10を備えているので、きわめて高粘度の収容液であっても容易に吐出することができる。また、開閉栓Bの存在で、一端加圧された液を小出しに吐出することができる利点もある。更に、比較的大容量の容器体に対しても充分に対応できる利点がある。
【0014】
容器体Aの頂部に下端を開口して一体に立設するとともに、筒壁に蛇腹20a を形成して伸縮可能に構成した筒状部20と、筒状部20の上端開口を気密に閉塞して着脱可能に装着したキャップA3とで加圧手段を構成した場合には、筒状部20を収容液の注入口としても使用でき、別に注入口を造る必要がなく構造を簡素化できる利点があり、また、蛇腹20a を上方から押し下げて加圧するため、安定した加圧操作が行える利点もある。
【0015】
前記逆止弁32を、キャップ頂壁31に穿設した弁孔33と、キャップ頂壁31裏面に密接して弁孔33を閉塞する弾力性に富む材質で形成した弁板34とで構成し、前記弁板34を、容器体A内の負圧状態でキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く装着した場合には、極めて構造が簡単であるため、製造が容易で、安価に製造できる利点がある。
【0016】
前記弁板34を、上面を頂壁31裏面に密接した状態で周縁部の複数位置を係止してキャップ頂壁31裏面に装着し、容器体A内の負圧状態で弁板34が弾性的に撓むことでキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く構成した場合も同様に構造が簡単で、製造が容易であり、安価に製造できる利点がある。
【0017】
前記弁板34を、一端部をキャップ頂壁31裏面に固着して装着し、容器体A内の負圧状態で固着部分を中心に弁板34が弾性的に開くことでキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く構成した場合には、更に構造が簡単となる。
【0018】
筒状部20の周囲に筒状部20の不用意な押し下げを防止する突部21を立設した場合には、誤って容器上にものを落しても、突部21の存在で蛇腹20a が押し下げられる不都合を極力防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は液体吐出容器1の一例を示すもので、該液体吐出容器1は、容器体Aと、開閉栓Bとを備えている。
【0021】
容器体Aは、容器本体A1と、中栓A2と、キャップA3とを備えている。容器本体A1は、傾斜する底壁10の周縁部から上方へ周壁11を立設し、周壁11の上端縁より頂壁12を延設した箱型をなしており、また、底壁10の前縁及び両側縁より下方へ、下面が水平面をなす台板部13を一体に垂設しており、正立させた状態で底壁10が傾斜する如く構成している。また、底壁10下端位置の周壁11部分に吐出口14を設けている。吐出口14は周壁11に基端を開口した筒状に形成しており、外周に螺条を周設している。尚、上記台板部13に関しては後述する如く容器本体A1と別体に形成しても良い。
【0022】
また、頂壁12の中央部に下端を開口した筒状部20を起立している。筒状部20は容器体A内へ液を注入するための注入口を兼用し、上端部を除いてその下部を、上下方向に伸縮が可能な蛇腹20a に形成しており、蛇腹20a 上方の筒状部20外周には螺条を周設している。また、筒状部20の後方には筒状部20よりやや背の高い突部21を突設しており、物が落ちる等の外力で不用意に蛇腹20a が押し下げられることを防止している。
【0023】
中栓A2は、筒状部20の上端開口を閉塞して嵌合しており、収容物を吐出する際には取り外して容器を使用する。
【0024】
キャップA3は、筒状部20の外周上端部に螺着させた周壁30の上端縁より頂壁31を延設して構成しており、筒状部20とで加圧手段を構成する。また、キャップ頂壁31の裏面周縁部にはパッキンpを嵌合させており、キャップA3と筒状部20との気密性を維持する如く構成している。尚、加圧手段は、内容積を減少する如き弾性変形が可能な膨出部形態であれば他の構造を採用でき、例えば、上端を閉塞し、筒壁に蛇腹を備えた筒状部を加圧手段として構成しても良く、或いはドーム状の膨出部で加圧手段を構成してもよい。
【0025】
また、キャップ頂壁31には逆止弁32を設けている。逆止弁32は、キャップ頂壁31に穿設した弁孔33と、キャップ頂壁31裏面に設けた弾力性に富む材質で形成した弁板34とで構成している。そして、容器体A内の負圧状態でキャップ頂壁31と弁板34との間に隙間が生じる如く、弁板34をキャップ頂壁31裏面に装着している。本例では、キャップ頂壁31裏面に周方向間隔をあけて4箇所突設した鉤型の係止突起35に弁板34の周縁部を嵌着し、キャップ頂壁31裏面に上面を密接して弁孔33を閉塞している。そして、圧縮した筒状部20が弾性復元する際に容器体A内が負圧化することで、弁板34が弾性的に撓み、弁板34とキャップ頂壁31裏面との間に隙間が生じる如く構成している。弁板34とキャップ頂壁31裏面との間の隙間は極めて幅の狭いもので充分目的を達成するため、その弾性的な撓みは極めて小さいものとすることができ、そのための弁板34の材質,大きさ,厚さ等を適宜選択すれば良い。
【0026】
この様な弁板34の装着方法としては、例えば、図2(a) ,図3(a) に示す如く、キャップ頂壁31裏面の所定位置にキャップA3と一体的に板状突部36を突設しておき、その中に弁板34をセット後、図2(b) 、図3(b) に示す如く、各板状突部36を鉤型に加熱変形させて係止突起35として形成し、固定することができる。弁板34を構成する材質としては、プラスチックフィルム或いはシートが好ましく使用できる。
【0027】
弁板34の装着手段としては上記例にかぎらず、例えば図4に示す如く、弁板34の一端部を固着部37に於いて固着することで装着しても良い。この場合の固着部37は、融着,接着等の適宜固着手段によりキャップ頂壁31裏面に固着しており、図示例の如く幅方向の中央部一部を固着部37として構成しても、或いは弁板34端部を縦断して固着した固着部を設けても良い。この場合には容器体A内が負圧化することで、弁板34が固着部37を中心に弾性的に開くことで、弁板34とキャップ頂壁31裏面との間に隙間が生じる。この場合も弁板34とキャップ頂壁31裏面との間に隙間は極めて幅の狭いもので充分目的を達成するため、その弾性的な開きは極めて小さいものとすることができ、そのための弁板34の材質,大きさ,厚さ等を適宜選択すれば良い。尚、逆止弁の構造はこれらに限らず、上記要件を満たすべく構成されたものを採用できる。また、逆止弁を設ける部位はキャップ頂壁部に限らず、容器本体の頂壁部分に設けることも可能である。
【0028】
開閉栓Bは、栓本体B1と、回転体B2と、装着筒B3とで構成している。栓本体B1は、吐出口14内に液密に嵌合させた横筒60の先端に、横筒60内と内部を連通する縦筒61を延設している。横筒60は、基端の大径部60a と、先端の小径部60b とを備え、小径部60b は大径部60a の前壁の下方偏心位置に基端を開口して延設している。また、小径部60b の先端を縦筒61の上下中間部に連通孔62として開口している。大径部60a 外周先端部には間隔をあけて一対のフランジ63を突設し、基端側のフランジ63後面から後方へシール筒64を突設し、基端側のフランジ63を吐出口14の端面に当接するとともに、シール筒64を吐出口14の筒壁内面に液密に嵌合させて装着している。また、縦筒61の下端部はテーパ状に縮径して、その下端部に小径の吐出孔65を開口している。
【0029】
回転体B2は、縦筒61内に液密回動可能に嵌合させた回転筒部70を頂板71裏面より垂設し、回転筒部70に穿設した透孔72を、横筒小径部60b と縦筒61との連通孔62と合致させることで横筒60内と縦筒61内とを連通する如く構成している。頂板71の周縁部からは縦筒61の外周上端部に回動可能に嵌合させた外筒73を垂設し、また、頂板71上面には、一端を外方へ突設した摘み板74を設けている。そして、摘み板74が側方へ突出している状態では透孔72と連通孔62とが不一致であり、摘み板74を掴んで回転体B2を90°回転させることで、図1に示す如く、透孔72と連通孔62とが一致する如く構成している。
【0030】
装着筒B3は、周壁80の先端部より突設したテーパ壁81を、前後各フランジ63,63間に回動可能に嵌合させ、周壁80の内周に螺条を周設している。そして、周壁80を吐出口14の外周に螺着することでシール筒64が吐出口14に液密に嵌合する。
【0031】
上記の如く構成した液体吐出容器1を使用するに当たっては、図1の状態からキャップA3を外して中栓A2を取り除き、図5に示す如く、キャップA3を再び装着して使用する。キャップA3上面を押し下げることで蛇腹20a が収縮し、容器本体A1内の液上部に存在する空気を圧縮する。この際逆止弁32は閉じている。次いで、キャップA3の押圧を解除すると、蛇腹20a の弾性復元力で筒状部20が元の状態に戻ろうとするが、その際負圧化する容器本体A1内に逆止弁32を介して外気が導入され、容器本体A1内の空気濃度が大きくなる。この操作を複数回繰り返すことで容器本体A1内の空気圧を上昇させた後、摘み板74を回動させて透孔72と連通孔62とを一致させることで、加圧空気に押圧された液が横筒60,縦筒61を介して吐出孔65より吐出される。
【0032】
図6は台板部13を容器本体A1と別体に形成した例を示す。この場合容器本体A1は、台板部13を除いて図1の例と同様形態をなしており、台座A4を嵌着している。台座A4は、容器本体A1の下部外周が嵌合し、下面が水平面をなす周壁部50を備え、周壁部50の上下中間部に容器本体A1の底壁10と同じ傾斜角度をなすフランジ部51を突設しており、また、フランジ部51の下端部分に容器本体A1の吐出口14が嵌入可能な窓孔52を穿設している。そして、例えば、上方から回動させる如く容器本体A1の吐出口14を窓孔52に挿通嵌合させてフランジ部51上に底壁10を載置して周壁部50内に容器本体A1の下部を嵌合して装着する。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】液体吐出容器の縦断面図である。(実施例1)
【図2】キャップへの弁板装着時の説明斜視図である。(実施例1)
【図3】キャップへの弁板装着時の説明断面図である。(実施例1)
【図4】使用時の要部縦断面図である。(実施例1)
【図5】キャップへの弁板装着時の説明斜視図である。(実施例2)
【図6】台座を備えた容器体の要部縦断面図である。(実施例3)
【符号の説明】
【0034】
1…液体吐出容器
A…容器体
A1…容器本体
10…底壁,11…周壁,12…頂壁,13…台板部,14…吐出口,20…筒状部,
20a …蛇腹,21…突部
A2…中栓
A3…キャップ
30…周壁,31…頂壁,32…逆止弁,33…弁孔,34…弁板,35…係止突起,
36…板状突部,37…固着部
A4…台座
50…周壁部,51…フランジ部,52…窓孔
B…開閉弁
B1…栓本体
60…横筒,60a …大径部,60b …小径部,61…縦筒,62…連通孔,
63…フランジ,64…シール筒,65…吐出孔 B2…回転体
70…回転筒部,71…頂板,72…透孔,73…外筒,74…摘み板
B3…装着筒,80…周壁,81…テーパ壁
p…パッキン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
正立させた状態で傾斜する底壁10下端位置の周壁11部分に吐出口14を開口し、頂部に加圧手段及び逆止弁32を備えた容器体Aと、吐出口14に装着して吐出口14を開閉可能に閉塞する開閉栓Bとを備え、前記加圧手段は内容積を減少する如き弾性変形が可能な膨出部形態をなし、前記逆止弁32を、加圧手段の押圧収縮時に内外が非連通で、加圧手段の弾性復元時に内外を連通する如く構成したことを特徴とする液体吐出容器。
【請求項2】
前記加圧手段が、容器体Aの頂部に下端を開口して一体に立設するとともに、筒壁に蛇腹20a を形成して伸縮可能に構成した筒状部20と、筒状部20の上端開口を気密に閉塞して着脱可能に装着したキャップA3とで構成した請求項1記載の液体吐出容器。
【請求項3】
前記逆止弁32を、キャップ頂壁31に穿設した弁孔33と、キャップ頂壁31裏面に密接して弁孔33を閉塞する弾力性に富む材質で形成した弁板34とで構成し、前記弁板34を、容器体A内の負圧状態でキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く装着した請求項2記載の液体吐出容器。
【請求項4】
前記弁板34を、上面を頂壁31裏面に密接した状態で周縁部の複数位置を係止してキャップ頂壁31裏面に装着し、容器体A内の負圧状態で弁板34が弾性的に撓むことでキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く構成した請求項3記載の液体吐出容器。
【請求項5】
前記弁板34を、一端部をキャップ頂壁31裏面に固着して装着し、容器体A内の負圧状態で固着部分を中心に弁板34が弾性的に開くことでキャップ頂壁31との間に隙間を生じる如く構成した請求項3記載の液体吐出容器。
【請求項6】
筒状部20の周囲に筒状部20の不用意な押し下げを防止する突部21を立設した請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の液体吐出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−262990(P2009−262990A)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−118315(P2008−118315)
【出願日】平成20年4月30日(2008.4.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】