説明

液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

【課題】気泡の排出性を向上して液体吐出不良を低減することができる液体噴射ヘッド及
び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体噴射ヘッドは、液体を貯留する液体貯留手段からの液体をヘッド本体に
供給する液体供給路と、液体供給路の途中に設けられ、フィルターが装着される液体溜ま
り部28とを具備し、液体溜まり部の底面には、液体溜まり部よりも下流側の液体供給路
の開口23cに連通した少なくとも一つの溝部28aが設けられており、溝部は、液体吸
引時において溝部での流速が液体溜まり部の他の部分の流速よりも早くなるように構成さ
れている。液体噴射装置は、これを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液体噴射ヘッドの代表例であるインクジェット式記録ヘッドでは、一般的に、インクが
充填されたインクカートリッジから、このインクカートリッジに挿入されるインク供給針
及びインクカートリッジが保持される部材(保持部材)に形成されたインク流路を介して
ヘッド本体にインクが供給され、圧電素子等を駆動させることによりヘッド本体に供給さ
れたインクがノズルから吐出される。
【0003】
このようなインクジェット式記録ヘッドでは、インク内の気泡や異物等を除去するフィ
ルターを装着するために、供給路の途中に液体溜まり部を設けたものが知られている(例
えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−218809号公報(図1等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、液体供給路の途中にフィルターを介して液体溜まり部が設けられている
と、この液体溜まり部とフィルターとの間に気泡が溜まり、この気泡が予期せぬタイミン
グでノズル開口からインクと共に吐出されることや、気泡が圧力発生手段の圧力損失とな
って、インク吐出不良などの印字不良が発生するという問題がある。特に、フィルター面
積を確保するために、フィルター及び液体溜まり部を楕円形状とし、液体溜まり部と液体
溜まり部の下流側液体供給路との接続口が偏心して設けられている場合には、接続口から
遠い位置にある気泡が吸引によっては排出することができずに残りやすいという問題があ
る。
【0006】
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体
を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑み、気泡の排出性を向上して液体吐出不良を低減すること
ができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の液体噴射ヘッドは、液体を貯留する液体貯留手段からの液体をヘッド本体に供
給する液体供給路と、該液体供給路の途中に設けられ、フィルターが装着される液体溜ま
り部とを具備し、前記液体溜まり部の底面には、前記液体溜まり部よりも下流側の前記液
体供給路の開口に連通した少なくとも一つの溝部が設けられており、該溝部は、液体吸引
時において前記溝部での流速が液体溜まり部の他の部分の流速よりも早くなるように構成
されていることを特徴とする。液体吸引時において流速が液体溜まり部の他の部分の流速
よりも早くなるように構成されている溝部が設けられていることで、溝部の他端(開口と
は逆側)近辺の気泡を吸引しやすいため、気泡の排出性を向上して液体吐出不良を低減す
ることができる。
【0009】
このような本発明においては、前記溝部は、前記開口から最も遠い液体溜まり部の周縁
部の壁面近傍から、該開口に向かって設けられていることが好ましい。かかる構成とする
ことで、特に気泡が溜まりやすい領域の気泡を吸引しやすいため、気泡の排出性を向上さ
せて液体吐出不良を低減することができる。
【0010】
前記溝部は、該溝部の底面と側面との角部が曲面状となるように設けられていることが
好ましい。かかる構成とすることで、より液体が溝部を流れやすいので気泡の排出性が向
上する。
【0011】
本発明の液体噴射装置は、前記したいずれかの液体噴射ヘッドと、液体貯留手段とを具
備することを特徴とする。前記したいずれかの液体吐出不良を低減することができる液体
噴射ヘッドを備えることで、液体噴射特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】実施形態1に係る記録装置の概略を示す斜視図である。
【図2】実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。
【図3】実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。
【図4】実施形態1に係るインク供給針部分の拡大断面図及び要部平面図である。
【図5】他の実施形態に係るインク供給針部分の拡大断面図及び要部平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に本発明を実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装
置の概略斜視図である。本実施形態のインクジェット式記録装置10は、図1に示すよう
に、インク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッドと呼ぶ)11が
キャリッジ12に固定され、この記録ヘッド11には、ブラック(B)、シアン(C)、
マゼンダ(M)、イエロー(Y)等の複数の異なる色のインクが貯留された液体貯留手段
であるインクカートリッジ13がそれぞれ着脱可能に固定されている。
【0014】
記録ヘッド11が搭載されたキャリッジ12は、装置本体14に取り付けられたキャリ
ッジ軸15に軸方向移動自在に設けられている。そして、駆動モータ16の駆動力が図示
しない複数の歯車およびタイミングベルト17を介してキャリッジ12に伝達されること
で、キャリッジ12はキャリッジ軸15に沿って移動される。一方、装置本体14にはキ
ャリッジ軸15に沿ってプラテン18が設けられており、図示しない給紙装置等により給
紙された紙等の被記録媒体Sがプラテン18上を搬送されるようになっている。
【0015】
また、キャリッジ12の移動方向の端部であるプラテン18の側方の非印字領域には、
記録ヘッド11のノズル開口からインクを吸引して吸引動作を行う吸引手段19が設けら
れている。
【0016】
吸引手段19は、インクジェット式記録ヘッド11のノズル開口を覆うキャップ部材1
9aと、このキャップ部材19aにチューブ19bを介して接続された、例えば真空ポン
プ等の吸引装置19cとで構成されている。
【0017】
キャップ部材19aは、記録ヘッド11のインク滴が吐出されるインク吐出面に相対向
して設けられ、複数のノズルの全てを覆うように設けられている。
【0018】
このような構成の吸引手段19は、所定のタイミングで吸引動作を実行する。具体的に
は、キャップ部材19aをインク吐出面に当接し、吸引装置19cによってキャップ部材
19aの内部を吸引し負圧として、ノズル開口から記録ヘッド11の内部の流路内の気泡
をインクと共に吸引し、排出する。なお、キャップ部材19aは、吸引動作以外のタイミ
ング、例えば、電源遮断時、待機時、または定期的なタイミング等でノズルを覆い、ノズ
ル近傍のインクの乾燥による増粘を防止する役割も有する。
【0019】
以下、本実施形態に係る記録ヘッド11について説明する。なお、図2は、本実施形態
に係る記録ヘッドの分解斜視図であり、図3はその断面図である。また、図4はインク供
給針部分の拡大断面図及び要部平面図である。
【0020】
図2及び図3に示すように、記録ヘッド11を構成する保持部材であるカートリッジケ
ース21は、本実施形態の液体貯留手段であるインクカートリッジ13(図1参照)がそ
れぞれ装着されるカートリッジ装着部22を有する。また、カートリッジケース21の底
面には、後述するヘッドケース側に開口する複数のインク供給路23がそれぞれ形成され
た管状の流路形成部24が突設されている。この管状の流路形成部24は、その一端が各
カートリッジ装着部22に開口している。カートリッジケース21の上面側、すなわち、
各カートリッジ装着部22のインク供給路23の開口部分には、インクカートリッジ13
に挿入される複数のインク供給針25が、インク内の気泡や異物を除去するためのフィル
ター26を介して固定されている。これらの各インク供給針25は、図4に示すように、
カートリッジケース21の各インク供給路23に連通する貫通路27をそれぞれ有する。
【0021】
即ち、貯留手段であるインクカートリッジからのインクをヘッド本体36(後述する)
に供給する液体供給路は、液体供給路の上流側が、インク供給針25の貫通路27により
構成され、液体供給路の下流側が、インク供給路23により構成されている。そして、貫
通路27及びインク供給路23がフィルター26を介して接続され、この接続部が液体溜
まり部28となっている。液体溜まり部28は、具体的には、貫通路27のインク供給路
23側がインクカートリッジ側よりも内径が漸大した漸大部27aとなっており、インク
供給路23も、この漸大部27aに併せて、インク供給針25側が流路形成部24よりも
内径が拡大した拡大部23aとなっている。これらの漸大部27a及び拡大部23aが、
液体流路の液体溜まり部28を構成している。
【0022】
また、インク供給針25は、カートリッジケース21側の端部近傍にフランジ部29を
有する。また、フランジ部29のカートリッジケース21との接合面には、融着突起30
が設けられている。そして、各インク供給針25は、例えば、フランジ部29に設けられ
た融着突起30を溶融させることにより、すなわち超音波融着により、カートリッジケー
ス21に固着されている。
【0023】
本実施形態では、図4に示すように、拡大部23aは、上面視において楕円形を有して
いる。拡大部23aの底面には、インク供給路23の内径が一定である部分23bとの境
界部分である開口23cが、上面視において楕円形である拡大部23aの長軸の一方側に
偏った位置に設けられている。
【0024】
ところで、従来は、開口23cが上述のように偏心した状態で設けられていると、拡大
部23aの周縁部の壁面とフィルター26との間の開口23cから遠い位置には、気泡が
溜まりやすかった。このため、吸引により気泡を排出できないことがあった。
【0025】
そこで、本実施形態では、液体溜まり部28を構成する拡大部23aの底面に、一端が
開口23cに連通した溝部28aを設けている。この溝部28aを設けることで、吸引手
段19によりインク供給路23内からインクを吸引する際に、溝部28aでのインクの流
速が他の拡大部23aの領域よりも早くなる。このため、溝部28aの他端近辺の気泡を
吸引しやすい。即ち、本実施形態の記録ヘッド11は、気泡が吸引しやすく良好に排出で
きるように構成されている。具体的には、溝部28aは、開口23cの縁部から、楕円形
を有する拡大部23aの長軸の他方側、即ち、開口23cと反対側まで拡大部23aの長
手方向に沿って開口23cまで設けられている。このように、溝部28aを、気泡の溜ま
りやすい開口23cから最も遠い位置にその一端が配されるように形成すると共に、その
他端が開口23cに接続されるように形成することで、溜まった気泡を吸引時に吸引し良
好に排出させることができる。
【0026】
本実施形態の溝部28aは、このように開口23cから遠い位置に溜まった気泡を吸引
するためのものであるから、吸引時のインクの流速が他の拡大部23aの領域よりも早く
なるように、溝部28aの形状、即ち開口部形状、開口部面積、深さは適宜設定される。
従って、溝部28aの形状は特に限定されないが、溝部28aの幅は、溜まった気泡をよ
り吸引しやすい程度に流速を早めるように設定することが好ましい。広すぎれば、流速を
早めることができず、また、狭すぎれば、気泡を吸引できるだけのインクが流通しないか
らである。なお、拡大部23aの底面に凸部を設けることで、凸部が設けられていない位
置に相対的に溝部を設ける構成では、凸部の幅が狭く、溝部の幅が広すぎて本実施形態の
効果を得ることができない。
【0027】
また、図5(a)に示すように、より排出しやすいように、断面視における溝部28a
の側壁と底壁との間を曲面状となるように(Rをつけて)構成してもよい。これにより、
溝部28aの角部に気泡が溜まりにくくなるので、より気泡の排出性に優れる。また、断
面視における溝部28aの開口23cの縁部においても、曲面状となるように構成するこ
とで、吸引時におけるインクの吐出性が上昇するので、さらに気泡の排出性に優れる。
【0028】
さらにまた、溝部28aの開口部形状として、開口部幅を本実施形態では略同一とした
が、開口23cに向かって漸小するように設けてもよい。これにより、インク吸引時の流
速を早めることができ、気泡排出性に優れる。
【0029】
また、例えば、図5(b)に示すように、拡大部23aの周縁部の側壁とフィルター2
6との間の、開口23cから遠い複数の位置から溝部28aをそれぞれ延設してもよい。
これにより、各溝部28aから各位置に溜まった気泡をそれぞれ吸引できるので、より気
泡の排出性に優れる。しかしながら、あまり多く設けると、各溝部28aにおいて気泡を
吸引しにくくなってしまうため、複数設ける場合には、各溝部28aを、気泡を吸引でき
る程度の範囲で形成する。また、この場合、各溝部28aの形状、深さなどはそれぞれ異
なるように構成してもよい。
【0030】
本実施形態においては、上述のように構成することで、吸引動作時における液体溜まり
部28内の気泡排出性を向上することができる。従って、予期しないタイミング、特に印
刷中に気泡が排出されることや、気泡による圧力損失が発生するのを防止して、インク吐
出不良による印刷不良を防止することができる。
【0031】
カートリッジケース21の下面側には、複数の圧電素子34を有する圧電素子ユニット
35を保持すると共に、カートリッジケース21とは反対側の端面に圧電素子34の駆動
によってノズル開口からインク滴を吐出するヘッド本体36が固定されるヘッドケース3
7を有し、これらカートリッジケース21とヘッドケース37との間には、シール部材3
8及び回路基板39が挟持されている。
【0032】
シール部材38は、流路形成部24とヘッドケース37に設けられる複数のインク導入
路40が開口する突出部41との間に挟持されることにより、インク供給路23とインク
導入路40との接続部分を密封してこの接続部分からのインクの漏れを防止している。回
路基板39は、圧電素子34を駆動するための信号を供給するためのものであり、回路基
板39の一端部には、外部配線(図示なし)を接続するためのコネクタ43が固定されて
いる。また、回路基板39には、圧電素子34に接続されたFPC等の接続配線44が挿
通される挿通孔45が設けられており、この挿通孔45を介して回路基板39と接続配線
44とが接続される。さらに、この挿通孔45の両側には各インク導入路40に対応して
、各インク導入路40が開口する突出部41が係合する貫通孔46が設けられている。
【0033】
なお、カートリッジケース21の一方の側面、すなわち、回路基板39のコネクタ43
が配置される側の側面には、回路基板39のコネクタ43が露出される露出口47を有し
、この露出口47を介して外部配線(図示なし)がコネクタ43に接続されるようになっ
ている。
【0034】
また、回路基板39及びシール部材38を介してカートリッジケース21の下面側に固
定されるヘッドケース37には、複数の圧電素子34を有する圧電素子ユニット35(3
5A,35B)を収容して圧電素子34を位置決め固定するための収容室48が並設され
ている。例えば、本実施形態の記録ヘッド11は、ブラックインクを吐出するための圧電
素子ユニット35Aと、カラーインクを吐出するための圧電素子ユニット35Bとを有す
るため、ヘッドケース37には、これらの圧電素子ユニット35A,35Bを収容する2
つの収容室48が並設されている。
【0035】
なお、上述した記録ヘッド11は、カートリッジケース21の下面側に、シール部材3
8、回路基板39、ヘッドケース37及びヘッド本体36の順で積層され、その外側にヘ
ッド本体36のノズル開口を露出する窓部50を有する枠体51を填め込み、ネジ52に
よってカートリッジケース21に固定することで形成される(図2参照)。
【0036】
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに
限定されるものではない。例えば、本実施形態では、開口23cが液体溜まり部28の偏
心した位置に設けられているが、開口23cが液体溜まり部28の中央部に設けられてい
てもよい。この場合であっても、気泡の溜まりやすい位置に延設された溝部28aを設け
ていることで、気泡の排出性を向上させることができる。
【0037】
また、上述した実施形態では、液体溜まり部28がインク供給路23の開口に向かって
内径が漸小する形状としたが、特にこれに限定されず、例えば、液体溜まり部28とイン
ク供給路23との内径差によって段差が設けられていてもよい。
【0038】
また、上述した実施形態においては、カートリッジケース21とインク供給針25とに
設けられた液体供給路の途中の液体溜まり部28について説明したが、液体供給路及び液
体溜まり部28が設けられる部材については、特にこれに限定されるものではない。
【0039】
また、上述した実施形態においては、本発明の液体噴射ヘッドとしてインクジェット式
記録ヘッドを例示したが、液体噴射ヘッドの基本的構成は上述したものに限定されるもの
ではない。本発明は、広く液体噴射ヘッドの全般を対象としたものであり、例えば、プリ
ンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフ
ィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(電界放出
ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用
いられる生体有機物噴射ヘッド等にも適用することができる。
【符号の説明】
【0040】
10 インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 11 インクジェット式記録ヘ
ッド(液体噴射ヘッド)、 21 カートリッジケース、 23 インク供給路(液体供
給路)、 25 インク供給針、 26 フィルター、 27 貫通路(液体供給路)
28 液体溜まり部、 28a 溝部、 36 ヘッド本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を貯留する液体貯留手段からの液体をヘッド本体に供給する液体供給路と、
該液体供給路の途中に設けられ、フィルターが装着される液体溜まり部とを具備し、
前記液体溜まり部の底面には、前記液体溜まり部よりも下流側の前記液体供給路の開口
に連通した少なくとも一つの溝部が設けられており、
該溝部は、液体吸引時において前記溝部での流速が液体溜まり部の他の部分の流速より
も早くなるように構成されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
【請求項2】
前記溝部は、前記開口から最も遠い液体溜まり部の周縁部の壁面近傍から、該開口に向
かって設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記溝部は、該溝部の底面と側面との角部が曲面状となるように設けられていることを
特徴とする請求項1又は2記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドと、液体貯留手段とを具備すること
を特徴とする液体噴射装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−228292(P2010−228292A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−78389(P2009−78389)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】