説明

液体容器用カバー及び液体容器用カバーセット

【課題】液体を直接、冷却したり保冷したりすることのできるカバーを提供すること。
【解決手段】上方が開口している液体容器1の口部11aを覆う天板部41と、天板部41の外周部から垂下し且つ口部11aの外側を囲む側板部42とを備える合成樹脂製の液体容器用カバーであって、蓄冷剤6が封入された棒状の冷却スティック2を収容し得るスティック収容部43を天板部41から垂下し、スティック収容部43は、内部に蓄冷剤6よりも凍結温度の高い冷媒液7を収容可能にすると共に、冷却スティック2を収容した場合には収容前よりも冷媒液7の水位が上昇し、冷却スティック2の外側を冷媒液7で囲むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上方が開口している液体容器、たとえばピッチャー、大・中ジョッキ等に用いるカバーであって、液体内器の内側に冷却スティックを立てた状態で保持するものである。また、カバーと冷却スティックを使用するカバーセットに関する。
【背景技術】
【0002】
上方が開口している従来の液体容器としては、側壁および底壁を二重壁構造とし、二重壁の間に空室を設けたものが知られている(特許文献1参照)。この構造は、側壁や底壁の外側から伝わる熱を液体に伝え難くすることを、目的とするものである。
【0003】
別の従来の液体容器としては、液体の冷却効果をさらに高めるため、あるいは冷やされた液体の温度を一定時間に亘り維持し得るように、二重壁構造の空室に冷媒を入れるものも知られている(特許文献2参照)。
【0004】
これら一連の液体容器は、液体容器自体に対して断熱効果や冷却効果を図るものである。そこで、別の手法で液体を保冷したり、冷却効果を高めたりすることを本発明者は考え、液体容器内の液体を直接冷却することに思い至った。
【0005】
冷却効果の向上を、従来までのように液体容器の形状によって達成するのではなく、液体を直接冷却することによって達成するには別の観点からの工夫が必要である。そこで、本発明者は液体容器に被せるカバーを用いることを思い付いた。
【0006】
なお、液体容器に限らずカバーは使用の都度、洗浄され、反復利用されるものである。したがって、カバーは、洗いやすいものが望まれる。
【0007】
【特許文献1】実開昭59−23375号公報
【特許文献2】実開昭61−34080号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上記実情を考慮して創作されたものであり、その目的は液体を直接、冷却したり保冷したりすることのできるカバーを提供することである。また、できれば洗いやすいことが望まれる。さらに、カバーを有効に使用することのできるカバーセットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上方が開口している液体容器の口部を覆う天板部と、天板部の外周部から垂下し且つ口部の外側を囲む側板部とを備える合成樹脂製の液体容器用カバーを前提とする。
【0010】
請求項1の発明は、蓄冷剤が封入された棒状の冷却スティックを収容し得るスティック収容部を天板部から垂下し、スティック収容部は、内部に蓄冷剤よりも凍結温度の高い冷媒液を収容可能にすると共に、冷却スティックを収容した場合には収容前よりも冷媒液の水位が上昇し、冷却スティックの外側を冷媒液で囲むことを特徴とする。
【0011】
カバーは、カバー本体だけで構成されるものであってもよいが、請求項2の発明のように、冷却スティックを位置決めして隠蔽するカバーキャップを設けたものであってもよい。すなわち、請求項2の発明は、天板部と側板部とスティック収容部とからなるカバー本体と、スティック収容部に着脱可能に嵌め込むカバーキャップとから構成され、スティック収容部は、有底筒状であって、その上端部にスティック挿入口部を備え、スティック挿入口部には、冷却スティックの上端部に備わる鍔部を収容可能としており、カバーキャップは、冷却スティックの上面を覆う隠蔽板と、隠蔽板から垂下する位置決め板とを備え、位置決め板は、スティック収容部と冷却スティックの鍔部との間に嵌り込むことにより、スティック収容部と冷却スティックとの間に筒状の冷媒液収容空間を形成するものである。
【0012】
カバー本体は、不透明であってもよいが、中に冷媒液を適量入れ易くするには、請求項3の発明のようにすることが望ましい。すなわち、請求項3の発明は、カバー本体を透明に形成し、スティック収容部は、冷媒液のオーバーフロー予防用の目印を有するものである。
【0013】
カバーと冷却スティックの大きさは限定されない。したがって、異なる大きさのカバーと冷却スティックを製造、販売しても良い。しかし、異なる大きさのカバーと冷却スティックを、一緒に使用することは通常できない。そこで、カバーと冷却ステッィクを一緒に使用し易くするには、請求項4の発明のように、することが望ましい。すなわち、請求項4の発明は、棒状の胴部の上端部に鍔部を備える冷却スティックと、請求項1から3のうち何れか1項に記載の液体容器用カバーと、を備えている液体容器用カバーセットである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明は、冷却スティックを収容し得るスティック収容部を天板部の内側に垂下してあるので、液体容器の内側から液体を冷やすことができる。そして、冷却スティックの外側を冷媒液、スティック収容部で囲んで液体を冷やすものであるから、蓄冷剤の熱で冷媒液を介して間接的に液体を冷却することになる。したがって、冷却スティックを液体に漬けた場合よりも、液体の冷え方が緩和され(液体の冷え過ぎがなくなり)、長時間に亘って液体を適度な冷たさ(飲み頃の温度)に保つことができる。
【0015】
請求項2の発明は、天板部と側板部とスティック収容部とからなるカバー本体と、ステッィク保持部に着脱可能に嵌め込むカバーキャップとからカバーを形成する。そして、スティック収容部のスティック挿入口部と冷却スティックの鍔部との間にカバーキャップの位置決め板が嵌り込むことにより、スティック収容部と冷却スティックの間に筒状の冷媒液収容空間を形成するので、冷媒液による冷却緩和効果が確実に得られる。また、冷却スティックの上面を覆うカバーキャップの隠蔽板により、冷却ステッィクが上から直接、見えなくなって美観が向上する。
【0016】
請求項3の発明は、カバー本体を透明に形成し、冷媒液のオーバフロー予防用の目印をスティック収容部に備えるので、冷媒液を入れながら目視して目印に液面を合わせることができる。
【0017】
請求項4の発明は、カバーと冷却スティックを備えるものなので、そのまま冷却スティックをカバーに取り付けて使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
図1〜図4に示すように、液体容器ユニットは、主にビールに代表される飲料を入れて保冷するもので、液体容器1、液体を冷やす冷却スティック2、及び液体容器1に被せるカバー3から構成され、カバー3の同じ箇所に冷媒液7と冷却スティック2を一緒に収容するものである。また、カバー3と冷却スティック2とでカバーセットが構成される。
【0019】
液体容器1は、透明な合成樹脂製品であって、上方が開口しているコップ状というかジョッキ状である。液体容器1は、具体的には大ジョッキ、中ジョッキなどの比較的大型用が望ましく、特にピッチャーが望ましい。液体容器1は、側周部11と底部12の内部に空室13を連続して有する二重壁構造となっている。側周部11には持ち手14が付けてある。また、側周部11の上部である口部11aは、その周方向の一部に注ぎ口11bを設けてある。
【0020】
冷却スティック2は、内部に蓄冷剤6が封入された棒状の胴部21と、胴部21の上端部からその全周に亘って外側に突出するリング状の鍔部22とを備えるものである。また、冷却スティック2は、蓄冷剤6と、内部に蓄冷剤6を収容する縦長のケース体23と、ケース体23の上端に備わる開口部23aを塞ぐ蓋24と、蓋24に設けられた抜穴24aを塞ぐ栓25とから構成し、合成樹脂製であるケース体23、蓋24、及び栓25を超音波等の溶着によって一体化してある。
【0021】
ケース体23は、底のある細長い円筒状の蓄冷剤充填管23bと、蓄冷剤充填管23bの上端からその全周に亘って外側に突出するリング状の下鍔23cとを備えるものである。なお、蓄冷剤充填管23bの上端には、蓄冷剤6を入れる前述の開口部23aが備わっている。
【0022】
蓋24は円盤状であって、その外周部でリング状の上鍔24bを構成し、この上鍔24bとケース体23の下鍔23cとによって鍔部22を構成してある。また、蓋24は、その底面には蓄冷剤充填管23bの上部内周に嵌り込む円形状の嵌合片24cを垂下すると共に、その底面には嵌合片24cの内側にリブ24dを垂下してある。リブ24dは、底面の中央部から嵌合片24cへ放射状に延長している。さらに、蓋24は、偏心した位置に栓25を嵌合する抜穴24aを設け、抜穴24aの上部に座ぐり(符号省略)を設けてある。
【0023】
栓25は、座ぐりの付いた抜穴24aに対応する形状(軸部と、軸部よりも大径の頭部とからなる形状)であって、その上面が蓋24よりも上側に突出している。
【0024】
蓄冷剤6は半透明で、例えば塩分含有量が全体の重量比で15%程度の配合割合のものを用い、その塩分含有量により、−20℃〜−5℃の範囲で凍結又は解凍する性質を有するものを用いる。また、塩分となる材料として、塩化カリウムを用い、全体の重量比で10〜20%の配合割合とすることにより、ほぼ確実に蓄冷剤全体が凍結するものと推測される。また、C.M.C(カルボキシメチルセルロース)は、白色〜類白色の粉末であり、その性状は温水だけでなく冷水にも溶解し、溶解時には増粘性を呈するものである。このC.M.Cを蓄冷剤6の成分として全体の重量比で1.0〜2.0%で配合することにより、蓄冷剤6が粘結性を呈する。
【0025】
カバー3は、液体容器1の口部11aに被せるカバー本体4と、カバー本体4に備わるスティック挿入口部43aを塞ぐカバーキャップ5とから構成され、カバー本体4に収容された冷却スティック2をカバーキャップ5で覆うものである。
【0026】
カバー本体4は、透明な合成樹脂製品で、液体容器1の口部11aの上方を覆う天板部41と、口部11aの外側を覆う側板部42と、冷却スティック2を保持するスティック収容部43とから構成され、天板部41の外周に沿って側板部42を垂下し、上方が開口しているスティック収容部43を天板部41の内側から垂下するものである。
【0027】
天板部41は、円盤状であって、液体容器1の注ぎ口11bに対応する箇所を切除してあり、この切除部分に三角形状の泡切り部41aを斜め下方に向かって突出してある。泡切り部41aは、注ぎ口11bよりも一回り小さな形状であって、注ぎ口11bに嵌り込むものである。泡切り部41aには、表裏面を貫通する複数の狭孔41bが設けられ、狭孔41bから液体を注ぐようになっている。
【0028】
また、天板部41は、内側に液体容器1の底部12が載せられる円形の凹部41cを段差状に低く形成し、凹部41cの中央部にスティック収容部43を備えている。また、凹部41cの外周部には指掛け部41dが窪んで設けられている。指掛け部41dは、平面視してトラック形状であって、対向する二つの直線部の中間位置を境界線として、境界線より内側に設けられる下向き湾曲部41eと、境界線より外側に設けられる切欠部41fとから構成される。切欠部41fは、上下方向に貫通している。下向き湾曲部41eは、裏面側が膨らむ方向に湾曲した形状となっている。なお、側板部42は、口部11aの全周のうち、注ぎ口11bの箇所以外に設けてある。
【0029】
スティック収容部43は、内部に蓄冷剤6よりも凍結温度の高い冷媒液7を収容可能にすると共に、冷却スティック2を収容した場合には、収容前よりも冷媒液7の水位が上昇し、冷却スティック2の外周側を冷媒液7で囲むものである。
【0030】
また、スティック収容部43は、上方が開口している有底筒状の収容ケースであって、上端部が冷却スティック2を挿入するスティック挿入口部43aとなり、上端部より下側部分が冷却スティック2の胴部21を収容する胴部収容部43bとなる。その上、スティック収容部43は、冷却スティック2の形状に合わせ、スティック挿入口部43aを、胴部収容部43bよりも外側に突出する段付きの形状としてある。そして、全体として下方に向かうにつれて内径および外径が狭くなるテーパー形状としてあるので、スティック収容部43の内面を洗いやすい。
【0031】
スティック挿入口部43aは、その上方をカバーキャップ5の隠蔽板51で覆うと共に、その内側には、カバーキャップ5の位置決め板52が嵌まり込む。そして、位置決め板52の内側には、冷却スティック2の鍔部22が位置決めされて収容される。
【0032】
胴部収容部43bは、冷却スティック2の胴部21の外周側を、冷媒液収容空間44を介して取り囲むもので、冷却スティック2の鍔部22よりも小径に形成してある。胴部収容部43bは、中に入れる冷媒液7がオーバーフローするのを予防するために目印(図示せず)を刻設しておくことが望ましい。例えば、胴部収容部43bの内周面又は外周面において、全深さの約1/3に目印を入れておく。胴部収容部43bは透明であるので、中に入る液体を外側から目視でき、液体の水位を目印にあわせ易い。
【0033】
カバーキャップ5は、スティック挿入口部43aを塞ぐ隠蔽板51と、隠蔽板51の外周縁部よりも内側に沿って垂下する位置決め板52と、隠蔽板51の上に突出する把持板53とから構成される。隠蔽板51は、円盤形状である。また、位置決め板52は、リング状であって、その外周面にはスティック挿入口部43aに接するシール片52aを円周方向に沿って設けてある。把持板53は、カバーキャップ5を使用する際に、指でつまむものであり、平面視すると、直線形状であって、隠蔽板51の中央部から外周の対向する箇所に一直線に延長する状態となっている。
【0034】
冷媒液7は、凍結した蓄冷剤6の冷たさを緩和して液体に伝えるもので、蓄冷剤6よりも凍結温度の高い液体、一例としては水が用いられる。
【0035】
上述の液体容器ユニットは次のようにして使用する。まず、カバー本体4のスティック収容部43に冷媒液となる水7を目印にあわせて全深さの約1/3まで入れる。次に、蓄冷剤6を凍結させた冷却スティック2をカバー本体4のスティック収容部43の中に挿入する。すると、水7の水位が上昇し、スティック収容部43の中が水7と冷却スティック2で満たされた状態となる。その後、カバーキャップ5を被せると、スティック挿入口部43aと冷却スティック2の鍔部22との間に位置決め板52が嵌り込み、冷却スティック2の胴部21の外周を水7が取り囲む状態となる。時間が経つと蓄冷剤6の冷気が伝わって水7が凍り、液体容器1越しにスティック収容部43が氷の棒のように見える。最後に、ビールが入った液体容器1にカバー本体4を被せると、液体容器1の中にスティック収容部43が浸された状態となる。
【0036】
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、カバーキャップ5の位置決め板52は、隠蔽板51の円周方向に沿って間隔をおいて複数設けられるものであってもよい。また、スティック収容部43は、鍔部22を有する冷却スティック2の形状に合わせた段付きの形状に限らず、胴部収容部43bとスティック挿入口部43aが段差なしに筒状に連続する形態であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】液体容器と冷却ステッィクとカバー本体とカバーキャップとの関係を示す分解図である。
【図2】液体容器、冷却ステッィク、カバー本体、カバーキャップの使用状態を示す断面図である。
【図3】(イ)〜(ヘ)図は、カバー本体の平面図、裏面図、A−A線断面図、B−B線断面図、正面図、右側面図である。
【符号の説明】
【0038】
1液体容器、2冷却スティック、3カバー、4カバー本体、5カバーキャップ、
6蓄冷剤、7冷媒液(水)、
11側周部、11a口部、11b注ぎ口、12底部、13空室、14持ち手、
21胴部、22鍔部、23ケース体、23a開口部、23b蓄冷剤充填管、23c下鍔、
24蓋、24a抜穴、24b上鍔、24c嵌合片、24dリブ、25栓、
41天板部、41a泡切り部、41b狭孔、41c凹部、41d指掛け部、
41e下向き湾曲部、41f切欠部、42側板部、
43スティック収容部、43aスティック挿入口部、43b胴部収容部、
44冷媒液収容空間、
51隠蔽板、52位置決め板、52aシール片、53把持板、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上方が開口している液体容器(1)の口部(11a)を覆う天板部(41)と、天板部(41)の外周部から垂下し且つ口部(11a)の外側を囲む側板部(42)とを備える合成樹脂製の液体容器用カバーであって、
蓄冷剤(6)が封入された棒状の冷却スティック(2)を収容し得るスティック収容部(43)を天板部(41)から垂下し、
スティック収容部(43)は、内部に蓄冷剤(6)よりも凍結温度の高い冷媒液(7)を収容可能にすると共に、冷却スティック(2)を収容した場合には収容前よりも冷媒液(7)の水位が上昇し、冷却スティック(2)の外側を冷媒液(7)で囲むことを特徴とする液体容器用カバー。
【請求項2】
天板部(41)と側板部(42)とスティック収容部(43)とからなるカバー本体(4)と、スティック収容部(43)に着脱可能に嵌め込むカバーキャップ(5)とから構成され、
スティック収容部(43)は、有底筒状であって、その上端部にスティック挿入口部(43a)を備え、スティック挿入口部(43a)には、冷却スティック(2)の上端部に備わる鍔部(22)を収容可能としており、
カバーキャップ(5)は、冷却スティック(2)の上面を覆う隠蔽板(51)と、隠蔽板(51)から垂下する位置決め板(52)とを備え、
位置決め板(52)は、スティック収容部(43)と冷却スティック(2)の鍔部(22)との間に嵌り込むことにより、スティック収容部(43)と冷却スティック(2)との間に筒状の冷媒液収容空間(44)を形成するものであることを特徴とする請求項1記載の液体容器用カバー。
【請求項3】
カバー本体(4)を透明に形成し、
スティック収容部(43)は、冷媒液(7)のオーバーフロー予防用の目印を有することを特徴とする請求項1又は2記載の液体容器用カバー。
【請求項4】
棒状の胴部(21)の上端部に鍔部(22)を備える冷却スティック(2)と、請求項1から3のうち何れか1項に記載の液体容器用カバー(3)と、を備えていることを特徴とする液体容器用カバーセット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−71509(P2010−71509A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−237663(P2008−237663)
【出願日】平成20年9月17日(2008.9.17)
【出願人】(591135875)
【Fターム(参考)】