説明

液晶表示装置

【課題】
液晶層と、共通電極と、電極セットとを含む液晶表示装置を提供する。
【解決手段】
液晶層は、共通電極と電極セットとの間にあり、電極セットは液晶層を切り換えるために用いられる。電極セットは、第1電極と、第2電極とを含む。第1電極は液晶層の第1領域を切り換え、第2電極は液晶層の第2領域を切り換える。第2領域は、少なくとも第1領域以外の一部の領域を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置、特に垂直配向(Vertical Aligned, VA)式液晶表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置は、最も普及した映像表示装置である。一般的に、液晶表示装置は2枚のガラスパネルを有し、その上にそれぞれ画素電極と共通電極とを有し、その間に液晶層が挟まれている。簡単に言えば、液晶ディスプレイが画面を生成する原理は、電圧を画素電極および共通電極に供給し、液晶層中の電場を生成することにより、液晶分子の軸方向を決定し、入射光の偏光方向を調整するものである。
【0003】
各種液晶表示装置において、垂直配向式液晶表示装置は、電場がないときに、その液晶分子の長軸はガラスパネルに垂直である。垂直配向式液晶表示装置は、高コントラスト、広視野角などの長所を有する。
【0004】
垂直配向式液晶表示装置の切り換え時間は、材料および液晶ユニットの配置によって決まる。また、いわゆる逆流効果(reverse flow effect)または背流効果(backflow effect)による制限も受ける。こうした現象は、垂直配向式液晶ユニットに供給する電圧が高すぎるときに発生し、逆に切り換え時間が長くなる。前記現象については、以下の文献を参照することができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】De Gennes and Prost, Physics of Liquid Crystals 2nd Ed, Oxford; Clarendon Press, (1995);
【非特許文献2】Chandrasekar S., Liquid Crystals, 2nd edition, Cambridge University Press, (1992);
【非特許文献3】Roosendaal, Dessaud, Hector, Hughes, Boer, IDRC conference proceeding, 10−3, 127−130 (2006);
【非特許文献4】Dessaud, Roosendaal, Hector, Hughes, Boer, IDW’06 Digest, LCT7−2, 651−654 (2006);
【非特許文献5】Sang Soo Kim, Brian H. Berkeley, Kyeong−Hyeon Kim, and Jang Kun Song, J. Soc. Inf. Display 12, 353 (2004).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記文献から分かるように、「ドメイン(domain)」の数を増加することによって、液晶の切り換えをさらに均一にすることができる。しかし、こうした公知の方法は、液晶ディスプレイの開口率(aperture ratio)を減少することがよくあり、特に電極の形状によっては、ある領域の液晶が永久に切り換えられず、開口率が低下する。画素寸法が小さくなるほど、この問題はより顕著になる。
【0007】
そのため、開口率を下げずに、均一な液晶切り換え性能を有する液晶表示装置が必要とされる。さらに、液晶表示装置の他の特性に影響を及ぼさずに、背流効果を除去可能な液晶表示装置が必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
従来技術の欠点に鑑み、本発明では、液晶を迅速に切り換える液晶表示装置を提供する。本発明は、さらに背流効果を除去する液晶表示装置を提供する。本発明ではまた、開口率を減少する必要なく、液晶を迅速に切り換える液晶表示装置を提供する。
【0009】
1つの実施例において、液晶表示装置は、液晶層と、共通電極と、電極セットとを含む。液晶層は、共通電極と電極セットとの間にあり、電極セットは液晶層を切り換えるために用いられる。電極セットは、第1電極と、第2電極とを含む。第1電極は液晶層の第1領域を切り換え、かつ少なくとも2個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を有する。第2電極は、液晶層の第2領域を切り換える。第2領域は、少なくとも第1領域以外の一部の領域を含む。
【0010】
もう1つの実施例において、液晶表示装置は、液晶層と、共通電極と、電極セットとを含む。液晶層は、共通電極と電極セットとの間にあり、電極セットは液晶層を切り換えるために用いられる。電極セットは、第1電極と、第2電極とを含む。第1電極は液晶層の第1領域を切り換え、第2電極は液晶層の第2領域を切り換える。第1電極および第2電極は同一平面に位置し、第2領域は、少なくとも第1領域以外の一部の領域を含む。
【0011】
さらにもう1つの実施例において、液晶表示装置は、液晶層と、共通電極と、電極セットとを含む。液晶層は、共通電極と電極セットとの間にあり、電極セットは液晶層を切り換えるために用いられる。電極セットは、第1電極と、第2電極とを含む。第1電極は液晶層の第1領域を切り換え、第2電極は液晶層の第2領域を切り換える。第1電極および第2電極は、それぞれ異なるタイミングで駆動し、第2領域は、少なくとも第1領域以外の一部の領域を含む。
【0012】
他の実施例において、液晶表示装置は、液晶層と、共通電極と、電極セットとを含む。液晶層は、共通電極と電極セットとの間にあり、電極セットは液晶層を切り換えるために用いられる。電極セットは、第1電極と、第2電極とを含む。第1電極は液晶層の第1領域を切り換え、例えば、第1電極の形状は方形とすることができる。第2電極は液晶層の第2領域を切り換える。第2領域は、少なくとも第1領域以外の一部の領域を含み、この部分の領域は、少なくとも2個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を有する。
【0013】
以下の好ましい実施例の説明と図面の説明とを合わせ、本発明の目的、実施例、特徴および長所をさらに明確なものにする。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施例における電子装置のブロック図である。
【図2a】本発明の実施例における液晶画素ユニットの断面図である。
【図2b】本発明の実施例における液晶画素ユニット素子の断面図である。
【図3a】本発明の実施例における電極セット中の第1電極である。
【図3b】本発明の実施例における電極セット中の第1電極である。
【図3c】本発明の実施例における電極セット中の第1電極である。
【図3d】本発明の実施例における電極セット中の第1電極である。
【図3e】本発明の実施例における電極セット中の第1電極である。
【図4a】それぞれ本発明の1つの実施例における液晶層、第1電極、および第2電極である。
【図4b】それぞれ本発明のもう1つの実施例における液晶層、第1電極、および第2電極である。
【図4c】本発明の実施例における同一平面の第1電極および第2電極である。
【図4d】図4cの実施例における液晶画素ユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は、特に垂直配向式(VA)液晶表示装置に応用することができ、以下の図面と合わせて説明する。但し、当業者は、本発明は他の方式でも実施可能であり、以下の実施例に限らないことを理解することができる。

【0016】
図1は、本発明の1つの実施例における液晶表示装置10を有する電子装置1である。電子装置1は電源供給部20を有し、液晶表示装置10と接続し、電源を液晶表示装置10に供給する。この実施例において、液晶表示装置10はカラーまたはモノクロの映像ディスプレイであり、電子装置1の中に統合されている。当業者は、電子装置1が、例えば携帯電話端末、デジタルカメラ、携帯情報端末、ノートパソコン、デスクトップパソコン、テレビ、全地球測位システム、車載ディスプレイ、航空用ディスプレイ、デジタルフォトフレームまたはポータブルDVDプレーヤーなどを含むことができるが、それに限らないことを理解する。
【0017】
図2aは、本発明の実施例に基づき示す液晶表示装置10の断面であり、液晶表示装置10は、液晶(LC)層100と、共通電極102と、電極セット104とを含む。液晶表示装置10は、多数の画素ユニット(pixel cell)を含むことができるが、図2aはそのうちの1つの画素ユニットを示して本発明を説明しただけである。この例において、1個のサブピクセルに対応する画素ユニットの寸法は、40μm×40μmで、かつ厚さは4.15μmである。注意すべきことは、他の実施例において、画素ユニットの寸法は、20μm×20μm、30μm×30μm、または39.5μm×39.5μmとすることもでき、厚さは4.15μmを超えることもできることである。図に示すとおり、液晶層100は、共通電極102と画素電極セット104との間にあり、かつその中の液晶分子は垂直配向である(図2aには未表示)。電極セット104は、薄膜トランジスタ(図には未表示)側にあり、液晶層100を切り換えるために用いられる。注意すべきことは、図2bに示すとおり、液晶表示装置10は、例えば基板130、フィルター140、薄膜トランジスタ(TFT)150などの他の素子を含むこともできることである。
【0018】
共通電極102、液晶層100および画素電極セット104は、薄膜トランジスタ(図には未表示)をオフにした後に電圧を蓄積するコンデンサを形成する。画素電極セット104は、データ電圧を受け、共通電極と電場を形成することによって、液晶層100の中の液晶分子を再配列する。共通電極102は、従来の共通電極とすることができ、その材料は、ITOまたはIZOとすることができる。画素電極セット104は、構造上、従来の画素電極と異なるが、材料は従来の画素電極と同様に、ITOまたはIZOを採用する。図2aに示すとおり、電極セット104は、第1電極104aと、第2電極104bと、第1電極104aおよび第2電極104bの中の誘電層104c(その材料は、SiOまたはSiNとすることができ、その厚さは約0.1μmまたは0.25μmとすることができる)とを含む。当業者は、2個以上の電極と電極の誘電層を仕切るためのさらに多くの層を有することも、本発明で網羅する範囲内にあることを理解することができる。
【0019】
第1電極104aおよび第2電極104bは、それぞれ独立して駆動する。こうした設置によって、第1電極104aおよび第2電極104bは、それぞれ異なる電圧で駆動するか、またはそれぞれ異なるタイミングで駆動し(例えば、異なる時間にオンにする)、必要な液晶の切り換えを達成することができる。1つの実施例において、まず第1電極104aに対し5Vの電圧を供給し、5ms後に第2電極104bに対し6Vの電圧を供給する。もう1つの実施例において、まず第1電極104aに対し4Vの電圧を供給し、5ms後に第2電極104bに対し6Vの電圧を供給する。または、第1電極104aおよび第2電極104bに対し、いずれも5Vの電圧を供給するが、第1電極104aは第2電極よりも5ms早く先に駆動する。また、薄膜トランジスタと蓄積コンデンサを利用して、それぞれ第1電極104aおよび第2電極104bを駆動する方法も、本発明で網羅する範囲内にある。
【0020】
従来の画素電極の設計(例えば、1個の方形電極を使用して液晶層のすべての領域を網羅する)に比べ、第1電極104aは、後続の図3a〜3dに示すように、特別な形状を有して液晶層100を切り換えることができる。1つの実施例において、第1電極104aは、液晶層100の領域全体を切り換えるのではなく、周縁構造(fringing structure)を有し、漏れ電場を生成して液晶層の第1領域100aを切り換える。液晶層の切り換え領域100aは、第1電極104aの寸法および形状と関係する。例えば、第1電極104aの寸法が比較的小さい場合、小さい範囲の領域100aの中でしか液晶層100の液晶分子を切り換えることができず、後続の図4a〜4bに示すように、液晶分子の切り換えられる領域100aの形状も、第1電極の形状104aに多少類似する。
【0021】
第1電極104aの形状については、本発明ではいかなる特定の形状にも制限しないが、第1電極104aは少なくとも2個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を含むことができる。これによって、平行でない周縁を有し、多重で多様なドメイン切り換え効果(domain switching effect)を生成する。例えば、図3aに示すとおり、第1電極104aの形状を星状とし、8個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を有する。また、1つの実施例において、第1電極104aを図2aに示す液晶表示装置10に統合する場合、第1電極104aは35μm×35μmの方形で描かれた範囲の中に設けることができ、第2電極104bの寸法も、ちょうど35μm×35μmである。
【0022】
星状以外に、第1電極104aの形状は、さらに十字形(図3b参照)、格子形(図3c参照)、螺旋形(図3d参照)などとすることができる。また、液晶の切り換えの均一性を維持するため、第1電極104aの形状は、図3a〜3cに示すように、対称とすることができる。図3eに示すもう1つの実施例において、液晶層の領域全体に対し、第1電極104aは、小さな方形のみとすることができる。
【0023】
当業者は、前記第1電極104aの設置の長所の1つであるが唯一のものではない長所は、背流効果を減少し、液晶の切り換え速度を向上させることであることを理解することができる。背流効果を有効に減少するため、第1電極104a周縁の数を増加することができる。但し、同時に、画素ユニットの開口率を保つため、図2aに示すように、電極セット104の第2電極104bで液晶層100の第2領域100bを切り換える。注意すべきことは、第2領域100bは必ずしも第1領域100aと重なり合う必要はなく、第2領域100bが液晶層100の中の第1領域100a以外の一部の領域を含めば、第1電極104aの影響を受けない液晶分子が、第2電極104bによって生成される電場によって導かれることである。図4aおよび図4bは、さらに第1電極104aおよび第2電極104bの例を提供する。さらに注意すべきことは、第1領域100aおよび第2領域100bの「境界」は、液晶層100の所定のタイミングで、予め設けた透過率に基づき決定することができることである。この所定のタイミングは、例えば電圧を第1電極104aに供給した、または電圧を第2電極104bに供給した20ms後、または100ms後とすることができる。そのため、第1電極 104aと第2電極104bとを組み合わせて設けることによって、単に第1電極104aのみを採用した場合に比べ、さらに高い開口率を得ることができる。
【0024】
第1電極104aに比べ、第2電極104bの形状の前記背流効果に対する関係は比較的顕著でない。図4aは、それぞれ液晶層100、第1電極104a、および第2電極104bの上面図である。第1電極104aの形状が星状である場合(図3a参照)、第2電極104bの形状は従来の画素電極に類似することができ、すなわち方形かつ平面の電極である。垂直から見ると、第2電極104bおよび第1電極104aは重なり合う部分を有するが、第2電極104b自体が、実質的に液晶層100の全領域を覆い、高開口率を確保する。また、第2電極104bを図2aの液晶表示装置10の中に統合する場合、第2電極104bは35μm×35μmの方形電極として実施することができる。そのため、図4aに示すとおり、第2領域100bは、液晶層100の中の第1領域100a以外の少なくとも一部の領域を含む。また、第2領域100bの中に含まれるこの一部の領域は、少なくとも2個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を有する。
【0025】
もう1つの実施例において、図4bに示すとおり、第2電極104b自体は画素ユニットの中の液晶層100の全領域を覆わず、かつ第2電極104bには第1電極104aと重なり合った部分がない。逆に、第2電極104bは、第1電極104aの形状に対応した開口部を有すると同時に、高開口率を保つため、第1電極104aおよび第2電極104bが一緒に実質的に液晶層100の全領域を覆う。また、図4bに示すとおり、第2領域100bは液晶層100の中の第1領域100a以外の一部の領域を含む。また、第1電極104aおよび第2電極104bを一緒に図2aに示す液晶表示装置10に統合する場合、第1電極104aおよび第2電極104bをいずれも35μm×35μmの方形で描かれた範囲の中に設ける。
【0026】
図2aに示すように、第1電極104aおよび第2電極104bの中は、例えばSiOまたはSiN層などの誘電層104cで仕切られる。第1電極104aおよび第2電極104bに同じ電圧が供給された場合、こうした設置の下での第1電極104aおよび第2電極104bは、共通電極102に対応して異なる静電容量を生成し、異なる液晶の切り換え効果を提供する。
【0027】
第1電極104aおよび第2電極104bは、リソグラフィーおよびウェットエッチングによってパターン化することができ、かつ透過電極(transmitting electrode)または透明電極に限らない。図2aにおいて、第1電極104aを第2電極104bの上に設けるが、図2bの実施例において、第1電極104aが生成した電場を第2電極104bが遮蔽しない限り、第1電極104aを第2電極104bの下に設けることもできる(すなわち、第1電極が薄膜トランジスタに近くなる)。
【0028】
図4cに示した電極セット104の他の実施例において、第1電極104aおよび第2電極104bは、図4bにおける第1電極104aおよび第2電極104bと同じとすることができるが、違いは、この実施例における第1電極104aおよび第2電極104bは、図4dに示すとおり、同一平面上にあることであり、第2電極104bは、第1電極104aの形状に対応した開口部を有することである。そのため、図4cにおける第1電極104aおよび第2電極104bは、半導体製造工程において、同じ工程で完成することができる。それぞれ独立して第1電極104aおよび第2電極104bを駆動することによって、同一平面上の第1電極104aおよび第2電極104bにおいて、従来の1個の画素電極と異なる液晶の切り換え効果を生成することができると同時に、高開口率を保つことができる。
【0029】
以上に記載した内容は、本発明の好ましい実施例でしかなく、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。本発明で開示した主旨を逸脱せずに完成した同等の変更または修正は、いずれも下記の特許請求の範囲内に含まれる。

【符号の説明】
【0030】
1 電子装置
10 液晶表示装置
20 電源供給部
100 液晶層
100a 第1領域
100b 第2領域
102 共通電極
104 電極セット
104a 第1電極
104b 第2電極
104c 誘電層
130 基板
140 フィルター
150 薄膜トランジスタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶層と、
共通電極と、
該共通電極との間にある該液晶層を切り換える電極セットと、
を含み、
該電極セットは、
該液晶層の第1領域を切り換える第1電極と、
該液晶層の第2領域を切り換える第2電極と、
を含み、
該第2領域は、少なくとも該第1領域以外の一部の領域を含む液晶表示装置。
【請求項2】
該第1電極が少なくとも2個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を有し、該第1電極は漏れ電場(fringing field)を生成し、該第1領域を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
該第1電極の形状が星状であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
該第1電極の形状が対称であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
該第2電極が、該第1電極の形状に対応した開口部を有することを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項6】
該第1電極および該第2電極が、該液晶層の全領域を一緒に網羅することを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項7】
該第1電極および該第2電極が同一平面にあるか、または該第1電極と該第2電極との間が誘電(dielectric)層で隔てられたことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項8】
該第1電極および該第2電極がそれぞれ独立して駆動することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項9】
該一部の領域が、少なくとも2個の異なる水平方向に向けて延伸した部分を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項10】
請求項1に記載の液晶表示装置と、
該液晶表示装置と接続し、電源を該液晶表示装置に供給する電源供給部と、
を含み、
携帯電話端末、デジタルカメラ、携帯情報端末、ノートパソコン、デスクトップパソコン、テレビ、全地球測位システム、車載ディスプレイ、航空用ディスプレイ、デジタルフォトフレームまたはポータブルDVDプレーヤーである電子装置。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図3e】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図4d】
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【公開番号】特開2009−175738(P2009−175738A)
【公開日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−11109(P2009−11109)
【出願日】平成21年1月21日(2009.1.21)
【出願人】(506290958)ティーピーオー ディスプレイズ コーポレイション (12)
【Fターム(参考)】