説明

測定システム

【課題】 被測定者の測定を容易に行うことができ、測定結果を自動的に管理することのできる測定システムを提供する。
【解決手段】 被測定者1の身体部位に装着され測定用パターン4が形成された測定ベルト2と、測定用パターン4の画像を読み取るイメージセンサ7、測定用パターン4のビット値のマッチングデータが記録されたメモリ8、読み取った測定用パターン4の位置を特定して測定値を算出するユニット制御部9、測定値を送信する通信部11を備えた測定ユニット6と、測定ユニット6の通信部11から送信される測定値を受信する通信部14、測定値を管理するホスト制御部17とを備えたホストコンピュータ13と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は測定システムに係り、特に、被測定者の腹囲などの身体部位を効率よく測定することを可能とした測定システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、メタボリック症候群の検診を行うメタボ検診が義務化されるなど、健康管理に大きな関心が向けられており、一般には、メタボ検診や一般健康診断などにおいて、腹囲の測定が検査項目として挙げられている。この腹囲を測定する場合、従来は、医師や看護師などが巻き尺を用いて被測定者の腹囲を手作業で測定を行っていた。
【0003】
しかしながら、手作業で腹囲の測定を行うのは、極めて面倒であり、しかも、医師など測定を行う者によって測定誤差が生じてしまい、正確な測定を行うことができないという問題があった。
【0004】
そのため、従来から、第一装置部と第二装置部とを互いに分離した状態で、被測定者の腹囲周上を移動させて、各装置部で測定された移動距離に基づいて腹囲長を求めるとともに、インピーダンス測定部により被測定者の体幹部におけるインピーダンスを測定し、測定された腹囲長とインピーダンスを利用して、被測定者の体幹部脂肪を測定するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2007−14579号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような特許文献1に記載の発明においては、第一装置部と第二装置部とを互いに分離した状態で、被測定者の腹囲周上を移動させて測定を行う者であるため、やはり測定作業が面倒であり、しかも、被測定者に通電してそのインピーダンスを利用して体幹部脂肪を測定するものであるため、人体の悪影響が懸念される。
【0006】
また、被測定者の腹囲の測定結果を表示するだけなので、会社や学校などにおける健康診断などのように被測定者が多い場合に、その測定結果をいちいちカルテに記入しなければならず、測定作業が面倒であるという問題を有しており、測定結果を自動的にデータ管理することのできるシステムが望まれていた。
【0007】
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、被測定者の測定を容易に行うことができ、測定結果を自動的に管理することのできる測定システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、被測定者の身体部位に巻き付けて装着され長手方向に沿って一定の測定用パターンが形成された測定ベルトと、
前記測定用パターンの画像を読み取るイメージセンサと、前記測定用パターンのビット値のマッチングデータが記録されたメモリと、前記イメージセンサにより読み取られた前記測定用パターンから検出された配列パターンと前記マッチングデータとを比較することにより読み取った前記測定用パターンの位置を特定して測定値を算出するユニット制御部と、前記測定値を送信する通信部と、を備えた測定ユニットと、
前記測定ユニットの前記通信部から送信される測定値を受信する通信部と、前記通信部により受信した測定値を管理するホスト制御部と、を備えたホストコンピュータと、
を備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記測定用パターンは、位置特定符号系列であるM系列の測定用パターンであることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記ホストコンピュータは、前記被測定者の個人認証を行う認証部を備えており、前記ホスト制御部は、前記測定ユニットから送られる測定値と前記認証部による個人情報とを関連付けて管理するものであることを特徴とする。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項3において、前記ホストコンピュータは、前記ホスト制御部で管理されている測定値を前記個人情報と関連付けて格納するデータベースを備えていることを特徴とする。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項において、前記測定ベルトを前記被測定者の身体部位に装着された状態で、前記測定ベルトに所定の張力を付与する張力付与手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前記被測定者の身体部位は、腹部であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係る発明によれば、イメージセンサにより測定用パターンを読み取り、ユニット制御部により、この読み取った測定用パターンから検出された配列パターンとメモリに記録されたマッチングデータとを比較することにより読み取った前記測定用パターンの位置を特定して測定値を算出し、この測定値を通信部によりホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータのホスト制御部により、通信部により受信した測定値を管理するようにしているので、自動的に被測定者の身体部位を測定することができ、しかも、ホストコンピュータにより被測定者の測定値を自動的に管理することができる。また、被測定者に通電したり、電磁波などを用いて測定を行うものではないので、人体に悪影響を与えることを防止することができる。
【0015】
請求項2に係る発明によれば、測定用パターンを、位置特定符号系列であるM系列の測定用パターンとしているので、容易に、かつ確実に読み取った測定用パターンの位置を特定することができる。
【0016】
請求項3に係る発明によれば、ホストコンピュータが被測定者の個人認証を行う認証部を備えて、ホスト制御部により、測定ユニットから送られる測定値と認証部による個人情報とを関連付けて管理するようにしているので、被測定者毎の測定値の管理を適正に行うことができる。
【0017】
請求項4に係る発明によれば、ホストコンピュータがホスト制御部で管理されている測定値を個人情報と関連付けて格納するデータベースを備えているので、ホストコンピュータにより被測定者毎の測定値を管理、保存することができ、測定値データを有効に活用することができる。
【0018】
請求項5に係る発明によれば、測定ベルトを被測定者の身体部位に装着された状態で、測定ベルトに所定の張力を付与する張力付与手段を備えているので、測定を行う者による測定誤差の発生を防止することができ、常に同条件で正確な測定を行うことができる。
【0019】
請求項6に係る発明によれば、被測定者の身体部位である腹部を自動的に測定することができ、ホストコンピュータにより被測定者の測定値を自動的に管理することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0021】
図1は本発明に係る測定システムの実施形態を示す概略図である。本実施形態においては、本発明に係る測定システムを被測定者の身体部位として腹囲を測定する場合に適用した例について説明する。
【0022】
本実施形態に係る測定システムは、被測定者1の腹部に装着される測定ベルト2と、測定ベルト2の基端部に取付けられ測定ベルト2の先端部分を挿通させて保持するためのバックル3とを備えている。測定ベルト2には、図2および図3に示すように、その長手方向に沿って一定の測定用パターン4が形成されており、この測定用パターン4は、それぞれ色の異なるマーカ5,5…を所定の順序で配列して構成されている。
【0023】
この測定用パターン4としては、本実施形態においては、位置特定符号系列であるM系列(maximal-length sequences)の測定用パターン4が用いられている。図3に示すように、M系列の測定用パターン4は、青、赤、緑、黄などの複数の色のマーカ5に対してあらかじめ「1」または「0」のビット値を当てはめておき、この各色のマーカ5を所定のパターンで連続して配列して構成されている。このビット値の配列パターンは、マッチングデータとして記録しておく。そして、このマーカ5の画像を読み取り、このマーカ5からビット値の配列パターンを検出し、このビット値の配列パターンをあらかじめ記録されたマッチングデータと比較することにより、ビット値の配列パターンがマッチングデータのいずれの位置のパターンかを検出して、読み取った画像のマーカ5の位置を特定するものである。
【0024】
そのため、測定ベルト2の基端部を基準位置(0位置)として、測定ベルト2の基準位置からの距離と測定用パターン4のマーカ5の位置とをあらかじめ対応させておくことにより、マーカ5の位置を特定することで、読み取り位置までの距離を計測することができるものである。
【0025】
なお、「1」または「0」の2値のビット値の検出するためには、最低2色のマーカ5を形成すればよいが、「1」あるいは「0」に対応するマーカ5が連続して配列された場合に、各マーカ5の判別が困難であることから、本実施形態においては、複数色のマーカ5を用いるようにしている。また、図2および図3においては、便宜上、各色のマーカ5に対応させるため黒、斜線などで表している。
【0026】
また、バックル3には、測定ユニット6が内蔵されており、測定ユニット6は、図2に示すように、バックル3に挿通させた測定ベルト2の測定用パターン4のマーカ5を読み取るための、例えば、CCDなどのイメージセンサ7を備えている。このイメージセンサ7による読み取り位置は、測定ベルト2の基準位置に対応する位置とされている。
【0027】
このイメージセンサ7による測定用パターン4の読み取り範囲は、測定有効長を何cmに設定するかにより異なる。例えば、測定精度を5mm以下とするためには、各マーカ5の幅寸法は、2.5mm以下とする必要がある。ここで、M系列の測定用パターン4においては、最大2n −1ビット(nはイメージセンサ7による読み取りマーカ5の数)での測定が可能となり、測定有効長は、(2n −1)×マーカ5の幅寸法となる。そのため、マーカ5の幅寸法が2.5mmとすると、n=5のときの測定有効長は、7.75cm、n=7のときの測定有効長は、31.75cmとなる。したがって、イメージセンサ7によるマーカ5の読み取り数が多いほど、測定有効長を大きく確保することができ、nの値は、測定すべき範囲に応じて適宜設定すればよい。また、測定用パターン4の形成位置は、測定したい範囲に測定有効範囲が位置するように形成すればよく、例えば、メタボリック症候群の検査に適用する場合には、メタボリック症候群の診断基準である腹囲85cm付近(男性の場合)に測定用パターン4の測定有効範囲が位置するように形成すればよい。
【0028】
また、測定ユニット6は、ビット値の配列パターンのマッチングデータがあらかじめ記録されたメモリ8を備えている。さらに、測定ユニット6は、イメージセンサ7により読み取った測定用パターン4のマーカ5を画像処理することにより、読み取ったマーカ5のビット値の配列パターンを検出し、このビット値の配列パターンをメモリ8に記録されたマッチングデータと比較することにより、ビット値の配列パターンがマッチングデータのいずれの位置のパターンかを検出して読み取ったマーカ5の位置を特定するユニット制御部9を備えている。また、ユニット制御部9は、特定したマーカ5の位置に基づいて、基準位置からの距離を測定値として算出するように構成されている。
【0029】
さらに、測定ユニット6は、ユニット制御部9による測定値を表示させる表示部10を備えているとともに、この測定値をホストコンピュータ13に無線で送信する通信部11を備えている。また、測定ユニット6は、測定開始指示を入力するための操作入力部12を備えている。
【0030】
ホストコンピュータ13は、測定ユニット6から送信される測定値を受信する通信部14を備えている。ホストコンピュータ13は、被測定者1の個人認証を行う認証部15を備えており、認証部15においては、例えば、被測定者1に装着したRFID(Radio Frequency Identification)のICタグからの受信情報や指紋認証、静脈認証などの生体認証情報などにより被測定者1の個人認証を行うように構成されている。また、ホストコンピュータ13は、ホストコンピュータ13の所定の操作を行うキーボードあるいはマウスなどで構成される入力部16を備えている。なお、この入力部16により、被測定者1の個人情報を入力することにより、認証部15により個人認証を行わせるようにしてもよい。
【0031】
また、ホストコンピュータ13は、通信部14により受信した測定値を認証部15により認証された個人情報と関連付けて管理するホスト制御部17を備えており、ホストコンピュータ13は、ホスト制御部17で管理されている測定値を個人情報と関連付けて格納するデータベース18および測定値を表示させる表示部19をそれぞれ備えている。
【0032】
次に、本発明の作用について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】
まず、ホストコンピュータ13の認証部15により、被測定者1の個人認証を行う(ST1)。被測定者1は、測定ベルト2の先端部をバックル3に挿通させることで、測定ベルト2を腹部に装着し、操作入力部12を操作して測定開始指示を入力する。
【0034】
測定開始指示が入力されると(ST2)、イメージセンサ7により測定用パターン4の基準位置にある複数のマーカ5の画像を読み取り(ST3)、この画像データをユニット制御部9に送る。ユニット制御部9は、イメージセンサ7により読み取った測定用パターン4のマーカ5を画像処理して、読み取ったマーカ5によるビット値の配列を検出する(ST4)。続いて、ユニット制御部9は、メモリ8に記録されたマッチングデータを取り出し、イメージセンサ7により読み取ったビット値の配列パターンとマッチングデータとを比較し(ST5)、ビット値の配列パターンがマッチングデータのいずれの位置のパターンかを検出し、読み取ったマーカ5の位置を特定する。さらに、ユニット制御部9は、特定したマーカ5の位置に基づいて、基準位置からの距離を算出して測定値を得る(ST7)。
【0035】
その後、ユニット制御部9により、算出した測定値を表示部10に表示させるとともに、通信部11によりホストコンピュータ13に送信する(ST8)。ホストコンピュータ13が測定ユニット6から送信された測定値を受信したら、ホスト制御部17により、この測定値を認証部15により認証された個人情報と関連付けてデータベース18に格納するとともに(ST9)、表示部19に表示させる(ST10)。
【0036】
したがって、本実施形態においては、被測定者1が測定ベルト2を装着して測定開始指示を入力するだけで、測定用パターン4のマーカ5を読み取って自動的に腹囲を測定することができ、しかも、この測定値をホストコンピュータ13に送信することにより、ホストコンピュータ13により被測定者1の測定値を自動的に管理することができる。また、被測定者1に通電したり、電磁波などを用いて測定を行うものではないので、人体に悪影響を与えることもない。
【0037】
また、ホストコンピュータ13がホスト制御部17で管理されている測定値を個人情報と関連付けて格納するデータベース18を備えているので、ホストコンピュータ13により被測定者1毎の測定値を管理、保存することができ、測定値データを有効に活用することができる。
【0038】
なお、前記実施形態においては、測定ベルト2に形成された測定用パターン4として、位置特定符号系列であるM系列(maximal-length sequences)の測定用パターン4を用いた場合について説明したが、その他、Gold系列の測定用パターン4を用いるようにしてもよいし、バーコードで測定用パターン4を形成するようにしてもよい。
【0039】
また、前記実施形態においては、測定ユニット6の通信部11と、ホストコンピュータ13の通信部14とを無線により通信するようにしたが、各通信部11,14をケーブルにより接続し、有線により通信を行うようにしてもよい。
【0040】
さらに、バックル3に測定ベルト2に所定の張力を付与する張力付与手段を設けるようにしてもよい。これは、例えば、測定ベルト2に長手方向に沿って連続した孔部を形成し、この孔部に噛合されるスプロケットをモータにより所定のトルクで回転させることにより、測定ベルト2に所定の張力を付与することができるものである。このように張力付与手段を設けることにより、測定を行う者による測定誤差の発生を防止することができ、常に同条件で正確な測定を行うことができる。このとき、測定ユニット6とホストコンピュータ13とをケーブルにより接続する際に、モータの電源も供給するようにすれば、測定ユニット6にバッテリなどの駆動電力が不要となり、測定ユニット6の小型化を図ることが可能となる。
【0041】
また、前記実施形態においては、測定ユニット6のユニット制御部9により、イメージセンサ7により読み取ったビット値の配列パターンとマッチングデータとを比較することにより、読み取ったマーカ5の位置を特定した後、基準位置からの距離を算出して測定値を得るようにしているが、イメージセンサ7により読み取ったビット値の配列パターンを通信部11によりホストコンピュータ13に送信し、ホストコンピュータ13によりマッチングデータとの比較および測定値の算出を行うようにしてもよい。
【0042】
さらに、前記実施形態においては、被測定者1の腹部を測定する場合について説明したが、測定ベルト2の長さを設定することにより、胸囲、腕回りの寸法などあらゆる箇所の身体部位の測定に適用することができる。
【0043】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明に係る測定システムの実施形態を示す概略図である。
【図2】本発明に係る測定システムの実施形態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る測定システムの実施形態の測定用パターンを示す説明図である。
【図4】本発明に係る測定システムの実施形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0045】
1 被測定者
2 測定ベルト
3 バックル
4 測定用パターン
5 マーカ
6 測定ユニット
7 イメージセンサ
8 メモリ
9 ユニット制御部
10 表示部
11 通信部
12 操作入力部
13 ホストコンピュータ
14 通信部
15 認証部
16 入力部
17 ホスト制御部
18 データベース
19 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被測定者の身体部位に巻き付けて装着され長手方向に沿って一定の測定用パターンが形成された測定ベルトと、
前記測定用パターンの画像を読み取るイメージセンサと、前記測定用パターンのビット値のマッチングデータが記録されたメモリと、前記イメージセンサにより読み取られた前記測定用パターンから検出された配列パターンと前記マッチングデータとを比較することにより読み取った前記測定用パターンの位置を特定して測定値を算出するユニット制御部と、前記測定値を送信する通信部と、を備えた測定ユニットと、
前記測定ユニットの前記通信部から送信される測定値を受信する通信部と、前記通信部により受信した測定値を管理するホスト制御部と、を備えたホストコンピュータと、
を備えていることを特徴とする測定システム。
【請求項2】
前記測定用パターンは、位置特定符号系列であるM系列の測定用パターンであることを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
【請求項3】
前記ホストコンピュータは、前記被測定者の個人認証を行う認証部を備えており、前記ホスト制御部は、前記測定ユニットから送られる測定値と前記認証部による個人情報とを関連付けて管理するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測定システム。
【請求項4】
前記ホストコンピュータは、前記ホスト制御部で管理されている測定値を前記個人情報と関連付けて格納するデータベースを備えていることを特徴とする請求項3に記載の測定システム。
【請求項5】
前記測定ベルトを前記被測定者の身体部位に装着された状態で、前記測定ベルトに所定の張力を付与する張力付与手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の測定システム。
【請求項6】
前記被測定者の身体部位は、腹部であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の測定システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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