湿潤療法用に冷却作用及び鎮痛作用を追加したパッド

【課題】熱傷、擦り傷、床ずれ、に今まで用いられた湿潤療法では、患部にラップもしくは、湿潤療法用パッドを貼ったり、巻きつけた後、特に熱傷の場合患部が熱を帯びたり、痛みは放置されたままで有った。
【解決手段】本発明のパッドをその上から使用すると、冷却作用及び鎮痛作用を発揮し即座に、患者の苦痛を和らげる。しかも間接的であるため幹部に極度の刺激を避けられ、かぶれ、その他の副作用を抑えられる利点もある。そして、湿潤療法のみより早く完治するという最大の利点もある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、熱傷、擦り傷、床ずれ、に今まで用いられた湿潤療法の上から、冷却作用及び鎮痛作用を追加したパッドを貼り、今までの湿潤療法に無かった、即座に冷却と痛み止め効果を発揮し、そして、湿潤療法より早く完治するという最大の利点もあるパッドである。
【背景技術】
【０００２】
湿潤療法とは、１９８０年代に、湿潤環境を保ち傷を治すという概念がＷＯＣ看護認定看護士らによりアメリカから紹介されていた。在日本では、食品用ラップフイルムを用いて湿潤療法が行われています。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特許公開２００８−２００３４１
【０００４】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
従来の湿潤療法や、特許文献１では、患部を冷却したあと湿潤療法を行うが、その後特に熱傷の場合患部が熱を帯びたり、痛みは放置されたままで有った。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、湿潤療法により、傷に巻かれたり、貼られたラップ７や特許公開２００８−２００３４１のパッドの上から、間接的にパッドを、巻いたり貼付けたりし、冷却作用及び鎮痛作用を及ぼし即座に冷却、鎮痛作用を発揮し患者の苦痛を和らげる。しかも間接的であるため幹部に極度の刺激を避けられ、かぶれその他の副作用を抑えられる利点もある。そして、湿潤療法より早く完治するという最大の利点もある。
【発明の効果】
【０００７】
本発明は、湿潤療法より早く完治するが、特に熱傷については効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本実施形態の立体概念図
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本実施形態の湿潤療法用に冷却作用及び鎮痛作用を追加したパッド１について、図１を参照しながら説明する。
【００１０】
１全体が湿潤療法用に冷却作用及び鎮痛作用を追加したパッドであり、構成はパッド下地２、冷却鎮痛ジェル３、保護フィルム４である。使用方法は保護フィルム４をはがし適切な大きさにパッド１を切り取り使用する。
【００１１】
従来の湿潤療法は、患部５にラップ６を巻きつけるだけであったり、テープ７でラプ６を固定するまでであった。しかし熱傷の場合ラップ６を巻きつけると患部がより熱く感じたり、痛みも増すと言う副作用もあった。擦り傷、床ずれについても熱く不快に感じる場合が多かった。本発明のパッド１を、図１の如く湿潤療法で使用されている、ラップ６より少し大きめに切り取り、その上から貼り付け、テープ７で固定すると完了である。冷却鎮痛され、すぐに苦痛が和らぐばかりでなく、患部も早く完治する。
【００１２】
自分の患部で実証済みであり。同じ程度の熱傷の場合、湿潤療法では１０日で完治湿潤療法の上から冷却作用及び鎮痛作用を追加したパッドを貼り付けた治療の場合６日で完治し副作用も、苦痛も無かった。
【産業上の利用可能性】
【００１３】
医療分野、介護分野、家庭での応急処置、熱傷の多い仕事場での応急処置
【符号の説明】
【００１４】
１湿潤療法用に冷却作用及び鎮痛作用を追加したパッド
２パッド下地
３冷却鎮痛ジェル
４保護フィルム
５患部
６ラップもしくは、湿潤療法用パッド
７テープ

【特許請求の範囲】
【請求項１】
熱傷、擦り傷、床ずれ、に今まで用いられて来た湿潤療法では、後に、特に熱傷の場合患部が熱を帯びたり、痛みは放置されたままで有った。本発明のパッドをその上から使用すると、冷却作用及び鎮痛作用を発揮し即座に、患者の苦痛を和らげる。しかも間接的であるため幹部に極度の刺激を避けられ、かぶれ、その他の副作用を抑えられる利点もある。そして、湿潤療法のみより早く完治するという最大の利点もある。
【請求項２】
前記、請求項１の湿潤療法用に冷却作用のみを追加したパッド

【図１】