説明

濾過装置

【課題】 濾材により濾すフィルターを持つ濾過装置は濾材の性能に左右され、高粘度の油の濾過には適しない。また、濾過を可能にするため、加温しているが限界がある。
静電式濾過装置では油に対する帯電は接触帯電のため帯電に工夫を施している。
フィルターにも工夫をしている。
【解決手段】油の濾過装置であって、
油に変調電磁場を与えるコイル部と、
前記コイル部に変調電磁場を発生させる交流電源を供給する変調電磁場発生器と
前記変調電磁場を与えた油を濾過するフィルターを備える濾過装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は油の濾過装置に関する。
【背景技術】
【0002】
油の濾過装置において油内の酸化物及び水分及び固形物などの不純物を除去する方法として濾材を使用して濾すフィルターを有する濾過装置が一般的である。
吸着濾過する濾過装置として電極に電圧を印加、印加した電圧の異符号の電圧をフィルターに印加して吸着濾過する静電式の濾過装置が有る。(例えば特許文献参照)
株式会社クリーンテックからEDC−R50Nという商品で販売されている。
【0003】
濾過装置として遠心分離方式の濾過装置がある。
遠心力により油と不純物を分離濾過する方式で、株式会社アメロイド日本サービス社よりHC50が発売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−199274号広報
【特許文献2】特開2001−38363号広報
【特許文献3】特開2001−38362号広報
【特許文献4】特開平8−42993号広報
【特許文献5】特開平6−201534号広報
【特許文献6】特開2009−276042号広報
【特許文献7】特開2005−296796号広報
【特許文献8】特開平8−42993号広報
【特許文献9】特許第4305855号広報
【特許文献10】特許第 4257747号広報
【特許文献11】特開平07−080204号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に使用されている油の濾過装置は濾材を使用して濾すフィルターによる濾過装置で濾材性能の依存性が高く、高粘性の油には使用されていない。
高粘性の油に対し加熱することにより粘性を下げて濾過しているが、濾過可能な粘度に限界がある。
【0006】
一般に使用されている濾材を使用して濾すフィルターによる濾過装置では濾材の性能の依存性が高く、濾材の密度を密にすることにより微小な不純物を濾すことが出来るが粘性の高い油の濾過には適さない。
濾材の密度を下げることにより粘性の高い油の濾過には有利であるが、微細な不純物は濾過できない。
【0007】
濾材により濾すフィルターを持つ濾過装置が高粘性の油の濾過には不向きである欠点を補う装置として静電気方式の濾過装置が有る。
電極に電圧を印加して油及び油内の不純物を帯電させ、印加した電圧の異符号の電圧をフィルターに印加して静電的に吸着濾過する静電式の濾過装置では電極による帯電は接触帯電であるため油及び油内の不純物との接触効率を上げるため接触方法に工夫をしている。
また、吸着濾過するフィルターの構造にも工夫をしている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は濾過装置であって油及び油内の不純物に変調電磁場を与えるコイルと変調電磁場を発生させる交流電源を供給する変調電磁場発生器を備え、変調電磁場発生器とコイルにより油及び油内の不純物を励磁させてゼータ電位の変化及び帯電の変化を与える。
【0009】
変調段磁場発生器とコイルにより発生する変調電磁場が流体にゼータ電位の変化及び帯電の変化をもたらすことは特許第4305855号広報及び特許文献により開示されている。
【0010】
変調電磁場を発生させるコイルとコイルに交流電源を供給する変調電磁場発生器の組み合わせにより還元(−)型変調及び酸化(+)型変調が可能である。
変調電磁場によりゼータ電位及び帯電の変化を与えた油及び油内の不純物に対し異符号のゼータ電位及び帯電の性質を持つ濾材を使用し、吸着濾過する。
【0011】
前記濾過装置のフィルターとしてアニオンのイオン交換樹脂及びカチオンのイオンの交換樹脂を使用する。
【0012】
前記濾過装置のフィルターとしてアニオンのイオン交換樹脂とカチオンのイオン交換樹脂の両方を含むイオン交換樹を使用する。
【0013】
前記濾過装置のフィルターとしてアニオンのイオン交換樹脂とカチオンのイオン交換樹脂とノニオンのイオン交換樹脂の3種類を含むイオン交換樹を使用する。
【0014】
濾過装置のフィルターとして、導電性を有するフィルターを備え、
前記濾過装置は前記フィルターを正及び負に帯電させる第二電源を更に備え、
前もって変調電磁場を与えられた油が正に帯電しているときは負に帯電させ、
前もって変調電磁場を与えられた油が負に帯電しているときは正に帯電させて吸着濾過する。
【0015】
前記フィルターとして導電性素材を網目状に加工した濾材を単数枚及び複数枚使用し、第二電源の電圧で帯電させ吸着濾過する。
【0016】
前記フィルターとして導電性素材を綿状に加工した濾材を単数枚及び複数枚使用し、第二電源の電圧で帯電させ吸着濾過する。
【発明の効果】
【0017】
本発明の濾過装置は変調電磁場発生装器よりコイルに交流電源を供給し変調電磁場を発生させ、油及び油内の不純物に変調電磁場によりゼータ電位の変化及び帯電の変化を立体的範囲に与えることが可能となる。
【0018】
吸着濾過方式の採用により濾材の密度の依存性が低く、密度の粗い濾材が可能で、粘性の高い油に対して常温での濾過を可能にする。
加熱の必要な粘性の高い油の濾過において濾材を使用して濾す濾過装置と比較して加熱温度を低く設定する事が可能になる。
【0019】
吸着濾過方式の採用により濾材の性能の依存性が低く、密度の粗い濾材が可能で圧力を下げて濾過することが出来る。
【0020】
吸着濾過方式の採用により濾材の密度の影響が低く密度以上の微細な不純物の濾過を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態図
【図2】 第二実施形態図
【図3】 第三実施形態図
【図4】 第四実施形態図
【図5】 第五実施形態図
【図6】 第六実施形態図
【図7】 第七実施形態図
【図8】 第八実施形態図
【図9】 第九実施形態図
【図10】 第十実施形態図
【図11】 第十一実施形態図
【図12】 第十二実施形態図
【図13】 濾材の違い及び変調電磁場発生器の稼働、未稼働による濾過の違い
【図14】 第一実施形態図に従い濾過した油のサンプル写真
【図15】 第一実施形態図に従い濾過し採取した油のサンプルの比較写真
【発明を実施するための形態】
以下図面に従って本発明の実施形態を説明する。
【0021】
図1の第一実施形態図において油をポンプ1により配管31を通して、コイル12に送り出される。
コイル12は変調場電磁場発生器11より配線21を通して交流電源が供給され、油及び油内の不純物を励磁される。
励磁された油及び油内の不純物はイオン交換樹脂のフィルター3により濾過される。
【0022】
変調電磁場発生器の交流電源をコイルに与えると変調電磁場が発生し、油及び油内の不純物を励磁させることにより油及び油内の不純物がゼータ電位及び帯電の変化を起こすことを発見した。
【0023】
図14の44は本発明の濾過装置の第一実施形態により1回濾過した油をサンプル採取し、2日間自然放置した油のサンプル写真である。
油と不純物が分離し、不純物が沈殿した。
図14の43は濾過前の油を同様にサンプル採取し、2日間自然放置した写真である。
濾過前の油は2日間自然放置したが何の変化も認められない。
これは変調電磁場により油及び油内の不純物を励磁させた結果ゼータ電位の変化及び帯電の変化をもたらし、油と不純物が分離沈澱したものである。
【0024】
コイルに変調電位場発生器からの交流電源により油及び油内の不純物を励磁させ、ゼータ電位の変化及び帯電の変化をもたらす仕組みと油及び油内の不純物にゼータ電位及び帯電の変化をもたらした異符号の性質を持つイオン交換樹脂のフィルターとの組み合わせにより濾過を可能にしていることを発見した。
【0025】
変調電磁場によりゼータ電位の変化及び帯電の変化を与える仕組みとフィルターの組み合わせの濾過効果について図13により説明する。
【0026】
図13のAは濾過条件1において濾材で濾すフィルターによる濾過でNAS7級まで濾過をしている。
【0027】
図13のBはAで使用した濾過装置に変調電磁場発生器とコイルを取り付け油及び油内の不純物に対し変調電磁場による励磁を行い、図13のAで濾過した油の濾過を試みた。
変化は認められなかった。
【0028】
図13のCはBの装置でフィルターを帯電列プラスの羊毛のフィルターに置き換えて濾過した。
変化は認められなかった。
【0029】
次に変調電磁場発生器の稼動、未稼働と変調電磁場で励磁させた異符号の性質を持つフィルターとの組み合わせの濾過効果を図13と図14により説明する。
【0030】
図13のDは濾過条件2において第一実施例に従い変調電磁場発生器を未稼動でイオン交換樹脂のフィルターのみを使用して濾過した結果で、採取した油のサンプル写真を図45の45に記載した。
濾過前の油図14の41との変化は認められない。
【0031】
図13のFはD同様の濾過条件において第一実施形態の通り濾過した実施例を示し、濾過後の油を採取したサンプル写真が図14の42である。
粘度460cPの油が濾過できている。
【0032】
第一実施形態の通り変調電磁場により油及び油内の不純物を変調電磁場により励磁させ、ゼータ電位の変化及び帯電の変化を与える仕組みと変調電磁場により油及び油内の不純物を励磁させ、ゼータ電位の変化及び帯電の変化を与えた異符号の性質を持つフィルターの組み合わせにより濾過を可能にしている。
異符号の性質を持つフィルターとしてアニオンとカチオンの両方を含むイオン交換樹脂を使用した。
【0033】
図2は第二実施形態で、第一実施形態においてイオン交換樹脂のフィルターの後段に濾材で濾すフィルター4を設け、イオン交換樹脂のフィルターを通過した不純物を濾過する実施例を示す。
【0034】
図3は第三実施形態で、第一実施形態においてイオン交換樹脂のフィルターの前段に濾材で濾すフィルター4を設け、事前に濾材で濾過した後、イオン交換樹脂のフィルターにより吸着濾過する実施例を示す。
【0035】
図4は第四実施形態で、導電性を有するフィルター5を備え、前記フィルターを正及び不に帯電させる第二電源13を更に備え、前もって変調電磁場を与えられた油が正に帯電しているときは負に帯電させ、前もって変調電磁場を与えられた油が負に帯電しているときは正に帯電させて、変調電磁場により励磁された油内の不純物を吸着濾過する実施例を示す。
【0036】
図5の第五実施形態で第四実施形態の導電性を有するフィルターの前段に濾材で濾すフィルター4を設けた濾過装置の実施例を示す。
【0037】
図6は第六実施形態で第四実施形態の導電性を有するフィルターの後段に濾材で濾すフィルター4を設けた濾過装置の実施例を示す。
【0038】
図7は第七実施形態で、油の濾過を必要とする別装置内に油及び油内の不純物に変調電磁場を与えるコイルと変調電磁場発生器とを備え、前もって別装置内の油及び油内の不純物に変調電磁場による励磁をされた油の濾過の実施例で、ポンプ1により励磁された油をイオン交換樹脂のフィルター3により濾過する実施例を示す。
【0039】
図8は第八実施形態で、油の濾過を必要とする別装置内の油及び油内の不純物に変調電磁場を与えるコイルと変調電磁場発生装器とを備え、前もって別装置内の油及び油内の不純物に変調電磁場による励磁をされた油の濾過の実施例で、ポンプ1により励磁された油を導電性素材のフィルター3に第二電源13により正及び負に帯電させて濾過する実施例を示す。
【0040】
図9は第九実施形態で、第七実施形態においてイオン交換樹脂のフィルターの後段に濾材で濾すフィルターを設けた実施例を示す。
【0041】
図10は第十実施形態で、第七実施形態においてイオン交換樹脂のフィルターの前段に濾材で濾すフィルターを設けた実施例を示す。
【0042】
図11は第十一実施形態で、第八実施形態において導電性素材のフィルターの後段に濾材で濾すフィルターを設けた実施例を示す。
【0043】
図12は第十二実施形態で、第八実施形態において導電性素材のフィルターの前段に濾材で濾すフィルターを設けた実施例をします。
【0044】
図14は濾過条件2により第一実施形態において実際に濾過し、採取した油のサンプル写真である。
図14において41は濾過前の油のサンプル写真である。
42は第一実施形態において18時間濾過した油のサンプル写真である。
43は濾過前の油で2日間自然放置したサンプル写真である。
44は第一実施形態の濾過装置を1回通過させて採取し、2日間自然放置した油のサンプル写真である。
45は第一実施形態において変調電磁波発生器を未稼動にて18時間濾過した油のサンプル写真である。
【0045】
図15は41、44、42の濾過後に採取した油のサンプル写真の比較である。
【実施例】
【0046】
本発明の油の濾過装置における濾過を図1の第一実施形態に従い実施した。
【0047】
この時の濾過条件は次の通りである。
1、サンプル油の粘度 460cP
2、濾過容量 20リッター
3、濾過時間 18時間
1、サンプル油の粘度 460cP
4、濾過環境 一般室内
5、濾過温度 一般室内温度(加温しない)
6、濾過の実施形態 第一実施形態による
7、使用フィルター アニオンとカチオンの両方を含むイオ ン交換樹脂
【0047】
本発明の濾過装置の濾過結果は次の通りである。
図14は濾過の結果を示す。
41は濾前の油のサンプル写真である。
42は18時間濾過し、採取したサンプル写真である。
460cPの粘度の油は濾材で濾すフィルターでは常温での濾過は出来ないが、本発明の濾過装置は濾過を可能にした。
【0048】
コイルに変調電磁場発生器により交流電源を供給し、油及び油内の不純物を励磁することによる結果は次の通りである。
図14の43は濾構前の油を採取し、2日間自然放置した写真である。
図14の44は本発明の濾過装置により1回濾過した油を採取し、2日間自然放置したサンプル写真である。
図14の43の濾構前の油には何の変化も無いが、図14の44の油は不純物が沈澱し、分離している。
これは変調電磁場により油と油内の不純物にゼータ電位及び帯電の変化をもたらしている結果と観察できる。
【0049】
第一実施形態による濾過装置において濾過前の油図14の41を18時間濾過した油のサンプル写真が図14の42である。
第一形態による濾過装置において変調電磁場発生器を未稼動にして18時間濾過した油のサンプル写真が図14の45である。
図14の42は濾過しているが、45は濾過前の状況との変化は認められなかった。
よって、変調電磁場による油及び油内の不純物を励磁する仕組みと励磁によりゼータ電位及び帯電の変化の異符号のゼータ電位及び帯電を持つフィルターの組み合わせが濾過を可能にした。
異符号のフィルターとしてアニオンとカチオンのイオン交換樹脂のフィルターを使用した。
【産業用の利用の可能性】
【0050】
本発明はフライヤーなど食用油の濾過を可能にする。
【0051】
揚げ物用の食用油は揚げ物の残渣などが多く存在し、高温により炭化するとともに揚げ物用の水分で油が劣化する。
このため一定時間使用することで交換されている。
大型のフライヤーは油を循環させてフィルターで濾過しているが、微細な残渣は濾過できていないため、油内で炭化して、油を劣化させている。
【0052】
本発明の濾過装置はフライヤー等の食用油にも有効である。
変調電磁場により油及び油内の不純物を励磁させ、励磁させた異符号のゼータ電位及び帯電の性質を持つフィルターにより吸着濾過する。
吸着濾過により微細な不純物の濾過を可能にする。
油内の不純物を濾過することにより不純物による油の劣化を遅らせることが出来る。
【0053】
食用油の濾過において第一実施形態、第二実施形態、第三実施形態、第四実施形態、第五実施形態、第六実施形態、第七実施形態、第八実施形態、第九実施形態、第十実施形態、第十一実施形態及び第十二実施形態が有効である。
【符号の説明】
1 オイルポンプ
3 イオン交換樹脂のフィルター
4 濾材により濾す濾材のフィルター
5 導電性素材による帯電濾過フィルター
11 変調電磁場発生器
12 コイル
13 第二電源
21 コイルに変調電磁場発生器より電気を供給する配線
22 導電性フィルターに第二電源より電気を供給する電源からの配線
31 油の配管
32 油の流れ方向
41 濾構前の油のサンプル写真
42 18時間濾過した油のサンプル写真
43 濾過前の油を2日間自然放置した油のサンプル写真
44 本濾過装置を1回通過させ、自然放置した油のサンプル写真
45 第一実施形態において変調電磁波発生器を未稼働にして18時間濾過した油のサンプル写真

【特許請求の範囲】
【請求項1】
油の濾過装置であって、
油に変調電磁場を与えるコイル部と、
前記コイル部に変調電磁場を発生させる交流電源を供給する変調電磁場発生器と、
前記変調電磁場を与えた油を濾過するフィルターを備える濾過装置。
【請求項2】
請求項1に記載の濾過装置において、
前記フィルターはイオン交換樹脂を使用したことを特徴とする濾過装置。
【請求項3】
請求項2に記載の濾過装置において、
前記フィルターはアニオンのイオン交換樹脂及びノニオンのイオン交換樹脂及びカチオンのイオン交換樹脂を使用したことを特徴とする濾過装置。
【請求項4】
請求項2に記載の濾過装置において、
前記フィルターはアニオン及びカチオンの両方を含むイオン交換樹脂を使用したことを特徴とする濾過装置。
【請求項5】
請求項2に記載の濾過装置において、
前記フィルターはアニオン及びカチオン及びノニオンの3種類を含むイオン交換樹脂を使用したことを特徴とする濾過装置。
【請求項6】
請求項1に記載の濾過装置において、
前記フィルターとして、導電性を有するフィルターを備え、
前記濾過装置は前記フィルターを正及び負に帯電させる第二電源を更に備え、
前もって変調電磁場を与えられた油が正に帯電しているときは負に帯電させ、
前もって変調電磁場を与えられた油が負に帯電しているときは正に帯電させることを特徴とした濾過装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2011−230110(P2011−230110A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−114750(P2010−114750)
【出願日】平成22年4月26日(2010.4.26)
【出願人】(591195798)
【Fターム(参考)】