説明

炬燵の電気ヒーターの点灯をお知らせ機

【課題】炬燵の電気を消し忘れることが多い。その要因の一つに、炬燵は外周を布団で覆われているために、電気ヒーターが点灯しているのかが分からないことが挙げられる。炬燵の電気の消し忘れは、電気の無駄遣いであり、ときには火事の原因にもなる。
【解決手段】コタツの消し忘れを防止する目的で、運転スイッチのオン/オフによって、電気ヒーターの点灯を認識して、卓上等にコタツの電気ヒーター点灯を知らせるランプを点灯させる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、冬季に電気ヒータの発熱を利用して暖をとる電気こたつに関するものである。詳述すれば、使用の有無を検出して電気ヒータの発熱の点灯を知らせる電気こたつに関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来のこの種電気こたつは、矩形の本体型枠に発熱する電気ヒータを備え、この本体型枠の4隅に支持脚を設けて床面上に支持した状態で、その外周を布団で覆うことにより暖房空間を形成している。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
炬燵の電気を消し忘れることが多い。その要因の一つに、この本体型枠の4隅に支持脚を設けて床面上に支持した状態で、その外周を布団で覆われているために、電気ヒータの点灯が認識できないことが挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、コタツの消し忘れを防止する目的で、卓上にコタツの電気点灯を知らせる機能を持たせることを目的とする。
【発明の効果】
【0005】
炬燵の電気の消し忘れは、電気の無駄遣いであり、ときには火事の原因にもなる。その原因に挙げられる電気ヒータの有無の確認を卓上のランプで確認できるようにする。これにより、炬燵の電気ヒータの消し忘れを未然に防止する役割を示す。
【背景技術】
【0006】
赤外線センサーにより使用者の有無を検出して、使用者が不在時には電気ヒータの通電を停止するものが特開平7−198149号公報に開示されている。また、同様に、人体センサーにより、使用者の有無を検出して、使用者が不在時には電気ヒータの通電を停止するものが特開2004−347253号公報に開示されている。
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−347253号公報
【特許文献2】特開平7−198149号公報
【従来技術の問題点】
【0008】
従来技術はセンサーで感知するタイプのコタツはある(特開2004−347253号公報、特開平7−198149号公報)。しかしながら、そのセンサー機能を炬燵に組み込むためには、炬燵自体を買い替える必要がある。
【本発明の効果】
【0009】
本発明は、コンセントのスイッチ部分とリンクして点灯時のお知らせランプを備えることにより、炬燵の点灯を知らせるシステムである。よって、コンセントのみを購入すれば良いだけである。炬燵本体を買い替える必要がない。
【0010】
本発明は上記に挙げた特許文献ように、自動的にスイッチが切れるものではない。しかしながら、既存の多くの炬燵には電気ヒーターの点灯を自動的に切れるタイプではない。
【0011】
炬燵の電気ヒーターの消し忘れの原因を顧みると、外周を布団で覆われていることにより、電気ヒーターの点灯を認知できない事が原因である。
【0012】
本発明のように、卓上等に設置されたランプの点灯により、電気ヒーターの点灯を認知できれば、炬燵の電気ヒーターの消し忘れのリスクを軽減できる。
【実施例】
【0013】
この運転スイッチのオン/オフによって、電気ヒーターの点灯を認識して、本発明にかかるランプが点灯する。例えば、炬燵の電気ヒーターのスイッチのオン時には、ランプが点灯する。これにより、電気ヒーターの点灯を知らせる。当該ランプは卓上等、炬燵の上に置くことが好ましいが、それに限ることはない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以上のことから、本発明を実施するための最良の形態によれば、炬燵の電気の運転スイッチ部分で電気ヒーターの点灯の有無を検出して、卓上でランプが点灯することにより、炬燵の電気ヒーターの有無を知らせることが要件である。よって、ランプの点灯が要件であるので卓上に置く必要はない。また、電気コネクターの部分だけを取り換えれば、本発明の機能は導入できる。
また、当該発明に係るランプに意匠性を持たせることにより、飾りとしても利用できる。
【0016】
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】電気こたつの断面図
【図2】電気こたつを下方から見た平面図
【符号の説明】
1 電気ヒーター
2 運転スイッチ
3 外周を覆う布団
4 支持脚
5 電気ヒータ点灯のお知らせランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
こたつの電気ヒータの点灯の有無を確認のためにランプで知らせることを特徴とする、電気ヒータのお知らせ機。
【請求項2】
請求項1に係るランプの設置を既存の物に導入し易くするために、電気コネクター部分と連結して、設置が可能である。
【請求項3】
炬燵の電気コネクター周辺で、コタツの電気ヒーター点灯を認知するシステムを特徴とする。電気コネクター周辺とは、例えば、炬燵の運転スイッチが挙げられる。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−145080(P2010−145080A)
【公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−336176(P2008−336176)
【出願日】平成20年12月22日(2008.12.22)
【出願人】(509023687)
【Fターム(参考)】