説明

照明器具及び照明システム

【課題】明るさ感を向上しつつ省エネルギを促進する。
【解決手段】制御部3は人感センサ4から人体検知信号が出力されているときは点灯回路部2のスイッチをオンして2種類の光源1A,1Bを両方とも点灯させる。故に、光源1Bから天井面Sに向けて照射される光で照明空間の明るさ感(明るさ感指標の値)を高めることができる。一方、制御部3は人感センサ4から人体検知信号が出力されていないときは点灯回路部2のスイッチの一方をオンしたままで光源1Aを点灯させるとともに、前記スイッチの他方をオフすることで光源1Bを消灯させる。故に、照明空間に人が居ない場合には光源1Bを消灯することで省エネルギを促進することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具及び照明システムに関する。
【背景技術】
【0002】
事務室や教室などのように多人数が作業する空間の照明には、通常、天井に設置される複数台の照明器具から床面に向けて照射される照明光が利用されている。すなわち、天井に設置された複数台の照明器具で照明空間全体の照明(ベース照明と呼ぶ。)が行われ、必要に応じて、各作業者の作業机(デスク)に置かれたスタンド型の照明器具などによって部分的な照明が行われる。
【0003】
ところで、従来のベース照明では床面や作業面(作業机の机上面など)の照度に着目し、当該照度が規定範囲内に収まることが望ましいとされてきた。しかしながら、照明空間全体を見渡したときに当該照明空間に対して人が感じる明るさの感覚と理想的な照度値との間に隔たりがあった。
【0004】
そこで従来、照明空間の明るさ感を評価する指標として「明るさ感指標(Feu)」という概念が用いられている(例えば、特許文献1参照)。ここで、「明るさ感指標」とは、照明空間を観察したときに該空間に対して感じられる「明るさ」の総合評価であり、照明認識視空間の概念における「色モード境界輝度」(参考文献1:照明認識視空間の明るさサイズの測定による実環境における空間の明るさ感の評価、照明学会誌、第86巻第11号、2002、P830〜836、山口他)に基づいて規定される。なお、「色モード境界輝度」とは、照明空間に置かれた色票を観測者から見た見え方が、その照明空間内に置かれた物体(物体色)として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源(光源色)として認識される輝度のレベルとの中間である、その照明空間に置かれた物体としては不自然な色の見え方になる輝度のレベルのことであり、照明空間の明るさ感を定量的に表すものである。
【0005】
ここで本出願人は、従来のベース照明と比較して明るさ感を向上させることができる照明器具を既に提供している(例えば、特許文献2参照)。かかる照明器具は、直管形の蛍光ランプを光源とし、天井に設置されるペン皿形の器具本体と、器具本体の下方に配置されて前記光源から放射される光の一部を天井面に向けて反射するとともに残りの光を下方に透過する反射材とを備えている。而して、反射材に反射された光が器具本体周囲の天井面に照射されることにより、当該反射材を持たない従来の照明器具と比較して、照明空間の明るさ感が向上するのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−171055号公報
【特許文献2】特開2009−289437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年は省エネルギを促進するため、例えば照明空間が無人の場合に自動的に照明を消灯するかあるいは照度を低下させる制御が行われている。しかしながら、特許文献2に記載されている照明器具に対して前記制御を行った場合、照明空間が無人であるときでも反射材に反射した光が天井面に照射され、当該反射光の分だけ無駄な電力が消費されてしまうことになる。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、明るさ感を向上しつつ省エネルギを促進することができる照明器具及び照明システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、発光ダイオードからなる複数の光源と、当該光源を保持して照明空間の天井に設置される器具本体と、前記光源を点滅あるいは調光する点灯手段と、前記照明空間の状況を検知する検知手段とを備え、前記複数の光源の一部は前記照明空間の床面に向けて光を照射し、前記一部を除く残りの光源は前記照明空間の天井面又は壁面に向けて光を照射するようにそれぞれ前記器具本体に配設され、前記点灯手段は、前記検知手段の検知結果に基づき、前記天井面や壁面への光の照射が不要な場合に前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記検知手段は、前記照明空間における人の存在を検知し、前記点灯手段は、前記検知手段が人の存在を検知していない場合に前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させ、前記検知手段が人の存在を検知している場合は前記複数の光源を全て点灯させることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記検知手段は、前記照明空間に対する外光の有無を検知し、前記点灯手段は、前記検知手段が外光を検知していない場合に前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させ、前記検知手段が外光が検知している場合は前記複数の光源を全て点灯させることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記検知手段は、前記照明空間における人の存在を検知するとともに当該照明空間に対する外光の有無を検知し、前記点灯手段は、前記検知手段が外光を検知し且つ人の存在を検知している場合に前記複数の光源を全て点灯させ、前記検知手段が人の存在を検知していないか若しくは外光を検知していない場合は前記一部を除く残りの光源を消灯させて前記複数の光源の一部のみを点灯させることを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、上記目的を達成するために、発光ダイオードからなる光源を有し照明空間の天井に設置される複数の照明器具と、前記照明空間の状況を検知する検知手段とを備え、前記複数の照明器具の一部は前記照明空間の床面に向けて光を照射し、前記一部を除く残りの照明器具は前記照明空間の天井面又は壁面に向けて光を照射するものであって、前記一部を除く残りの照明器具は、前記検知手段の検知結果に基づき、前記天井面や壁面への光の照射が不要な場合に自らが有する前記光源を消灯させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、前記検知手段の検知結果に基づいて前記天井面や壁面への光の照射が不要と判断される場合、点灯手段が前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させるので、明るさ感を向上しつつ省エネルギを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】照明器具の実施形態1を示し、(a)はブロック図、(b)は水平方向から見た概略構成図である。
【図2】照明器具の実施形態2を示し、(a)はブロック図、(b)は水平方向から見た概略構成図である。
【図3】照明器具の実施形態3を示し、(a)はブロック図、(b)は水平方向から見た概略構成図である。
【図4】照明システムの実施形態4を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
(実施形態1)
本発明に係る照明器具の実施形態1について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
本実施形態の照明器具は、図1(a)に示すように2種類の光源1A,1Bと、各光源1A,1Bを個別に点滅(あるいは調光)する点灯回路部2と、点灯回路部2を制御する制御部3と、人感センサ4とを備えている。この照明器具はさらに、図1(b)に示すように光源1A,1B、点灯回路部2、制御部3並びに人感センサ4を保持して照明空間の天井Sに設置される器具本体10を備えている。
【0018】
光源1A,1Bは、放熱性を有する実装基板11に白色光を照射する発光ダイオード12が実装されて構成されている。一方の光源1Aは器具本体10の中央部に配設され、照明空間の床面Fに向けて光を放射している。また、他方の光源1Bは器具本体10の両端部に配設され、照明空間の天井面S(あるいは壁面W)に向けて光を放射している。
【0019】
人感センサ4は、例えば、人体から放射される赤外線(熱線)を焦電素子で受光することによって人体の存在を検知する熱線式パッシブセンサ、あるいは超音波を送波して人体に反射して戻る反射波を受波することで人体の存在を検知する超音波式アクティブセンサなどで構成されている。この人感センサ4は、図1(b)に示すように照明空間が検知範囲となるように器具本体10の下面側に配設され、検知範囲内に人体の存在を検知しているときに制御部3に対して人体検知信号を出力する。
【0020】
点灯回路部2は、例えば、商用交流電源ACから供給される交流を全波整流するダイオードブリッジ、ダイオードブリッジで全波整流された脈流を降圧し且つ安定化する降圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路の出力を各光源1A,1Bに供給するか否かを個別に切り替えるスイッチ(あるいはリレー)などで構成される。ただし、点灯回路部2が各光源1A,1Bを調光する場合においては、降圧チョッパ回路の出力のオンデューティ比を調整すればよい。なお、このような点灯回路部2の具体的な回路構成や動作は従来周知であるから図示並びに説明を省略する。
【0021】
制御部3はマイクロコンピュータやメモリなどで構成され、メモリに格納されているプログラムをマイクロコンピュータで実行することにより、後述する制御を行っている。
【0022】
次に、制御部3における制御動作について説明する。照明空間(検知範囲)に人が居る場合、人感センサ4が当該人の存在を検知して制御部3に人体検知信号を出力する。制御部3は、人感センサ4から人体検知信号が出力されているときは点灯回路部2のスイッチをオンして2種類の光源1A,1Bを両方とも点灯させる。故に、一方の光源1Aから床面Fに向けて照射される光で作業面を必要十分な照度とし、他方の光源1Bから天井面Sに向けて照射される光で照明空間の明るさ感(明るさ感指標の値)を高めることができる。
【0023】
一方、照明空間(検知範囲)から人が居なくなった場合、人感センサ4は人の存在を検知しなくなるために制御部3への人体検知信号の出力を停止する。制御部3は、人感センサ4から人体検知信号が出力されていないときは点灯回路部2のスイッチの一方をオンしたままで光源1Aを点灯させるとともに、前記スイッチの他方をオフすることで光源1Bを消灯させる。なお、この場合、制御部3が点灯回路部2を制御して光源1Aの光量を減少(調光)させても構わない。
【0024】
而して、本実施形態の照明器具によれば、照明空間に人が居る場合は光源1Bを点灯することで明るさ感を高めることができ、照明空間に人が居ない場合には光源1Bを消灯することで省エネルギを促進することができる。
【0025】
(実施形態2)
本実施形態の照明器具は、図2に示すように人感センサ4に代えて明るさセンサ5を備えた点に特徴がある。ただし、人感センサ4の代わりに明るさセンサ5を備えている点を除いた他の構成は実施形態1と共通である。よって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0026】
明るさセンサ5は、フォトダイオードのような光起電力素子、光起電力素子の出力をしきい値と比較する比較器(コンパレータ)などを有し、周囲の明るさ(照度)が所定値を超えているときにハイレベルの信号(外光検知信号)を制御部3に出力する。
【0027】
ここで、図2(b)に示すように照明空間の壁面に窓WDが開口しており、この窓WDを通して外光(太陽光)が入射するようになっている。そして、器具本体10における窓WD側の端部に明るさセンサ5が設置され、窓WDを通して外光が入射している場合に明るさセンサ5から外光検知信号が出力される。
【0028】
次に、制御部3における制御動作について説明する。照明空間に外光が入射している場合、明るさセンサ5から外光検知信号が出力される。制御部3は、明るさセンサ5から外光検知信号が出力されているときは点灯回路部2のスイッチをオンして2種類の光源1A,1Bを両方とも点灯させる。故に、一方の光源1Aから床面Fに向けて照射される光で作業面を必要十分な照度とし、他方の光源1Bから天井面Sに向けて照射される光で照明空間の明るさ感(明るさ感指標の値)を高めることができる。
【0029】
一方、照明空間に外光が入射しない場合、明るさセンサ5から外光検知信号が出力されない。制御部3は、明るさセンサ5から外光検知信号が出力されていないときは点灯回路部2のスイッチの一方をオンしたままで光源1Aを点灯させるとともに、前記スイッチの他方をオフすることで光源1Bを消灯させる。
【0030】
而して、本実施形態の照明器具においても、照明空間に外光が入射している場合は光源1Bを点灯することで明るさ感を高めることができ、照明空間に外光が入射していない場合には光源1Bを消灯することで省エネルギを促進することができる。
【0031】
(実施形態3)
本実施形態の照明器具は、図3に示すように人感センサ4と明るさセンサ5を備えた点に特徴がある。ただし、本実施形態の基本構成は実施形態1並びに実施形態2と共通であるから、共通する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】
本実施形態における制御部3の制御動作について説明する。制御部3は、人感センサ4から人体検知信号が出力されているとき、若しくは明るさセンサ5から外光検知信号が出力されているとき、点灯回路部2のスイッチをオンして2種類の光源1A,1Bを両方とも点灯させる。故に、一方の光源1Aから床面Fに向けて照射される光で作業面を必要十分な照度とし、他方の光源1Bから天井面Sに向けて照射される光で照明空間の明るさ感(明るさ感指標の値)を高めることができる。
【0033】
一方、人感センサ4から人体検知信号が出力されておらず且つ明るさセンサ5から外光検知信号が出力されていないとき、制御部3は点灯回路部2のスイッチの一方をオンしたままで光源1Aを点灯させるとともに、前記スイッチの他方をオフすることで光源1Bを消灯させる。
【0034】
而して、本実施形態の照明器具においても、照明空間の明るさ感を高めつつ省エネルギを促進することができる。
【0035】
なお、上述した実施形態1〜3の照明器具では、光の照射向きが天井面Sを向くように器具本体10に対して光源1Bを配設しているが、光の照射向きが床面Fを向くように光源1Bを配設し、反射鏡を用いて天井面Sに光を照射するようにしても構わない。
【0036】
(実施形態4)
本発明に係る照明システムの実施形態について詳細に説明する。本実施形態の照明システムは、図4に示すように照明空間の天井面に複数(図示例では12台)の照明器具Aが縦横に並べて設置されるとともに人感センサ20が設置され、人感センサ20と照明器具Aとの間に1系統の信号線Lsが送り配線されて構成されている。なお、図4は照明空間を俯瞰した平面図である。
【0037】
照明器具Aは、人感センサ4を備えていない点を除き、実施形態1の照明器具と基本構成が共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0038】
人感センサ20は実施形態1における人感センサ4と同様に熱線式パッシブセンサあるいは超音波式アクティブセンサなどで構成されている。そして、この人感センサ20は検知範囲内に人体の存在を検知しているときに人体検知信号を信号線Lsに送出(出力)する。ここで、信号線Lsは全ての照明器具Aに送り配線されているので、人感センサ20から信号線Lsに送出される人体検知信号は全ての照明器具Aの制御部3にほぼ同時に入力される。
【0039】
各照明器具Aの制御部3は、信号線Lsを通じて人体検知信号が入力されているときは点灯回路部2のスイッチをオンして2種類の光源1A,1Bを両方とも点灯させ、人体検知信号が入力されていないときは点灯回路部2のスイッチの一方をオンしたままで光源1Aを点灯させるとともに、前記スイッチの他方をオフすることで光源1Bを消灯させる。
【0040】
而して、本実施形態の照明システムにおいても照明空間に人が居る場合は各照明器具Aが光源1Bを点灯することで明るさ感を高めることができ、照明空間に人が居ない場合には各照明器具Aが光源1Bを消灯することで省エネルギを促進することができる。なお、人感センサ20の代わりに明るさセンサを設置し、実施形態2と同様に当該明るさセンサから出力される外光検知信号に基づいて各照明器具Aが光源1A,1Bを点滅させてもよい。あるいは、実施形態3と同様に人感センサ20と明るさセンサを両方とも設置し、人体検知信号及び外光検知信号に基づいて各照明器具Aが光源1A,1Bを点滅させてもよい。また、人体検知信号や外光検知信号を信号線Lsを通して伝送する代わりに、電波を媒体とする無線通信によって伝送しても構わない。
【符号の説明】
【0041】
1A,1B 光源
2 点灯回路部(点灯手段)
3 制御部(点灯手段)
4 人感センサ(検知手段)
10 器具本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光ダイオードからなる複数の光源と、当該光源を保持して照明空間の天井に設置される器具本体と、前記光源を点滅あるいは調光する点灯手段と、前記照明空間の状況を検知する検知手段とを備え、
前記複数の光源の一部は前記照明空間の床面に向けて光を照射し、前記一部を除く残りの光源は前記照明空間の天井面又は壁面に向けて光を照射するようにそれぞれ前記器具本体に配設され、
前記点灯手段は、前記検知手段の検知結果に基づき、前記天井面や壁面への光の照射が不要な場合に前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記検知手段は、前記照明空間における人の存在を検知し、
前記点灯手段は、前記検知手段が人の存在を検知していない場合に前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させ、前記検知手段が人の存在を検知している場合は前記複数の光源を全て点灯させることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記検知手段は、前記照明空間に対する外光の有無を検知し、
前記点灯手段は、前記検知手段が外光を検知していない場合に前記一部を除く残りの光源を消灯させるとともに前記複数の光源の一部のみを点灯させ、前記検知手段が外光が検知している場合は前記複数の光源を全て点灯させることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項4】
前記検知手段は、前記照明空間における人の存在を検知するとともに当該照明空間に対する外光の有無を検知し、
前記点灯手段は、前記検知手段が外光を検知し且つ人の存在を検知している場合に前記複数の光源を全て点灯させ、前記検知手段が人の存在を検知していないか若しくは外光を検知していない場合は前記一部を除く残りの光源を消灯させて前記複数の光源の一部のみを点灯させることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項5】
発光ダイオードからなる光源を有し照明空間の天井に設置される複数の照明器具と、前記照明空間の状況を検知する検知手段とを備え、
前記複数の照明器具の一部は前記照明空間の床面に向けて光を照射し、前記一部を除く残りの照明器具は前記照明空間の天井面又は壁面に向けて光を照射するものであって、
前記一部を除く残りの照明器具は、前記検知手段の検知結果に基づき、前記天井面や壁面への光の照射が不要な場合に自らが有する前記光源を消灯させることを特徴とする照明システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−165577(P2011−165577A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−29327(P2010−29327)
【出願日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】