説明

熱交換器用温度センサ

【課題】熱交換器の外側用と内側用とを兼用することができる熱交換器用温度センサを提供する。
【解決手段】エバセンサ1は、取付基部2と、センサ部3と、リード線4と、第1突起部5と、第2突起部6とを備えている。センサ部3は、エバポレータ10の放熱フィン12、12間に挿入されるように取付基部2から突出して形成され、放熱フィン12、12間を通る空調用空気Aの温度を検出する。第1突起部5は、センサ部3とともに放熱フィン12、12間に挿入されて固定されるように取付基部2からセンサ部3と同方向に突出して形成されている。また、第2突起部6は、センサ部3がエバポレータ10の外側に位置した状態で放熱フィン12、12間に挿入されて固定されるように取付基部2からセンサ部3と別方向に突出して形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件発明は、例えば、車両の空調装置のエバポレータに使用される熱交換器用温度センサに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、車両の空調装置にはエバポレータ(熱交換器)が設けられている。図1に示すように、エバポレータ10は、複数の冷却管11、11が所定間隔をおいて結合されており、冷却管11、11の間に多数の放熱フィン12が設けられている。
【0003】
そして、コンプレッサーで圧縮された冷媒が、コンデンサ、リキッドタンク、膨張弁を経由して、一方の冷却管から他方の冷却管を通る。これによりエバポレータ10は、放熱フィン12、12間を通る空調用空気Aを冷却している。
【0004】
エバポレータ10の風下側には、エバセンサ(熱交換器用温度センサ)が配置されている(特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1に記載されているエバセンサは、エバポレータ10の外側に配置されている。特許文献2に記載されているエバセンサは、エバポレータ10の内側(放熱フィン12、12間)に配置されている。
【0005】
これらのエバセンサは、エバポレータ10によって冷却された空調用空気Aの温度を検出する。このエバセンサによる検出温度に基づき、コンプレッサーは、放熱フィン12、12が凍結しないように冷媒の圧送量を制御している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2004−82769号公報
【特許文献2】特開2005−345015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来のエバセンサは、エバポレータの外側用と内側用の2種類が必要となっている。したがって、製造設備も2種類必要となるので、エバセンサ全体の製造コストがかかる。そこで、エバポレータの外側用と内側用とを兼用するようなエバセンサが求められていた。
【0008】
本件発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、熱交換器の外側用と内側用とを兼用することができる熱交換器用温度センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために本件発明の請求項1に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の放熱フィン間を通る空気の温度を検出する熱交換器用温度センサであって、この熱交換器用温度センサは、取付基部と、この取付基部に設けられて前記空気の温度を検出するセンサ部と、このセンサ部に電気的に接合されたリード線と、前記取付基部に設けられた複数の突起部とを備え、前記センサ部は、前記放熱フィン間に挿入されるように前記取付基部から突出して形成されている一方、前記複数の突起部の内で、少なくとも1つの突起部は、前記センサ部とともに前記放熱フィン間に挿入されて固定されるように前記取付基部から前記センサ部と同方向に突出して形成され、残りの突起部は、前記センサ部が前記熱交換器の外側に位置した状態で前記放熱フィン間に挿入されて固定されるように前記取付基部から前記センサ部と別方向に突出して形成されていることを特徴としている。
【0010】
また、本件発明の請求項2に記載の熱交換器用温度センサは、請求項1に記載の熱交換器用温度センサにおいて、前記残りの突起部を、前記取付基部から前記センサ部と直交する方向に突出して形成したことを特徴としている。
【0011】
さらに、本件発明の請求項3に記載の熱交換器用温度センサは、請求項2に記載の熱交換器用温度センサにおいて、前記残りの突起部の全てを、前記取付基部から前記センサ部と直交する同方向に突出して形成したことを特徴としている。
【0012】
また、本件発明の請求項4に記載の熱交換器用温度センサは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の熱交換器用温度センサにおいて、前記各突起部に、当該各突起部を前記取付基部から取り外す除去手段を設けたことを特徴としている。
【0013】
また、本件発明の請求項5に記載の熱交換器用温度センサは、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱交換器用温度センサにおいて、前記リード線を、前記センサ部と直交する方向に延ばして前記取付基部に設置したことを特徴としている。
【0014】
さらに、本件発明の請求項6に記載の熱交換器用温度センサは、請求項5に記載の熱交換器用温度センサにおいて、前記残りの突起部の全てが前記センサ部と直交する同方向に突出している場合には、前記リード線を、前記センサ部および前記残りの突起部の双方と直交する方向に延ばして前記取付基部に設置したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
本件発明の請求項1に記載の熱交換器用温度センサでは、熱交換器の放熱フィン間に固定される複数の突起部の少なくとも1つをセンサ部と同方向に突出させ、残りの突起部をセンサ部と別方向に突出させた。したがって、請求項1に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器への取付時にセンサ部と同方向の突起部が放熱フィン間に固定されると熱交換器の内側用になり、センサ部と別方向の突起部が放熱フィン間に固定されると熱交換器の外側用になる。よって、請求項1に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の外側用と内側用とを兼用することができる。また、その結果、熱交換器用温度センサの製造設備は1種類になるので、従来よりもセンサ全体の製造コストが抑えられる。
【0016】
また、本件発明の請求項2に記載の熱交換器用温度センサでは、センサ部と別方向の突起部をセンサ部と直交する方向に突出させた。これにより、熱交換器用温度センサの取付時にセンサ部と同方向の突起部が放熱フィン間に固定された場合には、センサ部と別方向の突起部は熱交換器に沿って配置される。したがって、熱交換器は突出量が抑えられるので、周囲の設置物に干渉するおそれが少ない。よって、請求項2に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の設置の自由度を高めることができる。
【0017】
さらに、本件発明の請求項3に記載の熱交換器用温度センサでは、センサ部と別方向の突起部の全てをセンサ部と直交する同方向に突出させた。これにより、熱交換器用温度センサの取付時に放熱フィン間に固定されない突起部は全て熱交換器に沿って配置される。したがって、熱交換器は突出量が確実に抑えられるので、周囲の設置物に干渉するおそれもさらに少なくなる。よって、請求項3に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の設置の自由度をさらに高めることができる。
【0018】
また、本件発明の請求項4に記載の熱交換器用温度センサでは、各突起部に除去手段を設けた。したがって、熱交換器用温度センサの取付時に放熱フィン間に固定されない突起部が除去されることにより、熱交換器は突出量が確実に抑えられるので、周囲の設置物に干渉するおそれも確実に少なくなる。よって、請求項4に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の設置の自由度を確実に高めることができる。
【0019】
また、本件発明の請求項5に記載の熱交換器用温度センサでは、リード線をセンサ部と直交する方向に延ばすようにした。したがって、熱交換器用温度センサの取付時にセンサ部と同方向の突起部が放熱フィン間に固定された場合には、リード線は熱交換器に沿って配置される。このため、熱交換器は突出量が抑えられるので、周囲の設置物に干渉するおそれが少ない。よって、請求項5に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の設置の自由度を高めることができる。
【0020】
また、本件発明の請求項6に記載の熱交換器用温度センサでは、センサ部と別方向の突起部の全てがセンサ部と直交する同方向に突出している場合には、リード線を、センサ部および別方向の突起部の双方と直交する方向に延ばすようにした。したがって、熱交換器用温度センサの取付時にどの突起部が放熱フィン間に固定されても、リード線は熱交換器に沿って配置されるので、熱交換器は突出量が確実に抑えられる。よって、請求項6に記載の熱交換器用温度センサは、熱交換器の設置の自由度を確実に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本件発明の一実施の形態を示すエバセンサ1の斜視図である。
【図2】同実施の形態においてセンサ部の内部を示す図である。
【図3】同実施の形態においてエバセンサの取付状態を示す斜視図である。
【図4】同実施の形態においてエバセンサの取付状態を示す斜視図である。
【図5】同実施の形態においてエバセンサの取付状態を示す斜視図である。
【図6】同実施の形態においてエバセンサの取付状態を示す斜視図である。
【図7】図1の変形例である。
【図8】図2の変形例である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本件発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
【0023】
図1は、本件発明の一実施の形態を示すエバセンサ1の斜視図である。このエバセンサ1はエバポレータ10に取り付けられて、エバポレータ10の放熱フィン12、12間を通る空調用空気Aの温度を検出する。また、このエバセンサ1は、取付基部2と、センサ部3と、リード線4と、第1突起部5と、第2突起部6とを備えている。これらは一体的に形成されている。
【0024】
取付基部2は樹脂によって直方体状に形成されている。図2に示すように、取付基部2の内部には空間2sが形成されている。また、図1に示すように、取付基部2の左側面には引き出し穴2aが形成されている。この引き出し穴2aは内部の空間2sにつながっている。
【0025】
センサ部3は、取付基部2の底面から突出して形成されている。図2に示すように、センサ部3は、ケース31と、サーミスタ32とを備えている。
【0026】
ケース31は、樹脂によって取付基部2と一体的に形成されている。ケース31の内部には空間31sが形成されている。この空間31sは、取付基部2内の空間2sとつながっている。
【0027】
サーミスタ32は、放熱フィン12、12間を通る空調用空気Aの温度を検出するものである。このサーミスタ32は、放熱フィン12、12間に挿入可能に形成されている。
【0028】
リード線4は、サーミスタ32に電気的に接合されている。このリード線4は、ケース31内の空間31sから取付基部2内の空間2sを経て、図1に示すように引き出し穴2aから外部に引き出されている。
【0029】
また、図1に示すように、第1突起部5は、樹脂によって取付基部2の底面に一体的に形成されている。具体的には、この第1突起部5は、取付基部2の底面からセンサ部3と同方向に突出して、且つ、センサ部3と離間している。さらに、この第1突起部5は、放熱フィン12、12間に挿入されて係止される(固定される)ように形成されている。また、この第1突起部5には、本件発明の除去手段が設けられている。具体的には、第1突起部5の根元部分に切り欠き5aが形成されている。
【0030】
第2突起部6は、取付基部2の後側面に一体的に形成されている。具体的には、この第2突起部6は、取付基部2の後側面からセンサ部3と直交する方向に突出して形成されている。さらに、この第2突起部6は、放熱フィン12、12間に挿入されて係止される(固定される)ように形成されている。また、この第2突起部6には、本件発明の除去手段が設けられている。具体的には、第1突起部5の場合と同様に、第2突起部6の根元部分に切り欠き6aが形成されている。
【0031】
以上のように構成されているエバセンサ1において、次に、エバポレータ10への取付方法を説明する。
【0032】
図3に示すように、作業者は、取付基部2を持って、第1突起部5とセンサ部3を放熱フィン12、12間に挿入する。すると、第1突起部5は放熱フィン12、12間に固定される。これにより、エバセンサ1はエバポレータに取り付けられる。このときに、センサ部3は放熱フィン12、12間に挿入されている。したがって、この場合のエバセンサ1は、エバポレータ10の内側用のエバセンサとなる。
【0033】
一方、図4に示すように、作業者は、取付基部2を持って、第2突起部6を放熱フィン12、12間に挿入する。すると、第2突起部6は放熱フィン12、12間に固定される。これにより、エバセンサ1はエバポレータ10に取り付けられる。このときに、センサ部3はエバポレータ10の外側に位置している。したがって、この場合のエバセンサ1は、エバポレータ10の外側用のエバセンサとなる。
【0034】
このように、本実施の形態のエバセンサ1では、エバポレータ10への取り付けに必要な2つの突起部5、6を別方向に突出させたことにより、取り付け方向を変えるだけで、エバポレータ10の外側用と内側用とを兼用することができる。したがって、このエバセンサ1の製造設備は1種類になるので、従来よりもセンサ全体の製造コストが抑えられる。
【0035】
また、本実施の形態のエバセンサ1では、第2突起部6をセンサ部3と直交させている。このため、図3に示すように、第1突起部5が放熱フィン12、12間に固定された場合には、第2突起部6はエバポレータ10に沿って配置される。また、図4に示すように、第2突起部6が放熱フィン12、12間に固定された場合には、第1突起部5はエバポレータ10に沿って配置される。
【0036】
さらに、本実施の形態のエバセンサ1では、リード線4が第1突起部5やセンサ部3と直交する方向に延びている。したがって、図3に示すように、第1突起部5が放熱フィン12、12間に固定された場合には、リード線4はエバポレータ10に沿って配置される。また、このリード線4は、第2突起部6と直交する方向にも延びている。したがって、図4に示すように、第2突起部6が放熱フィン12、12間に固定された場合でも、リード線4はエバポレータ10に沿って配置される。
【0037】
つまり、本実施の形態のエバセンサ1では、エバポレータ10への取り付け時に放熱フィン12、12間に固定されない突起部やリード線4は全てエバポレータ10に沿って配置される。したがって、エバポレータ10は突出量が確実に抑えられるので、周囲の設置物に干渉するおそれが少ない。よって、本実施の形態のエバセンサ1は、エバポレータ10の設置の自由度を高めることができる。
【0038】
また、作業者は、図5に示すように、第1突起部5を放熱フィン12、12間に挿入する場合には、第2突起部6を切り欠き6aに合わせて折って取付基部2から除去しても良い。また、作業者は、図6に示すように、第2突起部6を放熱フィン12、12間に挿入する場合には、第1突起部5を切り欠き5aに合わせて折って取付基部2から除去しても良い。つまり、エバセンサ1の取付時に、放熱フィン12、12間に固定されない(使用されない)突起部は除去される。したがって、エバポレータ10は突出量が確実に抑えられるので、周囲の設置物に干渉するおそれが確実に少なくなる。よって、本実施の形態のエバセンサ1は、エバポレータ10の設置の自由度を確実に高めることができる。
【0039】
以上、本件発明にかかる実施の形態を例示したが、これらの実施の形態は本件発明の内容を限定するものではない。また、本件発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
【0040】
各突起部は取付基部に対して着脱可能にしても良い。例えば、図示しないが、取付基部の各所定部分に嵌合穴(除去手段)をそれぞれ設けて、各嵌合穴に各突起部を取り外し可能な状態で嵌め込む。この場合でも、放熱フィン12、12間に固定されない突起部は除去されるので、エバポレータ10の突出量が確実に抑えられることになり、エバポレータ10の設置の自由度が確実に高まる。
【0041】
また、突起部の設置数は特に限定されない。例えば、図7に示すエバセンサ100のように突起部の設置数は3つでも良い。なお、このエバセンサ100において、上記のエバセンサ1と同じ部分には同じ符号を付している。そして、このエバセンサ100においても、上記のエバセンサ1と同様に、第1突起部5が、センサ部3と同方向に突出し、第2突起部6と第3突起部7は、センサ部3と別方向に突出している。したがって、このエバセンサ100は、上記の実施の形態で説明したようにその取り付け方向を変えるだけで、エバポレータ10の外側用と内側用とを兼用することができる。
【0042】
なお、このエバセンサ100では、第3突起部7が取付基部2の前面から突出して形成されていることから、第2突起部6の反対側に配置されている。これにより、作業者は、このエバセンサ100をエバポレータ10の外側用として使用する場合には、第2突起部6または第3突起部7のいずれか一方を放熱フィン12、12間に挿入して固定する。したがって、このエバセンサ100は、上記のエバセンサ1に比べて、周囲の設置状況に応じてセンサ部3の突出方向を任意に変えられるので利便性が高まる。
【0043】
また、このエバセンサ100や上記のエバセンサ1では、センサ部3を樹脂で取付基部2と一体に形成したが、図8に示すエバセンサ200のように、センサ部230を取付基部220と別体に形成しても良い。このセンサ部230は、ケース231がアルミ等の金属製であって、このケース231内にサーミスタ232が収容されている。なお、このエバセンサ200において、上記のエバセンサ1と同じ部分には同じ符号を付している。
【0044】
また、これまで説明してきた温度センサは、エバポレータ10に使用する温度センサについて説明したが、放熱フィンを有する熱交換器であれば、本件発明の温度センサを適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上説明したように本件発明の熱交換器用温度センサは、熱交換器の外側用と内側用とを兼用することができる。したがって、本件発明の熱交換器用温度センサを、その技術分野で十分に利用することができる。
【符号の説明】
【0046】
1 エバセンサ
2 取付基部
3 センサ部
4 リード線
5 第1突起部
5a 切り欠き
6 第2突起部
6a 切り欠き
7 第3突起部
10 エバポレータ
12 放熱フィン
100 エバセンサ
200 エバセンサ
220 取付基部
230 センサ部
A 空調用空気

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱交換器の放熱フィン間を通る空気の温度を検出する熱交換器用温度センサであって、
この熱交換器用温度センサは、取付基部と、この取付基部に設けられて前記空気の温度を検出するセンサ部と、このセンサ部に電気的に接合されたリード線と、前記取付基部に設けられた複数の突起部とを備え、
前記センサ部は、前記放熱フィン間に挿入されるように前記取付基部から突出して形成されている一方、
前記複数の突起部の内で、少なくとも1つの突起部は、前記センサ部とともに前記放熱フィン間に挿入されて固定されるように前記取付基部から前記センサ部と同方向に突出して形成され、残りの突起部は、前記センサ部が前記熱交換器の外側に位置した状態で前記放熱フィン間に挿入されて固定されるように前記取付基部から前記センサ部と別方向に突出して形成されていることを特徴とする熱交換器用温度センサ。
【請求項2】
請求項1に記載の熱交換器用温度センサにおいて、
前記残りの突起部を、前記取付基部から前記センサ部と直交する方向に突出して形成したことを特徴とする熱交換器用温度センサ。
【請求項3】
請求項2に記載の熱交換器用温度センサにおいて、
前記残りの突起部の全てを、前記取付基部から前記センサ部と直交する同方向に突出して形成したことを特徴とする熱交換器用温度センサ。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の熱交換器用温度センサにおいて、
前記各突起部に、当該各突起部を前記取付基部から取り外す除去手段を設けたことを特徴とする熱交換器用温度センサ。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱交換器用温度センサにおいて、
前記リード線を、前記センサ部と直交する方向に延ばして前記取付基部に設置したことを特徴とする熱交換器用温度センサ。
【請求項6】
請求項5に記載の熱交換器用温度センサにおいて、
前記残りの突起部の全てが前記センサ部と直交する同方向に突出している場合には、前記リード線を、前記センサ部および前記残りの突起部の双方と直交する方向に延ばして前記取付基部に設置したことを特徴とする熱交換器用温度センサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−181166(P2010−181166A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−22485(P2009−22485)
【出願日】平成21年2月3日(2009.2.3)
【出願人】(000004765)カルソニックカンセイ株式会社 (3,404)
【Fターム(参考)】