説明

燃料電池システム

【課題】 燃料電池システムにおいて、冷却水補給時に燃料電池の温度が低下することなく、運転を安定に行うことのできるシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】 冷却水タンク42は、冷却水タンク隔壁52を介して、冷却水循環経路43と接続し、冷却水循環経路43を循環する冷却水を蓄える循環水部53と、冷却水補給経路45と接続し冷却水補給経路45から補給された冷却水を蓄える供給水部54とに分けられ、循環水部53と供給水部54とは、冷却水タンク隔壁52の上部で連結されるとともに、冷却水消費経路44が、供給水部54より冷却水を取り出すように構成されていることを特徴とする燃料電池システムである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池を用いて発電を行う燃料電池システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の燃料電池システムでは、燃料電池を所定の温度に保つ冷却水およびその蒸気を使用して蒸気発生器にて蒸気を発生し、燃料ガス生成器や供給ガスの加湿を行っている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
その構成を図5に示す。燃料電池11は、供給される水素リッチなガス(以下、燃料ガスとする)と空気などの酸化剤ガスとの電気化学反応により、電力および熱を発生させる。冷却水ポンプ41により、燃料電池11に接続された冷却水循環経路43を冷却水が循環し、燃料電池11を所定の温度に保つ。燃料ガスは、燃料ガス生成装置21において、天然ガスなどの原料を水蒸気を含む雰囲気下で加熱して生成される。冷却水循環経路43に接続された冷却水消費経路44より供給された冷却水を、水蒸気発生器23にて燃料ガス生成装置21内のバーナ22で加熱し、水蒸気を供給する。また、酸化剤ガスとして空気が空気供給装置31により燃料電池11に供給される。消費され不足した冷却水は、冷却水補給経路45により冷却水タンク42に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−176779号公報(第5頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような燃料電池システムにおいては、冷却水タンク42内部の冷却水を消費するため、常に所定の時間間隔で冷却水タンク42に冷却水を補給しなければならない。しかし、補給される冷却水の温度は低く、冷却水タンク42および冷却水循環経路43内の冷却水との温度差が大きい。そのため、所定の時間間隔で冷却水タンク42に冷却水を補給すると、冷却水タンク42および冷却水循環経路43の温度が急激に低下する。その結果、定期的に燃料電池の温度が低下して、燃料電池システムの運転が不安定になるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、第1の本発明の燃料電池システムは、燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池と、冷却水が前記燃料電池を経由して循環するための冷却水循環経路と、前記冷却水を循環させるための冷却水ポンプと、前記冷却水を蓄える冷却水タンクと、前記冷却水を消費する冷却水消費手段と、前記冷却水消費手段に前記冷却水タンク中の冷却水を供給する冷却水消費経路と、前記冷却水タンクに冷却水を補給する冷却水補給経路とを具備し、
前記冷却水タンクは、冷却水タンク隔壁を介して、前記冷却水循環経路と接続し、前記冷却水循環経路を循環する冷却水を蓄える循環水部と、前記冷却水補給経路と接続し前記冷却水補給経路から補給された冷却水を蓄える供給水部とに分けられ、前記循環水部と前記供給水部とは、前記冷却水タンク隔壁の上部で連結されるとともに、
前記冷却水消費経路が、前記供給水部より前記冷却水を取り出すように構成されていることを特徴とする。
【0007】
また、第2の本発明の燃料電池システムは、前記冷却水消費手段は、前記酸化剤ガスまたは前記燃料ガスを加湿する加湿装置であることを特徴とする。
【0008】
また、第3の本発明の燃料電池システムは、前記冷却水消費手段は、前記燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置であることを特徴とする。
【0009】
また、第4の本発明の燃料電池システムは、前記冷却水消費手段は、水蒸気発生器であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
以上のように本発明の燃料電池システムの構成によれば、補給された温度の低い冷却水は、消費される温度の高い冷却水と熱交換され、冷却水タンクには温度差が緩和された冷却水が補給される。その結果、燃料電池を循環する冷却水の急激な温度低下を発生することなく、安定して運転することが可能な燃料電池システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施の形態による燃料電池システムの構成図
【図2】本発明の第2の実施の形態による燃料電池システムの構成図
【図3】本発明の第3の実施の形態による燃料電池システムの構成図
【図4】本発明の第4の実施の形態による燃料電池システムの構成図
【図5】従来の燃料電池システムの構成図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における燃料電池システムを示す構成図である。本実施の形態における燃料電池システムは、燃料ガスと空気などの酸化剤ガスとを用いて電力の発生を行う燃料電池11と、原料を改質反応により水素を含む燃料ガスを生成し、燃料電池11に供給する燃料ガス生成装置21と、酸化剤ガスとして空気を燃料電池11に供給する空気供給装置31と、供給する空気を加湿する空気加湿装置32と、燃料電池11を所定の温度に保つための冷却水が循環する冷却水循環経路43と、冷却水を循環させるための冷却水循環ポンプ41と、冷却水を蓄える冷却水タンク42と、冷却水を空気加湿装置32に供給する冷却水消費経路44と、消費された冷却水を冷却水タンク42に補給する冷却水補給経路45と、冷却水消費経路44中の冷却水と冷却水補給経路45中の補給冷却水との間で熱交換を行う熱交換器50とで構成されている。
【0014】
以上のように構成された本実施の形態について、その動作を説明する。
【0015】
燃料ガス生成装置21は、外部から供給された天然ガスなどの原料を水蒸気を含む雰囲気下で加熱して改質反応により水素を含む燃料ガスを生成する。燃料電池11は、生成された燃料ガスと空気供給装置31により供給される空気を用いて発電を行う。冷却水タンク42から、冷却水またはその蒸気が冷却水消費経路44により空気加湿装置32に送られ、空気加湿装置32は冷却水またはその蒸気を用いて、燃料電池11に供給する空気を加湿する。冷却水消費経路44にて消費され減少した冷却水は、冷却水補給経路45により補給され一定量に保たれる。また、冷却水は、冷却水循環ポンプ41により燃料電池11を経由して冷却水循環経路43を循環し、冷却水タンク42に戻ることにより、発電により発生した熱を回収する。
【0016】
本実施の燃料電池システムの構成により、補給された温度の低い冷却水は、熱交換器50にて消費される温度の高い冷却水と熱交換される。その結果、冷却水タンク42には温度差が緩和された冷却水が補給され、燃料電池11を循環する冷却水の急激な温度低下を発生することなく、燃料電池システムを安定して運転することが可能となる。
【0017】
なお、本実施の形態では、冷却水を消費する装置として空気加湿装置32を用いた構成を示したが、燃料電池11に供給する燃料ガスを加湿する燃料加湿装置や、燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置21や水蒸気発生器23で冷却水を消費する構成でも同様の効果が得られる。
【0018】
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における燃料電池システムを示す構成図である。実施の形態1と同様の構成要素については、同一符号を付与し、その説明を省略する。本実施の形態における燃料電池システムは、冷却水補給経路45が冷却水タンク42内の冷却水中を通り熱交換を行う、熱交換部51とで構成されている。
【0019】
以上のように構成された本実施の形態について、その動作を説明する。
【0020】
燃料ガス生成装置21は、外部から供給された天然ガスなどの原料を水蒸気を含む雰囲気下で加熱して改質反応により水素を含む燃料ガスを生成する。燃料電池11は、生成された燃料ガスと空気供給装置31により供給される空気を用いて発電を行う。冷却水タンク42から、冷却水またはその蒸気が冷却水消費経路44により空気加湿装置32に送られ、空気加湿装置32は冷却水またはその蒸気を用いて、燃料電池11に供給する空気を加湿する。冷却水消費経路44にて消費され減少した冷却水は、冷却水補給経路45により補給され一定量に保たれる。また、冷却水は、冷却水循環ポンプ41により燃料電池11を経由して冷却水循環経路43を循環され、冷却水タンク42に戻ることにより、発電により発生した熱を回収する。
【0021】
本実施の燃料電池システムの構成により、図2に示すように、冷却水循環経路に供給される水が存在する箇所と熱交換部51とは所定の距離を置き、冷却水補給経路45で補給される冷却水と冷却水循環経路に供給される冷却水が直接熱交換しないよう構成されていることから急激に冷却された冷却水が冷却水循環経路に導入されることがなくなる。また、冷却水循環経路への水の取出口と冷却水循環経路からの水の戻し口を互いに近接することで、対流が抑制され急激な温度低下の抑制効果の向上に繋がる。冷却水タンク42内部で冷却水補給経路45から補給される冷却水との温度差を緩和することができる。その結果、実施の形態1で説明した効果とともに、燃料電池システムを小型化することが可能となる。
【0022】
なお、本実施の形態では、冷却水を消費する装置として空気加湿装置32を用いた構成を示したが、燃料電池11に供給する燃料ガスを加湿する燃料加湿装置や、燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置21や水蒸気発生器23で冷却水を消費する構成でも同様の効果が得られる。また、冷却水消費経路44は冷却水タンク42に接続され、冷却水またはその蒸気を消費する構成としたが、冷却水循環経路43の途中に冷却水消費経路44を接続したり、冷却水消費経路44を持たず冷却水を消費する装置が冷却水循環経路43の途中に設置された構成でも同様の効果が得られる。
【0023】
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における燃料電池システムを示す構成図である。実施の形態1と同様の構成要素については、同一符号を付与し、その説明を省略する。本実施の形態における燃料電池システムは、高さ方向に細長い構造をした冷却水タンク42とで構成されている。
【0024】
以上のように構成された本実施の形態について、その動作を説明する。
【0025】
燃料ガス生成装置21は、外部から供給された天然ガスなどの原料を水蒸気を含む雰囲気下で加熱して改質反応により水素を含む燃料ガスを生成する。燃料電池11は、生成された燃料ガスと空気供給装置31により供給される空気を用いて発電を行う。冷却水タンク42の消費口48から、冷却水またはその蒸気が冷却水消費経路44により空気加湿装置32に送られ、空気加湿装置32は冷却水またはその蒸気を用いて、燃料電池11に供給する空気を加湿する。冷却水消費経路44にて消費され減少した冷却水は、冷却水タンク42の供給口49から冷却水供給経路45により補給され一定量に保たれる。冷却水は、冷却水タンク42の取水口46から冷却水循環ポンプ41により燃料電池11を経由して冷却水循環経路43を循環され、戻し口47から冷却水タンク42に戻ることにより、発電により発生した熱を除去する。冷却水タンク42は、高さ方向に細長い構造をしており、その底面付近に取水口46および戻し口47が、上面付近に供給口49が設置されている。
【0026】
本実施の燃料電池システムの構成により、補給された温度の低い冷却水は冷却水タンク42の上部に、循環する温度の高い冷却水は冷却水タンク42の下部に位置する。その結果、冷却水タンク42内部に温度分布が発生し、温度の低い冷却水が補給された場合でも、燃料電池11を循環する冷却水を所定温度に保つことが可能となり、燃料電池システムを安定して運転することができる。また、図2に示すように冷却水循環経路の取出口と戻し口を近接させることでタンク内での対流は抑制され、上記温度分布がより確実に形成される。
【0027】
なお、本実施の形態では、冷却水を消費する装置として空気加湿装置32を用いた構成を示したが、燃料電池11に供給する燃料ガスを加湿する燃料加湿装置や、燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置21や水蒸気発生器23で冷却水を消費する構成でも同様の効果が得られる。また、冷却水消費経路44は冷却水タンク42に接続され、冷却水またはその蒸気を消費する構成としたが、冷却水循環経路43の途中に冷却水消費経路44を接続したり、冷却水消費経路44を持たず冷却水を消費する装置が冷却水循環経路43の途中に設置された構成でも同様の効果が得られる。また、冷却水タンク42の上面付近に取水口46および戻し口47が、底面付近に供給口49が設置される構成でも同様の効果が得られる。
【0028】
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態における燃料電池システムを示す構成図である。実施の形態1と同様の構成要素については、同一符号を付与し、その説明を省略する。本実施の形態における燃料電池システムは、冷却水タンク42を取水口46および戻し口47を持つ循環水部53と、供給口49を持つ供給水部54に分ける冷却水タンク隔壁52とで構成されている。
【0029】
以上のように構成された本実施の形態について、その動作を説明する。
【0030】
燃料ガス生成装置21は、外部から供給された天然ガスなどの原料を水蒸気を含む雰囲気下で加熱して改質反応により水素を含む燃料ガスを生成する。燃料電池11は、生成された燃料ガスと空気供給装置31により供給される空気を用いて発電を行う。冷却水タンク42の消費口48から、冷却水またはその蒸気が冷却水消費経路44により空気加湿装置32に送られ、空気加湿装置32は冷却水またはその蒸気を用いて、燃料電池11に供給する空気を加湿する。冷却水消費経路44にて消費され減少した冷却水は、冷却水タンク42の供給口49から冷却水補給経路45により補給され一定量に保たれる。冷却水は、冷却水タンク42の取水口46から冷却水循環ポンプ41により燃料電池11を経由して冷却水循環経路43を循環され、戻し口47から冷却水タンク42に戻ることにより、発電により発生した熱を回収する。冷却水タンク42は、冷却水タンク隔壁52により循環水部53と供給水部54に分けられる。循環水部53の底面付近には取水口46が設置され、上面付近に戻し口47が設置される。供給水部54の底面付近には供給口49が設置される。循環水部53と供給水部54は、冷却水タンク隔壁52の上部で連結され、供給水部54に供給された冷却水が、その連結部から循環水部53に供給される。
【0031】
本実施の燃料電池システムの構成により、冷却水タンク42の内部に循環水部53、供給水部54と温度分布を持つことが可能となり、供給水部53に補給された温度の低い冷却水が、温度の高い循環水部54から伝熱を受け上記連結部より順次供給されるため、温度の高い循環部53に温度の低い冷却水が供給され、より確実に燃料電池へ供給する冷却水の温度が急激に低下することがなくなり、燃料電池11を循環する冷却水を所定温度に保つことが可能となる。その結果、冷却水タンク42内に冷却水タンク隔壁52を設けることで、熱交換器などの複雑で高価な部品を使用することなく、燃料電池システムの安定運転を低コストで実現することが可能となる。さらに、冷却水タンク隔壁52に伝熱促進板を備えた構造にすることにより、伝熱促進板を設けない場合に比べて冷却水タンク42内部の温度分布をより小さな空間で実現することができ、燃料電池システムの小型化が可能となる。
【0032】
なお、本実施の形態では、冷却水を消費する装置として空気加湿装置32を用いた構成を示したが、燃料電池11に供給する燃料ガスを加湿する燃料加湿装置や、燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置21や水蒸気発生器23で冷却水を消費する構成でも同様の効果が得られる。また、冷却水消費経路44は冷却水タンク42に接続され、冷却水またはその蒸気を消費する構成としたが、冷却水循環経路43の途中に冷却水消費経路44を接続したり、冷却水消費経路44を持たず冷却水を消費する装置が冷却水循環経路43の途中に設置された構成でも同様の効果が得られる。また、冷却水タンク隔壁52の上部にて循環水部53と供給水部54が連結される構成を示したが、冷却水タンク隔壁52の下部で連結され、供給口49が供給水部54の上面付近に設置された構成でも同様の効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の燃料電池システムは、冷却水の補給により急激な温度変化を抑制するという効果を有し、家庭用、自動車用、携帯用等の燃料電池システムとして有用である。
【符号の説明】
【0034】
11 燃料電池
21 燃料ガス生成装置
22 バーナ
23 水蒸気発生器
31 燃料供給装置
32 空気加湿装置
41 冷却水循環ポンプ
42 冷却水タンク
43 冷却水循環経路
44 冷却水消費経路
45 冷却水補給経路
46 取水口
47 戻し口
48 消費口
49 供給口
50 熱交換器
51 冷却水供給熱交換部
52 冷却水タンク隔壁
53 循環水部
54 供給水部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料ガスおよび酸化剤ガスを用いて発電する燃料電池と、冷却水が前記燃料電池を経由して循環するための冷却水循環経路と、前記冷却水を循環させるための冷却水ポンプと、前記冷却水を蓄える冷却水タンクと、前記冷却水を消費する冷却水消費手段と、前記冷却水消費手段に前記冷却水タンク中の冷却水を供給する冷却水消費経路と、前記冷却水タンクに冷却水を補給する冷却水補給経路とを具備し、
前記冷却水タンクは、冷却水タンク隔壁を介して、前記冷却水循環経路と接続し、前記冷却水循環経路を循環する冷却水を蓄える循環水部と、前記冷却水補給経路と接続し前記冷却水補給経路から補給された冷却水を蓄える供給水部とに分けられ、前記循環水部と前記供給水部とは、前記冷却水タンク隔壁の上部で連結されるとともに、
前記冷却水消費経路が、前記供給水部より前記冷却水を取り出すように構成されていることを特徴とする燃料電池システム。
【請求項2】
前記冷却水消費手段は、前記酸化剤ガスまたは前記燃料ガスを加湿する加湿装置であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項3】
前記冷却水消費手段は、前記燃料ガスを生成する燃料ガス生成装置であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
【請求項4】
前記冷却水消費手段は、水蒸気発生器であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−41837(P2013−41837A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−219287(P2012−219287)
【出願日】平成24年10月1日(2012.10.1)
【分割の表示】特願2010−132656(P2010−132656)の分割
【原出願日】平成15年8月7日(2003.8.7)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】