物品情報読取装置、及び物品情報読取方法
【課題】棚部の棚アンテナ毎にリーダ・ライタを必要とすることなく、棚部上の物品情報を読み取ることができるようにする。
【解決手段】上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグ４を付した物品３を載置する複数段の棚部２と、これら棚部２に配設された複数の棚アンテナ６と、これら棚アンテナ６に同軸ケーブル７を介して接続され、外部から放射される電波を受信してアンテナ部に送信することによりＲＦタグとの間で無線通信させる中継器とを具備する。
【解決手段】上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグ４を付した物品３を載置する複数段の棚部２と、これら棚部２に配設された複数の棚アンテナ６と、これら棚アンテナ６に同軸ケーブル７を介して接続され、外部から放射される電波を受信してアンテナ部に送信することによりＲＦタグとの間で無線通信させる中継器とを具備する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、例えば、棚に陳列される物品の情報を無線通信によって読み取る物品情報読取装置、及び物品情報読取方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来より、物品に付されたＲＦタグに記憶されている物品情報をアンテナによって読み取り、その読取情報に基づいて物品を管理することは知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
また、アパレルショップなどに設置される棚では、その上下複数段の棚部にアンテナ部を設置し、棚上の物品に付されたＲＦタグに記憶されている物品情報をアンテナ部によって読み取ることにより、いわゆる棚卸作業を容易に行なえるようになっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来においては、棚の上下複数段の棚部に設置されたアンテナ部にそれぞれ有線にてリーダ・ライタを接続していたため、アンテナ部の個数に見合うリーダ・ライタの数が必要になり、コストが高くなるという問題があった。
【０００５】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、棚部に設置されたアンテナ部毎にリーダ・ライタを必要とすることなく、棚部上の物品情報を読み取ることができるようにした安価な物品情報読取装置、及び物品情報読取方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するために、請求項１記載の発明は、上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続され、外部から放射される電波を受信して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で無線通信させる中継器とを具備することを特徴とする。
【０００７】
請求項２記載の発明は、上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続される中継器と、この中継器に電波を放射して受信させ、該電波を前記アンテナ部に送信させることにより、前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取る可搬型リーダとを具備することを特徴とする。
【０００８】
請求項４記載の発明は、上下方向に配設されて物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部に複数のアンテナ部を配設し、これらアンテナ部に通信ケーブルを介して中継器を接続し、前記中継器に可搬型リーダ・ライタから電波を放射し、該電波を前記中継器及び前記通信ケーブルを介して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取ることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、棚部に設置されるアンテナ毎にリーダ・ライタを必要とすることなく、棚卸作業を容易にできるようにした安価な物品情報読取装置、及び物品情報読取方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明の一実施の形態である棚に備えられる物品情報読取装置を示す図。
【図２】図１の棚アンテナに接続される中継器を示す図。
【図３】図１の可搬型リーダ・ライタを示す斜視図。
【図４】図３の可搬型リーダ・ライタから送信される読取情報を管理する管理部を示すブロック図。
【図５】図３の可搬型リーダ・ライタにより棚の下部側の棚部上の商品のＲＦタグを読み取る場合を示す図。
【図６】図３の可搬型リーダ・ライタにより棚の上部側の棚部上の商品のＲＦタグを読み取る場合を示す図。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１２】
図１は、本発明の一実施の形態である物品情報読取装置が設置された棚１を示すものである。
【００１３】
棚１は、上下方向に複数段の棚部２を有し、これら棚部２上には例えば、セータや、スラックスなどの物品としての商品３が並べられて陳列されている。商品３にはその物品情報を記憶するＲＦタグ４がそれぞれ付されている。
【００１４】
また、棚１の上段側の棚部２の下面側にはアンテナ部（以下、棚アンテナという）６が配設され、下段側の棚部２の下面部には棚アンテナは配設されていない。
【００１５】
棚アンテナ６には、図２にも示すように、通信ケーブルとしての同軸ケーブル７を介して中継器８が接続されている。中継器８はその上面側に電波送受信面８ａを有し、低位部に設置される。中継器８は後述する可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１から放射される電波を電波送受信面８ａで受けて棚アンテナ６に伝達するものである。
【００１６】
図３は、可搬型リーダ・ライタ１０を示す斜視図である。
【００１７】
可搬型リーダ・ライタ１０はその底板部にアンテナ部１１を備え、アンテナ部１１の上部側にはリーダ・ライタ部１２が設けられている。さらに、リーダ・ライタ部１２の上方部には取手部１３が設けられ、取手部１３の下面側にはトリガースイッチ１４が設けられている。トリガースイッチ１４がオンされることにより、アンテナ部１１の電波送受信面１１ａから電波が放射されるようになっている。
【００１８】
上記した中継器８の電波送受信面８ａは、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１の電波送受信面１１ａと略同じ大きさを有し、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１を載置できるようになっている。
【００１９】
図４は物品情報の管理システムを示すブロック図である。
【００２０】
可搬型リーダ・ライタ１０には無線ランを介して管理パソコン１６が接続され、管理パソコン１６には物品管理サーバ１７が接続されている。
【００２１】
次に、物品情報を読み取る場合について説明する。
【００２２】
まず、可搬型リーダ・ライタ１０による読取操作が容易な棚１の下段側の棚部２上の商品３の物品情報を読み取る場合について説明する。
【００２３】
この場合には、図５に示すように可搬型リーダ・ライタ１０を直接、商品３のＲＦタグ４に翳してトリガースイッチ１４をオンする。これにより、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１から電波が放射され、商品３のＲＦタグ４との間で無線通信が行なわれてその物品情報が読み取られる。この読み取られた物品情報は無線LANを介して管理ＰＣ１６に送信されて物品管理サーバ１７の物品ＤＢに格納される。
【００２４】
つぎに、可搬型リーダ・ライタ１０による読取操作が困難な棚１の上段側の棚部２上の商品３の物品情報を読み取る場合について説明する。棚１の上段側の棚部が可搬型リーダ・ライタ１０による読取操作が困難な理由は、高いところは可搬型リーダ・ライタ１０が届かなかったり、無線タグが取り付けられた物品が見えない状態で読取操作をしなければならないことがあるからである。
【００２５】
この場合には、図６に示すように可搬型リーダ・ライタ１０を低位部に設置される中継器８に翳して中継器８の電波送受信面８ａ上に載置してからトリガースイッチ１４をオンする。これにより、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１の電波送受信面１１aから電波が放射され、中継器８の電波送受信面８ａに受信される。この受信された電波は同軸ケーブル７を介して棚アンテナ６に入力される。この入力により、棚アンテナ６と商品３のＲＦタグ４との間で無線通信が行なわれて物品情報が読み取られる。この読み取られた物品情報は同軸ケーブル７を介して中継器８の電波送受信面８ａから放射されて可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１の電波送受信面１１aに受信される。そして、この受信された物品情報は無線LANを介して管理ＰＣ１６に送信されて物品管理サーバ１７の物品ＤＢに格納される。この物品管理サーバ１７に格納された物品情報に基づいて棚卸し作業が行なわれる。
【００２６】
上記したように、この実施の形態によれば、棚１の上段側の棚部２上に陳列される商品３の物品情報は、棚アンテナ６に同軸ケーブル７を介して接続される中継器８の電波送受信面８ａに可搬型リーダ・ライタ１０を翳して読み取るため、棚アンテナ６毎にリーダ・ライタを必要とすることがなく、コストを低減できる利点がある。
【００２７】
また、棚１の下段側の棚部２上に陳列される商品３の物品情報は、そのＦＲタグ４に可搬型のリーダ・ライタ１０を直接翳して読み取るため、下段側の棚部２には棚アンテナが不要になり、より一層コストを低減できる。
【００２８】
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
【符号の説明】
【００２９】
２…棚部、３…商品（物品）、４…ＲＦタグ、６…棚アンテナ部、７…同軸ケーブル（通信ケーブル）、８…中継器、１０…可搬型リーダ・ライタ（可搬型リーダ）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【００３０】
【特許文献１】特開２００６−２７７６７号公報
【技術分野】
【０００１】
本発明は、例えば、棚に陳列される物品の情報を無線通信によって読み取る物品情報読取装置、及び物品情報読取方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来より、物品に付されたＲＦタグに記憶されている物品情報をアンテナによって読み取り、その読取情報に基づいて物品を管理することは知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
また、アパレルショップなどに設置される棚では、その上下複数段の棚部にアンテナ部を設置し、棚上の物品に付されたＲＦタグに記憶されている物品情報をアンテナ部によって読み取ることにより、いわゆる棚卸作業を容易に行なえるようになっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来においては、棚の上下複数段の棚部に設置されたアンテナ部にそれぞれ有線にてリーダ・ライタを接続していたため、アンテナ部の個数に見合うリーダ・ライタの数が必要になり、コストが高くなるという問題があった。
【０００５】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、棚部に設置されたアンテナ部毎にリーダ・ライタを必要とすることなく、棚部上の物品情報を読み取ることができるようにした安価な物品情報読取装置、及び物品情報読取方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するために、請求項１記載の発明は、上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続され、外部から放射される電波を受信して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で無線通信させる中継器とを具備することを特徴とする。
【０００７】
請求項２記載の発明は、上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続される中継器と、この中継器に電波を放射して受信させ、該電波を前記アンテナ部に送信させることにより、前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取る可搬型リーダとを具備することを特徴とする。
【０００８】
請求項４記載の発明は、上下方向に配設されて物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部に複数のアンテナ部を配設し、これらアンテナ部に通信ケーブルを介して中継器を接続し、前記中継器に可搬型リーダ・ライタから電波を放射し、該電波を前記中継器及び前記通信ケーブルを介して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取ることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、棚部に設置されるアンテナ毎にリーダ・ライタを必要とすることなく、棚卸作業を容易にできるようにした安価な物品情報読取装置、及び物品情報読取方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明の一実施の形態である棚に備えられる物品情報読取装置を示す図。
【図２】図１の棚アンテナに接続される中継器を示す図。
【図３】図１の可搬型リーダ・ライタを示す斜視図。
【図４】図３の可搬型リーダ・ライタから送信される読取情報を管理する管理部を示すブロック図。
【図５】図３の可搬型リーダ・ライタにより棚の下部側の棚部上の商品のＲＦタグを読み取る場合を示す図。
【図６】図３の可搬型リーダ・ライタにより棚の上部側の棚部上の商品のＲＦタグを読み取る場合を示す図。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１２】
図１は、本発明の一実施の形態である物品情報読取装置が設置された棚１を示すものである。
【００１３】
棚１は、上下方向に複数段の棚部２を有し、これら棚部２上には例えば、セータや、スラックスなどの物品としての商品３が並べられて陳列されている。商品３にはその物品情報を記憶するＲＦタグ４がそれぞれ付されている。
【００１４】
また、棚１の上段側の棚部２の下面側にはアンテナ部（以下、棚アンテナという）６が配設され、下段側の棚部２の下面部には棚アンテナは配設されていない。
【００１５】
棚アンテナ６には、図２にも示すように、通信ケーブルとしての同軸ケーブル７を介して中継器８が接続されている。中継器８はその上面側に電波送受信面８ａを有し、低位部に設置される。中継器８は後述する可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１から放射される電波を電波送受信面８ａで受けて棚アンテナ６に伝達するものである。
【００１６】
図３は、可搬型リーダ・ライタ１０を示す斜視図である。
【００１７】
可搬型リーダ・ライタ１０はその底板部にアンテナ部１１を備え、アンテナ部１１の上部側にはリーダ・ライタ部１２が設けられている。さらに、リーダ・ライタ部１２の上方部には取手部１３が設けられ、取手部１３の下面側にはトリガースイッチ１４が設けられている。トリガースイッチ１４がオンされることにより、アンテナ部１１の電波送受信面１１ａから電波が放射されるようになっている。
【００１８】
上記した中継器８の電波送受信面８ａは、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１の電波送受信面１１ａと略同じ大きさを有し、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１を載置できるようになっている。
【００１９】
図４は物品情報の管理システムを示すブロック図である。
【００２０】
可搬型リーダ・ライタ１０には無線ランを介して管理パソコン１６が接続され、管理パソコン１６には物品管理サーバ１７が接続されている。
【００２１】
次に、物品情報を読み取る場合について説明する。
【００２２】
まず、可搬型リーダ・ライタ１０による読取操作が容易な棚１の下段側の棚部２上の商品３の物品情報を読み取る場合について説明する。
【００２３】
この場合には、図５に示すように可搬型リーダ・ライタ１０を直接、商品３のＲＦタグ４に翳してトリガースイッチ１４をオンする。これにより、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１から電波が放射され、商品３のＲＦタグ４との間で無線通信が行なわれてその物品情報が読み取られる。この読み取られた物品情報は無線LANを介して管理ＰＣ１６に送信されて物品管理サーバ１７の物品ＤＢに格納される。
【００２４】
つぎに、可搬型リーダ・ライタ１０による読取操作が困難な棚１の上段側の棚部２上の商品３の物品情報を読み取る場合について説明する。棚１の上段側の棚部が可搬型リーダ・ライタ１０による読取操作が困難な理由は、高いところは可搬型リーダ・ライタ１０が届かなかったり、無線タグが取り付けられた物品が見えない状態で読取操作をしなければならないことがあるからである。
【００２５】
この場合には、図６に示すように可搬型リーダ・ライタ１０を低位部に設置される中継器８に翳して中継器８の電波送受信面８ａ上に載置してからトリガースイッチ１４をオンする。これにより、可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１の電波送受信面１１aから電波が放射され、中継器８の電波送受信面８ａに受信される。この受信された電波は同軸ケーブル７を介して棚アンテナ６に入力される。この入力により、棚アンテナ６と商品３のＲＦタグ４との間で無線通信が行なわれて物品情報が読み取られる。この読み取られた物品情報は同軸ケーブル７を介して中継器８の電波送受信面８ａから放射されて可搬型リーダ・ライタ１０のアンテナ部１１の電波送受信面１１aに受信される。そして、この受信された物品情報は無線LANを介して管理ＰＣ１６に送信されて物品管理サーバ１７の物品ＤＢに格納される。この物品管理サーバ１７に格納された物品情報に基づいて棚卸し作業が行なわれる。
【００２６】
上記したように、この実施の形態によれば、棚１の上段側の棚部２上に陳列される商品３の物品情報は、棚アンテナ６に同軸ケーブル７を介して接続される中継器８の電波送受信面８ａに可搬型リーダ・ライタ１０を翳して読み取るため、棚アンテナ６毎にリーダ・ライタを必要とすることがなく、コストを低減できる利点がある。
【００２７】
また、棚１の下段側の棚部２上に陳列される商品３の物品情報は、そのＦＲタグ４に可搬型のリーダ・ライタ１０を直接翳して読み取るため、下段側の棚部２には棚アンテナが不要になり、より一層コストを低減できる。
【００２８】
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
【符号の説明】
【００２９】
２…棚部、３…商品（物品）、４…ＲＦタグ、６…棚アンテナ部、７…同軸ケーブル（通信ケーブル）、８…中継器、１０…可搬型リーダ・ライタ（可搬型リーダ）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【００３０】
【特許文献１】特開２００６−２７７６７号公報
【特許請求の範囲】
【請求項１】
上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、
これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、
これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続され、外部から放射される電波を受信して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で無線通信させる中継器と
を具備することを特徴とする物品情報読取装置。
【請求項２】
上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、
これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、
これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続される中継器と、
この中継器に電波を放射して受信させ、該電波を前記アンテナ部に送信させることにより、前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取る可搬型リーダと
を具備することを特徴とする物品情報読取装置。
【請求項３】
前記アンテナ部は複数段の棚部の一部である上段側の棚部に設置されることを特徴とする請求項１または２記載の陳列棚の物品情報読取装置。
【請求項４】
上下方向に配設されて物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部に複数のアンテナ部を配設し、
これらアンテナ部に通信ケーブルを介して中継器を接続し、
前記中継器に可搬型リーダ・ライタから電波を放射し、該電波を前記中継器及び前記通信ケーブルを介して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取ることを特徴とする物品情報読取方法。
【請求項１】
上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、
これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、
これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続され、外部から放射される電波を受信して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で無線通信させる中継器と
を具備することを特徴とする物品情報読取装置。
【請求項２】
上下方向に配設され、物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部と、
これら棚部に配設された複数のアンテナ部と、
これらアンテナ部に通信ケーブルを介して接続される中継器と、
この中継器に電波を放射して受信させ、該電波を前記アンテナ部に送信させることにより、前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取る可搬型リーダと
を具備することを特徴とする物品情報読取装置。
【請求項３】
前記アンテナ部は複数段の棚部の一部である上段側の棚部に設置されることを特徴とする請求項１または２記載の陳列棚の物品情報読取装置。
【請求項４】
上下方向に配設されて物品情報を記憶するＲＦタグを付した物品を載置する複数段の棚部に複数のアンテナ部を配設し、
これらアンテナ部に通信ケーブルを介して中継器を接続し、
前記中継器に可搬型リーダ・ライタから電波を放射し、該電波を前記中継器及び前記通信ケーブルを介して前記アンテナ部に送信することにより前記ＲＦタグとの間で通信を行なわせて物品情報を読み取ることを特徴とする物品情報読取方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２０１１−１５４６５５（Ｐ２０１１−１５４６５５Ａ）
【公開日】平成２３年８月１１日（２０１１．８．１１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−１７３４６（Ｐ２０１０−１７３４６）
【出願日】平成２２年１月２８日（２０１０．１．２８）
【出願人】（０００００３５６２）東芝テック株式会社 (5,631)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年８月１１日（２０１１．８．１１）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１月２８日（２０１０．１．２８）
【出願人】（０００００３５６２）東芝テック株式会社 (5,631)
【Ｆターム（参考）】
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