説明

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

【課題】低温定着可能なトナーを使用するに際して、輸送時や機内温度が上昇したときでも現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着することがなく良好な画像を得られるようにする。
【解決手段】回転可能な非磁性の現像スリーブ21及び現像スリーブ21に配置された磁界発生手段P1〜P5とを備えた現像ロールを有する現像装置4である。現像スリーブ21は、被磁性体からなる現像剤担持スリーブである。磁界発生手段P1〜P5は、現像剤担持スリーブである現像スリーブ21の軸と平行に複数個固定配置される。磁界発生手段P1〜P5のうち、2つの磁界発生手段P3、P4は電磁石で構成し、他の磁界発生手段P1、P2、P5は永久磁石で構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に係り、特に回転可能な非磁性の現像剤担持スリーブ及び現像剤担持スリーブ部に配置された磁界発生手段と、を備えた現像ロールを備えた現像装置、この現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び前記現像装置又はプロセスカートリッジを備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置として2成分現像剤を使用するものがある。この2成分現像剤は、転写紙に画像を形成ために定着されるトナーと、トナーを担持するための磁性キャリアとからなる。現像装置内の現像剤は現像剤担持ロールが回転することにより、現像スリーブ内に配置されたマグネット極の磁力を受けながら現像スリーブ表面上を移動し、現像ニップに搬送され、再度現像装置内に回収される。そのため、現像ロール内に配置されたマグネットが永久磁石の場合、現像ロールが停止しても現像ロール表面上には絶えず現像剤が担持された状態にある。
【0003】
2成分現像剤を用いた画像形成装置には、現像ユニット内に現像剤が充填された状態で工場から出荷されるものがあり、このような画像形成装置は、移送される際に高温にさらされる。また、画像形成装置は、繰り返しの画像形成動作時の定着装置の熱により機内が高温になったりすることがある。
【0004】
近年、画像形成装置に用いるトナーには環境問題に配慮して定着装置でトナーに与える熱量が少なくても定着できるトナーの必要性が高まっている。このようなトナーは融点が低く、従来トナーに比べて融点が低い性質を持っている。そのため、これら低温定着用トナーは高温にさらした状態でトナー粒子に強い圧力が働くと融点に達しなくとも低い温度で粒子同士が固着しやすい傾向がある。現像装置内では、現像剤中のキャリアが磁力によって現像スリーブに引き寄せられているため、キャリア粒子の周りに付着しているトナーがキャリアとキャリアの間で強い圧力を受け、トナー粒子が溶融して現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着してしまい、異常画像となってしまう。
【0005】
ここで、2成分現像剤を備える現像装置として、特許文献1には、2成分現像剤を備え、現像ロール中に磁界発生手段として永久磁石と電磁石が配置されており、磁界発生手段が長手方向に複数に区切られ、永久磁石と電磁石が混在するよう配置されている現像装置が記載されている。
【0006】
また、特許文献2には、非磁性トナーと磁性キャリアからなる2成分現像剤を現像剤容器内に配設された回転自在な現像剤攪拌スクリュで攪拌・分散して所定位置に搬送する現像剤攪拌部を備える現像装置において、トナーが供給される第1の現像剤攪拌部の少なくとも近傍に、磁束密度可変の磁界を発生させる磁界発生手段を有する現像装置が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上の問題にかんがみてなされたものであり、低温定着可能なトナーを使用するに際して、輸送時や機内温度が上昇したときでも現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着することがなく、良好な画像を得ることができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、回転可能な非磁性の現像剤担持スリーブ及び現像剤担持スリーブ部に配置された磁界発生手段と、を備えた現像ロールを有する現像装置において、前記磁界発生手段は、現像剤担持スリーブの軸と平行に複数個固定配置され、前記磁界発生手段のうち、少なくとも1つの磁界発生手段は電磁石で構成され、他の磁界発生手段は永久磁石で構成されることを特徴とする現像装置である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の現像装置において、前記磁界発生手段のうち現像剤担持スリーブ外周面上で現像装置外側に露出する部分に現像剤を担持する磁界発生手段は永久磁石であり、その他の磁界発生手段は電磁石であることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の現像装置において、磁性キャリアとトナーからなる現像剤を内包することを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の現像装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の現像装置又は請求項4に記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置である。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記現像ロールの駆動手段と、前記現像ロール内部の電磁石に電源を供給する電源手段と、前記現像ロール内部の電磁石へ電源供給、現像ロールの回転駆動、及び、その他画像形成装置各部を制御する画像形成装置制御手段と、を備え、前記画像形成装置制御手段は現像ロールが回転駆動しているときにのみ現像ロール内の電磁石へ電源供給を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項7の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、現像ロールを複数備えてなり、前記画像形成装置制御手段は、回転駆動している現像ロールの電磁石にのみ電源供給を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、低温定着可能なトナーを使用するに際しても輸送時や機内温度が上昇したときでも現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着することがない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】実施例に係る画像形成装置に要部を示す概略構成図である。
【図2】実施例に係る現像装置の構成を示す概略断面図である。
【図3】現像ロールの構成を示す断面図である。
【図4】永久磁石だけを備えた現像ロールの現像剤の状態を示す断面図である。
【図5】電磁石をOFF状態とした現像ロールの状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明に係る現像装置は、回転可能な非磁性の現像剤担持スリーブ及び現像剤担持スリーブ部に配置された磁界発生手段とを備えた現像ロールを供えた現像装置において、前記磁界発生手段は、現像剤担持スリーブの軸と平行に複数個固定配置され、前記磁界発生手段のうち、少なくとも1つの磁界発生手段は電磁石で構成され、他の磁界発生手段は永久磁石で構成されることを特徴とする現像装置である。
【0018】
本例によれば、現像剤担持スリーブに複数個固定配置された磁界発生手段のうち特定の磁界発生手段を電磁石としたので、電磁石への電力供給をON/OFF状態を切り替え磁力発生状態と磁力のない状態を切り替え可能とすることができるので、電磁石への電力供給を遮断状態としておくことにより、低温定着可能なトナーを使用するに際しても輸送時や機内温度が上昇したときでも現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着するのを防止できる。
【0019】
また、本発明に係る現像装置において、前記磁界発生手段のうち現像剤担持スリーブ外周面上で現像装置外側に露出する部分に現像剤を担持する磁界発生手段は永久磁石であり、その他の磁界発生手段は電磁石とすることができる。本例によれば、現像装置内側の位置で現像剤を担持する磁界発生手段を電磁石としているので、電磁石への電力供給を遮断することにより磁力が発生しない状態にすることができ、この状態で現像剤やトナーが現像スリーブの表面への凝集固着を防止することができる。
【0020】
また、本発明に係る発明において、磁性キャリアとトナーからなる現像剤を内包するものである。本例によれば、磁性キャリアとトナーからなる二成分現像剤を使用する現像装置において、現像剤やトナーが現像スリーブの表面への凝集固着を防止することができる。
【0021】
本発明に係るプロセスカートリッジは、前記現像装置を備えるものである。本例によれば、現像装置はプロセスカートリッジとして画像形成装置本体への交換等を容易に行うことができる。
【0022】
本発明に係る画像形成装置は、前記現像装置又は前記プロセスカートリッジを備えるものである。本発明に係る画像形成装置は、前記現像ロールの駆動手段と、前記現像ロール内部の電磁石に電源を供給する電源手段と、前記現像ロール内部の電磁石へ電源供給、現像ロールの回転駆動、及び、その他画像形成装置各部を制御する画像形成装置制御手段と、を備え、前記画像形成装置制御手段は現像ロールが回転駆動しているときにのみ現像ロール内の電磁石へ電源供給を行うものである。
【0023】
本例によれば、画像形成動作時、即ち現像ロール回転駆動時には電磁石へ電力を供給し現像装置の外側及び内側に現像スリーブ上に現像剤を担持でき現像スリーブへの連続した現像剤の供給が可能となる一方、輸送時や画像形成動作を行っていないときは、電磁石への電力を遮断することにより現像装置外側の位置ではそのまま現像剤を担持し続けて現像剤の落下を防ぎ、現像装置内側の位置では現像剤が現像スリーブより剥離して、輸送時や機内が高温時に現像剤又はトナーの現像スリーブ表面への凝集固着を防止できる。
【0024】
そして、本発明に係る画像形成装置は、前記現像ロールを複数備えてなり、前記画像形成装置制御手段は、回転駆動している現像ロールの電磁石にのみ電源供給を行うものである。本例によれば、現像ロールを複数供えるカラー印刷可能な画像形成装置において、機内温度が上昇したとき、現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着するのを防止できる。
【実施例】
【0025】
以下実施例に係る画像形成装置について説明する。図1は実施例に係る画像形成装置に要部を示す概略構成図である。画像形成装置は、時計回りに回転する感光体1を備え、感光体1の周囲には、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ5、感光体クリーニング装置9が順に配置されている。
【0026】
図示しない画像形成装置制御部により各部を制御し、感光体1に対して帯電、露光、現像、転写、クリーニングの工程を行うことにより転写紙8上にトナー像が形成される。トナー像が形成された転写紙8は互いに順方向に回転する感光体1と転写ローラ7のニップを通過後、定着装置8に運ばれトナー像は定着される。転写後の感光体1上の転写残トナーは感光体クリーニング装置9で、クリーニングされる。この動作を連続的に行い、1枚あるいは複数枚の転写紙に対して画像形成を行う。
【0027】
次に現像装置4について説明する。図2は実施例に係る現像装置の構成を示す概略断面図である。現像装置4には現像ロール11、2本の攪拌スクリュ12、13が配置されており、現像剤Dが充填されている。前記攪拌スクリュ12、13は、螺旋上の羽根を備えており、図示しない駆動装置により回転駆動され、現像剤Dを紙面に対して垂直に、そして互いの攪拌スクリュは逆方向に現像剤を搬送するようになっている。2本の攪拌スクリュ12、13間には壁14が配置されている。この壁14は現像装置の軸方向(図2の紙面に垂直な方向)両端付近で途絶えており、それによって2本の攪拌スクリュ12、13周りの空間を連通させる連通部(図示せず:設ける位置としては図2において上下方向に描いてある壁14の範囲内となる)が形成されており、攪拌スクリュ12によって軸方向に搬送された現像剤はこの連通部から他方の攪拌スクリュ13側へ受け渡されるようになっている。このようにして現像剤Dは2本の攪拌スクリュによって現像装置4内を循環するようになっている。
【0028】
また、現像剤Dは現像ロールの磁極によってAの位置で現像ロールに汲み上げられ、図示する方向に現像ロールが回転して現像ロール外周面上を搬送されていく。現像ロール外周面上の現像剤は規制部材16によって現像剤の搬送量が規制され現像ニップBに搬送されていき現像に供される。現像剤はCの位置で現像ロールから剥離され攪拌スクリュ近傍に落下する。
【0029】
次に現像ロール11について説明する。図3は現像ロールの構成を示す断面図である。現像ロール11は、回転軸Oを中心として回転可能な現像剤担持スリーブである被磁性体からなる現像スリーブ21と、回転不能に固定されたマグネット固定部材22と、マグネット固定部材22に固定された5つの磁界発生手段P1〜P5を備える。本例では磁界発生手段P1、P2、P5は永久磁石で、磁界発生手段P3、P4は電磁石で構成されている。電磁石である磁界発生手段P3、P4は現像ロール回転軸内に敷設された電源供給経路(図示していない)によって、電磁石に電源供給されるようになっている。永久磁石である磁界発生手段P1、P2、P5及び電磁石である磁界発生手段P3、P4は、図3に示すように、外側に向けN極、S極が交互に位置するように配置されている。永久磁石である磁界発生手段P1、P2、P5及び電磁石である磁界発生手段P3、P4が現像剤Dを担持する領域は夫々図中の領域S1〜S5に相当する。
【0030】
画像形成動作中の現像剤Dの現像スリーブ21外周面での流れは、電磁石である磁界発生手段P3のS極の磁力によって領域Tと領域S3の境界付近で攪拌スクリュ12近傍から現像剤Dが現像ロール11外周面に汲み上げられ、現像スリーブ21の回転と共に図中矢印A方向に領域S3を搬送される。続いて、領域S3と領域S4の境界に達した現像剤は電磁石P4のN極の磁力を受け領域S4を搬送されていく。同様に領域S5を搬送されていき、規制部材16の位置で現像剤Dの搬送量が規定量に規制される。規制された現像剤Dはさらに領域S5を搬送され、同様に、領域S1、S2を搬送されて、領域S2と領域Tの境界達した位置で矢印Cのように攪拌スクリュ12に落下する。なお、領域Tでは磁界がほぼ0であるため現像剤Dは落下する。
【0031】
ここで、電磁石である磁界発生手段P3、P4に換え、この位置に永久磁石を配置すると、現像剤Dは以下のよう配置されることになる。図4は永久磁石だけを備えた現像ロールの現像剤の状態を示す断面図である。この場合、領域Q1〜Q5はマグネット近傍であり、その領域にある現像剤は強い磁界によって現像スリーブ21の表面に引き寄せられている。また領域Q3とQ4周辺には領域Q1、Q2に比べて現像剤が多く担持されているため、より強い力で現像剤が現像スリーブに押し付けられた状態になっている。そのため、輸送時や繰り返しの画像形成動作後の停止時に現像剤が高温環境にさらされると領域Q3、Q4にある現像剤中のトナー粒子が溶融して、現像剤又はトナーが現像スリーブ表面に凝集固着してしまう。
【0032】
これに対して、本例の場合、磁界発生手段P3、P4を電磁石としているので、画像形成動作中は、図4に示すように、現像剤Dが存在しているが、画像形成動作が停止後に、磁界発生手段P3、P4としての電磁石に供給される電力を遮断状態とにすることにより、磁界発生手段P3、P4から磁界の発生を停止する。これにより、現像剤Dは重力によってその下方にある攪拌スクリュ12の近傍に落下する。図5は電磁石の電力を遮断状態とした現像ロールの状態を示す断面図である。図5に示すように、現像剤Dは領域Q3、Q4で現像スリーブに固着することがない。また、輸送時には画像形成装置自体に電源が供給されることはないため、輸送時に高温にさらされても現像スリーブに現像剤が凝集固着することはない。
【0033】
なお、現像ロール内の磁界発生手段P1〜P5を全て電磁石にしてしまうと、磁界発生手段P1によって担持されている現像剤と、磁界発生手段P2、P5に担持されている現像剤の一部(現像剤が収容されている部屋の外側にある現像剤)が電磁石の電源供給が絶たれた場合に重力によって落下してしまう。画像形成動作の度に電磁石への電力の接続、遮断が繰り返され、ついには現像装置内の現像剤がなくなってしまうという不具合がある。
【0034】
なお、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等、複数色のトナーを用いる画像形成装置では、用いるトナー色の数だけ現像装置(プロセスカートリッジ)を有しており、したがって現像ロールもその数だけ複数搭載されている。このような画像形成装置ではブラック単色の現像装置(プロセスカートリッジ)で画像形成を行う場合と、複数の現像装置(プロセスカートリッジ)で画像形成を行う場合がある。こういった画像形成装置の場合は、画像形成時に駆動される現像ロール内の電磁石にのみ電源供給を行う。つまり、ブラック単色で画像形成を行う場合はブラックトナー用の現像装置の現像ロール内の電磁石である磁界発生手段P3、P4にのみ電源供給を行い、フルカラーで画像形成動作を行う場合は全現像装置の現像ロール内の磁界発生手段P3、P4を構成する電磁石にのみ電源供給を行うようにする。
【符号の説明】
【0035】
1 感光体
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
5 転写ローラ
7 定着装置
8 転写紙
9 感光体クリーニング装置
11 現像ロール
12、13 攪拌スクリュ
14 壁
16 規制部材
21 現像スリーブ
22 マグネット固定部材
P1、P2、P5 磁界発生手段(永久磁石)
P3、P4 磁界発生手段(電磁石)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0036】
【特許文献1】特開2006−267287号公報
【特許文献2】特開2006−227392号公報
【特許文献3】特許第4330118号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転可能な非磁性の現像剤担持スリーブ及び現像剤担持スリーブ部に配置された磁界発生手段とを備えた現像ロールを有する現像装置において、
前記磁界発生手段は、現像剤担持スリーブの軸と平行に複数個固定配置され、
前記磁界発生手段のうち少なくとも1つの磁界発生手段は電磁石で構成され、他の磁界発生手段は永久磁石で構成されることを特徴とする現像装置。
【請求項2】
前記磁界発生手段のうち前記現像剤担持スリーブ外周面上で現像装置外側に露出する部分に現像剤を担持する磁界発生手段は永久磁石であり、その他の磁界発生手段は電磁石であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
磁性キャリアとトナーからなる現像剤を内包することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の現像装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の現像装置又は請求項4に記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
前記現像ロールの駆動手段と、
前記現像ロール内部の電磁石に電源を供給する電源手段と、
前記現像ロール内部の電磁石へ電源供給、現像ロールの回転駆動、及び、その他画像形成装置各部を制御する画像形成装置制御手段と、
を備え、
前記画像形成装置制御手段は、前記現像ロールが回転駆動しているときにのみ前記現像ロール内の電磁石へ電源供給を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記現像ロールを複数備え、
前記画像形成装置制御手段は、回転駆動している前記現像ロールの電磁石にのみ電源供給を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−215586(P2011−215586A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−258411(P2010−258411)
【出願日】平成22年11月19日(2010.11.19)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】