説明

生活習慣病の予防・改善方法及び予防・改善剤

【課題】 肥満症、糖尿病、高脂血症の治療法を確立し、肥満症、糖尿病及び高脂血症に有効な薬剤を提供する。
【解決手段】 防風通聖散、コウボク末とガジュツ末のいずれか、オウギ末、コウジュ末、ゴカジン末、ケツメイシ末、キジュツ末、ヒハツ末およびモクテンリョウ末を投与する。防風通聖散の投与量は一日当たり漢方処方により定められている一日分の量であり、他の成分はそれぞれ防風通聖散に対して0.5重量%〜25重量%とする。一日当たりの投与量を2又は3等分割して、朝晩又は朝昼晩の食前に投与するのがよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活習慣病の予防・改善方法及び予防・改善剤に関し、特に肥満症、糖尿病、高脂血症等の生活習慣病の予防、治療法およびこれに使用される医薬に関する。
【背景技術】
【0002】
肥満は、糖尿病、心血管疾患などの生活習慣病の元凶であるメタボリックシンドロームの引き金であるとされ、現代社会において大きな問題となっている。肥満を解消するためダイエットによるカロリー制限や運動等いろいろな試みがなされているが、いずれも長続きせず、失敗に終わることが多いのが現状である。
【0003】
ところで、漢方の防風通聖散は、後述するように種々の生薬成分よりなるものであるが、成分中、ボウフウ、ケイガイ、マオウは強い発汗作用を示し、ケイガイ、マオウは利尿を促進する。ハッカは軽度の発汗作用を有し、又、健胃作用をも有する。レンギョウ、サンシシ、オウゴン、生セッコウは、強い消炎、解熱作用を持ち、レンギョウは軽度の発汗作用により熱の放散を強め、強心、利尿に働く。サンシシは利胆に働き、オウゴンも利胆、利尿に働き、解毒の効果を強める。生セッコウは血管透過性亢進の抑制に働く。ダイオウは、ボウショウとともに腸管内の糞便を写下によって除き、又、利胆、利尿作用により解毒を補助する。カッセキは利尿作用を有する。ビャクジュツは消化吸収を強め、消化管内の水分を血中に引込み、利尿する。トウキ、ビャクジュツは、滋養強壮作用を有し、体を栄養、滋潤する。
【0004】
以上のような作用により、防風通聖散は、代謝産物の排泄や脂肪分の減少に有効であるとされ、主として肥満の治療に用いられてきた。しかしながら、後記するように、それ単独では治療効果はあまり期待できない。
【0005】
他方、本件発明者は、防風通聖散の坑肥満作用を向上させるために、車前子及びモロヘイヤを併用するようにした抗肥満剤を完成し、出願するに至った(特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】特開平11−130689号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述のように、防風通聖散が抗肥満作用を有することは知られているが、これ単独では、その効果は極めて弱く、本発明者による肥満及びこれに伴う糖尿病、肝臓機能障害、高血圧の患者への投与結果によれば、有効と認められたのは約1割に過ぎなかった。しかも治療に長期間を要することから、患者に多大の忍耐や精神的負担を課すこととなり、殆どの患者は半年以内に挫折し、治療を行うことができなかった。
【0008】
特に女性患者に多い、腰痛、肩凝り、めまい、膝関節痛、高血圧等、肥満に起因するとみられる慢性疾患を抱える患者は、それまでにいろいろな薬剤を長期にわたり投与されていることから、病状の改善が容易でなかった。
【0009】
本発明はかかる状況においてなされたもので、本件発明者の開発に係る抗肥満剤(特開平11−130689号公報)をさらに改良し、防風通聖散の抗肥満作用を飛躍的に向上させるだけでなく、その単独投与の場合に比べ、極めて短期間に優れた高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を予防し改善できるようにした生活習慣病の予防・改善方法及び予防・改善剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る生活習慣病の予防・改善方法は、防風通聖散、コウボク末とガジュツ末のいずれか、オウギ末、コウジュ末、ゴカジン末、ケツメイシ末、キジュツ末、ヒハツ末およびモクテンリョウ末を投与することを特徴とする。
【0011】
防風通聖散に、色々なハーブ、詳しくはコウボク末とガジュツ末のいずれか、オウギ末、コウジュ末、ゴカジン末、ケツメイシ末、キジュツ末、ヒハツ末およびモクテンリョウ末を組み合わせることにより、血管を拡張したり、筋肉の働きを高め、胃腸の動きを調整し、発汗、利尿効果など様々な身体機能の向上を計り、厳しいダイエットや運動を行うことなく生活習慣病の改善が出来る。
【0012】
本発明は、防風通聖散に、コウボク又はガジュツいずれか、オウギ、コウジュ、ゴカジン、ケツメイシ、キジュツ、ヒハツ、モクテンリョウの粉末を併用することにより、治療効果を飛躍的に向上し得るものである。
【0013】
次に、本発明で使用される防風通聖散以外の成分について説明すると、コウボクは、アドレナリン増強作用、神経節遮断作用、坑ピロカルピン作用が認められている。腸管に対する軽度の緩下作用や消化管粘膜への刺激作用を有することにより、整腸剤や消化剤として用いられる。また、利尿剤としても使用される。
【0014】
ガジュツは、本発明に係る医薬としてコウボクを配合したものを患者に投与して、患者が下痢症状を訴えた場合に、コウボクに代えて使用するものであっる。
【0015】
オオギは、イソフラボノイド、数種のアミノ酸、葉酸などを含むため、血圧降下作用を有し、血管拡張により皮膚の血液循環と栄養状態を改善する。利尿作用はかなり顕著である。オオギの強壮作用は、性ホルモン様作用と中枢神経系の興奮作用に関連するものと考えられている。
【0016】
コウジュは、発汗、利尿薬として用いられたり、全身浮腫などの治療にも利用されている。
【0017】
ゴカジンは、血管を拡張して血圧を降下させ、中枢神経に作用して鎮静する作用が認められる。人参よりすぐれたアダプトゲン様の作用によって筋肉の抵抗力を増加させ、筋肉内ATP産生を増加させる。また、脳内血流を高め、脳内ホルモンの分泌を促す働きがある。
【0018】
キジュツは、胆汁分泌促進、血清コレステロール低下、鎮静などの作用が知られている。蠕動リズムを調整する働きもあるため消化不良などの治療にも用いられる。
【0019】
ケツメイシは、降圧、利尿作用、坑血脂作用、胃液分泌促進作用などのあることが報告されている。
【0020】
モクテンリョウには、唾液分泌促進作用、平滑筋の抑制作用などがみられ、鎮痛、リュウマチ、神経痛の治療や強壮剤として用いられる。
【0021】
ヒハツは、現在アメリカで、血流改善による冷え性に有効であることや脂肪燃焼作用があるということで、肥満に悩む人達が多く服用している。
【0022】
本発明では、防風通聖散、コウボク又はガジュツのいずれか、オウギ、コウジュ、ゴカジン、ケツメイシ、キジュツ、ヒハツ及びモクテンリョウ(以下、防風通聖散以外の有効成分を、コウボク等とまとめて略称することがある)を含有してなる坑生活習慣病薬剤を投与することにより、生活習慣病を予防し改善することができる。コウボクとガジュツのいずれかを用いるのは、コウボクを用いた場合、薬剤を投与された患者が下痢状態を訴えたとき、コウボクに代えてガジュツを使用するのがよいためである。
【0023】
防風通聖散は、成書(例えば厚生省薬務局監修、日薬連漢方専門委員会編集、薬業時報社発行、一般用漢方処方の手引き)によれば、その成分及び分量は、トウキ1.2(重量部、以下同じ)、シャクヤク1.2、センキュウ1.2、サンシシ1.2、レンギョウ1.2、ハッカ1.2、ショウキョウ1.2、ケイガイ1.2、ボウフウ1.2、マオウ1.2、ダイオウ1.5、ボウショウ1.5、ビャクジュツ2.0、キキョウ2.0、オウゴン2.0、カンゾウ2.0、セッコウ2〜3、カッセキ3〜5とされており、原則として、これを、その10倍量部(従って280〜350)の湯で、1/2容量となるまで濃縮し、固形分を除いたもの(湯すなわちエキス)が用いられる。
【0024】
なお、成書によっては、上記成分中、ビャクジュツを含まないもの(例えば大塚敬節・矢数道明監集、医道の日本社発行、経験漢方処方分量集)や、オウゴンを含まないもの(例えば大阪読売新聞社編、浪速社発行、続漢方あれこれ)や、上記分量中、1.2をすべて1.5としているもの(例えば西岡一夫、高橋真太郎共著、浪速社発行、明解漢方処方)など、成分や成分比が多少異なるものもある。
【0025】
さらに、エキスの作り方として、ボウショウ以外の上記各成分に水400量部を加え、200量部まで煎じ、かすを除き、次いでボウショウを加えるとしているもの(例えば久保道徳、森山健三共著、保育社発行、和漢薬ハンドブック)のように、作り方が多少異なるものもある。
【0026】
本発明において、防風通聖散とは、漢方生薬調査会により定められた「漢方製剤の基本的取扱い方針」に規定されるように、このような現在繁用されている漢方関係の成書に記載されている処方、従って上記のような成分や成分比の多少異なるものを含む、いわゆる漢方処方(生薬配合物)やこれらの漢方処方から得られるエキスをも包含する。しかし、エキスは、保存や服用の困難さの点からも適当とは言えないし、さらに、漢方処方となれば、患者は、このような煎じ薬をその都度、作らねばならず、患者に多大の負担を与えることになり、好ましいものではない。
【0027】
従って、本発明においては、エキスを常法により製剤化した、いわゆるエキス製剤としての防風通聖散がむしろ便宜に使用される。なお、エキス製剤の製法としては、例えば、上記各成分の混合物に対し、約7倍量の水を加え、80°C〜90°C程度で3時間程度撹拌抽出し、温時遠心分離して抽出液を得、これを減圧下に濃縮し、スプレードライ法により乾燥エキスとするか、或いはエキスの濃度を高めた軟エキスに適当な吸着剤(例えば無水ケイ酸、デンプン等)を加えて吸着末とする方法が挙げられる。又、漢方エキス製剤が一般用、医療用のいずれを問わず包含されることは言うまでもない。
【0028】
本発明において、防風通聖散の1日当たりの投与量は、成書に記載される処方の重量部をg単位とし、容量部をミリリットル単位とした場合に得られるエキス又はエキス製剤の量でよい。従って、市販のエキス製剤の1日量がそのまま本発明における1日量として使用され得る。
【0029】
本発明において、コウボク等はその植物の処理物を使用してもよく、処理物としては、例えば乾燥、粉砕、抽出、製剤化したもの、あるいはこれらの操作の幾つかの組み合わせにより得られる、より経口投与に適した形態のものが挙げられる。
【0030】
本発明において、防風通聖散やコウボク等の量的関係は、防風通聖散に対しコウボク等の各々が0.5重量%〜25重量%程度であり、好ましくは防風通聖散エキス5.0グラムに対し、コウボク、オウギはその粉末を各0.3グラム、コウジュ、ゴカジン、キジュツ、ケツメイシ、ヒハツはその粉末を各0.5グラム、モクテンリョウ粉末1.0グラムの割合とするのがよい。
【0031】
投与に際しては、これらの粉末を個々に投与してもよいが、常法により錠剤、丸剤等の一つにまとめた形態とするのがよい。この為には、モロヘイヤ末及びマンニトール溶液を賦形剤、展着剤として用いる。なお、モロヘイヤは、その粘液多糖類の働きにより食物中の脂肪分粘液質の作用で糞便の腸管通過を助ける物と考えられる。また、モロヘイヤは、色々なビタミンを含むため栄養的にも優れている。
【0032】
本発明において、薬剤は、一日当たりの分量を2〜3回に分けて経口投与するのがよく、服用時刻は、特に限定されないが、食前の空腹時が望ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0034】
防風通聖散エキス(本草製薬K.K販売、以下同様)5.0g、コウボク末、オウギ末(K.K.天海堂販売、以下同様)各0.5g、コウジュ末、ゴカジン末、キジュツ末、ケツメイシ末、ヒハツ末各0.5g、モクテンリョウ末1.0g、モロヘイヤ粉末(K.K.皇漢薬品研究所販売)0.5gの混合物に、20W/v%マンニトール2.5mlを加え、練合し、12個の錠剤を得た。
【0035】
本発明の製剤は、一日、2〜3回に分けて経口投与するのがよく、服用時刻は、特に限定されないが、食前が好ましい。
【実施例2】
【0036】
21才の女性(身長159.0cm、体重84.1kg、体脂肪率48.0%、肥満度51.2%、右足体脂肪率46.9%、左足体脂肪率47.3%、右腕体脂肪率43.9%、左腕体脂肪率45.6%、体幹部体脂肪率49.2%)に防風通聖散エキス顆粒7.5gを一日分とし、これを3回に分けて食前に服用させ、28日間継続させた。なお、この間、食事は特に制限しなかった。その結果、体重、体脂肪率、肥満度とも、実験開始前と何らの変化もなかった。
【0037】
次いで、同人に、上記実験終了後、直に実施例1と同様にして得た錠剤を一日分とし、これを3回に分けて食前に投与し、11カ月間継続した結果、身長159.0cm、体重56.1kg、体脂肪率29.7%、肥満度0.9%、右足体脂肪率32.2%、左足体脂肪率32.9%、右腕体脂肪率23.9%、左腕体脂肪率25.3%、体幹部体脂肪率28.7%)であった。なお、食事については、防風通聖散エキス顆粒のみの場合と同様、何らの制限もしなかった。
【実施例3】
【0038】
52才の女性(身長148.0cm、体重75.6kg、体脂肪率50.1%、肥満度56.9%、右足体脂肪率47.1%、左足体脂肪率47.8%、右腕体脂肪率47.9%、左腕体脂肪率50.2%、体幹部体脂肪率51.9%)に防風通聖散エキス顆粒7.5gを1日2回に分けて21日間、朝晩、食前に服用させたが、体重、体脂肪率、肥満度とも、何の変化もなかった。
【0039】
次いで、同人に、この実験終了後、直に実施例1と同様にして得た錠剤を1日分とし、これを2回に分けて、朝晩、食前に服用させた。なお、この実験においても、食事制限は何ら行わなかった。
57日経過した結果、身長148.0cm、体重65.6kg、体脂肪率44.7%、肥満度35.9%、右足体脂肪率43.6%、左足体脂肪率43.7%、右腕体脂肪率41.2%、左腕体脂肪率43.5%、体幹部体脂肪率45.6%であった。
なお、本草製薬K.K.の防風通聖散エキス顆粒の代わりにカネボウ薬品K.K.の製品を用い、実施例1と同様にして得た錠剤を、上記女性と同様の症状を示す女性患者に投与し、同様の治療効果を得た。
【実施例4】
【0040】
48才の女性(身長160.0cm、体重72.1kg、体脂肪率41.5%、肥満度28.0%、右足体脂肪率41.1%、左足体脂肪率42.0%、右腕体脂肪率37.8%、左腕体脂肪率39.2%、体幹部体脂肪率42.0%)に実施例1と同様にして得た錠剤を1日分とし、これを2回に分けて、朝晩、食前に服用させた。なお、この実験においても、食事制限は何ら行わなかった。
12カ月経過した結果、身長160.0cm、体重61.9kg、体脂肪率35.1%、肥満度9.9%、右足体脂肪率36.0%、左足体脂肪率36.9%、右腕体脂肪率31.5%、左腕体脂肪率31.4%、体幹部体脂肪率34.8%であった。
【実施例5】
【0041】
男性患者に、実施例1と同様にして得た錠剤を1日分とし、これを3回に分けて、毎食前に服用させ、血液生化学検査を行った。実験前の値は、ALP187(100〜350)(カッコ内の数値は基準値、以下同様)、GOT36(8〜40)、GPT70(5〜40)、コリン−E430(190〜430)、γ─GTP35(0〜70)、総コレステロール240(130〜220)、HDL−CHO32(35〜75)、トリグリセライド553(50〜150)、血糖116(60〜109)であった。
実験50日後、ALP157、GOT20、GPT21、コリン−E369、γ─GTP17、総コレステロール142、HDL−CHO45、トリグリセライド146、血糖81に改善した。
【実施例6】
【0042】
女性患者に、実施例1と同様にして得た錠剤を1日分とし、これを3回に分けて、毎食前に服用させた。実験前の血液生化学検査値は、GOT60(8〜40)、GPT109(5〜40)、コリン−E522(190〜430)、γ─GTP137(0〜70)、総コレステロール264(130〜220)、HDL−CHO39(35〜75)、トリグリセライド482(50〜150)、血糖121(60〜109)であった。
実験開始3カ月後には、GOT17、GPT18、コリン−E286、γ─GTP21、総コレステロール246、HDL−CHO49、トリグリセライド78、血糖100に改善した。
【0043】
以上の実験例からも明らかなように、本発明によれば、優れた抗肥満効果を奏し得る。特に本発明においては、単なる体重減少よりも、むしろ体脂肪の改善に効果が認められた。さらに、血清脂質の改善とそれによると考えられる肝臓機能の改善がみられた。
【0044】
なお、本処方の投与は約2年前より行っており、現在迄の延べ投薬患者数はかなりの数に達している。投薬対象としては高脂血症を伴った肥満症が最も多く、他に糖尿病、肝機能障害、高血圧を随伴する肥満症患者であった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
防風通聖散、コウボク末とガジュツ末のいずれか、オウギ末、コウジュ末、ゴカジン末、ケツメイシ末、キジュツ末、ヒハツ末およびモクテンリョウ末を投与することを特徴とする生活習慣病の予防・改善方法。
【請求項2】
生活習慣病が、肥満、糖尿病、高止血症である、請求項1記載の生活習慣病の予防・改善方法。
【請求項3】
投与量が、一日当たり、防風通聖散は漢方処方により定められている一日分の量であり、他の成分のそれぞれは防風通聖散に対して0.5 重量%〜25重量%である、請求項1記載の生活習慣病の予防・改善方法。
【請求項4】
一日当たりの投与量を、2又は3等分割して、朝晩又は朝昼晩の食前に投与する、請求項3記載の生活習慣病の予防・改善方法。
【請求項5】
防風通聖散、コウボク末とガジュツ末のいずれか、オウギ末、コウジュ末、ゴカジン末、ケツメイシ末、キジュツ末、ヒハツ末及びモクテンリョウ末を含有することを特徴とする生活習慣病の予防・改善剤。
【請求項6】
コウボク末とガジュツ末のいずれか、オウギ末、コウジュ末、ゴカジン末、ケツメイシ末、キジュツ末、ヒハツ末及びモクテンリョウ末の含有量は、それぞれ防風通聖散に対して0.5 重量%〜25重量%である、請求項5記載の生活習慣病の予防・改善剤。

【公開番号】特開2007−277128(P2007−277128A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−103874(P2006−103874)
【出願日】平成18年4月5日(2006.4.5)
【出願人】(597160037)
【Fターム(参考)】