説明

生物活性物質用の安全容器およびその容器を製造するための方法

本発明は生物活性物質、特に細胞増殖抑制性薬品用の安全容器に関し、汚染されない外部に加えてこの容器は、増加したかまたは高い破壊強度と飛散防止強度を有する。本発明はまた上記容器の製造法と、生物活性物質で満たされ、密封され、随意にラベルが貼られた容器の外部の汚染除去のための少なくとも1種のポリマーを含む媒体の使用に関する。本発明により、製造が簡単で、破壊強度と飛散防止強度が増加したかまたはより高く、汚染のない、または汚染が最小の、または汚染を減少した外部表面を有する、生物活性物質用の安全容器が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生物活性物質、具体的には細胞傷害性物質のための、増大した、または高い破壊強度と飛散防止強度、および無汚染外部表面を有する安全容器、その(またはそれらの)製造法、および生物活性物質を充填され、密封され、随意にラベルが貼られた容器の外部表面の汚染除去のための少なくとも1種のポリマーを含む媒体の使用に関する。
【背景技術】
【0002】
生物活性物質は生活のあらゆる領域で毎日使用されている。具体的には、ヒトの医薬品、家畜用医薬、植物保護のための除草剤、殺菌剤および殺虫剤等の植物保護活性化合物の使用が本明細書で述べられる。例えば、ヒトおよび家畜用医薬における生物活性物質の使用の分野は、例えば細胞増殖抑制剤の投与による腫瘍の化学治療等の疾病の治療、疾病および遺伝的因子の診断(例えば酵素反応のための基質)、分析(例えば比較物質として)、および遺伝子工学(例えば細胞株の選択)である。
【0003】
通常は、一定量の対応する生物活性物質を充填した市販の即席使用パッケージユニットが提供される。
【0004】
多数の細胞増殖抑制剤を患者に注射または輸液で投与しなければならない。この様な投与の準備および実施では、多数の人々、例えば薬剤師、医師、看護婦および看護人が、特定の医療行為で入院患者および外来患者の処置に関与している。
【0005】
この関係で、患者を処置する人々のグループが細胞傷害性物質、または他の生物活性物質と接触することを絶対に避けなければならない。例えば生物活性物質を収納する容器が割れて飛散し、その結果制御されずに環境に放出された場合、皮膚の接触、吸入または飲下による潜在的な吸収の恐れがある。生物活性物質(例えば細胞増殖抑制剤)を満たした容器の外側に微量の細胞増殖抑制剤が付着している場合も同様である。その結果、単に容器に触れただけで、例えば皮膚、気管または消化管を経る吸収により、患者を処置する担当者が健康を損ない、病気の危険に晒されることになる。生物活性物質に常に制御されずに接触することは言うに及ばず、一回だけの接触でも避けなければならない。
【0006】
最後に、医薬工業部門では、梱包工程後に微量の生物活性物質、例えば細胞傷害性物質が容器の外部表面に絶対に付着しないこと、または環境を決して汚染しない不活性な形でのみ存在することに注意しなければならない。
【0007】
この目的のため、例えば細胞傷害性物質等の生物活性物質を含むバイアル等のパッケージユニットの実際の取り扱いは、好ましくは洗浄液である洗浄媒体を用いて行われる。しかしながら、バイアルあたり数ngのオーダーの微量の生物活性物質が洗浄工程後に検出されることもある。通常の閾値は例えばバイアルあたり1μg未満である。
【0008】
一方、例えば薬剤士および医療担当者等の容器と接触する要員の汚染を避けるため、先行技術ではスリーブまたは透明なプラスチックの円筒状収縮ラップフィルムによるパッケージユニットの包装が提案されている。この工程の不利な点は、パッケージユニットまたは容器が側面でのみスリーブで覆われ、底が覆われていないことである。生産のために工程を室温以上の温度で行わなければならないことも、さらに不利な点である。これにより温度感受性物質の純度、保存性、活性および外見に悪影響を及ぼす結果となる。また、パッケージユニットの寸法(高さ、幅、深さ)および形が異なると、特製のスリーブを誂えなければならないことも、不利な点である。これにより生産時間とコストが嵩むことになる。
【0009】
スリーブの実際の用途として、Faulding Asta Medica製のドキソルビシン製剤を説明する。
【0010】
先行技術で述べた問題に対する第2の解決法は、パッケージユニットを第2パッケージ、例えばプラスチックで覆うことである。この不利な点は、パッケージユニットの寸法によって適合する「オーバーパッケージ」を製作しなければならないことである。さらに、オーバーパッケージは容積が大きく嵩高であり、取扱性も複雑である。すなわち、パーケージユニットを取り扱う人(例えば薬剤士、医師、看護人)はまず、パッケージユニットの蓋に届く前にオーバーパッケージを開かなければならない。さらに、開梱操作は取り扱う人の保護具(例えば裂け易い手袋)にとって新たな危険源である。
【0011】
プラスチック囲みパッケージの使用の実際例として、例えばプラスチン製品に付属するHexalのOncoSafe(登録商標)を例示する。
【0012】
さらに、生物活性物質を充填した容器は、高い破壊強度と飛散防止強度を持たなければならない。
【0013】
生物活性物質を含む容器の破壊強度は一方では容器の材料に依存する。通常、プラスチック製の容器はガラス製の容器に比べて破壊安全性が増している。しかしながら、ガラスと比べて、プラスチックにはより早く老化する(材料疲労)、生物活性成分および他の成分と化学および/または物理反応を生じる、またはこれらを汚染する(例えば、プラスチックからの可塑剤の放出により)、およびあるプラスチックはガラスと対照的に所定の形に成形することが困難である等の不利な点がある。
【0014】
飛散防止強度は例えば成形品または容器の材料の弾力性と脆弱性に依存する。通常、ガラス製の容器と比べてプラスチック製の容器は飛散防止強度が高い。より高い弾力性のため、プラスチックはより大きな衝撃または衝突エネルギーを吸収する。
【0015】
破壊強度と飛散防止強度はさらに容器の輸送中、通常比較的大きい梱包中で認められなければならない。これに関して、一方では安全容器と梱包材料(例えばカートンまたはプラスチック材料、例えばStyropor(登録商標))間の接触、他方では安全容器相互の接触を生じ得る。少なくとも2つの場合の一方で、適切な梱包を誂えることができるように、破壊強度と飛散防止強度を増加することが好ましい。より簡単で、従ってより安価で空間を節約する梱包を選ぶことができるので、安全容器相互の接触の場合の破壊強度と飛散防止強度を上げることは特に好ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
従って、製造が簡単で、破壊強度と飛散防止強度が増加したかまたはより高く、汚染のない、または汚染が最小の、または汚染を減少した外部表面を有する、生物活性物質用の安全容器の必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
(発明の開示)
驚くべきことに、充填し、密封し、随意にラベルを付けた外部表面に、少なくとも1種のポリマーを含む媒体で処理して完全または部分的に被覆を施すことにより、増加したかまたは高い破壊強度と飛散防止強度、および無汚染外部表面を有する生物活性物質用安全容器が得られることが現在では見出されている。
【0018】
ここで言う用語「完全または部分的に」とは、安定性または汚染に関連する全ての容器領域が覆われていることが好ましいことを意味すると理解し得る。例えば、技術的な理由で容器(例えばガラスバイアル)の部分的な被覆のみを行い、例えば容器の最上部の首部分は被覆されないままであることが可能である。容器のこの部分が決して破裂せず、さらに手で持つ領域を含まず、この未被覆領域に残留する可能性のある容器の汚染が重要でないならば、このことは問題でない。
【0019】
本発明の開示、および随意に付け加えられる状況(例えば充填する物質の毒性度)に基づき、被覆を完全に行うべきか部分的に行うべきかを、当業者は日常業務の中で決定することができる。
【0020】
本発明のある局面によれば、増加したかまたは高い破壊強度および飛散防止強度と無汚染外部表面を有する、充填し、密封し、随意にラベルを付けた生物活性物質用の安全容器であって、少なくとも1個の開口部と、各開口部毎に1個の蓋と、任意のラベルと、中空体中に充填した少なくとも1種の生物活性物質とを有する中空体からなる容器であって、充填し、密封し、随意にラベルを付けた容器に完全に、または部分的に被覆が施されていることを特徴とする容器が提供される。
【0021】
本発明のある実施形態によれば、被覆を施す前にラベルを供える安全容器が提供される。
【0022】
本発明のまた別な実施形態によれば、充填し、密封し、随意にラベルを付けた容器に被覆を施す前に洗浄媒体で処理された安全容器が提供される。
【0023】
また別な実施形態によれば、被覆が室温で行われることを特徴とする、上記局面および実施形態の一つに記載の安全容器が提供される。
【0024】
従って、本発明に記載の安全容器は温度感受性生物活性物質用の梱包容器として特に適している。
【0025】
また別な実施形態によれば、完全な、またはほとんど完全な被覆が容器に施されることを特徴とする、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器が提供される。
【0026】
また別な実施形態によれば、容器がガラス、プラスチック、または内部または外部をプラスチックで被覆したガラスで製造されることを特徴とする上記局面または実施形態の1つに記載の安全容器が提供される。
【0027】
適当な種類のガラスは例えばタイプI〜IIIガラスである。タイプIガラスは例えば液体製品の場合に用いられ、タイプIIIガラスは例えば固体に場合に用いられる。各タイプのガラスの組成はUSPおよびEPに記載されている(USP26−2003;第661章、Containers;2142−2145ページ//EP第4版:basic work 2002;第3.2章、Behaltnisse、「Containers」;331−335ページ)。
【0028】
適当なプラスチックは例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルおよびTopas(登録商標)(シクロオレフィンコポリマー、Ticona製造)である。プラスチック容器に対する要請はUSPおよびEPに記載されている(USP26−2003;第661章、Containers;2142−2143ページ;2145−2148ページ//EP第4版:basic work 2002;第3.2章、Behaltnisse、「Containers」;331ページ;335−343ページ)。
【0029】
また別な実施形態によれば、例えばゴム栓および圧着キャップ、または別な蓋システムからなる少なくとも1個の蓋を有することを特徴とする上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器が提供される。
【0030】
その他の適当な蓋システムは:
ゴム栓およびBioset(登録商標);ゴム板および圧着キャップ;破砕予定点付き、または無しのガラスシールであるBecton & Dickinson製蓋システム。
【0031】
また別な実施形態によれば、マーク付けはマーク表面であり、好ましくは紙および/またはプラスチックの印刷ラベルであることを特徴とする、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器が提供される。
【0032】
また別な実施形態によれば、生物活性物質は室温で液体、固体または不定形の物理的状態を有することを特徴とする、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器が提供される。
【0033】
適当な生物活性物質または材料は、例えば以下に記載の物質である(Rote Liste 2002によるアルファベット順):
アバカビーア、アブシキシマブ、アカンプロセート、アカルボース、アセブトロール、アセカルブロマル、アセクロフェナック、アセメタシン、アセタゾルアミド、アセチルアミノニトロプロポキシベンゼン、塩化アセチルコリン、アセチルシステイン、β−アセチルジゴキシン、アセチルメチオニン、アセチルサリチル酸、アセチルチロシン、アシクロビール、アシピモックス、アシトレチン、ピムパーネル、フィールドフォーゲットミーノット、アコニチン、塩化アクリフラビニウム、アクチノキノール、アダパレン、アデメチオニン、アデノシン、フェサントアイ、アドレナロン、リンゴ酸、エスシン、エスクリン、アガルシダーゼアルファ、アガルシダーゼベータ、アジュマリン、アカシア、フォールス、アラニン、エレカムパン、アラニルグルタミン、アルベンダゾール、アルクロメタソン、塩化アルクロニウム、アルデスロイキン、アルディオキサ、アレムツズマブ、アレンドロン酸、アルファカルシドール、アルファトラディオール、アルフェンタニル、アルフゾシン、アルゲルドレート、アルギン酸、アリメマジン、アリザプライド、塩化アルキルジメチル−エチルベンジルアンモニウム、アルキルオリゴアミン、アラントイン、アレルゲン抽出物、アレスリン1、アロプリノール、アリルマスタード油、アルマシレート、アルモトリプタン、アロエ、シクラメン、アルファ−1プロテアーゼ阻害剤、アルプラゾラム、アルプロスタジル、オータムンマンドレーク、アルテプラーゼ、酢酸アルミニウム、塩基性酢酸酒石酸アルミニウム、塩化アルミニウム、塩化水酸化アルミニウム錯体、蟻酸アルミニウム、グリシンアルミニウム二水酸化物、水酸化アルミニウム、ジステアリン酸水酸化アルミニウム、水酸化アルミニウムゲル、塩化水酸化アルミニウム、珪酸アルミニウムマグネシウム水和物、アルミニウムマグネシウムシリコポリハイドレート、モノステアリン酸アルミニウム、炭酸ナトリウムアルミニウム二水和物、珪酸アルミニウムナトリウム、酸化アルミニウム、アルミニウムオキシクロライド、燐酸アルミニウム、珪酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、アマンタディン、アムブラ、アムブロキソール、アムシノナイド、蟻、蟻酸、アメジニウムメチル硫酸、アムフェプラモン、アムフェタミニル、アミドトリゾン酸、アミフォスチン、アミカシン、アミロマー、アミロライド、アミノアルキルグリシン、アミノ安息香酸、アミノグルテシミド、アミノメチル安息香酸、アミノフィリン、アミノキヌライド、アミノ酸、アミノサリシル酸、アミノダロン、アミスルプライド、アミトリプチリン、アミトリプチリンオキサイド、アムロディピン、液体アンモニア、アニソール−含有、アンモニウム、アンモニウムビツミノスルフォネート、アンモニウムビツミノスルフォネートライト、臭化アンモニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、ドデシル硫酸アンモニウム、硫酸鉄アンモニウム、モリブデン酸アンモニウム、クエン酸1水素アンモニウム、燐酸アンモニウム、アムニオン、アモロルフィン、アモキシリン、アモキシリン+クラブラン酸、アンフォテリシンB、アンピシリン、アンプレナビール、アムリノン、アンサクリン、アミラーゼ、パインアップル、アナストロゾール、ホレホウンド白、アネトーレ、アネトーレトリチオン、アンゲリカ、アングラテ、アングスチュラ、アニシード、アニストレプトラーゼ、アンタゾリン、金属アンチモン、アンチモンペンタスルフィド、アンチモントリスルフィド、アンチトロンビンIII、アップル、アポモルフィン、アプラクロニジン、アプロチニン、アルギニン、アルギニンアスパルテート、アルギプレッシン、アルニカ、沃化砒素、三酸化砒素、アルテメテル、アーテリー、アーチカイン、アーティチョーク、アスコルビン酸、アスパラギン、アスパラギナーゼ、アスパルギン酸、アスペルギルス、アテノロール、アトルバスタチン、アトシバン、アトバクオン、アトラクロウムベシレート、アトロピン、アウラノフィン、アボカド油、アザプロパゾン、アザチオプリン、アゼライン酸、アゼラスチン、アジダムフェニコール、アジドシリン、アジトトマイシン、アゾセミド、アズトレオナム、
バカンピシリン、バチラスセレウス、バチラスフィルムス、バチラスIP5832、バチラスズブチリス、バシトラシン、バクロフェン、ベアベリー、クラブモス、ワイルドガーリック、バクテリア自己溶菌酵素、バレリアン、バレリアン油、バルーンバイン、バルサムピア、バムブテロール、バメタン、バミピン、インターバーテブラルディスク、酢酸バリウム、炭酸バリウム、塩化バリウム、沃化バリウム、硫酸バリウム、ブレッドリチェン、バジル、バシリキシマブ、ツリーモス、アガーリック、ベカプレミン、ベクロメタソン、コムフレイ、ベメチジド、ベナゼプリル、ベンシクラン、ベンダムスチン、ベンドロフルメチアジド、ホーリーチストル、ベンフォチアミン、ベンペリドール、ベンプロペリン、ベンセラジド、塩化ベンザルコニウム、ベンズブロマゾン、塩化ベンゼトニウム、ベンゾカイン、ベンゾイン、安息香酸、塩化ベンゾキソニウム、過酸化ベンゾイル、ベンジルアルコール、ベンジル安息香酸、ベンジルマンデル酸、ベンジルニコチン酸、ベンジルペニシリン、ベンリルペニシリン−ベンザチン、ベンジルペニシリン−プロカイン、ベルベリス、マウンテンラウレル、コハク酸、ブルーム、ベータカロテン、ベータヒスチン、ベタインジヒドロゲンシトレート、ベタイン塩酸塩、ベータメタゾン、ベータキソロール、ベタネコール、ベザフィブレート、ビアヴェル、バーネットサキシフラーゲ、ビブロカトール、ビカルタミド、ミツバチ、ミツバチ幼虫、ロイヤルゼリー、ミツロウ、ビフィズス菌、ビフォナゾール、ビグアナイド、ビオチン、ビペリデン、2−ビフェニロール、樺、ビサコディル、アルミン酸ビスマス、炭酸ビスマス、塩化酸化ビスマス、ビスマス(III)クエン酸水酸化錯体、塩基性没食子酸ビスマス、塩基性硝酸ビスマス、酸化ビスマス(沃素−レゾルシノール錯体)、塩基性サリシル酸ビスマス、ビソプロトール、ニガキ、ミツガシワ、ウッディナイトシェード、ブラッダーラック、ハイドロシアン酸、鉛、酢酸鉛、鉛膏薬、ブレオマイシン、血液、ヒト血液凝固因子IX(凍結乾燥)、血液凝固因子VIII(CHO)、ヒト血液凝固因子VIII(凍結乾燥)、ヒト血液凝固因子VII(凍結乾燥)、血液凝固因子X、血液凝固因子XIII、血液根、カナディアンフェヌグリークビーン、ボルド、ボピンドロール、ボマピリン、ボルネオール、ボルニルアセテート、ボルニルサリシレート、硼酸、ボビスト、フィグゥオート、ヌックスボミカ、吐酒石、吐根、オオバコ、イラクサ、メガネコブラ、ブリモジニン、ブリンゾラミド、ブリブジン、ブロムアゼパム、ブラックベリー、ブロモカンファー、ブロモクロロフェン、ブロメライン、ブロムヘキシン、ブロマイドイオン、ブロモニトロジオキサシクロヘキサン、ブロモクリプチン、ブロムペリドール、ブロモサリシル酸、ブロチゾラム、ブルセラバクテリア、ラプチャーワート、ウオータークレス、ブチュ、ソバ、ブクリジン、ブデソナイド、ブディピン、ブフェキサマック、ブフロメジル、ブフォ、ブメタニド、ブナゾシン、ブフェニン、ブピバカイン、ブプラノルオール、ブプレノルフィン、ブプロピオン、ツルナシインゲンマメ、ブッシュクローバ、ブセレリン、ブスピロン、ブスルファン、ブタンジオール、ブチノリン、ブチジド、ブトキシカイン、キンポウゲ、ブチルヒドロキシアニソール、臭化ブチルスコポラミニウム、
カベルゴリン、サボテン、カデキソマー沃素、カフェドリン、カエプト油、カルシフェジオール、カルシポトリオール、カルシトニン、カルシトリオール、酢酸カルシウム、アミノエチル燐酸カルシウム、アスパラギン酸カルシウム、臭化カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸カルシウムハネマニ、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、カルシウムドベシレート、弗化カルシウム、葉酸カルシウム、グルコヘプトン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、燐酸水素カルシウム、沃化カルシウム、乳酸カルシウム、カルシウムラクトバイオネート、カルシウムラクトグルコネート、イノシトール六燐酸カルシウムマグネシウム、パントテン酸カルシウム、燐酸カルシウム、ホスフィン酸カルシウム、ホスホ乳酸カルシウム、蔗糖カルシウム塩、カルシウム塩、珪酸カルシウム、硫酸カルシウム、カルシウム三ナトリウムペンテテート、カンフェン、カンファー、カンファー油、カンファー油ストロング、カンデサルタン、カンディダ、カペシタビン、カプサイシン、カプトプリル、カラゾロール、カルバコール、カルバマゼピン、カルバモイルフェニル酢酸、カルバゾクローム、カルビドーパ、カルビマゾール、カルビノキサミン、カーボシステイン、カーボマー、カーボプラチン、カーディオスペルミン、カリソプロドール、カルメロース、カルムスチン、カロテン、カラギーナン、カルテオロール、カルベジオール、カスカラ、カタラーゼ、カウスチクム・ハーネマニ、トウガラシ、セファクロール、セファドロキシル、セファレキシン、セファゾリン、セフェパイム、セフェタメト、セフィキシム、セフォタキシム、セフォチアム、セフォキシチン、セフポドキシム、セフタジディム、セフチブテン、セフトリアゾン、セフロキシム、セレコキシブ、セリプロロール、セラブレート、セルロースポリ硫酸エステル、塩化セリウム、セルトパリン、セルレチド、C1−エステラーゼ阻害剤、セチリジン、セトリジン、臭化セトリモニウム、セトロレリックス、セチルアルコール、パルミチン酸セチル、セチルピリジニウムクロライド、セチルステアリルアルコール、セチルステアリルオクタノエート、チェノデオキシコール酸、キナ樹皮、キニジン、キニン、3−キノリノール硫酸、チラータ、抱水クロラール、クロラムブシル、クロラムフェニコール、クロルジアゼポキシド、クロロ酢酸、クロロエタン、クロロヘキシジン、クロライド、クロルマジノン、クロロブタノール、クロロクレソール、クロロフィリン、クロロフィリン銅錯体、クロロキン、クロロキシレノール、クロルフェナミン、クロルフェネシン、クロルフェノキサミン、クロルプロマジン、クロルプロチキセン、クロルキナルジオール、クロルサリドン、クロロテトラサイクリン、クロルテオフィリン、コレラビブリオン、コレステロール、塩化コリン、クエン酸コリン、酒石酸水素コリン、サリシル酸コリン、ステアリン酸コリン、テオフィリン酸コリン、コンドロイチン硫酸、コリオンゴナドトロフィン、コリオンゴナドトロピンアルファ、クリスマスローズ、クロム、クロム明礬、水素アスパラギン酸クロム、キモトリプシン、シクレタニン、シクロプリオックス、シクロスポリン、シクロフォビール、シラスタイン、シラザプリル、シメチシジン、シミシカビ、シナ、シンコカイン、シンコニン、シネオール、シンナリジン、シノキサシン、シプロフロキサシン、シサトラクリウムベシレート、シスプラスチン、シタロプラム、シトロネン酸、L−(+)シトルリン、クラドリビン、クラリスロマイシン、クラブラン酸、クレマスチン、クレミゾール−ペニシリン、クレンブテロール、クリンダマイシン、クリオキノール、クロバザム、クロベタソール、クロベタソン、クロブチノール、クロコルトロン、クロドロン酸、クロメチアゾール、クロミフェン、クロミプラミン、クロナゼパム、クロニジン、クロパミド、クロピドグレル、クロプレドノール、クロロフェン、クロステボール、クロストリジウムボチュリヌム毒素A型、クロストリジウムボチュリヌム毒素B型、クロストリジウムヒストリチカムコラゲナーゼ、クロトリマゾール、クロザピン、コ−カルボキシラーゼ、エンジムシ、ココアバター、ココプロピレンジアミングアニジニウム、ココプロピレンジアミングアニアセテート、コデイン、コデインカンフォスルフォネート、コドノプシス、コエンザイムA、カフェイン、コルチシン、コレカルシフェロール、コレスチラミン、パルミチン酸コルフォスセリル、コリスチメテートナトリウム、コリスチン、コモクラジア、コンジュランゴ、コルチコレリン、コーチゾン、コ−トリモキサゾール、クロコナゾール、クロモグリシン酸、クロタミトン、クマリン、クラーレ、シアノコバラミン、シクランデレート、シクロペントレート、シクロホスファミド、シプロヘプタジン、シプロテロン、システイン、L−(−)−シスチン、シタラビン、シチジン、シチジン燐酸、
ダカルバジン、ダクリズマブ、ダクチノマイシン、ダルフォプリスチン、ダルテパリンナトリウム、ダミアナ、ダナパロイド、ダナゾール、ダントロレン、ダピプラゾール、ダプソン、ダルベポエチンアルファ、インテスチン、ダウノルビシン、デアノール、オロチン酸デアノール、デクタフール、オレイン酸ドデシル、デフェリプロン、デフェロキサミン、デフラザコート、デメルベリン、デナベリン、デクアリニウム塩、デスフルラン、デシプラミン、デシルディン、デスラノシド、デスロラタジン、デスメニノール、デスモプレシン、デソゲストレル、デソキシメタソン、デオキシリボヌクレアーゼ、ビ酒石酸デタジュミウム、デキサメタソン、デックスクロルフェニラミン、デキシブプロフェン、デックスケトプロフェン、デックスパンテノール、デキストラン、デックストラノマーデックストロメトルファン、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、ジアゼパム、ジアゾキサイド、ジベンゼピン、ジブロモヒドロキシベンゼンスルホン酸、アジピン酸ジブチル、ジクロロベンジルアルコール、ジクロフェナック、ジクロフェナミド、ジクロキサシリン、ジダノシン、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、プロピオン酸ジデシルメチルアルコキシアンモニウム、プロピオン酸ジデシルメチルオキシエチルアンモニウム、ディエノゲスト、サリシル酸ジエチルアミン、ジエチレングリコール、ジフロラソン、ジフルコルトロン、ジギタリン、ジギタリス抗毒素、ジギトキシン、ジゴキシン、ジヒドララジン、ジヒドロコデイン、α−ジヒドロエルゴクリプチン、デヒドロエルゴタミン、ジヒドロエルゴトキシン、ジヒドロタキステロール、ジヒドロキシジオキサヘキサン、ジイソプロピルアミン、クロラゼペートジカリウム、ジリタゼム、ジメンヒドリネート、ジメルカプトプロパンスルホン酸、ジメチルアミノフェノール、フマル酸ジメチル、ジメチルスルホキシド、ジメチルトルイジン、ジメチコン、ジメチンデン、イノシン−5’−1燐酸ナトリウム2HO、ジノプロスト、ジノプロストン、ジオスミン、ジオキソプロメタジン、ジフェニルヒドラミン、ジフェニルピラリン、ジフテリア菌、ジピベフリン、ジピリダモール、ジソピラミド、クエン酸水素ジステアリル、臭化ジスティグミン、ジスルフィラム、ジトラノール、ドブタミン、ドセタキセル、ドクセートナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸、ドデシルビスプロピレントリアミン、ドラセトロン、ドムペリドン、ドネペジル、ドパミン、ドペキサミン、ドルネースアルファ、ドルゾラミド、ドスレピン、ドキサプラム、ドキサゾシン、ドキセピン、ドキソルビシン、ドキシサイクリン、ドキシルアミン、ドロフェニン、ドロプロピジン、ドロスピレノン、ディドロゲステロン、
ナナカマド、サザンウッド、チャボアザミ、エコナゾール、ヨーロッパグリ、ヨーロッパモミ、エデン酸、エファビレンツ、キズタ、クワガタソウ、ハイビスカス、カシ、卵殻、卵巣、クルマツクバネソウ、単粒状小麦根、仮性、鉄、クエン酸鉄アンモニウム、グリーン、アスパラギン酸鉄、臭化鉄、塩化鉄(II)、塩化鉄(III)、フマル酸鉄(II)、グルコン酸鉄(II)、グルコン酸鉄(III)、グリシン鉄硫酸、ヘキサシアノ鉄酸鉄、アスパラギン酸水素鉄、鉄(III)−ヒドロキシド−デキストラン錯体、鉄(III)−ヒドロキシド−ポリマルトース錯体、鉄(III)−ヒドロキシド−スクロース錯体、沃化鉄、鉄(III)−カリウム、クエン酸燐酸錯体、クマツヅラ、クエン酸ナトリウム鉄、酸化鉄、燐酸鉄(III)、ベンガラ、スクロース鉄、ソルビトール鉄、コハク酸鉄、硫酸鉄、カシューナッツ、イーストインディアン、コシアブラ根、胚芽、エメダスチン、エナラプリル、エナラプリエート、エンフルラン、エノキサシン、エノキサパリン、エノキシモン、エンタカポン、ゲンチアン、エフェドラ、エフェドリン、エピガエア、エピネフリン、エピルブシン、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エプラジノン、エプロサルタン、活性化エプタコグアルファ、エプチフィバタイト、ラッカセイ、カラクサケマン、エルゴカルシフェロール、エルゴタミン、エリスロマイシン、アッシュ、アッシュホワイト、アザミ、エスモロール、エソメプラゾール、アスペン、アメリカンエスペレチア、酢酸、エストラジオール、安息香酸エストラジオール、吉草酸エストラジオール、エストラムスチン、エストリオール、エストロゲン複合体、エタクリン酸、エタミバン、エタネルセプト、エタクリジン、エタムブトール、エタノール、エネンザミン、エーテル、スピリタスアエテレウス、エチニルエストラジオール、エチオデート油、エトスキシミド、シアノアクリル酸エチル、エチルヘキサナール、フマール酸水素エチル、リノール酸エチル、ニコチン酸エチル、エチドロン酸、エチレフリン、エトフェナメート、エトビフレート、エトフィリン、エトフィリンクロフィブレート、エトミデート、エトノゲストレル、エトポサイド、ユーカリプタス、エクセメスタン、
ファビアン、ファミシクロビア、フェモチジン、ファンゴ、アルダーブックソーン、フェブプロール、フィグ、フェルバメート、フェルビナック、フェロジピン、フェリプレッシン、フェネル、フェンコン、フェンジリン、フェネチリン、フェニペントール、フェノフィブレート、フェノテロール、フェンタニル、フェンチコザロール、フェルカーボトラン、フェルモキシル(ferumoxsil)、必須脂肪酸、フェキソフェナジン、ヒトフィブリノーゲン(凍結乾燥)、ウシフィブリノリシン、トウヒ、松葉油、キナ皮、フィルグラスチム、フィナステライド、キツネノテブクロ、ムラサキキツネノテブクロ、グレシアン、魚油、フラボキセート、フレカイナイド、肉エキス、フレロキサシン、ベニテングダケ、インディアンオオバコ種子、フルクロキサシリン、フルコナゾール、フルシトシン、フルダバリン燐酸、フルドコーチゾン、フルフェナミン酸、フルマゼニル、フルメタソン、フルナリジン、フルニソライド、フルニトラゼパム、フルシノロンアセトナイド、フルシノナイド、フロコルチンブチル、フルオコルトロン、フッ素、フルオレッセン、ジラウリル酸フルオレッセン、フルオライト、フルオロメトロン、フルオロウラシル、フルオキセチン、フルペンチキソール、フルフェナジン、フルピルチン、フルプレドニデン、フルラゼパム、フルルビプロフェン、フルスピリレン、カワウナギ、弗化水素酸、淡水カイメン、フルタミド、フルチカソン、フルバスタチン、フルボキサミン、フォリトロピンアルファ、フォリトロピンベータ、葉酸、フォミウイルス、ホルムアルデヒド、フォルメスタン、フォルモテロール、フォスカーネットナトリウム、フォスフェストロール、フォスモマイシン、フォシノプリル、フラマイセチン、ハゴロモグサ、レディススリッパ(アツモリソウ)、フリードランダーバシラス、アムニオチン酸、フラクトース、FSMEウイルス、フマル酸、フラゾリドン、フロセミド、フサフンギン、フシジン酸
ガバペンチン、ガドベニン酸、ガドブトロール、ガドジアミド、ガドペンテチン酸、ガドテリドール、ヒナギク、オヒシバ、ガフキアテトラゲナ、ヤチヤナギ、ガラクトース、ガランタミン、カヤツリグサ、胆嚢、ゼラチンコア、ガロパミル、ガルフィミア、ガンシクロビア、ゲニレリックス、ベセル、ブレイン、ゼラチン、ポリコハク酸ゼラチン、黄色熱病ウイルス、イエロールート、ウコン、ジャワウコン、カナディアンウコン、ジョイント、関節滑膜、滑膜カプセル、ゲルセミン、ゲムシタビン、ゲメプロスト、ゲムフィブロジル、ゲンタミシン、ゲラニウム、タンニン、ゲストデン、カプロン酸ゲストノロン、チョウジ、ウルシ、ヒトツバタゴ、アトランティックポアゾンオーク、イチョウ、チョウセンニンジン、硝子体、グリベンクラミド、グリモブライド、グリクラジド、グリメプライド、グリキドン、ルシアンベラドンナ、グルカゴン、グルコン酸、グルコプロタミン、グルコサミン、グルコース、グルタミン酸、グルタラール、グルタチオン、グリセロール、グリセロール2水素燐酸、グリセロール2水素燐酸マグネシウム塩、モノステアリン酸グリセロール、オレイン酸グリセロール、パルミトステアリン酸グリセロール、グリセロール3硝酸、グリシン、臭化グリコピロニウム、グリシルグルタミン、グリシルチロシン、グリオキセート、片麻岩、ニワウルシ、金、塩化金、沃化金、ゴールデンラグウォート、ニオイアラセイトウ、ラブルヌム、セイタカアワダチソウ、ハヤザキセイタカアワダチソウ、黄色3塩化金、ゴナドレリン、ゴセレリン、アガスタケ、グラミシジン、ザクロ、グラニセトロン、グラファイト、グリーンデリア、グリセオフルビン、グアイフェネシン、グアイアコール、ポックウッド、グアイアズレン、グアネチジン、グアニジン、ガラナ、グアル粉、キズタ、ギプソフィラサポニン、
ヘマグルチニン、ヘマトポルフィリン、ヘミン、ヘモグロビン、ヘモフィラスインフルエンザ、カラスムギ、キンポウゲ、コホッシュ、ブルーキンポウゲ、セイヨウキンポウゲ、鮫肝臓油、ハルシノナイド、ハロファントリン、ハロメタソン、ハロペリドール、ハロサン、マンサク、麻、カナダ麻、膀胱粘膜、13C−尿素、尿素−過酸化水素1:1付加化合物、ハロンガ、固形パラフィン、ハーゼルワート、ハリモクシュク皮膚、酵母、ブルーベリー、ヘイステリア、スカルキャップ、ヘルベティカスバクテリア、ヘパリン、ヘパリノイド、不活性化肝炎ウイルス、ヘプタミノール、ミドウサフロン、心臓、マザーワート、ミドウグラスの花、ヘキサカルシウムヘキサナトリウムヘプタシトレート6水和物錯体、ヘキサクロロフェン、ミリスチン酸ヘキサデシルオクタデシルイソプロピル、塩素酸ヘキサウレアアルミニウム、ヘキサミジン、ヘキセチジン、ヘキシルレゾルシノール、脳膜、大脳皮質、キビ、ナズナ、ヒルイジン、ヒスタミン、ヒスチジン、ヒスチジン亜鉛2HO、ヘンプネトル、ニワトコ、木炭粉、ウッドタール、臭素酸ホマトロピン、蜂蜜、ホップ、スズメバチ、サンドバイパー、アジサイ、フキタンポポ、ヒトアルブミン、フミン酸、ドッグミルク、ヒアルロニダーゼ、ヒアルロン酸、ヒドララジン、ヒドラスチン、ヒドラスチニン、ハイドロキノン、ハイドロクロロチアジド、ハイドロコドン、ハイドロコーチゾン、酢酸ハイドロコーチゾン、ハイドロコーチゾンブテプレート、ハイドロコーチゾン−17−ブチレート、コハク酸水素ハイドロコーチゾン、重炭酸塩、ハイドロモルフォン、ハイドロタルサイト、ハイドロキソコバラミン、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシカルバミド、ヒドロキシクロロキン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルルトサイド、サリシル酸ヒドロキシエチル、ヒドロキシエチル澱粉、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、ヒドロキシジン、ヒエテロース、ヒメクロモン、ヒヨス、下垂体、ハイドロメロース、
イバンドロン酸、イブプロフェン、イコデキストリン、イダルブシン、イドックスウリジン、イホスファミド、イグナチア、イロプロスト、イミダプリル、イミグルセラーゼ、イミペネム、イミプラミン、イミクィモド、ツルニチニチソウ、カナディアンツルニチニチソウ、レッサー、免疫グロブリン(ボツリズム)、免疫グロブリン(サイトメガロウイルス)、免疫グロブリン(FSME)、免疫グロブリンG、ラビット、抗ヒトT−細胞、免疫グロブリンG、ウマ、抗ヒトT−細胞、免疫グロブリン(B型肝炎)、免疫グロブリン(ヒト)、免疫グロブリン(IgA)、免疫グロブリン(IgG)、免疫グロブリン(IgM)、免疫グロブリン(破傷風)、免疫グロブリン(狂犬病)、免疫グロブリン(水痘帯状ヘルペス)、インダナゾリン、インダパミド、インジゴ根、インジナビール、インドシアニングリーン、インドメタシン、インドラミン、インフリキシマブ、インフルエンザウイルス、ショウガ、イノシン(ジメプラノール−4−アセタミドベンゾエート)1:3、イノシトール、ニコチン酸イノシトール、インスリンアミノキヌライド(ウシ)、インスリンアミノキヌライド(ブタ)、インスリンアスパルト、インスリングラルギン、ヒトインスリン、ヒトインスリン−イソファン、ビファシック、ヒトインスリン亜鉛ミックス、ヒトインスリン亜鉛結晶、インスリンイソファン、インスリンリスプロ、インスリンノーマル(ウシ)、インスリンノーマル(ブタ)、インスリン亜鉛注射懸濁液、不定形(ブタ)、インターフェロンアルファ−2a、インターフェロンアルファ−2b、インターフェロンアルファー2b、リポソーム(PEG)、インターフェロンアルファコン−1、インターフェロンベータ、インターフェロンベータ−1a、インターフェロンベータ−1b、インターフェロンガンマ−1b、内因性因子、イオビトリドール、沃素、ヨーディキサノール、ヨードホルム、沃素(微量元素)、イオヘキソール、イオメプロール、イオパミドール、イオペントール、イオプロマイド、イオサルコール、イソタラミン酸、イオトロラン、イオトロキシ酸、イオベルソール、イオキサグリン酸、イオキサタラミン酸、臭化イプラトロピウム、イプラゾコーム、イルベサルタン、イリノテカン、酢酸イソボルニル、イソコナゾール、イソフルラン、イソロイシン、イソニアジド、イソプレナリン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、イソソルビド2硝酸、イソソルビド1硝酸、イソトレチノイン、イスラディピン、イトラコナゾール、
ヤボランジ葉、ヤラペ、ジャスミン、黄色、カレンズ、ヨーロッパブラック、オトギリソウ、ジョサマイシン、プロピオン酸ジョサミシン、
コーヒー、コーヒーコール、酢酸カリウム、アジピン酸カリウム、アミノエチル燐酸カリウム、臭化カリウム、カンレノン酸カリウム、炭酸カリウム、塩素酸カリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウム、ジクロム酸カリウム、2水素燐酸カリウム、ピロ亜硫酸カリウム、アスパラギン酸水素カリウム、炭酸水素カリウム、グルタミン酸水素カリウム、オキソペンタジエン酸水素カリウム、水酸化カリウム、沃化カリウム、燐酸1水素カリウム、クエン酸水素ナトリウムカリウム、燐酸カリウム、カリウム塩、硫酸カリウム、酒石酸カリウム、硫化石灰、石灰水、ショウブ、カモミール、カモミール油、カモミールローマン、カナマイシン、カンタリデン、ナスチュリチウム、カラヤガム、カルダモムス、ポテト、カシューナッツ、キャットサイム、カバイン、カバ根、ゴナヅス雄、ケラチン、ケルメスベリー、ケタミン、ケトコナゾール、ケトプロフェン、ケトロラックトロメンタノール、ケトチフェン、パイン、精製シリカ、セイヨウバクチノキ、ガラガラヘビ、小脳、ゴボウ、ガーリック、骨、骨髄、軟骨、コバルト、塩化コバルト、アスパラギン酸水素コバルト、硫酸コバルト、インディアンベリー、アキノキリンソウ(モウズイカ花)、薬用木炭、二酸化炭素、コラの木、大腸菌、コラーゲン、コロシントウリ、針葉樹、コパイババルサム、サンゴチュウレッド、コリアンダー、クレオソート、ガーデンスパイダー、ヒッチョウカペッパー、コックローチ、セイヨウオキナグサの花、ヒメウイキョウ、カボチャ、銅、亜砒酸銅、塩化銅(II)、2酢酸銅、グルコン酸銅、アスパラギン酸水素銅、クエン酸銅(II)ナトリウム、硝酸銅、酸化銅、硫酸銅、
イエローベッドストロー、ラケシス、ラシジピン、ラクチトール、ラクトース、ラクチュロース、パージングアガリック、カラマツテルペン、ラミブジン、ラモトリギン、ランソプラゾール、メキシコラレア、ラタノプロスト、テンプリン油、ラウリルプロピレンジアミン、ラベンダー、ヌマヒノキ、肝臓、魚肝油、レシチン、レフルノマイド、亜麻、レノグラチム、レピルジン、レプタンドラ、レルカニジピン、イエローカラクサケマン、レトロゾール、ロイシン、白血球、超濾過、ロイプロレリン、レバミソール、レベチラセタム、レボブノロール、レボカバスチン、レボカルニチン、レボセチリジン、レボドーパ、レボフロキサチン、レボグルタミド、レボメノール、レボメントール、レボメプロマジン、レボメタドン、レボノルゲストレル、レボチロキシン、レボチロキシンナトリウム、リドカイン、ラビッジ、リコマイシン、リンダン、菩提樹、9、12−リノール酸、リオチロニン、α−リポ酸、(±)−α−リポ酸、リシノプリル、リスリド、酢酸リチウム、安息香酸リチウム、炭酸リチウム、リチウムクロラタム、塩化リチウム、クエン酸リチウム、サリシル酸リチウム、リチウム塩、コハク酸リチウム、硫酸リチウム、サワギキョウ、ロドキサマイド、トモシリソウ、セイヨウタンポポ、ロフェプラミン、ロメフロキサシン、ロムスチン、ロナゾラック、ロペラミド、ロピナビール、ロプラゾラム、ロラカルベフ、ロラタジン、ロラゼパム、ロルメタゼパム、ロルノキシカム、ロサルタン、ロバスタチン、ルエシヌム、ヘチマ、ルメファントリン、肺、ナメラカカブトゴケ、ルトロピンアルファ、リンパ節、リノストレノール、リジン、DL−リジンモノアセチルサリシル酸、リゾチーム、
マクロゴール、マクロゴールセチルステアリルエーテル、マクロゴールグリセロステアレート、マクロゴールラウリルエーテル、マクロゴールポリオキシプロピレンドデシルテトラデシルエーテル、ムダール、シモツケソウ、ブッチャースブルーム、マガルドレート、胃、酢酸マグネシウム、アジピン酸マグネシウム、アミノエチル燐酸マグネシウム、アスパラギン酸マグネシウム臭化水素酸塩、アスパラギン酸マグネシウム塩酸塩、炭酸マグネシウム、塩化マグネシウム、クエン酸マグネシウム、弗化マグネシウム、グルコン酸マグネシウム、アスパラギン酸水素マグネシウム、クエン酸水素マグネシウム、グルタミン酸水素マグネシウム、燐酸水素マグネシウム、水酸化マグネシウム、モノ過酸化フタル酸マグネシウム、ニコチン酸マグネシウム、軽質酸化マグネシウム、重質酸化マグネシウム、過酸化マグネシウム、マグネシウムホスフォリコム(hom)、ピリドキサール燐酸マグネシウムグルタメート、マグネシウム塩、硫酸マグネシウム、トリ珪酸マグネシウム、マホニア、ヤマユリ、トウモロコシ、トウモロコシ黒穂病菌、マジョラナ、マラバーナット、マンガフォドピア、塩化マンガン、ジグルコン酸マンガン、二酸化マンガン、アスパラギン酸水素マンガン、硫酸マンガン、マンナ、マンニトール、マプロチリン、オオアザミ、ハシカウイルス、マテ茶、マンネングサ、メベンダゾール、メベベリン、メセトロニウムエチル硫酸、メクロサイクリン、メクロフェノキセート、メクロジン、メダゼパム、メドールヒヌム、メドロゲストン、メドロキシプロゲステロン、セイヨウワサビ、海塩、カイメン、海水、海葱、メフェナミン酸、メフロキン、メフルサイド、酢酸メゲストール、セリ、メリッサ、パパイヤの木、メロキシカム、メルペロン、メルファラン、メマンチン、メナジオール、髄膜炎菌ポリサッカライドワクチン、メニスカス、メノトロピン、メントン、メフェネシン、メピンドロール、メピバカイン、メプロバメート、メプタジノール、メキタジン、メルブロミン、メルカプタミン、メルカプトプリン、メロペネム、メサラジン、メスナ、メステロロン、メストラノール、メスルフェン、メスキシミド、メタ珪酸、メタムフェプラモン、メタミゾール、メテノロン、メテルゴリン、メトフォルミン、塩化メタコリン、メタノール、臭化メタンテリニウム、メテナミン、馬尿酸メテナミン、メテナミン−硝酸銀1:2、メチオニン、メトカルバモール、メトヘキシタール、メトトレキセート、メトキシサレン、メチルドーパ、メチルエルゴメトリン、ヒドロキシ安息香酸メチル、ニコチン酸メチル、メチルオキソ酪酸、メチルオキソ吉草酸(3)、メチルオキソ吉草酸(4)、メチルフェニデート、メチルプレドニソロン、塩化メチルロザリニウム、サリシル酸メチル、塩化メチルチオニニウム、メチルセルギド、メチルジゴキシン、メチプラノロール、メチキセン、メトクロプラミド、メトラゾン、メトプロロール、メトロニダゾール、メキシレチン、メズロシリン、ミアンセリン、ミコナゾール、ミダゾラム、ミドドリン、ミグリトール、マイクロワックス、粉乳、乳酸、ラクトバクテリウムアシドフィルム、ミルリノン、ミルテフォシン、脾臓、合成無機塩、天然無機塩、ミノサイクリン、ミノキシジル、ミント油、ミルタザピン、ミソプロストール、ミストレト、マイトマイシン、ミトキサントロン、塩化ミバクリウム、ミゾラスチン、モクロベミド、モダフィニル、イタリアニンジンボク、モエキシプリル、モフェブタゾン、カリフォルニアポピー、モルグラモスチム、モルシドミン、モリブデン、モメタソンフロレートH2O、モンテルカスト、ミズゴケ、アイリッシュモス、アイスランド・モラキセララクナタ、モロツトコグアルファ、モルフィン、ジャコウ、モキサベリン、モキシフロキサシン、モキソニジン、ムチン、ムコールムセド、ムコールラセモサス、マネーワート、マンプスウイルス、ムピロシン、マーモット、ムロモナブ−CD3、ナツメグ、筋肉、麦角、マイコバクテリウムフレイ、マイコフェノレートモフェチル、没薬、マイテカイン、ミルチロカクタス、マイルトール、
N−(2−ヒドロキシエチル)−10−ウンデセナミド、さい帯、ツキミソウ、イヌホウズキ、ナディッド、ナドロール、ナドロパリンカルシウム、ナファレリン、ナフチドロフリル、ナフチフィン、ナルブフィン、ナロキソン、ナルトレキソン、ナンドロロン、ナファゾリン、ナプロキセン、ナラトリプタン、アメリカンスパイクナード、鼻粘膜、ナタマイシン、ナテグリニド、酢酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アミノエチル燐酸ナトリウム、アウロチオマレイン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、軽質ビツミノスルフォン酸ナトリウム、乾燥ビツミノスルフォン酸ナトリウム、臭化ナトリウム、炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ナトリウムジブネート、2水素燐酸ナトリウム、弗化ナトリウム、フルオロ燐酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、グルタミン酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、沃化ナトリウム、乳酸ナトリウム、ラウリルスルフォ酢酸ナトリウム、モリブデン酸ナトリウム、クエン酸水素ナトリウム、燐酸水素ナトリウム、硝酸ナトリウム、オキサル酢酸ナトリウム、パントテン酸ナトリウム、ペント酸ポリ硫酸ナトリウム、過硼酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、フェニル酪酸ナトリウム、燐酸ナトリウム、ピコ硫酸ナトリウム、サリシル酸ナトリウム、ナトリウム塩、セレン酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、テトラ硼酸ナトリウム、テトラクロロアウラツムナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、副腎、副甲状腺、ネビボロール、ネドクロミル、ネファゾドン、ネフォパム、ナイセリアカタールハリス、ネルフィナビール、ネオマイシン、ネオスチグミン、ネチルミシン、網膜、ネビラピン、ニアウリ油、ニカルジピン、ニセルゴリン、ニセタミド、ニッケル塩、ニクロサミド、ニコボクシル、ニコチン、ニコチンアミド、ニコチノイルプロカイン、ニコチン酸、腎臓、腎臓石、ヘレボア、アメリカンヘレボアホワイト、ニフェジピン、ニフラテル、ニルバジピン、ニモジピン、ニモラゾール、ニムスチン、硝酸ニソルジピン、ニトラゼパム、ニトレンジピン、ニトロフラール、ニトロフラントイン、ニトロプルシドナトリウム、ニトロキソリン、ニザチジン、コナコグアルファ、ノニバミド、ノノキシノール9、ノルダゼパム、ノレピネフリン、ノレチステロン、ノルフェネフリン、ノルフロキサシン、ノルゲスチメート、ノルゲストレル、ノルトリプチリン、ノスカパイン、ナイスタチン、
大腿筋膜、塩化オビドキシム、雄牛胆嚢、オクテニジン、オクトコグアルファ(BHK)、オクトドリン、オクテオチド、燐酸オクチルジフェニル、アグリモニー、オレイン酸、オレイン酸ポリペプチド縮合体、オフロキサカン、オカムラゴケ、オラフルア、オランザピン、セイヨウキョウチクトウ、オリゴジイミノイミド−カルボキシルイミノヘキサメチレン、オリーブ油、オルサラジン、オメプラゾール、オンダンセトロン、オピプラモール、オルシプレナリン、臓器抽出物、臓器混合物、オーリステート、オルニチン、オルニチンアスパルテート、オロチン酸、オロチン酸カルシウム塩、オロチン酸塩素塩H2O、オロチン酸銅塩2H2O、オロチン酸マグネシウム塩、オロチン酸亜鉛塩2H2O、オルフェナドリン、オルソシフォン、ウアバイン、オキサセプロール、オキサシリン、オキサリプラチン、シュウ酸、オキサゼパム、オキシカルバゼピン、オキセドリン、オキセタカイン、オキシコナゾール、オキシロフリン、オキシトリプタン、臭化オキシトロピウム、2−オキソグルタル酸、4−オキソペンタン酸、カルシウム塩、オキソフェニルプロピオン酸、オキシプレノロール、オキシブプロカイン、オキシブチニン、オキシコドン、オキシフェドリン、オキシメタゾリン、オキシポリゼラチン、オキシテトラサイクリン、オキシトシン、
パクリタキセル、パリビズマブ、パラジウム、パルミチン酸、パームリリー、パミドロン酸、臭化パンクロニウム、パンガミン酸、膵臓、膵臓粉末、パンテノール、パントプラゾール、パパイン、ポプラ、パプリカ、パラセタモール、液体パラフィン、流動パラフィン、パラフィン類、パラクレス、パレリア根、パロモマイシン、パロキセチン、トケイソウ、ペガスパルガーゼ、ペクチン、ペラルゴニウム、ペモリン、ペンブトロール、ペンシシロビール、ペニシラミン、ペンタカルシウムヒドロキシドトリ燐酸、ペンタエリスリトール、ペンタエリスリチルテトラナイトレート、ペンタミジン、ペンタゾシン、ペンチフィリン、ペントスタチン、ペントキシフィリン、ペントキシベリン、ペンチルクレゾール、ペプシン、ペラジン、ペルゴライド、ペリインドプリル、ペルメスリン、ペルヘナジン、ペルタクチン、ペルツシスバクテリア、ペルーバルサム、フキ、パセリ、ペチジン、石油、ペパー、ペパーミント、ペパーミント油、ペニクレス、芍薬、フェナマジド、フェナゾン、フェナゾピリジン、フェネチルアルコール、フェニラミン、フェノバルビタール、スルフィン化フェノール−メタナール−尿素縮合物、フェノールフタレイン、フェノキシベンスアミド、フェノキシエタノール、フェノキシメチルペニシリン、フェノキシメチルペニシリンベンザチン、フェノキシプロパノール、フェンプロカウモン、フェニルアラニン、フェニルブタゾン、フェニルエフリン、フェニルプロパノールアミン、フェニルトロキサミン、フェニトイン、フォレドリン、リン脂質、大豆リン脂質、必須リン脂質、ホスホノセリン、燐、燐酸、オルソフタルアルデヒド、フィソスチグミン、フィトメナジオン、ピクリン酸、ピロカルピン、ピロカルプス属、カビ酵素、ピメント、ピモジド、ピンドロール、α−ピネン、β−ピネン、ペニシリウム(フレクエンタン)、ペニシリウム(ノタツム)、ペニシリウム(ロクエフォルチ)、ピオグリタゾン、ピパムペロン、ピペミジン酸、臭化ピペンゾレート、ピペラシリン、ピペロニルブトキサイド、ピポキソラン、ピプリンヒドリネート、ピラセタム、ピレノキシン、ピレンゼピン、ピレタニド、ピリベジル、ピリトラミド、ピロキシカム、ピゾチフェン、胎盤、血漿フィブロネクチン、血漿タンパク質、ヒト血漿タンパク質、VIII因子阻害剤バイパス活性を有するヒトの血漿タンパク質、VIII因子補正活性を有するヒトの血漿タンパク質、動物血漿タンパク質、白金、塩化白金、ニューモコシバクテリア、ポドフィロトキシン、ポドフィルム、ポリクレスレン、ポリドカノール、ポリヘキサナイド、灰白脊髄炎ウイルス、ポレン、ポリアリジン、ポリジメチルシリコーン樹脂、燐酸ポリエスタジオール、ポリエチレン、ポリゲリン、ポリイソブチレン、ポリメタクリル酸、ポリメチルメタクリル酸、ポリメチル尿素誘導体、ポリミキシンB、ポリソルベート、ポリスチレンジビニルベンゼンスルホン酸、ポリチアジド、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、セリビアオレンジ、ポルヒマーナトリウム、ワイルドローズマリー、ムイラブアマ、ポビドン、ポビドン−沃素、プラジュマリウムビタルトレート、プラミペキソール、プラステロン、プラバスタチン、プラゼパム、プラジクアンテルプラゾシン、プレジドニカルベート、プレドニソロン、プレドニソン、プレドニリデン、プリジノール、プリロカイン、プリミドン、プロベネシド、プロカイン、プロカルバジン、プロサイクリジン、プロゲステロン、プログルメタシン、プログルミド、プログアニル、プロリン、プロマジン、プロメタジン、プロパフェノン、1−プロパノール、2−プロパノール、プロピシリン、プロピオニバクテリア、プロピベリン、プロポフォール、プロポリス、プロプラノロール、プロピレングリコール、ヒドロキシ安息香酸プロピル、ニコチン酸プロピル、プロピルチオウラシル、プロピフェナゾン、プロスシラリジン、塩酸プロタミン、プロテアーゼ、プロテインC,プロテウスバクテリア、プロチペンジル、プロトロンビン、プロチオアミド、プロチレリン、プロキシメタカイン、プロキシフィリン、ソリナム、ピロリジン(pyolysine)、ピオシアネウスバクテリア、ピランテル、ピラジンアミド、ピレスルム、臭化ピリドスチグミン、ピリドキシン、ピリメタミン、ピリチオン亜鉛、ピリチノール、ピルビニウムエンボレート、
クエブランチョ、カウチグラス、水銀、塩化水銀(II)、シアン化水銀(II)、シアン化水銀(II)オキサイド、沃化水銀(II)、可溶性水銀、酸化水銀(II)赤、硫化水銀(II)、ワイルドタイム、クエチナピン、キナゴリド、キナプリル、キナプリレート、キニソカイン、キヌプリスチン、マルメロ、
ラベプラゾール、[224Ra]塩化ラジウム、ヨモギギク、ラロキシフェン、ラミプリル、ラニチジン、ラスブリケース、ラタニア、ヘンルーダ、インドジャボク属、インドジャボク属(ボミトリア)、ドクゼリ、ヒメコウジ、レボキセチン、レミフェンタニル、レパグリナイド、レプロテロール、レセルピン、レゾルシノール、レテプラセ、レチノール、ラディッシュ、レビパリンナトリウム、大黄、ロドデントロン、リバビリン、リボフラビン、リボフラビン−5’−燐酸、リボ核酸、リファブチン、リファムピシン、リルゾール、リメキソロン、マリーゴールド、リセドロン酸、リスペリドン、リトナビール、リツキシマブ、リバスチグミン、リザトリプタン、精製ヒマシ油、リゾリパーゼ、臭化ロクロニウム、風疹ウイルス、ロフェコキシブ、ロピニロール、ロピバカイン、ロシグリタゾン、ローズマリー、セイヨウトチノキ、レッドビート、ロキサチジン、ロキシスロマイシン、永久保存脊髄、ヒメフウロ、ルトサイド、ヒドロキシメチル化ルトサイド、ルトサイド硫酸エステル、ナトリウム塩、サバディラ、サビン、ニュージャージーティー、ライトヤシ、べにばな、サフラン、セージ、サルブタモール、サリシルアミド、サリシル酸、サルメテロール、サルモネラ菌、硝酸、ホメオパシー硝酸、塩酸、ビャクダンレッド、シーセッジ、サニクル、イエルバサンタ、サクイナビール、サルサパリラ、スイバ、カタバミ、トクサ、ノコギリソウ、精製頁岩油、ドクニンジン、甲状腺、ケシ、動脈、リンボク、マガリバナ、粘膜、サクラソウ、ヘビ抽出物、ブラックハウ、エンジュ、セランジン、ガガイモ、クロゴケグモ、硫黄、微粉末硫黄、コロイド状硫黄、亜硫酸カリウム、硫酸、アイリス、多色アイリス、スコポラミン、セクレチン、ジンチョウゲ、サンザシ、セレギリン、セレニウム、二硫化セレニウム、ヒメハギ、センナ、セピア、セリン、セラペプターゼ、セルタコナゾール、セルトラリン、セベラマー、セボフルラン、シブトラミン、アミノエチル燐酸銀、タンパク質アセチルタンニン酸銀、コロイド銀、金属銀、硝酸銀、シルデナフィル、シルビニン、シリカ、シマルバ根、シメチコン、シムバスタチン、シフォノスポラポリモルファ、シロリムス、β−シトステロール、スメクタイト、大豆、大豆レシチン、ソマトレリン、ソマトスタチン、ソマトロピン、ヒマワリ、結節ヒマワリ、淡色ムラサキハンゴンソウ、ムラサキハンゴンソウ、エチナセアアウグスチフローラ、ローズマリーサンローズ、モウセンゴケ、カンジダアルビカンス、ソルビン酸、セスキオレイン酸ソルビタン、ソルビトール、ソタロール、アスパラガス、スペクチノマイシン、スパイクラベンダー、スピラマイシン、スピラプリル、スピロノラクトン、ナロウリーブオオバコ、澱粉加水分解物、スタフィロコッシ、ホリースタブジン、ケルプ、シロツメクサ、コールタール、コールタール液、マンネングサ、ヨウシュチドリソウ、スターアニス、オロスタキススピノサ、パンジー、アギ、スカンク、ストラモニウム、ストレプトドルナーゼ、ストレプトキナーゼ、ストレプトコッシ、ストレプトコッカル抗原、ストレプトマイシン、炭酸ストロンチウム、塩化ストロンチウム、ストロファンサス、スプラルフェート、カンゾウ、スフェンタニル、スルバクタム、スルファセタミド、スルファジアジン、スルファジアジン銀、スルファレン、スルファメラジン、スルファメトキサゾール、硫酸スルファサラジン、スルピリド、スルプロストン、スルタミシリン、スルチアム、スマトリプタン、スムブル根、塩化スキサメトニウム、シジギウム、
タバコ、タカルシトール、タクロリムス、タリノール、タモキシフェン、タムスロサン、タンニン、タンニンタンパク質、タランチュラ、イラクサ、タウリン、タウロリジン、ハナハマセンブリ、タザロテン、タゾバクタム、タール、テイコプラニン、テリスロマイシン、テルミサルタン、タマゼパム、テモゾロミド、テネクテプレース、テニポシド、タラゾシン、テルビナフィン、テルブタリン、テルフェナジン、テリジドン、テルリプレッシン、テルペンチン油、水和テルピン、テストラクトン、テストステロン、エナンサン酸テストステロン、プロピオン酸テストステロン、破傷風ウイルス、テトラアセチルエチレンジアミン、テトラブロモクレゾール、テトラカイン、テトラコサクチド、テトラサイクリン、テトラゼパム、テトロキソプリム、テトリゾリン、マツムシソウ、ツノゴマ、酢酸タリウム、硫酸タリウム、テオロデナリン、テオフィリン、テオフィリン−グリシンナトリウム、チアマゾール、チアミン、2水素燐酸チアミン、チアミンジスルフィド、硝酸チアミン、チオシアネート、チオペンタールナトリウム、チオリダジン、チオテパ、トレオニン、トロンビン、トリアリス、タイム、チモール、チモスティムリン(子ウシ)、胸腺、チロトロフィン、チアガビン、チアプライド、チアプロフェン酸、チボロン、チクロピジン、骨炭、オニユリ、パージングクロトン、チリジン、チルドロン酸、チモロール、チニダゾール、チンザパリンナトリウム、チコナゾール、チオグアニン、チオプロニン、チオオキソロン、チロフィバン、2酸化チタン、チザニジン、トブラマイシン、トカイニド、α−トコフェロール、RRR−α−トコフェロール、酢酸α−トコフェロール、酢酸RRR−α−トコフェロール、コハク酸水素DL−α−トコフェロール、コハク酸水素RRR−α−トコフェロール、トルブタミド、トルシクレート、ベラドンナ、ラビウイルス、トルナフテート、塩化トロニン、トルペリソン、トルテロジン、粘土、トピラメート、トペテカン、トラセミド、トレミフェン、キジムシロ、トシルクロマミドナトリウム、トラマドール、トラマゾリン、トラドラプリル、トラネキサミン酸、トラニルシプロミン、トラピジル、トラスツズマブ、トラボプロスト、トラゾドン、トレオスルファン、トレチノイン、トリアシルグリセロールリパーゼ、トリアムシノロン、トリアムシノロンアセトナイド、トリアムシノロンヘキサアセトナイド、トリアムテレン、トリアゾラム、塩化トリブチルテトラデシルホスホニウム、安息香酸トリブチルスズ、トリクロロメチアジド、トリコフィトン抗原、トリコフィトンカビ、トリクロカルバン、トリクロサン、トリフルプロマジン、トリフルリジン、中鎖トリグリセリド、トリヘキシフェニジル、トリメトプリム、トリメチルヘスペリジンカルコン、トリミプラミン、トリペレンアミン、トリプトレリン、トリトカリン、トロホスファミド、トロマンタジン、トロメタモール、トロパルピン、トロピカミド、トロピセトロン、塩化トロスピウム、トロキセルチン、トリプシン、トリプトファン、ツアミノヘプタン、結核菌(BCG)、ツベルクリン、ツロブテロール、チロキサノール、チフス生ワクチン、チフス多糖ワクチン、チラミン、チロシン、チロスリシン、
ニレ、アンデシレン酸、ウラピジル、ウリジン2燐酸、ウリジン1燐酸、ウリジン3燐酸、ウロフォリトロピン、ウロキナーゼ、ウルソデオキシコール酸、ウザラ、
バラシクロビール、バリン、バプロン酸、バルサルタン、バナジウム、バンコマイシン、バリサラウイルス、白ワセリン、臭化ベクロルニウム、ベンラファキシン、ベラパミル、ベルテポルフィン、ビガバトリン、ビロキサジン、ビンブラスチン、ビンカミン、ビンクシスチン、ビンデシン、ビノレルビン、ビンポセチン、ニワヤナギ、杜松、杜松タール、ウメガサソウ、ニガクサ、クレマチス、栗、ワルファリン、水、シロネグサ、ヒヨドリバナ、ジョピーウイード、ヒアシンス、アオウキクサ、チドメグサ、ドクゼリ、過酸化水素、チコリ、ヤナギ、乳香、赤ワイン、サンザシ、コムギ、ニガヨモギ、スズメバチ、スズメバチ毒、ヒメコウジ、ホーステイル、脊柱、バージニアンウォルフスフット、アメリカンジプシーワート、ヨーロッパジプシーワート、ウールワックスアルコール、雄シダ、ヨモギギク、
キサンタンガム、ニコチン酸ザンチノール、キシパミド、キシリトール、キシロメタゾリン、
ヤムイモ(HAB)、ヨヒンベの木、ヨヒンビン、トゥースガード、トゥースピックウィード、アメリカサンショウ、ザルシタビン、ザレプロン、ザナミビール、ブリオニア、ジドブジン、シナモン、ハッカ、亜鉛、酢酸亜鉛、アスパラギン酸亜鉛、塩化亜鉛、ジバレン酸亜鉛、グルコン酸亜鉛、酸化亜鉛、燐酸亜鉛、硫酸亜鉛、スズ、松果腺、酸化ジルコニウム、レモン、シトロネラ、アコナイト、ゾレドロン酸、ゾルメトリプタン、ゾルピデム、ゾピクロン、ゾテピン、糖シロップ、ズクロペンチキソール、オニオン、ジエンセファロン、イトスギ、サイプレススパージ。
【0034】
さらに別な適当な生物活性物質または材料は以下の通りである:
マソファミドBNP7787、D−63153、D−24851、D−70166、D−64131、セマトジンLU103793、LU223651、A−299620、オンコネース(登録商標)ランピナーゼ、ZD−6126(ANG−453)、BMS−188797、BMS−275183、BMS−247550、パクリタキセル、ポリグルタミン酸CT−2103/キシオタックス、E−7070、ER−35744、ABT−751/E−7010、クリプトフィシン52LY−355703、LY−290293、リゾキシン、アンヒドロビンブラスチン、カンツマブメルタシンHuC242−DM1/SB−408075、HuN901−DM1、MLN−591DM1、No.6523、IDN−5109、ビンクリスチンアイネックス、ビンカアルカロイド、ビンクシスチンアルザ、ドラスタチン10、コンブレスタチンA−4、オキシ−COM−102、ET−743エクテインナスシジン、イソホモハリコンドリンB、ビノレルビン ナベルビン(登録商標)、ビンフルニンF−12158、アンヒドロビンブラスチン、ソーセイ、BIWI−1、ソブリドチンTZT−1027、経皮グリセオフルビン、T−138067、T−900607、HTI−286、D−82318、ジスコクデルモリドアナログ、NPI−2350、チューブリン結合物質(チューブリン結合剤)、DIME、VTA抗癌剤、グリベックイマチニブメシレートSTI−571、IMC225、セツキシマブ、イレッサゲフィチニブZD1839、テルセバ(登録商標)エルロチニブOSI−774、CPG−41251、UCN−01、SU−6668TSU−68、ZD6474、TAK−165、バタラニブPTK−787/ZK−222584、CI−1033(PD−183805)、PKI−1166CGP−75166、GW−2016、EKB−569、ABX−EGF、IMC−1C11、セマキサニブSU−5416。
【0035】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の一つに記載の安全容器が提供され、生物活性物質は細胞傷害性物質であることを特徴とする。
【0036】
本発明の意味の範囲の細胞傷害性、または一般的に細胞傷害性物質は、特に細胞増殖抑制剤(癌治療のための化学療法剤)、転移阻害剤および他の抗腫瘍性剤であり、適当な生物活性物質は、さらにメスナまたはBNP7787等の保護剤である。
【0037】
適当な細胞傷害性物質または保護剤は、さらに以下に述べる物質である:
ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレブリン、エトポシド、テニポシド、カルムスチン、ミヌスチン、ロムスチン、シクロホスファミド、エストラムスチン、メルファラン、イホスファミド、トロホスファミド、クロラムブシル、ベンダムスチン、ダルカバジン、ブスルファン、プロケルバジン、トレオスルファン、テモゾロミド、チオテパ、ダウノルブシン、ドキソルブシン、エピルブシン、ミトキサントロン、インダルビシン、ブレオマイシン、マイトマイシン、ダクチノマイシン、メトトレキセート、燐酸フルダラビン、クラドリビン、メルカプトプリン、チオグアニン、シタラビン、フルオロウラシル、ゲムシタビン、カペシタビン、パクリタキセル(タキソール(登録商標))、デセタキセル、カルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、アムサクリン、イリノテカン、トポテカン、インターフェロンアルファ−2b、インターフェロンアルファ−2a、ヒドロキシカルバミド、ミルテフォシン、ペントスタチン、ポリフィマーナトリウム、アルデスロイキン、トレチノイン、アスパラギナーゼ、ペグアスパルガーゼ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、リツキシマブ、燐酸ポリエストラジオール、フォスフェストロール、エチニルエストラジオール、酢酸メドロキシプロゲステロン、カプロン酸ゲストノロン、酢酸メゲストロール、ノレシステロン、リネストレノール、ブセレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ゴセレリン、テストラクトン、テストステロン、タモキシフェン、トレミフェン、フルタミド、ビカチュラミド、シプロテロン、アナストロゾール、エキセメスタン、レトロゾール、フォルメスタン、アミノグルテシミド、フォリン酸カルシウム、アミフォスチン、ラスブリカーゼ、レノグラスチム、モルグラモスチム、フィルグラスチム、メスナ(保護剤)、BNP7787(保護剤)、
生物活性物質のさらに別な例は:無機および有機活性化合物、無機および有機毒素、ワクチン、ウイルス、バクテリア、ベクターであり、
ワクチン:肝炎、風疹、ジフテリア、ポリオ、疱瘡、破傷風、コレラ、麻疹、おたふくかぜ、髄膜炎菌、FSME、ガス壊疽、インフルエンザ、
細胞増殖抑制剤(有機):シクロホスファミド、フルオロウラシル、シスプラチン、イホスファミド、トロフォスアミド、カルムスチン、ロムスチン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、エトポシド、テニポシド、ニムスチン、ミトキサントロン、メソトレキセート、オキサリプラチン、タキソール、マホスファミド、カルボプラチン。
【0038】
さらに適した生物活性物質を以下に述べる:
【0039】
【表1】

組み換えDNA分子を含む研究のためのNIHガイドライン(NIHガイドライン)、2002年4月版、に示される本発明記載のさらに適した生物活性物質を以下に述べる(28〜36ページ参照):
付録A−1.サブリストA
大腸菌属
赤痢菌属
サルモネラ属−アリゾナ属を含む
エテロバクター属
シトロバクター属−レビネア属を含む
クレブシエラ属−オキシトカ属を含む
エルヴィニア属
緑膿菌、シュードモナスプチダ、シュードモナスフルオレスセンス、およびシュードモナスメンドシナ
セラチアマルセッセンス
イエルシニアエンテロコリチカ。
【0040】
付録A−II.サブリストB
バシラスズブチリス
バシラスリチェニフォルミス
バシラスプミルス
バシラスグロビギー
バシラスニガー
バシラスナットー
バシラスアミロリクエファシエンス
バシラスアテリムス。
【0041】
付録A−III.サブリストC
ストレプトマイセスアウレオファシエンス
ストレプトマイセスリモサス
ストレプトマイセスコエリカラー。
【0042】
付録A−IV.サブリストD
ストレプトマイセスグリセウス
ストレプトマイセスシアネウス
ストレプトマイセスベネズエラ。
【0043】
付録A−V.サブリストE
ストレプトコッカスミュータンスまたはストレプトコッカスラクチスDNAのストレプトコッカスサングイスへの1方向転移。
【0044】
付録A−VI.サブクラスF
ストレプトコッカスサングイス
ストレプトコッカスニューモニアエ
ストレプトコッカスファエカリス
ストレプトコッカスパイロゲンス
ストレプトコッカスミュータンス。
【0045】
付録B.ヒト病因活性化合物のリスクによる分類。
【0046】
この付録は、ヒトが摂取した場合、ヒトおよび選択された動物に理論的な危険があることが知られている生物活性化合物または物質を含む。
【0047】
病原性であることが知られている代表的な属と種のリストを示す。
【0048】
付録B−表1:リスクグループ(RG)によるバイオハザード活性化合物(物質)の分類の基礎
健常成人の疾病と関連しないリスクグループ1(RG1)物質
希に重大であり、予防または治療行為が可能であることが多いヒトの疾病に関連するリスクグループ2(RG2)物質
予防または治療行為が可能と思われる(個人のリスクは高いが社会へのリスクは低い)重大かつ致命的疾患に関連するリスクグループ3(RG3)物質
予防または治療行為が通常不可能である(個人および社会へのリスクが高い)ヒトに重大かつ致命的疾病を生じる可能性のあるリスクグループ4(RG4)物質。
【0049】
付録B−I.リスクグループ1(RG1)物質
RG1物質は健常成人の疾患と関連しない。RG1物質の例は以下の通りである:
無胞子バシラスズブチリスまたはバシラスリチェニフォルミス(付録C−IV−A参照、バシラスズブチリスまたはバシラスリチェニフォルミス宿主ベクターシステムは例外);
アデノ関連ウイルス(AAV)1〜4型;および
組換えAAV構築物、遺伝子導入が潜在性催腫瘍性生成物または毒素分子をコードせず、ヘルパーウイルスなしで生成する。(1)完全なリポ多糖を持たず(すなわちO抗原がない)、(2)活性病原性因子(例えばトキシン)またはコロニー化因子を持たず、このような因子をコードする遺伝子を持たない場合、大腸菌のある種(付録C−II−A、大腸菌K−12宿主−ベクターシステムは例外)はRG1物質である。
【0050】
リスクグループ(RG)2、3および4への同定による物質は自動的または暗黙にRG1に分類されない;リスクの見積もりは、それらの物質の既知の、または潜在的な性質、および列記された物質に対する関係に基づき行わなければならない。
【0051】
付録B−II.リスクグループ2(RG2)物質
(RG2)物質は、希に重大であり、予防または治療行為が可能であることが多いヒトの疾患と関連している。
【0052】
付録B−II−A.リスクグループ2(RG2)−クラミジアを含むバクテリア物質
−アシネトバクターバウマニ(以前はアシネトバクターカルコアセチカス)
−アシネトバシラス
−アシネトマイセスパイオゲンス(以前はコリネバクテリウムパイオゲンス)
−アエロモナスハイドロフィラ
−アミコラタアウトトロフィカ
−アルカノバクテリウムヘモリチカム(以前はコリネバクテリウムヘモリチカム)
−アリゾナヒンシャウイ−全ての抗原型
−バシラスアンスラシス
−バルトネラヘンセラエ、B.クインタナ、B.ビンソニ
−B.ペルチュシスを含むボルデテラ
−ボレリアレクレンチス、B.ブルグドルフェリ。
【0053】
−付録B−III−A(RG3)に列記したものを含むブルクホルデリア(以前はシュードモナス種)
−カンピロバクターコリ、C.フェタス、C.ジェジュニ
−オウム病クラミジア、C.トラコマチス、C.ニューモニア
−クラミジアボチュリヌム、Cl.チャウボエイ、Cl.ヘモリチクム、Cl.ヒストリチクム、Cl.ノビイ、Cl.セプチクム、Cl.テタニ
−コリネバクテリウムジフテリアエ、C.シュードチュベルクロシス、C.レナレ
−デルマトフィルスコンゴレンシス
−エドワードシエラタルダ
−エリシペロスリックスルシオパシアエ
−大腸菌−すべて腸管病原性、腸管毒物生成性、腸管侵入性、およびK1抗原を有する株
E coli O157:H7を含む。
−ヘモフィラスドゥクレイ、H.インフルエンザ
−ヘリコバクターピロリ
−クレブシエラ−K.オキシトカ(RG1)を含む全ての種
−L.ニューモフィラを含むレジオネラ
−レプトスピラインテロガンス−全ての抗原型
−リステリア
−モラキセラ
−マイコバクテリウム(付録B−III−A(RG3)に列記されたものを除く)
M.アビウム複合体、M.アジアチカム、M.ボビスBCGワクチン種、M.ケロネル、M.フォルチュニツム、M.カンサシ、M.レプラエ、M.マルモエンセ、M.マリヌム、M.パラチュベルキュロシス、M.スクロフラセウム、M.シミアエ、M.スズルガイ、M.ウルセランス、M.ゼノピを含む。
−マイコプラズマ、制限された動物病原体であるM.マイコイデスおよびM.アガラクチアエを除く
−ネイセリアゴノルヘアエ、N.メニンギチヂス
−ノカルジアアステロイデス、N.ブラシリエンシス、N.オチチヂスカビアルム、N.トランスバレンシス
−ロドコッカスイクイ
−S.アリゾナエ、S.コレラスイス、S.エンテリジジス、S.ガリナルムプロルム、S.メレアグリジス、S.パラチフィ、A、B、C、S.チフィ、S.チフィムリウムを含むサルモネラ
−S.ボイディ、S.ディセンテリアエ、1型、S.フレックスネリ、S.ソンネイ、を含むシゲラ
−スファエロフォルスネクロフォル
−スタフィロコッカスアウレウス
−ストレプトバチルスモニリフォルミス
−S.ニューモニアエ、S.パイオゲンスを含むストレプトコッカス
−トレポネマパリドゥム、T.カラテウム
−ビブリオコレラエ、V.パラヘモリチカス、V.ブルニフィカス
−イエルシアエンテロコリチカ。
【0054】
付録B−II−B.リスクグループ2(RG2)−カビ物質
−ブラストマイセスデルマティティデス
−クラドスポリウムバンチアヌム、C.(キシロハイプナ)トリコデス
−クリプトコッカスネオフォルマンス
−ダクチラリアガロパバ(オクロコニスガロパブム)
−エピデルモフィトン
−エキソフィアラ(ヴァンギエラ)デルマチティジス
−フォンセセアペドロソイ
−ミクロスポルム
−パラコッシジオイデスブラジリエンシス
−ペニシリウムメメッフェイ
−スポロスリックスシェンキ
−トリコフィトン。
【0055】
付録B−II−C、リスクグループ2(RG2)−寄生物質
−A.ヂュオデナーレ、A.セリラニクムを含むアンシクロストローマヒト鉤虫
−アスカリスルムブリコイデススームを含むアスカリス
−B.ダイバージェンス、B.ミクロッチを含むバベシア
−B.マライ、B.チモリを含むブルギアフィラリア虫
−コッシディア
−C.パルブムを含むクリプトスポリジウム
−シスチセルカスセルロサエ(包虫嚢胞、T.ソリウムの幼生)
−E.グラヌロシス、E.マルチロキュラシス、E.ボゲリを含むエチノコッカス
−エンタモエバヒストリチカ
−エンテロビウス
−F.ギガンチカ、F.ヘパチカを含むファッシオラ
−G.ランブリアを含むギアルディア
−ヘテロフィエス
−H.ジミヌタ、H.ナナを含むヒメノレピス
−イソスポラ
−L.ブラジリエンシス、L.ドノバニ、L.エチオピア、L.メジャー、L.メキシカナ、L.ペリバニア、L.トロピカを含むレイシュマニア
−ロア糸状虫
−ミクロスポリジウム
−ナエグレリアフォウレリ
−N.アメリカヌスを含むネカトールヒト鉤虫
−O.ボルブルスを含むオンコセルカフィラリア虫
−サルP.シノモロジ、P.ファルシパリウム、P.マラリアエ、P.オバレ、P.ビバックスを含むプラズモジウム
−S.スイホミニスを含むサルコシスチス
−S.ハエマトビウム、S.インターカラツム、S.ジャポニクム、S.マンソニ、S.メコンギを含むスキストソーマ
−S.ステルコラリスを含むストロンギロイデス
−タエニアソリウム
−T.カニスを含むトキソカラ
−T.ゴンディを含むトキソプラズマ
−トリチネラスパイラリス
−T.ブルセイブルセイ、T.ブルセイガムビエンセ、T.ブルセイローデシエンセ、T.クルジを含むトリパノソーマ
−ブッチェレリアバンクロフティフィラリア虫。
【0056】
付録B−II−D.リスクグループ2(RG2)−ウイルス
ヒトアデノウイルス−全ての型
アルファウイルス(トガウイルス)−グループAアルボウイルス
−イースターンウマ脳脊髄炎ウイルス
−ベネゼリアンウマ脳脊髄炎ワクチン株TC−83
−ウエスターンウマ脳脊髄炎ウイルス
アレナウイルス
−リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス(非向神経性株)
−タカリベウイルス複合体
−U.S.Department of Health and Human Services、Public Health Service、Centers for Disease Control and Prevention and the National Insutitutes of Health、「Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories」、第4版、1999のリストに記載の他のウイルス。(Superintendent of Documents、U.S.Government Printing Office、Washington、D.C.、20402−9371(ストック#017−040−00547−4)、電話(202)512−1800よりコピー入手可能)。
ブンヤウイルス
−ブンヤムウェラウイルス
−リフトバレー熱ウイルスワクチン株MP−12
−U.S.Department of Health and Human Services、Public Health Service、Centers for Disease Control and Prevention and the National Insutitutes of Health、「Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories」、第4版、1999のリストに記載の他のウイルス(上記参照)
カルシウイルス
コロナウイルス
フラビウイルス(トガウイルス)−グループBアルボウイルス
−デングウイルス抗原型1、2、3および4
−黄色熱ウイルスワクチン株17D
−U.S.Department of Health and Human Services、Public Health Service、Centers for Disease Control and Prevention and the National Insutitutes of Health、「Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories」、第4版、1999のリストに記載の他のウイルス
肝炎A、B、C、DおよびEウイルス
ヘルペスウイルス−ヘルペスウイルスシミアエ(モンキーBウイルス)を除く(付録B−IV−D、リスクグループ4(RG4)参照−ウイルス物質)
−サイトメガロウイルス
−エプスタインバールウイルス
−単純ヘルペス1型および2型
−ヘルペスゾースター
−ヒトヘルペスウイルス6型および7型
オルソミキソウイルス
−インフルエンザウイルスA型、B型およびC型
−U.S.Department of Health and Human Services、Public Health Service、Centers for Disease Control and Prevention and the National Insutitutes of Health、「Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories」、第4版、1999のリストに記載の他のダニ媒介オルソミキソウイルス
パポバウイルス
−全てのヒトパピロマウイルス
パラミキソウイルス
−ニューカッスル病ウイルス
−麻疹ウイルス
−おたふく風邪ウイルス
−パラインフルエンザウイルス1、2、3および4型
−呼吸器合胞性ウイルス
パルボウイルス
−ヒトパルボウイルス(B19)
ピコルナウイルス
−コックスサッキエウイルスA型およびB型
−エコウイルス−全ての型
−ポリオウイルス−全ての型、野生型および弱毒型
−リノウイルス−全ての型
ポックスウイルス−モンキーポックスウイルスを含む全ての型(付録B−III−D、リスクグループ3(RG3)を参照−ウイルスおよびプリオン)、およびアラストリム、スモールポックスおよびホワイトポックスを含む限られたポックスウイルス
レトロウイルス−コルチウイルス、ヒトロタウイルス、およびオルビウイルス(コロラドダニ熱ウイルス)を含む全ての型
ラブドウイルス
−ラビエスウイルス−全ての種
−水胞性口内炎ウイルス−VSV−インディアナ、サンジュアンおよびグラスゴーを含む実験室適応株
トガウイルス(アルファウイルスおよびフラビウイルス参照)
−ルビウイルス(ルベラ)。
【0057】
付録B−III.リスクグループ3(RG3)物質
予防または治療行為が可能と思われる重大および致死疾患に関連するRG3物質(個人のリスクは高いが社会的リスクは低い)。
【0058】
付録B−III−A.リスクグループ3(RG3)−リケッチャを含むバクテリア物質
−バルトネラ
−B.アボルタス、B.カニス、B.スイスを含むブルセラ
−バークホルデリア(シュードモナス)マレイ、B.シュードマレイ
−コキシエラブルネッチ
−フランシセラチュラレンシス
−マイコバクテリウムボビス(BCG株を除く、付録B−II−A、リスクグループ2(RG2)参照−クラミジアを含むバクテリア物質)、M.ツベキュロシス
−パステウレラマルトシダB型−「バッファロ」および他の毒性株
−痘瘡リケッチア、R.アウストラリス、R.カナダ、R.コノリ、R.プロワゼキ、R.リケットシ、R.シベリカ、R.チュチュガムシ、R.チフィ(R.ムーセリ)
−ペスト菌。
【0059】
付録B−III−B.リスクグループ3(RG3)−カビ物質
−コッシジオイデスイミチス(胞子形成培養;汚染土壌)
−ヒストプラズマカプシュラツム、H.カプシュラツムバールジュボイシ。
【0060】
付録B−III−C.リスクグループ3(RG3)−寄生性物質なし。
【0061】
付録B−III−D.リスクグループ3(RG3)−ウイルスおよびプリオン
アルファウイルス(トガウイルス)−グループAアルボウイルス
−セミリキ森林ウイルス
−セントルイス脳炎ウイルス
−ベネズエラウマ脳脊髄炎ウイルス(ワクチン株TC−83を除く、付録B−II−D(RG2)参照)
−参照文献中のリストに記載の他のウイルス(第V−C節、第1〜IV節の脚注および参考文献参照)
アレナウイルス
−フレキサル
−リンパ球脈絡髄膜炎ウイルス(LCM)(向神経性株)
ブンヤウイルス
−ハンターンウイルスを含むハンタウイルス
−リフトバレー熱ウイルス
フラビウイルス(トガウイルス)−グループBアルボウイルス
−日本脳炎ウイルス
−黄熱病ウイルス
−U.S.Department of Health and Human Services、Public Health Service、Centers for Disease Control and Prevention and the National Insutitutes of Health、「微生物および生物医学実験室における生物安全(Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories)」、第4版、1999のリストに記載の他のウイルス
ポックスウイルス
−モンキーポックスウイルス
プリオン
−伝染性スポンギオフォーム脳障害(TME)物質(クロイズフェルト−ヤコブ病およびクル物質)レトロウイルス
−ヒト免疫欠損ウイルス(HIV)1型および2型
−ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)1型および2型
−サル免疫欠損ウイルス(SIV)
ラブドウイルス
−水疱性口炎ウイルス。
【0062】
付録B−IV.リスクグループ4(RG4)物質
ヒトに重大かつ致死疾患を生じ得るが、予防または治療処置が通常は不可能である(RG4)物質(個人および社会に高いリスク)。
【0063】
付録B−IV−A.リスクグループ4(RG4)−バクテリア物質
なし。
【0064】
付録B−IV−B.リスクグループ4(RG4)−カビ物質
なし。
【0065】
付録B−IV−C.リスクグループ4(RG4).寄生物質 なし。
【0066】
付録B−IV−D.リスクグループ4(PG4)−ウイルス物質
アデノウイルス
−グアナリトウイルス
−ラッサウイルス
−ジュニンウイルス
−マチュポウイルス
−サビア
ブンヤウイルス(ナイロウイルス)
−クリミアン−コンゴ出血性熱ウイルス
フィロウイルス
−エボラウイルス
−マールブルグウイルス
フラビウイルス(トガウイルス)−グループBアルボウイルス
−アブセッテロフ、中央ヨーロッパ脳炎、ハンザロバ、ヒプル、クムリンゲ、キアサヌーア森林病、オムスク出血性熱およぶロシア春−夏脳炎ウイルスを含むダニ媒介脳炎複合体
ヘルペスウイルスα
−ヘルペスウイルスシミアエ(ヘルペスBまたはモンキーBウイルス)
パラミキソウイルス
−ウマ麻疹ウイルス属
−まだ同定されない出血性熱物質およびウイルス。
【0067】
付録B−V.通常使用される動物ウイルス病原物質
動物病原物質の以下のリストがヒト病原物質に加えられる。どの物質も健常成人の疾患と関係がない。それらは実験室で通常使用されている。ある所の物質、例えばマウス白血病ウイルスの両栄養性および異種栄養性株はヒト細胞に感染し得る。。
【0068】
バキュロウイルス
ヘルペスウイルス
−ヘルペスウイルスアテレス
−ヘルペスウイルスサイミリ
−マレク病ウイルス
−マウスサイトロメガロウイルス
パポバウイルス
−ウシパピローマウイルス
−ポリオーマウイルス
−ショープパピローマウイルス
−サルウイルス40(SV40)
レトロウイルス
−トリ白血病ウイルス
−トリ肉腫ウイルス
−ウシ白血病ウイルス
−ネコ白血病ウイルス
−ネコ肉腫ウイルス
−ギボン白血病ウイルス
−マソン‐ファイザーモンキーウイルス
−マウス乳腺腫瘍ウイルス
−マウス白血病ウイルス
−マウス肉腫ウイルス
−ラット白血病ウイルス。
【0069】
付属B−V−1.マウスレトロウイルスベクター
マウスレトロウイルスベクターはヒト転移実験に使用される。
【0070】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、細胞傷害性物質が1998年1月6日出願(WO98/30545)の国際特許出願PCT/US98/532に記載のイソファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、アクリジン誘導体からなる群より選択されることを特徴とするとする容器が提供される。これらの誘導体は例えば32〜40頁に記載の化合物S303(β−アラニン−N−アクリジン−9−イル−2[ビス(2−クロロエチル)アミノ]エチルエステル)、ミトキサントロン、LHRH作動剤、例えばセトロレリックス、テベレリックス等のLHRH拮抗剤、または2000年3月11日出願の国際特許出願PCT/EP00/02165、および2001年3月12日出願のPCT/EP01/02719に記載のLHRH拮抗剤、例えばLHRH拮抗剤D−63153(例えば酢酸塩として記載されるAc−D−Nal(2)−D−CpaD−Pal(3)−Ser−N−Me−Tyr−D−Hci−Nle−Arg−Pro−D−Ala−NH;CAS295350−45−7)、1997年8月16日出願の国際特許出願PCT/EP97/04474、1999年3月22日出願のPCT/EP99/01918、および2000年9月26日出願のPCT/EP00/09390に記載のN−置換インドール−3−グリオキシルアミド、例えばチューブリン阻害剤D24851(N−ピリジル−4−イル)−[1−(4−クロロベンジル)インドール−3−イル]−グリオキシルアミド、グルホスファミド(glufosofamide)、メスナ(例えば保護剤として)およびBNP7787(ジメスナ、例えば2ナトリウム塩としての2、2’−ジチオビスエタンスルホン酸;例えば保護剤として)である。
【0071】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、i)充填し、密封し、任意にラベルを付けた容器を少なくとも1種のポリマーを含む媒体で処理する工程、およびii)次いで培地で処理した容器を乾燥する工程によって、被覆が施されることを特徴とする容器が提供される。
【0072】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、処理がスプレーで行われることを特徴とするとする容器が提供される。
【0073】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、スプレーがせん断力を用いて(例えばノズルを使用して)、および/または軸力(flow force)を用いて(例えば回転ディスクを使用して)行われることを特徴とする容器が提供される。
【0074】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、処理が浸漬により行われることを特徴とする容器が提供される。
【0075】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、処理が粉末を塗布することにより行われることを特徴とする容器が提供される。
【0076】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、ポリマーを含む粉末、分散液、エマルジョン、懸濁液、溶液および複数成分系(例えば2−または3−成分系;個々の成分は付着の直前に一緒にされる)からなる群からの少なくとも1種の媒体が選択されることを特徴とする容器が提供される。
【0077】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、ポリマーがポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする容器が提供される。
【0078】
本発明のさらに別な局面によれば、増強された、または高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、生物活性物質用の充填され、密封され、任意にラベルを付けた安全容器を製造するプロセスが提供される。その容器は少なくとも1個の開口部と、開口部毎に1個の蓋と、任意にマークを有する中空体を含み、少なくとも1種の生物活性物質が中空体中に充填され、そして被覆が、充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の外部に、完全にまたは部分的に施されている。そのプロセスは、i)充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器を少なくとも1種のポリマーを含む媒体で処理する工程、およびii)媒体で処理された容器を乾燥する工程を特徴とする。
【0079】
このプロセスを簡単な方法で行い得る。本発明によるプロセスを、簡単で迅速に実行する方法で全ての通常の容器の形状と寸法に合わせ得ることが特に利点である。このために、セットアップ時間が無いかごく短く、従って機械の停止時間も短いかまたは無く、成形部品の貯蔵コストが無いか低く、それらを総合して安全容器あたりの製造コストが低くなる。
【0080】
特定の実施形態によれば、本発明の上記局面に記載のプロセスであって、処理前に充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器が洗浄媒体(例えば、注射用水(WFI)またはWFIが不要の場合、より品質の低い水を採用し得る)で処理されることを特徴とするプロセスが提供される。
【0081】
洗浄された容器は次に空気または窒素の流動下で乾燥されることが好ましい。通常、完全な乾燥は目視で行われる。完全な乾燥が次の印刷またはラベル付けが可能であるために必要条件である。印刷を行う前に被覆が施される場合、水溶性ポリマー被覆を用いる場合はWFI(注射用水)の残量が邪魔にならない。
【0082】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載のプロセスであって、処理がほぼ室温(例えば20℃〜25℃)で行われることを特徴とするプロセスが提供される。
【0083】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載のプロセスであって、乾燥がほぼ室温(例えば20℃〜25℃)で行われることを特徴とするプロセスが提供される。
【0084】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載のプロセスであって、被覆が容器に完全に、またはほぼ完全に施されることを特徴とするプロセスが提供される。
【0085】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の安全容器であって、ガラス、プラスチックまたは内部または外部をプラスチックで被覆したガラスで製造されることを特徴とする容器が提供される。
【0086】
適当な種類のガラスは例えばタイプI〜IIIのガラスである。タイプIガラスは例えば液体製品の場合に使用され、タイプIIIガラスは例えば固体に使用され得る。ガラスタイプの組成はUSP(USP26−2003;661章 Containers;2142〜2145頁)およびEP(EP第4版:basic work 2002;第3.2章、Behaltnisse、「Containers」;331〜335頁)。用いられる容器のサイズは、きわめて小型からきわめて大型まで広い範囲で変化し得る。
【0087】
適したプラスチックは例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルおよびTopas(登録商標)(Ticona製シクロオレフィンコポリマー)である。プラスチック容器に対する要請はUSPおよびEPに記載されている(USP26−2003;661章 Containers;2142〜2143頁;2145〜2148頁;EP第4版、basic work 2002;第3.2章、Behaltnisse、「Containers」;331頁、335〜343頁)。使用する容器のサイズはきわめて小型からきわめて大型まで広い範囲で変化し得る。
【0088】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、少なくとも1つの蓋、例えばゴム栓または圧着キャップからなる蓋、または別な蓋システムを有することを特徴とするとするプロセスが提供される。
【0089】
さらに適した蓋システムは:ゴム栓およびBioset(登録商標)、ゴム板および圧着キャップ、Becton&Dickinson製の蓋システム、破砕予定点付き、または無しのガラスシールである。
【0090】
また別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、マークはマーク付きまたはマーク用表面、好ましくは紙および/またはプラスチックのマーク付きラベルであることを特徴とするプロセスが提供される。
【0091】
また別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、生物活性物資が室温で液体、固体または不定形の物理状態を有することを特徴とするプロセスが提供される。
【0092】
また別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、生物活性物質が細胞傷害性物質であることを特徴とするプロセスが提供される。
【0093】
適した生物活性物質または材料は上記で既に詳細に述べたような細胞傷害性物質である。
【0094】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、細胞傷害性物質がイホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303,ミトキサントロン、例えばD−63153等のLHRH作動剤、メスナ(例えば保護剤として)、BNP7787(例えば保護剤として)、およびグルホスファミドからなる群より選ばれることをことを特徴とするとするプロセスが提供される。
【0095】
適した細胞傷害性物質は上記で既に詳細に述べたものである。
【0096】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、スプレーによって処理が行われることを特徴とするとするプロセスが提供される。
【0097】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、スプレーがせん断力の使用(例えばノズルの使用)および/または軸力の使用(例えば回転ディスクの使用)によって行われることを特徴とするプロセスが提供される。
【0098】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、処理が浸漬によって行われることを特徴とするとするプロセスが提供される。
【0099】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、処理が粉末を塗布することによって行われることを特徴とするプロセスが提供される。
【0100】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、少なくとも1種のポリマーを含む媒体が粉末、分散液、エマルジョン、懸濁液、溶液および複数成分系(例えば2−または3−成分系;個々の成分は塗布の直前に一緒にされる)からなる群より選択されることを特徴とするとするプロセスが提供される。
【0101】
さらに別な実施形態によれば、上記の局面または実施形態の1つに記載のプロセスであって、ポリマーがポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とするとするプロセスが提供される。
【0102】
本発明のまた別な局面によれば、増加したかまたは高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する生物活性物質用安全容器であって、上記局面および実施形態の1つに記載のプロセスで示されるように製造され得る容器が提供される。
【0103】
本発明のさらに別な局面によれば、充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の容器の処理のための少なくとも1種のポリマーを含む媒体の使用が提供され、容器は少なくとも1個の開口部を有する中空体と、開口部毎に1個の蓋と、マークと、中空体に充填された少なくとも1種の生物活性物質を有し、媒体による処理により、充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の外側に被覆が施される。
【0104】
被覆を1回または複数回の作業工程で行うことができる。第1層の塗布の後であって第1層の乾燥前、または第1層の塗布と乾燥後に、複数の被覆を最初の塗布と同時に施すことが可能である。同様に上記の工程を第3層またはそれ以後の層の塗布にも応用できる。
【0105】
多数の層を塗布する場合は各層の性質が異なっても良い。例えば容器材料に塗布された第1層が接着性であることが特に有利であり、第2層が磨耗耐性を有することが特に有利である。当業者は本発明に記載の安全容器の性質が特に有利であるように、個々の層の性質を調整し得る。
【0106】
本発明のさらに別な局面によれば、外部表面の汚染除去のための少なくとも1種のポリマーを含み、および/または生物活性物質を充填した生物活性物質用容器の破壊強度と飛散防止強度を増加させる媒体の使用が提供され、容器は少なくとも1個の開口部と、開口部毎に1個の蓋と、マークと、中空体に充填された少なくとも1種の生物活性物質を供えた中空体を有し、充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の外部を被覆して汚染除去が行われる。
【0107】
特定の実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、処理前に充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器を洗浄媒体(通常はWFI水)で処理することを特徴とする使用が提供される。洗浄された容器を次に空気または窒素の流動下で乾燥することが好ましい。通常、完全な乾燥のために目視検査を行う。完全に乾燥することが次のマーク付けを可能にする必須条件である。マークを付ける前に被覆が行われる場合は、水溶性ポリマー被覆を使用する場合は少量のWFI水が残存することは邪魔にならない。
【0108】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、処理がほぼ室温(例えば20℃〜25℃)で行われることを特徴とする使用が提供される。
【0109】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、乾燥がほぼ室温(例えば20℃〜25℃)で行われることを特徴とする使用が提供される。
【0110】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、被覆が容器に完全に、またはほぼ完全に付着することを特徴とする使用が提供される。
【0111】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、容器がガラス、プラスチックまたは内部または外部にプラスチックが被覆されたガラスで製造されることを特徴とする使用が提供される。先に既に記載したように、適した材料は例えば以下の種類のガラスである:ガラス品質I、IIおよびIII(USP=アメリカ薬局方および/またはEP=ヨーロッパ薬局方による)の吹き出しガラスおよびチューブガラスの双方。
【0112】
先に既に記載したように、適した材料は以下のプラスチックである:Ticonaのシクロオレフィンコポリマー(不定形熱可塑性プラスチック)の商品名であるTopas(登録商標)、ポリプロピレン、HDおよびLDポリエチレン、ポリ塩化ビニル。
【0113】
例えば以下の容器タイプおよび形状が適している:1回または複数回の取り出し用のバイアル、輸液ボトルまたはバッグ、アンプル、カプセルまたはシリンジ成形品。
【0114】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、少なくとも1個の蓋を有する、例えばゴム栓および圧着キャップからなるか、または別な蓋システムからなることを特徴とする使用が提供される。
【0115】
さらに適した蓋は例えば先に既に記載した様なアダプター系、例えばBioset Luer、Bioset Infusion(Baxter)である。
【0116】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、マークがマーク表面、好ましくは紙および/またはプラスチック製のマーク付きラベルであることを特徴とする使用が提供される。
【0117】
さらに適したマークは直接印刷、例えばスクリーン印刷プロセスである。ラベル印刷をラベル機械中でインラインで(白線技術)、およびレベル製造業者でオフラインで行うことができる。
【0118】
さらに別な実施形態によれば、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、生物活性物質が室温で液体、固体または不定形物理状態を有することを特徴とする使用が提供される。
【0119】
生物活性物質のさらに適した形態は例えば添加剤入り、または無しの凍結乾燥品、添加剤入り、または無しの結晶化品、注射液、粉末、移植用成形品(ロッド)(ポリ乳酸)である。
【0120】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、生物活性物質が細胞傷害性物質であることを特徴とする使用が提供される。
【0121】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、細胞傷害性物質がイホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303、ミトキサントロン、LHRH拮抗剤、メスナ(例えば保護剤として)、BNP7787(例えば保護剤として)およびグルホスファミドからなる群より選択されることを特徴とする使用が提供される。
【0122】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、処理がスプレーで行われることを特徴とする使用が提供される。
【0123】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、スプレーがせん断力の使用(例えばノズルの使用)および/または軸力の使用(例えば回転ディスクの使用)で行われることを特徴とする使用が提供される。
【0124】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、処理が浸漬で行われることを特徴とする使用が提供される。
【0125】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、処理が粉末を塗布して行われることを特徴とする使用が提供される。粉末の塗布を例えば静電スプレーによって行うことができる。
【0126】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、少なくとも1種のポリマーを含む媒体が粉末、分散液、エマルジョン、懸濁液、ならびに溶液および複数成分系(例えば2−または3−成分系;個々の成分は塗布の直前に一緒にされる)からなる群より選択されることを特徴とする使用が提供される。
【0127】
さらに別な実施形態によると、上記局面および実施形態の1つに記載の使用であって、媒体に含まれる少なくとも1種のポリマーがポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする使用が提供される。
【0128】
塗布にさらに適したポリマーは、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル酸コポリマー、ポリカーボネート、ポリ(メチル)メタクリル酸、エポキシ樹脂、ブタジエンコポリマー、ポリオレフィン、アクリル酸樹脂、メタクリル酸樹脂、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、イオノマーポリアミド、アクリロニトリル、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、およびそれらの混合物である。
【0129】
少なくとも1種のポリマーを含む媒体は例えば無機着色剤(色素)、または有機染料、または可視および/またはUV光に対する光遮蔽因子(その結果さらに光遮蔽効果)等の添加剤を含み得る。さらに別な添加剤は成分の重合のための触媒、消泡剤、流動平滑化剤、レオロジー改良剤、光安定剤または他の組み合わせであり、それらは単独、またはそれぞれの場合で適当な量で上記添加剤と組み合わされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0130】
(発明の詳細な説明)
被覆安全容器は以下の性質/基準のいくつか、または全てを好ましくは満たすべきである。
【0131】
・透明性(透明な外観)および泡がないこと(泡立たない):
透明性は目視検査で評価される。内容物のチェックが可能でなければならない!さらに、被覆に泡がないことを調べるべきである。被覆に泡があると、保護機能の低下をもたらす。
【0132】
・平滑性(平滑)および非粘着性
感触試験により表面が粗すぎないか、試験者の手や手袋に粘着性が残るかどうかをチェックする。被覆は容器表面と同様な平滑性であるべきであり、取り扱い中にどことも粘着してはならない。
【0133】
・ 刺通強度、または飛散防止および破壊強度
DIN55441−2(自由落下)による落下試験を用い、安全容器の衝撃強度を試験することができる。特に重要な基準は破壊強度および飛散防止である。
【0134】
・ 滑り性(さらに加工するために重要)
DIN53375による接着および滑り摩擦値の測定により、滑り挙動を試験できる。
【0135】
・ 温度変化不感受性(耐性)(温度変化耐性)および常用洗剤
ICH Q1による安定性試験(International Conference of Harmonization、通常の洗剤系に耐性−安定性試験)
【0136】
【表2】

可能であれば被覆は握りを残し、容器を握った場合に握った感覚に影響しないか、それが改善されることが必要である。被覆によりこれが改善されたことが容器で触覚により気が付かない場合は、適当なコメントを付けて容器の安全性に関するマークに同時に注意しなければならない。利点:被覆の場合に取り扱いが変化しない。
【0137】
被覆の厚さは容器の形と材料、塗布される媒体の成分のタイプと量、および達成すべき汚染防止および/または破壊強度および飛散防止強度によって変わり得る。厚さは例えば50〜150μmである。
【0138】
被覆の結果、最初の破壊強度を維持して容器の壁の強度を減らすことができる。この方法により、被覆容器の重量を未被覆容器と比較して減少させることができる。破壊強度の増加が壁強度の維持で達成されることが好ましい。
【0139】
塗布される媒体は以下の個々の基準、または全ての基準を満たすべきである:非または難燃性、無臭、皮膚反応がない(皮膚を刺激しない)、有機溶剤がない(無溶剤)、皮膚接触による全身毒性がない、経時劣化耐性。
【0140】
さらに、取り扱い性に悪影響があるので、被覆の外部は世界中の通常の局地温度条件下(熱帯の熱気から南極の寒さまで)で接着性がないか、ほとんどない必要がある。これは乾燥工程(すなわち熱の供給)、または乾燥工程の代わりに、または乾燥工程に加えて除湿空気で行われるUV光で制御される別な硬化工程で行われ得る。
【0141】
熱の供給による硬化では、熱硬化性を有する被覆が便利である。熱可塑性を有する被覆では、別な硬化成分の添加、または熱硬化性を有する第2被覆を別途施すことが有利である。
【0142】
以下の例示的実施形態は、それに限定されることなく本発明を説明することを意図するものである。
【0143】
(例示的実施形態1)
塗装工程の出発点はラベル付け工程から来る別なバイアルである。充填される活性物質の量によって、バイアルの寸法はあるいは20H、30H、50H、75Hおよび100H(DIN58366による)であり、それぞれ50mg(DIN58366によるバイアルサイズ20Hまたは30H)、1g(DIN58366によるバイアルサイズ50Hまたは75H)、および2g(DIN58366によるバイアルサイズ100H)の滅菌結晶性シクロホスファミドが充填される。バイアルのガラスの種類はあるいはガラスIまたはIIIである。チェーンコンベヤーがバイアルをボトルヘッドにピックアップし(ピックアップは例えばa)吸引装置またはグリップ装置による空気作動式、またはb)クランプまたは機械的に制御されるグリップ装置による機械式で行われる)、スプレーブースへ輸送し、そこで「オメガループ」で被覆される。スプレー飛沫に対する機械的防御として、バイアルはスプレーブースの前後で迷路を通過する。スプレーブース中では、バイアルは塗装ユニットをほぼ完全に一周する。ここで覆われた通路はギリシャ文字オメガ(O)の形に相当する。従って、オメガループという用語も生じる。チェーンコンベヤーは例えばマスクにより塗料から保護される。
【0144】
塗料の塗布は回転ディスクである「ディスクアトマイザー」によって行われる。塗料は中心の底に現れ、軸力で外へ移動する。ディスクの端で塗料が噴霧され、ほとんど水平に流れ続ける。塗料が線内またはディスク上で乾燥しないように、塗料の粘度を選ばなければならない。バイアルがオメガループに入ると、前進運動に加えて回転運動(個々の軸の周りの回転)が始まる。このプロセス、およびディスクの振動運動により、底から圧着キャップまでの完全な塗装が保障される。このプロセスを用いて、塗料の塗布をきわめて制御された方法(鋭い塗料の端部、少ない飛散)で行うことができる。この方法の別な利点は、容易に制御され得、徐々に仕上がる塗料の塗布である(均一で容易に制御し得る塗料層)。塗料膜をディスクの回転速度または単位時間当たり噴霧される塗料の量の調節、およびオメガループを通過する速度の双方により調節することができる。スプレーブース中で、塗料が環境中に漏れるのを阻止するために低圧を使用することが多い。塗料に高い電圧を印加し、バイアルに接地電位を生じることにより、塗料プロセスを改善し、スプレー飛沫を減少する。
【0145】
速度: 最大約7,000ボトル/h
間隔: ボトル壁間で最小30mm
ボトルピックアップ間で81mm
コンベヤー速度: 9.45m/分
Φアルファディスク: 約150mm(完全すすぎ機能付き)
回転速度: 15,000〜25,000/分
塗布間隔: 約190mm
Φオメガループ: 約572mm
加工部材ブース壁
間隔: 約300mm
空気設定速度: 最小0.3m/秒
高圧: 0〜100kV、0〜500μA。
【0146】
以下の塗料が下記の塗料の4%強度希釈で適当であると証明された:
Hemmelwrath(Klingenberg、ドイツ)製のHydro−Abziehlack3995.10。塗料システムの主成分は水希釈性無溶剤ポリウレタン分散液である。その他の塗料成分は脱泡、レオロジー性および接着力に寄与する添加剤である。供給される(薄めていない)形では固体含有量が40%であり、その結果残りの60%は水である。1.5%オレイン酸アクロシドが安全データで有害成分と記述される唯一の成分である。塗料は以下の性質を有する:
引火点:100℃
粘度:チキソトロピー流動挙動;攪拌後約8dPa・s
20℃における密度:1.09g/m
水混和性
沸点:100℃
20℃における蒸気圧:24mbar
pH:8.0−9.5
水による4%強度希釈における粘度:攪拌および十分に混合後、約6dPa・s(デシパスカル秒)。
【0147】
塗装プロセス後、回転するバイアルがほぼ25℃までの除湿空気を用いて作動するドライヤーに転送される。Mollierダイアグラムによる水吸収容量が増加するように、乾燥空気の水分含有量は水を凍結除去して極度に下げられる。乾燥機の改良型は、乾燥塔(螺旋コンベヤールート=空間の節約)または蛇行するラインを通ってバイアルが通過する乾燥機(アクセス性に優れる)である。最小の時間で最適の乾燥が保証されるように、乾燥機中の流速が選ばれる。環境湿度と空気流速を適当に選んで、乾燥機中の水分の凝縮が避けられる。
【0148】
乾燥後、カードボックス梱包ユニットへの配送が行われる(通常の生産への交差点)。
【0149】
(例示的実施形態1a:)
ラベルのないバイアルが塗装されるという違いがある例示的実施形態1である。ラベル付けは乾燥後、カードボードボックス梱包ユニットへ配送前に行われる。
【0150】
(例示的実施形態2:)
塗装の出発点はラベル付けから来る個別のバイアルであり、バイアルの塗装はスプレーガンを用いてあるいはここで行われる。充填する活性物質の量に応じて、バイアルのサイズはあるいはDIN58366による20H、30H、50H、75Hおよび100Hであり、それぞれの場合、50mg(DIN58366によるバイアルサイズ20Hまたは30H)、1g(DIN58366によるバイアルサイズ50Hまたは75H)および2g(DIN58366によるバイアルサイズ100H)の滅菌結晶性シクロホスファミドで充填されている。バイアルのガラスのタイプはあるいはIまたはIIIである。
【0151】
例示的実施形態1で示した塗料が使用されるが、スプレーガンでの使用に適切なように任意に粘度を調節することが可能である。減圧下のスプレーブースもこの方法(迷路付き)では必要である。塗装プロセス中、バイアルを回転する。バイアルがスプレーガンの前に立ったままで、ガンの上昇運動によりバイアルの底から圧着キャップまで塗装されるリズミカルな塗装プロセスが可能である。あるいは、スプレーガンが垂直運動に加えて水平運動を行い、バイアルがブースを通過する間、バイアルに随行することも可能である(利点:連続生産;欠点:ブースが大きくなる)。塗料の噴霧は空気駆動で行われる。ノズルが閉塞せず、均一な製品の輸送が保障され、均一な塗料層の厚みが可能であるように、ノズルの圧力と形を選ばなければならない。さらに、圧力はスプレーダイアグラムの要請に対応しなければならない。塗料に高圧を印加し、バイアルの接地電位により、塗装プロセスを最適化することができる。このプロセスではより多くのスプレー飛沫を生じる。塗布の周辺境界は例示的実施形態1の周辺境界より厳密ではない。複雑な形の場合は、ディスクに比べてスプレーガンはより柔軟性を与える。
【0152】
塗装プロセス後、除湿空気を用いてほぼ25℃までで運転される乾燥機に回転バイアルが転送される。Mollierダイアグラムによる水吸収容量が増加するように、乾燥空気の水分含有量は水を凍結除去して極度に下げられる。乾燥機の改良型は、乾燥塔(螺旋コンベヤールート=空間の節約)または蛇行するラインを通ってバイアルが通過する乾燥機(アクセス性に優れる)である。最小の時間で最適の乾燥が保証されるように、乾燥機中の流速が選ばれる。環境湿度と空気流速を適当に選んで、乾燥機中の水分の凝縮が避けられる。
【0153】
乾燥後、カードボード梱包ユニットへの配送が行われる(通常の生産への交差点)。
【0154】
(例示的実施形態2a:)
ラベルのないバイアルが塗装されるという違いがある例示的実施形態2である。ラベル付けは乾燥後、カードボードボックス梱包ユニットへ配送前に行われる。
【0155】
(例示的実施形態3:)
塗装の出発点はラベル付けから来る個別のバイアルであり、バイアルの塗装は浸漬浴中で行われる。充填する活性物質の量に応じて、バイアルのサイズはあるいはDIN58366による20H、30H、50H、75Hおよび100Hであり、それぞれの場合、50mg(DIN58366によるバイアルサイズ20Hまたは30H)、1g(DIN58366によるバイアルサイズ50Hまたは75H)および2g(DIN58366によるバイアルサイズ100H)の滅菌結晶性シクロホスファミドで充填される。バイアルのガラスのタイプはあるいはIまたはIIIである。例示的実施形態1で示した塗料が使用されるが、浸漬浴中での使用に適切なように任意に粘度を調節することが可能である。ヘッド上にピックアップされたバイアルは、処理するバイアルサイズに合わせた浸漬浴を通過する。個々の軸の周りの回転により、完全な濡れが可能になる。浸漬浴を出た後、過剰量の塗料の均一な流出除去を保障するためにバイアルはさらに回転する。さらに、流出時間中、バイアルを若干傾けて置き、その結果生じる明白な最下部点を経て、過剰の塗料をより良好に流下させ得る。
【0156】
この方法では、塗料量の計測を粘度を調節して行う。塗料の流出により、異なった層の厚さ配分が達成される(最下点=最大層厚)。
【0157】
塗装プロセス後、除湿空気を用いてほぼ25℃までで運転される乾燥機に回転バイアルが転送される。Mollierダイアグラムによる水吸収容量が増加するように、乾燥空気の水分含有量は水を凍結除去して極度に下げられる。乾燥機の改良型は、乾燥塔(螺旋コンベヤールート=空間の節約)または蛇行するラインを通ってバイアルが通過する乾燥機(アクセス性に優れる)である。最小の時間で最適の乾燥が保証されるように、乾燥機中の流速が選ばれる。環境湿度と空気流速を適当に選んで、乾燥機中の水分の凝縮が避けられる。
【0158】
乾燥後、カードボード梱包ユニットへの配送が行われる(通常の生産への交差点)。
【0159】
(例示的実施形態3a:)
ラベルのないバイアルが塗装されるという違いがある例示的実施形態3である。ラベル付けは乾燥後、カードボードボックス梱包ユニットへ配送前に行われる。
【0160】
(例示的実施形態4〜9:)
例示的実施形態1〜3、1a、2a、3aに類似の実施形態において、例示的実施形態1〜3および1a、2a、3aで述べた塗料の代わりに以下の塗料も用いられる。
Mankiewicz(Hamburg、ドイツ)製のCelerol−Liquidフィルム362−72 0900透明白色。塗料システムは水希釈性ポリエステル−ポリウレタン分散液からなる。その他の塗料成分は脱泡、レオロジー性および接着力に寄与する添加剤である。固体含有量が45%であり、残りは水である。
【0161】
粘度:チキソトロピー流動挙動
20℃における密度:1g/m
水混和性
沸点:120℃
50℃における蒸気圧:100hPa。
【0162】
(例示的実施形態10〜25:)
例示的実施形態1〜9、1a、2a、3aと類似の実施形態において、DIN58366記載の「褐色ガラスボトル」の代わりにDIN ISO 8362−1記載のチューブガラスボトルも使用し得る。
【0163】
表1a:本発明によるガラス安全容器の外部表面の汚染除去の研究:(i)洗浄前、(ii)洗浄後=塗布前、および(iii)塗布後(=本発明に記載の安全容器)
サイズ20H(=20ml)、30H(=30ml)、50H(=50ml)、75H(=75ml)および100H(=100ml)のバイアル(それぞれガラスタイプIおよびIII製)を適当量の滅菌結晶性シクロホスファミド(バイアル20Hおよび30Hには50mg、バイアル50Hおよび75Hには1g、バイアル100Hには2g)で満たし、栓および圧着キャップで密封する。次いで各バイアルを洗浄液で洗浄する。次いで本発明に記載の方法で被覆する(例示的実施形態1および4に示す方法)。
【0164】
【表3】

1)残量測定のための分析法:GC−MS;検出限界10ng。
【0165】
表1b:本発明によるプラスチック安全容器の外部表面の汚染除去の研究:(i)洗浄前、(ii)洗浄後=塗布前、および(iii)塗布後(=本発明に記載の安全容器)
サイズ20H、30、50H、75Hおよび100Hのバイアル(それぞれプラスチック製)を適当量の滅菌結晶性シクロホスファミド(バイアル20Hおよび30Hには50mg、バイアル50Hおよび75Hには1g、バイアル100Hには2g)で満たし、栓および圧着キャップで密封する。次いで各バイアルを洗浄液で洗浄する。次いで本発明に記載の方法で被覆する(例示的実施形態1および4に示す方法)。
【0166】
【表4】

1)残量測定のための分析法:GC−MS;検出限界10ng。
【0167】
表2: 通常の容器(被覆なし)と本発明の容器(被覆付き)との破壊強度試験の比較
破壊強度:−サイズ20H、30H,50H、75Hおよび100HのガラスタイプIおよびIIIのそれぞれの場合の、10個の被覆および未被覆バイアルを用いる落下試験(それぞれの場合、栓付きで圧着キャップをはめ込んでいるが、安全の理由で充填されていない:約1.5mの高さから石の床上への自由落下)。本発明に記載の被覆は例示的実施形態1および4に従って行われた。
【0168】
【表5】

(1)破壊欠陥とは:破壊されたバイアルを意味し、それによりバイアルの内容物が環境中へ制御されずに放出され得る。
【0169】
表3: 通常の容器(被覆なし)と本発明による容器(被覆付き)との飛散防止強度の比較試験
飛散防止強度=被覆および未被覆バイアルを用いる落下試験
約2mの高さから石の床上への自由落下
サイズ20H、30H、50H、75Hおよび100Hの、ガラスタイプIおよびIIIそれぞれの場合の、10個の被覆および未被覆バイアルを用いる落下試験(それぞれの場合、栓付きで圧着キャップをはめ込んでいるが、安全の理由で充填されていない:約1.5mの高さから石の床上への自由落下)。本発明に記載の被覆は例示的実施形態1および4に従って行われた。
【0170】
【表6】

(1)無傷のポリマー被覆:バイアル内容物の環境への無制御放出が起こり得ない。
【図面の簡単な説明】
【0171】
【図1】図1は、ゴム栓(2)とフリップオフ圧着キャップ(例えばプラスチックキャップ付きアルミニウム)(1)で密封した褐色ガラスボトル(3)を示す:未被覆(A);圧着キャップ(1)を除いて被覆(4)を有する(=部分被覆)(B);圧着キャップ(1)近辺の褐色ガラスボトルのネック領域で被覆(4)が徐々に減少する(C)。
【図2】図2は、未被覆(A)および部分被覆(=圧着キャップ未被覆)(C)のDIN85366による褐色ガラスボトル100Hを示す。
【図3】図3は、未被覆(A)および部分被覆(=圧着キャップ未被覆)(C)のDIN85366による褐色ガラスボトル100Hを用いた破壊強度および飛散防止強度のための落下試験の結果を示す。
【図4】図4は、ディスクアトマイザー(スプレーディスク)(2)および容器(1)の側面図を加えた「オメガループ」(3)を上から見た概略図である:それぞれ任意に容器自体の軸の周りを時計方向(→)または反時計方向(←)に交互に回転する容器(1)は、スプレーディスク(2)の周りを時計方向(→)または反時計方向(←)に交互にベルト(5)上を走行し、ポリマー含有媒体が回転ディスク(2a)の中心に供給され、遠心力でディスク(2a)から離れ、その結果、星型のスプレー領域(4)が主として1平面上のあることになる。スプレーディスク(2)を上昇、下降させる(↑↓)ことにより、スプレー領域(4)の平面を容器(1)のサイズと高さの関数として変化させることができる。
【図5】図5Aは、ラベル付け後の容器のピックアップを示す: シャープペンシルの原理に従って構成されたグリップ装置が星型の外で容器を摘み上げる。グリッパーの機械部分はスプレー飛沫から保護されていることが望ましい。図5Bは、被覆後の容器のピックアップを示す:グリップ装置は容器を丸いスチールバネの円弧内に押し付け、ついで容器を開放する。図5Cは、乾燥後の容器の取り出しを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
増加したかまたは高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の安全容器であり、該容器は少なくとも1個の開口部を有する中空体、各開口部毎に1個の蓋、および任意にラベルを有し、該中空体中に充填した少なくとも1種の生物活性物質を含む容器であって、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器に被覆が完全に、または部分的に施されていることを特徴とする安全容器。
【請求項2】
前記被覆を施す前、または後にラベルを備えることをことを特徴とする、請求項1に記載の安全容器。
【請求項3】
前記充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器への前記被覆の付着の前に、洗浄媒体で処理されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項4】
前記被覆が、室温で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項5】
前記被覆が、前記容器に完全に、またはほとんど完全に施されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項6】
前記容器が、ガラスおよび/またはプラスチックで製造されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項7】
少なくとも1個の蓋が、ゴム栓および圧着キャップを有することを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項8】
マークが、マーク表面、好ましくは紙および/またはプラスチックの印刷ラベルであることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項9】
前記生物活性物質が、室温で液体、固体または不定形物理状態を有することを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項10】
前記生物活性物質が、細胞傷害性物質であることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項11】
前記細胞傷害性物質が、イホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303、ミトキサントロン、LHRH拮抗剤およびグルホスファミドからなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項12】
i)少なくとも1種のポリマーを含む媒体で、前記充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器を処理する工程、およびii)次に前記媒体で処理された該容器を乾燥する工程により、前記被覆が施されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項13】
前記処理が、スプレーで行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項14】
前記スプレーが、せん断力の使用(例えばノズルの使用)および/または軸力の使用(例えば回転ディスクの使用)で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項15】
前記処理が、浸漬で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項16】
前記処理が、粉末の塗布で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項17】
前記少なくとも1種のポリマーを含む媒体が、粉末、分散液、エマルジョン、懸濁液および溶液からなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項18】
前記媒体に含まれる少なくとも1種のポリマーが、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の安全容器。
【請求項19】
増加したかまたは高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の安全容器の製造プロセスであり、該容器は少なくとも1個の開口部を有する中空体、各開口部毎に1個の蓋、および任意にラベルを有し、該中空体中に充填した少なくとも1種の生物活性物質を含む容器であって、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の外側に、被覆が完全にまたは部分的に施され、i)充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器を少なくとも1種のポリマーを含む媒体で処理する工程、およびii)該媒体で処理された該容器を乾燥する工程を有することを特徴とする、製造プロセス。
【請求項20】
前記安全容器が、前記被覆を施す前、または後にラベルを与えられることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項21】
前記処理前に、前記充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器が、洗浄媒体で処理されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項22】
前記処理が、ほぼ室温で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項23】
前記乾燥が、ほぼ室温で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項24】
前記被覆が、完全に、またはほとんど完全に容器に施されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項25】
前記容器が、ガラスおよび/またはプラスチックから製造されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項26】
少なくとも1個の蓋が、ゴム栓および圧着キャップを有することを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項27】
マークが、マーク表面、好ましくは紙および/またはプラスチックの印刷ラベルであることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項28】
前記生物活性物質が、室温で液体、固体または不定形物理状態を有することを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項29】
前記生物活性物質が、細胞傷害性物質であることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項30】
前記細胞傷害性物質が、イホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303、ミトキサントロン、LHRH拮抗剤およびグルホスファミドからなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項31】
前記処理が、スプレーで行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項32】
前記スプレーが、せん断力の使用(例えばノズルの使用)および/または軸力の使用(例えば回転ディスクの使用)で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項33】
前記処理が、浸漬で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項34】
前記処理が、粉末の塗布で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項35】
前記少なくとも1種のポリマーを含む媒体が、粉末、分散液、エマルジョン、懸濁液および溶液からなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項36】
前記媒体に含まれる少なくとも1種のポリマーが、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載のプロセス。
【請求項37】
増加したかまたは高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、上記請求項の1つに記載のプロセスで示されるように調製され得る生物活性物質用安全容器。
【請求項38】
増加したかまたは高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、上記請求項の1つに記載のプロセスで示されるように調製される生物活性物質用安全容器。
【請求項39】
充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の容器の処理のための少なくとも1種のポリマーを含む媒体の使用であって、該容器が、少なくとも1個の開口部を備えた中空体、開口部毎に1個の蓋、マークおよび該中空体中に充填された少なくとも1種の生物活性物質を含み、該媒体による処理により、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の該外側に、被覆が施されている、使用。
【請求項40】
生物活性物質を充填し、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の容器の外部表面の汚染除去、および破壊強度と飛散防止強度の増加のための少なくとも1種のポリマーを含む媒体の使用であって、該容器が、少なくとも1個の開口部を備えた中空体、開口部毎に1個の蓋、マークおよび該中空体中に充填された少なくとも1種の生物活性物質を有し、汚染除去が、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の該外側に被覆を施すことにより行われる、使用。
【請求項41】
前記処理前に、前記充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器が、洗浄媒体で処理されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項42】
前記処理が、ほぼ室温で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項43】
乾燥が、ほぼ室温で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項44】
前記被覆が、完全に、またはほぼ完全に前記容器に施されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項45】
前記容器が、ガラスおよび/またはプラスチックから製造されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項46】
少なくとも1個の蓋が、ゴム栓および圧着キャップを含むことを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項47】
前記マークが、マーク表面、好ましくは紙および/またはプラスチックの印刷ラベルであることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項48】
前記生物活性物質が、室温で液体、固体または不定形物理状態を有することを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項49】
前記生物活性物質が、細胞傷害性物質であることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項50】
前記細胞傷害性物質が、イホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303、ミトキサントロン、LHRH拮抗剤およびグルホスファミドからなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項51】
前記処理が、スプレーで行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項52】
前記スプレーが、せん断力の使用(例えばノズルの使用)および/または軸力の使用(例えば回転ディスクの使用)で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項53】
前記処理が、浸漬で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項54】
前記処理が、粉末の塗布で行われることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項55】
前記少なくとも1種のポリマーを含む媒体が、粉末、分散液、エマルジョン、懸濁液および溶液からなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【請求項56】
媒体に含まれる少なくとも1種のポリマーが、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする、上記請求項の1つに記載の使用。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の安全容器の製造プロセスであり、該容器は少なくとも1個の開口部を有する中空体、各開口部毎に1個の蓋、および任意にラベルを有し、該中空体中に充填した少なくとも1種の生物活性物質を含む容器であって、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器の外側に、被覆が完全にまたは部分的に施され、i)充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器を少なくとも1種のポリマーを含む媒体で処理する工程、およびii)該媒体で処理された該容器を乾燥する工程を有することを特徴とする、製造プロセス。
【請求項2】
前記工程i)における処理が、スプレーで行われることを特徴とする、請項1に記載のプロセス
【請求項3】
前記スプレーが、せん断力の使用(例えばノズルの使用)および/または軸力の使用(例えば回転ディスクの使用)で行われることを特徴とする、請求項に記載のプロセス
【請求項4】
前記処理が、浸漬で行われることを特徴とする、請項1に記載のプロセス
【請求項5】
前記処理が、粉末の塗布で行われることを特徴とする、請項1に記載のプロセス
【請求項6】
前記被覆を施す前、または後に前記安全容器がラベルを備えることを特徴とする、請求項1-〜5のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項7】
前記充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器への前記処理の前に、洗浄媒体で処理されることを特徴とする、請求項-1〜6のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項8】
前記処理が、およそ室温で行われることを特徴とする、請求項-1〜7のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項9】
前記乾燥が、およそ室温で行われることを特徴とする、請求項-1〜8のいずれか1項に記載のプロセス。
【請求項10】
前記被覆が、前記容器に完全に、またはほとんど完全に施されることを特徴とする、請求項-1〜9のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項11】
前記容器が、ガラスおよび/またはプラスチックで製造されることを特徴とする、請求項-1〜10のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項12】
少なくとも1個の蓋が、ゴム栓および圧着キャップを有することを特徴とする、請求項-1〜11のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項13】
前記生物活性物質が、細胞傷害性物質であることを特徴とする、請求項-1〜12のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項14】
前記細胞傷害性物質が、イホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303、ミトキサントロン、LHRH拮抗剤およびグルホスファミドからなる群より選択されることを特徴とする、請求項-1〜13のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項15】
前記媒体に含まれる少なくとも1種のポリマーが、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする、請求項-1〜14のいずれか1項に記載のプロセス
【請求項16】
い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の安全容器であり、該容器は少なくとも1個の開口部を有する中空体、各開口部毎に1個の蓋、および任意にラベルを有し、該中空体中に充填した少なくとも1種の生物活性物質を含む容器であって、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器に被覆が施されていることを特徴とする安全容器。
【請求項17】
前記被覆が、前記容器に完全に、またはほとんど完全に施されることを特徴とする、請求項16に記載の安全容器。
【請求項18】
前記容器が、ガラスおよび/またはプラスチックで製造されることを特徴とする、請求項16または17に記載の安全容器。
【請求項19】
少なくとも1個の蓋が、ゴム栓および圧着キャップを有することを特徴とする、請求項16〜18のいずれか1項に記載の安全容器。
【請求項20】
前記生物活性物質が、細胞傷害性物質であることを特徴とする、請求項16〜19のいずれか1項に記載の安全容器。
【請求項21】
前記細胞傷害性物質が、イホスファミド、シクロホスファミド、トロホスファミド、マホスファミド、S303、ミトキサントロン、LHRH拮抗剤およびグルホスファミドからなる群より選択されることを特徴とする、請求項16〜20のいずれか1項に記載の安全容器。
【請求項22】
前記媒体に含まれる少なくとも1種のポリマーが、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択されることを特徴とする、請求項16〜21のいずれか1項に記載の安全容器。
【請求項23】
高い破壊強度および飛散防止強度、ならびに無汚染外部表面を有する、充填され、密封され、任意にラベルを付けた生物活性物質用の安全容器であり、該容器は少なくとも1個の開口部を有する中空体、各開口部毎に1個の蓋、および任意にラベルを有し、該中空体中に充填した少なくとも1種の生物活性物質を含む容器であって、該容器が、ガラスで製造されており、該充填され、密封され、任意にラベルを付けた容器に被覆が完全に、または部分的に施されており、そして該被覆が、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリエステル−ポリウレタン混合物からなる群より選択される少なくとも1種のポリマーを含むことを特徴とする、安全容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2006−516235(P2006−516235A)
【公表日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−500539(P2006−500539)
【出願日】平成16年1月9日(2004.1.9)
【国際出願番号】PCT/EP2004/000098
【国際公開番号】WO2004/063036
【国際公開日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(501453189)バクスター・ヘルスケヤー・ソシエテ・アノニム (289)
【氏名又は名称原語表記】BAXTER HEALTHCARE S.A.
【出願人】(591013229)バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド (448)
【氏名又は名称原語表記】BAXTER INTERNATIONAL INCORP0RATED
【Fターム(参考)】