生産体系作成システムおよび生産体系作成方法
【課題】各種複数の生産要素をその上位概念から下位概念に向かって自由に組み合わせることで各種物品の生産体系を作成することができる生産体系作成システムを提供する。
【解決手段】生産体系作成システムでは、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を参照しつつ、任意の時点における生産体系の作成に必要な各種複数の3項関係を関係データベース18から抽出するとともに、抽出した3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を種別データベース17から抽出し、関係データベース18から抽出したそれら3項関係を統合し、統合した3項関係に従って、種別データベース17から抽出したそれら生産要素をその上位概念から下位概念に向かって一連につなげることで任意の時点における各種物品の生産体系を生成する。
【解決手段】生産体系作成システムでは、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を参照しつつ、任意の時点における生産体系の作成に必要な各種複数の3項関係を関係データベース18から抽出するとともに、抽出した3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を種別データベース17から抽出し、関係データベース18から抽出したそれら3項関係を統合し、統合した3項関係に従って、種別データベース17から抽出したそれら生産要素をその上位概念から下位概念に向かって一連につなげることで任意の時点における各種物品の生産体系を生成する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上位概念から下位概念に向かって分岐する生産要素の組み合わせから物品の生産体系を作成する生産体系作成システムにおいて、
前記生産要素どうしが、任意の第1生産要素とその直近下位に連なる第2生産要素との上下の2項関係によって連繋するとともに、前記第1および第2生産要素と該第2生産要素の直近下位に連なる第3生産要素との上下の3項関係によって連繋し、前記システムが、種類の異なる複数の前記生産要素とそれら生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点とを格納した種別データベースと、種類の異なる複数の前記2項関係および前記3項関係とそれら2項関係、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点とを格納した関係データベースとを備え、それら生産要素を使用して各種物品に対応する過去から現在までの任意の時点における生産体系を生成する生産体系生成手段を実行し、
前記生産体系生成手段では、前記3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を参照しつつ、前記任意の時点における生産体系の作成に必要な各種複数の前記3項関係を前記関係データベースから抽出するとともに、抽出した前記3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を統合し、統合した3項関係に従って、前記種別データベースから抽出したそれら生産要素をその上位概念から下位概念に向かって一連につなげることで前記任意の時点における各種物品の生産体系を生成することを特徴とする生産体系作成システム。
【請求項2】
前記生産体系作成システムでは、前記種別データベースが複数の第1〜第n種別データベースに区分され、前記生産要素の種類を特定する第1〜第n種別番号がそれら生産要素に個別に設定され、それら生産要素が前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースに格納され、前記2項関係を形成する第1および第2生産要素の種別番号と前記3項関係を形成する第1〜第3生産要素の種別番号とが前記関係データベースに格納され、
前記生産体系生成手段では、抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出した3項関係の第1〜第3生産要素の第1〜第n種別番号を参照しつつ、それら3項関係を形成する生産要素のうちの同一の種別番号の生産要素どうしを結合させることで抽出した各種複数の3項関係を統合する請求項1記載の生産体系作成システム。
【請求項3】
前記生産体系作成システムでは、前記生産要素を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら生産要素に個別に設定され、前記生産体系生成手段によって生成された生産体系のうち、部門毎に必要な生産要素のみから形成された部門別の生産体系を出力する部門別生産体系出力手段を実行し、
前記部門別生産体系出力手段では、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素の前記第1〜第n部門別番号を参照し、同一の部門別番号に対応する生産要素のみから作られた生産体系を出力する請求項1または請求項2に記載の生産体系作成システム。
【請求項4】
前記生産体系作成システムでは、前記種別データベースに格納された各生産要素を現在または過去に遡って改変可能、かつ、前記関係データベースに格納された第1〜第3生産要素の少なくとも1つを現在または過去に遡って改変可能であり、前記生産体系生成手段では、前記種別データベースに格納された各生産要素と前記関係データベースに格納された前記第1〜第3生産要素とが改変されると、改変されたあらたな生産要素を使用し、改変後の第1〜第3生産要素から形成されるあらたな3項関係を用いて該3項関係を再び統合し、統合した3項関係に従って各種物品に対応する生産体系を再び生成する請求項1ないし請求項3いずれかに記載の生産体系作成システム。
【請求項5】
前記生産体系作成システムでは、生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能、かつ、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能である請求項1ないし請求項4いずれかに記載の生産体系作成システム。
【請求項6】
上位概念から下位概念に向かって分岐する生産要素の組み合わせから物品の生産体系を作成する生産体系作成方法において、
前記生産体系作成方法が、種類の異なる複数の前記生産要素を格納するとともに、それら生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を格納した種別データベースと、任意の第1生産要素とその直近下位に連なる第2生産要素との上下の2項関係によって連繋する前記生産要素どうしの各種複数の前記2項関係を格納し、前記第1および第2生産要素と該第2生産要素の直近下位に連なる第3生産要素との上下の3項関係によって連繋する前記生産要素どうしの各種複数の前記3項関係を格納するとともに、それら2項関係、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を格納した関係データベースとを含み、
前記生産体系作成方法では、前記3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を参照しつつ、任意の時点における前記生産体系の作成に必要な各種複数の3項関係を前記関係データベースから抽出するとともに、抽出した3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を統合し、統合した3項関係に従って、前記種別データベースから抽出したそれら生産要素をその上位概念から下位概念に向かって一連につなげることで前記任意の時点における各種物品の生産体系を生成し、生成した生産体系を格納かつ出力することを特徴とする生産体系作成方法。
【請求項7】
前記種別データベースが、複数の第1〜第n種別データベースに区分され、前記生産要素の種類を特定する第1〜第n種別番号が、それら生産要素に個別に設定され、それら生産要素が、前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースに格納され、前記2項関係を形成する第1および第2生産要素の種別番号と前記3項関係を形成する第1〜第3生産要素の種別番号とが、前記関係データベースに格納され、
前記生産体系作成方法では、抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出した3項関係の第1〜第3生産要素の第1〜第n種別番号を参照しつつ、それら3項関係を形成する生産要素のうちの同一の種別番号の生産要素どうしを結合させることで抽出したそれら3項関係を統合する請求項6記載の生産体系作成方法。
【請求項8】
前記生産体系作成方法では、前記生産要素を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら生産要素に個別に設定され、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素の前記第1〜第n部門別番号を参照し、生成した生産体系のうち、同一の部門別番号に対応する生産要素のみから作られた部門別の生産体系を出力する請求項6または請求項7に記載の生産体系作成方法。
【請求項9】
前記生産体系作成方法では、前記種別データベースに格納された各生産要素を現在または過去に遡って改変可能、かつ、前記関係データベースに格納された第1〜第3生産要素の少なくとも1つを改変可能であり、前記種別データベースに格納された各生産要素と前記関係データベースに格納された前記第1〜第3生産要素とが改変されると、改変されたあらたな生産要素を使用し、改変後の第1〜第3生産要素から形成されるあらたな3項関係を用いて該3項関係を再び統合し、統合した3項関係に従って各種物品に対応する生産体系を再び生成する請求項6ないし請求項8いずれかに記載の生産体系作成方法。
【請求項10】
前記生産体系作成方法では、生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能、かつ、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能である請求項6ないし請求項9いずれかに記載の生産体系作成方法。
【請求項1】
上位概念から下位概念に向かって分岐する生産要素の組み合わせから物品の生産体系を作成する生産体系作成システムにおいて、
前記生産要素どうしが、任意の第1生産要素とその直近下位に連なる第2生産要素との上下の2項関係によって連繋するとともに、前記第1および第2生産要素と該第2生産要素の直近下位に連なる第3生産要素との上下の3項関係によって連繋し、前記システムが、種類の異なる複数の前記生産要素とそれら生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点とを格納した種別データベースと、種類の異なる複数の前記2項関係および前記3項関係とそれら2項関係、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点とを格納した関係データベースとを備え、それら生産要素を使用して各種物品に対応する過去から現在までの任意の時点における生産体系を生成する生産体系生成手段を実行し、
前記生産体系生成手段では、前記3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を参照しつつ、前記任意の時点における生産体系の作成に必要な各種複数の前記3項関係を前記関係データベースから抽出するとともに、抽出した前記3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を統合し、統合した3項関係に従って、前記種別データベースから抽出したそれら生産要素をその上位概念から下位概念に向かって一連につなげることで前記任意の時点における各種物品の生産体系を生成することを特徴とする生産体系作成システム。
【請求項2】
前記生産体系作成システムでは、前記種別データベースが複数の第1〜第n種別データベースに区分され、前記生産要素の種類を特定する第1〜第n種別番号がそれら生産要素に個別に設定され、それら生産要素が前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースに格納され、前記2項関係を形成する第1および第2生産要素の種別番号と前記3項関係を形成する第1〜第3生産要素の種別番号とが前記関係データベースに格納され、
前記生産体系生成手段では、抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出した3項関係の第1〜第3生産要素の第1〜第n種別番号を参照しつつ、それら3項関係を形成する生産要素のうちの同一の種別番号の生産要素どうしを結合させることで抽出した各種複数の3項関係を統合する請求項1記載の生産体系作成システム。
【請求項3】
前記生産体系作成システムでは、前記生産要素を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら生産要素に個別に設定され、前記生産体系生成手段によって生成された生産体系のうち、部門毎に必要な生産要素のみから形成された部門別の生産体系を出力する部門別生産体系出力手段を実行し、
前記部門別生産体系出力手段では、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素の前記第1〜第n部門別番号を参照し、同一の部門別番号に対応する生産要素のみから作られた生産体系を出力する請求項1または請求項2に記載の生産体系作成システム。
【請求項4】
前記生産体系作成システムでは、前記種別データベースに格納された各生産要素を現在または過去に遡って改変可能、かつ、前記関係データベースに格納された第1〜第3生産要素の少なくとも1つを現在または過去に遡って改変可能であり、前記生産体系生成手段では、前記種別データベースに格納された各生産要素と前記関係データベースに格納された前記第1〜第3生産要素とが改変されると、改変されたあらたな生産要素を使用し、改変後の第1〜第3生産要素から形成されるあらたな3項関係を用いて該3項関係を再び統合し、統合した3項関係に従って各種物品に対応する生産体系を再び生成する請求項1ないし請求項3いずれかに記載の生産体系作成システム。
【請求項5】
前記生産体系作成システムでは、生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能、かつ、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能である請求項1ないし請求項4いずれかに記載の生産体系作成システム。
【請求項6】
上位概念から下位概念に向かって分岐する生産要素の組み合わせから物品の生産体系を作成する生産体系作成方法において、
前記生産体系作成方法が、種類の異なる複数の前記生産要素を格納するとともに、それら生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を格納した種別データベースと、任意の第1生産要素とその直近下位に連なる第2生産要素との上下の2項関係によって連繋する前記生産要素どうしの各種複数の前記2項関係を格納し、前記第1および第2生産要素と該第2生産要素の直近下位に連なる第3生産要素との上下の3項関係によって連繋する前記生産要素どうしの各種複数の前記3項関係を格納するとともに、それら2項関係、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を格納した関係データベースとを含み、
前記生産体系作成方法では、前記3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を参照しつつ、任意の時点における前記生産体系の作成に必要な各種複数の3項関係を前記関係データベースから抽出するとともに、抽出した3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を統合し、統合した3項関係に従って、前記種別データベースから抽出したそれら生産要素をその上位概念から下位概念に向かって一連につなげることで前記任意の時点における各種物品の生産体系を生成し、生成した生産体系を格納かつ出力することを特徴とする生産体系作成方法。
【請求項7】
前記種別データベースが、複数の第1〜第n種別データベースに区分され、前記生産要素の種類を特定する第1〜第n種別番号が、それら生産要素に個別に設定され、それら生産要素が、前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースに格納され、前記2項関係を形成する第1および第2生産要素の種別番号と前記3項関係を形成する第1〜第3生産要素の種別番号とが、前記関係データベースに格納され、
前記生産体系作成方法では、抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素を前記第1〜第n種別番号に基づいて前記第1〜第n種別データベースから抽出し、前記関係データベースから抽出した3項関係の第1〜第3生産要素の第1〜第n種別番号を参照しつつ、それら3項関係を形成する生産要素のうちの同一の種別番号の生産要素どうしを結合させることで抽出したそれら3項関係を統合する請求項6記載の生産体系作成方法。
【請求項8】
前記生産体系作成方法では、前記生産要素を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら生産要素に個別に設定され、前記関係データベースから抽出したそれら3項関係を形成する第1〜第3生産要素に対応した各種複数の生産要素の前記第1〜第n部門別番号を参照し、生成した生産体系のうち、同一の部門別番号に対応する生産要素のみから作られた部門別の生産体系を出力する請求項6または請求項7に記載の生産体系作成方法。
【請求項9】
前記生産体系作成方法では、前記種別データベースに格納された各生産要素を現在または過去に遡って改変可能、かつ、前記関係データベースに格納された第1〜第3生産要素の少なくとも1つを改変可能であり、前記種別データベースに格納された各生産要素と前記関係データベースに格納された前記第1〜第3生産要素とが改変されると、改変されたあらたな生産要素を使用し、改変後の第1〜第3生産要素から形成されるあらたな3項関係を用いて該3項関係を再び統合し、統合した3項関係に従って各種物品に対応する生産体系を再び生成する請求項6ないし請求項8いずれかに記載の生産体系作成方法。
【請求項10】
前記生産体系作成方法では、生産要素の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能、かつ、3項関係の生産体系形成時点および生産体系からの離脱時点を過去に遡って変更可能である請求項6ないし請求項9いずれかに記載の生産体系作成方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【公開番号】特開2008−52535(P2008−52535A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−228835(P2006−228835)
【出願日】平成18年8月25日(2006.8.25)
【出願人】(597008717)株式会社クラステクノロジー (13)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年8月25日(2006.8.25)
【出願人】(597008717)株式会社クラステクノロジー (13)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]