説明

用紙の中央線の位置を測定する透明プラスチック直線定規

【課題】日本工業規格サイズの用紙と日本工業規格以外のサイズの用紙ともに適用し、用紙の中央線の位置を能率よく正確に測定することを可能にする透明なプラスチック直線定規を提供する。
【解決手段】本発明は、透明なプラスチック定規板1に定規中央線2を引き、これを基準として左右対称に日本工業規格サイズの用紙の両端を示す日本工業規格用紙の表示線3が引かれている。また、透明なプラスチック定規板1の一方の側に定規中央線2から左右対称の位置に定規中央線からの長さを示す目盛り数字4が記入され、本定規のもう一方の側には従来の直線定規機能部5である長さを表す目盛り数字が記入されている。これら各機能を用いることにより様々な用紙の中央線の位置を能率よく正確に測定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙の中央線の位置を能率よく正確に測定するための目盛り数字や表示線が記入された透明なプラスチック直線定規に関するものである。
【背景技術】
【0002】
用紙の中央線の位置を測定する場合、用紙の幅を従来の直線定規で測ってその半分の長さを計算して出し、改めて従来の定規を使って用紙の端からその長さ分の位置を測定しなければならなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べたように、従来の直線定規を用いて用紙の中央線の位置を測定する場合、能率が悪く手間がかかるものであった。
【0004】
本発明はこのような従来の不便を解決しようとするものであり、本発明の定規を使用することによって能率よく正確に用紙の中央線の位置を測定することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
透明なプラスチック定規板1は、定規中央線2を基準として左右対称に日本工業規格用紙の両端を示す日本工業規格用紙の表示線3が引かれている。また、透明なプラスチック定規板1の一方の側に定規中央線2から左右対称の位置に定規中央線2からの長さを示す目盛り数字4が記入されている。
【0006】
透明なプラスチック定規板1のもう一方の側には従来の直線定規機能部5である長さを表す目盛り数字が記入されている。
【0007】
以上述べた目盛り数字や表示線および透明なプラスチック定規板1が透明であることによって、日本工業規格または規格外サイズの用紙の種類を問うことの必要もなく、測定する用紙の上に本発明定規を置いて能率よく正確に用紙の中央線の位置が測定できるのである。
【発明の効果】
【0008】
上述したように、本発明定規を測定する用紙の上に置くことによって能率よく正確に用紙の中央線の位置が測定できる。これにより従来の作業と比べて数段手間が省け心理的負担も軽減されるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態および、一実施例を図に基づいて説明する。
【0010】
図において、本発明の本体である透明なプラスチック定規板1は透明なプラスチック素材でできている。
【0011】
透明なプラスチック定規板1に定規中央線2を記入する。これを基準として左右対称に日本工業規格用紙の両端の位置を示す日本工業規格用紙の表示線3を記入する。つづいて透明なプラスチック定規板1の一方の側に定規中央線2から左右対称の位置に定規中央線2からの長さを示す目盛り数字4を記入する。さらに透明なプラスチック定規板1のもう一方の側に従来の直線定規機能部5である長さを表す目盛り数字を記入する。以上で本発明定規は完成である。
【0012】
本発明定規の一実施例を簡単に説明すると、測定する用紙の上に本発明定規を置く。つづいて本発明定規の各機能を用いて用紙の両端の位置と中央線の位置を測定するのである。
【0013】
さらに直線を引くときや長さを測りたいときは従来の直線定規機能部5を使って作業を行う。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】上面図
【図2】正面図
【図3】側面図
【符号の説明】
【0015】
1 透明なプラスチック定規板
2 定規中央線
3 日本工業規格用紙の表示線
4 定規中央線2からの長さを示す目盛り数字
5 従来の直線定規機能部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
日本工業規格サイズの用紙の中央線の位置を能率よく正確に測定することを可能にする表示線や目盛り数字が記入された透明なプラスチック直線定規。
【請求項2】
日本工業規格以外のサイズの用紙の中央線の位置を能率よく正確に測定することを可能にする表示線や目盛り数字が記入された請求項1記載の透明なプラスチック直線定規。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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