説明

田植機のフロントアクスル部

【課題】フロントアクスル部の強度および作業性を向上させた移植機を提供する。
【解決手段】機体フレーム3上にミッションケース4を取付け、ミッションケース4の左右側面にフロントアクスル部55を連設するとともに、フロントアクスル部55は、フロントアクスルケース56と、フロントアクスルケース56の下方に設けた、車軸を覆設するベアリングケース59とを含み、フロントアクスルケース56の上端部を、機体フレーム3に固定した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機体フレーム上にミッションケースを取付け、ミッションケースの左右側面にフロントアクスル部を連設するとともに、フロントアクスル部は、ドライブ軸およびバネを内装するフロントアクスルケースと、フロントアクスルケースの下方に設けた、車軸を覆設するベアリングケースとを含む移植機に関し、より詳細には、フロントアクスルケースの上端部を機体フレームに固定した移植機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の移植機としての田植機には、機体を構成する車体フレームを、前部フレームと中間フレームと後部フレームとに3分割させ、車体フレームを長尺一体構造とするものに比べ、取扱及び組立性を良好にするとともに、ミッションケースの左右側面に連設したフロントアクスル部を構成するフロントアクスルケースの中途部を、ブラケットを介して中間フレームに着脱自在に連結させて、ミッションケースとフロントアクスルケースとを一体とさせた取付け及び取外しを容易とし、ミッションケース及びフロントアクスルケースのメンテナンス性を向上させたもの(特許文献1)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−297030号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のような田植機では、振動や路面からのトルク反力により大きな負荷がかかるフロントアクスルケースを、その中途部位置においてブラケットを介して機体フレームに取付けられているため、フロントアクスルケースの支持位置がフロントアクスルケースの中途部近傍に偏ることから、フロントアクスルケースの強度をより向上させることができないという問題があった。また、フロントアクスル部を構成するベアリングケースのオイルシール覆設部と、車軸に設けたフランジとの間にわずかな隙間を有しているため、この隙間から泥などの異物がオイルシール内に侵入したり、上記隙間に藁屑などの供雑物が巻きつくことでシールの寿命が短くなり、シールオイルの交換頻度が多くなるために作業性が悪いという問題もあった。
そこで、この発明の目的は、フロントアクスル部の強度および作業性を向上させた田植機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このため、請求項1に記載の発明は、機体フレーム上にミッションケースを取付け、前記ミッションケースの左右側面にフロントアクスル部を連設するとともに、前記フロントアクスル部は、フロントアクスルケースと、前記フロントアクスルケースの下部に連設した、ベアリングを覆設するベアリングケースとを含む移植機において、前記フロントアクスルケースの上端部を、前記機体フレームに固定したことを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移植機において、前記フロントアクスルケースの上端部は、前記機体フレームに、ブラケットを介して着脱自在に固定したことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の移植機において、前記フロントアクスル部を構成する前記ベアリングケースのオイルシール覆設部には、該オイルシール覆設部の先端に突出部を設けるとともに、前記突出部に対向する車軸のギア外側面に溝部を形成し、前記突出部を前記溝部内に挿入したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、機体フレーム上にミッションケースを取付け、ミッションケースの左右側面にフロントアクスル部を連設するとともに、フロントアクスル部は、フロントアクスルケースと、フロントアクスルケースの下部に連設した、ベアリングを覆設するベアリングケースとを含む移植機において、フロントアクスルケースの上端部を、機体フレームに固定したので、フロントアクスル部が、車両の振動や揺動、地面からのトルク反力など大きな負荷を受けても、その上端部の遊動などを防ぎ、フロントアクスル部全体の強度を高めることができる。特に、フロントアクスルにおけるキングピンの延長線上でもあるフロントアクスルケース上端部を、機体フレームに支持させたことにより、フロントアクスルケースを含むフロントアクスル部の強度をより向上させることができる。従って、走行および作業性能を向上させた移植機を提供することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、フロントアクスルケースの上端部は、機体フレームに、ブラケットを介して着脱自在に固定したので、フロントアクスル部およびその周辺のメンテナンスを容易に行うことができる。従って、メンテナンス性および作業性を向上させた移植機を提供することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、フロントアクスル部を構成するベアリングケースのオイルシール覆設部には、このオイルシール覆設部の先端に突出部を設けるとともに、突出部に対向する車軸のギア外側面に溝部を形成し、突出部を溝部内に挿入したので、ベアリングケースのオイルシール覆設部と、車軸のギアとの間に有する隙間を縦横方向に組合わせたラビリンス構造として、ベアリングケースのオイルシール覆設部と、車軸のギアとに有する隙間に、泥や藁屑など異物の巻きつきや、オイルシール部内への侵入をラビリンス構造で防ぎ、シールオイルの寿命を長くすることができる。従って、シールオイルの交換頻度を減少させ作業性を向上させた移植機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】この発明の一例としての田植機の全体側面図である。
【図2】フレーム構造を示す田植機の平面図である。
【図3】フロントアクスル部の組立図である。
【図4】機体下方から見たフロントアクスル部の斜視図である。
【図5】フロントアクスルケース取付部の拡大斜視図である。
【図6】フロントアクスルケースの取付部材を示す斜視図である。
【図7】車軸およびベアリングケースの組立図である。
【図8】車軸およびベアリングケースの断面背面図である。
【図9】車両前部を構成する機体フレームを上方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の一例として、田植機の全体側面図、図2はフレーム構造を示す田植機の平面図、図3はフロントアクスル部の組立図である。
【0013】
本願の田植機1は作業者が搭乗する車両であり、4条植えを例に説明する。図1〜2に示すように、エンジン2を機体フレーム3に搭載させ、前後方向に長手状のミッションケース4前方にフロントアクスルケース5を介して水田走行用の前輪6を支持させるとともに、ミッションケース4後部のリヤアクスルケース7に水田走行用の後輪8を支持させる。
【0014】
そして、エンジン2などを覆うボンネット9の両側に予備苗載台10を取付けるとともに、作業者が搭乗する車体カバー11によってミッションケース4などを覆い、車体カバー11後側の運転台12上面に運転席13を取付け、その運転席13の前方でボンネット9後部に操向ハンドル14が設けられる。
【0015】
また、植付部15は、4条植え用の苗載台16並びに複数の苗植付爪17などを具備するものであり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を下部レール18およびガイドレール19を介して植付フレーム20に左右往復摺動自在に支持させるとともに、一方向に等速回転させるロータリケース21を植付フレーム20に支持させ、このロータリケース21の回転軸芯を中心とした対称位置に一対の爪ケース22を配設し、その爪ケース22先端に苗植付爪17が取付けられる。
【0016】
また、植付フレーム20の左右両端側に左右サイドフレーム23を立設させて苗載台16を支持させ、植付フレーム20左右中央のヒッチブラケット24をトップリンク25およびロワーリンク26を含む昇降機構27を介して車両に連結させ、この車両に設けた油圧式の昇降シリンダ28をロワーリンク26に連結させ、この昇降シリンダ28の駆動時に昇降機構27を介して植付部15を昇降させるとともに、植付部15の下降時には左右に往復摺動させる苗載台16から一株分の苗を植付爪17によって取出し、連続的に苗植え作業が可能な構成とされる。
【0017】
なお、符号29は主変速レバー、30は機体の搭乗位置および機体から降りた位置で走行停止などの操作を可能とさせる苗継ぎレバー、32は主クラッチペダル、34はセンターフロート、35はサイドフロート、36は施肥機、37は後輪8の外側に配備させる補助車輪である。
【0018】
また、施肥機36は、肥料を入れる肥料ホッパ38と、肥料を供給する肥料繰出部である肥料繰出ケース39と、フロート34,35の側条作溝器40にフレキシブル形搬送ホース41を介して肥料を排出させるターボブロワー型送風機42と、円筒形のエアタンク43とを備えるとともに、エアタンク43右側端に、この送風機42を取付け、肥料繰出ケース39をエアタンク43上側に配設させ、肥料ホッパ38の後側に苗載台16の上端を近接配備させている。
【0019】
また、図2に示すように、車両前部に並設した左右機体フレーム3間には、複数のサイドフレーム51が架設されており、これらサイドフレーム51上にエンジン2やミッションケース4などが載置される。なお、左右機体フレーム3の後端には、サイドフレーム52を介して連設された左右中間フレーム53などの上に、車体カバー11や運転席13などが載置されている。
【0020】
さらに、ミッションケース4の左右側面には、後述する本願発明の特徴であるフロントアクスル部55を介して左右前輪6が連結されている。なお、図2では、説明の便宜上、予備苗載台10や車体カバー11などを省いて記したものである。
【0021】
このフロントアクスル部55は、周知の技術であるため、詳細な説明は省略するが、図3に示すように、図示しないドライブ軸やバネを内装する左右フロントアクスルケース56と、サスケース57と、図示しないベベルギアなどを内装するギアボックス58と、後述するベアリング63などを覆設するベアリングケース64とから構成され、各フロントアクスルケース56の機体側の取付面が、Oリングを介してミッションケース4の左右側面にボルト締結などして取付けられている。
【0022】
次に、本願発明の田植機におけるフロントアクスルケースの取付構造について説明する。図4は機体下方から見たフロントアクスル部の斜視図、図5はフロントアクスルケース取付部の拡大斜視図、図6はフロントアクスルケースの取付部材を示す斜視図である。
【0023】
図4〜5に示すように、左右フロントアクスル部55の各フロントアクスルケース56は、上述したフロントアクスルケース56の機体側の取付面56aが、図示しないデフ軸を突出させているミッションケース4の左右側面にボルト締結などして取付けられるとともに、フロントアクスルケース56の上端部は、取付部57を介して機体フレーム3に固定される。
【0024】
この取付部57は、図6に示すように、フロントアクスルケース56側では、例えばトレー状の金属製からなり、例えば四隅にボルト穴を形成した取付部材58が、フロントアクスルケース56の上端部にボルト締結などにより装着される。
【0025】
また、機体フレーム3側では、この機体フレーム3後部の底部に、中央部に機体フレーム3の形状と合わせた溝部59aを形成するとともに、左右側部のそれぞれ四隅にボルト穴を備える翼部を形成したブラケット59が、その溝部59aを機体フレーム3の底部に溶接(限定しない)などして取付けられる。
【0026】
そして、フロントアクスル部55におけるフロントアクスルケース56の上端部に装着した取付部材58のボルト穴を、機体フレーム3に取付けたブラケット59の機体外側に位置する翼部のボルト穴に合わせてボルト締結することで、フロントアクスルケース56を機体フレーム3に着脱自在に固定させることができる。
【0027】
さらに、本願発明のフロントアクスルケース56では、ミッションケース4近傍に位置するフロントアクスルケース56上面に突設部61を設けるとともに、中央部で折曲させた金属製からなる板状の連結部材62の両端部を、それぞれ突設部61およびブラケット59の機体外側に位置する翼部にボルト締結して、フロントアクスルケース56がブラケット59を介して機体フレーム3に、着脱自在に固定支持される。
【0028】
従って、本願発明の左右各フロントアクスルケース56は、機体側取付面56aをミッションケース4の側面に固定するとともに、フロントアクスルケース56の上端部を、取付部材58およびブラケット59を介して機体フレーム3に固定し、さらに、フロントアクスルケース56のミッションケース4近傍位置を、突設部61や連結部材62、ブラケット59を介して機体フレーム3に固定した、三点支持構造とされる。
【0029】
このような構成により、フロントアクスルケース56上端部を、ブラケット59を介して機体フレーム3に固定したため、フロントアクスル部55が、車両の振動や揺動、地面からのトルク反力など大きな負荷を受けても、その上端部の遊動などを防ぎ、上記三点支持構造と併せてフロントアクスル部55全体の強度を高めることができる。
【0030】
また、特に本願のフロントアクスル部55では、フロントアクスルにおけるキングピンの延長線上でもあるフロントアクスルケース56上端部を、機体フレーム3に支持させたことにより、フロントアクスルケース56を含むフロントアクスル部55の強度をより向上させることができる。
【0031】
また、フロントアクスルケース56の上端部および突設部61を有する中途部は、機体フレーム3にブラケット59を介して着脱自在に固定したので、フロントアクスル部55およびその周辺のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0032】
次に、本願発明のフロントアクスル部55では、ベアリングケース64と、後述する車軸60との間に設けたオイルシール部65を保護可能とする、ベアリングケース64および車軸60の形状にすることができる。図7は車軸およびベアリングケースの組立図、図8は車軸およびベアリングケースの断面背面図である。
【0033】
図7に示すように、ベアリングケース64の中央に形成された穴部の内側には、ベアリング63が嵌合されるとともに、このベアリング63の内周には、ギア60aを備える車軸60が貫設されている。
【0034】
そして、図8に示すように、ベアリングケース64の機体内側面には、ミッションケース4側に向けてオイルシール覆設部64aが突設されており、車軸60上であって、このオイルシール覆設部64aと、ベアリング63と、ギア60aとに生じたスペース内には、オイルを溜めたオイルシール部65が設けられている。
【0035】
本願発明では、このオイルシール覆設部64aの先端に、さらにミッションケース4側に向けて突出部64aaを設けるとともに、この突出部64aaに対向する車軸60のギア60a外側面に溝部60aaを形成し、突出部64aaを溝部60aa内に挿入させて、ベアリングケース64のオイルシール覆設部64aと、車軸60のギア60aとの間に有する隙間を、縦横方向に組合わせたラビリンス構造66としたものである。
【0036】
このような構成にすることで、ベアリングケース64のオイルシール覆設部64aと、車軸60のギア60aとに有する隙間に、泥や藁屑など異物の巻きつきや、オイルシール部65内への侵入をラビリンス構造66で防ぎ、オイルシールの寿命を長くすることができる。
【0037】
本願発明の田植機1では、既存の機体フレーム3の形状を変えることなく、エンジン2の取付位置を下げて機体の重心を低くし、車両の走行安定性を向上させたものである。図9は車両前部を構成する機体フレームを上方から見た斜視図である。
【0038】
図9に示す周知のように、機体前部のシャーシ70は、それぞれ前後に長い左右の機体フレーム3間の前後位置に、左右方向に幅を有するサイドフレーム71,72を架設している。なお、左右各機体フレーム3の後部には、上述した本願発明の要部であるフロントアクスルケース56上端部を支持させている。また、各機体フレーム3の前部に、補助フレーム67を介して取付けられた補助フレーム68の後部に補助ステップ69が取付けられている。
【0039】
そして、これら左右の機体フレーム3前部におけるエンジン3取付位置の前後に、補強フレーム73,74が設けられる。これら補強フレーム73,74は、上方を開放するとともに下方に向けて突設し、水平部を有する正面視略コ字形状の金属製丸パイプ(角材でもよい)であり、さらに、補強フレーム73,74底部を前後に補強フレーム75で架設する。なお、補強フレーム73,74の一側端部(右側端部)に設けられたブラケット76は、エンジン3のラジエータを支持するものである。
【0040】
また、ミッションケース4の後端部と、リアアクスルケース7の前端部とは、中間連結フレームfで連結されており、この中間連結フレームfと機体中央のサイドフレーム72とは補強フレームf´で連結されている。従って、フロントアクスルケース5(ミッションケース4を介して)と、リアアクスルケース7とは中間連結フレームfを介して連結されている。そして、この中間連結フレームfには、昇降シリンダsが、その前端を中心に回動可能となるようにブラケットbを介して連結されており、この昇降シリンダsの伸縮により植付部15が昇降する。
【0041】
このような構成により、補強フレーム73,74上にエンジン3を搭載し、各ブラケット(詳細省略)を介してエンジン3が補強フレーム73,74に取付けられるため、エンジン2の取付位置を下げて機体の重心を低くし、車両の走行安定性を向上させることができる。その結果、エンジン3を取付けるために機体フレーム3の前部を下方に屈曲させるなど別途成形をする必要がなく、生産性を向上することができる。なお、補強フレーム73,74間に設けた補強フレーム75によりエンジン3を下方から保護することもできる。
【0042】
以上詳述したように、この例の田植機1は、機体フレーム3上にミッションケース4を取付け、ミッションケース4の左右側面にフロントアクスル部55を連設するとともに、フロントアクスル部55は、フロントアクスルケース56と、フロントアクスルケース56の下方に設けた、車軸を覆設するベアリングケース59とを含み、フロントアクスルケース56の上端部を、機体フレーム3に固定したものである。
【産業上の利用可能性】
【0043】
なお、この発明は、フロントアクスルケースおよびベアリングケースを含むフロントアクスル部を備えるあらゆる田植機に適用することができる。
【符号の説明】
【0044】
1 田植機
3 機体フレーム
55 フロントアクスル部
56 フロントアクスルケース
58 取付部材
59 ブラケット
60 車軸
60a ギア
60aa 溝部
61 突設部
62 連結部材
63 ベアリング
64 ベアリングケース
64a オイルシール覆設部
64aa 突出部
65 オイルシール部
66 ラビリンス構造

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体フレーム上にミッションケースを取付け、
前記ミッションケースの左右側面にフロントアクスル部を連設するとともに、
前記フロントアクスル部は、フロントアクスルケースと、
前記フロントアクスルケースの下部に連設した、ベアリングを覆設するベアリングケースと、を含む移植機において、
前記フロントアクスルケースの上端部を、前記機体フレームに固定したことを特徴とする移植機。
【請求項2】
前記フロントアクスルケースの上端部は、前記機体フレームに、ブラケットを介して着脱自在に固定したことを特徴とする、請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記フロントアクスル部を構成する前記ベアリングケースのオイルシール覆設部には、該オイルシール覆設部の先端に突出部を設けるとともに、前記突出部に対向する車軸のギア外側面に溝部を形成し、前記突出部を前記溝部内に挿入したことを特徴とする、請求項1に記載の移植機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−236429(P2012−236429A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−104660(P2011−104660)
【出願日】平成23年5月9日(2011.5.9)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【Fターム(参考)】