説明

画像に関する装置、システム、及び方法

ある一定の例示的な実施形態は、ドームを含むことができるシステムを提供することができる。ドームは、切頂4面ピラミッド形状を有することができる。システムは、ドームの頂点部分に作動的に結合されるようになった冠部を含むことができる。システムは、物体を照明するようになった複数の光源を含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本出願は、2007年6月20日出願で現在特許出願中の米国特許仮出願出願番号第60/945、179号(代理人整理番号2007P12822US)に対する優先権を請求し、かつその全体を引用により本明細書に組み込むものである。
【背景技術】
【0002】
本明細書においてその全内容が引用により組み込まれている米国特許公開第20080106794号(Messina)は、「ある一定の例示的な実施形態は、ビームスプリッタを通じて構成要素を照明する段階を含むことができる方法を含むことができる。ビームスプリッタは、少なくとも3つの個別の光反射ゾーンを含むことができる。ビームスプリッタは、複数の個別の光反射ゾーンの各々から反射した光エネルギで構成要素を照明するように適応させることができる。」と開示している。「要約」を参照されたい。
【0003】
本明細書においてその全内容が引用により組み込まれている米国特許第5、761、540号(White)は、「例えば機械視覚カメラなどにより機械視覚カメラの観測軸に沿って供給される連続的拡散広角光で観測される物体を照明するための照明装置。拡散器は、マイクロルーバフィルタは、拡散器からの拡散光が、観測される物体の表面上のいかなる関連の点も直接に照明するのを防止するように、観測軸と平行に取り付けられるが、マイクロルーバフィルタによりビームスプリッタから分離されている。マイクロルーバフィルタは、観測される物体の拡散器による間接照明のみを可能にし、観測される物体の均一な照明を改善する。」と開示している。「要約」を参照されたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許仮出願出願番号第60/945、179号
【特許文献2】米国特許公開第20080106794号
【特許文献3】米国特許第5、761、540号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
ある一定の例示的な実施形態は、ドームを含むことができるシステムを提供することができる。ドームは、切頂4面ピラミッド形状を有することができる。システムは、ドームの頂点部分に作動的に結合されるようになった冠部を含むことができる。システムは、物体を照明するようになった複数の光源を含むことができる。
【0006】
広範で潜在的に実際的かつ有用な実施形態は、添付の例示的な図面を参照し、ある一定の例示的な実施形態の以下の詳細説明を通してより容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】システム1000の例示的な実施形態の斜視図である。
【図2】システム2000の例示的な実施形態の斜視図である。
【図3】システム3000の例示的な実施形態の側面図である。
【図4】システム4000の例示的な実施形態の斜視図である。
【図5】システム5000の例示的な実施形態の斜視図である。
【図6】システム6000の例示的な実施形態の側面図である
【図7】システム6000の断面図である。
【図8】システム8000の例示的な実施形態の平面図である。
【図9】システム8000の断面図である。
【図10】システム10000の例示的な実施形態の側面図である。
【図11】システム11000の例示的な実施形態の側面図である。
【図12】システム12000の例示的な実施形態の側面図である。
【図13】システム12000の断面図である。
【図14】システム12000の一部分14000の詳細図である。
【図15】方法15000の例示的な実施形態の流れ図である。
【図16】情報装置16000の例示的な実施形態のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ある一定の例示的な実施形態は、ドームを含むことができるシステムを提供することができる。ドームは、切頂4面ピラミッド形状を有することができる。システムは、ドームの頂点部分に作動的に結合されるようになった冠部を含むことができる。システムは、物体を照明するようになった複数の光源を含むことができる。
【0009】
カメラベースの検査では、所定の用途に対してカスタマイズされる照明を用いることができる。ある一定の用途のためのカスタマイズされた照明は、部品の幾何学形状及び/又は仕上げが変動する時は困難になる可能性がある。ある一定の例示的な実施形態は、照明用途(例えば機械視覚用途)をカスタマイズするために、機械視覚用途のための複数の異なる照明技術で内蔵型撮像モジュールを提供することができる。
【0010】
内蔵型撮像システムは、照らされた物体の画像を取得するようになったカメラを含むことができる。物体は、1組の制御式光源により照明することができ、光源は、以下を含むことができる:
【0011】
光線がカメラの視軸とほぼ平行であるように拡散光源からの光の一部分を反射することができる、ビームスプリッタに向けて誘導することができる拡散軸上光源、
【0012】
カメラの視軸に実質的に垂直である平面に対して約45度と90度の間の角度を定めるように拡散軸外光線を反射することができる、システムのドームに向けて誘導することができる光源。拡散軸外光源は、拡散軸外光源からの光線が物体の表面を直接に照明することを実質的に防止するように適応させることができるリムを含むことができる、
【0013】
物体の表面上に直接に光線を誘導することができるドームに取り付けられた1組の中角度直接光源。ドームのスロットは、光線の通過を可能にすると共に光線を誘導することができる。カメラの視軸に実質的に垂直である平面に対する中角度直接光源からの光線の角度は、約45度とすることができ、及び/又は
【0014】
物体の表面上に直接に光線を誘導することができるドームに取り付けられた1組の低角度直接光源。ドームのスロットは、光線の通過を可能にし、及び/又は光線を誘導することができる。カメラの視軸に実質的に垂直である平面に対する低角度直接光源からの光線の角度は、約30度とすることができる。
【0015】
光源の組の各々は、カメラの視野に対して所定の距離及び所定の向きに位置することができる。システムは、物体に対して所定の位置にシステムを位置決めする1つ又はそれよりも多くのスタンドオフ及び/又は1つのスタンドを含むことができる。システムは、カメラによって得られた情報に基づいて、物体を照明するのに使用する制御式光源の組の所定の部分集合を自動的に判断することができる光ゾーンコントローラを含むことができる。光ゾーンコントローラは、制御式光源の部分集合に物体の表面を照明させることができる。
【0016】
図1は、内蔵型撮像システムとすることができるシステム1000の例示的な実施形態の斜視図である。システム1000は、撮像モジュール1100、スタンド1200、台1300、情報装置1400、及び記憶装置1500を含むことができる。撮像モジュール1100は、機械視覚撮像モジュールとすることができる。撮像モジュール1100は、スタンド1200に機械式に結合され、それによって撮像モジュール1100を台1300に対して所定の位置に半固定式に位置決めすることができる。スタンド1200は、台1300からの撮像モジュール1100の距離を摺動可能に変えるように適応させることができる。撮像モジュール1100と台1300の間の距離は、物体上のマークのサイズ及び/又は種類に基づいて確立することができる。台1300は、撮像モジュール1100が含むカメラの視軸に実質的に垂直である平面を定めることができる。
【0017】
物体は、撮像モジュール1100のカメラの視野内で台1300上に置くことができる。撮像モジュール1100は、物体に関する画像情報を取得するように適応させることができる。撮像モジュール1100をスタンド1200に取り付けた状態で、撮像モジュール1100と台1300の間の距離を調節し、様々な厚みの部分に関して撮像情報を取得することができる。
【0018】
撮像モジュール1100は、情報装置1400と伝達的に結合することができる。ある一定の例示的な実施形態では、情報装置1400は、モジュール1100に固有であり、及び/又はそれと一体とすることができる。このような実施形態では、撮像モジュール1100が含む開口及び/又はハウジングを通じて情報装置1400から熱が伝達される可能性がある。情報装置1400は、カメラから情報を受け取るように適応させることができ、及び/又は撮像モジュール1100が含む1組の光源の照明を制御するように適応させることができる。例えば、光源の組の第1の部分集合は、情報装置1400を通じて自動的に照明することができる。撮像モジュール1100のカメラは、物体の画像情報を取得して情報装置1400に画像情報を提供することができる。情報装置1400は、画像情報を解釈し、物体に関して画像情報の改善を試行するために光源の組の第2の部分集合を自動的に照明することができる。情報装置1400は、情報装置1400により画像情報が望ましい情報(例えば、バーコード情報)を提供すると見なされるまで光源の組の部分集合を反復的に変えるように適応させることができる。情報装置1400は、撮像モジュール1100のカメラを通じて得られた画像を解釈するようになった機械視覚情報装置とすることができる。情報装置1400は、記憶装置1500に画像情報を格納するように適応させることができる。
【0019】
図2は、撮像モジュール2100を含むことができるシステム2000の例示的な実施形態の斜視図である。ある一定の例示的な実施形態では、撮像モジュール2100は、システム2000に示す4本のスタンドオフのような1組のスタンドオフ2200を含むことができる。スタンドオフの個数は、システムが見る物体に対してシステム2000を支持するように機能するあらゆる数とすることができる。例えば、スタンドオフの個数は、3、4、5、6、7、8などとすることができる。スタンドオフ2200は、固定した物体又は表面に対して撮像モジュール2100を置く及び/又は押し当てることを可能にすることができる。スタンドオフ2200の組の高さは、カメラから物体までの距離を維持することができる。スタンドオフ2200は、システム2000が作動的に置かれた表面と接触し、かつ物体に対して所定の位置にシステム2000を位置決めするように適応させることができる。
【0020】
図3は、撮像モジュール3100、1組の垂直マーク3200、及び表示付属品3300を含むことができるシステム3000の例示的な実施形態の側面図である。ある一定の例示的な実施形態は、以下のような様々なスタンドオフ及び表示付属品及び/又は表示器を含むことができる:
【0021】
撮像モジュール3100が含むカメラの視野の中心の近くにユーザが物体を手で位置決めするのを助ける撮像モジュール3100の1つ又はそれよりも多くの側の垂直マーク3200の組、及び/又は
【0022】
カメラから物体まで作動距離を維持することができる視野開口を有する表示付属品など。
【0023】
図4は、撮像モジュール4100を含むことができるシステム4000の例示的な実施形態の斜視図である。撮像モジュール4100は、撮像モジュール4100が含むカメラが物体を見ることを可能にすることができる開口4200を定めることができる。
【0024】
図5は、撮像モジュール5100を含むことができるシステム5000の例示的な実施形態の斜視図である。ある一定の例示的な実施形態では、撮像モジュール5100は、開口部5200を定めることができる。開口部5200は、撮像モジュール5100を持ち上げ、位置決めし、及び/又は位置替えを行うハンドルとして機能することができる。ある一定の例示的な実施形態では、撮像モジュール5100は、ユニット識別子適合照明、カメラ、レンズ、光ゾーンコントローラボード、カメラ電源ボード、1つ又はそれよりも多くの画像取得トリガ、及び/又は発光ダイオードステータス表示器などを含む内蔵型ユニットとすることができる。
【0025】
図6は、撮像モジュール6100を含むことができるシステム6000の例示的な実施形態の側面図である。システム6000のA−Aで切り取った断面を図7として示している。
【0026】
図7は、カメラレンズ7100、カメラ7200、照明取付部7300、光コントローラ7400、画像収集トリガ7500、第1の発光ダイオード(LED)読取表示器7600、第2のLED読取表示器7700、及び/又はカメラ電源7800を含むことができるシステム6000の断面図である、ある一定の例示的な実施形態では、システム6000は、以下を含むことができる:
【0027】
複数の照明幾何学形状、
【0028】
カメラ7200、
【0029】
レンズ7100、
【0030】
光コントローラ7400(カメラ7200から指令を受諾し及び/又は1つ又はそれよりも多くの光源をオン又はオフにすることができる)、
【0031】
カメラ7200とカメラ7200の外部にある装置との間で入力及び出力を送信するようになった回路基板とすることができるカメラ入力/出力(I/O)ボード7900、
【0032】
カメラ7200に電気エネルギを供給するようになった回路基板とすることができるカメラ電源7800、
【0033】
画像取得トリガ(例えば押しボタン)、
【0034】
画像取得の成功対失敗ステータスを示すことができる表示器7500及び7600、及び/又は
【0035】
可搬性のための1つ又はそれよりも多くのプルハンドル。
【0036】
光コントローラ7400は、カメラ7200を通じて得られた情報に応答して複数の光源の少なくとも1つを自動的に明るくして物体を照明するように適応させることができる。
【0037】
図8は、図9の断面図B−Bを導出することができるシステム8000の例示的な実施形態の平面図である。
【0038】
図9は、システム8000の幾何学的な特徴を定めることができるシステム8000の断面図である。システム8000は、例示的な撮像モジュールと、システム8000が見るために物体を置くことができる平面との間の距離9100を定めることができる。距離9100は、システム8000のカメラの特性に基づくとすることができる。例えば、距離9100は、インチ単位でほぼ0.1、0.32、0.49、0.5、0.64、0.73、0.89、0.97、1、1.15、1.25、1.36など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。システム8000のカメラの視野9200は、システム8000のカメラの特性に基づくとすることができる。例えば、視野9200は、インチ単位でほぼ0.08、0.26、0.34、0.4、0.66、0.78、0.91、1.07、1.22、1.35、1.46、1.57など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。システム8000の1組の低角度直接光源は、その低角度直接光源の組により出射された光線とシステム8000のカメラの視軸に垂直な平面との間の角度9300を定めることができる。ある一定の例示的な実施形態では、角度9300は、角度単位でほぼ11、13、16、22、24、29、30、36など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。
【0039】
図10は、冠部10100とドーム10200を含むことができるシステム10000の例示的な実施形態の側面図である。冠部10100は、ドーム10200に作動的に結合することができる。ドーム10200は、システム10000が含むカメラの視軸に実質的に垂直である平面に対して第1の角度10300及び第2の角度10400を定めることができる。ある一定の例示的な実施形態では、第1の角度10300及び/又は第2の角度10400は、角度単位でほぼ105、113、116、120、124、129、130、145など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。システム10000のカメラの視野10500は、システム10000のカメラの特性に基づくとすることができる。例えば、視野10500は、インチ単位でほぼ0.15、0.22、0.34、0.49、0.61、0.88、0.99、1.07、1.19、1.32、1.41、1.75など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。
【0040】
図11は、冠部11100とドーム11200を含むことができるシステム11000の例示的な実施形態の側面図である。冠部11100は、ドーム11200に作動的に結合することができる。ドーム11200は、システム11000が含むカメラの視軸に実質的に垂直である平面に対して第1の角度11400及び第2の角度11500を定めることができる。ある一定の例示的な実施形態では、第1の角度11400及び/又は第2の角度11500は、角度単位でほぼ100、111、120、128、135、141、150など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。システム11000のカメラの視野11700は、システム11000のカメラの特性に基づくとすることができる。例えば、視野10500は、インチ単位でほぼ0.10、0.18、0.30、0.41、0.66、0.78、0.91、1.0、1.13、1.24、1.3、1.5など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。システム11000は、例示的な撮像モジュールと物体を見ることができる平面との間の距離116100を定めることができる。距離11600は、システム11000のカメラの特性に基づくとすることができる。例えば、距離11600は、インチ単位でほぼ0.1、0.245、0.5、0.61、0.69、0.75、0.89、0.923、1、1.06、1.21、1.37など、及び/又はその間のあらゆる値又は部分範囲とすることができる。
【0041】
図12は、断面図C−Cを導出することができるシステム12000の例示的な実施形態の側面図である。
【0042】
図13は、図12の断面図C−Cに対応するシステム12000の断面図である。システム12000は、冠部13020、ドーム13040、及びビームスプリッタ13800を含むことができる。ドーム13040は、切頂4面ピラミッド形状を有することができる。冠部13020は、ドームの頂点部分に作動的に結合されるように適応させることができる。
【0043】
システム12000は、視軸13100と視軸13100に実質的に垂直である平面13400とを定めることができる。システム12000は、物体13900を照明するようになった複数の光源を含むことができる。複数の光源の各々は、ドーム13040によって支持されるようになった、かつ照明された物体13900の画像を取得するようになったカメラの観測面13400に対して所定の距離及び所定の向きに位置することができる。観測面13400は、カメラの視軸13100に実質的に垂直とすることができる。ある一定の例示的な実施形態では、システム12000は、物体13900を照明するようになった光源を含むことができる。光源は、以下を含むことができる:
【0044】
1組の拡散垂直(軸上、明視野90))光源13200、
【0045】
1組の拡散軸外(ドーム)光源13300、
【0046】
1組の低角度、4方向(30Q)光源13600、
【0047】
1組の低角度、2方向(30T)光源13600、
【0048】
1組の低角度、1方向(30S、光は、4つの側面のいずれかからその部分を視準する)光源13600、及び/又は
【0049】
1組の低角度、4方向(45Q)光源13500。
【0050】
システム12000の光源は、ドーム13040に作動的に結合された低角度直接光源13600の組を含むことができる。低角度直接光源13600は、ドーム130400によって定められた1組の開口13060を通じて物体13900を照明するように適応させることができる。開口13060の組は、低角度直接光源13600からの光線を約30度の角度13650で観測面13400と交差させるように適応させることができる。
【0051】
システム12000の光源は、ドーム13040に取り付けられた中角度直接光源13500の組を含むことができる。ドーム13040によって定められるスロット13080は、中角度直接光源13500からの光線を約45度の角度13550で観測面13400と交差させるように適応させることができる。
【0052】
システム12000の光源は、ドーム13040の方向に向けられる1組の光源13300を含むことができる。光源13300の組の照明の個数は、1、2、3、4、5、6、7、8などのようなあらゆる数とすることができる。ドーム13040は、観測面13400に対して約45度と約90度の間の角度で光源13300からの光線を観測面13400に向けて反射させるように適応させることができる。
【0053】
システム12000の光源は、複数の光源からの拡散軸上光源13200を含むことができる。拡散軸上光源13200は、冠部130200に結合し、かつビームスプリッタ13800に向けて誘導することができる。ビームスプリッタ13800は、観測面13400にほぼ垂直であって視軸に実質的に平行である角度で拡散軸上光源13200からの光線の一部を反射するように適応させることができる。
【0054】
ある一定の例示的な実施形態では、各光源は、約640ナノメートルの波長で光を出射することができるLED光源として実施することができる。例示的な実施形態は、可視範囲から近赤外線範囲までのLED光源を組み込むことができる。詳細Dは、図13から導出することができる。
【0055】
図14は、図13の詳細Dから部分的に導出されるシステム12000の一部分14000の詳細図である。システム12000の一部分14000は、光14400(例えば、LED)及びリム14200を含むことができるドーム光源13300を含むことができる。リム14200は、バッフルとして働くことができ、かつ光14400からの光線がシステム12000の一部分14000の視野14500に直接に到達し及び/又は物体を直接に照明するのを防止する。
【0056】
図15は、方法15000の一実施形態の流れ図である。ある一定の例示的な実施形態では、方法15000の1つ又はそれよりも多くの活動は、情報装置を通じて自動的に実行することができる。方法15000の1つ又はそれよりも多くの活動を実施する機械実行可能な命令は、メモリに格納することができ、かつ情報装置のプロセッサにより実行することができる。活動15100では、撮像システムは、撮像システムにより見ることになる物体に対して位置決めすることができる。
【0057】
活動15200では、撮像システムの第1の組の光源を照明することができる。ある一定の例示的な実施形態では、光コントローラは、撮像システムのカメラを通じて得られた情報に応答して複数の光源の少なくとも1つの自動照明を引き起こすように適応させることができる。複数の光源の各々は、カメラの視野内にある物体を照明するように適応させることができる。複数の光源の各々は、カメラの観測面に対して所定の距離及び所定の向きに位置することができる。カメラは、ドームにより支持し、かつ照明物体の画像を取得するように適応させることができる。ドームは、切頂4面ピラミッド形状を有することができる。観測面は、カメラの視軸に実質的に垂直である。複数の光源は、以下を含むことができる:
【0058】
低角度直接光源からの光線を約30度の角度で観測面と交差させるようになったドームによって定められた1組の開口を通じて物体を照明するようになったドームに作動的に結合された1組の低角度直接光源、
【0059】
ドームに取り付けられた1組の中角度直接光源。ドームによって定められたスロットは、中角度直接光源からの光線を誘導するようになっており、中角度直接光源及び観測面からの光線によって定められる角度は、約45度である、
【0060】
ドームの方向に向けられた光源からの光線が物体を直接に照明することを防止するリムを含む光源からの光線を、観測面に対して約45度と約90度の間の角度で観測面に向けて反射させるようになったドームの方向に向けられる光源、及び/又は
【0061】
観測面にほぼ垂直である角度で拡散軸上光源からの光線の一部を反射するようになったビームスプリッタの方向に向けられる、ドームに作動的に結合された冠部に作動的に結合された複数の光源から拡散軸上光源。
【0062】
ある一定の例示的な実施形態では、複数の光源の付加的な光源からの照明なしに低角度直接光源の照明を引き起こすことができる。ある一定の例示的な実施形態では、複数の光源の各々の照明を実質的に同時に順次引き起こすことができる。ある一定の例示的な実施形態では、複数の光源の実質的に全ての照明は、実質的に同時に発生させることができる。
【0063】
活動15300では、物体の第1の画像を取得することができる。第1の画像は、格納し、及び/又は情報装置に送信することができる。活動15400では、撮像システムに関連の情報装置は、画像の照明が画像から情報を導出するのに十分であったか否かを判断することができる。例えば、第1の画像が直接製品マーク(DPM)情報を含む実施形態では、情報装置は、第1の画像からDPM情報の解像を試行するように適応させることができる。
【0064】
活動15500では、情報装置により実行された分析に基づいて、第2の組の光を照らして物体の照明を改善することができる。ある一定の例示的な実施形態では、物体の第1の画像に基づいて、物体のその後の画像を取得するために複数の光源のどれを照明すべきかを自動的に判断することができる。
【0065】
活動15600では、カメラを通じて物体の第2の画像を取得することができる。第2の画像は、格納し、及び/又は情報装置に送信することができる。活動15700では、情報装置は、第2の画像と関連の情報を分析し、及び/又は解釈することができる。例えば、第2の画像が直接製品マーク(DPM)情報を含む実施形態では、情報装置は、第2の画像からDPM情報の解像を試行するように適応させることができる。
【0066】
ある一定の例示的な実施形態では、画像から情報を導出することができない場合、情報が画像(例えば、バーコード情報、DPM情報など)から導出することができるまで、又は所定の組の条件が満たされるまで活動15400〜15700を再帰的に繰り返すことができ、それによって情報装置は、撮像システムにより判断された物体の照明に基づいて物体から情報を導出することができないと自動的に判断することができる。
【0067】
図16は、ある一定の作動的な実施形態では例えば図1の情報装置1400を含むことができる情報装置16000の例示的な実施形態のブロック図である。情報装置16000は、例えば、1つ又はそれよりも多くのネットワークインタフェース16100、1つ又はそれよりも多くのプロセッサ16200、命令16400を含む1つ又はそれよりも多くのメモリ16300、1つ又はそれよりも多くの入力/出力(I/O)装置16500、及び/又はI/O装置16500に結合した1つ又はそれよりも多くのユーザインタフェース16600などのような多くの回路及び/又は構成要素のいずれかを含むことができる。
【0068】
ある一定の例示的な実施形態では、グラフィカルユーザインタフェースのようなユーザインタフェース16600を通じて、ユーザは、本明細書で説明する製品、サービス、方法、及び/又は情報のいずれかの調査、設計、モデル化、作成、開発、構築、製造、作動、維持、格納、マーケティング、販売、納品、選択、指定、要求、注文、受け取り、返却、評価、及び/又は推奨に関連する情報のレンダリングを見ることができる。
【0069】
定義
以下の用語を実質的に本明細書で使用する時、付随する定義が適用される。これらの用語及び定義は、先入観なく示すものであり、本出願に従って、本出願又は本出願に対する優先権を請求するあらゆる出願の手続き中にこれらの用語を定め直す権利を保持するものである。本出願に対する優先権を請求するあらゆる特許の請求項を解釈するために、各定義(又は、その特許の手続き中に元の定義が修正された場合は定め直した用語)は、その定義外の主題の明確かつ明白な否定として機能する。
【0070】
a−少なくとも1つの。
【0071】
活動−行動、行為、行為、機能、段階、及び/又は処理、及び/又はその一部。
【0072】
に適応された−適する、適切な、及び/又は指定された機能を実行することができる。
【0073】
付加的な−追加する行為又は処理。
【0074】
近くの−の直近の、の近くの、隣の、及び/又は隣接する。
【0075】
及び/又は−と共に又はの代わりにのいずれか。
【0076】
開口−開口部、穴、間隙、通路、及び/又はスリット。
【0077】
頂点部分−基部の反対側のピラミッドの一部。
【0078】
器具−特定の目的の電気機器又は装置。
【0079】
約−ほぼ及び/又はほぼ同じ。
【0080】
に関連の−に関連する。
【0081】
少なくとも−未満ではない。
【0082】
取り付ける−を締結、固定、結合、及び/又は接合する。
【0083】
自動的に−外部の人間の影響及び/又は制御から本質的に独立した方法で作用又は作動する。例えば、自動光スイッチは、人が光スイッチを手で操作することなく、視野内で人を「見た」時にオンにすることができる。
【0084】
軸−人体又は幾何学的な物体が回転するか又は回転すると考えることができる直線及び/又は構造体又は人体の一部を指すことができる中心線。
【0085】
に基づいて−考慮して判断した及び/又はから導出された。
【0086】
ビームスプリッタ−波長、極性、及び/又は方向が異なる1つよりも多い光線に又は光線から光ビームを分割及び/又は接合するようになった装置及び/又はシステム。
【0087】
の間に−分離する間隔で及び/又はの中間に。
【0088】
カメラ−物体の静止画像及び/又は動画が感光性フィルム、板、テープ、及び/又は電子及び/又は光学記憶装置(例えば、RAM、EEPROM、フラッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスクなど)に結合されたセンサ上でピントを合わせて記録されるレンズを備えた、開口を有する光を通さないハウジングを含むことが多い装置。
【0089】
することができる−少なくとも一部の実施形態では、することができる。
【0090】
可能な−使用のための可能性。
【0091】
捕捉する−処理及び/又は格納のために画像データを取得及び/又は記録すること。
【0092】
引き起こす−もたらす、引き起こす、生じる、生成する、引き出す、の理由である、結果になる、及び/又は達成する。
【0093】
回路−ネットワークが含む1つよりも多いスイッチング装置にわたって、かつネットワークに接続されるがネットワークが含まない対応するエンドシステム間に確立された導電性経路及び/又は接続部。
【0094】
回路基板−電子部品が装着及び/又は電気的に接続される実質的に非導電性である材料から作られるウェーハ。
【0095】
構成要素−成分要素及び/又は部品。
【0096】
によって含まれる−が有する。
【0097】
含む−含むがこれに限定されない。
【0098】
接触する−触れる。
【0099】
制御する−誘導する。
【0100】
コントローラ−1つ又はそれよりも多くの所定の及び/又はユーザが定めたタスクを実行する装置又は1組の機械可読命令。コントローラは、ハードウエア、ファームウエア、及び/又はソフトウエアのあらゆる1つ又は組合せを含むことができる。コントローラは、機械系、空圧式、油圧系、電気系、磁気系、光学システム、情報系、化学系、及び/又は生物学的原理、信号、及び/又は入力を利用してタスクを実行することができる。特定的な実施形態では、コントローラは、実行可能手順及び/又は情報装置による使用に向けて、情報を操作、分析、修正、変換、伝達し、及び/又は出力装置に情報をルーティングすることによって情報に対して作用することができる。コントローラは、中央演算装置、ローカルコントローラ、遠隔コントローラ、パラレルコントローラ、及び/又は分散式コントローラなどとすることができる。コントローラは、カリフォルニア州サンタクララ所在のインテル・コーポレーションにより製造される「ペンティアムIV」シリーズのマイクロプロセッサ及び/又はイリノイ州ショームバーグ所在のモトローラから作られるHC08シリーズのような汎用マイクロコントローラとすることができる。別の実施形態では、コントローラは、本明細書で開示する実施形態の少なくとも一部をそのハードウエア及び/又はファームウエアにおいて実行する設計された「特定用途向け集積回路(ASIC)」又は「フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)」とすることができる。
【0101】
対応する−関連する、関連の、付随の、目的及び/又は位置において同様の、あらゆる点において合致し、及び/又は量、数量、大きさ、品質、及び/又は程度において同等の及び/又は一致する。
【0102】
結合する−2つのものを共に接合し、接続し、及び/又は結び付けること。
【0103】
冠部−カメラシステムの作動的に取り付けられたカメラのレンズが実質的に下方の方向に狙いを定められているカメラシステムの上部であり、この上部は、カメラを支持し、軸上光源のマウントになり、及び/又はビームスプリッタを固定するようになっている。
【0104】
定める−意味、関係、外形、形態、及び/又は構造を確立すること、及び/又は正確に及び/又は明確に説明及び/又指定すること。
【0105】
度−完全な回転の1/360を表す平面角の尺度の単位。
【0106】
設計−(名詞)部品及び/又は詳細の意図的な配置。例えば、製品及び/又は処理の設計は、製品及び/又は処理の所定の態様を設計する段階を含むことができる。(動詞)図形表示の作成を含む方法においてなどで計画すること。
【0107】
判断する−を計算、決定、導出、確立し、及び/又は確かめること。
【0108】
装置−機械、製造物、及び/又はその集合。
【0109】
拡散軸上光源−反射光線を通じてカメラの視野に間接照明を行うようになった照明装置及び/又はシステムであって、反射光線は、カメラの視軸に実質的に垂直である。
【0110】
誘導する−に狙いを付けること。
【0111】
距離−物理的及び/又は論理的分離の尺度。
【0112】
ドーム−凹状形状を有し、かつ冠部に作動的に結合されたカメラシステムの一部であり、ドームは、1組の低角度光源、1組の中角度光源、及び/又はドームからの光線を反射するようになった光源のマウントになるように適応させることができる。ドームは、内部を白く塗装することができる。
【0113】
各々−個々に考慮される群のそれぞれ。
【0114】
電気エネルギ−導体を通る荷電の流れにより特徴付けられるエネルギ。
【0115】
出射する−発する、放つ、及び/又は放出する。
【0116】
外部の−外側又は外側部分に関連するか、に存在するか、及び/又はに関連する;外部。
【0117】
視野−カメラが画像を取得することができる空間の範囲。
【0118】
第1の−順序付けにおいての初期エンティティ。
【0119】
流れ−連続的移送。
【0120】
のための−の目的の。
【0121】
4面ピラミッド−実質的に四角形の基部を定める4つの三角形によって定められる容積。4つの三角形の各々の基部側は、正方形基部を形成するために隣接した三角形の基部側と直角を形成し、各三角形の各々の基部ではない側は、隣接した三角形の基部ではない側に隣接してかつ実質的に共線である。
【0122】
から−源を示すのに使用される。
【0123】
更に−加えて。
【0124】
有する−により識別されること。
【0125】
照明する−照明し及び/又は光を入射させること。
【0126】
画像−エンティティ及び/又は現象の少なくとも2次元の観測された表現。
【0127】
表示器−示す1つ又はそれよりも多くの符号、商印、記号、信号、装置、及び/又は物質。
【0128】
情報−主題に関連する事実、条件、概念、語句、式、指令、数、文字、及び/又は記号など。時にはデータで同義的に使用され、かつ時には、まとめられたか、変形されたか、及び/又は処理されたデータを説明するのに使用される。情報の管理、まとめ、格納、変形、伝達、及び/又は表示を備えた特定の活動を自動化することが一般的に可能である。
【0129】
情報装置−本明細書で説明する方法、構造、及び/又はグラフィカルユーザインタフェースの少なくとも一部を実行することができる有限状態機械上に存在するあらゆる装置。情報装置は、1つ又はそれよりも多くのネットワークインタフェース、1つ又はそれよりも多くのプロセッサ、命令を含む1つ又はそれよりも多くのメモリ、1つ又はそれよりも多くの入力/出力(I/O)装置、及び/又は情報をレンダリングして本明細書で説明する1つ又はそれよりも多くの機能を実行することができる1つ又はそれよりも多くのユーザインタフェース(例えば、I/O装置)のような公知の通信上結合された構成要素を含むことができる。例えば、情報装置は、あらゆる汎用及び/又は専用コンピュータ、パーソナルコンピュータ、テレビゲームシステム(例えば、プレーステーション、任天堂ゲームボーイ、X−Boxなど)、ワークステーション、サーバ、ミニコンピュータ、メインフレーム、スーパーコンピュータ、コンピュータ端末、ラップトップ、着用可能型コンピュータ、及び/又は携帯情報端末(PDA)、(iPod)移動端末、Bluetooth装置、通信機、「スマート」電話(Treoのような装置など)、メッセージサービス(例えば、ブラックベリー)受信機、ポケットベル、ファクシミリ、携帯電話、従来の電話、電話装置、プログラム済みマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラ、及び/又は周辺集積回路要素、デジタル信号プロセッサ、ASIC又は他の集積回路、個別の要素回路などのハードウエア電子論理回路、及び/又はPLD、PLA、FPGA、又はPALのようなプログラマブル論理回路とすることができる。
【0130】
入力−プロセッサ、装置、及び/又はシステムに供給される信号、データ、及び/又は情報。
【0131】
命令−特定の作動又は機能を実行するようになった指示。ファームウエア及び/又はソフトウエアとして実施することができる。
【0132】
解釈する−理解し及び/又は意味を割り当てること。
【0133】
交差する−横切り及び/又は突っ切ること。
【0134】
レンズ−光を集めて画像に集束させるカメラ構成要素。
【0135】
光源−(名詞)照明を行うようになった装置及び/又はシステム。(動詞)約300から約1000nmまでの波長の範囲で視覚器官が反応する電磁放射線を供給すること。
【0136】
光コントローラ−1つ又はそれよりも多くの光源の照明を引き起こし及び/又は各光源の強度制御を行うようになったコントローラ。
【0137】
発光ダイオード(LED)−印加導電電流に応答して光(一般的に可視)を出射する半導体素子。
【0138】
位置する−特定の点及び/又は位置にある。
【0139】
位置−場所。
【0140】
低角度直接光源−撮像要素の観測面に対して35度未満の角度で物体を直接に照明する光線を伝達するようになった1群の照明装置。
【0141】
機械実行可能な命令−情報装置のような機械に1つ又はそれよりも多くの特定の活動、作動、及び/又は機能を実行させるようになった指示。時には、「プロセッサ」、「オペレーティングシステム」、「プログラム」、「アプリケーション」、「ユーティリティ」、「サブルーチン」、「スクリプト」、「マクロ」、「ファイル」、「プロジェクト」、「モジュール」、「ライブラリ」、「クラス」、及び/又は「オブジェクト」などというエンティティを構成することができる指示は、ハードウエア、ファームウエア、及び/又はソフトウエアにおいて機械コード、ソースコード、オブジェクトコード、コンパイル済みコード、アセンブル済みコード、解釈可能なコード、及び/又は実行可能コードなどとして実施することができる。
【0142】
機械可読−情報装置により区別することができる。
【0143】
機械可読媒体−情報装置、コンピュータ、マイクロプロセッサ、及び/又はコントローラのような機械がデータ、情報、及び/又は命令を取得及び/又は格納することができる物理的構造体。例には、メモリ、パンチカード、及び/又は光学的可読形態などがある。
【0144】
機械視覚−ビデオカメラ、ロボット、他の装置、及び/又はコンピュータを使用して作動又は活動に関連の視覚情報及び/又は映像情報を取得及び/又は分析するようになった装置及び/又はシステム。
【0145】
する場合がある−少なくとも一部の実施形態では、することが許可及び/又は許容される。
【0146】
中角度直接光源−撮像要素の観測面に対して30度と75度の間の角度で物体を直接に照明する光線を伝達するようになった1群の照明装置。
【0147】
方法−何かを達成する処理、手順、及び/又は関係がある活動の集まり。
【0148】
物体−物理的な物。
【0149】
取得する−受領、得る、所有、生成、獲得、計算、判断、及び/又は計算すること。
【0150】
作動的−有効である、作動中。
【0151】
向き−基準物体に対する位置。
【0152】
出力−(名詞)何か生成及び/又は発生した物、機械可読命令を実行する情報装置によって生成されたデータ、及び/又はシステムによって生成されるエネルギ、電源、仕事、信号及び/又は情報。(動詞)供給、生成、製造、及び/又は発生させること。
【0153】
対−何かの2つの量。
【0154】
通過させる−伝達、移送、及び/又は送信すること。
【0155】
垂直な−実質的に直角に交差する又は実質的に直角を形成する。
【0156】
置く−特定の場所又は位置を置くこと。
【0157】
平面−その上のあらゆる2つの点を結ぶ全ての直線を収容する平面。
【0158】
複数の−複数及び/又は1つよりも多い状態。
【0159】
一部分−より大きい全体よりも小さい部分、構成要素、断面、百分率、比率、及び/又は量。視覚的に、物理的に、及び/又は実質的に区別可能及び/又は区別不能にすることができる。
【0160】
位置決めする−所定の位置に置くこと。
【0161】
所定の−予め確立された。
【0162】
防止する−発生するのを邪魔、妨害、停止、及び/又は回避すること。
【0163】
提供する−支給するか、供給するか、与えるか、伝達するか、送るか、及び/又は利用可能にすること。
【0164】
光線−幅の狭い光ビーム。
【0165】
受け取る−集めるか、取るか、獲得するか、取得するか、得るか、及び/又は授けられて有すること。
【0166】
反射する−表面から光を投げ返すこと。
【0167】
に関して−に関連する。
【0168】
関連して−何か他のものを参照し、及び/又は比較して考えられている。
【0169】
応答して−影響及び/又は刺激に反応する。
【0170】
リム−物体の高くなった縁部。
【0171】
前記の−システム又は装置の請求項において使用する時は、先に導入された請求項の用語を示す冠詞。
【0172】
第2の−順序付けにおいて第1のエンティティの直後のエンティティ。
【0173】
内蔵型−実質的に完全に及び/又は実質的に独立したユニット。
【0174】
順番に−順序付けされた連続的な方法で。
【0175】
組−関連する複数の所定の要素、及び/又は特定の共通の1つ又は複数の特性を有する1つ又はそれよりも多くの個別の項目及び/又はエンティティ。
【0176】
形状−エンティティの特徴的な表面、外形、及び/又は輪郭。
【0177】
同時に−実質的に同じ時に。
【0178】
スロット−狭い開口部及び/又は開口。
【0179】
光源−照明が発せられる装置。
【0180】
スタンドオフ−装置及び/又はシステムが作動的に設けられた表面と接触し、かつ基準物体及び/又は基準点に対して所定の位置に装置及び/又はシステムを位置決めするようになった突起部。
【0181】
ステータス−状態及び/又は条件及び/又はそれに関連する情報。
【0182】
その後の−時間的に追随する。
【0183】
部分集合−集合の一部分。
【0184】
実質的に−かなりで、大型で、及び/又は大きいが、必ずしも完全及び/又は全体的なものではない範囲及び/又は程度に。
【0185】
支持する−特に下からその重量を耐えること。
【0186】
表面−物体の外側境界、又はこのような境界を構成するか又はそれに似た材料層。
【0187】
システム−機構、装置、データ、及び/又は命令の集まりであり、この集まりは、1つ又はそれよりも多くの特定の機能を実行するように設計される。
【0188】
を通って−1つの側に入って別の側を出る。
【0189】
に向けて−の方向に。
【0190】
送信する−(例えば、力、エネルギ、及び/又は情報)を信号として1つの位置及び/又は物から別の位置又は物に与えるか、支給するか、供給するか、送るか、及び/又は伝えること。
【0191】
切頂する−多面体のコーナ領域を切り取ること。
【0192】
オンにする−を稼動及び/又は起動させること。
【0193】
利用する−使用及び/又は働かせること。
【0194】
を通じて−によって及び/又はを利用して。
【0195】
見る−画像を観測及び/又は取得すること。
【0196】
そこでは−それに関して、及び、及び/又は、〜に加えて。
【0197】
どちらの−どの特定の1つ又は複数のものか
【0198】
〜なしに−が伴わずに。
【0199】
に対して−に関して。
【0200】
ゾーン−明確な特徴及び/又は特性により隣接部分から区別される区域及び/又は領域。
【0201】
注記
ある一定の例示的な実施形態の以上の及び/又は本明細書に記載した詳細説明、及び/又は図面を読めば、更に他の実質的かつ明確で実際的かつ有用な実施形態が、当業者に容易に明らかになるであろう。多くの変形、修正、及び付加的な実施形態が可能であり、従って、全てのこのような変形、修正、及び実施形態は、本出願の範囲であると見なすべきであることを理解すべきである。
【0202】
従って、本出願のあらゆる部分(例えば、発明の名称、技術分野、背景技術、概要、説明、要約、図面など)の内容に関係なく、あらゆる特許請求の範囲に対して明示的な定義、断定、又は論拠などを通じて明らかにそれと反対の特記事項がない限り、本出願及び/又はいずれかの出願のいずれかの特許請求の範囲のどちらが本出願に対する優先権を請求するかに関わらず、かつ最初に呈示されたものであるか否かに関わらず、以下の通りである。
【0203】
特に説明又は示したあらゆる特徴、機能、活動、又は要素、活動のあらゆる特定の順序、又は要素のあらゆる特定の相互関係を含めるという要件はなく、
【0204】
あらゆる要素を統合、分離、及び/又は複製することができ、
【0205】
あらゆる活動を繰り返すことができ、あらゆる活動を複数のエンティティにより実行することができ、及び/又はあらゆる活動を複数の行政管轄区において実行することができ、かつ
【0206】
いずれかの活動又は要素を具体的に除外することができ、活動の順序を変えることができ、及び/又は要素の相互関係を変えることができる。
【0207】
更に、いずれかの数又は範囲を本明細書で説明した時に、明確に特に断らない限り、その数又は範囲は、大体のものである。いずれかの範囲を本明細書で説明した時に、明確に特に断らない限り、その範囲は、その範囲の全ての値及びその範囲の全ての部分範囲を含む。例えば、1〜10の範囲と説明した時、その範囲は、1.1、2.5、3.335、5、6.179、8.9999などのようなその間の全ての値を含み、かつ例えば、1から3.65、2.8から8.14、1.93から9などのようなその間の全ての部分範囲を含む。
【0208】
いずれかの請求項の要素の次に図面の要素番号が来る時、その図面の要素番号は、例示的なものであり、かつ特許請求の範囲に対して非限定的なものである。
【0209】
本明細書において引用により組み込まれているあらゆる材料(例えば、米国特許、米国特許出願、書籍、論文など)内のあらゆる情報は、このような情報と本明細書で説明する他の説明及び図面との間に矛盾が存在しないという範囲で引用により組み入れらたに過ぎない。本明細書のいずれかの特許請求の範囲が無効になるか又は本出願に対する優先権を求めるような衝突を含むそのような衝突が発生した場合、このような材料のそのような対立する情報は、明確に、本明細書に引用により組み込まれない。
【0210】
従って、本出願の全ての部分(例えば、発明の名称、技術分野、背景技術、概要、説明、要約、図面など)は、特許請求の範囲自体を除いて、限定的ではなく本質的に例示的なものと見なすものとする。
【符号の説明】
【0211】
1000 内蔵型撮像システム
1100 撮像モジュール
1200 スタンド
1400 情報装置
1500 記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
切頂4面ピラミッド形状を有するドームと、
前記ドームの頂点部分に作動的に結合されるようになった冠部と、
物体を照明するようになった複数の光源と、
を含み、
前記複数の光源の各々は、前記ドームにより支持されるようになった、かつ前記照明される物体の画像を取得するようになったカメラの観測面に対して所定の距離及び所定の向きに位置し、該観測面は、該カメラの視軸に垂直であり、該複数の光源は、
前記ドームに作動的に結合され、該ドームによって定められて低角度直接光源からの光線を約30度の角度で前記観測面と交差させるようになった1組の開口を通じて前記物体を照明するようになった1組の低角度直接光源、
前記ドームによって定められたスロットが、中角度直接光源からの光線を約45度の角度で前記観測面と交差させるようになった、該ドームに取り付けられた1組の中角度直接光源、及び
光源からの光線を前記観測面に対して約45度と約90度の間の角度で該観測面に向けて反射させるようになった前記ドームの方向に向けられ、かつ該ドームの方向に向けられた光源からの光線が前記物体を直接に照明することを防止するリムを含む光源、
を含み、
前記カメラを通じて得られた情報に応答して、前記複数の光源の少なくとも1つを自動的に明るくして前記物体を照明するようになった光コントローラ、
を更に含むことを特徴とする内蔵型撮像システム。
【請求項2】
前記物体、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記カメラと該カメラの外部の装置との間で入力及び出力を送信するようになった回路基板、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記カメラに電気エネルギを供給するようになった回路基板、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記複数の光源のうちの少なくとも1つのステータス表示器、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記画像を解釈するようになった機械視覚情報装置、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記カメラ、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記複数の光源は、該複数の光源からの拡散軸上光源を含み、該拡散軸上光源は、前記冠部に結合されてビームスプリッタの方向に向けられ、該ビームスプリッタは、該拡散軸上光源からの光線の一部分を前記観測面にほぼ垂直である角度で反射するようになっている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
1つ又はそれよりも多くのスタンドオフが、システムが作動的に置かれた表面と接触し、かつシステムを前記物体に対して所定の位置に位置決めするようになっている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記カメラに付随するレンズ、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記複数の光源は、発光ダイオードである、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
光コントローラを通じて、カメラによって得られた情報に応答して、複数の光源の少なくとも1つの自動照明を引き起こす段階、
を含み、
前記複数の光源の各々は、前記カメラの視野にある物体を照明するようになっており、該複数の光源の各々は、該カメラの観測面に対して所定の距離及び所定の向きに位置し、該カメラは、ドームにより支持されるようになっており、かつ該照明された物体の画像を取得するようになっており、該観測面は、該カメラの視軸に垂直であり、該複数の光源は、
切頂4面ピラミッド形状を有する前記ドームに作動的に結合され、該ドームによって定められて低角度直接光源からの光線を約30度の角度で前記観測面と交差させるようになった1組の開口を通じて前記物体を照明するようになった1組の低角度直接光源、
前記ドームによって定められたスロットが、中角度直接光源からの光線を誘導するようになっており、中角度直接光源からの該光線及び前記観測面によって定められる角度が、約45度である、該ドームに取り付けられた1組の中角度直接光源、及び
前記光源からの光線を前記観測面に対して約45度と約90度の間の角度で該観測面に向けて反射するようになった前記ドームの方向に向けられ、該ドームの方向に向けられた該光源からの光線が前記物体を直接に照明することを防止するリムを含む光源、
を含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項13】
前記複数の光源の付加的な光源からの照明なしに前記低角度直接光源の照明を引き起こす段階、
を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記物体の前記画像を取得する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記複数の光源の照明を連続的に引き起こす段階、
を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記複数の光源の各々の照明を実質的に同時に引き起こす段階、
を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記物体の得られた画像に基づいて、該物体の次の画像を取得するために前記複数の光源のどれを照明するかを自動的に判断する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記複数の光源は、冠部に作動的に結合された該複数の光源からの拡散軸上光源を含み、該冠部は、前記ドームに作動的に結合され、該拡散軸上光源は、ビームスプリッタの方向に向けられ、該ビームスプリッタは、前記観測面にほぼ垂直な角度で該拡散軸上光源からの光線の一部分を反射するようになっている、
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項19】
活動のための機械実施可能な命令を含む機械可読媒体であって、
活動が、
光コントローラを通じて、カメラによって得られた情報に応答して、複数の光源の少なくとも1つの自動照明を引き起こす段階、
を含み、
前記複数の光源の各々は、前記カメラの視野にある物体を照明するようになっており、該複数の光源の各々は、該カメラの観測面に対して所定の距離及び所定の向きに位置し、該カメラは、ドームにより支持されるようになっており、かつ該照明された物体の画像を取得するようになっており、該観測面は、該カメラの視軸に垂直であり、該複数の光源は、
切頂4面ピラミッド形状を有するドームに作動的に結合され、該ドームによって定められて低角度直接光源からの光線を約30度の角度で前記観測面と交差させるようになった1組の開口を通じて前記物体を照明するようになった1組の低角度直接光源、
前記ドームによって定められたスロットが、中角度直接光源からの光線を誘導するようになっており、中角度直接光源からの該光線及び前記観測面によって定められる角度が、約45度である、該ドームに取り付けられた1組の中角度直接光源、及び
前記光源からの光線を前記観測面に対して約45度と約90度の間の角度で該観測面に向けて反射するようになった前記ドームの方向に向けられ、該ドームの方向に向けられた該光源からの光線が前記物体を直接に照明することを防止するリムを含む光源、
を含む、
ことを特徴とする機械可読媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2010−532874(P2010−532874A)
【公表日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−513250(P2010−513250)
【出願日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/007673
【国際公開番号】WO2008/156823
【国際公開日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(509253136)マイクロスキャン システムズ インコーポレイテッド (5)
【Fターム(参考)】