説明

画像再生制御方法、画像共有システム、および画像再生装置

【課題】複数の再生装置で同じ動画像を同期して再生し、停止画像の表示が要求されたとき同じ停止画像を良好な状態で表示することのできる動画共有システムを提供する。
【解決手段】いずれかの画像再生装置Aに再生停止の要求が入力されると、再生停止の要求が入力された画像再生装置Aの動画像の再生を停止して停止位置を特定し、特定された停止位置の静止画を動画像のデータを基に生成する。再生停止の要求が入力された画像再生装置A以外の画像再生装置Bに静止画を送る。再生停止の要求が入力された画像再生装置A以外の画像再生装置Bにて動画像の再生を停止して静止画を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、同じ動画像を複数の再生装置で同期して再生する動画共有システムに関する。
【背景技術】
【0002】
送信装置からの同じ動画像を複数の再生装置で同期して再生する動画共有システムにおいて、動画像を再生中に、ユーザによっていずれかの再生装置に対して動画像の一時停止あるいは停止が要求されると、複数の再生装置の動画像が同時に一時停止あるいは停止する(例えば特許文献1参照)。
【0003】
これを可能にするために、ユーザから要求を受けた再生装置は、送信装置経由あるいは直接、他の再生装置に同期情報を送信する。同期情報には、停止位置に関する情報あるいは停止位置のフレームに関する情報が含まれており、その情報によって停止画像が指定される。停止画像は例えば再生時刻によって指定することができる。同期情報を受信した各再生装置は、その同期情報で指定された停止画像を生成し、継続的に表示する。
【特許文献1】特開2005−236462号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、送信装置から各再生装置に動画像のフレームが届くまでの時間にはネットワーク遅延に差があり、再生装置間の同期情報の送受信にもネットワーク遅延に差がある。そのため動画像の再生は再生装置間で時間的にばらつくことがある。また、記憶領域の効率化や著作権上の理由などにより、通常、再生装置では再生を終えたフレームを破棄している。それ故、他の再生装置から同期情報を受信した再生装置が、その同期情報にて指定された停止画像のデータを有していないということが起りうる。そのような場合には指定された停止画像の表示が不可能である。
【0005】
また、通常、リアルタイム性が重視される動画像の配信ではRTP(Real−time Transport Protocol)のような再送機能を持たないプロトコルが用いられる。それ故、送信装置から再生装置へのフレームの全体あるいは一部が欠落した場合、再生装置はそのフレームを完全な状態で保持することはできない。その結果、例えば全体の欠落したフレームを同期情報によって指定されても再生装置は停止画像を全く表示することができない。また、一部の欠落したフレームを同期情報で指定されても再生装置は停止画像を良好な状態で表示することができない。
【0006】
本発明の目的は、複数の再生装置で同じ動画像を同期して再生し、停止画像の表示が要求されたとき同じ停止画像を良好な状態で表示することのできる動画共有システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の画像再生方法は、
同じ動画像を複数の画像再生装置で同期再生する画像共有システムにおける画像再生制御方法であって、
いずれかの画像再生装置に再生停止の要求が入力されると、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置の動画像の再生を停止して停止位置を特定し、
特定された前記停止位置の静止画を前記動画像のデータを基に生成し、
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送り、
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置にて前記動画像の再生を停止して前記静止画を表示する。
【0008】
本発明によれば、再生停止の要求が入力された画像再生装置からの要求によって再生を停止する他の画像再生装置は、動画像のデータから生成された静止画を停止位置の画像として表示することができるので、全ての画像再生装置にて同じ停止位置の画像を良好な状態で表示することができる。
【0009】
また、前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送るとき再送機能を備えたプロトコルを用いることにしてもよい。
【0010】
これによれば、静止画を転送するとき再送機能を備えたプロトコルが用いられるので、他の画像再生装置でも再生停止の要求が入力された画像再生装置と同等の品質の停止画像を表示することができる。
【0011】
また、前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の前記画像再生装置のうち、自装置の保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できない画像再生装置にだけ前記静止画を送り、
自装置の保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できる画像再生装置は、前記動画像のデータから前記停止位置の画像を再生して表示することにしてもよい。
【0012】
これによれば、他の画像再生装置からの要求によって再生を停止する画像再生装置は、自身の保持している動画像フレームを用いて停止位置の正常な画像を表示できる場合には、それで停止位置の画像を表示し、自身の保持している動画像フレームを用いて停止位置の正常な画像を表示できない場合には、静止画を転送して表示するので、不要な静止画の転送を減らして、画像表示装置にかかる画像転送の処理負荷と、ネットワークにかかるトラフィック負荷と、を低減することができる。
【0013】
また、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置において前記動画像のデータを基に前記静止画を生成し、該画像再生装置から他の画像再生装置に前記静止画を送信することにしてもよい。
【0014】
また、前記複数の画像再生装置に前記動画像のデータを配信する画像共有配信装置において、前記動画像のデータを基に前記静止画を生成し、該画像共有配信装置から、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送信することにしてもよい。
【0015】
これによれば、再生停止の要求が入力された画像再生装置からの要求によって再生を停止する他の画像再生装置で表示する静止画を画像共有配信装置が生成するので、システムにおける静止画の生成の機能を一元化できる。
【0016】
本発明の画像共有システムは、同じ動画像を同期再生する画像共有システムであって、
前記動画像のデータを配信する動画送信装置と、
前記動画送信装置から配信された前記動画像のデータをそれぞれが再生しており、いずれか画像再生装置に再生停止の要求が入力されると、前記要求の停止位置を特定し、前記停止位置の静止画を前記動画像のデータから生成し、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置から他の画像再生装置に転送し、前記他の画像再生装置にて前記静止画を表示する、複数の画像再生装置と、
を有している。
【0017】
本発明の他の画像共有システムは、同じ動画像を同期再生する画像共有システムであって、
前記動画像のデータを配信する動画送信装置と、
前記動画送信装置から配信される前記動画像のデータを蓄積し、要求に応じて前記動画像のデータから静止画を生成する画像共有配信装置と、
前記動画送信装置から配信された前記動画像のデータをそれぞれが再生しており、いずれか画像再生装置に再生停止の要求が入力されると、前記要求の停止位置を特定し、前記停止位置の静止画の生成を前記画像共有配信装置に要求し、他の画像再生装置は前記画像共有配信装置から前記静止画を取得して表示する複数の画像再生装置と、を有する画像共有システム。
【0018】
また、前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送るとき再送機能を備えたプロトコルを用いることにしてもよい。
【0019】
また、前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置のうち、保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できない画像再生装置にだけ前記静止画を送り、
前記保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できる画像再生装置は、前記動画像のデータから前記停止位置の画像を再生して表示することにしてもよい。
【0020】
本発明の画像再生装置は、同じ動画像を複数で同期再生する画像再生装置であって、
再生停止の要求を受け付ける入力装置と、
動画像および静止画を表示することのできる画像表示装置と、
配信された前記動画像のデータを復号して前記画像表示装置に表示させる画像復号機能部と、
前記動画像のデータから静止画を生成することのできる静止画符号化機能部と、
前記入力装置から前記再生停止の要求が入力されたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させて停止位置を特定し、該停止位置の静止画を前記静止画符号化機能部に生成させ、該静止画を前記画像表示装置に表示させると共に、他の画像再生装置に再生停止の要求を送り、他の画像再生装置から再生停止の要求を受けたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させ、再生停止の要求元の前記画像再生装置で生成された静止画を取得して前記画像表示装置に表示させる再生制御機能部と、を有している。
【0021】
本発明の他の画像再生装置は、要求に応じて動画像のデータから静止画を生成する画像共有配信装置を備えた画像共有システムにおいて、同じ動画像を複数で同期再生することができる画像再生装置であって、
再生停止の要求を受け付ける入力装置と、
動画像および静止画を表示することのできる画像表示装置と、
配信された前記動画像のデータを復号して前記画像表示装置に表示させる画像復号機能部と、
前記入力装置から前記再生停止の要求が入力されたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させて停止位置を特定し、該停止位置の静止画を前記画像共有装置に生成させ、該静止画を前記画像表示装置に表示させるとともに、他の画像再生装置に再生停止の要求を送り、他の画像再生装置から再生停止の要求を受けたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させ、前記画像共有配信装置で生成された静止画を取得して前記画像表示装置に表示させる再生制御機能部と、を有している。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、再生停止の要求が入力された画像再生装置からの要求によって再生を停止する他の画像再生装置は、動画像のデータから生成された静止画を停止位置の画像として表示することができるので、全ての画像再生装置にて同じ停止位置の画像を良好な状態で表示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による動画共有システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態の動画共有システム100は、動画送信装置110、画像共有配信装置120、および複数の画像再生装置130を有している。動画送信装置110は例えば動画配信サーバまたは携帯電話である。画像共有配信装置120は例えばサーバである。画像再生装置130は例えばパーソナルコンピュータまたは携帯電話である。
【0025】
動画送信装置110と画像共有配信装置120の間の通信R1と、画像共有配信装置120と画像再生装置130の間の通信R2は、再送機能を持たないプロトコルによるリアルタイム通信であり、動画像フレームの配信に用いられる。動画像フレームには再生時刻を示す同期情報が含まれている。動画送信装置110は通信R1によって動画像フレームを画像共有配信装置120に順次送信する。画像共有配信装置120は、通信R1によって動画送信装置110から受信した動画像フレームを通信R2によって複数の画像再生装置130に送信する。
【0026】
画像配信機能部120と画像再生装置130の間の通信T1は再送機能を持ったプロトコルによる高品質通信である。例えば、画像配信装置120は、いずれか画像再生装置130から通信T1によって再生開始や再生停止の制御信号を受信すると、通信T1によって他の全ての画像再生装置130に対して再生開始や再生停止の制御信号を送信する。再生停止の制御信号には停止位置に関する同期情報が含まれている。
【0027】
再び図1を参照すると、画像共有配信装置120は画像配信機能部121を有している。また、画像再生装置130は、バッファ131、再生制御機能部132、画像復号機能部133、静止画符号化機能部134、入力装置135、および画像表示装置136を有している。入力装置135は例えばキーボードであり、画像表示装置136は例えばディスプレイである。
【0028】
バッファ131は、画像共有配信装置120から受信した動画像フレームを逐次記憶する一時的な記憶領域であり、画像復号機能部133により読み出された動画像フレームを記憶領域から削除する。
【0029】
画像復号機能部133は、再生制御機能部132からの復号開始もしくは複合停止の指示に従って画像を復号する。
【0030】
復号開始の指示を受けると、画像復号機能部133は、バッファ131から動画像フレームを読み出し、画面に出力できるデータ形式に復号し、画像表示装置136に表示させるという一連の処理を復号停止の指示を受けるまで順次繰り返す。
【0031】
再生制御機能部132から復号停止の指示を受けると、画像復号機能部133は、新たな画像を復号するのを停止し、直前に復号した画像の同期情報を返却し、直前に復号した画像を画像表示装置136に継続的に表示させる。そして、再生制御機能部132から新たな指示を受けるまでは、画像復号機能部133は、静止画符号化機能部134から要求があれば、画像表示装置136に表示されている画像を静止画符号化機能部134に送る。
【0032】
更に、画像復号機能部133は、再生制御機能部132から静止画を受信すると、これを画像表示装置136に出力する。
【0033】
再生制御機能部132は画像の再生を制御する。
【0034】
入力装置135から再生開始または再生停止などの制御指示が入力されると、再生制御機能部132は画像復号機能部133に復号開始または復号停止の指示を送る。復号停止の場合、再生制御機能部132は、復号停止の指示に対する応答として画像復号機能部133から、停止した画像の同期情報を受ける。そして、再生制御機能部132は、再生開始または再生停止などの制御信号を通信T1にて画像配信装置120に送る。再生停止の制御信号には停止画像を指定する同期情報が含まれる。
【0035】
また、再生制御機能部132は、通信T1によって画像配信装置120から再生開始または再生停止の制御信号を受信すると、その制御信号に基づき、動画像の再生開始または再生停止の制御として、画像復号機能部133に復号開始または復号停止の指示を送る。
【0036】
また、再生制御機能部132は、通信T1によって画像共有配信装置120経由で他の画像再生装置130に静止画を要求し、その要求に対する応答として静止画を受信する機能を備えている。静止画の要求においては同期情報によって静止画が指定される。
【0037】
また、再生制御機能部132は、通信T1によって他の画像再生装置130から画像共有配信装置120経由で静止画の要求を受けると、指定された静止画を静止画符号化機能部134に生成させ、要求元の画像再生装置130に送信する機能を備えている。
【0038】
静止画符号化機能部134は、再生制御機能部132から、静止画生成の指示を受けると、画像復号機能部133から復号された画像を取得して静止画を生成し、再生制御機能部132に送る。
【0039】
次に第1の実施形態による動画共有システムの動作について詳細に説明する。
【0040】
図2は、第1の画像共有システムにおける再生停止の動作を示すフローチャートである。ユーザによって再生停止が入力された画像再生装置と他の画像再生装置とでは動作が異なる。図2では再生停止が入力された画像再生装置を画像再生装置Aとし、その処理をS1としている。一方、他の画像再生装置を画像再生装置Bとし、その処理をS2としている。
【0041】
まず、画像再生装置Aおよび画像再生装置Bが画像共有配信装置120からの動画像を受信し、再生している状態であるとする。その状態から、画像再生装置Aの入力装置135に再生停止の指示が入力されると、画像再生装置Aの再生制御機能部132がこれを検出する(ステップA1)。
【0042】
再生停止の指示を検出した再生制御機能部132は、画像復号機能部133に復号停止を指示することにより画像表示装置136による動画の再生を停止させ、復号停止を指示に対する応答として、停止位置を示す同期情報を画像復号機能部133から取得する(ステップA2)。続いて、再生制御機能部132は、静止画符号化機能部134に対して静止画の生成を指示し、画像表示装置136に表示中の画像の静止画を取得する(ステップA3)。続いて、再生制御機能部132は、他の画像再生装置Bに対して、同期情報を含む再生停止の制御信号を送信する(ステップA4)。
【0043】
再生停止の制御信号を受信した画像再生装置Bの再生制御機能部132は、画像復号機能部133に復号停止を指示することにより画像表示装置136による動画の再生を停止させる(ステップA5)。
【0044】
続いて、画像再生装置Bの再生制御機能部132は、後述する画像表示可否判定(図3)を実行することにより、自装置の保持している動画像フレームを用いて、同期情報で指定された静止画を表示できるか否か判定する(ステップA6)。
【0045】
画像表示が不可能と判定すると、画像再生装置Bの再生制御機能部132は、画像再生装置Aに対して静止画を要求する(ステップA7)。静止画を要求された画像再生装置Aは、ステップA3にて作成した静止画を画像再生装置Bに対して送信する(ステップA8)。
【0046】
ステップA6の判定にて画像表示が可能と判定すると、画像再生装置Bの再生制御機能部132は、同期情報で指定された動画像フレームの復号を画像復号機能部133に指示し、指示を受けた画像復号機能部133は動画像フレーム復号する(ステップA9)。
【0047】
最後に、画像再生装置Bは、ステップA7で画像再生装置Aに要求して取得した静止画、あるいはステップA9で生成した動画像フレームを画像表示装置136に表示する(ステップA10)。
【0048】
図3は、上述した画像表示可否判定の処理を示すフローチャートである。画像再生装置130は、この処理により、自装置の保持している動画像フレームを用いて停止位置の画像を表示するか、他の画像再生装置130から静止画として取得して表示するか判断する。
【0049】
図3を参照すると、画像再生装置130の再生制御機能部132は、同期情報を元に、バッファ131に必要な動画像フレームが存在するか否かを調べる(ステップB1)。
【0050】
バッファ131に必要な動画像フレームが存在しなければ、再生制御機能部132は、自身の保持している動画像フレームでの画像表示が不可能と判断して処理を終了する。
【0051】
バッファ131に必要な動画像フレームが存在すれば、再生制御機能部132は、その動画フレームが十分な品質を有しているか否かを調べる(ステップB2)。動画フレームが十分な品質を有していれば、再生制御機能部132は、自身の保持している動画像フレームでの画像表示が可能と判断する。動画フレームが十分な品質を有していなければ、再生制御機能部132は、自身の保持している動画像フレームでの画像表示が不可能と判断する。なお、動画像フレームの品質が十分かどうかは、動画フレームを構成するデータの欠損率などから判断できる。
【0052】
なお、本実施形態では、画像再生装置Bの保持している動画像フレームを用いて停止位置の正常な画像を表示できない場合にだけ画像再生装置Aから画像再生装置Bに静止画を送る例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、再生停止の要求がある毎に画像再生装置Aから画像再生装置Bへ静止画を転送することにしてもよい。
【0053】
以上説明したように、本実施形態によれば、再生停止の要求が入力された画像再生装置130(画像再生装置A)からの要求によって再生を停止する他の画像再生装置130(画像再生装置B)は、画像再生装置Aの静止画符号化機能部134で生成された静止画を停止位置の画像として表示することができるので、全ての画像再生装置130にて同じ停止位置の画像を表示することができる。また、画像再生装置130は、他の画像再生装置130から指定された停止位置の画像を表示するために動画像フレームを保持しておく必要が無く、そのための記憶領域が不要である。
【0054】
また、本実施形態によれば、画像再生装置Aから画像再生装置Bへ静止画を転送するとき再送機能を備えた高品質通信のプロトコルが用いられるので、画像再生装置Bにおいて画像再生装置Aと同等の品質の停止画像を表示することができる。
【0055】
また、画像再生装置Aからの要求によって再生を停止する画像再生装置Bは、自身の保持している動画像フレームを用いて停止位置の正常な画像を表示できる場合には、それで停止位置の画像を表示する。画像再生装置Bの保持している動画像フレームを用いて停止位置の正常な画像を表示できない場合には、画像再生装置Aから画像再生装置Bに静止画を送り、画像再生装置Bはその静止画を表示する。したがって、不要な静止画の転送を減らして、画像表示装置130にかかる画像転送の処理負荷と、ネットワークにかかるトラフィック負荷とを低減することができる。
【0056】
また、通常、動画像の配信にはMPEG4のような圧縮符号化方式が用いられる。その場合、停止タイミングによっては停止位置の画像を得るために前後複数のフレームが必要となる。例えば停止位置がMPEG4のPフレームやBフレームであった場合にそうなる。しかし、本実施形態によれば、動画像フレームではなく停止位置の静止画が画像再生装置Aから画像再生装置Bに転送されるので、1画面分の静止画を転送するだけで良く、画像表示装置130にかかる画像転送の処理負荷と、ネットワークにかかるトラフィック負荷とを低減することができる。
【0057】
なお、本実施形態では、通信R1に再送機能を持たないプロトコルを用いる例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、通信R1は、再送機能を持ったプロトコルによる高品質通信であってもよい。
【0058】
また、本実施形態では、画像送信装置100が独立して存在するシステム構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、画像送信装置がいずれかの画像再生装置の一部として構成されていてもよい。
【0059】
また、本実施形態では、画像配信機能部121が、独立して存在する画像共有配信装置120内にあるシステム構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、動画送信装置と画像配信機能部とが画像再生装置の一部として構成されていてもよい。その場合、動画送信装置と画像配信機能部はいずれか1つの画像再生装置だけに設けられてもよく、複数の画像再生装置に設けられてもよい。
【0060】
図6は、第1の実施形態における動画送信装置を画像再生装置の一部とした動画共有システムの構成を示すブロック図である。図6を参照すると、動画共有システム600は、画像共有配信装置610、画像再生装置620、および画像再生装置630を有している。画像再生装置620は、動画送信装置627を内部に含んでいる点で、図1に示した第1の実施形態の画像再生装置130と異なる。一方、画像再生装置630は、第1の実施形態の画像再生装置130と同様に、動画送信装置を内部に含んでいない。
【0061】
図7は、第1の実施形態における動画送信装置と画像配信機能部を画像再生装置の一部とした動画共有システムの構成を示すブロック図である。図7を参照すると、動画共有システム700は複数の画像再生装置710を有している。画像再生装置710は、動画送信装置717および動画送信装置718を内部に含んでいる点で、図1に示した第1の実施形態の画像再生装置130と異なる。
【0062】
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態による動画共有システムの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、第2の実施形態の動画共有システム400は、動画送信装置410、画像共有配信装置420、および複数の画像再生装置430を有している。動画送信装置410は例えば動画配信サーバまたは携帯電話である。画像共有配信装置420は例えばサーバである。画像再生装置430は例えばパーソナルコンピュータまたは携帯電話である。
【0063】
第2の実施形態の画像共有配信装置420は、第1の画像共有配信装置120と異なり、画像蓄積部422および静止画符号化機能部423を更に有している。第2の実施形態の画像再生装置430は、第1の画像再生装置130と異なり、静止画符号化機能部を有しない。
【0064】
動画送信装置410と画像共有配信装置420の間の通信R1と、画像共有配信装置420と画像再生装置430の間の通信R2は、再送機能を持たないプロトコルによるリアルタイム通信であり、動画像フレームの配信に用いられる。動画像フレームには再生時刻を示す同期情報が含まれている。動画送信装置410は通信R1によって動画像フレームを画像共有配信装置420に順次送信する。画像共有配信装置420は、通信R1によって動画送信装置410から受信した動画像フレームを通信R2によって複数の画像再生装置430に送信する。そのとき画像共有配信装置420の画像配信機能部421は、第1の実施形態と異なり、動画像フレームを画像蓄積部422に順次蓄積する。
【0065】
画像配信機能部420と画像再生装置430の間の通信T1は再送機能を持ったプロトコルによる高品質通信である。例えば、画像共有配信装置420の画像配信機能部421は、いずれか画像再生装置430から通信T1によって再生開始や再生停止の制御信号を受信すると、通信T1によって他の全ての画像再生装置430に対して再生開始や再生停止の制御信号を送信する。再生停止の制御信号には停止位置を指定する同期情報が含まれている。再生停止の場合、画像配信機能部421は、同期情報によって指定された停止位置の静止画を静止画符号化機能部423に生成させる。
【0066】
また、画像配信機能部421は、画像再生装置430から通信T1によって静止画の要求を受けると、静止画符号化機能部423によって生成された静止画を通信T1によって画像再生装置430に送信する。
【0067】
静止画符号化機能部423は、画像配信機能部421からの要求に応じて、同期情報で指定された停止位置の静止画を生成するのに必要な動画像フレームを画像蓄積部422から取得し、その動画像フレームを用いて静止画を生成する。
【0068】
バッファ431は、画像共有配信装置420から受信した動画像フレームを逐次記憶する一時的な記憶領域であり、画像復号機能部433により読み出された動画像フレームを記憶領域から削除する。
【0069】
画像復号機能部433は、再生制御機能部432からの復号開始もしくは復号停止の指示に従って画像を復号する。
【0070】
復号開始の指示を受けると、画像復号機能部433は、バッファ431から動画像フレームを読み出し、画面に出力できるデータ形式に復号し、画像表示装置435に表示させるという一連の処理を復号停止の指示を受けるまで順次繰り返す。
【0071】
再生制御機能部432から復号停止の指示を受けると、画像復号機能部433は、新たな画像を復号するのを停止し、直前に復号した画像の同期情報を返却し、直前に復号した画像を画像表示装置435に継続的に表示させる。
【0072】
更に、画像復号機能部433は、再生制御機能部432から静止画を受信すると、これを画像表示装置435に出力する。
【0073】
再生制御機能部432は画像の再生を制御する。
【0074】
入力装置434から再生開始または再生停止などの制御指示が入力されると、再生制御機能部432は画像復号機能部433に復号開始または復号停止の指示を送る。復号停止の場合、再生制御機能部432は、復号停止の指示に対する応答として画像復号機能部433から、停止した画像の同期情報を受ける。そして、再生制御機能部432は、再生開始または再生停止などの制御信号を通信T1にて画像配信装置420に送る。再生停止の制御信号には停止画像を指定する同期情報が含まれる。
【0075】
また、再生制御機能部432は、通信T1によって画像共有配信装置420から再生開始または再生停止の制御信号を受信すると、その制御信号に基づき、動画像の再生開始または再生停止の制御として、画像復号機能部433に復号開始または復号停止の指示を送る。
【0076】
また、再生制御機能部432は、通信T1によって画像共有配信装置420に静止画を要求し、その要求に対する応答として静止画を受信する機能を備えている。静止画の要求においては同期情報によって静止画が指定される。
【0077】
次に第2の実施形態による動画共有システムの動作について詳細に説明する。
【0078】
図5は、第2の画像共有システムにおける再生停止の動作を示すフローチャートである。ユーザによって再生停止が入力された画像再生装置と他の画像再生装置とでは動作が異なる。図5では再生停止が入力された画像再生装置を画像再生装置Aとし、その処理をU1としている。一方、他の画像再生装置を画像再生装置Bとし、その処理をU3としている。また、図5では、画像共有配信装置420の処理をU2としている。
【0079】
まず、画像再生装置Aおよび画像再生装置Bが画像共有配信装置420からの動画像を受信し、再生している状態であるとする。その状態から、画像再生装置Aの入力装置434に再生停止の指示が入力されると、画像再生装置Aの再生制御機能部432がこれを検出する(ステップC1)。
【0080】
再生停止の指示を検出した再生制御機能部432は、画像復号機能部433に復号停止を指示することにより画像表示装置435による動画の再生を停止させ、復号停止を指示に対する応答として、停止位置を示す同期情報を画像復号機能部433から取得する(ステップC2)。続いて、再生制御機能部432は、画像共有配信装置420に対して、再生停止の制御信号を送信する(ステップC3)。再生停止において停止位置は同期情報によって指定される。
【0081】
再生停止の制御信号を受信した画像共有配信装置420の画像配信機能部421は、静止画符号化機能部423に、同期情報で指定された静止画を生成させる(ステップC4)。続いて、画像配信機能部421は、画像再生装置Bに、停止位置の同期情報を含む再生停止の制御信号を送信する(ステップC5)。
【0082】
再生停止の制御信号を受信した画像再生装置Bの再生制御機能部432は、画像復号機能部133に復号停止を指示することにより画像表示装置435による動画の再生を停止させる(ステップC6)。
【0083】
続いて、画像再生装置Bの再生制御機能部432は、図3に示した第1の実施形態と同じ画像表示可否判定を実行することにより、自装置の保持している動画像フレームを用いて、同期情報で指定された静止画を表示できるか否か判定する(ステップC7)。
【0084】
画像表示が不可能と判定すると、画像再生装置Bの再生制御機能部432は、画像共有配信装置420に対して静止画を要求する(ステップC8)。静止画を要求された画像共有配信装置420は、ステップC4にて作成した静止画を画像再生装置Bに対して送信する(ステップC9)。
【0085】
ステップC7の判定にて画像表示が可能と判定すると、画像再生装置Bの再生制御機能部432は、同期情報で指定された動画像フレームの復号を画像復号機能部433に指示し、指示を受けた画像復号機能部433は動画像フレーム復号する(ステップC10)。
【0086】
最後に、画像再生装置Bは、ステップC8で画像共有配信装置420に要求して取得した静止画、あるいはステップC10で生成した動画像フレームを画像表示装置435に表示する(ステップC11)。
【0087】
以上説明したように本実施形態によれば、再生停止の要求が入力された画像再生装置130(画像再生装置A)からの要求によって再生を停止する他の画像再生装置130(画像再生装置B)で表示する静止画を画像再生装置Aではなく、画像共有配信装置420が生成する。これにより動画共有システムにおける静止画の生成の機能を一元化できる。
【0088】
また、本実施形態において、画像再生装置430としては、主に処理能力の高いことが保証されないユーザの利用するパーソナルコンピュータや携帯電話機が想定されるのに対して、画像共有配信装置420としては、主に処理能力の高いサーバが想定される。本実施形態によれば、処理能力の高い画像共有配信装置420で静止画を生成し、処理能力の高いことが保証されない画像再生装置430への負荷を軽減することができる。
【0089】
なお、本実施形態では、動画送信装置410が独立して存在するシステム構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、画像送信装置が画像再生装置の一部として構成されていてもよい。
【0090】
図8は、第2の実施形態における動画送信装置を画像再生装置の一部とした動画共有システムの構成を示すブロック図である。図8を参照すると、動画共有システム800は、画像共有配信装置810、画像再生装置820、および画像再生装置830を有している。画像再生装置820は、動画送信装置826を内部に含んでいる点で、図4に示した第2の実施形態の画像再生装置430と異なる。一方、画像再生装置830は、第2の実施形態の画像再生装置430と同様に、動画送信装置を内部に含んでいない。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】第1の実施形態による動画共有システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の画像共有システムにおける再生停止の動作を示すフローチャートである。
【図3】画像表示可否判定の処理を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態による動画共有システムの構成を示すブロック図である。
【図5】第2の画像共有システムにおける再生停止の動作を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態における動画送信装置を画像再生装置の一部とした動画共有システムの構成を示すブロック図である。
【図7】第1の実施形態における動画送信装置と画像配信機能部を画像再生装置の一部とした動画共有システムの構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施形態における動画送信装置を画像再生装置の一部とした動画共有システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0092】
100、400、600、700、800 動画共有システム
110、410、627、717、826 動画送信装置
120、420、610、810 画像共有配信装置
121、421、611、718、811 画像配信機能部
130、430、620、630、710、820、830 画像再生装置
131、431、621、711、821 バッファ
132、432、622、712、822 再生制御機能部
133、433、623、713、823 画像復号機能部
134、624、423、714、813 静止画符号化機能部
135、434、625、715、824 入力装置
136、435、626、716、825 画像表示装置
422、812 画像蓄積部
A1〜A10、B1、B2、C1〜C11 ステップ
R1、R2、T1 通信
S1、S2、U1〜U3 処理

【特許請求の範囲】
【請求項1】
同じ動画像を複数の画像再生装置で同期再生する画像共有システムにおける画像再生制御方法であって、
いずれかの画像再生装置に再生停止の要求が入力されると、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置の動画像の再生を停止して停止位置を特定し、
特定された前記停止位置の静止画を前記動画像のデータを基に生成し、
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送り、
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置にて前記動画像の再生を停止して前記静止画を表示する、画像再生制御方法。
【請求項2】
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送るとき再送機能を備えたプロトコルを用いる、請求項1に記載の画像再生制御方法。
【請求項3】
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の前記画像再生装置のうち、自装置の保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できない画像再生装置にだけ前記静止画を送り、
自装置の保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できる画像再生装置は、前記動画像のデータから前記停止位置の画像を再生して表示する、請求項1または2に記載の画像再生制御方法。
【請求項4】
前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置において前記動画像のデータを基に前記静止画を生成し、該画像再生装置から他の画像再生装置に前記静止画を送信する、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像再生制御方法。
【請求項5】
前記複数の画像再生装置に前記動画像のデータを配信する画像共有配信装置において、前記動画像のデータを基に前記静止画を生成し、該画像共有配信装置から、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送信する、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像再生制御方法。
【請求項6】
同じ動画像を同期再生する画像共有システムであって、
前記動画像のデータを配信する動画送信装置と、
前記動画送信装置から配信された前記動画像のデータをそれぞれが再生しており、いずれか画像再生装置に再生停止の要求が入力されると、前記要求の停止位置を特定し、前記停止位置の静止画を前記動画像のデータから生成し、前記再生停止の要求が入力された前記画像再生装置から他の画像再生装置に転送し、前記他の画像再生装置にて前記静止画を表示する、複数の画像再生装置と、
を有する画像共有システム。
【請求項7】
同じ動画像を同期再生する画像共有システムであって、
前記動画像のデータを配信する動画送信装置と、
前記動画送信装置から配信される前記動画像のデータを蓄積し、要求に応じて前記動画像のデータから静止画を生成する画像共有配信装置と、
前記動画送信装置から配信された前記動画像のデータをそれぞれが再生しており、いずれか画像再生装置に再生停止の要求が入力されると、前記要求の停止位置を特定し、前記停止位置の静止画の生成を前記画像共有配信装置に要求し、他の画像再生装置は前記画像共有配信装置から前記静止画を取得して表示する複数の画像再生装置と、を有する画像共有システム。
【請求項8】
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置に前記静止画を送るとき再送機能を備えたプロトコルを用いる、請求項6または7に記載の画像共有システム。
【請求項9】
前記再生停止の要求が入力された画像再生装置以外の画像再生装置のうち、保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できない画像再生装置にだけ前記静止画を送り、
前記保持している動画像のデータから前記停止位置の画像を再生できる画像再生装置は、前記動画像のデータから前記停止位置の画像を再生して表示する、請求項6から8のいずれか1項に記載の画像共有システム。
【請求項10】
同じ動画像を複数で同期再生する画像再生装置であって、
再生停止の要求を受け付ける入力装置と、
動画像および静止画を表示することのできる画像表示装置と、
配信された前記動画像のデータを復号して前記画像表示装置に表示させる画像復号機能部と、
前記動画像のデータから静止画を生成することのできる静止画符号化機能部と、
前記入力装置から前記再生停止の要求が入力されたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させて停止位置を特定し、該停止位置の静止画を前記静止画符号化機能部に生成させ、該静止画を前記画像表示装置に表示させると共に、他の画像再生装置に再生停止の要求を送り、他の画像再生装置から再生停止の要求を受けたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させ、再生停止の要求元の前記画像再生装置で生成された静止画を取得して前記画像表示装置に表示させる再生制御機能部と、を有する画像再生装置。
【請求項11】
要求に応じて動画像のデータから静止画を生成する画像共有配信装置を備えた画像共有システムにおいて、同じ動画像を複数で同期再生することができる画像再生装置であって、
再生停止の要求を受け付ける入力装置と、
動画像および静止画を表示することのできる画像表示装置と、
配信された前記動画像のデータを復号して前記画像表示装置に表示させる画像復号機能部と、
前記入力装置から前記再生停止の要求が入力されたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させて停止位置を特定し、該停止位置の静止画を前記画像共有装置に生成させ、該静止画を前記画像表示装置に表示させるとともに、他の画像再生装置に再生停止の要求を送り、他の画像再生装置から再生停止の要求を受けたときには、前記画像復号機能部による前記動画像のデータの復号を停止させ、前記画像共有配信装置で生成された静止画を取得して前記画像表示装置に表示させる再生制御機能部と、を有する画像再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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