説明

画像出力装置

【課題】4色のボタンを有するリモコンにより、デジタル画像の出力とその出力の色補正とを行える画像出力装置を提供する。
【解決手段】赤・緑・青・黄の4個のボタン22a〜22dを有するリモコン20から出力される制御コマンドにより作動が制御される画像出力装置(デジタルカメラ10)を、デジタル画像をディスプレイ40に出力するイメージ制御器103と、このイメージ制御器103による出力画像の色を補正する色補正器104と、リモコンI/F11と、制御コマンドに応じて画像表示モード及び色調整モードを切り替えて実行するコマンド制御器102とから構成し、コマンド制御器102が、黄色ボタン22dに対応する制御コマンドを画像表示モード及び色調整モードの切り替えに割り当て、赤色・緑色・青色ボタン22a〜22cに対応する制御コマンドの各々を、色調整モードが選択されているときの、赤色・緑色・青色の調整に割り当てる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル画像をビデオ出力する画像出力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、デジタルカメラなどの画像出力装置からデジタル画像をビデオ出力し、それをテレビモニタなどの表示再生装置で表示を行っている。テレビモニタで表示される画質調整操作としては、テレビモニタ側の設定で行う方法とテレビリモコンを使用した技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−175863号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
テレビモニタなどの表示再生装置で表示するデジタル画像の色と、デジタル画像を出力する画像出力装置が出す本来の色とでは誤差が生じる。これは表示再生装置ごとに固有の再生特性を持つことと、外乱光の影響を受けるためである。その解決方法として、表示色の調整が行われる。表示色の調整方法としては、テレビモニタ自体の色調整機能による方法と、画像出力装置側の色調整機能による方法の2つが考えられる。しかしながら、前者の場合は、色調整を行った後TV番組観覧モードなどに切り替える場合には、元の色に戻す必要があり不便である。また、後者の画像出力装置の場合は設定ボタン等がこの画像出力装置にあるため、設定をするたびに席を立つなどが必要であり不便であるという課題があった。
【0004】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、少なくとも4つのボタンを有するリモコンによりデジタル画像の出力と、その出力の色補正とを行えるように構成された画像出力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本発明に係る画像出力装置(例えば、実施形態におけるデジタルカメラ10)は、少なくとも4個のボタン(例えば、実施形態におけるカラーボタン22)を有するリモコンから出力される当該ボタンの各々に対応した制御コマンドにより作動が制御されるものであり、デジタル画像を表示再生装置(例えば、実施形態におけるディスプレイ40)に出力する画像出力機能(例えば、実施形態におけるイメージ制御器103)と、この画像出力機能による表示再生装置への出力画像の色を補正情報(例えば、実施形態における色補正テーブル110に記憶された色補正データ)により補正する色補正機能(例えば、実施形態における色補正器104)と、リモコンから出力される制御コマンドを受信するリモコンインタフェース機能(例えば、実施形態におけるリモコンI/F11)と、このリモコンインタフェース機能で受信された制御コマンドに応じて、デジタル画像を表示再生装置に出力する画像表示モード及び補正情報を設定する色調モードを切り替えて実行するコマンド制御機能(例えば、実施形態におけるコマンド制御器102)とを有する。そして、コマンド制御機能が、4個のボタンの何れか1つに対応する制御コマンドを画像表示モード及び色調整モードの切り替えに割り当て、4個のボタンの残りの3つに対応する制御コマンドの各々を、色調整モードが選択されているときの、青色・赤色・緑色の調整に割り当てるように構成される。
【0006】
このような本発明に係る画像出力装置において、リモコンが、青色・赤色・緑色・黄色の4色のボタンを有し、コマンド制御機能が、黄色のボタンに対応する制御コマンドを、画像表示モード及び色調整モードの切り替えに割り当て、青色・赤色・緑色のボタンに対応する制御コマンドの各々を、色調整モードが選択されているときの、青色・赤色・緑色の調整に割り当てるように構成されることが好ましい。
【0007】
また、このような本発明に係る画像出力装置は、補正情報を記憶する記憶部(例えば、実施形態におけるメモリカード108)を有し、コマンド制御機能に、色調整モードが選択されているときに、リモコンの制御コマンドのいずれかに対応して、補正情報を記憶部に対して書き込み及び読み出しするように構成されることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る画像出力装置を以上のように構成すると、画像出力装置と表示再生装置との色の表示誤差の調整を、少なくとも4つのボタンを有するリモコン(例えば、テレビ用リモコン)を使って遠隔操作することができる。特に、表示再生装置として家庭用テレビを用いる場合、このテレビに標準装備されるテレビ用リモコンの「青色、赤色、緑色、黄色」ボタンの4つのボタンのみで本発明に係る画像出力装置を操作することができるため、どのメーカーのリモコンでも、同じ操作を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1を用いて画像出力装置の使用方法について説明する。なお、本実施例においては画像出力装置としてデジタルカメラを例に説明する。このデジタルカメラ10は、表示再生装置のディスプレイ40にビデオ出力線30を介して接続される。デジタルカメラ10からディスプレイ40に画像を表示する方法は、カラーチャート画像を表示し色の調整操作を行う色調整モードM1と、通常画像(このデジタルカメラ10で撮影されたデジタル画像等)を表示する画像表示モードM2の2つがあり、ユーザ操作で任意に切替えることできる。ディスプレイ40は、ハイビジョンテレビ、プロジェクタなどの装置でもよい。またビデオ出力線30は、無線でも有線でもよい。デジタルカメラ10には、リモコン20からの赤外線を受信するリモコンI/F11を有する。テレビリモコン20を使って、色調整モードM1または通常画像モードM2の切替えや色調整の操作を実施することができる。
【0010】
この実施例において、リモコン20としては図2に示すような一般的なテレビリモコンが用いられる。このリモコン20は、赤外線通信を行うための発光部21と、青、赤、緑、黄の4色のカラーボタン22と、テレビモニタの電源をオン/オフする操作を行うための電源ボタン23と、テレビの番組をダイレクトに選局する選局ボタン24と、テレビの番組のチャンネルを切替えるチャンネル切替えボタン25と、テレビの音量を調整する音量ボタン26とを有している。なお、本実施例では、青、赤、緑、黄のカラーボタン22のみを用いて、デジタルカメラ10の操作を行いそれ以外のボタン23〜26は使用しない。
【0011】
それではこのようなデジタルカメラ10の機能構成について図3に示すブロック図を用いて説明する。このデジタルカメラ10は、中央演算処理装置(以下「CPU」と称する)101、コマンド制御器102、イメージ制御器103、色補正器104、ビデオ出力部105、メモリ制御器106、ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下「DRAM」と称する)107、メモリカード108、カラーチャートメモリ109及び色補正テーブル110を有し、また、上述のリモコンI/F11を有している。なお、この図3には図示していないが、このデジタルカメラ10は、光学系と撮像素子とを有しており、光学系により撮像素子の撮像面に結像された像を検出してデジタル画像とし、このデジタル画像をDRAM107若しくはメモリカード108に保存記録するように構成されている。
【0012】
CPU101は、リモコンI/F11、コマンド制御器102、イメージ生成器103及びメモリ制御器106を制御する。なお、リモコンI/F11は、リモコン20と赤外線通信するための機器であり、リモコン20の操作による割り込みをCPU101に対して行い処理を実施する。リモコンI/F11でリモコン20から制御コマンドが受信されると、コマンド制御器102にその制御コマンドが渡されて処理される。なお、本実施例においては、上述のようにリモコン20の青色ボタン22a、赤色ボタン22b、緑色ボタン22c及び黄色ボタン22dの4つに対応する制御コマンドのみを使用するため、コマンド制御器102は、カラーボタン22以外に対応する制御コマンドは処理しないように構成されている。
【0013】
イメージ制御器103は、CPU101に制御されて、メモリ制御器106を介してDRAM107やメモリカード108に保存記憶されているデジタル画像を読み出し、ビデオ出力部105を介してディスプレイ40に表示するものである。このとき、イメージ制御器103の出力は、一旦、色補正器104に入力される。色補正器104は、メモリ制御器106を介して色補正テーブル110に記憶されている色補正データを読み出し、図4に示すように、この色補正データ(赤・緑・青の色情報であって、それぞれ「Rの値」、「Gの値」、「Bの値」として示す)に応じて出力画像を補整した後、ビデオ出力部105を介してデジタル画像をディスプレイ40にビデオ出力するように構成されている。
【0014】
上述のように、このデジタルカメラ10によりビデオ出力線30を介してディスプレイ40に表示される画面は、撮影されてDRAM107やメモリカード108に保存記録されているデジタル画像を表示する通常の画像表示モードM2と、色調整を行う色調整モードM1とを有している。図5は、通常の画像表示モードM2においてデジタル画像301をディスプレイ40に表示したときを示している。このディスプレイ40には、デジタル画像301や画像の日付及びコメント302等が表示されている。また、色調整モードM1に移行することの表記303が配置される。この画面が表示されているときに、リモコン20の黄色ボタン22dが押下されると、コマンド制御器102でその制御コマンドが処理され、イメージ制御器103に色調整モードM1に切り替えることを命令する。
【0015】
一方、図6は、色調整モードM1において、イメージ制御器103により色調整画面G1をディスプレイ20に表示したときを示している。この色調整画面G1には、基準のカラーチャート401が表示されており、赤、緑、青の色補正値(色補正テーブル110に記憶されている色補正データ)の表示402〜404と、色調整モードM1における処理モードを示す表記405〜406が配置される。なお、後述するようにこの色調整モードM1において編集中の色調整の設定内容は、名前を付けて保存することができるため、現在使用中の名前が上部410に表示されている。なお、カラーチャート401は、メモリ制御器106を介してカラーチャートメモリ109から読み出されて表示される。
【0016】
それでは、次に、色調整モードM1における操作と処理について説明する。色調整モードM1において、黄色ボタン22dが押下されると、コマンド制御器102は、その処理モードを図7に示すように、「アップモードM11」→「ダウンモードM12」→「保存モードM13」→「読込みモードM14」→「戻るモードM15」と移行させ、戻るモードM15において再び黄色ボタン22dが押下されるとアップモードM11に戻るように構成されている。
【0017】
アップモードM11は、色の調整操作で色補正データを1ステップずつプラスしていくことを示しており、逆にダウンモードM12は、色補正データを1ステップずつマイナスしていくことを示しており、いずれの処理モードにおいても図7に示す色調整画面G1が表示される。なお、この色調整画面G1において、色の調整操作は、リモコン20のカラーボタン22のうち、青色ボタン22a、赤色ボタン22b及び緑色ボタン22cで行う。
【0018】
図8に処理モードがアップモードM11若しくはダウンモードM12の場合におけるコマンド制御器102の処理について説明する。コマンド制御器102は、リモコンI/F11から渡された制御コマンドが青色ボタン22a、赤色ボタン22b若しくは緑色ボタン22cに対応したものであるときは、現在の表示モードが画像表示モードM2であるか色調整モードM1であるかを判断し(ステップS501)、画像表示モードM2であるときは何も処理をしないで終了する。一方、表示モードが色調整モードM1である場合は、次に、現在の処理モードがアップモードM11またはダウンモードM12であるかを判断し(ステップS502)、アップモードM11若しくはダウンモードM12以外のモード(保存モードM13、読み込みモードM14若しくは戻るモードM15)のときは後述の処理を実行する(ステップS503)。
【0019】
そして、赤色ボタン22bが押下されたときは、処理モードがアップモードM11の場合は、メモリ制御器106を介して色補正テーブル110の赤の値を1ステップずつ増加させ(ステップS504)、処理モードがダウンモードM12の場合は、色補正テーブル110の赤の値を1ステップずつ減少させる(ステップS505)。同様に、青色ボタン22aの場合は色補正テーブル110の青の値を1ステップずつ増減させ、緑色ボタン22cの場合は色補正テーブル110の緑の値を1ステップずつ増減させる。最後に、変更された色補正テーブル110の値は、表示する際に補正値として色補正器104により使用され、ディスプレイ40には、現在の色補正テーブル110の色情報に応じたカラーチャート401が表示される(ステップS506)。
【0020】
保存モードM13は、調整中の色補正データ(色補正テーブル110に記憶されている色補正データ)をメモリカード108に保存することができるものであり、このモードが選択されるとコマンド制御器102はイメージ制御器103を制御して図9に示す画面G2を表示する。この画面G2が表示されているときに、リモコン20の赤色ボタン22bが押下されると、図示しないファイル保存ダイアログが表示され、名前を付けてこの色補正データを保存することができる。具体的な処理(図8の「他のモードの処理S503」に対応する)について、図10を用いて説明する。まず、ユーザに対して色補正データに付けるファイル名の選択をさせる(ステップS601)。そして、そのファイル名で同名がメモリカード108に存在しないかをチェックする(ステップS602)。このとき、同名のファイルが存在する場合は上書きの確認を行い(ステップS603)、上書きしない場合は何もしないで終了する。一方、上書きする場合と、同名が存在しない場合は、色補正テーブル110から色補正データを読出し(ステップS604)、読出したデータをメモリカード108に保存する(ステップS605)。
【0021】
読込みモードM14は、上述の保存モードM13でメモリカード108に保存した色補正データを読出して、色補正テーブル110に設定することができるものであり、図11に示す画面G3を表示する。この読込みモードM14において、リモコン20の赤色ボタン22bが押下されると、コマンド制御器102は、図示しないファイルを開くダイアログを表示してファイルを選択させ、色補正データを色補正テーブル110に読み込むことができる。具体的な処理(図8の「他のモードの処理S503」に対応する)について図12を用いて説明する。まず、ユーザに対して読出す色補正データのファイルを選択させる(ステップS701)。そして、選択されたファイルを色補正データとしてメモリカード108から読出し(ステップS702)、読み出した色補正データを色補正テーブル110に設定する(ステップS703)。なお、この読み出されたファイルのファイル名は、色調整画面G1に表示される。
【0022】
戻るモードM15は、色調整モードM1を終了するものであり、図13に示す画面G4を表示して終了の確認を行う。すなわち、この戻るモードM15において、リモコン20の赤色ボタン22bが押下された場合は、コマンド制御器102は、通常の画像表示モードM2に切り替え、黄色ボタン22dが押下された場合は、図7に示すようにアップモードM11に切り換える。
【0023】
以上に説明したリモコン20のカラーボタン22と色調整モードM1及び画像表示モードM2における処理との関係を図14及び図15にまとめる。
【0024】
このように、本実施例に係るデジタルカメラ10によると、画像出力装置(デジタルカメラ10)と表示再生装置(ディスプレイ20)との色の表示誤差の調整を、4色のカラーボタン22を備えるリモコン(例えば、テレビ用リモコン)を使って遠隔操作することができる。このとき、表示再生装置として家庭用のテレビを用いている場合には、このデジタルカメラ10の操作に、このテレビの操作用リモコンを利用でき、このリモコンに標準装備される「青、赤、緑、黄」ボタンの4つのボタン(カラーボタン22)のみで操作することができる。そのため、これらのカラーボタン22を備えるリモコン20であれば、どのメーカーのリモコンでも、同じ操作で色調整を行うことができる。
【0025】
なお、上述のテレビ操作用リモコンのカラーボタン22は、通常、テレビの電源のオン/オフやチャンネルの切り替えには割り当てられていないため、デジタルカメラ10を接続して画像の表示をしているときにこのカラーボタン22を操作しても、テレビの操作に影響を与える可能性は低い。また、このようなテレビ用リモコン等をこのデジタルカメラ10の操作に利用するときは、予めデジタルカメラ10にそのリモコンの制御コマンドのパターンを学習させておく必要がある。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係る画像出力装置(デジタルカメラ)の使用方法を示す説明図である。
【図2】上記デジタルカメラに用いられるリモコンを示す説明図である。
【図3】上記デジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図4】色補正テーブルのデータ構造を説明する説明図である。
【図5】画像表示モード時の表示状態を示す説明図である。
【図6】色調整モード時の表示状態を示す説明図である。
【図7】色調整モード時の処理モードの遷移を示す説明図である。
【図8】アップモード及びダウンモード時の処理を示すフローチャートである。
【図9】保存モードにおける画面を示す説明図である。
【図10】保存モード時の処理を示すフローチャートである。
【図11】読込みモードにおける画面を示す説明図である。
【図12】読込みモード時の処理を示すフローチャートである。
【図13】戻るモードにおける画面を示す説明図である。
【図14】画像表示モードにおけるカラーボタンと処理の対応を示す表である。
【図15】色調整モードにおけるカラーボタンと処理の対応を示す表である。
【符号の説明】
【0027】
10 デジタルカメラ(画像出力装置)
11 リモコンI/F(リモコンインタフェース機能)
20 リモコン 22 カラーボタン 22a 青色ボタン 22b 赤色ボタン
22c 緑色ボタン 22d 黄色ボタン
40 ディスプレイ(表示再生装置) 102 コマンド制御器(コマンド制御機能)
103 イメージ制御器(画像出力機能) 104 色補正器(色補正機能)
108 メモリカード(記憶部) 110 色補正テーブル(補正情報)
M1 色調整モード M2 画像表示モード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも4個のボタンを有するリモコンから出力される当該ボタンの各々に対応した制御コマンドにより作動が制御される画像出力装置であって、
デジタル画像を表示再生装置に出力する画像出力機能と、
前記画像出力機能による前記表示再生装置への出力画像の色を補正情報により補正する色補正機能と、
前記リモコンから出力される前記制御コマンドを受信するリモコンインタフェース機能と、
前記リモコンインタフェース機能で受信された前記制御コマンドに応じて、前記デジタル画像を前記表示再生装置に出力する画像表示モード、及び、前記補正情報を設定する色調整モードを切り替えて実行するコマンド制御機能とを有し、
前記コマンド制御機能が、
前記4個のボタンの何れか1つに対応する前記制御コマンドを前記画像表示モード及び前記色調整モードの切り替えに割り当て、
前記4個のボタンの残りの3つに対応する前記制御コマンドの各々を、前記色調整モードが選択されているときの、青色・赤色・緑色の調整に割り当てるように構成された画像出力装置。
【請求項2】
前記リモコンが、青色・赤色・緑色・黄色の4色のボタンを有し、
前記コマンド制御機能が、
前記黄色のボタンに対応する前記制御コマンドを、前記画像表示モード及び前記色調整モードの切り替えに割り当て、
前記青色・赤色・緑色のボタンに対応する前記制御コマンドの各々を、前記色調整モードが選択されているときの、青色・赤色・緑色の調整に割り当てるように構成された請求項1に記載の画像出力装置。
【請求項3】
前記補正情報を記憶する記憶部を有し、
前記制御コマンド機能が、前記色調整モードが選択されているときに、前記リモコンの前記制御コマンドのいずれかに対応して、前記補正情報を前記記憶部に対して書き込み及び読み出しするように構成された請求項1または2に記載の画像出力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2009−27214(P2009−27214A)
【公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−185167(P2007−185167)
【出願日】平成19年7月17日(2007.7.17)
【出願人】(592217093)株式会社ニコンシステム (102)
【Fターム(参考)】