説明

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラム

【課題】ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1の画像情報を取得する取得手段(画像受信部100)と、色剤を収容し、装置本体に対して着脱される収容手段(トナーカートリッジ301Y〜K)と、収容手段に設けられ、色剤に関する情報および第2の画像情報を格納する格納手段(クラム302Y〜K)と、第1の画像情報と第2の画像情報とを合成する合成手段(画像情報合成部305)と、合成手段で合成された画像情報に基づき、記録媒体に色剤を用いて画像形成を行う画像形成手段(プリントエンジン300)とを少なくとも備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、プリンタ等の画像形成装置において、トナー等の色剤を収容した着脱可能なカートリッジ(収容器)に、当該カートリッジの履歴情報(例えば、カートリッジ周囲の温度、湿度等の環境履歴情報やカートリッジの印字枚数等の使用履歴情報)を記憶するクラム(CRUM:カートリッジユニットに装着されたメモリ)が装着されたものが開発され、普及している。
【0003】
前記クラムに記憶された履歴情報は、カートリッジの交換時期を判別する際やカートリッジのメンテナンスを行う際などに必要な情報として利用される。
【0004】
また、クラムに記憶されるカートリッジの履歴情報は、画像形成装置本体側のコントローラによって書込処理および読出処理が行われる。
【0005】
ところで、プリンタ等の画像形成装置においては、パーソナルコンピュータ等の外部装置から入力された印刷データを専用の記憶手段に格納し、その印刷データに基づいて、印刷用紙等の記録媒体に画像形成を行うのが一般的である。
【0006】
一方で、プリンタが備えるハードウェア資源の一つである前記クラムの記憶領域をより有効に活用したいという要望があった。
【0007】
例えば、特開2001−138603号公報には、クラム内にカートリッジ識別情報に加えて画像データを格納し、ホスト装置からクラム内の画像のサムネイル要求があれば、画像を加工してサムネイルを作成してホスト装置へ送信し、ホスト装置から画像データの要求があれば画像データを送信し、印字する場合は一度画像データをホスト装置に送信してホスト装置でプリントジョブデータを生成し、そのプリントジョブデータを受信して印刷する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2001−138603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る画像形成装置は、第1の画像情報を取得する取得手段と、装置本体に対して着脱され、色剤を収容する収容手段と、前記収容手段に設けられ、前記色剤に関する情報および第2の画像情報を格納する格納手段と、前記第1の画像情報と前記第2の画像情報とを合成する合成手段と、前記合成手段で合成された画像情報に基づき、記録媒体に前記色剤を用いて画像形成を行う画像形成手段とを少なくとも備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明に係る画像形成装置は、前記収容手段は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒色)を含む各色に対応する色剤を個別に収容する消耗品としての収容器で構成され、前記収容器毎に設けられる前記格納手段には、前記第2の画像情報のうち当該収容器に格納されている色剤の色に対応する画像情報がそれぞれ格納されていることを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明に係る画像形成装置は、前記格納手段は、前記各収容器を識別する識別情報をさらに格納し、前記合成手段は、前記識別情報の組合せに応じて合成する画像情報を変更することを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明に係る画像形成装置は、前記合成手段は、前記格納手段に格納されている前記色剤に関する情報に応じて合成する画像情報を変更することを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明に係る画像形成装置は、前記合成手段は、前記第1の画像情報と前記第2の画像情報との合成を行うか否かの判定を行う判定手段をさらに備えることを特徴とする。
【0015】
請求項6の発明に係る画像形成システムは、請求項1から請求項5の何れかに記載の画像形成装置と、通信手段を介して前記画像形成装置と接続される1または2以上の情報処理装置とから構成されることを特徴とする。
【0016】
請求項7の発明に係る画像形成プログラムは、第1の画像情報を取得する取得過程と、
【0017】
色剤の収容器が備える格納手段から第2の画像情報を読み出す読出過程と、前記第1の画像情報と前記第2の画像情報とを合成する合成過程と、前記合成過程で合成された画像情報に基づき、記録媒体に前記色剤を用いて画像形成を行う画像形成過程とを演算手段に実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
【0019】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置を提供することができる。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、色剤を個別に収容する消耗品としての収容器毎に設けられる格納手段に色剤の色に対応する画像情報を格納させてハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置を提供することができる。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、格納手段に各収容器を識別する識別情報をさらに格納させて利用し、ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置を提供することができる。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、色剤に関する情報に応じて画像情報を合成し、ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置を提供することができる。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成装置を提供することができる。
【0024】
請求項6に記載の発明によれば、格納手段に格納されている第2の画像情報を第1の画像情報と合成して画像形成に供することにより、画像形成装置が備えるハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成システムを提供することができる。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、ハードウェア資源をより有効に使用することができる画像形成プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】実施の形態に係る画像形成装置PR1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】実施の形態に係る画像形成装置PR1の構成を示すブロック図である。
【図3】画像を合成して印刷出力した例を示す説明図である。
【図4】カラー画像の色分割の手順を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
【0028】
図1から図3を参照して、本発明についての実施の形態に係る画像形成装置PR1について説明する。
【0029】
特には限定されないが、画像形成装置PR1は、レーザプリンタ、フルカラープリンタ、インクジェット方式のプリンタ、ファクシミリ装置、複合機等として構成することができる。
【0030】
本実施の形態では、画像形成装置PR1は、フルカラープリンタで構成されているものとする。
【0031】
これに伴い、本実施の形態に係る画像形成装置PR1における色剤はトナーであり、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒色)を含む各色に対応するトナーを個別に収容する消耗品としての収容器(収容手段の一例)は、トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kであるものとする。
【0032】
また、各トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kは、トナーに関する情報および第2の画像情報を格納するクラム302Y、302M、302C、302K(格納手段の一例)を備えている。
【0033】
トナーに関する情報は、特には限定されないが、例えば、カートリッジ周囲の温度、湿度等の環境履歴情報やカートリッジの印字枚数等の使用履歴情報等の履歴情報を含む。
【0034】
また、クラム302Y、302M、302C、302Kは、EEPROM等の不揮発性メモリで構成される。
【0035】
クラム302Y、302M、302C、302Kと画像形成装置PR1本体のコントローラ(図示せず)との間の通信方式は、特には限定されないが、例えば、無線方式や有線方式を採用することができる。
【0036】
なお、無線方式を採用する場合には、各国において無線認証を得る手続きを必要になる。
【0037】
ここで、図1を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置PR1の機能構成について説明する。
【0038】
なお、本発明と関係が少ない構成については図示等を省略する。
【0039】
画像形成装置PR1は、主に、第1の画像情報を取得する画像受信部100(取得手段の一例)と、取得された第1の画像情報について色分解等の画像処理を行う画像処理装置200と、画像情報に基づいて画像形成を行うプリントエンジン300(画像形成手段の一例)とから構成されている。
【0040】
ここで、第1の画像情報は、例えばLAN等のネットワークNを介してパーソナルコンピュータ等の情報処理装置から送信されてくるイメージデータ(カラー画像)等である。
【0041】
第1の画像情報としてのイメージデータは、そのままの状態では画像形成(印刷)の処理を行うことができない。
【0042】
即ち、図4に示すように、第1の画像情報としてのイメージデータをY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒色)の4色のデータに分解する必要がある。
【0043】
本実施の形態に係る画像形成装置PR1では、このような画像処理を画像処理装置200で行っている。
【0044】
プリントエンジン300は、図示は省略するが、トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kを着脱するように保持する保持部を備え、その保持部にトナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kが装着される。
【0045】
前述のように、各トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kは、クラム302Y、302M、302C、302Kを備えており、各クラム302Y〜Kの所定領域に書き込まれている第2の画像情報(Y画像、M画像、C画像、K画像)は、無線方式または有線方式の送受信装置(図示せず)を介して画像情報処理部303に入力される(図2参照)。
【0046】
前記第1の画像情報と前記第2の画像情報は、画像情報合成部305(合成手段の一例)によって合成され、露光機等で構成される画像形成実行装置400によって印刷用紙等の記録媒体に画像形成(印刷)される。
【0047】
なお、必須の構成部材ではないが、判定部304(判定手段の一例)は、第1の画像情報と第2の画像情報との合成を行うか否かをユーザの指示等に基づいて判定するものである。
【0048】
各クラム302Y〜Kにおいて第2の画像情報を格納する領域は、履歴情報等を格納した余剰部を用いることができるので、ハードウェア資源が有効利用される。
【0049】
ここで、第2の画像情報は、特には限定されないが、例えば販売促進用のキャラクターやメーカーのロゴなどを含む。
【0050】
即ち、例えば、メーカーが当該画像形成装置PR1を含む商品群の販売促進あるいは企業イメージのアップを意図して用いる各種のキャラクターや、メーカーのシンボルマーク等を第2の画像情報として格納させることが考えられる。
【0051】
本実施の形態では、上述のように、各トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kの各クラム302Y〜Kの所定領域に、予め各トナーの色に対応させて分解した第2の画像情報(Y画像、M画像、C画像、K画像)が格納されている。
【0052】
これにより、第1の画像情報と異なって、色分解等の高負荷な処理を行う必要がなく、画像処理装置に比して処理能力が低い画像情報処理部303で処理され、ハードウェア資源が有効利用される。
【0053】
画像情報合成部で、第1の画像情報G1と第2の画像情報G2(キャラクターG2aやロゴG2bなど)とを合成して得られた画像情報に基づいて、例えば図3に示すような印刷が行われる。
【0054】
これにより、ユーザの興趣が向上されたり、宣伝効果が向上される。
【0055】
なお、ユーザによる所定ボタンの操作等により、画像合成不要との指示がなされた場合には、前記判定部304により画像合成不要が判定され、第1の画像情報G1と第2の画像情報G2との合成はされずに、第1の画像情報G1に基づいて画像形成(印刷)が行われる。
【0056】
これにより、印刷物の使用状況等に応じて、キャラクターG2aやロゴG2bなどの印刷が行わないようにされ、利便性が向上される。
【0057】
なお、判定部304を設けずに、常にキャラクターG2aやロゴG2bなどの合成が行われる構成とした場合には、例えば、企業において、社員が職務以外の用途で画像形成装置PR1を用いた場合に、印刷物に常にロゴ等が印刷される状態となるため、不正使用の抑制が期待される。
【0058】
また、第2の画像情報をユーザが作成あるいは選択し、その画像情報を無線方式または有線方式の送受信装置を介して、各トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kの各クラム302Y〜Kの所定領域に書き込むようにすることも考えられる。
【0059】
この場合には、ユーザの好みのキャラクター等を第1の画像情報に合成して印刷出力し、興趣が向上される。
【0060】
また、各トナーカートリッジ301Y、301M、301C、301Kの各クラム302Y〜Kに、各トナーカートリッジ301Y〜Kを識別する識別情報をさらに格納し、画像情報合成部305は、識別情報の組合せに応じて合成する画像情報(キャラクター等)を変更する場合には、興趣がさらに向上される。
【0061】
また、第2の画像情報を格納したクラム302Y〜Kの搭載をメーカーの純正品のトナーカートリッジに限定することにより、キャラクター等の印刷を楽しみたいユーザに対して、純正品(サードパーティ製でないトナーカートリッジ)の販売促進を図ることが期待される。
【0062】
また、画像情報合成部305は、クラム302Y〜Kに格納されているトナーに関する情報(履歴情報等)に応じて合成する画像情報(キャラクター等)を変更する場合には、興趣がより向上される。
【0063】
即ち、例えば印刷枚数等に応じて、印刷物に合成して出力されるキャラクター等を変えることにより、ユーザの興趣が向上される。
【0064】
なお、クラム302Y〜Kの記録容量が比較的大きくなった場合には、画像処理を行う際などにおける演算装置の作業領域としてクラム302Y〜Kの記録領域を用いることも考えられる。
【0065】
また、クラム302Y〜Kの記録領域に、画像形成装置PR1用のファームウェアや、画像形成装置PR1が備える各種プログラムのアップデータを格納することも考えられる。
【0066】
また、先にも述べたように、本発明は、インクジェット方式のプリンタにも適用される。
その場合には、トナーカートリッジに代えて、色剤としてのインクを収容したインクカートリッジに搭載される格納手段(不揮発性メモリ等)に上述のような第2の画像情報が格納されることとなる。
【0067】
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0068】
また、プログラムを用いる場合には、ネットワークを介して提供し、或いはCD−ROM等の記録媒体に格納して提供することが可能である。
【0069】
即ち、画像処理プログラムを含む所定のプログラムを記録媒体としてのハードディスク等の記憶装置に記録する場合に限らず、当該所定のプログラムを次のようにして提供することも可能である。
【0070】
例えば、所定のプログラムをROMに格納しておき、CPUが、この所定のプログラムをこのROMから主記憶装置へローディングして実行するようにしてもよい。
【0071】
また、上記所定のプログラムを、DVD−ROM、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、フレキシブルディスク、などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布するようにしてもよい。
【0072】
さらには、画像形成装置等を通信回線(例えばインターネット)を介してサーバ装置あるいはホストコンピュータと接続するようにし、サーバ装置あるいはホストコンピュータから上記所定のプログラムをダウンロードした後、この所定のプログラムを実行するようにしてもよい。この場合、この所定のプログラムのダウンロード先としては、RAM等のメモリやハードディスクなどの記憶装置(記録媒体)が挙げられる。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明による画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成プログラムは、レーザプリンタ、インクジェット式プリンタ、ファクシミリ装置や複合機等に適用することができる。
【符号の説明】
【0074】
PR1 画像形成装置
100 画像受信部
200 画像処理装置
300 プリントエンジン
301Y、301M、301C、301K トナーカートリッジ
302Y、302M、302C、302K クラム(格納手段)
303 画像情報処理部
304 判定部
305 画像情報合成部
400 画像形成実行装置
N ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の画像情報を取得する取得手段と、
装置本体に対して着脱され、色剤を収容する収容手段と、
前記収容手段に設けられ、前記色剤に関する情報および第2の画像情報を格納する格納手段と、
前記第1の画像情報と前記第2の画像情報とを合成する合成手段と、
前記合成手段で合成された画像情報に基づき、記録媒体に前記色剤を用いて画像形成を行う画像形成手段と、
を少なくとも備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記収容手段は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒色)を含む各色に対応する色剤を個別に収容する消耗品としての収容器で構成され、
前記収容器毎に設けられる前記格納手段には、前記第2の画像情報のうち当該収容器に格納されている色剤の色に対応する画像情報がそれぞれ格納されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記格納手段は、前記各収容器を識別する識別情報をさらに格納し、
前記合成手段は、前記識別情報の組合せに応じて合成する画像情報を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記合成手段は、前記格納手段に格納されている前記色剤に関する情報に応じて合成する画像情報を変更することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記合成手段は、前記第1の画像情報と前記第2の画像情報との合成を行うか否かの判定を行う判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れかに記載の画像形成装置と、
通信手段を介して前記画像形成装置と接続される1または2以上の情報処理装置と、
から構成されることを特徴とする画像形成システム。
【請求項7】
第1の画像情報を取得する取得過程と、
色剤の収容器が備える格納手段から第2の画像情報を読み出す読出過程と、
前記第1の画像情報と前記第2の画像情報とを合成する合成過程と、
前記合成過程で合成された画像情報に基づき、記録媒体に前記色剤を用いて画像形成を行う画像形成過程と、
を演算手段に実行させることを特徴とする画像形成プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−7852(P2011−7852A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−148685(P2009−148685)
【出願日】平成21年6月23日(2009.6.23)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】