説明

画像形成装置、画像形成装置のオプション装置発注システム、画像形成装置のオプション装置発注方法、プログラムおよび記録媒体

【課題】画像形成装装置において、環境性能の良好なオプション装置を容易に発注できるようにする。
【解決手段】画像形成装置1は、画像形成部507を有し、オプション装置を接続可能な画像形成本体装置3を備える。画像形成本体装置3は、表示部503と、入力部504と、通信部505と、通信部505とを備える。制御部501は、オプション装置を示すオプション情報、およびオプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を通信部505を介して管理装置13から取得し、オプション情報およびエコ情報を表示部503に表示させる表示制御動作、並びに表示部503に表示されたオプション情報が示すオプション装置のうち、入力部504によって指定されたオプション装置を通信部505を介して管理装置13に発注する発注動作を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成本体装置にオプション装置が接続される画像形成装置、画像形成装置のオプション装置発注システム、画像形成装置のオプション装置発注方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置に付加されるオプション機器をネットワークを介して管理サーバに対して発注するシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、ユーザが使用する画像処理装置がネットワークを介してサービスセンタの顧客管理サーバと接続され、画像処理装置のオプション機器を画像処理装置からネットワークを介して顧客管理サーバに発注する構成が開示されている。
【0003】
具体的には、顧客管理サーバは、新製品の更新情報があると、管理している画像処理装置に対して更新情報を通知する。画像処理装置は、顧客管理サーバから新製品の更新情報を受信すると、自己の装備情報を検索し、装備されていない製品が新製品の更新情報に含まれていれば、その旨を画像処理装置のユーザに知らせる。その後、ユーザにより、新製品の更新情報によって示される新製品一覧から所望の製品が選択され、発注ボタンが操作されると、画像処理装置は発注情報を顧客管理サーバに送信する。
【0004】
このような構成では、画像処理装置の最新のオプション製品、または画像処理装置にインストールするアプリケーション製品の情報のうち、既に備えているオプション製品の情報を除き、自機に対応する製品かつ必要な製品の情報だけを抽出して、ユーザに通知することができる。また、自機に必要な製品の情報から選択した所望のオプション機器を画像処理装置から容易に発注することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−166057号公報(2007年6月28日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、近年、地球の温暖化が問題となり、各国に対しても温室効果ガスの発生を抑制することが求められている。これに伴い、画像形成装置のユーザの間でも、温室効果ガスの発生を抑制できる機器を使用したいという環境意識の高まりがある。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の構成では、ユーザが所望のオプション製品を画像処理装置からネットワークを介して顧客管理サーバに発注することができる。しかしながら、ユーザがオプション製品等を発注する際に、温室効果ガスの発生に関する情報は、画像処理装置からユーザに対して提供されない。このため、ユーザは、高い環境意識を持っていたとしても、オプション製品等の発注時点において、それらオプション製品等を使用した場合の環境に対する影響が容易には分からず、対環境性を向上した製品を容易に発注することができない。
【0008】
したがって、本発明は、オプション装置についての温室効果ガスの発生量を確認しながら、環境性能の良好なオプション装置を容易に発注することができる画像形成装置、画像形成装置のオプション装置発注システム、画像形成装置のオプション装置発注方法、プログラムおよび記録媒体の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備えている画像形成装置において、前記画像形成本体装置は、表示装置と、入力装置と、外部装置と通信する通信装置と、前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を前記通信装置を介して外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う制御部とを備えていることを特徴としている。
【0010】
また、本発明の画像形成装置のオプション装置発注方法は、画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備え、前記画像形成本体装置は、表示装置と、入力装置と、外部装置と通信する通信装置と、制御部とを備えている画像形成装置のオプション装置発注方法において、前記制御部が、前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を前記通信装置を介して外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して前記外部装置に対して発注する発注動作とを行う制御工程を行うことを特徴としている。
【0011】
上記の構成によれば、画像形成本体装置の制御部は(制御部が行う制御工程では)、オプション装置を示すオプション情報、およびオプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を通信装置を介して外部装置から取得し、オプション情報およびエコ情報を表示装置に表示させる表示制御動作を行う。また、表示装置に表示されたオプション情報が示すオプション装置のうち、入力装置によって指定されたオプション装置を通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う。
【0012】
これにより、ユーザは、表示装置に表示されているオプション装置のうちから、入力装置を操作して発注すべきオプション装置を指定して発注する場合、表示装置に表示されているオプション装置についての温室効果ガスの発生量を確認しながら、環境性能の良好なオプション装置を容易に指定し、発注することができる。
【0013】
上記の画像形成装置において、前記表示装置における前記エコ情報の表示には、そのエコ情報を示すラベルの表示が含まれている構成としてもよい。
【0014】
上記の構成によれば、エコ情報の表示には、そのエコ情報を示すラベルの表示が含まれているので、ユーザは、入力装置を操作して発注すべきオプション装置を指定して発注する場合に、環境性能の良好なオプション装置をラベルの表示により容易に確認できる。したがって、発注すべきオプション装置を容易に指定し、発注することができる。
【0015】
上記の画像形成装置において、前記エコ情報は、互いに異なる団体が認定する複数種類のエコ情報を含んでいる構成としてもよい。
【0016】
上記の構成によれば、エコ情報は、互いに異なる団体が認定する複数種類のエコ情報を含んでいるので、表示装置には各オプション装置に対して複数種類のエコ情報が表示される。したがって、ユーザは、入力装置を操作して発注すべきオプション装置を指定して発注する場合に、表示装置に表示されている複数種類のエコ情報を参照して、適切なオプション装置を選択することができる。
【0017】
本発明の画像形成装置のオプション装置発注システムは、画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備え、前記画像形成本体装置が、表示装置、入力装置、および外部装置と通信する通信装置を備えている画像形成装置と、前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を提供する情報提供用外部装置とを備え、前記画像形成本体装置は、前記オプション情報および前記エコ情報を前記通信装置を介して前記情報提供用外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う制御部を備えていることを特徴としている。
【0018】
上記の構成によれば、画像形成装置が備える画像形成本体装置の制御部は、オプション装置を示すオプション情報、およびオプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を通信装置を介して情報提供用外部装置から取得し、オプション情報およびエコ情報を表示装置に表示させる表示制御動作を行う。また、表示装置に表示されたオプション情報が示すオプション装置のうち、入力装置によって指定されたオプション装置を通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う。
【0019】
これにより、ユーザは、表示装置に表示されているオプション装置のうちから、入力装置を操作して発注すべきオプション装置を指定して発注する場合、表示装置に表示されているオプション装置についての温室効果ガスの発生量を確認しながら、環境性能の良好なオプション装置を容易に指定し、発注することができる。
【0020】
本発明の画像形成装置のオプション装置発注システムは、画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備え、前記画像形成本体装置が、表示装置、入力装置、および外部装置と通信する通信装置を備えている画像形成装置と、前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を提供する情報提供用外部装置とを備え、前記画像形成本体装置は、前記オプション情報および前記エコ情報を前記通信装置を介して前記情報提供用外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う制御部を備えていることを特徴としている。
【0021】
上記の構成によれば、画像形成装置が備える画像形成本体装置の制御部は、オプション装置を示すオプション情報、およびオプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を通信装置を介して情報提供用外部装置から取得し、オプション情報およびエコ情報を表示装置に表示させる表示制御動作を行う。また、表示装置に表示されたオプション情報が示すオプション装置のうち、入力装置によって指定されたオプション装置を通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う。
【0022】
これにより、ユーザは、表示装置に表示されているオプション装置のうちから、入力装置を操作して発注すべきオプション装置を指定して発注する場合、表示装置に表示されているオプション装置についての温室効果ガスの発生量を確認しながら、環境性能の良好なオプション装置を容易に指定し、発注することができる。
【発明の効果】
【0023】
本願発明では、上記のように、ユーザは、表示装置に表示されているオプション装置のうちから、入力装置を操作して発注すべきオプション装置を指定して発注する場合、表示装置に表示されているオプション装置についての温室効果ガスの発生量を確認しながら、環境性能の良好なオプション装置を容易に指定し、発注することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示した大容量給紙装置において、前扉を前方へ移動させることにより用紙収容部を引き出した状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示した後処理装置の構造を示す概略の縦断面図である。
【図4】図1に示した画像形成装置のオプション装置発注システムの構成を示すブロック図である。
【図5】図5(a)は、図4に示した表示部3および入力部を備え、画像形成本体装置に設けられている操作パネルを示す正面図、図5(b)は、図5(a)に示した表示部におけるイメージ送信のための初期画面を示す説明図である。
【図6】図5(b)に示したエコビュー(エコビュー)アイコンが操作された場合の表示部でのエコビュー表示を示す説明図である。
【図7】図6の表示において、容量2500枚の大容量給紙装置が選択された場合の表示部の表示状態を示す説明図である。
【図8】図5(a)に示した操作パネルの表示部におけるエコビュー情報のリスト、およびエコビュー情報のサムネイルの表示状態を示す説明図である。
【図9】図5(a)に示した操作パネルの表示部における、画像形成装置の新製品情報およびCO排出量換算値の表示状態を示す説明図である。
【図10】図1に示した画像形成本体装置によるオプション装置の発注動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、本発明の実施の形態の画像形成装置を示す斜視図である。
【0026】
図1に示すように、画像形成装置1は、原稿読取装置2、画像形成本体装置3、大容量給紙装置4および後処理装置5を備えている。原稿読取装置2、大容量給紙装置4および後処理装置5は、画像形成本体装置3に対するオプション装置となっている。
【0027】
画像形成本体装置3は、プリンタ35および給紙装置36を備えている。プリンタ35は、画像データに基づいて用紙上に印刷を行う。すなわち、入力された画像データをトナーによる可視像として、給紙装置36から供給される用紙上に形成する。
【0028】
給紙装置36は、上下方向に3段の給紙カセット31〜33を備えている。各給紙カセット31〜33は、互いに異なるサイズの用紙を収容可能であり、収容している用紙をプリンタ35に供給する。
【0029】
原稿読取装置2は、画像形成本体装置3の上方に設けられ、原稿載置トレイ21上に載置された複数の原稿を順次搬送しながら読み取り、各原稿の画像データを取得する。取得した画像データは画像形成本体装置3に供給する。また、読み終えた原稿は、排紙トレイ22上に排出する。
【0030】
大容量給紙装置4は、例えばA4サイズなど、特定サイズの用紙を多量に収容可能であり、画像形成本体装置3からの指示に応じて収容している用紙を画像形成本体装置3のプリンタ35に供給する。図2は、大容量給紙装置4において、前扉41を前方へ移動させることにより用紙収容部42を引き出した状態を示す斜視図である。図2に示すように、大容量給紙装置4では、用紙収容部42を引き出して、用紙収容部42に対して用紙を積載する。
【0031】
後処理装置5は、プリンタ35により画像が印刷され、画像形成本体装置3から排出される用紙に対して、ステープルあるいはパンチングなどの後処理を行う。後処理装置5は、図3に示すように、複数の排紙トレイ51、各排紙トレイに用紙を搬送するための複数の分岐搬送路52、およびいずれかの分岐搬送路52の途中位置に設けられ、後処理を行う後処理部53を有している。なお、図3は、後処理装置5の構造を示す概略の縦断面図である。
【0032】
次に、画像形成装置1の機能的構成について説明する。図4は、図1に示した画像形成装置1のオプション装置発注システム構成を示すブロック図である。
【0033】
図4に示すように、画像形成装置1は、画像形成本体装置3、原稿読取装置2および周辺機器11を備えている。周辺機器11は、原稿読取装置2以外の画像形成本体装置3に対するオプション機器の総称したものである。
【0034】
画像形成本体装置3は、制御部501、記憶部502、表示部(表示装置)503、入力部(入力装置)504、通信部(通信装置)505、画像処理部506、画像形成部507および定着部508を備えている。原稿読取装置2は読取部509を備えている。周辺機器11は制御部510を備えている。
【0035】
制御部501は、画像形成装置1全体の動作を制御する。記憶部502は、制御部501が制御動作を行う上において必要な種々の情報を記憶する。表示部503は、画像形成本体装置3に備えられている操作パネルの表示部に相当する。入力部504は、操作パネルの各種キーや入力部からなる。通信部505は、画像形成本体装置3がネットワーク12を介して外部の装置、例えば管理装置(外部装置、情報提供用外部装置)13と通信を行うためのものである。
【0036】
画像処理部506、画像形成部507および定着部508はプリンタ35の構成要素となっている。画像処理部506は、原稿読取装置2の読取部509によって取得され、入力された原稿の画像データに対して、印刷に適した画像処理を行う。画像形成部507は、画像処理部506から供給される画像データに基づいて、用紙上にトナー画像を形成する。定着部508は、画像形成部507にて用紙上に形成されたトナー画像を溶融させて用紙に定着させる。
【0037】
なお、定着部508にてトナー画像が定着された用紙は、画像形成本体装置3の上面に形成されている排紙トレイ37上、もしくは後処理装置5を経た後、後処理装置5の排紙トレイ51上に排出される。
【0038】
原稿読取装置2の読取部509はCCDセンサを備え、読み取った画像データを画像処理部506に供給する。周辺機器11は、制御部501を備えている。この制御部501は画像形成本体装置3の制御部501と通信しながら、周辺機器11の動作を制御する。
【0039】
図5(a)(b)には、図4に示した表示部503および入力部504を備える操作パネル14を示す。図5(a)は、図4に示した表示部503および入力部504を備え、画像形成本体装置3に設けられている操作パネル14を示す正面図である。図5(b)は、図5(a)に示した表示部503におけるイメージ送信のための初期画面を示す説明図である。
【0040】
本実施の形態において、画像形成本体装置3では、ユーザからの入力部504の操作に応じて、管理装置13に対して画像形成本体装置3のオプション装置を発注できるようになっている。管理装置13は、画像形成装置のメーカー、販売会社、販売代理店あるいはリース会社等に備えられている。また、後述するクラウドプロバイダーであってもよい。
【0041】
管理装置13へのオプション装置の発注の際には、制御部501は、入力部504からのユーザの指示に応じて、管理装置13に対してオプション装置についてのオプション情報とエコ(Eco)情報とを要求する。この要求は例えば電子メール(要求メール)にて行われてもよい。管理装置13のメールアドレスは、予め画像形成本体装置3に登録されており、オプション情報とエコ情報との要求を選択することで、その要求が自動的に上記メールアドレス宛に送信される。なお、要求メールには、自動的に画像形成本体装置3の名称および型番、または画像形成本体装置3が特定できるアドレスや製造番号等が添付される。
【0042】
制御部501は、上記要求メールに応じて、管理装置13からオプション情報とエコ情報とを取得すると、これら情報を記憶部502に記憶させる。
【0043】
一方、画像形成本体装置3からの要求メールを受信した管理装置13では、画像形成本体装置3の名称および型番、または画像形成本体装置3が特定できるアドレスや製造番号等の情報に基づき、画像形成本体装置3に対応するオプション情報とエコ情報とを画像形成本体装置3へ送信する。この送信は、管理装置13により自動的に行われても、あるいは管理装置13の管理者により手動にて行われてもよい。
【0044】
画像形成本体装置3と管理装置13との通信は、一般的な通信手段を用いることができ、有線あるいは無線にて行うことができる。
【0045】
有線の場合には、イーサネット(登録商標)(IEEE規格)を使用することができる。具体的には、10BASE−T、100BASE−TX、10GBASE−T等や、それらの光マルチモードの10BASE−F、100BASE−F、1000BASE−X、10GBASE−R、10GBASE−W、10GBASE−Xを使用することができる。
【0046】
また、無線の場合には、WiMAX(IEEE規格)を使用することができる。具体的には、IEEE 802.16(ブロードバンド無線規格)、IEEE 802.16a(固定無線通信の標準規格、IEEE 802.16規格の使用周波数帯を変更したもの)、あるいはIEEE 802.16-2004(固定区間に用いられる方式、別名IEEE 802.16a/REVd)を使用することができる。
【0047】
さらには、クラウドコンピューティングサービス(専用事業者:クラウドプロバイダー)によるクラウドコンピューティングも使用することができる。
【0048】
ここで、オプション情報は、画像形成本体装置3のオプション装置としてどのようなものが存在するかを示す製品情報である。また、エコ情報は、それらオプション装置についての温室効果ガスの発生に関する情報である。
【0049】
また、制御部501は、オプション情報とエコ情報とが記憶部502に記憶されている状態において、ユーザによりエコビュー(Ecoview)アイコン112が操作されると、それら情報を入力部504に表示させる。図6は、エコビューアイコン112が操作された場合の表示部503でのエコビュー表示を示す説明図である。
【0050】
図6に示すエコビュー表示では、例えば画面の左側に、オプション情報が表示され、右側にエコ情報が表示される。オプション情報は、画像形成本体装置3の各オプション装置を示す情報である。オプション装置とともに表示されるエコ情報は、対応するオプション装置に関するエコ情報である。このエコ情報は、オプション装置に対して与えられたエコに関する情報である。
【0051】
具体的には、オプション情報に関しては、例えば大容量給紙装置4として、容量3500枚のもの、および容量2500枚のものが表示され、後処理装置5として、フィニッシャー、およびソーターが示される。また、エコ情報に関しては、左から順番に、例えばグリーン購入適合商品であることの表示、エコマーク(登録商標)に適合する製品であることの表示、およびカーボンプリントフットラベルの表示が行われる。本実施の形態において、上記エコ情報は、エコラベル情報としてサムネイル表示されている。
【0052】
グリーン購入適合商品は、環境省が国や自治体で推進するグリーン購入について規定したものである。
【0053】
エコマークは、ISO規格(ISO14024)に準拠し、(財)日本環境協会が認定するものであり、オプション装置のライフサイクルにおける温室効果ガスの種類および排出量を示す情報である。具体的には、オプション装置の原材料調達段階から、生産段階、流通段階、使用・維持管理段階および廃棄・リサイクル段階までの間に排出する温室効果ガスの種類と排出量を示す情報である。
【0054】
カーボンプリントフットラベルは、商品のライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの量をCO(二酸化炭素)への換算値で表示するものである。
【0055】
温室効果ガスの種類には、京都議定書で対象となったCO、CH、NO、HFCs、PFCs、SFの6種類がある。しかしながら、これら温室効果ガスの排出量については、CO(二酸化炭素)に換算した値がラベルに記録される。したがって、上記サムネイル表示にはオプション装置の温室効果ガス排出量としてCO換算値が表示される。
【0056】
CO排出量は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用して、下記一般式(1)にて算出される。
【0057】
CO排出量=Σ(活動量i×CO排出原単位) …… (1)
iは上述した原材料調達から廃棄・リサイクルまでの活動量(プロセス)である。
【0058】
ライフサイクル段階と活動量とは、次の(A)から(E)のように対応できる。
(A)原材料調達段階の活動量は、素材使用量。
(B)生産段階の活動量は、組立て重量と生産時の電力消費量。
(C)流通段階の活動量は、輸送量(輸送距離と積載率とトラック積載量との積)。
(D)使用・維持管理段階の活動量は、使用時の電力消費量。
(E)廃棄・リサイクル段階の活動量は、埋立重量とリサイクル重量。
【0059】
なお、CO排出量の単位は重量を表す(g)である。したがって、ラベルにはCOの文字とCO排出量(g)との情報が記載される。また、CO排出量の単位は、(g)以外にも(kg)や(t)といった重量を表す単位でもよい。
【0060】
図6に示す表示において、ユーザの操作パネル14の操作により、いずれかのオプション装置が選択されると、図7に示すように、選択されたオプション装置およびそれに対応するエコ情報の表示が黒表示となる。一方、それ以外の非選択のオプション装置およびそれに対応するエコ情報の表示がグレー表示、あるいはグレーで塗りつぶされた表示となる。これにより、オプション装置の選択、非選択が一目瞭然となる。図7には、図6の表示において、容量2500枚の大容量給紙装置4が選択された状態を示している。
【0061】
上記のように、いずれかのオプション装置が選択された状態において、表示部503に表示されている発注ボタン113がユーザにより操作されると、選択されているオプション装置を発注する旨の連絡が管理装置13に対して行われる。この場合、制御部501は、所定の様式の発注メールを作成し、通信部505により管理装置13に送信させる。これにより、管理装置13を備えている画像形成装置のメーカー、販売会社、販売代理店あるいはリース会社等において、画像形成装置1から送信された発注メールが確認されると、オプション装置の受注に伴う所定の処理が行われる。
【0062】
なお、オプション装置についての選択、非選択の表示変化は、特に上記のものに限定されず、選択されたオプション装置の表示が目立つ色に変化するようにしてもよいし、点滅や、一定面積毎に色変化や点滅変化をしてもよい。あるいは、選択されたオプション装置の表示の色調や文字図形の大きさが変化する、あるいは選択されたオプション装置の表示が選択されたことを示す領域に移動するといった表示も可能である。また、オプション装置の選択については、図7の状態からさらに選択操作を行うことができる。
【0063】
また、画像形成装置1は、操作パネル14において、エコビューアイコン112、および表示内容を指定する操作が行われることにより、オプション装置を含む画像形成装置1全体のエコビュー情報のリストとそれらエコビュー情報のサムネイルを表示部503に表示する構成であってもよい。
【0064】
図8は、操作パネル14の表示部503におけるエコビュー情報のリスト、およびエコビュー情報のサムネイルの表示状態を示す説明図である。
【0065】
図8において、エコビュー情報のリストには、グリーン購入法適合商品、エコマーク(登録商標)、GPNデータベース掲載商品、国際エネルギースタープログラム、カーボンフットプリントラベル、ノルディックスワンラベルおよびブルーエンジェルラベルが含まれている。エコビュー情報のサムネイルには、エコビュー情報のリストに含まれるエコビュー情報のサムネイルが表示される。
【0066】
上記表示を行う場合、画像形成装置1は、オプション装置を含む画像形成装置1全体のエコ情報のリストおよびそれらエコ情報を示す画像もしくはサムネイルを管理装置13に要求して取得し、取得した情報を記憶部502に記憶する。リストに上がっている各エコビュー情報は、画像形成装置1に与えられているものである。
【0067】
また、画像形成装置1は、操作パネル14において、エコビューアイコン112、および表示内容を指定する操作が行われることにより、例えば図9に示すように、画像形成装置の新製品情報をCO排出量とともに表示部503に表示させる構成であってもよい。
【0068】
図9は、操作パネル14の表示部503における、画像形成装置の新製品情報およびCO排出量換算値の表示状態を示す説明図である。
【0069】
この場合、画像形成装置1には、例えば管理装置13から画像形成装置の新製品情報が適宜送信される。あるいは、画像形成装置1から管理装置13に画像形成装置の新製品情報を適宜要求して要求して取得する。
【0070】
この新製品情報には、カーボンフットプリントマークのCO排出量換算値が付加される。画像形成装置1の制御部501は、管理装置13から受信した新製品情報を記憶部502に記憶させる。また、制御部501は、新製品情報の表示を操作パネル14への入力操作によって指示されると、記憶部502から新製品情報とともにそれに付加されているCO排出量換算値を呼び出し、表示部503に表示させる。
【0071】
このような構成では、ユーザは、表示部503の表示を参照して、環境性能のより良好な画像形成装置を選択し、現使用中の画像形成装置を買い換えること、あるいはリースしている場合にはリースする画像形成装置を交換することが容易となる。なお、発注する場合の動作は、オプション装置を発注する場合の動作と同様、表示部503の表示において、ユーザにて指定された画像形成装置を管理装置13に対して発注するものである。
【0072】
上記の構成において、画像形成本体装置3によるオプション装置の発注動作を図10に基づいて説明する。図10は、図1に示した画像形成本体装置3によるオプション装置の発注動作を示すフローチャートである。ここでは、画像形成装置1のうち、画像形成本体装置3のみが既に購入済であるものとする。また、ユーザは、画像形成本体装置3の使用頻度が増加していることから、用紙の使用量や後処理での部数処理、パンチ処理等を自動化して業務効率向上を検討している状態とする。
【0073】
画像形成本体装置3の電源がオンにされると、制御部501は、操作パネル14の表示部503に、初期画面を表示させる(S11)。この初期画面において、イメージ送信モードボタン111(図5(b)参照)がオン(S12)されると、画像形成本体装置3はイメージ送信モードとなる(S13)。この場合の表示部503の表示は、図5(b)に示す状態となり、表示部503の左下には、エコビューアイコン112が表示される。
【0074】
次に、ユーザにより、エコビューアイコンがタッチすなわちオンされると(S14)、制御部501は、表示部503において、オプション情報およびエコ情報の要否を問う表示、並びに選択を行うための「YES」および「NO」の表示を行う(S15)。オプション情報およびエコ情報の要否を問う表示は、例えば「オプション情報とエコ情報とを入手しますか?」というものである。
【0075】
なお、S12およびS14の判定においてS11の初期画面に戻る場合は、イメージ送信モードボタン111が所定時間以内にオンにされなかった場合、およびエコビューアイコン112が所定時間以内にオンにされなかった場合である。
【0076】
S15の表示に対して、ユーザにより「YES」が選択された場合(S16)、制御部501は、通信部505から管理装置13に対してオプション情報およびエコ情報の送信を要求する(S17)。その後、この要求に応じて管理装置13からオプション情報およびエコ情報が送信されてくると、制御部501はこれら情報を記憶部502に記憶させる(S18)。なお、S15の表示に対して、ユーザにより「NO」が選択された場合、S19の処理に進む。
【0077】
次に、制御部501は、記憶部502からオプション情報とエコ情報とを読み出して表示部503に表示させる(S19)。なお、S18において、オプション情報とエコ情報とを一旦記憶部502に記憶することにより、オプション情報およびエコ情報を後に表示部503に表示させる場合において、管理装置13から再度それら情報を取得する必要がない。また、S16において「NO」が選択された場合において、S19において表示されるオプション情報およびエコ情報は、S17およびS18による処理以前に、記憶部502に記憶されているものである。
【0078】
次に、制御部501は、S19での表示部503の表示において、オプション情報が示すいずれかのオプション装置が選択され(S20)、さらに表示部503に表示されている発注ボタン113がオンされると(S21)、S20において選択されたオプション装置を発注する発注メールを管理装置13に対して送信する(S22)。
【0079】
なお、S20およびS21の判定においてS11の初期画面に戻る場合は、オプション装置が所定時間以内に選択されなかった場合、および発注ボタン113が所定時間以内にオンにされなかった場合である。
【0080】
次に、制御部501は、管理装置13から発注を確認した旨を示す発注確認メールを受信すると(S23)、S19に戻ってオプション情報とエコ情報とを表示部503に表示させ、S19以下の処理を繰り返す。その後、電源がオフにされると、動作を終了する。
【0081】
以上のように、本実施の形態の画像形成装置1では、操作パネル14の表示部503にオプション情報とエコ情報とを表示させ、オプション情報によって示されるオプション装置とそのオプション装置のエコ情報すなわち温室効果ガスの発生量とを確認しながら、オプション装置を発注することができる。これにより、環境性能の良好なオプション装置を容易に発注することができる。
【0082】
なお、以上の実施の形態において、説明の便宜上、オプション装置の発注先である管理装置(外部装置)13とオプション情報およびエコ情報を提供する管理装置(外部装置)13とは、同一の装置として説明しているが、これら管理装置13は異なる装置であってもよい。
【0083】
最後に、画像形成装置1の各ブロック、特に制御部501は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
【0084】
すなわち、画像形成装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像形成装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像形成装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
【0085】
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R/Blu−ray等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
【0086】
また、画像形成装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
【0087】
本発明の表示装置は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、プラズマチューブアレイディスプレイ、電気泳動を始めとする電子ペーパーディスプレイ、電子放出ディスプレイを用いることができる。
【0088】
また、表示装置を利用した民生用機器(映像・音響・通信などに関連した電子機器や装置において、一般消費者による使用・一般家庭での使用を目的としているもの、または、そのことを前提に開発・設計された製品・規格を指す)や業務用機器(法人(企業や学校、官公庁)など、一般家庭以外の用途を前提として開発された製品)にも適用できる。
【0089】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0090】
1 画像形成装置
2 原稿読取装置(オプション装置)
3 画像形成本体装置
4 大容量給紙装置(オプション装置)
5 後処理装置(オプション装置)
11 周辺機器(オプション装置)
12 ネットワーク
13 管理装置(外部装置、情報提供用外部装置)
35 プリンタ
111 イメージ送信モードボタン
112 エコビューアイコン
113 発注ボタン
501 制御部
502 記憶部
503 表示部(表示装置)
504 入力部(入力装置)
505 通信部(通信装置)
507 画像形成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備えている画像形成装置において、
前記画像形成本体装置は、
表示装置と、
入力装置と、
外部装置と通信する通信装置と、
前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を前記通信装置を介して外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う制御部とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記表示装置における前記エコ情報の表示には、そのエコ情報を示すラベルの表示が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記エコ情報は、互いに異なる団体が認定する複数種類のエコ情報を含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、画像形成装置の製品情報、および前記製品情報にて示される画像形成装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を前記通信装置を介して外部装置から取得し、前記製品情報および前記製品情報にて示される画像形成装置のエコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記製品情報にて示される前記画像形成装置のうち、前記入力装置によって指定された画像形成装置を前記通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備え、前記画像形成本体装置が、表示装置、入力装置、および外部装置と通信する通信装置を備えている画像形成装置と、
前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を提供する情報提供用外部装置とを備え、
前記画像形成本体装置は、
前記オプション情報および前記エコ情報を前記通信装置を介して前記情報提供用外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して外部装置に対して発注する発注動作を行う制御部を備えていることを特徴とする画像形成装置のオプション装置発注システム。
【請求項6】
画像形成部を有し、オプション装置を接続可能である画像形成本体装置を備え、前記画像形成本体装置は、表示装置と、入力装置と、外部装置と通信する通信装置と、制御部とを備えている画像形成装置のオプション装置発注方法において、
前記制御部が、前記オプション装置を示すオプション情報、および前記オプション装置の温室効果ガスの排出量を示すエコ情報を前記通信装置を介して外部装置から取得し、前記オプション情報および前記エコ情報を前記表示装置に表示させる表示制御動作、並びに前記表示装置に表示された前記オプション情報が示すオプション装置のうち、前記入力装置によって指定されたオプション装置を前記通信装置を介して前記外部装置に対して発注する発注動作とを行う制御工程を行うことを特徴とする画像形成装置のオプション装置発注方法。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置の前記の制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項8】
請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−135909(P2012−135909A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−288813(P2010−288813)
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】