説明

画像形成装置

【課題】既存のファンによる空気の流れを利用したり、簡単なファンを付加した異物回収ボックスを装置内に付設してこの装置内に浮遊している異物を回収する。
【解決手段】用紙Pを積載する用紙積載部2と、用紙積載部2に積載された用紙束P0 に向けて空気を吹き付けながら用紙Pを一枚ずつさばく用紙さばき部6と、用紙さばき部6でさばいた用紙Pを給紙する給紙部8と、給紙部8から給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部10Aと、画像形成部10Aで画像形成された用紙Pを吸引しながら排紙側まで搬送する吸引搬送部12Aとからなる搬送系を備えた画像形成装置1A内に、搬送系の各部の駆動によって発生する気流を取り込みつつ気流中に混在している異物を回収可能な回収構造を内部に備えた異物回収ボックス20を付設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷用紙に画像形成する画像形成装置に係り、該装置内に浮遊している紙粉やゴミなどの異物を回収除去するための技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置では、多枚数の印刷用紙が積載された用紙積載部から一枚ずつ用紙をさばくときに紙粉が発生し、この紙粉が装置内に浮遊している。また、印刷用紙に付着しているゴミなども用紙搬送時に剥離して装置内に浮遊している。
【0003】
これらの紙粉やゴミなどの異物が画像形成装置に与える悪影響には次のようなものがある。
(1)光学センサの発光・受光部に紙粉やゴミなどが付着すると、センサの感度が劣化して誤検知の原因となる。例えば、光学センサによって印刷用紙の搬送タイミングを検知している場合には搬送ミスが生じる。
(2)画像形成装置内には、搬送ローラ、ドラム、ベルトなどの様々な機構があるが、紙粉とインクが混ざり合ってできた固着物が搬送ローラなどに堆積すると、この堆積による経時変化によって各機構の間に速度ずれが生じる。これにより、印刷位置ずれやマスター移動が起きてしまい、印刷不良の原因となる。
(3)印刷用紙の画像形成面に紙粉やゴミなどが付着することでインク転写不良が生じる。
(4)インクジェット式の場合には、インクヘッドのノズル面に紙粉が付着することでメニスカスが破壊され、インクの吐出不良が発生する。
(5)印刷用紙の種類によっては炭酸カルシウムが含まれた砂状の紙粉が発生し、このような紙粉がローラ軸やベアリングなどの回転接触面に介在することにより摩耗や劣化の原因となる。
【0004】
以上のように、紙粉やゴミなどが原因で画像形成装置内の各部の動作安定性や耐久性に問題が生じるとともに、画像品質に対する影響も大きくなる。
【0005】
そのため、従来では、例えば下記特許文献1に開示されるような紙粉除去機構によって画像形成装置内から紙粉などを除去していた。この紙粉除去機構は、給紙用の予備トレイの一側部に設けられた送風ファンと、他側部に設けられた吸引ポンプとを備え、用紙に付着している紙粉を送風圧力と吸引作用によって用紙から分離し、装置外に設けられた回収器内に回収するものであった。
【特許文献1】特開2002−274668号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に開示される紙粉除去機構のような構造では、紙粉回収のために送風ファンと吸引ポンプが必要であり、これらを駆動するための動力源も必要であった。さらに、紙粉を装置外の回収器まで導くための配管などによって装置自体が複雑且つ大型化するという欠点があった。
【0007】
そこで本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、既存のファンによる空気の流れを利用したり、簡単なファンを付加した異物回収ボックスを装置内の空いたスペースに付設するだけで装置内に浮遊している異物を装置内にて回収可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の画像形成装置は、用紙P(P0 )を積載する用紙積載部2と、前記用紙積載部2に積載された前記用紙Pを一枚ずつさばく用紙さばき部6と、前記用紙さばき部6でさばいた前記用紙Pを給紙する給紙部8と、前記給紙部8から給紙された前記用紙Pに画像を形成する画像形成部10(10A,10B)と、前記画像形成部10で画像形成された前記用紙Pを吸引しながら排紙側まで搬送する吸引搬送部12(12A,12B)と、からなる搬送系を備えた画像形成装置1(1A,1B)において、
前記搬送系の前記各部の駆動によって発生する気流を取り込みつつ、該気流中に混在している異物を回収可能な回収構造を内部に備えた異物回収ボックス20(40)が前記画像形成装置1内に付設されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の画像形成装置は、前記異物の回収構造が、空気の流れが蛇行するトラップ構造であることを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の画像形成装置は、前記異物回収ボックス20(40)が、前記給紙部8及び/又は前記吸引搬送部12に近接して設けられていることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の画像形成装置は、前記異物回収ボックス40が前記吸引搬送部12内に組み込まれてユニット化されていることを特徴としている。
【0012】
請求項5記載の画像形成装置は、前記異物回収ボックス20(40)内に吸気ファン60が設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明による請求項1記載の画像形成装置によれば、装置内における搬送系各部の駆動によって発生する気流を異物回収ボックスに取り込むことにより、気流中に混在している異物を該ボックス内に回収することができる。つまり、装置内外に異物除去のための動力などを新規に設けなくても異物回収ボックスを装置内の空いたスペースに付設するだけで異物回収が可能となる。これにより、装置が複雑且つ大型化することもなく、簡単に異物を除去することができる。
【0014】
また、請求項2記載の画像形成装置によれば、異物回収ボックス内が空気の流れが蛇行するトラップ構造であるため、異物回収ボックス内に流入した気流は該ボックス内に異物を落としてから流出するようになる。
【0015】
さらに、請求項3記載の画像形成装置によれば、装置内の最も紙粉が発生しやすい箇所にて異物回収することで効果的な異物回収が可能となる。
【0016】
また、請求項4記載の画像形成装置によれば、用紙吸引搬送のための気流を異物回収に利用できるとともに、上記効果と同様に紙粉が最も発生しやすい箇所にて異物回収することで効果的な異物回収が可能となる。
【0017】
さらに、請求項5記載の画像形成装置によれば、吸気ファンの吸引力によって異物回収ボックス内に空気が流入するようになり、装置内に浮遊している異物をより確実に回収することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明による画像形成装置の第1の実施の形態の搬送系を示す斜視図、図2は同実施の形態に付設される異物回収ボックスの内部構造を示す断面図である。
【0019】
第1の実施の形態
図1に示すように、この第1の実施の形態は、用紙積載部2と、用紙さばき部5と、給紙部8と、画像形成部10(10A)と、吸引搬送部12(12A)と、からなる搬送系を備えている。
【0020】
図1に示すように、用紙積載部2は、他枚数の印刷用紙P(印刷用紙束P0 )が積載される略平板状の載置台3と、載置台3上に積載された印刷用紙束P0 の両側部を規制するために載置台3の上面に立設されている一対の側板4,4と、から構成されている。また、用紙積載部2の上方には、この用紙積載部2に積載された印刷用紙束P0 の上面に接触するようにピックアップローラ5が設けられている。ピックアップローラ5は、印刷用紙束P0 から印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すものである。
【0021】
用紙さばき部6は、ピックアップローラ5が取り出した印刷用紙Pをさばいて用紙Pの重送を防止するためのさばきローラ7を備えるとともに、用紙積載部2に積載された印刷用紙束P0 の送り方向Xにおける下流側の面(前面)に向けて空気を吹き付けるための後述する流出口26を備えている。
【0022】
給紙部8は、一対のローラ9,9を備えており、用紙さばき部6でさばいた印刷用紙Pを後述する画像形成部10に給紙するものである。
【0023】
前述した画像形成部としてのドラム10(10A)は、給紙部8から給紙された印刷用紙Pに画像を形成するものである。また、ドラム10Aの下方には印刷用紙Pをドラム10Aに押し付けるためのプレスローラ11が設けられている。なお、ドラム10Aは、例えば、この装置1Aがレーザプリンタの場合は感光体ドラムであり、孔版印刷装置の場合は印刷ドラムである。
【0024】
吸引搬送部12(12A)は、略扁平な基台13の送り方向Xにおける前後に図示しない一対のローラが設けられ、これらのローラ間に無端状のベルト14が複数掛け回されてなる。さらに、基台13内には図示しない吸引ファンが設けられている。吸引搬送部12Aは、吸引ファンの回転による負圧によって画像形成済みの印刷用紙Pを吸引しながら下流側に搬送するものである。なお、装置1Aの下流側には図示しない排紙部が設けられており、装置1A外には排紙部を通過した印刷用紙Pを収容するための排紙トレイが設けられている。
【0025】
また、この装置1Aには、上述した搬送系の各部に加えて装置1A内の空いたスペースに装置1A内に浮遊している異物(主に紙粉)を回収するための異物(紙粉)回収ボックスが付設されている。ここから、本発明の主要部分である異物回収ボックス20について説明する。
【0026】
図1に示すように、異物回収ボックス20は、給紙部8の直下に設けられ、その上面21が給紙ガイド面になっている。また、図2に示すように、異物回収ボックス20の上面21及び送り方向Xの下流側にある面(前面)22には、装置1A内の空気が流入する流入口24,25が設けられるとともに、送り方向Xの上流側にある面(後面)23には、流入口24,25から流入した空気が流出する流出口26が設けられている。この流出口26は、用紙積載部2に積載された印刷用紙束P0 の前面と対向する位置にあり、流出口26から流出する空気は前述したように用紙さばき部6におけるさばき用の空気となる。
【0027】
図2に示すように、異物回収ボックス20の内部には、上面に流入口24に連通している隙間31が設けられ、前面が流入口25に連通し、且つ後面が流出口26に連通している内枠30が配置されている。この内枠30内には、複数の隔壁32が送り方向Xに沿って並んで設けられている。また、これらの隔壁32には風穴33が設けられるとともに、隔壁32が並んだ状態で風穴33は略ジグザグ状に並んでいる(トラップ構造)。
【0028】
図2に示すように、装置1A内で発生する気流は、この装置1A内が密閉空間であり逃げ場がないことから、異物回収ボックス20の各流入口24,25から異物回収ボックス20内に流入してくる。気流中には紙粉が混在しており、異物回収ボックス20内に流入した気流は、図2中に矢印で示すように、風穴33から風穴33を波形に蛇行しつつ通過することにより、隔壁32に衝突した気流中に混在している紙粉は速度を失い落下し、各隔壁32によって区画された滞留部34に溜まるようになる。このとき、図示のように、気流が流入した直後における紙粉の捕捉量は最大となり、流出口26に向かうにつれてその量は徐々に少なくなる。
【0029】
そして、異物回収ボックス20内に溜まった紙粉は、メンテナンス時などに異物回収ボックス20を装置1A内から取り出して廃棄することができる。
【0030】
上述した第1の実施の形態によれば、用紙搬送に係わる動作やドラム10Aの回転などによって装置1A内に発生する気流を異物回収ボックス20に取り込むことにより、気流中に混在している紙粉をこのボックス20内に回収することができる。これにより、装置1A内外に紙粉除去のための動力などを新規に設けることなく、紙粉回収可能となり、装置1Aの複雑且つ大型化を抑えながら簡単に紙粉を除去することができる。
【0031】
また、装置1A内における最も紙粉が発生しやすい箇所である用紙Pのさばき部付近に異物回収ボックス20が配置されることで効果的な紙粉回収が可能となる。
【0032】
図3は本発明による画像形成装置の第2の実施の形態の搬送系を示す斜視図である。
なお、以下で説明する第2の実施の形態において、上述した第1の実施の形態と同等又は同一箇所には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0033】
第2の実施の形態
図3に示すように、この第2の実施の形態には、上述した第1の実施の形態の構成に加えて更に異物回収ボックス40が付設されている。
【0034】
この異物回収ボックス40は、装置1(1A)内における吸引搬送部12の直下に設けられている。異物回収ボックス40の上面には流入口42が設けられており、異物回収ボックス40の下面には図示しない流出口が設けられている。異物回収ボックス40内には吸引搬送部12によって発生する気流が流入口42から流入してくる。異物回収ボックス内には流入した気流と略直交するように隔壁43が設けられており、上述した第1の実施の形態と同様に略ジグザグ状に並んだ図示しない風穴を通過するために気流が蛇行し、気流中に混在している紙粉をボックス40内に落としてから流出するようになる。
【0035】
上述した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に装置1A内に発生する気流を異物回収ボックス20,40に取り込むことにより、気流中に混在している紙粉をこのボックス20,40内に回収することができる。これにより、装置1A内外に紙粉除去のための動力などを新規に設けることなく、紙粉回収可能となり、装置1Aの複雑且つ大型化を抑えながら簡単に紙粉を除去することができる。
【0036】
また、装置1A内における用紙Pのさばき部付近に加えて、用紙Pのさばき部と並んで最も紙粉が発生しやすい用紙Pの吸引部付近に異物回収ボックス40が配置されることで第1の実施の形態よりも更に効果的な紙粉回収が可能となる。
【0037】
図4は本発明による画像形成装置の第3の実施の形態の搬送系を示す斜視図である。
なお、以下で説明する第3の実施の形態において、上述した第1及び第2の実施の形態と同等又は同一箇所には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0038】
第3の実施の形態
この第3の実施の形態は、インクジェット方式の画像形成装置である。図4に示すように、画像形成部10(10B)には、複数(4つ)のインクジェットヘッド50が送り方向Xに並んで設けられている。また、インクジェットヘッド50の直下には吸引搬送部12(12B)が設けられている。
【0039】
吸引搬送部12Bは、多数の吸引孔52が設けられた無端状のベルト51が一対のローラ53,53間に掛け回されてなる。このベルト51の用紙搬送面となる上面と下面の間には図示しない吸引ファンが設けられており、吸引ファンによって用紙Pをベルト51の上面に吸引しながら搬送することができる。
【0040】
上述した第3の実施の形態によれば、第1及び第2の実施の形態と同様に装置1B内に発生する気流を異物回収ボックス20,40に取り込むことにより、気流中に混在している紙粉をこのボックス20,40内に回収することができる。これにより、装置1B内外に紙粉除去のための動力などを新規に設けることなく、紙粉回収可能となり、装置1Bの複雑且つ大型化を抑えながら簡単に紙粉を除去することができる。
【0041】
また、装置1B内における用紙Pのさばき部付近に加えて、用紙Pのさばき部と並んで最も紙粉が発生しやすい用紙Pの吸引部付近に異物回収ボックス40が配置されることで更に効果的な紙粉回収が可能となる。
【0042】
なお、上述した第1〜3の実施の形態では、装置1(1A,1B)内における用紙Pのさばき部付近のみ、又は用紙Pのさばき部付近と用紙Pの吸引部付近に異物回収ボックス20,40が付設される構成としているが、用紙Pの吸引部付近のみに異物回収ボックス40が付設されてもよいことは勿論、上記以外の装置1(1A,1B)内スペースに付設される構成としてもよい。
【0043】
また、上述した第1〜3の実施の形態では、異物回収ボックス20内は、図2に示すようなトラップ構造としているが、例えば、図5(a)〜(c)に示すように隔壁32及び風穴33が並んだトラップ構造としてもよい。このようなトラップ構造によれば、図2のトラップ構造と同様に異物回収ボックス20内にて空気の流れは蛇行するため、上述した実施の形態と同様に紙粉回収可能となる。
【0044】
さらに、図6に示すように、異物回収ボックス20内の流出口26側に吸気ファン60が設けられてもよい。このような構成によれば、吸気ファン60の吸引力によって装置1(1A,1B)内に発生する気流を異物回収ボックス20内に強制的に流入させることができ、より確実な紙粉回収が可能となる。
【0045】
また、上述した第1〜3の実施の形態では、異物回収ボックス40は吸引搬送部12(12A,12B)の直下に付設される構成としているが、異物回収ボックス40が吸引搬送部12(12A,12B)に組み込まれてユニット化された構成としてもよい。このような構成によれば、用紙Pを吸引搬送するための気流を紙粉回収に利用できるとともに、紙粉が最も発生しやすい箇所にて紙粉回収することで効果的な紙粉回収が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施の形態の搬送系を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態に付設される異物回収ボックスの内部構造を示す断面図である。
【図3】本発明による画像形成装置の第2の実施の形態の搬送系を示す斜視図である。
【図4】本発明による画像形成装置の第3の実施の形態の搬送系を示す斜視図である。
【図5】(a)〜(c)異物回収ボックス内のトラップ構造の他の例を示す断面図である。
【図6】異物回収ボックスの内部構造の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0047】
1…画像形成装置
2…用紙積載部
6…用紙さばき部
8…給紙部
10…画像形成部
20,40…異物回収ボックス
P…用紙

【特許請求の範囲】
【請求項1】
用紙を積載する用紙積載部と、前記用紙積載部に積載された前記用紙を一枚ずつさばく用紙さばき部と、前記用紙さばき部でさばいた前記用紙を給紙する給紙部と、前記給紙部から給紙された前記用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像形成された前記用紙を吸引しながら排紙側まで搬送する吸引搬送部と、からなる搬送系を備えた画像形成装置において、
前記搬送系の前記各部の駆動によって発生する気流を取り込みつつ、該気流中に混在している異物を回収可能な回収構造を内部に備えた異物回収ボックスが前記画像形成装置内に付設されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記異物の回収構造が、空気の流れが蛇行するトラップ構造であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記異物回収ボックスが、前記給紙部及び/又は前記吸引搬送部に近接して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記異物回収ボックスが前記吸引搬送部内に組み込まれてユニット化されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記異物回収ボックス内に吸気ファンが設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の画像形成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2009−198994(P2009−198994A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−43160(P2008−43160)
【出願日】平成20年2月25日(2008.2.25)
【出願人】(000250502)理想科学工業株式会社 (1,191)
【Fターム(参考)】