説明

画像形成装置

【課題】装置を大型化・複雑化させることなく、車イスの使用者等の特別な制約をもった者でも、原稿自動搬送装置に原稿を容易に載置・取り出しできるようにする。
【解決手段】ADF2が装置本体1に対して閉位置、すなわち搬送可能状態では、ADF2に原稿を載置・取り出しにくいときは、モータMを駆動させて、棒状部材42を上方へ移動させて開口部41から突出させる。すると、棒状部材42によってADF2は後側が押し上げられ、ADF2は後側が前側より高くなった傾斜状態となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関し、より詳細には原稿自動搬送装置を備えた画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ファクシミリや複写機などの画像形成装置等のOA機器においては、健常者の操作性の観点から、その適正な高さは床上90〜100cm程度とされている。これは、身長が150cm以上の人が立位にて原稿のセットや操作パネルの操作がしやすいように設計されているためである。しかし、車イスを使用している人などの特別な制約をもった操作者にとって、その高さは操作性の悪いものとなっている。
【0003】
そこで、設置床面からの高さが低い位置から原稿のセット・取り出しが可能な画像形成装置(例えば、特許文献1)や、原稿自動搬送装置が原稿読取部上を水平に90°回転可能とし、原稿自動搬送装置を90°回転させた状態で操作者が原稿をセットできる画像形成装置(例えば、特許文献2)などが提案されている。
【特許文献1】特開2003-29473
【特許文献2】特開2005-17323。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前者の提案技術では、車イス使用者専用の原稿載置部及び原稿搬送路を装置本体に設ける必要があり、装置が大型化・複雑化するおそれがある。また、後者の提案技術では、装置本体に対して原稿自動搬送装置を開閉させるヒンジ機構と、回転させるヒンジ機構の2つのヒンジ機構が必要となり、しかも一方のヒンジ機構を使用する場合、他方のヒンジ機構によるヒンジ結合を解除しなければならず、装置の機構が複雑化する。
【0005】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置を大型化・複雑化させることなく、車イスの使用者等の特別な制約をもった者にとっても操作しやすい画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、画像読み取り面が上面に設けられた画像形成装置本体と、画像形成装置本体の上面に取り付けられた、前記画像読み取り面に原稿を搬送する原稿自動搬送装置とを備えた画像形成装置において、前記原稿自動搬送装置は、前記画像読み取り面に原稿を搬送できる搬送可能状態と、前後方向後側が前側よりも相対的に高くなった傾斜状態とに切り替え可能であることを特徴とする画像形成装置が提供される。なお、本明細書において「前側」及び「後側」とは使用者に対して手前及び奥側を意味するものとする。
【0007】
車イスの使用者等の利便性を向上させる観点からは、前記原稿自動搬送装置を搬送可能状態と傾斜状態とに切り替える切替手段をさらに設けると共に、この切替手段を作動させるスイッチを設けるのが好ましい。
【0008】
また、前記原稿自動搬送装置に、原稿を載置する原稿載置部と、読み取った原稿が排出される原稿排出部と、原稿載置部上の原稿の有無を検知する第1検知手段と、原稿排出部上の原稿の有無を検知する第2検知手段とを設けてもよい。
【0009】
さらに、前記原稿自動搬送装置が傾斜状態のとき、第1検知手段によって原稿載置部に原稿が載置されたことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を傾斜状態から搬送可能状態とし、第2検知手段によって、原稿排出部に原稿が排出されたことが検知され、且つ第1検知手段によって、原稿載置部上に原稿がなくなったことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を搬送可能状態から傾斜状態とするようにしてもよい。
【0010】
あるいは、前記原稿自動搬送装置が傾斜状態のとき、原稿自動搬送開始信号が入力されると、前記原稿自動搬送装置を傾斜状態から搬送可能状態とし、第2検知手段によって、原稿排出部に原稿が排出されたことが検知され、且つ第1検知手段によって、原稿載置部上に原稿がなくなったことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を搬送可能状態から傾斜状態とするようにしてもよい。
【0011】
そしてまた、前記原稿自動搬送装置が傾斜状態のとき、第2検知手段によって、原稿排出部上に排出された原稿が取り出されたことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を傾斜状態から搬送可能状態とするようにしてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の画像形成装置では、原稿自動搬送装置を、画像読み取り面に原稿を搬送できる搬送可能状態と、前後方向後側が前側よりも相対的に高くなった傾斜状態とに切り替え可能としたので、車イスの使用者等の身長の低い者は、原稿自動搬送装置を傾斜状態とすることによって、原稿自動搬送装置への原稿の載置及び取り出しが行いやすくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明に係る画像形成装置についてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
【0014】
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す斜視図を図1に、原稿自動搬送装置(以下、「ADF」と記すことがある)と画像読取部の概説図を図2にそれぞれ示す。図1に示すように、画像形成装置は、画像形成装置本体(以下、単に「装置本体」と略すことがある)1と、装置本体1の上面に開閉自在に取り付けられたADF2とを有する。
【0015】
装置本体1には、用紙を収納するための複数の給紙カセット12が出入可能に設けられた給紙部、用紙にトナー画像を形成する画像形成部、用紙上に形成されたトナー画像を用紙に定着させる定着部、原稿から画像情報を読み取る画像読取部13が内蔵されている。また装置本体1の上部には、液晶表示部や、後述するADFの状態を切り替えるためのスイッチ14を含む各種設定ボタンが配置された操作パネル11が前側に突出するように設けられ、装置本体1の上下方向中央部には、トナー画像が定着された用紙を排出するための排紙空間15が形成されている。なお、この図において矢印aで示す方向が「前後方向」であり、操作パネル側が前側、操作パネル11と反対側が後側である。
【0016】
ADF2は、ADF本体21と原稿載置トレイ(原稿載置部)22、そしてADF本体21と一体に形成された排出トレイ(原稿排出部)23とを有する。原稿載置トレイ22には、原稿の前後方向の位置を規制する一対のカーソル24が前後方向に移動可能に取り付けられている。図2に示すように、ADF本体21内には、ピックアップローラ25、フィードローラ26、分離ローラ27、回転ローラ28、排出ローラ対29がそれぞれ設けられている。また、原稿載置トレイ22及び排出トレイ23には、原稿の有無を検知する第1センサS1及び第2センサS2が取り付けられている。
【0017】
原稿載置トレイ22に載置された原稿は、ピックアップローラ25によって原稿載置トレイ22から引出され、フィードローラ26と分離ローラ27とによって一枚ずつ搬送路に送り出される。そして、回転ローラ28によって第1プラテンガラスG1上に搬送される。画像読み取り面である第1プラテンガラスG1の表面上を原稿が通過する際に、第1プラテンガラスのG1下方に設けられた画像読取部13によって原稿の画像情報が読み取られる。第1プラテンガラスG1を通過した原稿は排出ローラ対29によって排出トレイ23上に排出される。
【0018】
一方、画像読取部13は、光源161とミラー162とを備えた走査ユニット16、反射光をガイドするルーフミラー171,172を備えた走行体17、結像レンズ18、CCDセンサ19とを有する。画像読取部13による原稿の画像情報の読み取りは、第1プラテンガラスG1上を原稿が通過する際に、走査ユニット16の光源161が照射することにより原稿の画像データが読み取られ、その反射光が、走行体17の二枚のルーフミラー171,172、結像レンズ18を経てCCDセンサ19上に導かれ結像する。CCDセンサ19では、読み取った光画像を電子画像データに変換して画像処理部(不図示)に送る。画像処理部は、この電子画像データにアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、ディジタル化した画像情報のデータを画像形成部(不図示)へ搬送する。なお、もう一つの画像読み取り面である第2プラテンガラスG2上に原稿を載置して原稿の画像情報を読み取る場合は、走査ユニット16と走行体17とが第2プラテンガラスG2に沿って原稿を走査し、その反射光がCCDセンサ19に導かれ結像する。
【0019】
図3に示すように、ADF2は、装置本体1上面の後側に、左右方向に離隔して設けられた一対のヒンジ部材3a,3bによって、装置本体1に対して開閉自在に取り付けられている。原稿を載置して原稿の画像情報の読み取る場合には、ADF2を開位置として第2プラテンガラスG2上に原稿を載置した後、ADF2を閉位置として画像情報を読み取る。ADF2は閉位置のときのみ原稿搬送が可能となる(搬送可能状態)。
【0020】
また、本発明の画像形成装置では、ADF2を、後側が持ち上がった傾斜状態にできる。装置本体1の上面の一対のヒンジ部材3a,3bの間に開口部41が形成されている。この開口部41に棒状部材42が出没可能に設けられている。図4に、ADF2が搬送可能状態と傾斜状態のときの概略側面図を示す。同図(a)は、ADF2が装置本体1に対して閉位置、すなわち搬送可能状態のときである。このとき棒状部材42は開口部内に没しており、ADF2の底面全体は装置本体1の上面と接触している。次に、モータ(切替手段)Mが駆動し棒状部材42が上方へ移動して開口部41(図3に図示)から突出すると、棒状部材42によってADF2は後側が押し上げられ、同図(b)に示すように、ADF2は後側が前側より高くなった傾斜状態となる。これによって、車イスの使用者等の身長の低い者のADF2への原稿の載置及び取り出しが行いやすくなる。なお、モータMによって棒状部材42を上下移動させる機構としては、例えばモータMの回転軸に円形歯車を取り付け、棒状部材42の側面に、前記円形歯車に歯合する歯切りを形成した、いわゆるラック・アンド・ピニオン機構を用いることができる。あるいは、モータMに換えてソレノイドを用いた機構としてももちろん構わない。
【0021】
ここで、ADF2を開閉可能且つ傾斜可能に支持するヒンジ部材3a,3bとしては、例えば図5に示すものが挙げられる。図5のヒンジ部材3は、基台30と、第1支持体31と、第2支持体32とを有する。第1支持体31は、第1回動軸33aによって基台30に回動自在に取り付けられている。また、第2支持体32は第2回動軸33bによって第1支持体31に回動自在に取り付けられている。そして、基台30が装置本体1に取り付けられ、第2支持体32がADF2に取り付けられる。同図(a)は、ADF2が閉位置すなわち搬送可能状態のときの状態図ある。同図(b)は、ADF2が開位置のときの状態図である。これは、第1支持体31と第2支持体32とが重なった状態で第1回動軸33aを中心として回動したものである。次に、同図(c)は、ADF2が傾斜状態のときの状態図である。これは、同図(a)の状態から第2支持体32が第2回動軸33bを中心として回動したものである。ここで、第2支持体32に形成されたピン321と、第1支持体31に形成された切り欠き部311とによって第2支持体32の最大傾斜角度が規制される。
【0022】
ADF2と装置本体1とを連結するヒンジ部材3としては、上記実施形態に限定されるものではなく、従来公知のものを使用できる。例えば、ヒンジ部材自体に駆動力を備えたもの等が好適に使用できる。このような駆動力を備えたヒンジ部材を使用する場合には、図4に示したような、ADF2を傾斜させるためのモータM及び棒状部材42は不要となる。
【0023】
次に、このような機構を備えた画像形成装置の制御について説明する。ADF2が通常の状態では原稿の載置及び取り出しが行いにくい場合、使用者は操作パネル11に設けられたスイッチ14(図1に図示)を押圧する。すると、モータMが正回転して棒状部材42が上方に移動し、ADF2の後側が持ち上げられて、ADF2は傾斜状態となる。これによって、原稿の載置が低い位置からも行いやすくなる。そして、ADF2の原稿載置トレイ22に原稿が載置されたことが第1センサS1で検知されると、モータMが逆回転して棒状部材42は開口部41内に没し、ADF2は搬送可能状態となる。
【0024】
使用者がADF搬送開始ボタン(不図示)を押圧すると、ADF2が作動して原稿搬送が開始される。そして、第2センサS2によって排出トレイ23上に原稿が排出されたことが検知され、且つ第1センサS1によって原稿載置トレイ22上の原稿が無くなったことが検知されると、前記と同様に、モータMが正回転して棒状部材42が上方に移動し、ADF2は傾斜状態となる。これによって原稿の取り出しが低い位置からも行いやすくなる。ADF2の排出トレイ23から原稿が取り出されたことが第2センサS2で検知されると、モータMが逆回転して棒状部材42は開口部41内に没し、ADF2は再び搬送可能状態となる。
【0025】
図6に、以上説明した制御例のフローチャートを示す。まず、スイッチ14が押圧されると(ステップS101)、モータMが正回転し(ステップS102)、ADF2は傾斜状態となる(ステップS103)。次いで、第1センサS1が原稿載置トレイ22に原稿が載置されたことを検知すると(ステップS104)、モータMが逆回転して(ステップS105)、ADF2は搬送可能状態となる(ステップS106)。次に、ADF搬送開始ボタンが押圧されると(ステップS107)、ADF2による原稿搬送が開始される(ステップS108)。そして、第2センサS2によって排出トレイ23上の原稿が検知され(ステップS109)、第1センサS1によって原稿載置トレイ22上に原稿がないことが検知されると(ステップS110)、モータMが正回転して(ステップS111)、ADF2は傾斜状態となる(ステップS112)。その後、第2センサS2によって、排出トレイ23上に原稿がないことが検知されると(ステップS113)、モータMが逆回転して(ステップS114)、ADF2は搬送可能状態となる(ステップS115)。
【0026】
前記制御例では、傾斜状態のADF2の原稿載置トレイ22に原稿が載置されたことを、第1センサS1が検知したことによって、ADF2を傾斜状態から搬送可能状態とするが、ADF搬送開始信号の入力、すなわちADF搬送開始ボタンが押圧されることによって、ADF2を傾斜状態から搬送可能状態としてもよい。図7に、このような制御のフローチャート、すなわち、図6のA〜Bの間の入るフローチャートを示す。
【0027】
まず、第1センサS1によって、傾斜状態のADF2の原稿載置トレイ22に原稿が載置されたことが検知され(ステップS201)、さらにADF搬送開始ボタンが押圧されると(ステップS202)、モータMが逆回転して(ステップS203)、ADF2は搬送可能状態となる(ステップS204)。そして、ADF2による原稿搬送が開始される(ステップS205)。
【0028】
なお、ADFの搬送可能状態と傾斜状態との切り替えは、モータ等の動力を用いることなく手動によって行うようにしてももちろん構わない。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明の画像形成装置は、車イスの使用者等の身長の低い者であっても、ADFを傾斜状態とすることによって、ADFへの原稿の載置及び取り出しが行いやすくなり有用である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示す全体斜視図である。
【図2】ADFと画像読取部の構造を示す概説図である。
【図3】ADFを開位置としたときの斜視図である。
【図4】ADFの搬送可能状態と傾斜状態とを示す装置側面図である。
【図5】ヒンジ部材の構成を示す概説図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の制御例を示すフローチャートである。
【図7】他の制御例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0031】
1 装置本体
2 ADF(原稿自動搬送装置)
M モータ(切替手段)
14 スイッチ
22 原稿載置トレイ
23 排出トレイ
42 棒状部材(切替手段)
G1 第1プラテンガラス
G2 第2プラテンガラス
S1 第1センサ(第1検知手段)
S2 第2センサ(第2検知手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像読み取り面が上面に設けられた画像形成装置本体と、画像形成装置本体の上面に取り付けられた、前記画像読み取り面に原稿を搬送する原稿自動搬送装置とを備えた画像形成装置において、
前記原稿自動搬送装置は、前記画像読み取り面に原稿を搬送できる搬送可能状態と、前後方向後側が前側よりも相対的に高くなった傾斜状態とに切り替え可能であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記原稿自動搬送装置を搬送可能状態と傾斜状態とに切り替える切替手段と、この切替手段を作動させるスイッチとをさらに備える請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記原稿自動搬送装置が原稿を載置する原稿載置部と、読み取った原稿が排出される原稿排出部と、原稿載置部上の原稿の有無を検知する第1検知手段と、原稿排出部上の原稿の有無を検知する第2検知手段とをさらに備える請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記原稿自動搬送装置が傾斜状態のとき、第1検知手段によって原稿載置部に原稿が載置されたことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を傾斜状態から搬送可能状態とし、
第2検知手段によって、原稿排出部に原稿が排出されたことが検知され、且つ第1検知手段によって、原稿載置部上に原稿がなくなったことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を搬送可能状態から傾斜状態とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記原稿自動搬送装置が傾斜状態のとき、原稿自動搬送開始信号が入力されると、前記原稿自動搬送装置を傾斜状態から搬送可能状態とし、
第2検知手段によって、原稿排出部に原稿が排出されたことが検知され、且つ第1検知手段によって、原稿載置部上に原稿がなくなったことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を搬送可能状態から傾斜状態とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記原稿自動搬送装置が傾斜状態のとき、第2検知手段によって、原稿排出部上に排出された原稿が取り出されたことが検知されると、前記原稿自動搬送装置を傾斜状態から搬送可能状態とする請求項4又は5記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−300895(P2009−300895A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−157327(P2008−157327)
【出願日】平成20年6月17日(2008.6.17)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】