説明

画像形成装置

【課題】USBホストコネクタのようにプラグアンドプレイ可能な外部I/Fを備えた画像形成装置において消費電力を低減できる技術を提供すること。
【解決手段】USBデバイス100が挿入されるUSBデバイスコネクタ部4と、USBデバイスコネクタ部4に給電する5V電源5bと、5V電源5bからUSBデバイスコネクタ部4への給電を開始または停止するよう制御する制御部6と、を有する画像形成装置において、USBデバイスコネクタ部4に対するUSBデバイス100の接続に応じてオンされるスイッチ9を有し、制御部6は、スイッチがオン状態になったことを検知した場合には、5.5V5b電源からUSBデバイスコネクタ部4への給電を開始することを特徴とする画像形成装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に関するものであり、特にUSBホストコネクタのようにプラグアンドプレイ可能な外部I/Fを備えた画像形成装置の省電力技術に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、モータ等を駆動するための24Vや12V、レーザーやUSB、セントロニクスI/F用の5V、CPU、ASIC用の3.3V、画像処理を行うASIC用の1.8Vや1.25Vといった種々のDC電圧を使用している。また、画像形成装置は、省電力モード時には使用しない機能のDC電圧出力を停止し、または給電ラインをFET等のスイッチを切ることによって遮断することで消費電力を低減している。例えば、3.3Vのみを出力して他のDC電圧出力は停止し、省電力モードから復帰させる必要があるトリガ信号を受信した場合には必要なDC電圧を出力するように、電源を起動するような構成を有する画像形成装置も存在する。しかしながら、画像形成装置がUSBホストコネクタのようなプラグアンドプレイ可能で、且つCPUが必要とする電圧よりも高い電圧を必要とする外部I/Fを備えている場合には、2種類のDC電圧を出力する。そのため、2つのDC/DCコンバータの電圧出力動作とそれらを接続させる回路による電力消費によって、画像形成装置の消費電力が増大するという課題があった。
【0003】
このような課題を解決するために、例えば特許文献1では、USBホストコネクタへのUSBデバイスの接続を検出するためのUSBデバイス用センサ(フォトインタラプタ及び可動部材)を使用した省電力技術が開示されている。即ち、省電力モード時は、低圧電源の5V電源の動作が停止され、USBデバイス用センサの出力に基づき、USBホストコネクタへのUSBデバイスの接続が監視され、センサにより接続が検知されたら5V電源を動作する構成の画像形成装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−134765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記特許文献1の技術では次のような課題があった。すなわち、USBデバイスの接続を検知するためのセンサとして、フォトインタラプタを使用しているため、フォトインタラプタ内のLEDを常時点灯させておく必要がある。この場合、フォトインタラプタのLED電流が10mA必要であるとすると、3.3V電源電力としては33mWであり、一次側に換算した場合には変換効率が仮に90%であったとして37mWの電力を消費してしまう。
【0006】
本発明はこのような状況のもとでなされたものであり、ユーザビリティを低下させることなく、USBホストコネクタのようにプラグアンドプレイ可能な外部I/Fを備えた画像形成装置において消費電力を低減できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を有する。
【0008】
外部デバイスが挿入される外部デバイスI/Fコネクタと、前記外部デバイスI/Fコネクタに給電する外部デバイスI/F用電源と、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を開始または停止するよう制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記外部デバイスI/Fコネクタに対する前記外部デバイスの接続に応じてオンされるスイッチを有し、前記制御手段は、前記スイッチがオンされたことを検知した場合に、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を開始することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザビリティを低下させることなく、USBホストコネクタのようにプラグアンドプレイ可能な外部I/Fを備えた画像形成装置において消費電力を低減できる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施例1の画像形成装置の概略構成を示すブロック図及び外観図
【図2】実施例1のUSBデバイスコネクタ部の構成を示す図
【図3】実施例1のUSBデバイスを挿入したUSBデバイスコネクタ部の図
【図4】実施例1の装置制御基板とUSBデバイスコネクタ部の電気構成を示すブロック図
【図5】実施例1のUSBデバイス接続を監視する制御の流れを示すフローチャート
【図6】実施例2のUSBデバイスコネクタ部の構成を示す図
【図7】実施例2のUSBデバイスを挿入したUSBデバイスコネクタ部の図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照し、本発明を実施する為の形態を実施例により、詳しく説明する。なお、本願における記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。
【実施例1】
【0012】
[画像形成装置の構成]
図1(a)は、実施例1に係る画像形成装置の一例であるプリンタ1の概略構成を示すブロック図である。図1(a)に示すように、プリンタ1は、装置制御基板2、レーザー・高圧制御部3、USBデバイスコネクタ部4を有する。装置制御基板2は、プリンタ1の動作の制御や電源の制御を行うユニットであり、低圧電源5、制御部6(CPU、ASIC等)、USB制御回路7を備える。レーザー・高圧制御部3は、プリント時5Vの電圧を必要とするユニットである。低圧電源5は、3.3Vを出力する3.3V電源5a,及び5.0Vを出力する5V電源5bを有する。5V電源5bは制御部6からの5Vイネーブル信号によって起動、停止される。
【0013】
図1(b)はプリンタ1の外観図であり、USBデバイスコネクタ部4がプリンタ1の前面に設けられており、ユーザがUSBデバイス100をUSBデバイスコネクタ部4に挿入する構成となっている。なお、このUSBデバイスコネクタ部4は、プリンタ1の前面に限らず、ユーザのアクセスしやすい場所に設ければよく、天面や側面などに設けても良い。
【0014】
[USBデバイスコネクタ部4の構成]
図2はUSBデバイスコネクタ部4のメカ構成を示し、図2(a)は側面図、図2(b)は斜視図である。図2に示すように、USBホストコネクタ8、メカニカルスイッチ9、接続ケーブル用コネクタ10がUSB基板11に実装されている。USBホストコネクタ8はそのUSBデバイス挿入部8aがUSB基板11の外側に向けて配置されている。メカニカルスイッチ9は、USBホストコネクタ8とは反対側に設置され、スイッチ可動部9aがUSB基板11の外側に向けられている。接続ケーブル用コネクタ10は、USBホストコネクタ8が配置されているUSB基板11の一辺に対して、略直交する他辺に配置されている。USB基板11は、接続ケーブル用コネクタ10と接続した接続ケーブル12を介して、図1(a)のUSB制御回路7と接続されている。また、USB基板11の下に基板ホルダ13が設けられている。基板ホルダ13は2つのリブ13aと板状のスライド部13bから構成され、基板ホルダ13の2つのリブ13aにUSB基板11が固定されている。基板ホルダ13のスライド部13bは、その両側に配置されたコの字状のスライドレール14によって挟持されており、基板ホルダ13は矢印A、B方向に移動可能となっている。メカニカルスイッチ9と対向する位置に、プリンタ1に固定されたフレーム15が設けられ、スライドレール14を保持している。基板ホルダ13のリブ13aとフレーム15の間に圧縮バネ16が配置されており、基板ホルダ13をB方向に付勢している。
【0015】
次に、図3は、USBデバイス100が挿入されたUSBデバイスコネクタ部4のメカ構成を示し、図3(a)は側面図、図3(b)は斜視図である。ユーザがUSBデバイス100をUSBホストコネクタ8に挿入すると、挿入する力によってUSB基板11と基板ホルダ13がA方向(挿入方向)に押される。その結果、メカニカルスイッチ9のスイッチ可動部9aがフレーム15に突き当たり、メカニカルスイッチ9がオン状態となるまで、USB基板11、基板ホルダ13はA方向に移動する。すなわち、USBデバイス100をUSBホストコネクタ8に挿入する動作で、USB基板11がA方向に移動してメカニカルスイッチ9が押されオン状態となる。ユーザがUSBデバイス100を離すと、基板ホルダ13、USB基板11が圧縮バネ16によってB方向に押され、初期位置に戻りメカニカルスイッチはオフ状態に戻る。以上のように、ユーザがUSBデバイス100をUSBホストコネクタ8に挿入/退避することで、メカニカルスイッチ9のオン/オフ状態を切り替えられる。
【0016】
図4は装置制御基板2とUSBデバイスコネクタ部4の電気構成を示したブロック図である。装置制御基板2は図1(a)でも示したように、3.3V電源5aと5V電源5bを備えた低圧電源5、制御部6、USB制御回路7を備える。USBデバイスコネクタ部4は、USBホストコネクタ8、メカニカルスイッチ9、制御部6への接続ケーブル用コネクタ10を実装したUSB基板11を備えている。USB基板11は接続ケーブル用コネクタ10と接続した接続ケーブル12を介して、USB制御回路7と接続されている。制御部6は3.3Vで動作し、またUSB制御回路7は5Vで動作して、USB制御信号およびデータ信号の通信が制御部6とUSB制御回路7との間で行われる。また、制御部6は5V電源5bが停止している省電力モード時に、3.3V電源5aに接続されたメカニカルスイッチ9の状態を監視しており、メカニカルスイッチ9がオン状態になると、USBデバイス接続信号がハイレベルからローレベルに切り替わる。その結果、制御部6はUSBデバイス100の接続を検出する。
【0017】
[USBデバイス接続の監視制御]
制御部6が、USBデバイス接続を監視する制御を図5のフローチャートを用いて説明する。制御部6は通常時すなわち省電力モードで動作していない場合、省電力モード移行イベントの発生を監視する処理を他の処理(図示せず)と共に行っている。なお、省電力モード移行イベントとは、「印刷データの受信、USBデバイスの接続等が行われず所定時間が経過したこと、ホストPCの移動指示信号を受信したこと、あるいはユーザが省電力モードへ移行させるためのスイッチへのアクセスをしたこと」を指す。制御部6が省電力モード移行イベントの発生を検出した場合(ステップ(以下、Sとする)101;Y)には、プリンタ1を省電力モードへ移行する処理を行う(S102)。なお、省電力モードへ移行する処理とは、機能する必要がないユニットへの電圧出力の停止した状態に移行する処理であり、例えば、24V等の不要なDC電圧生成を停止する処理である。
【0018】
次に、制御部6は低圧電源5内の5V電源5b(外部デバイスI/F用電源)を停止し(S103)、USBデバイス接続監視を開始する(S104)。S105では、制御部6はUSBデバイス接続信号の有無を監視する。図2〜4で説明したように、USBデバイス100がUSBホストコネクタ8に接続されると、メカニカルスイッチ9がオン状態になり、USBデバイス接続信号のレベルによって、制御部6がUSBデバイス接続有りと検出する(S105:Y)。制御部6は5Vイネーブル信号をTureとして(S106)、5V電源5bを起動し給電を再開する(S107)。制御部6はUSBデバイス100との通信が可能かを判断する(S108)。そして、制御部6はUSB通信が可能であると判断した場合(S108:Y)、USBデバイスとUSB通信を行い(S109)、プリンタ1を通常モードへ移行し必要な処理を行い(S110)、S101の処理に戻る。制御部6がUSBデバイス接続有りと検出し、所定時間が経過してもUSB通信が不可能と判断した場合(S108:N)には以下の可能性がある。すなわち、USBホストコネクタ8がUSBデバイス100以外のもので押されたか、またはUSBデバイス100が正常に挿入されず接触不良状態になっている可能性がある。そのため、制御部6は5Vイネーブル信号をFalseとして(S111)、USBデバイス接続不良を警告する(S112)。USBデバイスの接続不良の警告は、例えば、制御部6が不図示の表示部に接続不良であることを示す信号(情報)を出力して、警告表示してユーザに報知する。なお、表示部への出力に限らず、プリンタ1に接続されたコンピュータに信号を出力する方法で警告することも可能である。その後は、S103に戻り、制御部6は再度5V電源5bを停止し(S103)、USBデバイス接続監視を開始する(S104)。
【0019】
以上のように、本実施例のプリンタ1は、省電力モード移行イベントの発生を検出した場合、5V電源5bを停止してから、メカニカルスイッチ9のオン/オフ状態の変化に基づき,USBホストコネクタ8にUSBデバイス100が接続されるのを監視する。すなわち、USBデバイス接続を監視するために、常時5V電源5bを起動しておく必要がない構成となっている。本実施例の効果としては、USBホストコネクタに5Vを供給するために、常時5V電源が起動されている従来の画像形成装置よりも、省電力モード時(5V電源を停止している場合)の消費電力が低減できる。また、USBデバイス接続を検知するためのセンサとして、フォトインタラプタを使用している従来の画像形成装置では、検知のためにフォトインタラプタ内のLEDを常時点灯させておかなければならなかった。そのため、省電力モード時であっても、フォトインタラプタのLEDを点灯するための電力が必要であった。しかし、本実施例ではUSBデバイス接続の検知に3.3V電源5aに接続されたメカニカルスイッチ9を使用しており、フォトインタラプタが常時点灯することによる電力消費は発生しない。
【0020】
本実施例では、外部デバイスI/FコネクタをUSBデバイスコネクタ部4、外部デバイスをUSBデバイス100として説明した。しかし、これに限定されるものではなく、プラグアンドプレイ可能な外部デバイスI/Fコネクタとそれに対応した外部デバイスであれば、同様に本実施例を適用することができる。
【0021】
本実施例によれば、ユーザビリティを低下させることなく、USBホストコネクタのようにプラグアンドプレイ可能な外部I/Fを備えた画像形成装置において消費電力を低減できる技術を提供することができる。
【実施例2】
【0022】
実施例2について図6及び図7を用いて説明する。本実施例は、USBホストコネクタ8の近傍に、外装カバー20とUSBカバー21が設置されているプリンタ1に関するものである。この外装カバー20やUSBカバー21は、プリンタ1の内部のユニットを保護するためのものである。例えば、USBコネクタが外部に剥き出しになっていると埃やゴミがコネクタ部に付着して接続不良を起こす可能性があるため、USBコネクタカバーを設ける構成になっている。なお、実施例1で説明したものと同じ構成には同一の符号を示す。また、実施例1と同様の構成および機能についての説明は省略し、本実施例の特徴部分についてのみ説明する。
【0023】
図6はUSBデバイスコネクタ部4のメカ構成を示し、図6(a)は側面図、図6(b)は斜視図である。図6に示すように、USBホストコネクタ8、メカニカルスイッチ9、接続ケーブル用コネクタ10がUSB基板11に実装されている。図6(a)のように、USBホストコネクタ8はUSBデバイス挿入部8aが右側に配置され、メカニカルスイッチ9は、スイッチ可動部9aが下側に向けて配置されている。接続ケーブル用コネクタ10は、USB基板11の上側の一辺に配置されている。USB基板11は接続ケーブル用コネクタ10と接続した接続ケーブル12を介して、図1(a)のUSB制御回路7と接続されている。USB基板11の左側に基板ホルダ13が設けられ、USB基板11を固定している。
【0024】
また、USB基板11の右側には、外装カバー20とUSBカバー21が設置されている。外装カバー20はプリンタ1の内部ユニットを覆うためのカバーであり、図6ではUSBデバイス接続部の構成を分かりやすく説明するため、一部のみを示している。USBカバー21の軸21aが外装カバー20の軸受部20aによって支持されており、USBカバー21は矢印C、D方向に回転可能となっている。USBカバー21の面21bが外装カバー20に突き当たることで、回転止めされる。なお、USBカバー21は外装カバー20よりも右側へ回転することはない。
【0025】
次に、図7はUSBデバイス100を挿入した場合のUSBデバイスコネクタ部4のメカ構成を示し、図7(a)側面図、図7(b)は斜視図である。図7(b)では、USBカバー21の形状を分かりやすく説明するため、外装カバー20は省略されている。ユーザがUSBデバイス100をUSBホストコネクタ8に挿入すると、USBデバイス100によってUSBカバー21が押されC方向に回転する。USBデバイス100がUSBホストコネクタ8に挿入された状態では、USBカバー21がC方向に約90度回転し、USBカバー21のレバー部21cがメカニカルスイッチ9のスイッチ可動部9aを押し、メカニカルスイッチ9がオン状態となる。すなわち、USBデバイス100をUSBホストコネクタ8に挿入することで、USBカバー21がC方向に回転し、メカニカルスイッチ9が押されオン状態となる。その後ユーザがUSBデバイス100を抜くと、USBカバー21が自重によってD方向に回転し、USBカバー21の面21bが外装カバー20に突き当たり、初期位置に戻ってメカニカルスイッチはオフ状態に戻る。
【0026】
以上のように、ユーザがUSBデバイス100をUSBホストコネクタ8に挿入する動作で、メカニカルスイッチ9のオン/オフ状態を切り替えることが出来る。
【0027】
本実施例によれば、ユーザビリティを低下させることなく、USBホストコネクタのようにプラグアンドプレイ可能な外部I/Fを備えた画像形成装置において消費電力を低減できる技術を提供することができる。
【符号の説明】
【0028】
1 プリンタ
4 USBデバイスコネクタ部
5 低圧電源
6 制御部
9 メカニカルスイッチ
100 USBデバイス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部デバイスが挿入される外部デバイスI/Fコネクタと、前記外部デバイスI/Fコネクタに給電する外部デバイスI/F用電源と、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を開始または停止するよう制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
前記外部デバイスI/Fコネクタに対する前記外部デバイスの接続に応じてオンされるスイッチを有し、
前記制御手段は、前記スイッチがオンされたことを検知した場合に、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を開始することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記外部デバイスI/Fコネクタと前記スイッチは同一の基板に実装されており、前記基板は前記外部デバイスI/Fコネクタに前記外部デバイスが挿入されることで外部デバイスの挿入方向に移動可能であり、前記基板の移動によって、前記スイッチがオンされることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記外部デバイスI/Fコネクタを覆うカバーを更に有し、前記カバーは前記外部デバイスI/Fコネクタに向けて前記外部デバイスが挿入されることよって移動され、前記カバーの移動によって、前記スイッチがオンされることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記スイッチがオンされたことを検知し、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を開始した後、所定時間が経過しても前記外部デバイスの接続を検出できない場合には、前記外部デバイスI/F用電源を停止し、前記外部デバイスの接続不良を警告する信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記画像形成装置が省電力モードに移行した際に、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を停止するように制御し、
前記省電力モードに移行した状態で、前記スイッチがオンされたことを検知した場合に、前記外部デバイスI/F用電源から前記外部デバイスI/Fコネクタへの給電を開始することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−13773(P2012−13773A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−147678(P2010−147678)
【出願日】平成22年6月29日(2010.6.29)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】