説明

画像形成装置

【課題】出荷時添付の現像剤収容体にメモリタグを搭載しなくても現像剤収容体の管理を可能とし、部品点数を削減すると共に、コストを抑える。
【解決手段】第1の記憶部15を有する像担持体ユニット13を有し、第2の記憶部18を持たない装置出荷時用の第1の現像剤収容体と第2の記憶部を有する交換用の第2の現像剤収容体のいずれか一方から現像剤が供給される画像形成装置1において、前記第1の記憶部15には、前記第1の現像剤収容体管理用の第1の管理情報、及び前記第1の現像剤収容体と前記第2の現像剤収容体のいずれを用いるかを示す種別情報が記憶され、前記第2の記憶部18には、前記第2の現像剤収容体管理用の第2の管理情報が記憶され、前記第1及び第2の記憶部に対して第1及び第2の管理情報の読み書きを行う情報読み取り/書き込み部と、前記第1の記憶部及び第2の記憶部の有無を判断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消耗品を内蔵した交換部品が着脱自在に実装される画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置が広く利用されており、例えばプリンタにおいては、装置本体に対して、ドラムユニット(像担持体ユニット)、トナーカートリッジ(現像剤収容体)等の交換部品が着脱自在に配設されるようになっている。
これらの交換部品は、消耗品であるドラム(像担持体)やトナー(現像剤)等を内蔵しているために使用可能回数等の、所謂寿命を持っており、また、用途によって様々な種類が存在する。従って、これらの情報が管理され、適切に使用されないと、画像品位低下や、誤動作、あるいは故障等の問題が発生する恐れがある。
【0003】
そこで、従来の画像形成装置では、ドラムユニット、トナーカートリッジにそれぞれの固有情報を記憶したメモリタグを配設しておき、このメモリタグの情報を装置本体が取得して、その取得した情報を基に該当交換部品が適切であるか否かを識別し、不適切である場合は、その旨を報知手段により報知するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−003259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来の画像形成装置においては、出荷時に添付されるトナーカートリッジ(現像剤収容体)にもメモリタグを配設する必要があり、そのためトナーカートリッジの部品点数が多くなり、コストもかかるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため、本発明は、第1の記憶部を有する像担持体ユニットを有し、第2の記憶部を持たない装置出荷時用の第1の現像剤収容体と第2の記憶部を有する交換用の第2の現像剤収容体のいずれか一方から前記像担持体ユニットに現像剤が供給される画像形成装置において、前記第1の記憶部には、前記第1の現像剤収容体管理用の第1の管理情報、及び前記第1の現像剤収容体と前記第2の現像剤収容体のいずれを用いるかを示す種別情報が記憶され、前記第2の記憶部には、前記第2の現像剤収容体管理用の第2の管理情報が記憶され、前記第1及び第2の記憶部に対して第1及び第2の管理情報の読み出し及び書き込みを行う情報読み取り/書き込み部と、前記第1の記憶部及び第2の記憶部の有無を判断し、該判断に基づいて第1の管理情報または第2の管理情報に基づいて前記第1の現像剤収容体と前記第2の現像剤収容体を管理し、印刷動作を制御する印刷制御部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このようにした本発明は、装置出荷時に装置及び像担持体ユニットと共に梱包される出荷時添付現像剤収容体にメモリタグを搭載しなくても現像剤収容体の管理が可能となり、そのため部品点数の削減が可能になると共に、コストも抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施例1の内部構成を示す概略側面図
【図2】実施例1の制御系を示すブロック図
【図3】実施例1におけるメモリタグに記憶される情報の例を示す図
【図4】実施例1の作用を示すフローチャート
【図5】実施例2の作用を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。
【実施例1】
【0010】
図1は実施例1の内部構成を示す概略側面図で、ここでは画像形成装置としてのカラープリンタを例示している。図2は第1の実施例の制御系を示すブロック図である。図3は第1の実施例におけるメモリタグのデータ構成を示す図である。
図1に示すカラープリンタは、本体部1と開閉可能なトップカバー部2によって構成され、記録媒体3にカラー印刷を行う装置である。
【0011】
記録媒体格納部4は記録媒体3を格納するためのもので、本体部1の底部側に設けられており、所定枚数の記録媒体3を格納可能である。給紙ローラ5は記録媒体格納部4から記録媒体3を1枚ずつ給紙するためのローラで、記録媒体格納部4の給紙口付近で記録媒体3に接するように配置されており、また、第1レジストローラ7及び第2レジストローラ9は、記録媒体格納部4から給紙ローラ5により給紙された記録媒体3を後述する画像形成部まで搬送する搬送手段である。
【0012】
媒体検知センサ6は第1レジストローラ7の手前で記録媒体3が到達したことを検知するように設置され、媒体検知センサ8は第2レジストローラ9の手前で記録媒体3が到達したことを検知するように設置されていている。媒体検知センサ10は第2レジストローラ9の後側で記録媒体3を検知するように設置されており、この媒体検知センサ10により記録媒体3が画像形成部に到達するタイミングを予測可能となっている。
搬送ベルト11は給紙されてきた記録媒体3を画像形成部の上流側から下流側へ搬送する搬送手段で、本体部1の中ほどに前後方向に伸びるように設けられている。
【0013】
LEDヘッド12は後述する感光ドラム表面に光を照射して静電潜像を形成する露光部として機能するものであり、トップカバー部2に移設可能なホルダを介して支持され、トップカバー2が閉じられると、感光ドラム表面に近接して露光可能となる。このLEDヘッド12はY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応して4本設けられていて、これらのLEDヘッド12Y、12M、12C、12Kはそれぞれケーブルを介して、カラープリンタの本体部1に接続されおり、各々が受信する印刷データに応じて感光ドラム表面に光を照射するものとなっている。
【0014】
ドラムユニット13は、像担持体としての感光ドラム14、第1の記憶部としての第1メモリタグ15、及び現像剤残量検出部としてのトナー残量検知部16によって構成されるもので、ここで感光ドラム14は、静電気力により表面に印刷データに応じた静電潜像が作成可能な回転体である。第1メモリタグ15は、不揮発性メモリを内蔵したタグチップとアンテナパターンが形成された基板とで構成され、後述するRF読み書き制御部と無線通信が可能となっている。また、トナー残量検出部16は、後述するトナーカートリッジから供給される像担持体ユニットとしてのドラムユニット13内部のトナー(現像剤)の残量を検出する手段で、このトナー残量検出部16の検出結果に基づいて後述するメイン制御部がトナー残量の有り、無しを判断する。
【0015】
このドラムユニット13は、Y、M、C、Kの各色について設けられ、搬送ベルト11による記録媒体が搬送方向に沿って上流側からドラムユニット13K、ドラムユニット13Y、ドラムユニット13M、ドラムユニット13Cの順に配置されている。
【0016】
現像剤収容体としてのトナーカートリッジ17は、内部に現像剤としてトナーが収納されており、Y、M、C、Kの各色について設けられ、各色のトナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kはドラムユニット13Y、13M、13C、13Kの上部に装着されている。これらのトナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kはドラムユニット13Y、13M、13C、13Kに対して着脱可能になっており、装着するとトナーがドラムユニット13Y、13M、13C、13Kの内部に供給される構造となっている。
また、トナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kはカラープリンタ出荷時にカラープリンタ及びドラムユニット13K、13Y、13M、13Cと共に添付(梱包)されるものと、交換用のものの2種類が存在する。
【0017】
カラープリンタ出荷時に添付される第1の現像剤収容体としてのトナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kにはメモリタグは搭載されておらず、交換用の第2の現像剤収容体としてのトナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kには第2の記憶部としての第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kが搭載されている。図1には第2メモリタグ18が搭載されたトナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kを示している。
【0018】
第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kは、不揮発性メモリを内蔵したタグチップとアンテナパターンが形成された基板とで構成されており、後述するRF読み書き制御部と無線通信が可能となっている。
トナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kとドラムユニット13Y、13M、13C、13Kとを合わせて画像形成部と称し、これらは消耗品であるドラムやトナー等を内蔵しているために、交換部品としてカラープリンタの本体部1内に着脱可能となっている。
【0019】
転写ローラ19は、Y、M、C、Kの各色に対応して設けられ、搬送ベルト11を挟んで感光ドラム14と対向するように配設されている。この転写ローラ19Y、19M、19C、19Kは感光ドラム14Y、14M、14C、14Kの表面上に形成されたトナー像を記録媒体3上に転写する転写手段で、感光ドラム14Y、14M、14C、14K及び転写ローラ19Y、19M、19C、19Kは後述する高圧電源部により高電圧が印加されることで静電気的に帯電/現像/転写といった電子写真プロセスを実行するものとなっている。
【0020】
定着部20は、記録媒体3上に転写されたトナー画像を熱と圧力により定着させる定着手段で、記録媒体3を両面から圧接挟持して加熱する定着ローラを備えており、媒体検知センサ21は定着部20の後側に設置され、定着部20から排出された記録媒体3を検知するものとなっている。
排出スタッカ部22は、記録媒体3が最終的に排出されてくる部位で、高圧電源部23は感光ドラム14Y、14M、14C、14K及び転写ローラ19Y、19M、19C、19Kに印加する高圧電圧を発生する電源手段である。
【0021】
ここで、上記した各媒体検知センサ6、8、10、及び21は、ケーブルを介してカラープリンタ制御部に接続されている。また、給紙ローラ5、第1レジストローラ7、第2レジストローラ9、感光ドラム14、転写ローラ19、及び定着部20の定着ローラは、図示しないアクチュエータによりメカ的に駆動され、記録媒体3をその搬送方向の下流側へ搬送するものとなっている。
表示部24は液晶表示パネル及びスイッチ等を備えたプリント基板により構成されるもので、カラープリンタの状態の表示及びユーザによる入力操作が可能であり、この表示部24はケーブルを介してカラープリンタ制御部に接続されている。また、液晶表示パネルは例えば、24文字×2行のキャラクタ(文字)を表示可能である。
【0022】
RF読み書き制御部25は、ケーブルを介してY、M、C、Kの各色について設けられており、アンテナ部26Y、26M、26C、26K及び後述するカラープリンタのメイン制御部にそれぞれケーブルを介して接続されている。このRF読み書き制御部25には、ケーブルを介して制御信号、及び電源が供給されるものとなっていて、カラープリンタとのI/F、ドラムユニット13K、ドラムユニット13Y、ドラムユニット13M、ドラムユニット13Cに備えられた第1メモリタグ15Y、15M、15C、15K及び交換用のトナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kに備えられた第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kとのデータ読み出し及び書き込み等の通信制御を実施する。この実施例では、アンテナ部26Y、26M、26C、26Kに対して、第1メモリタグ15Y、15M、15C、15K及び第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kが対向するように構成され、マルチリード・ライト可能となっている。
【0023】
図2は実施例1の制御系を示すブロック図で、同図(a)は出荷時に添付されるトナーカートリッジを装着した場合、同図(b)は交換用のトナーカートリッジを装着した場合を示している。メイン制御部27はカラープリンタの各動作を制御する制御手段であり、このメイン制御部27は装置全体を制御するためのプログラムに従って各種の処理を実行し、印刷動作を制御する印刷制御部としても機能する。
【0024】
メイン制御部27には入出力ポートを介して定着部20、高圧電源部23、表示部24、RF読み書き制御部25、トナー残量検出部16が接続されている。また、この図2には示していないが図1に示した各媒体検知センサ6、8、10、21、及び各アクチュエータもメイン制御部27に接続され、メイン制御部27によって制御されるものとなっている。
【0025】
上述したように、トナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kはカラープリンタ出荷時に装置に添付されるものと、交換用のものの2種類が存在し、出荷時用のものはトナーカートリッジ17a(17aY、17aM、17aC、17aK)とし、交換用のものはトナーカートリッジ17b(17bY、17bM、17bC、17bK)として説明する。
【0026】
図2(a)に示したように出荷時に添付されるトナーカートリッジ17aY、17aM、17aC、17aKを装着した場合、トナーカートリッジ17aY、17aM、17aC、17aKには第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kが搭載されていないので、メイン制御部27はRF読み書き制御部25によりアンテナ部26Y、26M、26C、26Kを介して、第1メモリタグ15Y、15M、15C、15Kに対し、情報の読み書きを行う。
【0027】
また、図2(b)に示したように第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kが搭載されている交換用のトナーカートリッジ17bY、17bM、17bC、17bKを装着した場合、メイン制御部27はRF読み書き制御部25によりアンテナ部26Y、26M、26C、26Kを介して、第1メモリタグ15Y、15M、15C、15K及び第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kに対し情報の読み書きを行うものとなっている。
【0028】
図3は実施例1におけるメモリタグに記憶される情報の例を示す図で、同図(a)は第1メモリタグ15に記憶される交換部品情報(消耗品情報)の例、同図(b)は第2メモリタグ18に記憶される交換部品情報(消耗品情報)の例を示している。
【0029】
図3(a)に示したように第1メモリタグ15(15Y、15M、15C、15K)には、交換部品情報として、カラープリンタの出荷時に添付されるトナーカートリッジ17a(17Y、17M、17C、17K)の出荷時添付トナーカートリッジ管理情報(第1の管理情報)の記憶領域、及びドラムユニット13(13Y、13M、13C、13K)のドラムユニット管理情報の記憶領域が設定されている。出荷時添付トナーカートリッジ17aの出荷時添付トナーカートリッジ管理情報として、出荷時トナー寿命値、トナー使用量、及びトナー空情報等が記憶され、また、ドラムユニット13(13Y、13M、13C、13K)のドラムユニット管理情報として、種別情報、ドラムユニット13の寿命値、及びドラム使用量が記憶される。
【0030】
また、図3(b)に示したように第2メモリタグ18(18Y、18M、18C、18K)には、交換部品情報として、交換用トナーカートリッジ17b(17Y、17M、17C、17K)の交換用トナーカートリッジ管理情報が記憶され、この交換用トナーカートリッジ管理情報(第2の管理情報)として、交換用トナー寿命値、トナー使用量、及びトナー空情報等が記憶される。
【0031】
これらの情報について、更に詳細に説明する。
第1メモリタグ15の出荷時添付トナーカートリッジ管理情報は、出荷時添付トナーカートリッジ17aの消耗品制御に用いられ、ドラムユニット管理情報は、ドラムユニット13(13Y、13M、13C、13K)の消耗品制御に用いられる。
【0032】
出荷時添付トナーカートリッジ管理情報としては、上記のように出荷時添付トナー寿命値、トナー使用量、及びトナー空情報があり、出荷時添付トナー寿命値は、出荷時添付トナーカートリッジ17aの寿命を判断するための情報であって、例えば記録媒体3の印刷枚数2000枚が設定されている。トナー使用量は、実際にカラープリンタに実装して使用されるトナー量のカウント値であり、実施例ではA4サイズ記録媒体3の印刷可能領域の5%の領域に標準仕様印刷密度1200dpiでベタ印刷する際に必要なドット数を印刷枚数が1枚と換算した場合、印刷可能な枚数で表現される。この場合、例えば、印刷可能領域の12%に相当するドット数が印刷された場合には5%の印刷密度に換算した印刷枚数2.4枚が印刷枚数としてカウントされ累積印刷枚数が記憶更新される。カウントされた値が、前記出荷時添付トナー寿命値(例えば2000枚)に到達すれば出荷時添付トナーカートリッジ17aのトナー寿命と判断可能である。トナー空情報は、トナー残量検出部16により検知される情報であり、トナー無しが検出されると、トナー空情報のビット(Bit)が“0”から “1”に変更(セット)される。
【0033】
ここで、トナー残量検出部16の動作について説明する。トナーは現像剤としてトナーカートリッジ17aまたは17bに収納されているが、トナーカートリッジ17aまたは17bがドラムユニット13に取り付けられると、トナーカートリッジ17aまたは17bのトナーはドラムユニット13内部に供給される。その為、トナー残量検出部16は、ドラムユニット13に設置され、ドラムユニット13内部のトナー有無を検知するものとなっている。すなわち、トナー残量検出部16は、例えば、ドラムユニット13内部のトナーを攪拌するバーに連動した反射板を光学式センサで読み取る構造をしている。そのため、内部のトナーが多いとトナーの負荷で攪拌バーの動きが遅くなって、反射板からの反射光を検出する時間が長くなり、逆に内部トナーが少なくなる攪拌バーに対するトナーの負荷が少なくなり、反射光を検出する時間が短くなる。この反射板からの反射光を検出する時間の長短でトナー残量を検知し、反射光の検出時間が長い場合に、トナーカートリッジ17aまたは17bのトナーが無いとメイン制御部27により判断される。
【0034】
また、ドラムユニット管理情報としては、上記のように種別情報、ドラムユニット寿命値及びドラムユニット使用量がある。種別情報はトナーカートリッジ17a、17bに関連づけられた情報であって、例えば、0Hであれば出荷時添付トナーカートリッジ17aが有効であり、1Hであれば交換用トナーカートリッジ17bが有効となる。ドラムユニット寿命値は、ドラムユニット13の寿命を判断するための情報であり、本実施例では、A4サイズ記録媒体3の連続印刷可能な枚数(例えば、50000枚)として設定されている。ドラムユニット使用量は、前記A4サイズ記録媒体3に換算された印刷実績枚数である。印刷枚数はカラープリンタで印刷が行われる毎に逐次カウントされ記憶更新され、カウントされた値が前記寿命値(例えば50000枚)に到達すれば寿命と判断可能である。
【0035】
一方、第2メモリタグ18に記憶された交換用トナー管理情報は、交換用トナーカートリッジ17bの消耗品制御に用いられる。交換用トナー管理情報としては、上記のように交換用トナー寿命値、トナー使用量及びトナー空情報があり、交換用トナー寿命値は、交換用トナーカートリッジ17bの寿命を判断するための情報であって、例えば記録媒体3の印刷枚数7000枚が設定されている。
【0036】
トナー使用量は、実際に使用されたトナー量であり、前述の出荷時添付トナー使用量と同様に、実施例ではA4サイズ記録媒体の印刷可能領域の5%の領域に装置標準仕様1200dpiでベタ印刷する際に必要なドット数を印刷した際の印刷枚数を1枚と換算した印刷枚数で表現される。例えば印刷可能領域の12%に相当するドット数が印刷された場合には5%の印刷密度に換算した印刷枚数2.4枚が印刷枚数としてカウントされ累計印刷枚数が記憶更新される。カウントされた値が、前記寿命値(例えば7000枚)に到達すれば交換用トナーカートリッジ17bの寿命と判断可能である。
トナー空情報は、前記出荷時添付トナー管理情報の説明と同じであるため、割愛する。
【0037】
次に、本実施例のカラープリンタの基本動作について説明する。カラープリンタは、PC等の上位コントローラ(上位装置)から印刷指示を受けると、カラープリンタに設けられている記憶部に格納された制御プログラムに基づいてメイン制御部27により各部の動作が制御され、印刷動作を実行する。
まず、モータ等の各アクチュエータが駆動され、給紙ローラ5、第1レジストローラ7、第2レジストローラ9が媒体繰り出し方向及び搬送方向に回転する。そして給紙ローラ5の回転により記録媒体3が記録媒体格納部4から繰り出され、繰り出された記録媒体3は第1レジストローラ7、第2レジストローラ9の回転により画像形成部へと搬送される。
【0038】
この繰り出し、搬送工程で記録媒体3の先端が、第1レジストローラ7の手前で媒体検知センサ6により検知され、次いで第2レジストローラ9の手前で媒体検知センサ8により検知された後、媒体検知センサ10により検知される。この媒体検知センサ10で記録媒体3の先端が検知されると、印刷プロセスの動作が開始される。
この印刷プロセスをKの色について説明すると、始めに高圧電源部23が制御されて、所望の条件に対応した帯電及び現像のための電圧がドラムユニット13Kの感光ドラム14Kに印加され、感光ドラム14Kのドラム表面が帯電される。そして、上位コントローラからの印刷データ信号に応じて、LEDヘッド12Kから感光ドラム14Kの表面へ記録光が照射され、これにより露光が行われる。
【0039】
露光された感光ドラム14Kのドラム表面上には、印刷データが静電潜像として形成されていく。このとき、搬送ベルト11,感光ドラム14K、及び転写ローラ19Kは各アクチュエータにより記録媒体3を下流方向へ搬送する方向に駆動されており、その駆動状態で感光ドラム14Kの静電潜像にトナーカートリッジ17Kからトナーが現像電圧による電気的な力により供給されて、感光ドラム14Kの表面上にトナー像が形成される。
【0040】
そして転写ローラ19に高圧電源部23から所望の条件に応じた電圧が印加されることで、感光ドラム14Kの表面上のトナー像が搬送されてくる記録媒体3表面に転写されていく。印刷データがカラー画像データであれば、Y、M、Cの各色についても印刷プロセス動作がドラムユニット13Y、13M、13Cとトナーカートリッジ17Y、17M、17C及び転写ローラ19Y、19M、19Cによって実行され、記録媒体3の表面上にカラー画像が転写、形成されることになる。
【0041】
画像が形成された記録媒体3は、搬送ベルト11により定着部20まで搬送され、定着部ローラにより熱と圧力で画像が記録媒体3に定着される。この定着部20の定着ローラはハロゲン等の発熱体を内蔵し、その温度がサーミスタ等の温度検出素子により検知される。その検知温度に基づいて定着ローラは適切な定着温度に制御され、画像が記録媒体3に定着される。
このようにして印刷プロセスを経た記録媒体3は、媒体検知センサ21を通過し、排出スタッカ22に排出される。
【0042】
図4は、実施例1の作用を示すフローチャートで、以下この図4にSで示したステップに従って説明する。尚、以下に説明する各部の動作は、カラープリンタに設けられている記憶部に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいてメイン制御部27により制御されるものとする。
【0043】
また、LEDヘッド12Y、12M、12C、12Kは、共通の構成を持つので、説明の煩雑さを避けるため、以下、LEDヘッド12として説明する。同様にドラムユニット13Y、13M、13C、13Kはドラムユニット13、感光ドラム14Y、14M、14C、14Kは感光ドラム14、第1メモリタグ15Y、15M、15C、15Kは第1メモリタグ15、トナー残量検出部16Y、16M、16C、16Kはトナー残量検出部16、トナーカートリッジ17Y、17M、17C、17Kはトナーカートリッジ17、第2メモリタグ18Y、18M、18C、18Kは第2メモリタグ18、転写ローラ19Y、19M、19C、19Kは転写ローラ19、アンテナ部26Y、26M、26C、26Kはアンテナ部26として説明する。
【0044】
トナーカートリッジ17が装着または交換される可能性がある電源投入時、あるいはトップカバー2の開閉時に、メイン制御部27はRF読み書き制御部25を制御し、アンテナ部26を介して、画像形成ユニット13及びトナーカートリッジ17に組み込まれている第1メモリタグ15及び第2メモリタグ18とRF通信を開始し、管理情報を読み出す。第1メモリタグ15及び第2メモリタグ18は唯一無二の管理情報を持っており、1つのアンテナ部26に対して管理情報を1つあるいは2つとも読み出すことが可能である。そして、メイン制御部27は、読み出した管理情報が2つか否かを判断する(S101)。
【0045】
読み出した管理情報が2つであって、各管理情報が本体部1で管理されている出荷情報と一致する場合、メイン制御部27は第1メモリタグ15を搭載したドラムユニット13と第2メモリタグ18を搭載した交換用トナーカートリッジ17bが実装されていると判断し、第2メモリタグ18の交換用トナー管理情報を使用して印刷動作を制御する(S102)。
【0046】
但し、図4のフローチャートには記載していないが、読み出した管理情報が2つであっても、各管理情報が本体部1で管理されている出荷情報と一致しない場合、すなわち、第1メモリタグ15の管理情報が出荷情報と異なっている場合、メイン制御部27は“ドラムユニットが違っています”、第2メモリタグ18の管理情報が出荷情報と交換用トナーカートリッジと異なっている場合には“交換用トナーカートリッジが違っています”等のエラーメッセージを表示部24に表示させることでオペレータ等に報知し、動作を停止する。
【0047】
読み出した管理情報が1つであれば、メイン制御部27はその読み出した管理情報の内容からメモリタグが第1メモリタグ15あるいは第2メモリタグ18であるかを判断する(S103)。
メモリタグが第2メモリタグ18であれば、当該カラープリンタには、メモリタグが搭載されていないドラムユニット13が実装されている可能性があるので、メイン制御部27は本来使用されるべきドラムユニットではないドラムユニット13が誤って使用(装着)されているものと判断し、表示部24に“正しいドラムユニットではありません”等のエラーメッセージを表示させることでオペレータ等に報知し、動作を停止する(S104)。
【0048】
また、メモリタグが第1メモリタグ15であれば、メイン制御部27は当該カラープリンタには、メモリタグが搭載されていない出荷時添付トナーカートリッジ17aが実装されている可能性が高いと判断し、メイン制御部27は第1メモリタグ15の種別情報を読み出し、実装されているドラムユニット13に対して出荷時添付トナーカートリッジ17aが有効か否かを判断する(S105)。
【0049】
この場合、読み出した種別情報が“1H”であれば、実装されているドラムユニット13に対して交換用トナーカートリッジ17aは有効ではないので、メイン制御部27は表示部24に“トナーカートリッジを交換してください”等のエラーメッセージを表示させ、動作を停止する(S106)。
【0050】
読み出した種別情報が“0H”であれば、実装されているドラムユニット13に対して出荷時添付トナーカートリッジ17aは有効であるので、メイン制御部27は第1メモリタグ15に記憶されている出荷時トナー管理情報を使用して印刷動作を制御する(S107)。
以後、出荷時添付トナーカートリッジ17aは、トナー残量検出部16によりトナー無し検出されるか、あるいは、記録媒体3の印刷枚数が出荷時添付トナー寿命値(例えば2000枚)に到達するまで管理、制御される。
【0051】
以上説明したように実施例1によれば、プリンタの出荷時に、該プリンタと共に梱包されるドラムユニットのメモリに、同様に梱包される出荷時添付トナーカートリッジの情報を格納して、プリンタ使用時にドラムユニットのメモリに格納された情報により出荷時添付トナーカートリッジの管理制御を行うようにしているため、出荷時添付トナーカートリッジにメモリタグを搭載しなくてもトナーカートリッジの管理が可能となり、そのため部品点数の削減が可能になると共に、コストも抑えることができるという効果が得られる。
【0052】
また、しかも出荷時添付トナーカートリッジの情報をドラムユニットの情報と同時にドラムユニットのメモリに格納処理することができるので、情報の格納処理もトナーカートリッジとドラムユニットとで別々に行う必要がなくなり、一度で済ませることができるという効果も得られる。
【実施例2】
【0053】
次に、本発明の実施例2について説明する。この実施例2の構成は、実施例1と同様である。
図5は実施例2の作用を示すフローチャートで、以下この図5にSで示したステップに従って説明する。尚、この実施例2に置いても、以下に説明する各部の動作は、カラープリンタに設けられている記憶部に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいてメイン制御部27により制御されるものとする。
【0054】
また、LEDヘッド、ドラムユニット、感光ドラム、第1メモリタグ、トナー残量検出部、トナーカートリッジ、第2メモリタグ、転写ローラ、及びアンテナ部についても、実施例1と同様にLEDヘッド12、ドラムユニット13、感光ドラム14、第1メモリタグ15、トナー残量検出部16、トナーカートリッジ17、第2メモリタグ18、転写ローラ19、及びアンテナ部26として説明する。
【0055】
トナーカートリッジ17が装着または交換される可能性がある電源投入時、あるいはトップカバー2の開閉時に、メイン制御部27はRF読み書き制御部25を制御し、アンテナ部26を介して、画像形成ユニット13及びトナーカートリッジ17に組み込まれている第1メモリタグ15及び第2メモリタグ18とRF通信を開始し、管理情報を読み出す。第1メモリタグ15及び第2メモリタグ18は唯一無二の管理情報を持っており、1つのアンテナ部26に対して管理情報を1つあるいは2つとも読み出すことが可能である。そして、メイン制御部27は、読み出した管理情報が2つか否かを判断する(S201)。
【0056】
読み出した管理情報が2つであって、各管理情報が本体部1で管理されている出荷情報と一致する場合、メイン制御部27は第1メモリタグ15を搭載したドラムユニット13と第2メモリタグ18を搭載した交換用トナーカートリッジ17bが実装されていると判断し、第2メモリタグ18の交換用トナー管理情報を使用して印刷動作を制御する(S202)。
【0057】
この場合も、図5のフローチャートには記載していないが、読み出した管理情報が2つであっても、各管理情報が本体部1で管理されている出荷情報と一致しない場合、すなわち、第1メモリタグ15の管理情報が出荷情報と異なっている場合、メイン制御部27は“ドラムユニットが違っています”、第2メモリタグ18の管理情報が出荷情報と交換用トナーカートリッジと異なっている場合には“交換用トナーカートリッジが違っています”等のエラーメッセージを表示部24に表示させることでオペレータ等に報知し、動作を停止する。
【0058】
読み出した管理情報が1つであれば、メイン制御部27はその読み出した管理情報の内容からメモリタグが第1メモリタグ15あるいは第2メモリタグ18であるかを判断する(S203)。
メモリタグが第2メモリタグ18であれば、当該カラープリンタには、メモリタグが搭載されていないドラムユニット13が実装されている可能性があるので、メイン制御部27は本来使用されるべきドラムユニットではないドラムユニット13が誤って使用(装着)されているものと判断し、表示部24に“正しいドラムユニットではありません”等のエラーメッセージを表示部24に表示させることでオペレータ等に報知し、動作を停止する(S204)。
【0059】
また、メモリタグが第1メモリタグ15であれば、メイン制御部27は当該カラープリンタには、メモリタグが搭載されていない出荷時添付トナーカートリッジ17aが実装されている可能性が高いと判断し、メイン制御部27は第1メモリタグ15の種別情報を読み出し、実装されているドラムユニット13に対して出荷時添付トナーカートリッジ17aが有効か否かを判断する(S205)。
【0060】
この場合、読み出した種別情報が“1H”であれば、実装されているドラムユニット13に対して交換用トナーカートリッジ17aは有効ではないので、メイン制御部27は表示部24に“トナーカートリッジを交換してください”等のエラーメッセージを表示させ、動作を停止する(S206)。
読み出した種別情報が“0H”であれば、実装されているドラムユニット13に対して出荷時添付トナーカートリッジ17aは有効であるので、メイン制御部27は第1メモリタグ15に記憶されているトナー空情報を読み出し、空情報が“1”となっているか否かを確認する(S207)。
【0061】
空情報が“1”であれば、過去に出荷時添付トナーカートリッジ17aが実装され、トナー無しとなるまで使用されているので、メイン制御部27はRF読み書き制御部25を制御して、第1メモリタグ15に記憶されている種別情報を“1H”に書き換え、以後交換用トナーカートリッジ17bに対して有効とする(S208)。その後メイン制御部27は表示部24に“トナーカートリッジを交換してください”等のエラーメッセージを表示させ、動作を停止する(S206)。
【0062】
空情報が“1”でなければ、出荷時添付トナーカートリッジ17aは、過去に一度もトナー無しとはなっていない。実装されているドラムユニット13は出荷時添付トナーカートリッジ17aに対して有効であるので、メイン制御部27は第1メモリタグ15に記憶されている出荷時トナー管理情報を使用して印刷動作を制御する(S209)。
【0063】
以上説明した実施例2でも、実施例1と同様の効果が得られ、しかもこの実施例2では出荷時添付トナーカートリッジのトナーがなくなった場合、ドラムユニット側の第1メモリタグ15に記憶されている種別情報を交換用トナーカートリッジの情報に自動的に書き換えるため、交換用トナーカートリッジを装着する際、その情報をオペレータが入力する手間を省くことができるという効果も得られる。
【0064】
尚、上述した実施例1及び実施例2では、タンデム方式のカラー画像形成装置(カーラープリンタ)に適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複写機、ファクシミリ等の印刷機能を有するMFP等についても適用可能である。また、カラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置にも適用可能である。
【符号の説明】
【0065】
1 本体部
2 トップカバー部
3 記録媒体
4 記録媒体格納部
5 給紙ローラ
6 媒体検知センサ
7 第1レジストローラ
8 媒体検知センサ
9 第2レジストローラ
10 媒体検知センサ
11 搬送ベルト
12Y、12M、12C、12K LEDヘッド
13Y、13M、13C、13K ドラムユニット
14Y、14M、14C、14K 感光ドラム
15Y、15M、15C、15K 第1メモリタグ
16Y、16M、16C、16K トナー残量検出部
17Y、17M、17C、17K トナーカートリッジ
18Y、18M、18C、18K 第2メモリタグ
19Y、19M、19C、19K 転写ローラ
20 定着部
21 媒体検知センサ
22 排出スタッカ部
23 高圧電源部
24 表示部
25 RF読み書き制御部
26Y、26M、26C、26K アンテナ部
27 メイン制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の記憶部を有する像担持体ユニットを有し、第2の記憶部を持たない装置出荷時用の第1の現像剤収容体と第2の記憶部を有する交換用の第2の現像剤収容体のいずれか一方から前記像担持体ユニットに現像剤が供給される画像形成装置において、
前記第1の記憶部には、前記第1の現像剤収容体管理用の第1の管理情報、及び前記第1の現像剤収容体と前記第2の現像剤収容体のいずれを用いるかを示す種別情報が記憶され、
前記第2の記憶部には、前記第2の現像剤収容体管理用の第2の管理情報が記憶され、
前記第1及び第2の記憶部に対して第1及び第2の管理情報の読み出し及び書き込みを行う情報読み取り/書き込み部と、
前記第1の記憶部及び第2の記憶部の有無を判断し、該判断に基づいて第1の管理情報または第2の管理情報に基づいて前記第1の現像剤収容体と前記第2の現像剤収容体を管理し、印刷動作を制御する印刷制御部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記情報読み取り/書き込み部が読み取った情報について、前記第1の記憶部と第2の記憶部が存在すれば、第2の記憶部に記憶された第2の管理情報を用いて前記第2の現像剤収容体を管理することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記情報読み取り/書き込み部が読み取った情報について、前記第1の記憶部のみ存在し、かつ前記種別情報が前記第1の現像剤収容体を用いることを示す情報であれば、前記第1の管理情報を用いて前記第1の現像剤収容体を管理することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記情報読み取り/書き込み部が読み取った情報について、前記第2の記憶部のみ存在すれば、装着されている像担持体ユニットが正しくない旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記情報読み取り/書き込み部が読み取った情報について、前記第1の記憶部のみ存在し、かつ前記種別情報が前記第2の現像剤収容体を用いることを示す情報であれば、その現像剤収容体の交換を促す旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
現像剤残量を検出する現像剤残量検出手段を備え、
該現像剤残量検出手段により前記第1の現像剤収容体の現像剤が無くなったことが検知された情報が前記第1の記憶部に書きこまれていた場合、前記種別情報を前記第2の現像剤収容体を用いることを示す情報に更新して、現像剤収容体の交換を促す旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1の現像剤収容体と前記第2の現像剤収容体のいずれか一方が、前記像担持体ユニットに着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−97069(P2013−97069A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−237915(P2011−237915)
【出願日】平成23年10月28日(2011.10.28)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【Fターム(参考)】