説明

画像撮像装置

【課題】照明光あるいは太陽光が車両のフロントガラスに反射する影響を少なくして、車両内の運転者などの人物を撮影できる画像撮像装置を提供する。
【解決手段】料金所の料金収受車線を走行する車両内の運転者の顔画像および当該車両のナンバプレートを同時に撮像する画像撮像装置において、走行する車両110のフロントガラス111およびナンバプレート112を含む視野内に対し照明光を照射する照明装置101の光照射側に1方向(たとえば、縦方向)の光だけを通過させる偏光フィルタ103を設けるとともに、上記視野内の画像を撮像するカメラ106の撮像面側に照明側の偏光フィルタ103と角度の異なる方向(たとえば、横方向)の光だけを通過させる偏光フィルタ104を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば、高速道路等の有料道路の料金所において、当該有料道路を利用する車両に対し通行料金の収受処理を自動的に行なうETC(ETC:登録商標)システム(ノンストップ自動料金収受システム)と称される料金収受システムにおいて、走行する車両内の運転者などの人物の顔画像および当該車両のナンバプレートを同時に撮像する画像撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
たとえば、ETCシステムにおいて、走行する車両内の運転者など人物を撮像する方法として、ストロボ光など強い光を走行する車両の前部に照射して、車両内の運転者を撮像するとともに、画面の下側に位置するナンバプレートをも同時に撮像するものが公知である(たとえば、特許文献1、2参照)。
【0003】
また、車両全体を撮像する配光特性の照明光と、車両のフロントガラス周辺を撮像する配光特性の照明光とを切換えて撮像し、フロントガラスからの反射光による画像の飽和を低減する方法が開示されている(たとえば、特許文献3参照)。
【0004】
さらに、ガラス反射成分を弱めた画像を取得する方法として、センサに4方向の偏光フィルタを1画素ごと角度を変えて設置し、同時に4方向の偏光画像を撮像できるイメージセンサが公知であり、偏光の方向を調整することで、ガラス反射成分を弱くすることが知られている(たとえば、特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開昭57−67916号公報
【特許文献2】特開平11−316405号公報
【特許文献3】特開2002−152560号公報
【特許文献4】特開2007−86720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、2のように、ストロボ光など強い光を照射して車両内の運転者を撮像する場合には、フロントガラスに反射することでカメラで捕らえた画像では飽和している場合がある。また、太陽光が存在する時間での撮像では、太陽光よりも強い光を照射することが必要となる。
【0007】
また、特許文献3のように、配光特性を複数用いて車両内の運転者を撮像する方法では、照明手段が複数必要となり、コストおよび規模が大きくなるという問題がある。
【0008】
さらに、特許文献4のように、偏光フィルタを利用して撮像する方法では、複数組合わせて撮像する場合、偏光の方向が再起でない可能性があり、調整または選択する必要がある。
【0009】
そこで、本発明は、照明光あるいは太陽光が車両のフロントガラスに反射する影響を少なくして、車両内の運転者などの人物を撮影できる画像撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の画像撮像装置は、車両の少なくともフロントガラス部分を含む視野内に照明光を照射する照明手段と、この照明手段の光照射側に設けられ、前記照明手段から照射される光のうち1方向の光だけを通過させる第1の偏光フィルタ手段と、前記視野内の画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第1の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第2の偏光フィルタ手段とを具備している。
【0011】
また、本発明の画像撮像装置は、道路を走行する車両の上部に位置するよう当該道路上に設けられ、太陽光に対して1方向の光だけを通過させる第1の偏光フィルタ手段と、前記車両が走行する道路の側部に設けられ、前記車両の少なくともフロントガラス部分を含む視野内の画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第1の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第2の偏光フィルタ手段とを具備している。
【0012】
また、本発明の画像撮像装置は、車両の少なくともフロントガラス部分を含む視野内に照明光を照射する照明手段と、この照明手段の光照射側に設けられ、前記照明手段から照射される光のうち1方向の光だけを通過させる第1の偏光フィルタ手段と、前記視野内の画像を撮像する第1および第2の撮像手段と、前記第1の撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第1の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第2の偏光フィルタ手段と、前記第2の撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第2の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第3の偏光フィルタ手段とを具備している。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、照明光あるいは太陽光が車両のフロントガラスに反射する影響を少なくして、車両内の運転者などの人物を撮影できる画像撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を概略的に示す模式図。
【図2】本発明を実施しない場合にフロントガラスでの反射光成分を低減できないことを説明する模式図。
【図3】本発明を実施した場合にフロントガラスでの反射光成分を低減する効果を説明する模式図。
【図4】ナンバプレート上の文字認識結果まで含めた撮像結果を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を概略的に示す模式図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を概略的に示す模式図。
【図7】車両のフロントガラスの取り付け角度を説明する模式図。
【図8】車両のフロントガラスの取り付け角度を説明する模式図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を模式的に示すものである。この画像撮像装置は、たとえば、高速道路等の有料道路の料金所において、当該有料道路を利用する車両に対し通行料金の収受処理を自動的に行なうETCシステムにおいて、走行する車両内の運転者の顔画像および当該車両前面のナンバプレートを同時に撮像するものである。
【0016】
図1において、料金所に進入してきた車両110は、道路(料金収受車線)113を図示矢印a方向に走行するものとする。道路113の一方の側部(たとえば、車両110進行方向aに対して左側部)には、走行する車両110のフロントガラス111およびナンバプレート112を含む視野内に対し所定の角度を持って照明光を照射する照明手段としての照明装置101が設置されている。
【0017】
照明装置101は、たとえば、人間が感知しにくい波長たとえば近赤外領域の光を照射するもので、その光照射側には、色ガラスフィルタ102および第1の偏光フィルタ手段としての偏光フィルタ103が設けられている。
【0018】
色ガラスフィルタ102は、近赤外領域の光のみを通過させる特性を持ち、偏光フィルタ103は、照明装置101から照射される光のうち1方向たとえば縦方向(垂直方向)の光だけを通過させる特性を持っている。
【0019】
道路113の他方の側部(たとえば、車両110進行方向aに対して右側部)には、走行する車両110のフロントガラス111およびナンバプレート112を含む視野内の画像を撮像する撮像手段としてのビデオカメラ(以降、単にカメラと称す)106が所定の角度を持って設置されている。
【0020】
カメラ106は、走行する車両110のフロントガラス111およびナンバプレート112を含む視野内の画像を撮像する画角に設定されていて、その撮像面側には、色ガラスフィルタ105および第2の偏光フィルタ手段としての偏光フィルタ104が設けられている。
【0021】
色ガラスフィルタ105は、照明側の色ガラスフィルタ102と同じく、人間が感知しにくい波長例えば近赤外領域の光のみを通過させる特性を持ち、偏光フィルタ104は、照明側の偏光フィルタ103と角度の異なる方向たとえば水平方向(横方向)の光だけを通過させる特性を持っている。
【0022】
カメラ106の出力は画像入力部107に送られ、ここで所定の画像処理が施された後、画像領域検出部108に送られる。画像領域検出部108では、人物の顔領域およびナンバプレート領域が検出され、検出された両領域の画像が認識部109に送られ、ここで文字認識処理などが行なわれる。
【0023】
このような構成において、照明装置101から色ガラスフィルタ102と偏光フィルタ103を介して照射される縦方向(垂直方向)の光は、縦方向の成分を多く含んだまま車両110のフロントガラス111で反射される。また、照明装置101が存在しない場合においても、車両110のフロントガラス111に反射する光は一定の方向成分だけ強くなる傾向を持つ。
【0024】
一方、フロントガラス111を透過した光は、車両110内の運転者の顔で拡散反射され、光の方向としては全ての方向の成分を持つ。したがって、偏光フィルタ103を透過した光の方向成分(縦方向)とは異なる水平方向(横方向)の光だけを通過させる偏光フィルタ104を通して画像を撮像すると、フロントガラス111からの反射成分を少なくし、車両110内の運転者の顔での拡散成分のうち横方向の偏光成分を捉えることができる。
【0025】
図2は、偏光フィルタ103および104が存在しない場合の画像の状態を模式的に表したもので、フロントガラス111の反射光成分201が車両110内の運転者の顔202を写すことを妨げている。これに対して、本実施の形態では、照明光を照射しても、図3に示すように、フロントガラス111の反射光成分201を無くして運転者の顔202を撮影することができる。
【0026】
カメラ106で撮像された画像は画像入力部107へ送られる。画像入力部107は、カメラ106から出力される画像を例えば横320画素、縦240画素といったデジタル画像に変換し、画像領域検出部108へ送る。
【0027】
画像領域検出部108は、たとえば、標準的な顔パターンとのマッチングを繰り返すことにより顔領域を検出するとともに、「0」から「9」までの文字パターンとのマッチングを繰り返すことによりナンバプレート領域を検出し、検出した両領域の画像を認識部109へ送る。
【0028】
認識部109は、文字パターンとのマッチング処理を行なうことによりナンバプレート112上の文字を認識して、その認識結果を統合し、その統合結果(車両番号)と顔領域内の画像(運転者の顔202)を通過日時情報とともに図4に示すように図示しないメモリに記憶する。
【0029】
なお、図1において、車両110が道路113を図示矢印a方向に直線的に進行するものとすると、カメラ106の設置角度(画角)、すなわち、カメラ106の光軸方向と車両110の進行方向との角度θは、大きければ大きいほどフロントガラス111の反射成分が少なくなり、たとえば45度以上で設置するものとする。
【0030】
このように、第1の実施の形態によれば、照明光がフロントガラス111に反射する影響を著しく少なくして、車両110内の運転者の顔202を良好に撮影できる。
【0031】
次に、第2の実施の形態について説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を模式的に示すものである。
第2の実施の形態に係る画像撮像装置は、第1の実施の形態のような照明光は用いず、太陽光に対してのみ適用するようにしたもので、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0032】
図5において、道路113の上部には、当該道路113を走行する車両110の上部に位置するように第1の偏光フィルタ手段としての偏光フィルタ502が設けられている。偏光フィルタ502は、太陽光501に対して1方向たとえば縦方向(垂直方向)の光だけを通過させる特性を持っている。
カメラ106は、その撮像面側に偏光フィルタ104のみが設けられている。
【0033】
このような構成により、偏光フィルタ502を透過して車両110のフロントガラス111に照射された縦方向(垂直方向)の光は、縦方向の成分を多く含んだまま車両110のフロントガラス111で反射されるが、当該反射光はカメラ106側の偏光フィルタ104を通過しない。
【0034】
一方、フロントガラス111を透過した光は、車両110内の運転者の顔202で拡散反射され、光の方向としては全ての方向の成分を持つ。したがって、偏光フィルタ502を透過した光の方向成分(縦方向)とは異なる水平方向(横方向)の光だけを通過させる偏光フィルタ104を通して画像を撮像すると、フロントガラス111からの反射成分を少なくし、車両110内の運転者の顔202での拡散成分のうち横方向の偏光成分を捉えることができる。
【0035】
このように、第2の実施の形態によれば、太陽光501がフロントガラス111に反射する影響を著しく少なくして、車両110内の運転者の顔202を良好に撮影できる。
【0036】
次に、第3の実施の形態について説明する。
図6は、第3の実施の形態に係る画像撮像装置の構成を模式的に示しものである。
第3の実施の形態に係る画像撮像装置は、複数のカメラを設置した場合に適用したもので、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0037】
図6において、道路113の他方の側部(たとえば、車両110進行方向aに対して右側部)には、走行する車両110のフロントガラス111およびナンバプレート112を含む視野内の画像を撮像する第1、第2の撮像手段としてのカメラ603,606が所定の角度を持って設置されている。
【0038】
カメラ603,606は、走行する車両110のフロントガラス111およびナンバプレート112を含む視野内の画像を撮像する画角に設定されていて、その各撮像面側には、色ガラスフィルタ602,605および第2、第3の偏光フィルタ手段としての偏光フィルタ601,604が設けられている。
【0039】
色ガラスフィルタ602,605は、照明側の色ガラスフィルタ102と同じく、人間が感知しにくい波長例えば近赤外領域の光のみを通過させる特性を持ち、一方の偏光フィルタ例えば偏光フィルタ601は、照明側の偏光フィルタ103と角度の異なる方向たとえば水平方向(横方向)の光だけを通過させるように設定され、他方の偏光フィルタ例えば偏光フィルタ604は、一方の偏光フィルタ601と角度の異なる方向たとえば斜め45度方向の光だけを通過させるように設定されている。
【0040】
カメラ603,606の各出力は画像入力部607にそれぞれ送られ、ここで所定の画像処理が施された後、画像領域検出部608に送られる。画像領域検出部608では、カメラ603,606の各出力に対しそれぞれ人物の顔領域およびナンバプレート領域が検出され、検出された両領域の画像が認識部609に送られ、ここで画像選択および文字認識処理などが行なわれる。
【0041】
一般に、車両110には、図7に示すように垂直にフロントガラス111が取り付けられているものと、図8に示すように一定の角度(傾斜)を持ってフロントガラス111が取り付けられているものがある。それぞれフロントガラス111で反射される光の方向が違ってくるので、第3の実施の形態のように複数のカメラ603,606を設置し、それらに互いに異なる方向の光だけを通過させる偏光フィルタ601,604を備えることで、いずれかのカメラではフロントガラス111の反射光成分の影響を少なくして撮像することができる。
【0042】
カメラ603,606で撮像された各画像は、それぞれ画像入力部607へ送られる。画像入力部607は、カメラ603,606から出力される各画像を例えば横320画素、縦240画素といったデジタル画像にそれぞれ変換し、画像領域検出部608へ送る。
【0043】
画像領域検出部608は、たとえば、カメラ603,606の各出力に対しそれぞれ標準的な顔パターンとのマッチングを繰り返すことにより顔領域を検出するとともに、「0」から「9」までの文字パターンとのマッチングを繰り返すことによりナンバプレート領域を検出し、検出した両領域の画像を認識部609へ送る。
【0044】
認識部609は、カメラ603,606の各出力に対しそれぞれ文字パターンとのマッチング処理を行なうことによりナンバプレート112上の文字を認識して、その認識結果を統合する。そして、たとえば、2つの統合結果(車両番号)が正常に得られ(車両番号が正常に読取られ)、かつ、2つの顔領域が正常に検出され、さらに、2つの統合結果(車両番号)が一致し、かつ、2つの顔領域内の画像が一致した場合、いずれか一方の統合結果(車両番号)および顔領域内の画像(運転者の顔202)を選択して、通過日時情報とともに図4に示すように図示しないメモリに記憶する。
【0045】
また、2つの統合結果(車両番号)のいずれか一方が正常に得られなかった場合、あるいは、2つの顔領域のいずれか一方が正常に検出されなかった場合、たとえば、正常に得られた統合結果(車両番号)、あるいは、正常に検出された顔領域内の画像が選択される。
【0046】
さらに、2つの統合結果(車両番号)の双方が正常に得られず、かつ、2つの顔領域の双方が正常に検出されなかった場合は、たとえば、エラー状態とする。
【0047】
このように、第3の実施の形態によれば、照明光がフロントガラス111に反射する影響を著しく少なくして、車両110内の運転者の顔202を良好に撮影できる。
【符号の説明】
【0048】
101…照明装置(照明手段)、102,105,602,605…色ガラスフィルタ、103…偏光フィルタ(第1の偏光フィルタ手段)、106…ビデオカメラ(撮像手段)、104…偏光フィルタ(第2の偏光フィルタ手段)、107,607…画像入力部、108,608…画像領域検出部、109,609…認識部、110…車両、111…フロントガラス、112…ナンバプレート、113…道路(料金収受車線)、201…反射光成分、202…運転者の顔、501…太陽光、502…偏光フィルタ(第1の偏光フィルタ手段)、603…カメラ(第1の撮像手段)、606…カメラ(第2の撮像手段)、601…偏光フィルタ(第2の偏光フィルタ手段)、604…偏光フィルタ(第3の偏光フィルタ手段)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の少なくともフロントガラス部分を含む視野内に照明光を照射する照明手段と、
この照明手段の光照射側に設けられ、前記照明手段から照射される光のうち1方向の光だけを通過させる第1の偏光フィルタ手段と、
前記視野内の画像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第1の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第2の偏光フィルタ手段と、
を具備したことを特徴とする画像撮像装置。
【請求項2】
道路を走行する車両の上部に位置するよう当該道路上に設けられ、太陽光に対して1方向の光だけを通過させる第1の偏光フィルタ手段と、
前記車両が走行する道路の側部に設けられ、前記車両の少なくともフロントガラス部分を含む視野内の画像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第1の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第2の偏光フィルタ手段と、
を具備したことを特徴とする画像撮像装置。
【請求項3】
車両の少なくともフロントガラス部分を含む視野内に照明光を照射する照明手段と、
この照明手段の光照射側に設けられ、前記照明手段から照射される光のうち1方向の光だけを通過させる第1の偏光フィルタ手段と、
前記視野内の画像を撮像する第1および第2の撮像手段と、
前記第1の撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第1の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第2の偏光フィルタ手段と、
前記第2の撮像手段の撮像面側に設けられ、前記第2の偏光フィルタ手段と角度の異なる方向の光だけを通過させる第3の偏光フィルタ手段と、
を具備したことを特徴とする画像撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−2718(P2011−2718A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−146797(P2009−146797)
【出願日】平成21年6月19日(2009.6.19)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】