説明

画像表示画面、アドレス指定方法

本発明は表示画面に関し、前記表示画面は、発光体の配列を形成するよう発光体の行及び発光体の列に配された発光体、配列の各発光体に関連付けられ前記発光体に電力を供給する第1の電流調整器及び前記第1の電流調整器のゲート電極に電位を蓄積する第1の蓄電コンデンサーを有する第1のアドレス指定回路、を有する。画面は、発光体の少なくとも1つの第2のアドレス指定回路を有する。第1及び第2のアドレス指定回路は、同一の発光体と関連付けられる。第2の回路は、発光体の第2の電流調整器及び第2の電流調整器のゲート電極に電位を蓄える第2の蓄電コンデンサーを有する。本発明は、前記画面のアドレス指定方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像表示画面及び前記画面のアドレス指定方法に関する。
【0002】
特に、本発明は、アモルファスシリコン(a−Si)にエッチングされたアクティブマトリックスを有する有機電場発光物質に基づく種類の表示画面に関する。
【背景技術】
【0003】
水素化アモルファスシリコン薄膜トランジスターは、多結晶シリコン(p−Si)薄膜トランジスターより、製造が容易で且つ有意に大きい画面で均一の輝度を示すので、有機電場発光物質に基づく画面の設計に有利である。
【0004】
しかしながら、アモルファスシリコントランジスターのトリガー閾値電圧は、時間の経過に伴いゲートとソース間に長期に電圧を印加する間に変化する。
【0005】
このトリガー閾値電圧の変化は、画面の画像生成処理に影響し、画面の輝度を時間の経過に伴い変化させる。
【0006】
特に、特許文献1は、アドレス制御手段を有する以上に説明された種類の画面を記載している。前記アドレス制御手段は、各画像フレームの間、この画面の各発光体の電流調整器に、及びこの発光体のアドレス指定回路と全く同一の使用している回路に、画像データを表すアドレス電圧及びアドレス電圧と反対の極性を有する電圧を交互に印加する。
【0007】
しかしながら、このアーキテクチャ及びこの駆動モードは、各フレームの間に発光持続時間を減少させるので、画面の輝度を低下させ、画面にちらつき効果を生じさせる。
【0008】
特に、特許文献2(特に図9を参照)及び3は、アドレス制御手段を有する以上に説明された種類の画面を記載している。前記アドレス制御手段は、各画像フレームの間、この画面の各発光体の電流調整器に、及び複数のこの発光体のアドレス指定回路の少なくとも1つを用い、常に同じ極性を有する画像データを表すアドレス電圧を印加する。
【特許文献1】米国特許第2003/052614号明細書
【特許文献2】米国特許第6011529号明細書
【特許文献3】国際公開第2004/051617号パンフレット
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、時間の経過に伴う輝度の変化が少ない画面を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的のため、本発明は画像表示画面を提供する。
【0011】
画像表示画面は、発光体の配列を形成するよう発光体の行及び発光体の列に配された発光体、配列の発光体の発光を制御する手段、を有する。
【0012】
手段は、
(a)前記発光体に電力を供給しゲート電極と2つの電流通過電極を有する第1の電流調整器、第1の電流調整器のゲート電極に電位を設定する第1の蓄電コンデンサーを有し、発光体を流れる電流を制御するよう配列の各発光体と関連付けられ、発光体をアドレス指定する第1の回路、
(b)ゲート電極と2つの電流通過電極を有する前記発光体の第2の電流調整器、第2の電流調整器のゲート電極に電位を蓄積する第2の蓄電コンデンサーを有し、発光体毎に、発光体をアドレス指定する少なくとも1つの第2の回路、
(c)前記第1の蓄電コンデンサー及び前記第2の蓄電コンデンサーに、画像データを表し及び前記画像データに従い発光体に電流を供給するため第1又は第2のアドレス指定回路の何れかをアクティブにするアドレス指定電圧を印加する、アドレス指定制御手段、を有する。
【0013】
前記第1及び第2のアドレス指定回路は、同一の発光体と並列に配置される。
【0014】
画面は、アドレス指定制御手段は、前記アドレス指定電圧の極性と反対の極性を有するバイアス電圧を、前記第1の電流調整器又は前記第2の電流調整器の何れかに設定することを特徴とする。
【0015】
特定の実施例によると、表示画面は以下の特徴の1つ以上を有する。
【0016】
アドレス指定制御手段は、前記第1の電流調整器に最初にアドレス指定電圧を印加し、第1のアドレス指定回路を起動する段階を開始し、次にバイアス電圧を印加し、第1のアドレス指定回路をバイアスする段階を開始する。
【0017】
アドレス指定手段は、前記第2の電流調整器に最初にアドレス指定電圧を印加し、第2のアドレス指定回路を起動する段階を開始し、次にバイアス電圧を印加し、第2のアドレス指定回路をバイアスする段階を開始する。第1のアドレス指定回路を起動する段階は、第2のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期し、第2のアドレス指定回路を起動する段階は、第1のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期する。
【0018】
制御手段は、発光体の第1のアドレス指定回路毎に、前記アドレス指定電圧又は前記バイアス電圧の前記第1の蓄電コンデンサー及び前記第1の電流調整器の前記ゲートへの送信を、前記発光体を選択するために、選択電圧に応じて駆動する、第1の選択スイッチ、同一の発光体の第2のアドレス指定回路毎に、前記アドレス指定電圧又は前記バイアス電圧の前記第2の蓄電コンデンサー及び前記第2の電流調整器の前記ゲートへの送信を、前記発光体を選択するために、前記選択電圧に応じて駆動する、第2の選択スイッチ、及び前記第1及び第2の選択スイッチを駆動する手段、を有する選択制御手段を有する。
【0019】
駆動手段は、発光体の各行に、制御するためそれぞれ第1及び第2の選択スイッチに接続された第1及び第2の選択電極、及び最初に前記選択電圧を前記第1の選択電極へ、次に前記選択電圧を前記第2の選択電極へ交互に送信する選択駆動装置、を更に有する。
【0020】
アドレス指定制御手段は、発光体の各列にアドレス指定電極を有し、第1及び第2の選択スイッチは、前記アドレス指定電極と接続され、及びアドレス指定駆動装置は、前記アドレス指定電圧及び前記バイアス電圧を前記アドレス指定電極へ交互に送る。
【0021】
駆動手段は、発光体の各行に、選択電極を更に有し、第1及び第2の選択スイッチは、制御するため前記選択電極と接続され、及び選択駆動装置は、前記選択電圧を第1及び第2の選択スイッチへ同時に送る。
【0022】
アドレス指定制御手段は、発光体の各列に、それぞれ第1及び第2の選択スイッチと接続される第1及び第2のアドレス指定電極、及び前記アドレス指定電圧又は前記バイアス電圧の何れかを第1の前記アドレス指定電極と前記第2のアドレス指定電極へ同時に送るアドレス指定駆動装置、を有する。
【0023】
本発明は、更に、前記種類の表示画面のアドレス指定方法を提供する。アドレス指定方法は、各発光体を駆動するために、電流を発光体に供給するため第1のアドレス指定回路を起動する段階、第2の調整器のトリガー閾値電圧を変化するため第2のアドレス指定回路をバイアスする段階、電流を発光体に供給するため、第2のアドレス指定回路を起動する段階、第1の調整器のトリガー閾値電圧を変化するため第1のアドレス指定回路をバイアスする段階、を有し、第1のアドレス指定回路を起動する段階は、第2のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期し、及び第2のアドレス指定回路を起動する段階は、第1のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期することを特徴とする。
【0024】
特定の実施例によると、表示方法は以下の特徴の1つ以上を有する。
【0025】
第1のアドレス指定回路を起動する1つ以上の段階の次に、第1のアドレス指定回路をバイアスする少なくとも1つの段階が続き、及び第2のアドレス指定回路を起動する1つ以上の段階の次に、第2のアドレス指定回路をバイアスする少なくとも1つ以上の段階が続く。
【0026】
前記方法は、画像データを表すアドレス指定電圧を前記第1の蓄電コンデンサーに印加することによる、前記第1の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階、第1の蓄電コンデンサーにより蓄えられた電位の極性と反対の極性を有する前記バイアス電圧を前記第1の電流調整器に印加することによる、前記第1の調整器のバイアス設定段階、前記バイアス電圧を前記第2の電流調整器に印加することによる、前記第2の調整器のバイアス設定段階、及び前記アドレス指定電圧を前記第2の蓄電コンデンサーに印加することによる、前記第2の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階、を有する。
【0027】
前記第1の電流調整器のバイアス設定段階の次に、第2の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階が続き、及び交代に前記第2の電流調整器のバイアス設定段階の次に、第1の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階が続く。
【0028】
前記第2の電流調整器の前記バイアス設定段階は、前記第1の蓄電コンデンサーの前記アドレス指定設定段階と同時であり、及び前記第1の電流調整器の前記バイアス設定段階は、前記第2の蓄電コンデンサーの前記アドレス指定設定段階と同時である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
本発明は、例としてのみ与えられる以下の説明及び図を参照しより理解される。
【0030】
本発明による表示画面は、発光体の配列を形成するよう行及び列に配置された発光体を有するアクティブマトリックスである。
【0031】
表示画面の発光体は、OLEDという略語で知られる有機発光ダイオードである。それらのそれぞれは、画面が白黒の場合1つの画素と関連付けられ、又は画面が多色の場合サブピクセルと関連付けられる。それらは、それらに流れる電流に直接比例する光度を発光する。
【0032】
図1は、本発明の第1の実施例による配列の発光体4の発光を制御する手段2を示す。簡単のため、単一の発光体のアドレス指定の制御手段のみ、この図に示されている。
【0033】
制御手段2は、配列の発光体4と接続された第1のアドレス指定回路6、発光体の列のアドレス指定を制御するアドレス指定制御手段8、発光体の行の選択を制御する選択制御手段10、制御システム11、及び発光体4と接続された第2のアドレス指定回路12を有する。
【0034】
第1のアドレス指定回路6は、電流調整器14、蓄電コンデンサー16、及び選択スイッチ18を有する。
【0035】
調整器14及びスイッチ18は、水素化アモルファスシリコン薄膜トランジスターである。より詳細には、これらはn型トランジスターである。それらはドレイン、ゲート、及びソースを有し、それらのトリガー閾値電圧より大きい又は等しい電圧がそれらのゲートとそれらのソースの間に印加された場合、それらのドレインからそれらのソースへそれらを流れる電流を有する。
【0036】
代案として、p型トランジスターが利用されて良い。その場合、トランジスター14及び18は、それらのソースからそれらのドレインへそれらを流れる電流を有する。
【0037】
調整器14のドレインは、発光体4の陰極と接続される。発光体4の陽極は、発光体に電力を供給する直流電圧源Vddと接続される。調整器14のソースは、接地電極又は負の電圧と接続される。調整器14のゲートは、スイッチ18のソース及び蓄電コンデンサー16の端子と接続される。蓄電コンデンサー16の他の端子は、接地電極と接続される。スイッチ18のゲートは選択制御手段10と接続され、及びスイッチ18のドレインはアドレス指定制御手段8と接続される。
【0038】
発光体の列のアドレス指定制御手段8は、発光体の各列のアドレス指定電極20、及びアドレス指定駆動装置22を有する。電極20は、駆動装置22及び発光体の列の第1のアドレス指定回路6のスイッチ18のドレインと接続される。
【0039】
選択制御手段10は、発光体の各行に第1の選択電極24及び第2の選択電極26を、及び選択駆動装置28を有する。第1の選択電極24は、駆動装置28及び発光体の行の第1のアドレス指定回路6のスイッチ18のゲートと接続される。第2の選択電極26は、駆動装置28及び発光体の行の第2のアドレス指定回路12のスイッチ38のゲートと接続される。
【0040】
制御システム11は、アドレス指定駆動装置22及び選択駆動装置28と接続される。
【0041】
第2のアドレス指定回路12は、第1のアドレス指定回路6と同じ要素を有する。つまり、電流調整器34、蓄電コンデンサー36、及び選択スイッチ38である。これらの要素は、第1のアドレス指定回路6と同様に相互接続されるので、詳細は省略する。
【0042】
特に、第2のアドレス指定回路12の調整器34は、端子32で発光体4の陰極と接続される。スイッチ38のドレインは、スイッチ18と同様のアドレス指定電極20と接続され、及びスイッチ18のゲートは第2の選択電極26と接続される。
【0043】
制御システム11は、デジタル画像データ及びバイアス電圧に関するデータを駆動装置22へ及び周期的選択信号を駆動装置28へ所定の周波数で送信する。
【0044】
アドレス指定駆動装置22は、画像データを表すアドレス指定電圧Vを列の全ての発光体へ電極20を経由して送信する。アドレス指定駆動装置22はまた、電極20に、アドレス指定電圧の極性に対し反対の極性を有するバイアス電圧Vpと称される電圧を印加する。この電圧は、所定の持続期間を有する所定の負の電圧である。望ましくは、バイアス電圧Vpは、−2ボルトと−25ボルトの間である。一般に、逆電圧又は負のバイアス電圧は、調整器のゲート及びソース電極の間の電位差Vgsと称され、0ボルトより小さく、Vgs<0ボルトである。
【0045】
駆動装置28は、周期的選択電圧VS1、VS2を発光体の行の第1のアドレス指定回路6のスイッチ18のゲート、又は発光体の同じ行の第2のアドレス指定回路12のスイッチ38のゲートに印加し、アドレス指定電圧V又はバイアス電圧Vpを、第1のアドレス指定回路6の調整器14のゲート又は第2のアドレス指定回路12の調整器34のゲートに印加する。
【0046】
図2は、本発明による装置により実行されるアドレス指定方法の発生による種々の電圧及び電流の時間的変化を表すグラフである。図2A乃至2Fは、本発明の第1の実施例による表示画面のアドレス指定方法を示す。
【0047】
この方法は、第2のアドレス指定回路12の調整器34のバイアス設定段階Aを有する。図2Bに示されるように、選択駆動装置28は、選択電圧VS2を第2の電極26へ送信する。選択スイッチ38は、この選択電圧VS2をゲートに印加されることにより、導通する。
【0048】
同時に、アドレス指定駆動装置22は、負の極性(Vgs<0)のバイアス電圧Vpをアドレス指定電極20に印加する。バイアス電圧Vpは、電流調整器34のゲート及び蓄電コンデンサー36の端子に印加される。前のフレームの期間に発光体4に電力を供給するため電流調整器34を流れていたドレイン電流Id2は、図2Eに点線により示されるこの新しいフレームの期間に0に向かう。
【0049】
同時に、前のフレームの期間に印加された電圧Vを事前に蓄電していた蓄電コンデンサー36は、バイアス電圧Vpで図2Dに示されるように分極される。図2Dに点線の曲線で示されるように、蓄電コンデンサー36は、第2のアドレス指定回路12のバイアス段階の間、及び調整器34の次の設定段階の終了までこのバイアス電圧を調整器34のゲートに維持する。段階B、C及びDは共に、第2のアドレス指定回路12のバイアス段階を形成する。
【0050】
前の画像フレームの期間にアドレス指定電圧の印加を通じて変化していた、調整器34のトリガー閾値電圧は、バイアス段階の間及び新しいフレームの間を通して、バイアス電圧Vpの印加により、再び変化されるが、前の変化とは逆方向へ変化される。
【0051】
新しいフレームの期間に調整器34のゲートに印加されたバイアス電圧は、そのトリガー閾値電圧の変化を反対にし、及びトリガー閾値電圧を初期値、つまり前のフレームの期間にゲートにアドレス指定電圧を印加されることにより変化される前の電圧に戻す効果を有する。
【0052】
第1のアドレス指定回路6の調整器14のアドレス指定設定段階Bの間、選択駆動装置28は、選択電圧VS1を生成し、それを第1の電極24に印加する。
【0053】
同時に、アドレス指定駆動装置22は、画像データを表すアドレス指定電圧VDaをアドレス指定電極20に印加する。選択スイッチ18は、アドレス指定電極20と第1の選択電極24の交点にあり、導通されアドレス指定電圧VDaを調整器14及び第1のアドレス指定回路6の蓄電コンデンサー16へ送信する。アドレス指定電圧VDaは調整器14のトリガー閾値電圧より大きいので、ドレイン電流Id1は調整器14のドレインとソースの間に生じ、従って図2Fに示されるように発光体4を流れる。コンデンサー16は、アドレス指定電圧VDaを表す電位を調整器14のゲートに蓄積し、画像フレームの期間に対応する時間間隔に亘り発光体4の輝度を維持する。このように、段階Cの間、画像フレームの終了まで、発光体4は発光する。
【0054】
段階B、C及びDの間、従って、発光体4は第1のアドレス指定回路6により電流を供給される。段階B、C及びDは従って共に、第1のアドレス指定回路6の起動段階を形成する。
【0055】
第1のアドレス指定回路6の調整器14のバイアス設定段階Dの間、選択駆動装置28は、選択電圧VS1を生成し、それを第1の電極24に印加する。選択電圧の印加と同時に、アドレス指定駆動装置22は、バイアス電圧Vpを電極20に印加する。
【0056】
選択スイッチ18は、第1の電極24とアドレス指定電極20の交点にあり、導通され今度はバイアス電圧Vpを調整器14及び蓄電コンデンサー16へ送信する。図2Dに示されるように、蓄電コンデンサーは放電され、第1のアドレス指定回路6のバイアス段階D、Fの間にバイアス電圧により送信された電荷を格納する。前のフレームのドレイン電流Id1は、調整器14の電流を止める。画像フレームの期間に変化し増加した調整器14のトリガー閾値電圧は、新しいフレームの期間、特に段階Fの間に減少する。
【0057】
次の画像フレームは、第2のアドレス指定回路12の調整器34のアドレス指定設定段階Eで開始する。この段階の間、選択駆動装置28は選択電圧VS2を電極26に印加する。同時に、アドレス指定駆動装置22は、アドレス指定電圧VDbを電極20に印加する。
【0058】
第2のアドレス指定回路12のスイッチ38は導通され、画像データを表すアドレス指定電圧VDbは、調整器34のゲート及び蓄電コンデンサー36の端子に印加される。ドレイン電流Id2は、調整器34のドレインとソースの間で生成される。この電流は、この画像フレームの期間に送信されるべき画像データの値に比例する振幅を有する。段階Fの間、画像フレームの終了まで、この電流は発光体4を流れる。
【0059】
段階E及びFの間、従って、発光体4は第2のアドレス指定回路12により電流を供給される。段階E及びFは共に従って、第2のアドレス指定回路12の起動段階を形成する。
【0060】
続いて、制御システム11及び駆動装置22及び28は、選択のアドレス指定、アドレス指定及びバイアス電圧を制御する。これにより、正の極性のアドレス指定電圧は、第1のアドレス指定回路6の調整器14のゲートに印加され、発光体4に電力を供給する。続いて負の極性のバイアス電圧は、第2のアドレス指定回路12の調整器34のゲートに印加され、トリガー閾値電圧の変化を補償する。次に反対に、正の極性のアドレス指定電圧は、第2のアドレス指定回路12の調整器34のゲートに印加され、発光体4に電力を供給する。続いて負の極性のバイアス電圧は、第1のアドレス指定回路6の調整器14のゲートに印加され、トリガー閾値電圧の変化を補償する。
【0061】
ある画像フレームから他の画像フレームへ、発光体4は、第1のアドレス指定回路の起動段階の間、第1の調整器14により、そして次に第2のアドレス指定回路の起動段階の間、第2の調整器34により、交代で電流を供給される。
【0062】
第1のアドレス指定回路の調整器14及び第2のアドレス指定回路の調整器34のトリガー閾値電圧は増加され、そして次に各画像フレームでは反対に減少される。従ってこのような装置は、有利に、パネルの調整器のトリガー閾値電圧の変化を補償する。
【0063】
図3は、本発明の第2の実施例による発光体4及びその発光制御手段40を示す。
【0064】
この実施例では、制御手段40は、配列の発光体4とそれぞれ接続された第1のアドレス指定回路6及び第2のアドレス指定回路12、発光体の列のアドレス指定制御手段42、発光体の行の選択制御手段44、及び制御システム56を有する。
【0065】
第1及び第2のアドレス指定回路6、12は、図1を参照して説明されたアドレス指定回路と同様に接続された同じ要素を有する。それらは図1と同一の参照符号により示され、以下では説明されない。
【0066】
アドレス制御手段42は、アドレス指定駆動装置46、第1のアドレス指定電極48及び第2のアドレス指定電極50を発光体の各列に有する。第1のアドレス指定電極48は、駆動装置46及び発光体の列の全ての第1のアドレス指定回路6のスイッチ18のドレインと接続される。第2のアドレス指定電極50は、駆動装置46及び発光体の列の全ての第2のアドレス指定回路12のスイッチ38のドレインと接続される。
【0067】
アドレス指定駆動装置46は、アドレス指定電圧VD1を第1の電極48に送信し、及び同時に、アドレス指定電圧VD2を第2の電極50に送信する。
【0068】
選択制御手段44は、選択駆動装置54及び発光体の各行に単一の選択電極52を有する。選択電極52は、駆動装置54及び第1のアドレス指定回路6のスイッチ18のゲート及び発光体の行の第2のアドレス指定回路12のスイッチ38のゲートと接続される。
【0069】
制御システム56は、駆動装置54及び駆動装置46と接続される。制御システム56は、デジタル画像データ及びバイアス電圧に関するデータを駆動装置46へ送信する。制御システム56はまた、周期的選択信号を駆動装置54へ送信する。
【0070】
図4は、本発明の第2の実施例による装置により実行されるアドレス指定方法の発生による種々の電圧及び電流の時間的変化を表すグラフである。図4A乃至4Fは、本発明の第2の実施例による表示画面のアドレス指定方法を示す。
【0071】
この方法は、コンデンサー16のアドレス指定を設定し、同時に調整器34のバイアスを設定する段階Gを有する。駆動装置46は、画像データを表すアドレス指定電圧VDaを第1の電極48へ送信し、及びバイアス電圧Vpを第2の電極50へ送信する。
【0072】
同時に、アドレス指定駆動装置54は、選択電圧Vsを選択電極52に送信する。第1のアドレス指定回路のスイッチ18及び第2の設定回路のスイッチ38は、導通され、バイアス電圧Vpは調整器34のゲート及びコンデンサー36の端子に印加され、及びアドレス指定電圧VDaは、調整器14のゲート及び蓄電コンデンサー16の端子に印加される。
【0073】
蓄電コンデンサー36は放電し、次にバイアス電圧Vpと等しい負の電位を充電する。この電圧は、蓄電コンデンサー36により調整器34のゲートに維持され、特に段階Hの間に、調整器34のトリガー閾値電圧を徐々に低下させる。図4Eに点線の曲線により示されるように、ドレイン電流Id2はゼロになり、段階Hの間、ゼロのままである。
【0074】
コンデンサー16は電位VDaを充電し、及びドレイン電流Id1は、調整器14のドレインとソースの間で生成される。段階Hの間、画像フレームの終了まで、発光体4は電流Id1を供給される。
【0075】
段階G及びHの間、発光体4は従って第1のアドレス指定回路6により電流を供給される。段階G及びHは従って共に、第1のアドレス指定回路の起動段階を形成する。更に、段階G及びHの間、バイアス電圧は調整器34のゲートに印加され、そのトリガー閾値電圧の変化を補償する。段階E及びFはまた、従って共に、第2のアドレス指定回路のバイアス段階を形成する。
【0076】
段階Iの間、蓄電コンデンサー36のアドレス指定を設定するため、及び同時に調整器34のバイアスを設定するため、駆動装置46はバイアス電圧Vpを第1の電極48へ送信し、及び画像データを表すアドレス指定電圧VDbを第2の電極50へ送る。
【0077】
選択スイッチ18及び38は、選択電圧Vsを電極52に印加することにより、同時に開かれる。バイアス電圧Vpは、調整器14のゲート及びコンデンサー16に送信される。コンデンサー16は放電しそして負に充電する。図4Eに実線の曲線により示されるように、ドレイン電流Id1はゼロになり、段階Jの間、ゼロのままである。
【0078】
段階I及びJの間、バイアス電圧Vpは、調整器14のゲートに印加される。段階I及びJは従って共に、第1のアドレス指定回路6をバイアスする段階を形成する。
【0079】
同時に、バイアス電圧VDbは、電流調整器34のゲート及びコンデンサー36の端子に印加される。この電圧は、コンデンサー36により調整器34のゲートに維持され、段階Jの間及び新しい画像データの次の設定段階まで、発光体4に電力を供給するドレイン電流Id2を生成する。
【0080】
段階I及びJの間、発光体4は従って第2のアドレス指定回路12により電流を供給される。これら段階は従って共に、第2のアドレス指定回路の起動段階を形成する。
【0081】
続いて、制御システム56及び駆動装置46及び54は、選択のアドレス指定、アドレス指定及びバイアス電圧を以下のように制御する。これにより、正の極性のアドレス指定電圧は、第1のアドレス指定回路6の調整器14のゲートに印加され、発光体4に電力を供給すると同時に、負の極性のバイアス電圧は、第2のアドレス指定回路12の調整器34のゲートに印加され、トリガー閾値電圧の変化を補償する。次に反対に、正の極性のアドレス指定電圧は、第2のアドレス指定回路12の調整器34のゲートに印加され、発光体4に電力を供給すると同時に、負の極性のバイアス電圧は、第1のアドレス指定回路6の調整器14のゲートに印加され、トリガー閾値電圧の変化を補償する。
【0082】
発光体4は従って、調整器14及び次に調整器34により交互に調整された電流を供給される。
【0083】
第1及び第2のアドレス指定回路6、12は、交互に起動され発光体4に電流を供給する。
【0084】
調整器14が発光体4に電力を供給する場合、調整器34は高い負の電位に相当するバイアス電圧をそのゲートに印加することによりバイアスされ、前の段階の間に変化した調整器34のトリガー閾値電圧をその初期値に戻す。
【0085】
その他の場合、調整器34が発光体4に電力を供給する場合、調整器14はこの同じ負のバイアス電圧によりバイアスされ、事前にある方向に変化されているそのトリガー閾値電圧を反対方向に変化する。従って、各発光体に関連する2つのアドレス指定回路の包含は、表示画面の調整器のトリガー閾値電圧の変化を補償する。
【0086】
以上に説明された実施例では、本発明による1つの及び他のアドレス指定回路の起動の切り替えは、各画像フレームで行われる。しかしながら、本発明から逸脱することなく、この切り替えを各画像フレームにおいてではなく、複数の画像フレームの間に行うことも可能である。
【0087】
以上に説明された実施例では、バイアス及び起動段階は、同時に実行され等しい期間を有する。変形として、制御手段はまた、調整器14及び34を制御可能であり、第1及び第2の回路のバイアス及び起動段階は、同時に実行されるが、異なる期間を有する。
【0088】
好適な実施の形態によると、発光体の1つ又は他の調整器に印加されたバイアス電圧は、1つの画像フレームから他の画像フレームへ、前のフレームの間にこの調整器に印加されたアドレス指定電圧に応じて変化する。望ましくは、このバイアス電圧は、前のフレームの前記アドレス指定電圧と等しいが反対の極性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】発光体及び本発明の第1の実施例による画面の発光体の発光を制御する手段を表すブロック図である。
【図2A】第1の選択電極に印加された選択電圧を表すグラフである。
【図2B】第2の選択電極に印加された電圧を表すグラフである。
【図2C】アドレス指定電極に印加された電圧を表すグラフである。
【図2D】第1の蓄電コンデンサーの端子間に印加された電圧、及び第2の蓄電コンデンサーの端子間に印加された電圧を表すグラフである
【図2E】第1の電流調整器に流れるドレイン電流、及び第2の電流調整器に流れるドレイン電流を表すグラフである。
【図2F】発光体に流れる電流を表すグラフである。
【図3】発光体及び本発明の第2の実施例による画面の発光体の発光を制御する手段を表すブロック図である。
【図4A】選択電極に印加された選択電圧を表すグラフである。
【図4B】第1のアドレス指定電極に印加された電圧を表すグラフである。
【図4C】第2のアドレス指定電極に印加された電圧を表すグラフである。
【図4D】第1の蓄電コンデンサーの端子間の電圧、及び第2の蓄電コンデンサーの端子間の電圧を表すグラフである
【図4E】第1の電流調整器に流れるドレイン電流、及び第2の電流調整器に流れるドレイン電流を表すグラフである。
【図4F】発光体に流れる電流を表すグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像表示画面であって、
発光体の配列を形成するよう発光体の行及び発光体の列に配された発光体、配列の発光体の発光を制御する手段、を有し、前記手段は、
(a)前記発光体に電力を供給しゲート電極と2つの電流通過電極を有する第1の電流調整器、第1の電流調整器のゲート電極に電位を設定する第1の蓄電コンデンサーを有し、発光体を流れる電流を制御するよう配列の各発光体と関連付けられ、発光体をアドレス指定する第1の回路、
(b)ゲート電極と2つの電流通過電極を有する前記発光体の第2の電流調整器、第2の電流調整器のゲート電極に電位を蓄積する第2の蓄電コンデンサーを有し、発光体毎に、発光体をアドレス指定する少なくとも1つの第2の回路、
(c)前記第1の蓄電コンデンサー及び前記第2の蓄電コンデンサーに、画像データを表し及び前記画像データに従い発光体に電流を供給するため第1又は第2のアドレス指定回路の何れかをアクティブにするアドレス指定電圧を印加する、アドレス指定制御手段、を有し、
前記第1及び前記第2のアドレス指定回路は、同一の発光体と並列に配置され、
画面は、アドレス指定制御手段は、前記アドレス指定電圧の極性と反対の極性を有するバイアス電圧を、前記第1の電流調整器又は前記第2の電流調整器の何れかに設定する、
ことを特徴とする、画像表示画面。
【請求項2】
アドレス指定制御手段は、前記第1の電流調整器に最初にアドレス指定電圧を印加し、第1のアドレス指定回路を起動する段階を開始し、次にバイアス電圧を印加し、第1のアドレス指定回路をバイアスする段階を開始する、ことを特徴とする、請求項1記載の表示画面。
【請求項3】
アドレス指定手段は、前記第2の電流調整器に最初にアドレス指定電圧を印加し、第2のアドレス指定回路を起動する段階を開始し、次にバイアス電圧を印加し、第2のアドレス指定回路をバイアスする段階を開始し、第1のアドレス指定回路を起動する段階は、第2のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期し、第2のアドレス指定回路を起動する段階は、第1のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期する、ことを特徴とする、請求項2記載の表示画面。
【請求項4】
制御手段は、選択制御手段を有し、前記選択制御手段は、
発光体の第1のアドレス指定回路毎に、前記アドレス指定電圧又は前記バイアス電圧の前記第1の蓄電コンデンサー及び前記第1の電流調整器の前記ゲートへの送信を、前記発光体を選択するために、選択電圧に応じて駆動する、第1の選択スイッチ、
同一の発光体の第2のアドレス指定回路毎に、前記アドレス指定電圧又は前記バイアス電圧の前記第2の蓄電コンデンサー及び前記第2の電流調整器の前記ゲートへの送信を、前記発光体を選択するために、前記選択電圧に応じて駆動する、第2の選択スイッチ、及び
前記第1及び第2の選択スイッチを駆動する手段、
を有する、前記請求項の何れか1項記載の表示画面。
【請求項5】
駆動手段は、
発光体の各行に、制御するためそれぞれ第1及び第2の選択スイッチに接続された第1及び第2の選択電極、及び
最初に前記選択電圧を前記第1の選択電極へ、次に前記選択電圧を前記第2の選択電極へ交互に送信する選択駆動装置、
を更に有することを特徴とする、請求項4記載の表示画面。
【請求項6】
アドレス指定制御手段は、
第1及び第2の選択スイッチと接続された、発光体の各列のアドレス指定電極、及び
前記アドレス指定電圧及び前記バイアス電圧を前記アドレス指定電極へ交互に送るアドレス指定駆動装置、
を有することを特徴とする、請求項5記載の表示画面。
【請求項7】
駆動手段は、
制御するため第1及び第2の選択スイッチと接続された、発光体の各行の選択電極、及び
前記選択電圧を第1及び第2の選択スイッチへ同時に送る選択駆動装置、
を有することを特徴とする、請求項4記載の表示画面。
【請求項8】
アドレス指定制御手段は、
それぞれ第1及び第2の選択スイッチと接続された、発光体の各列の第1及び第2のアドレス指定電極、及び
前記アドレス指定電圧又は前記バイアス電圧の何れかを第1の前記アドレス指定電極と前記第2のアドレス指定電極へ同時に送るアドレス指定駆動装置、
を有することを特徴とする、請求項7記載の表示画面。
【請求項9】
表示画面のアドレス指定方法であって、
前記画像表示画面は、発光体、発光体に接続された第1の電流調整器及び第1の電流調整器のゲートに電位を蓄積する第1の蓄電コンデンサーを有する第1のアドレス指定回路、前記発光体に接続された第2の電流調整器及び第2の電流調整器のゲートに電位を蓄積する第2の蓄電コンデンサーを有する第2アドレス指定回路を有し、各電流調整器は特にゲート電極及びソース電極を有し、各電流調整器はゲート電極とソース電極の間にトリガー閾値電圧より大きい電圧が印加された場合、電流調整器を流れる電流を有し、
前記方法は、各発光体を駆動するために、
電流を発光体に供給するため第1のアドレス指定回路を起動する段階、
第2の調整器のトリガー閾値電圧を変化するため第2のアドレス指定回路をバイアスする段階、
電流を発光体に供給するため第2のアドレス指定回路を起動する段階、
第1の調整器のトリガー閾値電圧を変化するため第1のアドレス指定回路をバイアスする段階、
を有し、
第1のアドレス指定回路を起動する段階は、第2のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期し、
及び
第2のアドレス指定回路を起動する段階は、第1のアドレス指定回路をバイアスする段階と同期する、
ことを特徴とする、アドレス指定方法。
【請求項10】
第1のアドレス指定回路を起動する1つ以上の段階の次に、第1のアドレス指定回路をバイアスする少なくとも1つの段階が続き、及び第2のアドレス指定回路を起動する1つ以上の段階の次に、第2のアドレス指定回路をバイアスする少なくとも1つ以上の段階が続く、ことを特徴とする請求項9記載のアドレス指定方法。
【請求項11】
画像データを表すアドレス指定電圧を前記第1の蓄電コンデンサーに印加することによる、前記第1の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階、
第1の蓄電コンデンサーにより蓄えられた電位の極性と反対の極性を有するバイアス電圧を前記第1の電流調整器に印加することによる、前記第1の調整器のバイアス設定段階、
前記バイアス電圧を前記第2の電流調整器に印加することによる、前記第2の調整器のバイアス設定段階、及び
前記アドレス指定電圧を前記第2の蓄電コンデンサーに印加することによる、前記第2の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階、
を有することを特徴とする、請求項9又は10記載のアドレス指定方法。
【請求項12】
前記第1の電流調整器のバイアス設定段階の次に、第2の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階が続き、及び交代に前記第2の電流調整器のバイアス設定段階の次に、第1の蓄電コンデンサーのアドレス指定設定段階が続く、ことを特徴とする、請求項11記載のアドレス指定方法。
【請求項13】
前記第2の電流調整器の前記バイアス設定段階は、前記第1の蓄電コンデンサーの前記アドレス指定設定段階と同時であり、及び前記第1の電流調整器の前記バイアス設定段階は、前記第2の蓄電コンデンサーの前記アドレス指定設定段階と同時である、ことを特徴とする、請求項11記載のアドレス指定方法。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図2F】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【公表番号】特表2007−519949(P2007−519949A)
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−546220(P2006−546220)
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【国際出願番号】PCT/FR2004/003104
【国際公開番号】WO2005/073948
【国際公開日】平成17年8月11日(2005.8.11)
【出願人】(501263810)トムソン ライセンシング (2,848)
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing 
【住所又は居所原語表記】46 Quai A. Le Gallo, F−92100 Boulogne−Billancourt, France
【Fターム(参考)】