説明

画像読取装置

【課題】 時間帯、動作モードなどにより細かなデフォルトの設定が可能な画像読取装置を提供する
【解決手段】 原稿画像の読取条件を操作入力する操作部20と、原稿を読み取る読取部14と、一定の初期条件と、必要に応じて操作部20による操作にて設定された条件とを組み合わせた読取条件で、読取部14の読取動作を実行させる制御部12と、初期条件および必要に応じて所定の操作履歴を蓄積する履歴データベース34と、を含み、制御部12は、実行した読取条件を、履歴データベース34に操作履歴として蓄積させるとともに、この操作履歴に基づいて、初期条件を変更させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関し、特に原稿画像を読取り得られる画像データを、複写機能を有する複合機に送る画像読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置などの原稿画像読取時において、設定される条件の傾向から自動的にデフォルト設定がなされる技術としては、例えば特許文献1,2が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、ユーザIDからユーザを特定し、このユーザが使用する原稿の傾向を解析し、この原稿の画像処理を行うに際して、現行の設定が適用をすることができるのかを判定し、適用できる場合はそのまま設定変更なしで画像処理が行われ、適用できない場合には、画像処理条件を変更するよう促す技術が開示されている。これにより、無駄な条件設定に係る手間が省ける。
【0004】
特許文献2には、ファクシミリ受信に際して、電話機をオンフックで受信する自動受信モード、オフフックで受信する手動受信モードを適宜変更し、受信が成立した回数が多い受信モードをデフォルト設定するに際し、時間帯に応じて、いずれの受信モードをデフォルトにするかを決める旨の技術が開示されている。
【特許文献1】特開2001−309097号公報
【特許文献2】特開2001−86264号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1,2には、時間帯に応じて原稿読取条件をデフォルト設定するという思想は記載されておらず、また動作モードと原稿読取条件とを組合せてデフォルト設定する思想も記載されていない。このため、時間帯により細かなデフォルトの設定が困難であるのが実情である。
【0006】
そこで、本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、時間帯、動作モードなどにより細かなデフォルトの設定が可能な画像読取装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像読取装置は、原稿画像を読取り画像データを作成する画像読取装置において、原稿画像の読取条件を操作入力する操作部と、原稿を読み取る読取部と、一定の初期条件と、必要に応じて前記操作部による操作にて設定された条件とを組み合わせた読取条件で、読取部の読取動作を実行させる制御部と、初期条件および必要に応じて所定の操作履歴を蓄積する条件メモリと、を含み、制御部は、実行した読取条件を、条件メモリに操作履歴として蓄積させるとともに、この操作履歴に基づいて、初期条件を変更させることを特徴としている。
【0008】
この画像読取装置において、条件メモリでは、初期条件および蓄積された操作履歴が画像データの用途に応じた複数の動作モードごとに集計可能に蓄積され、制御部は、動作モードの変更時に、初期条件を操作履歴の中の選択回数に基づいて変更するようにしてもよい。
【0009】
また、これらの画像読取装置において、条件メモリでは、初期条件および蓄積された操作履歴が所定間隔で区切った時間帯ごとに集計可能に蓄積され、制御部は、時間帯が切り替わるときに、初期条件を操作履歴の中の選択回数に基づいて変更するようにしてもよい。
【0010】
また、これらのいずれかの画像読取装置において、条件メモリに所定個数のデータが蓄積されると、先に蓄積された方から順に所定の個数のデータを取り出して、処理対象のブロックを生成するブロック生成部と、生成されたブロックにおいて、特定の条件に関して一番多く選択された条件が何であるかを判定するブロック判定部とを備え、複数のデータからブロック判定部にて判定された条件を示す一つのブロックを生成して、条件メモリの内容を更新するデータ更新部をさらに備えるようにしてもよい。
【0011】
さらに、初期条件が、両面読取/片面読取に関する条件であってもよい。
【0012】
このような構成にすることにより、読取部の動作条件が制御部により初期条件(デフォルト)設定され、かつ、この初期条件は外部からの要求を受け付けることなく自動変更される。
【0013】
このとき、条件メモリに動作モードごとに条件設定に関する操作履歴を蓄積することで、動作モードごとに蓄積された操作履歴から選択回数に基づいて初期条件が変更される。また、条件メモリに所定間隔で区切った時間帯ごとに条件設定に関する操作履歴を蓄積することで、時間帯ごとに蓄積された操作履歴から選択回数に基づいて初期条件が変更される。
【0014】
また、複数のデータをまとめて一つのブロックとして条件メモリの内容を更新するようにすることで、条件メモリに蓄積されるデータの数を抑えることができるとともに、まとめるデータ間で条件の選択回数をこのブロックのデータ内容に反映させることで、過去のデータに一定の重みをつけて、現在のデフォルト設定に利用することが可能になる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、時間帯、動作モードなどにより細かなデフォルトの設定が可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明に係る画像読取装置を適用した複合機の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1は、前記実施形態に係る複合機の要部を示すブロック図である。
複合機10は、ファクシミリ機能、複写機能、プリンタ機能などの複数の動作モードを備えたものであり、制御部12、読取部14、原稿送り機構32、記録部16、表示部18、操作部20、NCU(network control unit)22、モデム24、ROM(read only memory)26、RAM(random access memory)28、ネットワークインタフェース30、履歴データベース34がバス11を介して接続されて構成される。
【0018】
読取部14は、図示しないラインセンサーやCCD(Charge Coupled Device)等からなるスキャナを備えており、ファクシミリ送信用又は複写用の原稿の読取が行われて、画像データが生成されるようになっている。
【0019】
原稿送り機構32は、原稿を原稿台から引き取り、読取部14に通して、読取終了位置まで送る経路から構成され、後述する読取条件、例えば両面原稿、片面原稿などの制御部12からの条件変更にしたがって動作制御されるようになっている。
【0020】
また、原稿送り機構32がなくても、例えば読取部14のスキャナの読取面に原稿を手で置いて、当該読取部14に原稿を読み取らせてもよい。
【0021】
記録部16は、用紙の給紙部から用紙を引き出し、画像形成または画像記録を行う領域まで用紙を搬送し、記録済用紙を排出する経路から構成され、電子写真方式又はインクジェット方式等の印刷装置を備える。また、記録部16では、ファクシミリ受信したときの内容、複写したときの複写画像、プリントアウト時の出力画像を記録するようになっている。
【0022】
表示部18は、例えばLCD(liquid crystal display)などから構成され、後述する操作状況および動作状況を表示するディスプレイである。また、動作前には、制御部12で選択された初期条件が表示されるようになっている。
【0023】
操作部20は、キーボード、テンキーなどから構成され、動作モードの設定入力、読取条件の設定入力などのための操作がされるようになっている。なお、表示部18および操作部20のかわりに、これらが一体となって、操作内容を表示するとともにボタン表示を行い、このボタンに触れることにより操作入力されるように構成された操作パネルであってもよい。
【0024】
ここで、動作モードには、前述したように、ファクシミリ機能モード、複写機能モード、プリンタ機能モードなどが挙げられる。また、読取条件には、両面設定、例えば「両面」、「片面」等;原稿種類設定、例えば「文字」、「写真」等、および「モノクロ」、「カラー」等; 読取画質設定、例えば「自動」、「普通」、「高画質」等;解像度設定、例えば「200×100dpi」等;読取倍率設定、例えば「自動」、「100%(等倍)」等;読込サイズ設定、「自動」、「A4」、「B4」等が挙げられる。
【0025】
NCU22は、公衆電話回線(Public Switched Telephone Networks:PSTN)の閉結および開放の動作を行うようになっており、相手先のファクシミリ番号に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を備え、必要に応じてモデム24を公衆電話回線と接続させるようになっている。
【0026】
モデム24は、通常のファクシミリ送信が可能なファクシミリモデムとして機能するようになっており、送受信データの変復調、具体的には送信データを音声帯域信号に変調してNCU22を介して公衆電話回線に送出する一方、公衆電話回線からNCU22を介して相手先から受信した音声帯域信号をディジタル信号に復調するようになっている。
【0027】
ROM(read only memory)26は、後述する制御部12による読取部14および原稿送り機構32の制御にかかわるプログラム、これら構成の読取条件の蓄積、データ更新、デフォルト設定にかかわるプログラム、その他ファクシミリの送受信用に係るプログラム、複写機またはプリンタとしての画像形成または画像記録における各構成の制御のためのプログラムなど、各構成の動作に必要なコンピュータプログラムが予め格納されている。なお、各種制御プログラムの修正や追加に容易に対応できるようにするため、ROMに代えて、書換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ等を使用してもよい。
【0028】
RAM(random access memory)28は、SRAM(static RAM)、フラッシュメモリなどで構成され、ROM26に格納されたプログラムにしたがって、後述する制御部12による実行動作時に発生する一時的なデータを記憶するほかに、画像入力部14にて符号化された画像データが一時的に格納されるようになっている。
【0029】
ネットワークインタフェース30は、複合機10をLAN(local area network)、インターネットなどのネットワークに接続するときのインタフェースである。
【0030】
履歴データベース34は、後述する入力操作記憶部66およびトレンドデータ記憶部76を備え、初期条件および操作履歴としてのトレンドデータを蓄積する条件メモリとして作用するようになっている。
【0031】
制御部12では、各構成の動作を制御するとともに、後述するように、一定の初期条件と、必要に応じて操作部20による操作にて設定された条件とを組み合わせた読取条件で、読取部14および必要に応じて原稿送り機構32の動作を制御するとともに、後述するように初期条件を外部からの要求を受け付けることなく自動変更が行われるようになっている。
【0032】
図2は、制御部12、ROM26に格納された所定のプログラムおよびRAM28、および必要に応じて操作部20にて協働して実現される機能ブロックを示す図である。
【0033】
入力受付部60では、操作部20にて入力されたデータを受け付けるようになっていて、モード識別部62にて動作モードが識別され、条件識別部64にて読取条件が識別され、両データが入力操作記憶部66に送られて蓄積されるようになっている。さらに、ある程度のデータが蓄積されると、その旨をデータ更新部80に通知するようになっている。
【0034】
なお、入力操作記憶部66では、ある動作モードにおける一連の操作(ジョブ)ごとに一つのデータが蓄積されるようにしてもよい。すなわち、ジョブが終了したところで、入力操作記憶部66では、このジョブで設定された読取条件の全てを一つのデータとして蓄積されるようにしてもよい。
【0035】
データ更新部80は、ブロック生成部82と、ブロック判定部84とを備え、後述するように、複数のデータからブロック判定部84にて判定された条件を示す一つのブロックを生成して、条件メモリの内容を更新する、すなわち入力操作記憶部66に蓄積されたデータからブロックを生成し、初期条件設定するための操作履歴であるトレンドデータとしてトレンドデータ記憶部76に転送する。
【0036】
ブロック生成部82では、入力操作記憶部66に所定個数のデータが蓄積されると、先に蓄積された方から順に所定の個数のデータを取り出して、処理対象のブロックが生成されるようになっている。続いて、ブロック判定部84では、生成されたブロックにおいて、特定の条件に関して一番多く選択された条件が何であるかを判定するようになっている。なお、入力操作記憶部66にてブロック生成部82により取り出されたデータは、入力操作記憶部66より削除されるようにしてもよい。
【0037】
したがって、データ更新部80では、ブロック生成部82で生成されたブロックについてブロック判定部84で判定された条件を割り当てて、一つのトレンドデータとしての集約データが生成されて、トレンドデータ記憶部76に送られるようになっている。
【0038】
例えば、図3に示したように、ブロック生成部82にて、蓄積データとしての一連の入力データ40のうち、先に蓄積された方から順に3つを取り出してブロック42が得られる。ブロック判定部84では、このブロック42において、例えば「両面設定」のうち、いずれの条件が多く設定されているのかが判定されて、「両面」が多いときは、このブロックのデータは「両面」を表す集約データ44に変換されて、トレンドデータ記憶部76に送られる。
【0039】
また、データ更新部80では、トレンドデータ記憶部76である程度の数の集約データ44が蓄積されると、さらに、ブロック生成部82にて前述したのと同様に所定の数の集約データ44をブロック化し、ブロック判定部84にてこのブロックで一番多い条件を判定して、さらに高度に集約した二次集約ブロック46が作成され、トレンドデータ記憶部76に送られ、トレンドデータとして蓄積されるようになっている。同様にして、三次集約ブロック48が作成され、トレンドデータ記憶部76にてトレンドデータとして蓄積されるようになっている。なお、高次に集約された集約データを得たときには、元の集約データを削除してもよい。
【0040】
また、トレンドデータ記憶部76では、後述する時間帯別、前述した動作モード別にトレンドデータが集計されるように、各トレンドデータと時間帯および/または動作モードに関するデータとを関連付けてもよい。このようにすることで、例えば後述するように各時間帯または各動作モードにおける操作履歴において最も選択される回数の多い読取条件を呼び出すことが可能である。
【0041】
図2に戻り、設定変更部70は、トレンド抽出部72およびデフォルト設定部74を含み、複合機10の初期条件を変更するために、トレンドデータ記憶部76に蓄積されたトレンドデータから操作履歴における条件選択の傾向(トレンド)、すなわち選択回数を判定し、この判定結果に基づいて初期(デフォルト)設定を行い、制御部12に設定されたデフォルトデータを送るようになっている。
【0042】
トレンド抽出部72は、デフォルト設定を変更する時間になったとき、あるいはユーザにより動作モードの設定があったとき、すなわちデフォルトを切り替えるタイミングでトレンドデータ記憶部76からトレンドデータを取り出して、例えばこの時間帯または動作モードの操作履歴に応じて選択回数の多い読取条件を抽出したり、一時的な選択回数の増減だと判断されるときには、そのままデフォルトを抽出するようになっている。
【0043】
この時間帯とは、所定間隔で区切った時間帯のことを指し、例えば一週間を午前、午後の14区分の時間帯にわけた各時間帯、毎日または平日(あるいは週末)の決まった時間帯などのことをいう。
【0044】
デフォルト設定部74では、トレンド抽出部72で抽出された読取条件にしたがって初期条件(デフォルト)が選択され、得られるデフォルトデータを制御部12に送るようになっている。制御部12では、このデフォルトデータに基づいて、読取部14および必要に応じて原稿送り機構32の動作の初期状態を設定するようになっている。
【0045】
このような構成にすることにより、読取部14および必要に応じて原稿送り機構32の動作条件が制御部12により初期条件(デフォルト)設定される。また、入力受付部60にて操作部20からの条件設定に関する入力データが判断され、入力操作記憶部66に蓄積され、データ更新部80により入力操作記憶部66のデータがトレンドデータとしてトレンドデータ記憶部76に転送されるとともに、必要に応じてトレンドデータが更新される。また、設定変更部70によりトレンドデータ記憶部76に蓄積されたデータに基づいて、ある時間帯および/または動作モードにおける条件の選択傾向に基づいたデフォルトデータが作成されて、このデフォルトデータに基づいて制御部により、初期条件が外部からの要求を受け付けることなく自動変更される。これにより、時間帯、動作モードなどにより細かなデフォルトの設定が可能になる。
【0046】
また、複数のデータをまとめて一つのブロックとして条件メモリとしての履歴データベース34の内容を更新するようにすることで、履歴データベース34に蓄積されるデータの数を抑えることができるとともに、まとめるデータ間で選択される条件の回数をこのブロックのデータ内容に反映させることで、過去のデータに一定の重みをつけて、現在のデフォルト設定に利用することが可能になる。
【0047】
さらに、集約前のデータを順次削除するようにすることにより、操作履歴に係るデータ量の増大を抑えつつ、古い履歴を残すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明に係る画像読取装置を適用した実施形態に係る複合機の要部を示すブロック図である。
【図2】制御部、ROMに格納された所定のプログラムおよびRAMにて協働して実現される履歴データベースのデータに基づいてデフォルト設定するための動作を示す機能ブロック図である。
【図3】履歴データベースのデータ更新を説明する図である。
【符号の説明】
【0049】
10 複合機
12 制御部
14 読取部
20 操作部
32 原稿送り機構
34 履歴データベース
80 データ更新部
82 ブロック生成部
84 ブロック判定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿画像を読取り画像データを作成する画像読取装置において、
原稿画像の読取条件を操作入力する操作部と、
前記原稿を読み取る読取部と、
一定の初期条件と、必要に応じて前記操作部による操作にて設定された条件とを組み合わせた読取条件で、前記読取部の読取動作を実行させる制御部と、
前記初期条件および必要に応じて所定の操作履歴を蓄積する条件メモリと、を含み、
前記制御部は、前記実行した読取条件を、前記条件メモリに操作履歴として蓄積させるとともに、この操作履歴に基づいて、前記初期条件を変更させることを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記条件メモリでは、前記初期条件および前記蓄積された操作履歴が画像データの用途に応じた複数の動作モードごとに集計可能に蓄積され、
前記制御部は、前記動作モードの変更時に、初期条件を前記操作履歴の中の選択回数に基づいて変更することを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の画像読取装置において、
前記条件メモリでは、前記初期条件および前記蓄積された操作履歴が所定間隔で区切った時間帯ごとに集計可能に蓄積され、
前記制御部は、前記時間帯が切り替わるときに、初期条件を前記操作履歴の中の選択回数に基づいて変更することを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置において、
前記条件メモリに所定個数のデータが蓄積されると、先に蓄積された方から順に所定の個数のデータを取り出して、処理対象のブロックを生成するブロック生成部と、
前記生成されたブロックにおいて、特定の条件に関して一番多く選択された条件が何であるかを判定するブロック判定部とを備え、
前記複数のデータから前記ブロック判定部にて判定された条件を示す一つのブロックを生成して、前記条件メモリの内容を更新するデータ更新部をさらに備えることを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置において、
前記初期条件が、両面読取/片面読取に関する条件であることを特徴とする画像読取装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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